【感想・ネタバレ】“内向型”のための雑談術(大和出版) 自分にムリせずラクに話せる51のルールのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年03月06日

文章の端々から筆者も本当に内向型なんだなというのを感じた。沈黙を嫌ってとにかく話題を振りがちなので、沈黙もありなんだとか思うことができた。
また、後半の章で下記のような文章があり、ハッとなった。

> そもそも人の性格によいも悪いもないのです。社交的で明るい性格も、内向的で暗い性格も、どちらお...続きを読むその人の「個性」にすぎません。

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Posted by ブクログ 2015年07月18日

タイトル通り、内向的な性格の人たちに贈られる51の雑談術。著者の営業での底辺の経験からトップセールスに駆け上がる過程で得たノウハウを元に、雑談術のルールが紹介されています。

雑談。
その大事さが身に染みて分かるようになってきました。

自分は営業職ではないので、若かりしころは雑談の重要性など、これ...続きを読むっぽっちも感じなかったのですが、がむしゃらに仕事をしていた20代から30代になって、あっという間に30半ば。
社内外問わず、目上の方と話す機会も増えました。
年齢的にもメンバーではなくリーダーとして仕事をするようになりました。
相手目線でのコミュニケーションがデキないとやっていけない。その足掛かりは、当然、雑談です。

しかしながら、「人見知り」で、特に初対面や慣れない関係での会話にものすごく苦手意識があるんですよね。雑談がうまくいかない、というより、雑談することにストレスを感じるんです。苦痛・・・。

ということで、ストレスなく雑談ができるように「雑談力」を向上させるのが、今年の目標の一つでした。
少しずつネット記事を読んだりしながら、雑談力の向上ノウハウを意識をしてきましたが、ここで一気に畳みかけます。
この3連休で2冊の雑談力本を読んで、ノウハウ習得フェーズは終わり。後は内容を意識しながら実践あるのみです。

その第一弾。
本書『“内向型”のための雑談術』です。

あー、例によって、前置き、ながっ!

本書は、自分のフィーリングに合うというか、"内向型"の性格の一致なのか分からないですが、ものすごく腹に落ちる内容で、共感できました。
悩みも、知りたいことも、まさにドンピシャ。
いや、これは良い本に出会いました。

雑談術自体は、難しい内容ではなく、できることから少しずつやればいいので、十分意識していけそうです。
何より腹に落ちているので、自然と行動できそう。

要点だけひと言でまとめると、
・準備
・ルール化(型化)
・アドリブは捨てる
・聞く技術(相手に喋らせる))
こんな感じ。
自分でもストレスなく、会話をしていけそうです。

さあ、もう一冊。定番のベストセラー『雑談力が上がる話し方』を読むよー!

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Posted by ブクログ 2013年07月14日

私は内向型ではないが、必要最小限の事しか話さない傾向があるので、大変に参考になった。
この本に書かれたことに注目しながら、雑談をしたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年11月15日

<目次>
はじめに「内向型専門の雑談術」だから、あなたもムリなくできる!

序章 以前は、私も大の「雑談苦手」だった!
―超内向型人間が苦闘の末につかんだ”会話の極意”とは?
1 内気で口ベタ、人見知り。気のきいた言葉なんて出てこない!
 ★子どもの頃から典型的な内向型人間
 ★どうすればもっと明る...続きを読むく振る舞えるんだろう?
2 何とか話を盛り上げようと努力してはみたものの…
 ★先輩を真似ようとして大失敗
 ★これではうまくいかないのも当たり前
3 あることがきっかけで、驚くほどラクに雑談できるように!
 ★そうか、ムリに話さなくてもいいんだ!
 ★コツをつかんだおかげで一躍、トップ営業マン

第1章 内向型には「内向型ならではの雑談術」がある
―もう、誤った常識、ルールにしばられるのはやめよう!
4 そもそも人はどうして雑談をするの?
 ★特別な能力、センスはいらない

5 雑談をする際の目的は3つある
 ★目的によって雑談の仕方はこんなに変わる
 ★目的① 苦痛な状態から回避(自分がラクになりたい)
 ★目的② 場の空気を温める(相手の心を開きたい)
 ★目的③ 好印象を残す(信頼を得ることで「次」につなげたい)

6 内向型人間がつい抱えてしまいがちな3つの勘違い
 ★勘違い① 笑い話で盛り上げなければならない
 ★勘違い② たくさんしゃべらなければならない
 ★勘違い③ 豊富な話題をもっていなければならない

7 内向型人間の強みを活かせば、あなたも「雑談上手」になれる!
 ★普通の会話テクニックは内向型人間には使えない
 ★強み① しゃべりが苦手である
 ★強み② 相手の気持ちに敏感である
 ★強み③ しゃべる言葉を厳選している

第2章 これで、初めて会う人ともラクに雑談できる!
ー内向型の悩みのタネ、”初対面のカベ”をどう乗り越えるか?
8 パターン化すれば初対面の相手も怖くない
 ★あなたにも、こんな思い込みがありませんか?

