藤子不二雄Aのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ仙べえ登場!!(1971年37号)
仙べえのおいたちは…?(1971年38号)
クーラー大騒動(1971年39号)
ペットちゃん大あばれ!(1971年40号)
木の葉変金術 Part.I(1971年41号)
木の葉変金術 Part.II(1971年42号)
台風よ来い!(1971年43号)
面くい鳥もわかってる(1971年44号)
★仙薬を作ろう(1971年45号)
仙術百科 大探索(1971年46号)
竜と歯医者さん(1971年47号)
なつかしの久佐目仙人(1971年48号)
木の葉の宝くじ大あたり!?(1971年19号)
パパは迷ドライバー(1971年50号)
仙べえ狩りに行く(1971 -
Posted by ブクログ
作風が安定した『週刊少年サンデー』版後期。感動のというか唐突な最終回まで。連載当初のカオス感は薄れ、藤子・F・不二雄による絶妙なネーム構成と見事なキャラクターの配置によりスタジオゼロ内での作業がシステマティックになったと思われる。「サングラスのQ太郎」、「世界で一枚しかない切手」など一つのテーマで14ページにまとめるような一貫性のある作品が増えている。これらは落語的な味わいがある。
意外なところでは毎日ラーメンを食べている小池さんの仕事が判明する「上にドがつく小池さん」、『ドラえもん』と『バケルくん』の「ぼく、桃太郎のなんなのさ」のプロトタイプのような「咸臨丸とQ太郎」(こちらの場合夢落ちとい -
Posted by ブクログ
1966年前半の『週刊少年サンデー』版。
ドロンパの登場のせいなのかようやく面白くなってきた。実際の初登場は1965年『小学五年生』12月号とのこと。『少年サンデー』での初登場はあっさり。唐突に「友達になってやるか」とドロンと出てきてゴジラに「なんだおまえ」と言われる。憎まれキャラであり、斬新なデザインに驚きはあるもののやけにあっさりしている。
ドロンパのことを好きだった訳ではないのだが、さびしがり屋のくせに意地悪なアメリカおばけが『オバケのQ太郎』の世界に深みを与えたのは間違いない。Qちゃんの比較対象がなかったのだ。人間ではない外部のものだから多少のナンセンスが許容されてきた。そこへある意味