中村元のレビュー一覧

  • ブッダ物語

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    [ 内容 ]
    ブッダはお釈迦さまの名で知られる仏教の開祖です。
    シャカ族の王子に生まれ、生きる苦しみから悟りを開き教えを説くにいたったその生涯をたどり、仏教の教義をわかりやすく説明します。
    四苦八苦、因縁、縁起、業などよく使われる言葉の本来の意味を解説し、悟りとは何かを明らかにするやさしい仏教入門。

    [ 目次 ]
    1 誕生
    2 宮廷の栄華
    3 出家
    4 悟りを開く
    5 教えを説く
    6 ブッダの子供たち
    7 最後の旅
    8 入滅

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 

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    2011年03月24日
  • ブッダ最後の旅-大パリニッバーナ経

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    釈迦の最期の日々が、事実・創作入り乱れて詳細に綴られている。
    永遠の命であるはずの神格化されたブッダと、生身の人間として必ず臨終があるブッダに、どう整合性を持たせるか。
    そんなことに後代、経典をつくった人々は悩んだに違いない。
    もちろん、下痢をしたとか腹痛を起こしたなどの生々しい描写のほうが、惹きこまれる部分だ。
    詳細な訳注とともに読めば面白い。

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    2010年04月16日
  • 般若心経・金剛般若経

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    こういったシリーズはそろえておきたいものです。
    チョット原典関係で調べたい事があった時には先ずこういった本にあたります。
    般若心経もさっぱりと現代語にしてあって、後に注がまとまっているので読みやすいですね。

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    2009年10月04日
  • ブッダ最後の旅-大パリニッバーナ経

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    『大般涅槃経』ともいいますが、お経のような難しいことが書いてあるのではなく、ひとつの物語調に書かれていてとても面白いです。

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    2009年10月04日
  • ブッダのことば スッタニパータ

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    仏教最初期の経典で、別の書に当たった通り、神秘色、宗教色は少なく、哲学に近いものだと感じました。本文では同じことを何度も繰り返すのと、最後に掲載された語句説明があまりにも長いで、エッセンスを汲み取り理解するよりも深く研究したい人向けです。

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    2025年04月30日
  • ブッダの 真理のことば 感興のことば

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    構成が変わっているのとページが多いのとで読むにはかなりの時間と体力が必要になります。余裕のあるときのみ読むのをおすすめします。

    内容ですが、今に通ずるものもあればこれは今の価値観からすれば少しおかしいのではといったものもあります。ただ、全体的に内容はよく、ギクッとさせられるものが多かったです。

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    2024年08月31日
  • 東方の言葉

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    古代インド哲学から日本仏教まで中から、少しずつ言葉を取り上げの解説。
    附として日本の漢文でない仏教書についてのまとめ

    とてつもなく広く深い思想宗教の本のなかから、どうしてこれらの言葉を選んだのかとても気になる。
    カナガキ仏教書は、民衆に広めるとしたら漢文のままではないという視点に気付かせられる。また、道玄禅師以外の禅宗の書についてもとても詳しいので驚いた。

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    2024年06月13日
  • インド思想史

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    インドにおける宗教と思想の変遷をざっと眺める事ができた。
    「リグ·ベーダ」「ウパニシャッド」など名前を聞いた事はあるけれど、何かよく知らなかった事の中心を教えてもらった。

    生物も鉱物もあらゆるものは、種々の元素から出来ている事、その元素も陽子や電子など素粒子から成り立っている事を知識として持っているが、どの様にして生命が宿るのか分かっていない。
    古代から人は、そこに何かを感じ、創造主や神を生み出して来たようだ。

    インドは、東西の宗教・思想の交差点だ。もう少し深く知るのもかもしれない。その入口に誘う本です。

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    2024年04月14日
  • ブッダのことば スッタニパータ

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    私は無宗教と自認していますが、最も影響を受けた宗教と言えば仏教だと思います。恐らく、多くの日本人も同じではないでしょうか。
    特に、哲学的な観点からの仏教には、壮年になるにつれて関心が高まり、本書を手に取りました。様々な会話の中で、お釈迦様が発したとされる言葉が収められています。

    真理に辿り着くということは、妄想や執着から自由になることと同義であり、私のような、市井の俗物からみると、かなりストイックな姿勢が求められるのだと改めて感じました。その中でも、特に印象に残った言葉としては、

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    人が「これはわがものである」と考える物、ーそれは(その人の)死によって失われる。われに従う人は、賢明に