9 名刺を雑談のネタに変えるとっておきの方法
 ★このタイミングを見逃すな
 ★裏面も見て話題をチェック

10 相手がどんどんしゃべってくれる話題の見つけ方
 ★あなたは、ただこれをするだけでいい
 ★すべては「距離」で決まる

11 事前準備なしでOK!その場で使える話題の探し方
 ★そこに見えるものは何?
 ★手にとることで、より強力な武器になる

12 会話が途切れそうになったら、これを使おう
 ★会話をムリなくつなげるこの方法
 ★「ちょっとお伺いしたいのですが」で予告する

13 初対面のときにとくに注意しておきたいこと
 ★だから会話が続かない、弾まない
 ★あなたの口数が減るほど、効果は大きい

14 話題はタテヨコに広げて使えば無限大
 ★タテに深堀するキーワード
 ★ヨコに広げるキーワード
 
15 ピンチがチャンスに!相手が無口な人のときの対処法
 ★無口な人をムリにしゃべらせるのは逆効果
 ★人間、だれしもコンプレックスをもっている

16 話が一段落したときは「過去」のことを聞こう
 ★雑談するタイミングは最後にもある
 ★成功のカギじゃ「共有」にある

17 別れ際の「一言雑談」で”次”につなげよう
 ★人は、どんなときに親近感を抱くのか?
 ★ここまでできれば”次”も安心

第3章 よく顔を合わせる人とは、この要領で雑談しよう
ーこれなら口ベタでもできる、ストレスがかからない
18 初対面と2回目以降で雑談のやり方はこれだけ違う
 ★毎回、同じ話題では間がもたない

19 あいさつの次の一言をアドリブで考えるのはやめよう
 ★いつも「こんにちは」で止まってしまうあなたへ
 ★ここでも事前の準備が威力を発揮

20 「相手の変化」と「自分の変化」は格好にネタになる
 ★「それでも話題は見つからない」ときの特効薬
 ★人は気づいてもらいたがっている
 ★プライベートの公開で親近感がアップ

21 内向型人間が苦手としている「ほめる」の上手な使い方
 ★これなら抵抗なくできる!

22 たった一言の違いが会話の流れを左右する
 ★内向型人間にありがちな悪い口ぐせ
 ★キモは「最初の返事」にある

23 内向型人間にピッタリ!「声を出さない」リアクション
 ★「目を見開く」「乗り出す」「のけぞる」

24 この一言で、苦手な朝の雑談も気楽にできる!
 ★相手に起こった「変化」を見逃すな

25 休憩時間に使える!新聞記事へのコメント作戦
 ★なぜ、ネット情報ではダメなのか?

26 雑談で盛り上がっている人たちの輪にはこう加わろう
 ★社内の人ともうまくつきあいたい!
 ★「ちょっとした間」ができたときのチャンス

27 無口なキャラクターを逆手にとった雑談術
 ★ムリに会話を続けようとしなくてもいい
 ★「やあ」「よお」などの予告音が重要

28 この雑談で気まずい関係もスッキリ解消!
 ★悪いのは自分だとわかっているけれど…
 ★上司などの目上の人にはとくに有効

第4章 こんなとき、どうする?苦手なシーン別の雑談術
ーこの方法で、逃げ出したくなる場面も切り抜けられる!
29 パーティや飲み会など非日常な場での雑談をどうするか?
 ★ いざ、基本から応用へ

