とりかえ ばや作品一覧

  • とりかえ・ばや 1
    完結
    4.3
    男らしい姫君と女らしい若君 それならいっそとりかえてしまいませう――― ベテランのさいとうちほが、新たな衝撃作をスタート! “男女逆転ドラマ”の原型である古典「とりかへばや物語」を大胆にアレンジ。 男として生きる女君・沙羅双樹と、女として生きる男君・睡蓮の禁断の運命は―――!?
  • それいゆ文庫 異世界とりかえばや 王女と地味子 王女の入れ替わりは突然に ~王女、スマホを手にする~
    続巻入荷
    -
    婚約を祝う茶会で、マカロンを喉に詰まらせた王女。目覚めるとそこは豊島区巣鴨なるところ。鏡に映る姿は……これが、わたしか? 婚約を祝う茶会で、マカロンを喉に詰まらせた王女。目覚めるとそこは豊島区巣鴨なるところ。鏡に映る姿は……これが、わたしか? 王太后である厳格な祖母に育てられたレティシアは、自分がひそかに『氷の王女』と呼ばれていることを知っている。婚約を祝う茶会に集まった令嬢たちがよそよそしいのも相変わらずだ。やがて趣向を凝らした演出とともにマカロンが提供され、レティシアはそれを口にすると、喉に違和感が……。息ができず苦しんでいるうちに意識が遠のいていく。目覚めると、そこは見たこともない部屋だった。「ここは、どこだ?」と侍女のビビに尋ねると、これまで聞いたこともない響きを持つ声が『ここは豊島区巣鴨です』と答える。鏡を見れば、髪も瞳も黒く、地味な顔立ちでまるで別人である。『あなたは長谷川環、二十八歳。誕生日は三月九日です』とレティシアに告げたのは、侍女のビビと同じ名前のバーチャルアシスタントだった。やがてビビと会話をするうちに、レティシアはどうやら別世界の『はせがわたまき』と入れ替わってしまったらしいことに気づく。『はせがわたまき』として生きるために、レティシアは日記を読み、配信ドラマでこの世界について学び、ビビに日常を教えてもらいながら街に出て、『はせがわたまき』の転職先で『はせがわたまき』として仕事に就く。だが、つい素が出てしまい……
  • とりかえばや男子(1)
    -
    「運命だよな、同じ日に同じ病院で生まれたなんて」大好きな幼馴染の祐輔が笑う。ずっと憧れて恋しつづけた相手。…だけど俺には祐輔にも知られたくない秘密がある。それは家庭という監獄の中で行われ続けてきたこと。誰かこの地獄から救って欲しい。そう願ったとき、さらにとんでもない『秘密』が暴露された…!! 狂っていくふたりの運命。生まれたときから狂っていた俺たちが救われる道なんてあるのだろうか――。
  • 転生とりかえばや物語
    3.5
    日本最古の男女入れ替え物語が〝生まれ変わる〟! 現代の女子高生だった「私」は、女の子らしくない、と両親からも、彼氏からも蔑まれ、絶望していた。そんな彼女が八坂神社に祈りを捧げると、気づけば平安時代の貴族の娘・夕月に!? 現代より更に男尊女卑が強そうな時代に何故? それでも彼女は女の子より女っぽい兄弟の朝露と共に、自分らしく生きるため、現代の知識を武器に奮闘する! 名作を改めて新しく楽しめる、新・エンターテインメント!
  • とりかえばや【イラスト入り】
    3.0
    滅亡した一族の仇を討つため、シェーナはまんま貴公子サマエル・アビレッシアになり代わった。だが堕ちた運命は変えられないのか。過去をたてに罠にはめられてしまう。 耽美小説の女王が、豪華絢爛な背景を舞台に紡ぎだす、衝撃の作品!
