【感想・ネタバレ】“内向型”のための雑談術(大和出版) 自分にムリせずラクに話せる51のルールのレビュー

あらすじ

「せめて3分間でいいから雑談を続けたい」というあなたへ。・初対面の人と何をしゃべっていいのかわからないために、なかなか打ち解けられない。・だれかと一緒にいると、沈黙をやぶる言葉が出てこなくて、いつも重苦しい空気になる。・大勢の人が集まるパーティや飲み会の席などでは、たいてい孤立してしまう。……こんな悩みを抱えたまま、売れないセールスマンの烙印をおされた著者が、試行錯誤の結果生み出した“超内向型人間”でも「ほんの5分、せめて3分でいいから人と気楽に話せるようになる」ための「雑談術」。苦手な会話、人づきあいがウソみたいにラクになります!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

文章の端々から筆者も本当に内向型なんだなというのを感じた。沈黙を嫌ってとにかく話題を振りがちなので、沈黙もありなんだとか思うことができた。
また、後半の章で下記のような文章があり、ハッとなった。

> そもそも人の性格によいも悪いもないのです。社交的で明るい性格も、内向的で暗い性格も、どちらおその人の「個性」にすぎません。

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2016年03月06日

Posted by ブクログ

タイトル通り、内向的な性格の人たちに贈られる51の雑談術。著者の営業での底辺の経験からトップセールスに駆け上がる過程で得たノウハウを元に、雑談術のルールが紹介されています。

雑談。
その大事さが身に染みて分かるようになってきました。

自分は営業職ではないので、若かりしころは雑談の重要性など、これっぽっちも感じなかったのですが、がむしゃらに仕事をしていた20代から30代になって、あっという間に30半ば。
社内外問わず、目上の方と話す機会も増えました。
年齢的にもメンバーではなくリーダーとして仕事をするようになりました。
相手目線でのコミュニケーションがデキないとやっていけない。その足掛かりは、当然、雑談です。

しかしながら、「人見知り」で、特に初対面や慣れない関係での会話にものすごく苦手意識があるんですよね。雑談がうまくいかない、というより、雑談することにストレスを感じるんです。苦痛・・・。

ということで、ストレスなく雑談ができるように「雑談力」を向上させるのが、今年の目標の一つでした。
少しずつネット記事を読んだりしながら、雑談力の向上ノウハウを意識をしてきましたが、ここで一気に畳みかけます。
この3連休で2冊の雑談力本を読んで、ノウハウ習得フェーズは終わり。後は内容を意識しながら実践あるのみです。

その第一弾。
本書『“内向型”のための雑談術』です。

あー、例によって、前置き、ながっ!

本書は、自分のフィーリングに合うというか、"内向型"の性格の一致なのか分からないですが、ものすごく腹に落ちる内容で、共感できました。
悩みも、知りたいことも、まさにドンピシャ。
いや、これは良い本に出会いました。

雑談術自体は、難しい内容ではなく、できることから少しずつやればいいので、十分意識していけそうです。
何より腹に落ちているので、自然と行動できそう。

要点だけひと言でまとめると、
・準備
・ルール化(型化)
・アドリブは捨てる
・聞く技術(相手に喋らせる))
こんな感じ。
自分でもストレスなく、会話をしていけそうです。

さあ、もう一冊。定番のベストセラー『雑談力が上がる話し方』を読むよー!

