藤子不二雄Aのレビュー一覧
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・「人は誰でも完璧ではありません。むしろどこか破れて穴の見える人の方が、
長いお付き合いができるんじゃないでしょうか?」
・「やっぱり食事は好きな人と一緒に食べるのが一番ですね」
・「部屋というのは最終的にプライバシーが守られていないと辛いですよねえ」
・「何事も無心でやる人にはかないませんよねえ」
・「ホテルというのは、外から見ている方が夢があるような気がしますねえ」
・「人の肉体は滅びても、ヒトの魂や想いは永遠に漂い続けている、
と昔から言われていますがどうでしょうか?」
・「自分だけの個性的な仕事を選ぶ方が、人生に喜びを持てるんじゃないでしょうか」
・「人と人との出会い -
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・「人は誰でも、時間がたてば年をとるのを避けることはできませんが、
せめていい年のとり方をしたいものですねえ」
・「人間は場合によって色んなよそ行きの顔を持っています。
でも、一番真実の顔は…人を愛した時の顔じゃないでしょうか」
・「消極的でパワーのない人は、セールスマンには向いてないようですね」
・「過ぎ去った時間を取り戻すことはできませんが、思い出はいつまでも生き生きと甦らせることができるのです」
・「植物の中で、サボテンがとても感情反応が強い…というデータが実際の実験に出ています。
あのトゲの下に、きっと繊細で感じやすい心が隠されているんじゃないでしょうか?」
・「さよう -
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・「人生は夢のようなものです。楽しいことも悲しいことも過ぎ去れば、みな一夜の夢のようなものです」
・「過去は失われた時間です。どんなに悔やんでも失った時間を取り戻すことはできません。
それができるのは…夢の中だけなのです」
・「いい夢でも悪い夢でも、夢は醒めるから終わるのですが、
もしその夢がいつまでもエンドレスだったら、さぞ怖いと思いませんか?」
・「いじめられる者も哀しいけど、いじめる方も哀しいですね。
だっていじめられる者の心の痛みがわからないんですから」
・「一度スポットライトを浴びた女性は、もう二度と昔へは戻れません。
だから自分の彼女はなるべく人目にさらさない方がい -
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夢魔子
・「あたしの質問に答えて。君は今何を考えてたの?」
「何も…ぼくは頭の中をカラッポにしてポケーッとしてるのが好きなんだ。
ぼくは人と競争して、猛烈に頑張ることがとてもできないんだ。
ぼくの夢はどこか遠くの、誰も来ない所で、ぼくだけの城に独りっきりで済むことなんだ。
でもそんな夢、一生叶えられないだろうなあ」
「そんなことないわよ。祈るのよ、念じるのよ!
こうやって耳を塞いで、ジーッとただそれだけを念じるの。
もしそれが君にとってどうしても必要なことなら、きっと叶えられるわ」
・「私は弱い人間、競い合いや争いは嫌。叫びや罵りが怖くて耳を塞いで祈る」
・「できたわね。これで君はも -
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鎖のついた武器
・核保有(かくやすあり)は、小柄でおとなしそうな老人であった。
・「僕が武器のコレクションをしているのは、僕が背が低くて腕力がないからですよ」
・「僕は子供の頃、体の大きな子にいつもいじめられました。
いくら逃げても向こうの方が足も速く、体力もあって、すぐ追いつかれてしまう」
・「お前なんでそんなチビなんだ、悔しかったらかかってこいや、そう言って、暴力を振るうわけです。
そういったときの恐怖と惨めさ、発散できない憎しみは体験した者にしかわかりません。
恐怖と惨めさから逃れるために、自殺を何度考えたことか」
・「そんなある日、僕は例によっていじめっ子にわけもなく馬乗りにされ、殴られ -
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諸芸百般道険し
・「そうねえ、車の運転ができる人かな」
「外国語をあたしより話せる人でないと」
「遊びがうまい人、ギャンブルに強い人よ」
「映画俳優のチャールズ・ブロンソンのように肉体的にも精神的にも頼れる人ね」
・「…どれひとつとしてボクに合う条件がない。
どうしてボクってこんなに冴えない男なんだろう。
いまごろみんな、女の子と明るく楽しい夜を過ごしているに違いないのに、
ボクときたら、土曜日の夜なのに暗い部屋で一人ぼっち…
ああっ、なんて惨めでかわいそうなボクなんだッ。チキショウ!」
・そのとき広告が。『来たれ、体力と精神力に自信のない人。剛剛流空手道場』
・「空手か、強くなればモテテ -
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面白かったですが、絵やコマの書き方とかが自分の思っている藤子先生ぽくないなと思いました。手塚治虫や他の昔の漫画家ぽいというか初期の方の作品なのでしょうか。
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あざなえる縄
当時の街並みやトキワ荘の間取り等も、正確に描写されていて興味深かった。
おそるべき新人との出会い
手塚治虫の手伝いをしていて、一人の新人と出会う。さて、その新人とは・・・。
久しぶりの仕事
満賀道雄がメインになって描く漫画、さて、結果は・・・?