  • とりかえばや陰陽師とはぐれ検非違使
    3.0
    黒衣と白衣。真逆のふたりが都を走り難事怪事を解決! 時は平安。邪な心を持つ人間から都の平穏を護るため、本来なら交わるはずもない検非違使と陰陽師が手を組むことになった。しかし、猪より速い足が自慢だがはぐれ者の検非違使・三浦貞頼と、安倍晴明の再来と誉れ高い陰陽師・安倍菊月は、何かといがみ合い相容れない。しかも、菊月は男装の麗人だが、兄弟子死亡の暗い影を纏っていて……。異色のバディが都の難事怪事を解決する平安ファンタジー。 序 第一章 白き陰陽師と黒き検非違使 第二章 蔵人所の変異と届かない言葉 第三章 女御への呪い 第四章 安倍晴明の再来と消えた絹布 結び ◆著者 遠藤遼(えんどう・りょう) 東京都生まれ。著作に「平安あかしあやかし陰陽師」「平安後宮の薄紅姫」(どちらも富士見L文庫)、「平安姫君の随筆がかり」(講談社タイガ)、「晴明の事件帖」(ハルキ文庫)、「源氏物語あやとき草子」(双葉文庫)各シリーズのほか、『きみの最後の一カ月、恋はオパール色になって』(二見サラ文庫)、『夫婦包丁のおしながき』(ポプラ文庫)など多数。 ◆イラスト 春野薫久(はるの・たく)
  • 【電子オリジナル】とりかえばや艶話【特典SS・イラスト付き完全版】
    4.3
    「もう……堪忍してください……」大納言家の男勝りの姫・白菊は、突然の父の死に疑問を抱く。そこで気弱な双子の弟・春家と入れ替わって出仕し、真相を探ることに。だが主である東宮・雅鷹に気に入られてしまい、正体がバレてしまう。男性経験のない白菊は、雅鷹の情熱的で甘やかな愛撫を受けて官能の虜に……。雅鷹は、白菊を危険な目にあわせたくないと言って!? 【目次】とりかえばや艶話/【特典SS】練習の成果/あとがき
  • とりかえばやの後宮守
    4.0
    流刑の御子は生き抜くために。少女は愛を守るために。性別を偽り、陰謀渦巻く後宮へ――! 俘囚の村で育った春菜は、母をなくして孤独に。寂しさを癒したのは、帝暗殺の罪で流刑にされた御子、雨水との交流だった。世話をやく春菜に物語を聞かせてくれる雨水。だが突然、行方を晦ます。 同じ頃、顔も知らぬ父から報せが届く。それは瓜二つな弟に成り代わり、宮中に出仕せよとの奇想天外な頼みで……。 雨水が気がかりな春菜は、性別を偽り宮中へ。目立たぬよう振る舞うも、なぜか後宮一の才媛・冬大夫に気に入られて――彼女こそが、女官に成りすました雨水だった。
  • とりかえばや物語
    4.8
    平安時代末期に成立した『とりかえばや物語』は、内気で女性的な若君と、男性的で快活な姫君とが、それぞれ女装して、男装して生きていくことで展開する王朝の物語である。「男女をとりかえたい」との父親の願いが、そのまま物語のタイトルになっている。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。
  • 夢の碑 とりかえばや異聞
    完結
    3.8
    古今東西幻想綺談、夢の碑シリーズ第一弾。 昔むかしこの世には、鬼や精霊、妖魔変化ら人外異形のものどもが、闇から現れ闇に消え、ひっそり暮らしていたそうな。人と交わり人に恋し、争うこともあったという。…とある数奇な物語、京の遊女紫子と安芸の大名佐伯碧生の身代わり劇。兄に代わりて武将となった紫子は、織田、毛利の軍勢に立ち向かい、鬼の血をひく異能者風吹と天に昇って消えたという…。 古今東西幻想綺譚「夢の碑」ここに始まる。
  • 王都とりかへばや物語 男装令嬢と王子
    3.5
    弟になりすまし王城に留学したアンジェラ。滞在早々、オレ様王子ウィルに女と見抜かれ、身体検査を!「締めつけないでと胸が訴えてるぞ。ほら、ここだ」荒々しい指先で男装をほどかれ、敏感な乳首を転がされて――。男姿のまま捧げた純潔、浴室の触れ合い、二人きりの遠出。胸ときめく日々に、どんどんウィルへの想いが膨らみ、彼もアンジェラなしではいられないと告げて……。

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  • 花蜜とりかへばや絵巻 ~男装貴公子、ヒミツの恋~
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    時は平安。都中でモテモテの貴公子、九条翡翠。その正体は男として育てられた女の子。よりにもよってライバルの貴公子・晴臣に女とバレてしまい!? しかも身体まで奪われて……。屈辱に震えながらも、彼の熱を忘れられなくて……。
  • 縁切屋(1) とりかえばや鬼語
    -
    1~3巻495円 (税込)
    悪霊との縁切りを裏稼業としているカインと摩利、そしてアヅミ&讃良が帰ってきた! 今回の依頼主は岩手から来た辛嶋千晴。彼の実家でたて続けに怪死事件が発生。遺体には無数の穴が開き、その脇には呪術用の人形が置いてあったという。現地に赴いた彼らは、背中に千晴の名が書いてある人形を発見。さらにカインに蝦夷の王〈アテルイ〉の霊が降りてくる。東北にまつわる怨念と、辛嶋家の事件はどうつながるのか!?  悪霊相手にイケメンコンビが活躍する大人気オカルトアクション、『千の顔を持つ男』からシリーズ名変更を経ての第1弾。 ●六道 慧(りくどう・けい) 東京の下町・本所生まれ。今も長兄が実家で小さな小さな町工場を営んでいる。1988年。朝日ソノラマから『大神伝(1) ムーの大神』でデビュー。以来、ライトノベル、時代物、そして警察小説とジャンルを変えながら挑戦してきた。「継続は力なり」が信条。