勢古浩爾の作品一覧
「勢古浩爾」の「ああ、自己嫌悪」「おやじ論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「勢古浩爾」の「ああ、自己嫌悪」「おやじ論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
勢古さんの事を全く知らずに読みました。
エッセイに登場する人物や事象を拝察すると、なかなかお歳を召していらっしゃる…そんな印象で読みました。
伊集院さんや養老孟司さん、こちらでしか知れ得ない事から始まり
テレフォン人生相談や日本の哲学者吉本さん
人生を良く生き、楽しみ満足するには
これで良いと言うのが無いのは分かっているのに
答えを求める人がいるからこの様な本が読まれるのだと思う。
巻末にある清濁合わせと言うフレーズだってそう
合わせるから良いと言う人もいれば
合わせていたら伸びないと言う人もいる
さて、貴方はどう感じどう生きていく?そう問われたかの様だ。
Posted by ブクログ
読書は面白ければ良い。守破離の末に筆者が辿り着いた老境ともいえる心境。読書体験と昨今の読書家への容赦ない斬りこみが楽しい読書論。
読書論的な本は数多くある。だがたいていは格式ばっていてつまらないものだ。本書はあえて理論を語るのでなく、筆者の読書体験にテーマを絞っているところが楽しい。多くの名著に挑戦し途中で挫折したり理解できなかったり、人間味というか共感を持てるところが何より良い。
本書の中では「第5章読書家たちの読書論を読む」が圧巻。立花隆、丹羽宇一郎、出口治明、齋藤孝、佐藤優、森博嗣、又吉直樹、斎藤美奈子など名だたる読書家に対する容赦ない批評が楽しめる。「東大読書」に対する評価は特に笑