30 1人ぼっちにならないための振る舞い方①-パーティ
 ★自分の居場所がほしい!
 ★パーティに参加することの本当の意味
 ★知人がいなくても大丈夫

31 1人ぼっちにならないための振る舞い方②-パーティ
 ★大勢と仲よくなるのは至難の業

32 相手から話しかけてもらえる自己紹介のコツーセミナー
 ★内向型人間にとって自己紹介は最大の難関
 ★名前も社名もいわないのに大きなインパクト

33 たった1枚の名刺が相手との架け橋になるーセミナー
 ★こんな場面でも名刺が大活躍
 ★話を進めるにも「順序」がある

34 内向型人間の強みはこう活かそうー飲み会
 ★それぞれの人間にはそれぞれの役割がある
 ★こんなときこそ、あなたの出番

35 お客さまや上司と2人きり。どうする?-クルマ
 ★親睦を深めたいときは、この話題がオススメ
 ★上司とは仕事の話をするのが基本

36 TPOに応じて話題を使い分けようー電車
 ★切り出しの一言はこれが定番
 ★その雑談、だれが聞いているかわからない

37 長時間、2人きりになる場合はこう乗り切ろうー新幹線など
 ★チャンスを活かせるかどうかは雑談しだい
 ★雑談にも止めどきがある

38 知らない人と円卓で一緒になったら、この話題が一番ー結婚式・披露宴
 ★名刺交換の前にこれだけはやっておこう
 ★会話が止まってしまったときの処方箋

39 故人との関係から話題を引き寄せるー通夜・葬式
 ★その場にふさわしい話題を選ぼう
 ★話題は元に戻って終わるのが自然

第5章 「一歩上をいく雑談」で相手の信頼をつかみとろう
ーこれで完璧、人づきあいがどんどんラクになってくる!
40 雑談には想像以上に大きなパワーが秘められている
 ★「自分主体」から「相手主体」の雑談にシフトしよう

41 知らない話題、興味のない話題にはこう対応しよう
 ★わかっているフリは絶対にタブー

42 相手に気持ちよく話してもらうちょっとしたテクニック
 ★人は自分のペースで話したがっている
 ★おしゃべりな相手からいわれた意外な一言

43 使い方によっては「沈黙」も立派な雑談になる
 ★言葉のない会話こそ深い意味がある
 ★内向型人間はとかく沈黙を恐れるけれど…
 ★ここで我慢できるかどうかが勝負の分かれ目

44 相手の気持ちをギュッとつかむワンランク上の質問
 ★表面だけの雑談ではつまらない
 ★苦労話の裏にある真意を知っておこう

45 「するどい!」と思わせる雑談には理由がある
 ★カメの話題で一気に打ち解けた仲に!
 ★相手が一番いいたいことは何か?

46 相手について調べたネタをさらに有効に使う方法
 ★最初に使うか?それとも最後か?

47 さりげなく主導権が握れる「話題チェンジ」のワザ
 ★その瞬間は必ずやってくる

48 さらに上級!「話題リフレイン」のワザ
 ★最初に出た話題を忘れるな

49 内向型人間だからできる!少ない言葉で強い印象を残す雑談術
 ★ニュースを話題にするときの勘どころ
 ★世論と逆の視点をもとう
 ★「社説」を自分の意見に取り込む

50 内向型人間が「雑談上手」になる究極の秘訣
 ★「内向型宣言」をしたとたんに世界が激変
 ★いまこそ自分をさらけ出そう

51「相手との心地よい距離」をつくるのが雑談のゴール
 ★「本当の自分」でいられるのが理想
 ★だから雑談は3分だけでいい

おわりに 雑談は、あなた自身を映し出す鏡である


******

社外に出ることが多くなってきたので購入してみました。内向型の人の勘違いに思い当たる節があるわあるわ…笑

雑談というと、天気のことを話題にしようとかよく言いますが、相手がのってこなかったりなかなかうまくいかず、「話上手なひとはやっぱり違うんだな…」と思ったりすることもしばしばでした。
この本は同じように、雑談をする際のネタについて紹介されていますが、面白いしなるほどなぁと思ったのは「臨機応変にやろうとしない」という点。
会話事態は臨機応変ですが、雑談のネタの順番を自分にルール化してしまう、というのはとてもいいなぁと感じました。
もしあるネタで相手との会話が弾んだら、それはそれでOKとし、タテやヨコに拡大していく。弾まなかったらルールに沿って次の話題へ…。たしかに決めておいたら、「あぁ…渾身のネタがうまくいかなかった…挽回しなくては…」とあせる必要もなくなりそうです。
また話題のみつけかたについても、私にとってはとても参考になりました。

個人的に共感したのは、著者が学生時代に友達の会話についていけなくて「無知だなぁ」と言われたエピソード。私は無知と言われたわけではありませんが、高校入るまでは夜遅くまで起きていけはいけなかったので笑、流行りのドラマや音楽に関しては全く知らず、友達の話をきいていても「??」で切なかったことがあり、よく分かるなぁと。

