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Posted by ブクログ 2016年03月06日
文章の端々から筆者も本当に内向型なんだなというのを感じた。沈黙を嫌ってとにかく話題を振りがちなので、沈黙もありなんだとか思うことができた。
また、後半の章で下記のような文章があり、ハッとなった。
> そもそも人の性格によいも悪いもないのです。社交的で明るい性格も、内向的で暗い性格も、どちらお...続きを読むその人の「個性」にすぎません。
Posted by ブクログ 2014年11月15日
<目次>
はじめに「内向型専門の雑談術」だから、あなたもムリなくできる!
序章 以前は、私も大の「雑談苦手」だった!
―超内向型人間が苦闘の末につかんだ”会話の極意”とは?
1 内気で口ベタ、人見知り。気のきいた言葉なんて出てこない!
★子どもの頃から典型的な内向型人間
★どうすればもっと明る...続きを読むく振る舞えるんだろう?
2 何とか話を盛り上げようと努力してはみたものの…
★先輩を真似ようとして大失敗
★これではうまくいかないのも当たり前
3 あることがきっかけで、驚くほどラクに雑談できるように!
★そうか、ムリに話さなくてもいいんだ!
★コツをつかんだおかげで一躍、トップ営業マン
第1章 内向型には「内向型ならではの雑談術」がある
―もう、誤った常識、ルールにしばられるのはやめよう!
4 そもそも人はどうして雑談をするの?
★特別な能力、センスはいらない
5 雑談をする際の目的は3つある
★目的によって雑談の仕方はこんなに変わる
★目的① 苦痛な状態から回避(自分がラクになりたい)
★目的② 場の空気を温める(相手の心を開きたい)
★目的③ 好印象を残す(信頼を得ることで「次」につなげたい)
6 内向型人間がつい抱えてしまいがちな3つの勘違い
★勘違い① 笑い話で盛り上げなければならない
★勘違い② たくさんしゃべらなければならない
★勘違い③ 豊富な話題をもっていなければならない
7 内向型人間の強みを活かせば、あなたも「雑談上手」になれる!
★普通の会話テクニックは内向型人間には使えない
★強み① しゃべりが苦手である
★強み② 相手の気持ちに敏感である
★強み③ しゃべる言葉を厳選している
第2章 これで、初めて会う人ともラクに雑談できる!
ー内向型の悩みのタネ、”初対面のカベ”をどう乗り越えるか?
8 パターン化すれば初対面の相手も怖くない
★あなたにも、こんな思い込みがありませんか?
9 名刺を雑談のネタに変えるとっておきの方法
★このタイミングを見逃すな
★裏面も見て話題をチェック
10 相手がどんどんしゃべってくれる話題の見つけ方
★あなたは、ただこれをするだけでいい
★すべては「距離」で決まる
11 事前準備なしでOK!その場で使える話題の探し方
★そこに見えるものは何?
★手にとることで、より強力な武器になる
12 会話が途切れそうになったら、これを使おう
★会話をムリなくつなげるこの方法
★「ちょっとお伺いしたいのですが」で予告する
13 初対面のときにとくに注意しておきたいこと
★だから会話が続かない、弾まない
★あなたの口数が減るほど、効果は大きい
14 話題はタテヨコに広げて使えば無限大
★タテに深堀するキーワード
★ヨコに広げるキーワード
15 ピンチがチャンスに!相手が無口な人のときの対処法
★無口な人をムリにしゃべらせるのは逆効果
★人間、だれしもコンプレックスをもっている
16 話が一段落したときは「過去」のことを聞こう
★雑談するタイミングは最後にもある
★成功のカギじゃ「共有」にある
17 別れ際の「一言雑談」で”次”につなげよう
★人は、どんなときに親近感を抱くのか?
★ここまでできれば”次”も安心
第3章 よく顔を合わせる人とは、この要領で雑談しよう
ーこれなら口ベタでもできる、ストレスがかからない
18 初対面と2回目以降で雑談のやり方はこれだけ違う
★毎回、同じ話題では間がもたない
19 あいさつの次の一言をアドリブで考えるのはやめよう
★いつも「こんにちは」で止まってしまうあなたへ
★ここでも事前の準備が威力を発揮
20 「相手の変化」と「自分の変化」は格好にネタになる
★「それでも話題は見つからない」ときの特効薬
★人は気づいてもらいたがっている
★プライベートの公開で親近感がアップ
21 内向型人間が苦手としている「ほめる」の上手な使い方
★これなら抵抗なくできる!
22 たった一言の違いが会話の流れを左右する
★内向型人間にありがちな悪い口ぐせ
★キモは「最初の返事」にある
23 内向型人間にピッタリ!「声を出さない」リアクション
★「目を見開く」「乗り出す」「のけぞる」
24 この一言で、苦手な朝の雑談も気楽にできる!
★相手に起こった「変化」を見逃すな
25 休憩時間に使える!新聞記事へのコメント作戦
★なぜ、ネット情報ではダメなのか?
26 雑談で盛り上がっている人たちの輪にはこう加わろう
★社内の人ともうまくつきあいたい!
★「ちょっとした間」ができたときのチャンス
27 無口なキャラクターを逆手にとった雑談術
★ムリに会話を続けようとしなくてもいい
★「やあ」「よお」などの予告音が重要
28 この雑談で気まずい関係もスッキリ解消!
