こだまの作品一覧
「こだま」の「女子の業(ごう)特集~試し読み無料パック」「いまだ、おしまいの地」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
ダウン症のけんちゃんを中心に、その周りの人たちがつながり、励まされ、成長していく物語。
温かで前向きな気持ちをくれる、春に読みたい一冊。
テンポが良く、すっと読みやすい文調で、「障害」とその周りに重苦しくまとわりつく何やらをそっと包み込んでくれる感じがした。
綺麗事だけじゃなくて、障害のある人自身の、そして周りの人間の「障害」を受け入れられない気持ちをも取り上げられているところが好き。特別支援学校で働いた経験があるからこそなのかな、と。
障害を持つ人を支援するような対人援助職を目指す人にとっては、お仕事小説としても読めるのではないかな。
「あしたの君へ」(こちらは家裁調査官補の話)と近い感
Posted by ブクログ
けんちゃんに無性に会いたくなってきた。
遠く寒い大地に行けば会えるのだろうか。
各章に出てくる登場人物にすべて感情移入しすぎて、読み進むのが止まらず(笑)
よい本に巡りあったなあと、3月のこの時に読めてよかったなあと。おかげでともすれば最初の多田野先生のように「なにも起こらない春」に過ぎ去られて行くところだった。
私も仕事柄、先生であったり、障がい者であったり、それに悩んだりすることに携わる人たちと多岐に絡む人たちが多く出てくるお話。
特別だと、思ってはいけないと思いつつ、つい対応を変えてしまう自身にときどき腹がたつ。
だから、七尾くんへの感情移はすごいもんでしが、最後の最後。鹿野先生の言葉が
Posted by ブクログ
こだまさんの魅力が染みてきます。
2作続けて読んでみました。
こだまさんが、書くことに悩んだり
挑んだりしていることが感じられて
エッセイもおもしろいんだなーと、
小学生のように感じています。
回を重ねるごとに、生活がこなれていくのかと思いきや
ギリギリで無事?なことが面白くて
笑ってしまいます。
郷愁の回収には寂しさもありながら
「あぁ、こうして前を向くんだなぁ」
と映画の主人公を応援しているような気持ちになりました。
あとがきに、
こだまさんから製本に関わられた方への謝辞がありまして、
素直な気持ちや、相手の方々の生活にも思いを向けられた感謝の文が載せられています。
実はこれが1番
Posted by ブクログ
言葉が、いちいち面白い。
"「ドリンクバー南極事件」がある。夫がそう呼んでいる。ファミリーレストランで製氷機の氷が止まらなくなったのだ。"
とか
"はるばる山を越えて向かった天然酵母のパン屋には「春までお休みします」と冬眠前の熊がしたためたような看板が立て掛けてあった。"
「気にしないこと」それができないから苦労している。
そんなときに読むと観方は変わるし、
気にもしなくなる
著者の経験は、きっと大変なんだろうけど、
「巻き込まれて大変なんじゃない」
「アンタが周りを巻き込んで、周りが大変なのだ」
数々の飛び抜けたエピソードに、
ツッコミを入れな