頑張れ頑張れ!!みたいな自己啓発本や、あなたはありのままでいいのよ…という自己愛本もありますが、私はどちらも一時は癒されますが、根本的な解決にはいたらないので結局あとで苦しくなります。
この本は革新的な方法はかかれていませんが、まさに「等身大」で、無理せず今の自分でよりよくコミュニケーションをとるために、背中を押してくれた気がしました。
私には合っていました。買ってよかったです。

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Posted by ブクログ 2014年06月07日

無理して話上手の真似をしなくてもよい。内向型独自のコミュニケーションを学びましょう。そういうことが書かれています。

内向型人間のコミュニケーションの良いところが書いており、これまでの受け止め方が変わり、精神的に落ち着きましたね。

特に内向型人間が少しコミュニケーションを取るだけで、向こうは満足す...続きを読むるということは、貴重な助言。こんなこと日常では絶対に言われることはないですからね。

本の中にはこれまで自分で考えたことが書いてあって共感の連続。コミュニケーションは気持ち良くなってもらうためとか。傾聴が大事とか。

面白いと思ったのはコミュニケーションのゴールを雑だ話せずに無言で居ても安心できる関係と定義していること。個人的にはコミュニケーションはコミュニケーションのためにしていると思っていたので、コミュニケーションのゴールが見えてよかった。

本当に全ては交互作用かもしれない。

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Posted by ブクログ 2010年09月01日

これなら口ベタでもできる、ストレスがかからない!「3分でいいから会話を続けたい」というあなたへ。
人見知りの人見知りによる人見知りのための雑談術の本です。

 最初に、口下手の方納得の「雑談の偏見」や「口下手の人だからこそ活かせる強み」が記載されています。
私もそうなんですが、内向型な人は、雑談する...続きを読むことを、
1.笑い話で盛り上げて、 2.たくさんしゃべり、 3.豊富な話題を持っている
だと思い、そしてそれが上手にならないと人と仲良くなれないと思っていました。
 しかし、著者は次に内向型人間ならではの強みを教えてくれました。それは、
1.しゃべりが苦手なことで、相手に多く喋らせることができること
2.心配性な性格だから、相手の気持ちに配慮するのが得意である
3.言葉を選んでしゃべるので、相手からの信頼を得やすい
この3つです!

 私はこの本を読んで渡瀬さんのおっしゃる通りの事を考えていました。沢山何かを経験していて、知っている事が沢山あってそれを人に話せる方がみんなに好かれると勘違いしていました。読み進めていくと、シーンごとに雑談の仕方を紹介しているので、自分に自信がつきました。
どれも明日からでも使えます。


内向型の人間は、「正直」であることが、会話がうまくいく重要な要素だと気づかせてくれる一冊であります。

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Posted by ブクログ 2015年03月13日

雑談とは?という定義から始まって、状況別にアドバイスが書かれている丁寧な雑談術本。
特筆すべきは、ただの雑談指南書ではなく、内向的な人に向けて、ピンポイントで書かれているという点。
著者自身が内向的な性格なので、常に内向型の視点で、無理のない雑談術を解説してくれています。
日常生活で役に立ちそうなの...続きを読むはもちろんのこと、あなたの雑談というコミュニケーションに対する考え方を変えてくれるかもしれません。

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Posted by ブクログ 2013年03月20日

ここまでできたらもう内向型とは言わないだろ…と思うくらい、「強烈なネタを技巧的に話し盛り上げる」以外の、相手に気持ちよく話させる会話術の色んな視点を丁寧に網羅している。
……

内向型は喋らない代わりに気持ちをくみ取るのがうまいとか繊細とかという前提がおかれていたり、身の丈に合った会話術を身につけよ...続きを読むうといったように、内向型の人にあったトーンで内容は進んでいく。

話題を豊富に持ち笑いを提供する会話の中心人物になろうと模倣しようとするのではなく(こうして真似してしまおうとするのも内向型の特徴らしい)「信頼できる人」であれという結論。
言葉は少なくても一言の重みを持った発言をするために、人とは違う観点からの意見を持つことも大事。
そして何より大事なのは相手に気持ちよくしゃべってもらうこと。8割は相手に話させるように質問を混ぜていく。

もちろんそれだけで会話が成立するわけではないので、この本では細かいテクニックも示されている。どれも身近なものに対して観察眼を働かせておくことで事前に用意できるものであり、決して自分の生活を面白く話すことではない。相手の変化、相手と自分の距離にあるものなど、わかりやすいきっかけを提示してくれている。


ただし、感想としては一般的な雑談ノウハウ本に近いものだと思う。感覚として著者のエピソードも含まれていて読みやすいものであると思うが、この手の本を事前に読んでいた場合はそこまで大きな収穫を得られるものではないと思う。

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