あらすじ
自分を認められれば、世界が変わる――消極的って本当にマイナスなことなの?
ムリに明るく振る舞うのは逆効果上手にしゃべる練習はもうやめよう無口な人には、こんな世間話がオススメ大勢の前で上がらずにしゃべるには?あなたは、もっと人に甘えていい職場で孤立していると感じたら……専門家になれば仕事はグンとラクになるコンプレックスを認めると世界が変わる!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分の中の迷いやネガティブなところを優しく解りやすく肯定して貰えたので、少し気持ちが楽になりました。
内向的な自分をまず認めよう。
(10,02,19)
Posted by ブクログ
人付き合いが苦手だからこそ、それが武器になる。
内向型で何事にも自信の持てない私ですが、発想や考え方を変えれば短所が長所になるのだと、前向きな気持ちになれる本でした。
・口ベタの方が気持ちは伝わる
・失敗は自分への投資
・物事の判断基準は将来の自分にプラスかどうか
Posted by ブクログ
著者が内向的な人間だということが随所にあるエピソードからも理解できるため、本書の内容に対する納得感は高いです。ただ、仕事に対する長所は必ずしも内向型の人全員に当てはまるわけではないので(例:失敗がすごく嫌だから注意深くなって結果的にミスが人よりも少ない、など)自分にとって適用できそうなところを少しずつ取り入れていく、というのが適切かなと思います。
著者が書いている「内向型の自分を受け入れる」ということは、きっと私自身も含めた内向型の人は、なかなかうまくできなくて苦労してるんだろうなと感じました。でも、そう考えると「自分を受け入れることが人付き合いのコツ」というのは何も内向型人間に限ったことではないですね。
Posted by ブクログ
共感する部分が多く、自分の性格をぴったり当てられていた。外向型が得で、内向型は貧乏くじを引かされる世の中だと感じていたが、その性格を武器にもできるという考えに励まされる。肩身の狭い想いをしてきた内向型たちの存在が認めてもらえる社会の到来を待ち望む。
Posted by ブクログ
できることを伸ばす。リアクション上手で聞き上手。相手側の話題で切り出す。悪口を言わず、賛同せず、むしろ褒める。
とにかく仕事で勝負する。
仕事をやめる理由にこだわる。専門性を高めれば、存在意義を高められ、営業の必要がなくなる。
70点できたら自分をほめよう。他人とどう付き合うかより、自分とどう付き合うか。生まれもった性格の自分を愛そう。
内向型で仕事に向いていないと思うこともあるけど、内向型は必ずしも悪くないとわかってよかった。正直であることや、繊細であることは人として大切にしたい部分なので、そういう部分を愛していきたい。
Posted by ブクログ
私も内向型人間。
口ベタ、どちらかといえば無口、神経質、引っ込み思案、人見知り、一人が好き、消極的、どちらかといえば暗い、ネガティブ思考。
いくつか当てはまります。
話すこと=コミュニケーション能力は自分には不向きだと感じています。
でも自分の性格を変えようとは思ったことはありません。
もって生まれた性格は簡単には変えられないし、変える必要がない。
口ベタな方が本音でしゃべっているという印象を与え、気持ちが伝わるためかえって信頼度が高くなるという言葉に驚きました。
ムリに明るく振舞うのは自分を偽ることになるため逆効果で、信用を失う。
しゃべりが苦手な人=ムダを極力そぎ落として、一語一語を大切に発現しているため、言葉に重みがある=真面目でウソのない言葉を言う人。
周りを常に確認しておきたい気持ちが強いため周囲から遅れをとる=慎重であるがゆえに冷静で客観的な判断ができる。ミスが極端に少ない。
特に響いたのがこの言葉。
自分にプラスの経験になるかどうかで判断する。
積極的に自分からやってみたのに上手くいかなかった時の落ち込み度合いが大きいので、将来のためのプラスの経験になると考える。
失敗やミスを未然に回避するだけでなく、失敗を恐れずに恐れずに何事にも挑戦する。自分に自信を持てないことが多い内向型の人だからこそ、たくさんの経験を重ねて、自信に変えるべきである。
たくさんの経験をして、たくさん辛い思いをして、それを乗り越えてきた人を社会は求めている。
自己分析にも役立ちそうな言葉をたくさんいただきました。
また、就職活動が近づいたら読み返そうかなぁと思います。
Posted by ブクログ
内向的な自分を無理に否定せず、その内向的な自分のままで、いかにストレスなく生きるか、いかに仕事で成果を出すか、という点を説く本。
自分でも内向的という自覚はあったが、なるほど著者の言う「内向的な人は〇〇の場合が多い」という項目に、ことごとく当てはまる。往々にして成功者はポジティブ・行動的だが、内向的な人というのはそのような成功者の成功メソッドから遠いところにいる。結果、「もっと積極的に」「自分を主張して」という言われ方を、さも「内向的なことが悪」であるかのように繰り返される。この本では、そのようなプレッシャーやコンプレックスを感じることはない、と主張。
「その努力、むなしくありませんか?」という見出しは、なかなか説得力がある。
ただ、非常によく分かる一方で、やはりどこか「気休め」感が残る。著者も書いているが、やはり究極的には内向的な人も、積極的・社交的な人に憧れがあるのだ。「無理しなくてもいい」と言われる一方で、無理をしてでも変わらなくてはならないのでは…と思ってしまうのはわがままだろうか。
2009年初版、当時としてはなかなか面白い切り口だったのでは。
本書に共感した方は、似たような内容の最近の本として、武田友紀「繊細さんの本」をオススメしたい。