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「松下」という名前を手放す……。それは世界で戦うための創業90年目の決断だった。 2008年10月1日、未曾有の世界的不況という大嵐のなかでの出航となった新生”パナソニック”。社名変更、ブランドの統一、構造改革。これらが創業90年目以降の同社の成長を左右する。通期の大幅赤字や三洋電機買収などのトピック、大坪社長インタビューを交えつつ、世界企業パナソニックのブランド戦略を丹念な取材で浮き彫りにする。
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Posted by ブクログ
社名変更による影響、主にプラスの部分を解説。 本棚の隣くらいにある「パナソニックが三洋を~」と併せて読むとマイナスの部分も合わせて分かるかな。 以下はノートに箇条書きでメモしたのを転載。 ・普及価格帯商品-三洋の強み、資産の活用 →フルハイビジョン製品などの付加価値製品を主軸にするパナソニ...続きを読むックと補完関係(ラインアップの充実) ・家庭の大きな買い物-住宅に続き、自動車で平均228万円。 →家庭内の商品(デジタルAV、白物、キッチン)を合計すると292万円で自動車を上回る。 ・社名変更に伴い、全国約1万8000店舗の名称変更 ナショナルショップ→パナソニックショップ ・地域密着サービス体制の強み -信頼関係、顧客の住所・家の間取りまで分かる 「量販店が進出してきても、全く怖くない」 ・テレビを本当の意味での必需品にする -リンク機能の強化、冷蔵庫やエアコンのように ・薄型テレビ-年間1000万台出荷が最低のベースになる →最終的に世界で戦えるのは3~4社、そこに入る ・AVC社-世界14カ国、34拠点 海外事業比率76%(現在6割の本社のお手本に) ・デジタル版あかるいナショナル -家族の団欒、絆を取り戻す ・技術が使いやすい=技術が見えないこと、自然に溶け込む ・アナログ時代-毎年8%が陳腐化 デジタル時代-毎年25%、4年で無くなってしまう ・パナソニック-世界トップレベルのグローバルブランド 憧れのブランドを目指す ○中村会長-「破壊と創造」、「日に新た」 ○大坪社長-「衆知を集めた全員経営」 →パナソニックが好き、創業者の経営理念が好き →総合力の源泉 ・ブランドバリュー-先進、洗練、信頼。ecoがベースに ○BRICs+V(ベトナム)を重点市場に(6000億) ・富裕層とネクストリッチ層をターゲット ・一方でEM-WIN(エマージングマーケット)をスタート 新興国向け、4%程度 ・中国-松下の名が浸透、スリム冷蔵庫(売上10倍)、光Ag除菌洗 濯機(シェア3→18%)。現地での調査結果をもとに開発 ・欧州-エコの意識が高まる、白物家電(冷蔵庫や洗濯機)の堅牢性、 最低ラインの事業規模-1000億円 ・欧州での展開-ベースモデルの構築、世界戦略の成否に影響 ・米国でのビエラリンク-まだ花は咲いていない ・ケーブルテレビが普及している-コムキャストと戦略的提携 ・北米-薄型テレビの低価格化が最も激しい サービス強化などの付加価値戦略で差別化 ○Panasonicグループのグローバル戦略の課題 ・スピードアップとアグレッシブ性 ・世界レベルでより軽く、速く ・グローバル人材の育成-How to make money 高い技術力をいかに利益に変えるか ○環境に対して ・2大事業ビジョン-「ユビキタスネットワークの実現」 「地球環境との共存」 ・GP3計画-「収益を伴った着実な成長」、「全事業で環境負荷↓」 ・成長戦略と環境戦略は車の両輪-あえて盛り込む 姿勢だけでなく実行力やその効果も測定 →環境対策への遅れが許されない風土を築く ・生産拡大とエネルギー削減は矛盾なく実現できる ・グローバルエクセレンスと呼ばれる要素の1つに先進的な環境取り組み ・節約だけでなく、「モノづくりプロセス」全体に環境対応 ○広い視野からの環境への取り組み ・CO2削減などの「省エネ」 ・三洋の太陽電池による「創エネ」 ・二次電池による「蓄エネ」 ○家庭内の消費電力のほとんどを製造・販売 →家まるごと提案において家まるごと省エネは必須条件 長かったーーーー。
2008年10月にパナソニックへと社名を変更した松下電器産業。 社名変更の経緯と今後の目指すべき方向性について、大坪社長以下のインタビューを交えながら紹介している。 ビエラリンク、eco、憧れのブランド、海外事業等が本書のキーワード。
企業名をパナソニックに変えて、グローバルの戦いに望む。同時に行われた社内改革(顧客基点、ブランド重視の考え方に基づく組織・意識改革)や企業内の一体感を醸成した作用も記されている。途中途中、細かい商品戦略の話になってしまう部分は読み飛ばしてもいいかな~。
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松下からパナソニックへ 世界で戦うブランド戦略
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