小野一光のレビュー一覧

  • 完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件

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    20年以上前の北九州連続殺人事件のドキュメント。
    570ページにわたり、事件の事実である肉親である両親、妹、妹の夫、甥や姪を互いに殺させ、遺体を解体させる。電気を身体のあちこちに通電するなどの虐待をするなど。
    読書中の一週間は常に、このマインドコントロールをする側、される側の感情の動きを想像しながら、自分のコントロールもできないほど、鬱々とした気持ちだった。
    それだけこの事件は残酷であった。

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    2023年04月23日
  • 完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件

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    まさに「完全」ドキュメント。
    えげつない事件を、丹念に追いかけている。著者の努力に頭が下がる。

    関わった人たちがお互いに殺し合いさせれる場面も余すところなく描写されており、まさに目を覆わんばかりで、吐き気を催す。
    取材途中の、記者や警察、検察との一問一答が相当ページあるのも臨場感。

    事件自体は、非道、と言う他ない。
    主犯が、最後まで無実を主張し続けるのも、冤罪の可能性というより、破廉恥としか思えない。

    それにしても、市井の一般市民が、誰でもこうことに巻き込まれかねないのが現実だ。
    こういう人外の存在が、実際にこの世にあることが、実態だ。

    日本はまだ、平和であろう。
    安全であろう。
    それ

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    2023年04月15日
  • 完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件

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    ★★★★
    今月3冊目。
    日本の凶悪事件ベスト3に入る、いや、トップかもしれない事件。
    家族同士を殺し合いにさせたり遺体を解体させて捨てたりとにかくとんでもない。この本なんと575ページ。
    逮捕から裁判の傍聴など、豊田さんの消された一家とはまた違った切り口。
    悪魔ってのはいるんだな。松永然り、尼崎の角田然り、そして埼玉愛犬家の関根然り、バケモノはいる。

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    2023年04月11日
  • 家族喰い――尼崎連続変死事件の真相

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    犯人の生い立ちを知り、寂しい人なんだと思った。ニュースでしか知らなかったこの事件、この本を読んで人間味が増した。犯罪者の心理をもっと知りたくなった。

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    2023年03月31日
  • 新版 家族喰い 尼崎連続変死事件の真相

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    尼崎連続変死事件のノンフィクション。
    複数の家族が長期間監禁、虐待、資産を奪われるなどして殺害された事件。死者・行方不明者は10人以上に及ぶ。

    主犯・角田美代子による、家族同士で暴力を振るうよう仕向けて分断させる手法は北九州の事件を連想させる。が、あの事件の主犯のようなサイコパスな印象は本書を読んだ限りではない。親族間のトラブルなら民事不介入を理由に警察の手が及ばないと味を占めた無法者という印象。実際には交際のない暴力団の大物の影をちらつかせて相手を脅しながら、逆に本物が出てきたらビビって平身低頭して謝罪する小物感。自分だけさっさと獄中で自殺した点から考えても本性は人間性が卑劣なだけの小心者

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    2023年03月11日
  • 家族喰い――尼崎連続変死事件の真相

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    尼崎連続変死事件のルポ。この本を読むまで、ここまで人間関係が複雑だとは思わなかったし、いくら美代子に脅されたとしても、大の大人が本当の家族に対して、暴行を加えたりするようになるなんて考えたくもない。また被害者達が警察に訴えても、「民事不介入」と言って取り合ってもらえないなんて、一体どこにすがればいいんだろう。もっと早くに警察が動いていれば、こんなに多くの犠牲者が出ることもなかったんじゃないかと思うといたたまれない。「仲間だって残っとるし、同じようなんはなんぼでもおるんやから…」という最後の言葉は恐ろしい。

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    2023年02月12日
  • 連続殺人犯

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    ネタバレ

    10人の連続殺人犯の実態に迫るルポ。

    記憶にある事件も多く、その事件を犯した犯人像が著者の取材によって明らかにされていきます。

    全てにおいて辛い事件ではあるが、個人的には特にCASE 2北九州監禁連続殺人事件に心が壊れそうになりました。

    人間である以上、ある意味では誰もが殺人犯になり得る可能性はあるのかもしれません。

    しかし、連続殺人を犯せる人間はやはり普通の人間ではない。

    しかも短期間にそれを繰り返す為には、殺人を行うことに付け加えて、捕まらないことも必要。

    連続殺人犯...

    読み終えても全くスッキリしないし、理解も出来ない。

    だからこそ自分はそちら側の人間ではないのだとホッ

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    2022年08月22日
  • 限界風俗嬢

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    7人の女性の生い立ちと、なぜ風俗嬢になったか、その後どうなったか…がルポ形式で書かれている。文章の読みやすさに反して、“女の子”たちの語る内容の濃さにくらくらしてしまった。ただ、不思議と読後に勇気のようなものを感じるのは、どの女性からも「自分はどうやって生きたいのか」を考えて模索する姿が窺えるからだと思う。

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    2022年08月03日
  • 冷酷 座間9人殺害事件

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    被害者遺族になったら誰にどんな理由で殺されても嫌だろうけど、座間の犯人になんて殺されたら本当にやりきれない。
    あまりに人の人生を奪ってしまったことへの想いが軽い。お金を貰って遺族のことを話す、遺族が嫌な思いをするとは思わなかったのか、という質問に対して思ったけどおやつが買いたかったとか。
    あと何人も殺してすぐ殺したので覚えていませんとか。
    知能テストでは通常の人よりIQが高いと出てるとのこと。あまりに私の感覚、常識とは違う人がいて怖い。こうゆう人は死刑になった後でいいので脳とかを調べて欲しい。それで調べた結果、私たちと全く一緒だったらそれこそ怖いが…。
    筆者の殺人犯と会ってると爪が歪むという話

