信田さよ子の作品一覧
「信田さよ子」の「溺れながら生きる 依存とケアのあいだで」「なぜ人は自分を責めてしまうのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
信田さよ子氏が『依存症』の続編として25年の時を経て書いた本書。中身は濃い。
欧米に比して日本では『〇〇依存症』と言えば、本人の意思が弱いから止められないのだという見方が特に強い気がする。
〇〇中毒が依存症と名前を変えても世の見方は大して変化したとは感じない。
なぜ依存症になるのか?本文中には
《依存は自前のトラウマケアなのだ》
という一文がある。そういうケースが殆どだったのだろう。
依存とは少し異なるが…
著者は、第二次世界大戦で兵士が受けたトラウマについても言及する。当時は誰もそのトラウマに気付かず、トラウマを抱えた本人は家族内にその行き場(に暴力で)を見出す。そして、その結果は、母
Posted by ブクログ
いつも冴えている信田さん。現代的な依存とアディクション論。著者が強調しているが、この10年で依存症の見方にトラウマ論が入り非常に理解しやすくなった。その延長セイン上に戦争トラウマも知られるようになり戦後81年の精神構造がトラウマ論から読み解く論も出てきたのは蓋を閉めていた部分ふが開きつつあるのかも。セルフケアの二面性についても依存症からの視点で、容易に自己責任論に陥らないためのグループ対応など、依存症臨床をしている部分からは言語化してくれているところがあり、スッキリした。最後に現代資本主義自体がアディクションになっている部分があり、その点での社会の見方は同感です。