★悪いのは自分だとわかっているけれど…
★上司などの目上の人にはとくに有効
第4章 こんなとき、どうする?苦手なシーン別の雑談術
ーこの方法で、逃げ出したくなる場面も切り抜けられる!
29 パーティや飲み会など非日常な場での雑談をどうするか?
★ いざ、基本から応用へ
30 1人ぼっちにならないための振る舞い方①-パーティ
★自分の居場所がほしい!
★パーティに参加することの本当の意味
★知人がいなくても大丈夫
31 1人ぼっちにならないための振る舞い方②-パーティ
★大勢と仲よくなるのは至難の業
32 相手から話しかけてもらえる自己紹介のコツーセミナー
★内向型人間にとって自己紹介は最大の難関
★名前も社名もいわないのに大きなインパクト
33 たった1枚の名刺が相手との架け橋になるーセミナー
★こんな場面でも名刺が大活躍
★話を進めるにも「順序」がある
34 内向型人間の強みはこう活かそうー飲み会
★それぞれの人間にはそれぞれの役割がある
★こんなときこそ、あなたの出番
35 お客さまや上司と2人きり。どうする?-クルマ
★親睦を深めたいときは、この話題がオススメ
★上司とは仕事の話をするのが基本
36 TPOに応じて話題を使い分けようー電車
★切り出しの一言はこれが定番
★その雑談、だれが聞いているかわからない
37 長時間、2人きりになる場合はこう乗り切ろうー新幹線など
★チャンスを活かせるかどうかは雑談しだい
★雑談にも止めどきがある
38 知らない人と円卓で一緒になったら、この話題が一番ー結婚式・披露宴
★名刺交換の前にこれだけはやっておこう
★会話が止まってしまったときの処方箋
39 故人との関係から話題を引き寄せるー通夜・葬式
★その場にふさわしい話題を選ぼう
★話題は元に戻って終わるのが自然
第5章 「一歩上をいく雑談」で相手の信頼をつかみとろう
ーこれで完璧、人づきあいがどんどんラクになってくる!
40 雑談には想像以上に大きなパワーが秘められている
★「自分主体」から「相手主体」の雑談にシフトしよう
41 知らない話題、興味のない話題にはこう対応しよう
★わかっているフリは絶対にタブー
42 相手に気持ちよく話してもらうちょっとしたテクニック
★人は自分のペースで話したがっている
★おしゃべりな相手からいわれた意外な一言
43 使い方によっては「沈黙」も立派な雑談になる
★言葉のない会話こそ深い意味がある
★内向型人間はとかく沈黙を恐れるけれど…
★ここで我慢できるかどうかが勝負の分かれ目
44 相手の気持ちをギュッとつかむワンランク上の質問
★表面だけの雑談ではつまらない
★苦労話の裏にある真意を知っておこう
45 「するどい!」と思わせる雑談には理由がある
★カメの話題で一気に打ち解けた仲に!
★相手が一番いいたいことは何か?
46 相手について調べたネタをさらに有効に使う方法
★最初に使うか?それとも最後か?
47 さりげなく主導権が握れる「話題チェンジ」のワザ
★その瞬間は必ずやってくる
48 さらに上級!「話題リフレイン」のワザ
★最初に出た話題を忘れるな
49 内向型人間だからできる!少ない言葉で強い印象を残す雑談術
★ニュースを話題にするときの勘どころ
★世論と逆の視点をもとう
★「社説」を自分の意見に取り込む
50 内向型人間が「雑談上手」になる究極の秘訣
★「内向型宣言」をしたとたんに世界が激変
★いまこそ自分をさらけ出そう
51「相手との心地よい距離」をつくるのが雑談のゴール
★「本当の自分」でいられるのが理想
★だから雑談は3分だけでいい
おわりに 雑談は、あなた自身を映し出す鏡である
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社外に出ることが多くなってきたので購入してみました。内向型の人の勘違いに思い当たる節があるわあるわ…笑
雑談というと、天気のことを話題にしようとかよく言いますが、相手がのってこなかったりなかなかうまくいかず、「話上手なひとはやっぱり違うんだな…」と思ったりすることもしばしばでした。
この本は同じように、雑談をする際のネタについて紹介されていますが、面白いしなるほどなぁと思ったのは「臨機応変にやろうとしない」という点。
会話事態は臨機応変ですが、雑談のネタの順番を自分にルール化してしまう、というのはとてもいいなぁと感じました。
もしあるネタで相手との会話が弾んだら、それはそれでOKとし、タテやヨコに拡大していく。弾まなかったらルールに沿って次の話題へ…。たしかに決めておいたら、「あぁ…渾身のネタがうまくいかなかった…挽回しなくては…」とあせる必要もなくなりそうです。
また話題のみつけかたについても、私にとってはとても参考になりました。
個人的に共感したのは、著者が学生時代に友達の会話についていけなくて「無知だなぁ」と言われたエピソード。私は無知と言われたわけではありませんが、高校入るまでは夜遅くまで起きていけはいけなかったので笑、流行りのドラマや音楽に関しては全く知らず、友達の話をきいていても「??」で切なかったことがあり、よく分かるなぁと。
頑張れ頑張れ!!みたいな自己啓発本や、あなたはありのままでいいのよ…という自己愛本もありますが、私はどちらも一時は癒されますが、根本的な解決にはいたらないので結局あとで苦しくなります。
この本は革新的な方法はかかれていませんが、まさに「等身大」で、無理せず今の自分でよりよくコミュニケーションをとるために、背中を押してくれた気がしました。
私には合っていました。買ってよかったです。