あらすじ
「ハチはいま、大好きだった上野先生に、会いたくて会いたくて、しかたなかった上野先生に、やっとやっと、会えたんだよね――。」雨の日も雪の日も、主人の帰りを駅で待つ。日本一有名な犬ハチと、飼い主のあたたかい心の交流を描いたノンフィクション。愛する者と暮らすことのすばらしさ、別れのせつなさに胸をうたれます。あなたを待つ人はだれですか。
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大好きだった上野先生が亡くなるなんて、ハチはとても悲しかったと思う。テレビでも見たけど、泣きそう。(泣いていないけど)上野先生が亡くなっても時間通りに、ハチは渋谷駅までむかえに行くんだ。私だったら家で泣く。
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小学校の時に図書室で見つけて読んだら学校だったのに涙が止まりませんでした。
最初の方は当時の私には難しかったのですが、最後まで読むと本当にいい話だと思いました。
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・ハチという犬が、かいぬしが大好きで、そのかいぬしがとつぜん亡くなって、それを知らないハチは、ずっと待ちつづけたというお話です。
・ハチが大好きだった上野先生を待ち続けるというところが泣けるし、おすすめです。最後には、ハチと上野先生が…。
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この本は本当1番好きな物語です。自分(ハチ)をかわいがってくれてるご主人が仕事から帰ってくるのを毎日、駅で帰りを待つ。そんなある日、ご主人が倒れて亡くなった。亡くなってからも駅」でハチはご主人の帰りを待ちます。本当に泣ける本でした。犬と人は言葉が通じないけどその分、通じあっているものがあるなと再確認できた本でした。
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上野教授宅出入りの植木職人、菊さん(教授亡き後のハチの飼い主)の子供の視点で語られた新しいハチ公物語でした。詳細な資料に基づいたお話なので映画的な脚色もなく、読みやすい。長らく病気療養中につき休筆されている真斗さん描き下しの挿絵も大変うれしい。
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映画よりもよかった。犬の気持ちは人間の感情だけでは判断することはできないが、という内容があとがきに書かれているのもよかった。表紙の子犬かわいい。
Posted by ブクログ
少し前に読み終わりました。
ハチ公の話を読むのはこれが初めてなので、他の本との比較は出来ませんが、児童文学らしく読み易い作品だったと思います。
ただ違和感はありまして、それはその場にいないキャラクターの一人称視点で物語が進んでいく、という点です。
これは単純に、そういう作品に触れる機会が無かった為の違和感かな、とも思います。
作品の内容について触れるつもりはありませんが、全体を通して、ハチを中心とした暖かな家族愛を感じました。犬好きさんにはオススメです。
この本を買った経緯は、そもそも挿絵を描かれている真斗先生が目当てだった訳ですが、文字の方でも存分に楽しませて頂きました。
挿絵に関しては、安堵と喜びで、とても文字には表現できません。
この本を読んで、命の重さについて考える事ができました。
最初に感じた一人称の違和感が無ければ、星五つをあげたい作品です。