あらすじ
「雑談は、しゃべらなくてもいい」「雑談は、人を笑わせなくてもいい」「雑談は、豊富な知識などいらない」。“巧みな話術=雑談上手”と思っている人はびっくりするかもしれません。でもそれが雑談の本質。もし雑談に勝ち負けがあるとしたら、相手に多く話させた方が勝ちなのです。事実、リクルート史上、もっとも無口と言われた著者は「相手にしゃべらせる雑談術」を身に付けることでトップセールスまで駆け上がります。本書では、そんな著者の実体験を交え、相手になるべく多く話してもらうためのノウハウを徹底解説。「初対面の人との会話が苦手」「苦手な上司と出張で二人っきり。何を話したら……」「パーティで気のきいた話ができない」「年配の人と上手に話ができない」。雑談に関する悩みは様々ですが本書を読めばそんな悩みにはもうおさらば。まずは「しゃべらない勇気」を持って本書を読んでみてください。きっとあなたの悩みは解決します!
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Posted by ブクログ
雑談の目的として、不信の払拭、親しみやすさのアピール、気が利くことのアピール、素直さのアピール、好意の表現の5つを挙げる。話題の選び方として、相手の名前、目の前のこと、教えてもらうこと。
相手に興味を持ち、素直に気持ちを表現すること、リアクションを使いながら、相手に気持ちよく話させる。
目的も方法論も納得できるし、多少気楽にもなるが、簡単にできるわけでもないと思う。
16-54
Posted by ブクログ
人はたくさん喋らせてくれた人に好意をもつ
知らないことでも教えてもらう雑談をすればいい
目的別のやり方が書いてあるかと思ったら、区切られていなくて読みにくかった
雑談の目的
①不信の払拭
利害関係生じる相手や初対面
できるだけ相手にしゃべらせる
②親しみやすさアピール
③感度のアピール(実は私、気が利くんです)
④素直さのアピール
教えてください雑談
⑤好意の表現
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Posted by ブクログ
内向的な性格ながらリクルートでトップクラスの営業成績を記録した著者が自分が話すことなく相手と雑談できる技術について書いた一冊。
著者の経験などから雑談において喋らないといけないという思い込みを本書によって解消するとともに
雑談の目的をはっきりさせることや相手をその気にさせるリアクションの取り方など実践的な技術も紹介されており参考になりました。
また、巻末には7つのプラクティスとして日常で実践できることも紹介されていてより雑談力が向上しそうとも感じました。
本書の中でも名前など身近なものからアプローチする話題の振り方については特に勉強になりました。
また、著者の体験からうんちく自慢などへの誤解や話し上手な人の分析なども客観的に見ることができたのは好感が持てました。
本書を読んで、雑談が上手い人が他の人とどういうところが違うということが分析されておりちょっとしたことで印象が変わるということを知ることができました。
また、相手への思いやりの気持ちを持つことが一番大事であるとも感じました。