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2015年07月18日

Posted by ブクログ

私は内向型ではないが、必要最小限の事しか話さない傾向があるので、大変に参考になった。
この本に書かれたことに注目しながら、雑談をしたい。

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2013年07月14日

Posted by ブクログ

無理して話上手の真似をしなくてもよい。内向型独自のコミュニケーションを学びましょう。そういうことが書かれています。

内向型人間のコミュニケーションの良いところが書いており、これまでの受け止め方が変わり、精神的に落ち着きましたね。

特に内向型人間が少しコミュニケーションを取るだけで、向こうは満足するということは、貴重な助言。こんなこと日常では絶対に言われることはないですからね。

本の中にはこれまで自分で考えたことが書いてあって共感の連続。コミュニケーションは気持ち良くなってもらうためとか。傾聴が大事とか。

面白いと思ったのはコミュニケーションのゴールを雑だ話せずに無言で居ても安心できる関係と定義していること。個人的にはコミュニケーションはコミュニケーションのためにしていると思っていたので、コミュニケーションのゴールが見えてよかった。

本当に全ては交互作用かもしれない。

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2014年06月07日

Posted by ブクログ

これなら口ベタでもできる、ストレスがかからない!「3分でいいから会話を続けたい」というあなたへ。
人見知りの人見知りによる人見知りのための雑談術の本です。

 最初に、口下手の方納得の「雑談の偏見」や「口下手の人だからこそ活かせる強み」が記載されています。
私もそうなんですが、内向型な人は、雑談することを、
1.笑い話で盛り上げて、 2.たくさんしゃべり、 3.豊富な話題を持っている
だと思い、そしてそれが上手にならないと人と仲良くなれないと思っていました。
 しかし、著者は次に内向型人間ならではの強みを教えてくれました。それは、
1.しゃべりが苦手なことで、相手に多く喋らせることができること
2.心配性な性格だから、相手の気持ちに配慮するのが得意である
3.言葉を選んでしゃべるので、相手からの信頼を得やすい
この3つです!

 私はこの本を読んで渡瀬さんのおっしゃる通りの事を考えていました。沢山何かを経験していて、知っている事が沢山あってそれを人に話せる方がみんなに好かれると勘違いしていました。読み進めていくと、シーンごとに雑談の仕方を紹介しているので、自分に自信がつきました。
どれも明日からでも使えます。


内向型の人間は、「正直」であることが、会話がうまくいく重要な要素だと気づかせてくれる一冊であります。

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2010年09月01日

Posted by ブクログ

雑談とは?という定義から始まって、状況別にアドバイスが書かれている丁寧な雑談術本。
特筆すべきは、ただの雑談指南書ではなく、内向的な人に向けて、ピンポイントで書かれているという点。
著者自身が内向的な性格なので、常に内向型の視点で、無理のない雑談術を解説してくれています。
日常生活で役に立ちそうなのはもちろんのこと、あなたの雑談というコミュニケーションに対する考え方を変えてくれるかもしれません。

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2015年03月13日

Posted by ブクログ

ここまでできたらもう内向型とは言わないだろ…と思うくらい、「強烈なネタを技巧的に話し盛り上げる」以外の、相手に気持ちよく話させる会話術の色んな視点を丁寧に網羅している。
……

内向型は喋らない代わりに気持ちをくみ取るのがうまいとか繊細とかという前提がおかれていたり、身の丈に合った会話術を身につけようといったように、内向型の人にあったトーンで内容は進んでいく。

話題を豊富に持ち笑いを提供する会話の中心人物になろうと模倣しようとするのではなく(こうして真似してしまおうとするのも内向型の特徴らしい)「信頼できる人」であれという結論。
言葉は少なくても一言の重みを持った発言をするために、人とは違う観点からの意見を持つことも大事。
そして何より大事なのは相手に気持ちよくしゃべってもらうこと。8割は相手に話させるように質問を混ぜていく。

もちろんそれだけで会話が成立するわけではないので、この本では細かいテクニックも示されている。どれも身近なものに対して観察眼を働かせておくことで事前に用意できるものであり、決して自分の生活を面白く話すことではない。相手の変化、相手と自分の距離にあるものなど、わかりやすいきっかけを提示してくれている。


ただし、感想としては一般的な雑談ノウハウ本に近いものだと思う。感覚として著者のエピソードも含まれていて読みやすいものであると思うが、この手の本を事前に読んでいた場合はそこまで大きな収穫を得られるものではないと思う。

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2013年03月20日

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