熊代亨のレビュー一覧
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「人間は唯一の耐火種である」
焚火を見て暖かい気持ちになるのは耐火種の末裔だから
現代の狩猟採集民は"平和的で平等主義"(に進化した)→道徳を守りたがりルールを尊重したがる→逸脱した者に厳しくあたる→処刑、追放
つまり人間はチンパンより危険…て全然"平和的で平等主義"じゃないやん
医療保護入院の廃止とか絶対やめて?
閉鎖病棟にぶち込む、治験の実験台、移植用臓器
●75歳以上医療費負担5割/90歳以上は全額自己負担
●喫煙、飲酒、登山、海水浴、ジャンクフードなど健康リスクを伴う娯楽にはそのリスクに応じて課税
●安楽死(DDD=Deign Death -
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アイドルやキャラクターを強烈に推している人をうらやましく思って、どうやったらそんなに推せるのか知りたくて読んでみた。
推しのことを、コフートのナルシシズム、自己対象の研究から語っていて、この研究は面白そうなので、次は関連の本を読んでみたい。
推しを推せないのは、承認欲求や所属欲求を自己対象を通して満たすのが下手だからなのかな、と思ったり。
以下メモ
・萌え:そのキャラクターが好き+そのキャラクターに好かれたい(自分とその対象)
・推し:自分たちとその対象。みんなでシェアする。
・コフート(自己心理学)
ナルシシズム:単なる自己愛(ネガティブな意味での)だけでなく、人間が健全な自己を形 -
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いつ、なぜ買ったのか分からないまま積読になってた一冊
何者にもなれないって悩んでた時期あったっけ…
と思いながらも、コロナ療養で暇だったので読んでみた。
終始、作者の主観で語られることが多く、またその語り口にも共感できることがほとんどなく(悩んでないから仕方ない)サーっと読み流す形になったけど、
中年のアイデンティティ喪失の危機の部分は刺さるものがあった。
いまアイデンティティとしている趣味がいつかできなくなる時が来るかもしれず、何者にもなれないと悩む時が来るかもしれない。
今持っているこのアイデンティティは永遠ではないんだなと感じさせられた。 -
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第四章
「家畜になれないものたち」が面白かった。発達障害という言葉は現在当たり前のようになっているが、現在の家畜化(著者はフーコーの生政治を解説として用いる)についていけない人でないのかという考察。しかし、Dv加害者や、ジャイアンのような子供も、昔はそういう人はありふれていた、だから彼らも家畜化されにくい人であり今は管理する対象となっているという考察は、やっと現在声を上げられたハラスメントの被害者に対するバックラッシュではないかと感じる(著者のいう、「昔」はそのような被害者自体ないものとされ、中には自殺に追い込まれた人もいるだろう)adhdのような疾患の考察と、権力の勾配がある話とは別に考えた -
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社会が自由さを求めた結果、自動的に成熟した大人になるシステムは崩壊した。つまり、大人になるも、ならないも自由というわけだ。
しかし、生物的にはどうしても老いていく訳で、その流れに沿わず成熟しなかった場合、矛盾が生まれる。今の社会は若者重視。そこに迎合して、若者ぶると痛い目を見るぞって感じかな?
著者は不惑の年齢。
確かにそのあたりで、人生の方向性というものは見えてくることが多いように思える。
若い世代に向けたメッセージの色合いが強い一冊に思えた。私のように年長者には同調はあっても、行動を変えるほど響く言葉はなかった。
差し当たって、いろいろな世代から学び続けられるようにコミュニケーシ -
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ネタバレ「推し活」についての本ではなく、サブタイトルにもあるように「推し活による心の満たし方」についての本。心理学者マズローや精神科医コフートの理論を下敷きに解説されている。
以下、概要。
2000年代にSNSが流行りだしたころは「いいね」を集めることが注目されていたが、東日本大震災のあたりから「リツイート」や「シェア」の情報を広める効果が認識されはじめた。それをうけて、2010年代後半には「推し活」は手軽になり、大規模に行われるようになった。
「いいね」の時代は承認欲求ばかりが注目されていたが、「推し」の時代は所属欲求が盛り返してきたことを意味する。承認欲求は他人から認められたいという欲求で -
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【目次】
第1章 承認の時代から「推し」の時代へ
―21世紀の心理的充足のトレンド
「推し」ブームの2020年代
「いいね」と「萌え」の00年代
SNSが「推し活」を簡単に、大規模に
「推し」だから簡単・安全とは限らない
「推し」と「推し」がぶつかり合う世界
第2章 推したい気持ちの正体
―SNS時代のナルシシズム
「推し」は人生を左右する?
承認欲求が薄れ、所属欲求が息を吹き返す現代
推し上手・推され上手が得るアドバンテージ
承認欲求・所属欲求の取り扱いが下手な人
承認過剰も「推し」過剰もナルシスト
「推し」に慣れるとはどういうことか
ナルシシズムの成長が難しい家庭環境
承認欲求や所 -
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ネタバレ人が人生の各段階で、どういう理由から、何者かになりたいという欲求を持つのかを解説してくれた本。
特に以下の点が面白かった
・中年になっても何者かになりたい欲を持つ人は多いこと
・シニアはアイデンティティを喪失していきながらも生きているサバイバーだということ
・作者のように出版するような何者かになってもそれを維持していくのにまた努力が要ること
以下気になった点
・何者かになりたい人がどのようにその気持ちに対処したらいいのか?どういう風にうまく使ったらいいのか?について具体的な対処法があまり書かれていなかった
・精神科医の観点から専門的に分析するというよりかは、1人の人生の先輩が経験を含めて語る -
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【感想】
現代は、全てをリスクに基づいて物事を判断するようになった。健康と喫煙、結婚生活と独身生活、育児にかかる費用と自らの収入。人々が自らの暮らしを計算し、危険で無駄な要素を省くほど、生活の質は上がっていく。そしてこの「生活の質」は、個人的な範疇に収まらずに、公共空間にまで領域を拡大している。ゴミひとつない美しい街、秩序正しく運行する電車、マナーに敏感な市民、ルールを守って人に迷惑をかけない子ども。
日本は本当に健康的で、清潔で、道徳的な秩序がある国だ。だが裏を返せば、そこに住む人がその街にふさわしい行儀良さや道徳的振る舞いを身に着けなければ、この街は成り立たない。
そして、一握りの「ルール -
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個人の能力は個人のものとされる世の中で、子どもや後進を育てることに好き嫌いや義務感以外の動機が存在するとは想像しづらい。しかし別の動機が実は存在するという。それは他人の成長に自分が関与することで得られる充実感である。大人になればなるほど、自分の成長にかかる労力は増え、リターンは減る一方だが、子どもや未熟な人には大きな伸びしろがある。そこに労力を投入することは、成長への寄与感(喜び、嬉しさ)という形で、実は自分へのリターンも大きくなるのである、ということが書いてある。
そういうことはその立場になってみないと分からない事実であろう。実際、私も目からうろこであった。結構、衝撃的ですらあった。私は可愛