雨が降る・・・
『漫画は漫画家ひとりでつくるものではない。』漫画の奥深さ、漫画が読者に愛され、支持されてきた理由が明かされる。
謎の依頼人
漫画家にもこんな依頼があるんだ。でも、いったい誰が依頼人に満賀を紹介したんだ?
足長おじさん
今度のインタビュー記事の仕事も、謎の依頼人が影から応援してくれたものだった。
足長 -
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救いの手
一部ご紹介します
・「兄(喪黒福蔵)は人の心の奥に潜む欲望を駆り立て、その人を破滅に追い込む、という魔性の行為を働いてきましたが、私は違います。私の仕事は人を助けることです。それもふとしたことから人生の落とし穴に落ち込んだ人に救いの手を差し伸べ、落とし穴から出してあげるのが仕事です」
・「たまには道草もいいですけど、あんまり知らない脇道には入らないで下さいね」
・「天知る地知る己知る、人は騙しても、自分を騙すことはできません。自分自身に軽蔑されるなんて一番恥ずかしいことですものねえ」
・「たとえ酔っぱらっていても約束は破ってはいけません。特にあなたのようなスタアが約束を破ると社会的信用 -
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A先生
・「普段はどんなに隙のない人でも、旅に出た時は心が解放されて、理性や常識といった、自分をプロテクトしているものをなくすことがある」
・「僕は旅行に行くたびに、できるだけ多くの人と知り合おう、そしていろんなことを経験してやろうと思うようになった。漫画のネタ探しのためでもあるが、好奇心が強いというのもその理由だろう」
・「外国語に自信が無くても、身振り手振りを交えて、思い切って話しかける。また、勇気をもって単独で行動してみる。そうすることで、その旅の奥行きは深まっていく。そして信じられない体験をすることもある。もちろんリスクはある。偶然話しかけた人が全ていい人とは限らない。それよりも旅行者を騙 -
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大都会
・「人間は子供の時、誰もが未来に夢を持っている。しかし、大人になるにつれ、その夢は次第に失われていく。そして夢に代わり欲望が膨らんでくる。だが、毎日の生活を守るため、その欲望は奥深く抑えられる。何食わぬ顔をしているが、これらの人々はそれぞれにいろんな欲望を潜ませている。私の仕事は、かなえられぬ、と思っていたその欲望をかなえさせてやることです。ただし、そのあとどうなるか、そこまでの責任はとりません」
・「人間、どこかで息を抜かないと疲れますよ」
・「街には人が溢れています。それぞれ一つしかない人生を抱えて…。私は街の雑踏の中を歩くのが好きです。袖振り合う彼らの一人一人が自分の心と人生を持って -
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禍福は糾える縄の如し
・「禍福(かふく)は糾(あざな)える縄の如しといいます。人生にはいいことと悪いことが織り交じっているものです」
・「幸せというのは自分の生き方で作っていくのではないでしょうか?」
・「人間は懐が寂しくなると、心まで寂しくなるものです」
・「人間は環境の生物です」
・「人間を長くやっていると、心が疲れてきます。そんなときは旅が一番です。こうやってぶらりと旅に出て、別世界の空気を吸うとリフレッシュできます。そうすれば、また気分を入れ換えて、仕事に戻れるというものです」
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ジョギング
・「ごろ寝もたまにはいいですけど、しょっちゅうですと体だけでなく心もごろ寝してしまいますよ」