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    2024年04月09日
  • ブッダのことば スッタニパータ

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    ちょっと専門でない人があまり必要としない注釈が多すぎるような気がします。注釈は読み飛ばした方がいいかもしれません。

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    2021年11月02日
  • 原始仏典

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    インドで起こった仏教なので、カタカナの名前が多くなかなか理解しにくかった。
    それでも、人間の本質的な優しさに触れたような気がした。

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    2021年10月04日
  • 般若心経・金剛般若経

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    中村元先生の講義と併せて原典を読む。般若心経は短く親しみがあるが、金剛般若経は難解。繰り返し何事にも囚われてはならない、執着がある時点で悟りには程遠いということが書かれているように朧げながら感じるが、一つ一つの言葉は理解できていない。

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    2021年02月21日
  • ブッダ物語

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    ・『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』の島田裕巳さんが書かれた、『ブッダは実在しない』とあわせて手に入れた『ブッダ物語』…さあ、真実はどっちだ(・・?
     島田裕巳さんの『ブッダは実在しない』の次に読みました。書かれていることは、言い伝えに忠実であろうとするためか、まるで、おとぎ話のようで、リアリティに欠けるので、期せずして、ブッダは創られた教祖なのではないか?という疑念を強めるものでした。

     しかし、ブッダの教えが時代と共に創造・精製されたものであったとしても、私たちが追い求めるものは、命の炎が弱まるにつれて色あせて行くものであることは間違いありません。ブッダが残したとされる言葉の数々に

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    2020年04月29日
  • 原始仏典

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    ・人生の指針を得るために、仏教の経典の重要な教えだけでも知りたい、というわがままな読者の希望をかなえるため、先年行った講義や対談を中心に総合して歴史的、体系的にまとめてみたという、とても贅沢な一冊!

     Ⅰ釈尊の生涯は、同じ中村元先生による『ブッダ物語(岩波ジュニア新書)』で予習をしていたので、復習になりましたが、原始仏典を平易な現代語に訳してくださったⅡ人生の指針の方は、原始仏典に忠実であろうとしたためか、私が背景を十分に理解していないためか、必ずしも読みやすいとは言えず、それこそ釈尊の教えを人生の指針にしたいとすがる熱心さが求められるような気がしました。そこは、先に読み終えた『仏典のことば

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    2020年04月29日
  • ブッダのことば スッタニパータ

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    やっと読み終わりました。仏教のような小難しく堅苦しいものでもなく、元々は語り言葉で伝承されたものなんだよね。とにかく、「犀の角」の章には圧倒された。

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    2019年10月09日
  • 仏教語源散策

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     仏教用語を語源に持つ身近なことばの、仏教用語としての語源、日常語としての意味になっているのかの経緯を探っている。サンスクリット語の音訳、漢訳という説明で終わらずに、サンスクリット語としての意味合い、それがどのように漢訳され、そして我が国に受入れられたかが詳細に説明されている。その上で仏教用語としての起源となる神話にも触れており、かなり充実した内容となっていた。

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    2018年04月01日
  • 水族館哲学 人生が変わる30館

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    水族館プロデューサーが書いたユニークな水族館ガイド。
    それぞれの水族館の哲学というか工夫や見どころが解説されていて、行ったことのある水族館でも新たな魅力を発見した。文庫本だが写真も豊富である。
    ラストの項目が旭山動物園で、アザラシチューブの着想とそれを実現したスタッフの決断を賞賛していた。
    水族館に行きたくなる本。

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    2018年03月30日
  • 仏教語源散策

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    こういう拾い読みできるのは、意外と好き。時代も変わり、若い頃に読んだものと、引っ張り方がちょいと違うところもあったりするけれど、現代の感覚での読み方も面白い。語源とついているだけあって、確認にももってこいかな?

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    2018年03月27日
  • ブッダのことば スッタニパータ

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    初期仏教の時代を生きた人々が、まったく違う世界観、価値観の元に生きていることを実感。
    この差は一生かかっても埋められないのだろう。
    現代にあって解脱を目指す意味とは?

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    2015年09月04日
  • ブッダの 真理のことば 感興のことば

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    【1回目】ざっと斜め読み。 読んでいる最中は、不思議と心が落ち着き、波風無く、淡々と時が流れる感じ。 身を慎むこと、言葉を慎むこと、心をおさめ、学び勤めること…、日々の学びと気づきの大切さを知る。

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    2015年07月12日