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人に認められるために生きているわけではない――と強がってはみても、心は人の目を気にしてばかり。バカにされると腹が立ち、責められると言い訳が口をつく。つい自慢したり威張り散らしたり、「デキる人」「モテる人」と見られたい。思いどおりに評価されないとイライラする自尊心。努力が報われにくく人並みの幸せさえ覚束なくなったいま、不満を抱えたまま生きるしかないのか? どう思われようが「自分はこれでいい」。他人にふりまわされないために、自分だけの<生きる意味>を見つければいいのではないか……。【他人の目を気にしてしまうわたしたち……】1章:ついつい自慢したくなる[自己証明]/2章:バカにされると腹が立つ[自尊心]/3章:「おもしろい人」と思われたい[世間価値]/4章:モテたい・結婚したい・評価されたい[承認]/5章:自分の非を認めたくない[自我]/6章:「自分だけの意味」を見つければいい[超承認]
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年10月07日
自己承認欲求について。人の欲求の中に「他人に認められたい」というものがある。 著者の経験、現代の風潮や事例を踏まえて、自己承認欲求を考察する。
著者の「定年本」が面白かったので、ついでに読んでみた。この本も前半は真面目な自己承認論を展開するが、徐々に著者の本性が出てきて、後半は面白エッセイになってし...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月23日
・著者による日本人論、テレビ論、マスコミ論
・のりは軽い
・「怒らないこと」アルボムッレ・スマナサーラ
・マズローの欲求5段階説
・桑田真澄を褒めている
・アメリカ人の行き過ぎたポジティブシンキングへの懸念
・生きることの意味
・この著者は多くの本を取り上げ、紹介、引用しているが、最後に参考文献一覧...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月30日
「他人に認められたい」という承認欲求に骨がらみになっている人間の姿を冷徹に見つめて、その醜悪な事例を鋭い筆致で描き出している本です。その一方で著者は、「自分はこれでいい」「やるだけのことはやった」と自分で自分を認める自己承認が必要なのではないかと主張しています。
おもしろいと感じたのは、著者が自己...続きを読む
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