パラダイム作品一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、「本阿弥切」の全文字をかなの単体、二字連綿、連綿、漢字の順に分類、収録した字典です。「本阿弥切」は、本阿弥光悦が愛蔵していたことからこの名がつけられた、と言われています。平安時代の書の中では、最も小粒ながら、筆勢の力強さ、丸く張りのある字形、字間の狭さなどから、立体的で重量感に富んだ大きさを感じさせます。もともとは天地16.7センチほどの巻子本で、唐紙に古今和歌集を書写したものです。現在、存在が確認できるのは、およそ3分の1ほどですが、一巻の色を同じにし、紋様もほとんど一巻一つにしてある点も、本阿弥切の大きな特色です。その書きぶりも各巻ごとに大きな変化を見せ、まさに自由奔放、変幻自在の限りを尽くしています。また構成上でも一首を一行書き、二行書き、三行書き、前の行への追い込み、散らし、と形式にとらわれず自由に書かれているのも特徴です。この字典が、汲めども尽きぬ、見れども飽かぬこの魅了的な古筆の勉強の一助になれば幸甚です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、「関戸本古今集」の全文字を、かなの単体、二字連綿、連綿、漢字の順に分類、整理したものです。「関戸本古今集」は、十一世紀に書かれたと言われる日本の代表的な古筆です。その連綿の美しさ、円転自在な用筆法、墨色の変化の多様さなどによって、多くの人々に愛されてきました。「関戸本古今集」の字書を編纂するにあたって、この美しい文字をそのままの形で取り出すことに細心の配慮をはらいました。破損部分等にも加筆修正は避け、判別可能な限りすべての文字を現存の形のまま収録しました。一般に、かなを学ぶには臨書から始めますが、次に倣書に移ったときに、きっとこの「関戸」の字書を役に立てていただけることでしょう。「自分の作品」と呼べるものが作れるようになるまでには、長い古典の遍歴を要するものです。しかし、時間をかけて正確に倣書することが、遠回りなようでも一番の近道です。本書では、かなの単体以外に、二字連綿や連綿の項を設けてあります。倣書を始めたばかりの方は、言葉の意味から区切った連綿の部が参考になるでしょう。また、経験を重ねるうちに二字連綿、単体を自分の目で選び出し、自由自在に組み合わせていけるようになるでしょう。すばらしい作品を作るために、本書が活用されることを願ってやみません。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、「高野切」の全文字を、かなの単体、二字連綿、連綿、漢字の順に分類、収録した字典です。「高野切」は、その一部が高野山にあったことから、「高野切」の名で親しまれてきました。もとは巻子本でしたが、後に分断されたために「切」の名称で呼ばれています。古今和歌集の写本のなかでは最も古いものですが、かなの完成された姿を見ることができ、「かなの原点」「古筆の王者」と賞賛されてきました。美しい書は数多くありますが、「高野切」ほど見る者の心を落ち着かせ、また襟を正させるような古筆はありません。書も技法中心の現代にあって、改めて見直されてよい至高の古筆といっていいでしょう。「高野切」は、三人の能書家の寄合書で、それぞれ第一種、第二種、第三種と呼ばれていますが、本書には第一種と第三種を収録しています。第一種は墨づきが美しく、温雅で、気品に満ちています。第三種は若々しく清らかな書風が、見る者を魅了します。この字典が、「高野切」との新たな出会いの場になってくれれば幸いです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、「一条摂政集」の全文字を、かなの単体、二字連綿、連綿、漢字の順に分類、整理したものです。一条摂政集は、前編四十一首、後編百五十三首、墨附百二十面の枡形本が、そのままの形で今日に残る貴重な家集です。「一条」が書かれた時代は、貴族社会から武家社会への移行期にあたり、平安朝の正攻法の書とは趣を異にしています。変転自在、気取らず心の赴くままに淡々と筆を運ぶこの書は、見る者に親しみを感じさせ、また現代の作品作りに大きな示唆を与えてくれることでしょう。「一条摂政集」の文字には、一見派手な技巧や変化はないように見えますが、字書に整理分類してみると、一文字一文字がじつに多様な顔を見せてくれます。臨書にも倣書にも、本書を活用していただければ幸いです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、「三色紙」の全文字を、かなの単体、二字連綿、連綿、漢字の順に分類、整理したものです。「三色紙」の名称で親しまれている「継色紙」「寸松庵色紙」「升色紙」は、古来より古筆の最高峰として称賛されてきました。継色紙の品格の高さ、寸松庵色紙の強靭な線とリズム、升色紙はふくよかで清らかな線、散らしの斬新さが日本人の心に迫ってきます。これら三つの色紙は、いずれももともとは十数センチ四方の冊子本であったことが知られています。