あらすじ
ガリガリ君は「熱いチャレンジ精神」でできている!
発売以来、約40年にわたり、子どもたちの「No.1アイス」として大人気のガリガリ君。
この本は、ガリガリ君がどのように作られ、みんなのもとへ届くのかがよ~くわかる、
楽しいドキュメント小説です!
わたし、稲葉ナナミ。
ガリガリ君が好きで好きで、大好き。
商品開発部で、“新しい味”を作るため、日々奮闘中!
でも、なかなかうまくいかなくて、
挑戦しては失敗のくり返し・・・・・・。
でも、あきらめない! だってわたしには夢があるから。
食べたみんなを、笑顔にしたい!
〈小学中級からすべての漢字にふりがなつき〉
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
スーパーやコンビニに並ぶガリガリ君。
そのガリガリ君の新しいフレーバーが店頭に並ぶまでを物語形式で綴った本で、主人公・稲葉ナナミを凄く応援したくなった。
自分の過去の経験を元に、作ってみたいフレーバーを考えるナナミ。
会議から自分の案を採用されるもそこからが試行錯誤の日々の始まり!
実際のガリガリ君の商品作りもきっとこんな感じなんだろうな…。
商品開発部や品質保証部、購買部など色んな人たちの協力の元、アイスが出来ていることを、ストーリーとして読むからこそ自分の中に響いた。
ナナミの同期たちも色んな失敗を起こしながらも、前向きに仕事に取り組んでいて、「こんな会社に入りたい」と半ば本気で思ったりした。笑
トラブルに対してもミスを責めるのではなく、皆でカバーし同じミスを繰り返さない姿勢を学べる。
今までなんとなくで眺めていたスーパーのアイスコーナーもなんだか少し愛おしく思える。アイスに限らず、色んな商品が様々な工程を経て市場に並べられることを教えてくれる。
児童書のくくりではあるが、読みやすく面白い作品だった。
Posted by ブクログ
このほんはガリガリ君の商品開発部の稲葉ナナミとゆう女の子がガリガリ君梅ジュース味を作るおはなしです。
しかもこのほんは、事実度が90%以上で梅ジュース味も実在していますので僕も梅ジュース味を食べてみたいです。
稲葉ナナミとゆう人物も名前を変えているけど実在しています。
Posted by ブクログ
わかりやすい!
小学中級からとされているように
簡単な言葉で
それでいて大人も楽しめる内容になっていて
読んで良かったなと思う本でした。
そして、
ガリガリ君をほぼ食べてこなかった人生を
悔いています。
今後はガリガリ君食べていきたい。。。。
Posted by ブクログ
ななみちゃんは梅ジュース味のガリガリ君を作った人なので、私もガリガリ君梅ジュース味を食べてみたいと思いました。高橋さんやがはは先輩にも会ってみたいです。登場人物にはみんな会いたいです!私は大人になったら私も入れて4人の友達で、ケーキ屋さんを開くので、できるかわかんないですけど、できたらガリガリ君の仕事にも入りたいです‼️
Posted by ブクログ
ガリガリ君の新フレーバーができるまで!
面白かったです。
美味しい味ができた!と思ってもそれをアイスにすると違う味になっていたり、なかなか思い通りの味にならなかったり、自分では美味しくできたと思っても、提案するとガリガリ君っぽくないって言われたり…。
そんな苦難の末にやっとできあがった梅ジュース味。
最初は売れ行きが不安だったけれど、調べてみると嬉しい反応が!
売り切れ続出で足りなくなるぐらい人気に!
ぼくは梅ジュース味って食べたことないから食べてみたいな。
Posted by ブクログ
わくわくしながらあっという間に読み終わりました。
ガリガリ君ってこんな風に作られているんだ〜と臨場感たっぷりに読めました。新フレーバーのアイデアから、材料調達に生産、衛生管理、運送、店頭販売まで、たくさんの人が携わってくれてるおかげで、私たちはガリガリ君を美味しくいただけるんですね。パッケージを手がけているデザイナーのタカハシさんの章も良かったです。
アイスが恋しくなるこれからの季節に、大人も胸熱で読める一冊です。
Posted by ブクログ
誰もが知ってるであろうガリガリ君。
子どもたちも大好きで、そのお手頃な値段にも助けられている。
新商品ができあがるまでの過程や、
商品に対する社員の方々の思いが
とっても読みやすく子どもでも理解できるように
つづられていて、より一層ガリガリ君のファンになりました。
梅ジュース味、食べてみたい!
Posted by ブクログ
読書嫌いの小4の息子のために準備して一緒に読みました。小説仕立てだから読みやすくて、思わず梅ジャム味を探してしまいました。梅味は売ってるけど、梅ジャム味はフィクションだったのですね。息子は、色々な部署の人がいてそれぞれに地道に仕事をしていくというリアルな現場が具体的に知ることができて楽しかったみたいです。味を考えるのにノート5冊分も味を書き出したり、工場に入るのに、肌着にローラーをかけ眉テープまでするという辺りに驚きながら、3週間かけてやっと読み終えることができました。(息子読書スピード遅すぎですね)デザイナーのタカハシさんを、本の装丁の名前に「高橋」とあるのに興奮したり、梅ジャム味のパッケージの本文中の描写と、表紙、裏表紙の絵を見比べたりしていました。
赤城乳業が好きになりました。
Posted by ブクログ
ガリガリ君が作られる過程が、主に主人公の新入社員の女の子目線で書かれています。
主人公が新商品の開発担当として頑張るのですが、香料とかで味を決めた後に材料調達するんだ…え、ということはガリガリ君の味や香り等には素材の質は一切影響しないってことなの?と思いました。でもよく考えたらあのパーセンテージで影響ある訳ないか…。
唯一、ガリガリ君のイラストを描かれている高橋さんだけご本人として登場します。