無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
府中出身の元武士、十返舎一九のベストセラー本「東海道中膝栗毛」を、現代の言葉で分かりやすくかつ面白く伝えてくれるのは、やはり静岡出身の村松友視氏!
原作での「しぞーか弁」も再現・・・してたっけ?←しぞーか弁
一応「少年少女向け」の本とはなっておりますが、大人向けだと思います。
だって、弥次さん喜多さんの行動はいつだってオトナ向けだからなのです(^^;
少年少女に「伝えてしまっていいの?」な内容をふわあっと包み込み、二人の滑稽さに焦点を当ててます。
しかし刀を持たない理由を熱く語らせ、色々な人と出会い、騙され、エッチな目的もしっかり忘れない二人をイキイキと描き出してます。
原作本を読む前に読んでおくと、原作本に素直に入りやすいです。
または原作本が読みにくくて進まなくなってしまった人にもオススメです!
↑ワタシのことです。 やっと読み終えましたが(^^;
Posted by ブクログ
タイトルは歴史の授業で聞いた記憶があったかな程度の認識。
原書では恐らく読みきれないので小学生向けの本書で読んだが、用語解説や当時の風習、旅のルートの解説がイラスト付きで丁寧で、弥次さん喜多さんの珍道中の趣きを存分に味わえた。
(ちなみに監修を司馬遼太郎が務めている点が思いがけず贅沢)
物語冒頭から妻を騙して三行半を叩きつけ、その後に来た新しい妻(妊婦)も産気づいたのを放置して死なせるという、悪事を通り越して極悪非道なことを淡々とやってのける様は唖然とした。
しかし道中で出会う人をからかって、からかわれて、騙されてお金を盗まれても大して落ち込みもせずに歌にして詠むなど、憎めない江戸っ子の「粋」な心構えが随所に見られて楽しい。
峠を越えれば茶店があり、団子や焼き魚、その土地の名物料理のいい匂いがしてくる。
徒歩での旅は骨が折れるだろうが、二人でああでもないこうでもないと漫才のような掛け合いを繰り広げながら伊勢を目指す道中に退屈する余地はない。
一見お気楽な時代にも見えるが、訳者あとがきには「当時は幕府への反乱防止や治安維持のために庄屋・五人組など相互監視の厳しい窮屈な時代だった」と書かれてあってハッとした。
庶民の娯楽や自由が制限されている中で、本作品に触れた人々が癒しや安らぎを得ていたのであれば、単なるエンターテイメントに止まらない価値の重みと意義を感じる。
今後、東海道線・東海道新幹線を利用する際には、窓の外の景色を眺めながら弥次さん喜多さんの歩んだ旅路と、読者として二人と共に歩んだ大勢の江戸時代の人々に思いを馳せたい。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