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    2022年07月08日
  • 限界風俗嬢

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    風俗嬢というステレオタイプをいい意味で裏切る本。色々な人がいるし、色々な人生がある。
    そして作者同様に人は繊細で、逞しく生きてるものだと感じる。
    風俗は遠いところにあるようだけど、地続きのとこにあって、何かキッカケがあれば簡単にそちらに行ってしまう怖さは感じた。ただ身体を売る値段がデフレ過ぎて驚く。
    あとなぜ限界という言葉がタイトルに入っているのか謎。

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    2022年06月17日
  • 新版 家族喰い 尼崎連続変死事件の真相

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    酒飲んでてこの事件が話題に出て、ほとんど知らなかったので本読んでみた。いやあとんでもねえな。北九州の事件に似てるのかな、と思ったんだけどあちらの密室性とはまた違くて、ファミリーを組織して堂々と生活してたのがびっくりした。しかし北九州の松永もそうだけど、人の心につけこんでマインドコントロールするのがとてつもなく上手いようで、文章で読むだけだとなんでこれ逆らえないの?って何度も思ってしまった。本の構成としてはすげえ読みにくくて、事件の時系列の通りに書いて欲しいとこを取材の流れに応じたような書き方がされてた。この記者の取材力と根気はとんでもないと思うし、口が堅そうな人たちから証言引き出してるのもすご

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    2022年03月06日
  • 全告白 後妻業の女 筧千佐子の正体

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    面白かった

    面白かったです!

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    2022年02月14日
  • 連続殺人犯

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    10人の連続殺人犯に、本人、被害者遺族、関係者家族なとに丹念に取材し、事件を追った書。筆者も後書きに書いてあるが、殺人犯の心の機微のようなものに迫ろうとしている所が興味深い。私は、松永太が非常に怖ろしく感じた。。

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    2021年12月26日
  • 人殺しの論理 凶悪殺人犯へのインタビュー

    ネタバレ 購入済み

    人の狂気と強さを感じる

    死刑が確定した殺人犯へのインタビューと、著者が現場で集めた情報を元に、事件のあらましを書いている。
    加害者側の言葉が乗っており、ニュースで内容を聞くよりも、ずっと現実味が強く、また、痛ましいと感じる。フィクションではなく、本当に起こったことであり、それが自分の住んでいる国で起きていると信じられない。

    加害者の生い立ちを知ると、攻撃性が強い人格であったり、共感性に欠けていて自分以外を道具としか見れなかったり、社会性に欠けている。
    また、幼少期に母親と愛着が上手く作れなかったケースも多い。
    この2つの要因に、金銭への渇望が絡まると、犯罪が起きてしまうのだと感じた。

    自分の近くで、もし、苦しんで

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    2021年11月30日
  • 連続殺人犯

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    連続殺人犯への面会や周囲の人への取材などにより、事件を追いかけるルポ。
    後書きに「殺人犯の共通項を探していたがなかった」とあるが、いくつかのパターンはあると思う。
    先天的に障害がありそうな者、生い立ちにより心を病んだ者、自己愛が強すぎて周囲を取り込んでいく者など。
    そして加害者に子どもがいる場合も多い。被害者だけでなく、自分の子どもたちの未来も奪っている。

    軽度の知的・発達障害などがある場合、認知の歪みなどにより当たり前が通じないことがあるそうだ。
    殺人の動機が自分でもよくわかっていない、自分が何をしたかあまり理解していない者はこういった要因もあるのではないだろうか。

    大阪姉妹殺人の犯人は

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    2021年10月17日
  • 新版 家族喰い 尼崎連続変死事件の真相

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    とにかく登場人物が多いのが特徴的な事件だった。北九州の事件と併せて読むと、どのようにして他人を傀儡化するか共通点を見出だせる。
    家族喰いというタイトルが秀逸です。

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    2021年02月23日
  • 連続殺人犯

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    私のような茫洋と生きている人間でさえ、一回はその名前を聞いた事がある殺人犯が多数並ぶ。
    私や世間が想像している犯人像とはちょっと違うので、一度触れてみても興味深い一冊です。

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    2021年02月20日
  • 新版 家族喰い 尼崎連続変死事件の真相

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    表題からして強烈だが。内容も相当に強烈だった。本当にあった事件、というところが、さらに凄まじい。
    櫛木理宇『侵蝕』と併売予定。

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    2021年02月05日
  • 家族喰い――尼崎連続変死事件の真相

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    ネット等では載ってない事件の詳細や、美代子の過去の事などもたくさん載っており勉強になった。家系図は複雑すぎて、結局のところ最後まで全ては理解できなかった。美代子の生い立ちは両親にあまり構ってもらえないという、かわいそうなものであったが、それを理由に罪のない人を傷つけ追い込み殺してもいい理由にはならない。恵まれない過去があったとして、そこからどうするかというのは、その人次第だと思った。本当に異常な事。少し思ったのは著者の方は熱血型で、情がふかそう。著者の方の主観が少し強い感じがしましたので、読む時は注意してください。

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    2020年05月06日
  • 連続殺人犯

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    10人の連続殺人犯。殺人鬼、ではないところが、実際に犯人やその関係者と相対しての印象なのでしょうか。
    犯人たちの普段の姿は、本当に身近にいそうで、だからこそじわじわと怖くなります。隣にいるかもしれない、という恐怖。同情できるようなものはなくて、どれも身勝手なものばかりでしたが、親から暴力を振るわれたり売春させられたり、辛い過去を持っている人がいるのも事実。環境が少しでも違っていたら、もしかしたらこういう事件はなかったのかもと思うと、複雑な気持ちです。
    それにしても、洗脳は怖いですね…。

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    2019年06月24日