Posted by ブクログ
2010年04月19日
社名変更による影響、主にプラスの部分を解説。
本棚の隣くらいにある「パナソニックが三洋を~」と併せて読むとマイナスの部分も合わせて分かるかな。
以下はノートに箇条書きでメモしたのを転載。
・普及価格帯商品-三洋の強み、資産の活用
→フルハイビジョン製品などの付加価値製品を主軸にするパナソニ...続きを読むックと補完関係(ラインアップの充実)
・家庭の大きな買い物-住宅に続き、自動車で平均228万円。
→家庭内の商品(デジタルAV、白物、キッチン)を合計すると292万円で自動車を上回る。
・社名変更に伴い、全国約1万8000店舗の名称変更
ナショナルショップ→パナソニックショップ
・地域密着サービス体制の強み
-信頼関係、顧客の住所・家の間取りまで分かる
「量販店が進出してきても、全く怖くない」
・テレビを本当の意味での必需品にする
-リンク機能の強化、冷蔵庫やエアコンのように
・薄型テレビ-年間1000万台出荷が最低のベースになる
→最終的に世界で戦えるのは3~4社、そこに入る
・AVC社-世界14カ国、34拠点
海外事業比率76%(現在6割の本社のお手本に)
・デジタル版あかるいナショナル
-家族の団欒、絆を取り戻す
・技術が使いやすい=技術が見えないこと、自然に溶け込む
・アナログ時代-毎年8%が陳腐化
デジタル時代-毎年25%、4年で無くなってしまう
・パナソニック-世界トップレベルのグローバルブランド
憧れのブランドを目指す
○中村会長-「破壊と創造」、「日に新た」
○大坪社長-「衆知を集めた全員経営」
→パナソニックが好き、創業者の経営理念が好き
→総合力の源泉
・ブランドバリュー-先進、洗練、信頼。ecoがベースに
○BRICs+V(ベトナム)を重点市場に(6000億)
・富裕層とネクストリッチ層をターゲット
・一方でEM-WIN(エマージングマーケット)をスタート
新興国向け、4%程度
・中国-松下の名が浸透、スリム冷蔵庫(売上10倍)、光Ag除菌洗 濯機(シェア3→18%)。現地での調査結果をもとに開発
・欧州-エコの意識が高まる、白物家電(冷蔵庫や洗濯機)の堅牢性、 最低ラインの事業規模-1000億円
・欧州での展開-ベースモデルの構築、世界戦略の成否に影響
・米国でのビエラリンク-まだ花は咲いていない
・ケーブルテレビが普及している-コムキャストと戦略的提携
・北米-薄型テレビの低価格化が最も激しい
サービス強化などの付加価値戦略で差別化
○Panasonicグループのグローバル戦略の課題
・スピードアップとアグレッシブ性
・世界レベルでより軽く、速く
・グローバル人材の育成-How to make money
高い技術力をいかに利益に変えるか
○環境に対して
・2大事業ビジョン-「ユビキタスネットワークの実現」
「地球環境との共存」
・GP3計画-「収益を伴った着実な成長」、「全事業で環境負荷↓」
・成長戦略と環境戦略は車の両輪-あえて盛り込む
姿勢だけでなく実行力やその効果も測定
→環境対策への遅れが許されない風土を築く
・生産拡大とエネルギー削減は矛盾なく実現できる
・グローバルエクセレンスと呼ばれる要素の1つに先進的な環境取り組み
・節約だけでなく、「モノづくりプロセス」全体に環境対応
○広い視野からの環境への取り組み
・CO2削減などの「省エネ」
・三洋の太陽電池による「創エネ」
・二次電池による「蓄エネ」
○家庭内の消費電力のほとんどを製造・販売
→家まるごと提案において家まるごと省エネは必須条件
長かったーーーー。