熊代亨のレビュー一覧

  • 健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて
    ・元々ブログをよく読んでおり賛同できる意見が多かったのと参考文献の多さと面白さに興味が出たので購入。最近読んだ学術系の本よりもより共感しやすい。
    ・社会が健康や正しいとする価値観に向かってあらゆる行動が環境、規則の両面から方向付けされ、そこから外れた生活ができなくなっている、閉塞感について書いた本。...続きを読む
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    バイブル
    うーん、そうなのか?と思うところもあった
    しかし、良い意味で釘を刺されました
    21歳です
    何年後かに読もうか
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    大人になるとは、自分を含めた半径nメートルの人間をいかに楽しくするかを、どれだけ知っているかということだと思っている。

    歳を取り人の面倒を見る立場になるという、社会システムの中では必然の現象に合わせてどれだけ自分自身の楽しみをシフトできるか、というようなことが書いてあると思った。
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    なんかで紹介されていて読んだ。

    マクロ的な要因の論理構造とかは?だったけど、
    どっちかと言うと心療内科系のお医者さんらしく、主観的に優しく”若者”に語りかけるような文章が良かった。

    身体的に成熟することは年齢である程度決まっているのに対して、精神的に成熟するタイミングは決まっていないこと、ただし...続きを読む
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    インターネットではシロクマ先生の名前でおなじみ。シロクマ先生のブログはよく読んでいるのですが、著作は初めて読みました。

    一番印象に残った内容は、「大人とは『世代や立場が違う人に、その違いを踏まえて対応すること』ができる人である」という部分。

    とくに都心部において、学歴の高度化や地域社会との接点の...続きを読む
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    著者のことを調べたら偶然にも知っていた。
    以前定期的に訪問していたシロクマさんのウェブサイト管理人だったのた。
    熊代→シロクマ なるほど!

    元々好きなサイトの管理人が出した本だけあって、私にマッチする内容だったが、読み終えた後にイマイチ記憶に残るものがない。

    後で、重要な点を纏めるとしよう。
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    多様な価値観と向き合い、自分と折り合いをつけ、次の世代の成長を願う。
    “イケてる若者”も“ダメな大人”になる可能性を孕んでいる。一見“ダメな大人”でもちゃんと生きてきている、それだけでも敬意を払うに値する。
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    小説以外の本はいつもパラパラと読み終わってしまうが、この本は最初から最後まですごく、思わされるほんだった、このとおりにはいかないだろうが、こんな風になったら、今の世の中を少しは生きやすくなるのではないか、自分が「老害」にならないために、キチンと「若者」をやめらるように日々を過ごしたいとおもった。
  • 「若作りうつ」社会
    地域社会の崩壊によって、地域における年寄りの役割が不要になり、尊敬されるどころか厄介者として扱われるような時代になったという説明が興味深かった。
    年を取った時、自分は社会に、また自分の人生に何を残せるのだろうと考えさせられた。
  • 「若作りうつ」社会
    「若作りうつ」という題名にまず魅かれた。
    年をとることの価値観の世代間の差が著者の興味深い視点で説明されていた。
    皆に愛されるか否か、モテるか否かを問われた世代による社会でどう社会適応するかが求められているとあり、共感できる部分あり。
    エリクソンのライフサイクル論はとてもわかりやすい。
    世代間の相互...続きを読む
  • 「若作りうつ」社会
    上手く歳を取るのが難しい世の中だというのは自分の感覚ととてもよく一致している。年上の人を事例としてみて我が振りなおすしかないという処方箋はあまり役に立ちそうにないが。
  • 「推し」で心はみたされる?~21世紀の心理的充足のトレンド
    ナルシシズム(自己愛)を満たす要素に、承認欲求と所属欲求がある。
    承認欲求は他人から認められたいという欲求で、所属欲求はみんなで集まって仲間意識を持ちたいという欲求である。
    SNSが流行りだしたころは「いいね」を集めることが重要視されていたが、東日本大震災のあたりから「リツイート」や「シェア」の情報...続きを読む
  • 「推し」で心はみたされる?~21世紀の心理的充足のトレンド
    【目次】

    第1章 承認の時代から「推し」の時代へ
    ―21世紀の心理的充足のトレンド

    「推し」ブームの2020年代
    「いいね」と「萌え」の00年代
    SNSが「推し活」を簡単に、大規模に
    「推し」だから簡単・安全とは限らない
    「推し」と「推し」がぶつかり合う世界

    第2章 推したい気持ちの正体
    ―S...続きを読む
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    大人の条件
    世代や立場が違う人に、違いを踏まえて対応すること
    大人の役割=他人の世話をすること

    若者のうちはなんでもやってみることが有効な場合が多いけど、中年になって時間や体力が限られてきたら守備範囲を絞ってエネルギーを自分にとって大切なことに集中投下することで中年以降楽に生きることができる
  • 「推し」で心はみたされる?~21世紀の心理的充足のトレンド
    あなたの「推し」は何ですか?

    精神科医による「推し」の心理学的分析。
    よく知られるマズローの承認欲求・所属欲求を踏まえつつ、ハインツ・コフートの学説から、現代の「推し」とは何なのかを考える。

    結論としては「推し」とは、ナルシシズムと所属欲求のあらわれだった(!)む...続きを読む
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    とりあえず、著者はCLANNADが心から好きなことはわかった。

    前半にかけては、年をとるあるあるみたいな気持ちで読んだ。一方で、歳をとることに対する打ち手は結構少ないようにも感じた。大人を始めるというよりは、そうだよね、そんなもんだよね〜みたいな感じで進んだ印象。
    個人的には、歳をとるってもっと自...続きを読む
  • 何者かになりたい
    何者かになりたい、何者でもないという気持ちはアイデンティティとほとんど同義だと分かった。また、どんなにすごい地位の人でも自分で長期間そう実感し続けることは少ないと分かった。何者かになりたいという気持ちはモチベになるから無理に消そうとする必要はないけれど、それなら、何者でもないと卑屈になったりネガティ...続きを読む
  • 「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?
    普段ぼんやり思っていることが言葉にされていたので、共感するところも多かった。
    まだ30代半ばなのでわからないところもあるか、概ね理解できたので私もそれなりには大人なのかなと思えた。
    似通った内容が繰り返されるというか、強調されて別の言い方で書かれている箇所が少しあったように思い、章の途中で飽きてしま...続きを読む
  • 何者かになりたい
    中学生高校生の自分におすすめしたい本でした。
    アイデンティティの拡散などで苦しんでいる人は考え方の参考になると思います。
  • 何者かになりたい
    「アイデンティティ」「自分自身の構成要素」という観点から見ていくというのが興味深く、おもしろかったです。

    年代別に見ていくことによって、イメージしやすかったです。

    この本の考え方を知っておくことで、自分との付き合い方や人との付き合い方も少しラクになっていきそう、と思いました。