渡瀬謙のレビュー一覧
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内向的な人は完璧主義であること。変に自分を作りすぎずに自然体でいることが1番。相手にいろいろな角度から質問して相槌を打つ。
営業だけでなく一般に仕事ができる人には、相手が答えやすい質問の仕方がうまいという共通点があります。
過去から聞くことを意識するだけで、会話の質が上がります。
「まだ半分ですが、こんな感じで進めてもいいでしょうか?」と、途中経過を上司に見せて確認するのです。そうすれば、最後にひっくり返されて慌てることもありません。修正が必要だとしても、大きなロスは防げます。 自分でも安心して作業を進められるので、結果的にストレスは激減します。
話しづらい社員との会話は「仕事の -
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内向的な自分を無理に否定せず、その内向的な自分のままで、いかにストレスなく生きるか、いかに仕事で成果を出すか、という点を説く本。
自分でも内向的という自覚はあったが、なるほど著者の言う「内向的な人は〇〇の場合が多い」という項目に、ことごとく当てはまる。往々にして成功者はポジティブ・行動的だが、内向的な人というのはそのような成功者の成功メソッドから遠いところにいる。結果、「もっと積極的に」「自分を主張して」という言われ方を、さも「内向的なことが悪」であるかのように繰り返される。この本では、そのようなプレッシャーやコンプレックスを感じることはない、と主張。
「その努力、むなしくありませんか?」と -
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内向的な性格ながらリクルートでトップクラスの営業成績を記録した著者が自分が話すことなく相手と雑談できる技術について書いた一冊。
著者の経験などから雑談において喋らないといけないという思い込みを本書によって解消するとともに
雑談の目的をはっきりさせることや相手をその気にさせるリアクションの取り方など実践的な技術も紹介されており参考になりました。
また、巻末には7つのプラクティスとして日常で実践できることも紹介されていてより雑談力が向上しそうとも感じました。
本書の中でも名前など身近なものからアプローチする話題の振り方については特に勉強になりました。
また、著者の体験からうんちく自慢などへの誤 -
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人と話す機会が減っていることが会話力に影響している 会話の基本は、自分ではなく相手に意識をシフトすること 相手に好感を与えるのは話すよりも聞くこと 相手の話したいことに沿った受け答え 会話は、聴覚だけでなく、視覚や触覚もフル活用しよう 心から相手の話を楽しむだけでいい アドリブに見えることでも、じつはきちんと準備している 先読みされると、誰でも口が重くなる 過去の接点(記臆)を会話のきっかけにする 言葉で喋るよりも正確に伝わる会話もある パーティーは一人の人とだけきちんと話が出来ればいい 偽りのない自分を見せる事が、最強の会話術になる 喋りたい相手にはとことん話してもらうのが会話のコツ 相手が
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ここまでできたらもう内向型とは言わないだろ…と思うくらい、「強烈なネタを技巧的に話し盛り上げる」以外の、相手に気持ちよく話させる会話術の色んな視点を丁寧に網羅している。
……
内向型は喋らない代わりに気持ちをくみ取るのがうまいとか繊細とかという前提がおかれていたり、身の丈に合った会話術を身につけようといったように、内向型の人にあったトーンで内容は進んでいく。
話題を豊富に持ち笑いを提供する会話の中心人物になろうと模倣しようとするのではなく(こうして真似してしまおうとするのも内向型の特徴らしい)「信頼できる人」であれという結論。
言葉は少なくても一言の重みを持った発言をするために、人とは違う