・「人間は動物ですから体も心も動かさないと退化しますよ。時々使わないと機能が落ちてしまいます。だから、私はジョギングをやっているのです」
・「ただ闇雲に走るのではなく、周りの景色を見ながらゆっくりと歩いたり、ジョギングしたりするのです。これが体と心にとてもいいのです」
・「ノルマは一切なしです。気ままにやるんです。疲れたら休む。いかがです?」
・「こうやって見渡すと、いろんな家があり、いろんな人たちが住んでいます。そこでイメージを働かせて想像するのです。例えば、この家はどんな家族構成で、どんな -
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ひと時の夢
・「今の子供はかわいそうですねえ。学校でも塾でも、勉強勉強と追い立てられて、子供らしい遊びをする時間はほとんどない。
昔は遊びは子供の特権でした。横町の空き地でメンコや野球で日の暮れるまで遊ぶ。お母さんがごはんだよ、と呼びに来る。子どもたちは夕日の中、また明日~と帰っていく。それに比べると今の子供は自分の自由時間がほとんどない。たとえあったにしても、その時間を一人部屋にこもってゲームをする。そんな子供が大きくなったら、頭は良くても、人間性を失ったいびつな大人になってしまうのではないでしょうか?」
・「今の子供たちは遊びもちゃんと教わらないとだめなのです」
・「よく遊びよく学べと言いますが -
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二つに分かれた道
・「一人の人間は一つの人生しか生きられないのです。例えば、二つの道があるとすれば、右か?左か?どちらか一方を選ばなければならないのです。そこで右か左かの選択をするわけですが、その決断に深く悩んでも、あまり意味がないのです。
なぜなら、どっちを選ぼうが、その結果の良し悪しは人生をやり直さない限り、一生分からないからです。例えば、右の道を選んで悪いことがあったとしても、左の道へ行ったらもっと悪いことがあったかもしれないわけです。だから、事に当たって迷ったりせず、即座に決断した方がいいですよ」
・「いくら現実から逃避して、自分だけの世界に閉じこもろうとしても、人間が社会生活を営んでいる以上、それ -
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喪黒福蔵の言葉
・「私はこれで儲けるつもりはありません。社会奉仕的な趣味なのですから、お金は一銭も要りません」
・「人間の積もり積もった欲求不満は意外なところに爆発するものですよ。だから、今のうちにちょっとした冒険を実行するよう、こうしてお勧めしているのです」
・「いくら高くったって車は物です。物をあまりに大事にしたり、執着しすぎることは、人を軽くみるもとになるのです」
・「ドライバーに必要なことは、人間に対する愛情と思いやりですよ。ドライバーがそれぞれ人間への愛情を持っていれば、事故は激減するに違いありません」
・「何でも始めから上手い人はおりませんよ」
・「護身術の一つぐらい身に付けておいて損は -
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丁寧な画
一つ一つ丁寧に描かれている作品。作者の思いが伝わる。
新しき出会い
親友となる人との出会い、ここでも寺田ヒロオは皆におごっている、先輩としての苦労がある。
姉よ
石ノ森の姉の話。石ノ森は姉思いだった。
ひとりでいたい夜
たった一つの連載が打ち切られた。厳しい世界。
ロケットくんの最後
マンガ家になること、それは、不安な未知の世界に行くこと。好きだけでなく、才能も必要だ。
夏の終わり
トキワ荘の仲間との旅行、青春のひと時・・・。
目の前の背中
偉大な尊敬する人、その背中を見ながら作者は・・・。
さらば友よ・・・
35年間コンビを組んだ、彼が死んだ。その思