平安時代の姫君の手のひらに納まる、まことに愛らしいものであったようです。後世にバラバラに分断され、色紙として珍重されるようになったのは、数ある古筆の中でもさん然と輝くこれら名筆の運命だったのかもしれません。しかし、今日その大半が失われてしまったのは残念な限りです。「三色紙」の字書を編纂するにあたって、現存する資料は可能な限り参照したつもりですが、もはや行方知れずとなってしまったものもあります。しかしその逆に、近年新たに発見されたものも少なくありません。本書を改訂する機会があれば、時代の移り変わりとともに、より充実した字書に育ててゆきたいと思います。字書に整理分類された文字からは、一首一葉の形で見るのとはまた違った顔を発見できます。臨書、倣書の勉強では、その古典にどれほど肉薄できるかが重要ですが、この字書がその一助となってくれれば幸甚です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気ゲームブランド「Key 」の初期作品「AIR」の製作素材が詰まった原画集です。 【あの夏の日々を、憶えていますか…】 さびしがり屋の観鈴、いつもいっしょだった美凪とみちる、元気な佳乃とポテトのコンビ。彼女たちの夏の出来事が、この一冊にいっぱい詰まっています! ・線画や影指定に加え、各シーン、イメージ段階のラフカットや未使用カットが満載!! ・販促用グッズなどに使用された、描き下ろしのヒロイン達も網羅しています。 ・ゲーム内のCGや設定資料を完全収録。スタッフコメントも入った、永久保存版資料集です。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、「針切」の全文字を、それぞれかなの単体、二字連綿、連綿、漢字の順に分類、収録した字典です。「針切」は"針"のように細く鋭い線で書かれていることから、古くより「針切」の呼称で人びとに親しまれてきました。『相模集』と『重之の子の僧の集』の書写からなり、「相模集」はゆったりのびやかに書かれ、「僧の集」は一葉の行数も多く、小さな字で詰め込まれている印象を与えます。これは、「相模集」が書写された冊子の余白に「僧の集」がつけ加えられたためである、と考えられています。しかし筆者については、同筆であるという意見と異筆であるという意見があり、本書では二部に分けて編纂しています。異筆であるか否かは別として、分類整理された連綿などからは、ずいぶんと違ったリズムを見てとることができます。繊細でしかも軽快なところが現代人の感覚とマッチしているのか、抜群の人気を誇っている古筆です。この字書がその魅力をさぐる一助となれば幸いです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は「香紙切」の全文字を、かなの単体、二字連綿、連綿、漢字の順に分類、整理したものです。「香紙切」は、その名のとおり、虫よけのための黄檗(おうばく)で染めた紙に書かれた、十一世紀末の古筆です。繊細かつ力強く美しい線で奔放に書かれたその独自の書風が、針切と並んで現代の人びとの人気を集めています。漢字が不得手なこと、漢字の素養がないための字のくずれなどから女性の手になるものとされていますが、こうして字書の形にまとめてから眺めても、とてもオシャレな感じで、見る者を楽しい気持ちにさせてくれます。このような魅力的な書を書いたのは、どのような女性だったのか、興味は尽きません。この古筆には、そのような力強い自己主張があり、それがまた現代人の共感を得ているのではないでしょうか。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、東京三鷹市の吉岡クリニックで実施されている、アルツハイマー病患者を対象としたアートセラピーで生まれた作品の中から、200点あまりを画集としてまとめたものです。「ボケ老人」といえば、社会的にも家庭内でも、頭痛の種、困った存在と見なされていますが、実はそのように扱われて一番傷つくのが本人です。「アートセラピー」は、子供だましのような「お絵かき」ではなく、こころをゆったりと解放する絵画療法で、「常人」にはマネのできない見事な作品が生み出されてきます。生き甲斐を回復し、その結果として病気の進行を食い止めることを目指した画期的なアートセラピーの現場に、皆様をご招待いたします。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、和泉式部の家集の伝本の一つである「和泉式部集切」の全文字を、かなの単体、二字連綿、連綿、漢字の順に分類、整理したものです。この古筆切は、大部分が『和泉式部続集』を書写しているところから、「和泉式部続集切」とも呼ばれています。書風から二人の能書家の寄合書とみられ、従来上下巻、あるいは「和泉式部集切」「和泉式部続集切」と分類されてきました。しかし、歌集としての『正集』『続集』の区別と混同されることが少なくなく、本書では純粋に書風の違いに重きを置いた分類として、飯島春敬氏が提唱された甲類、乙類の区分を採用しています。また、乙類に関しては、桑田笹舟氏が主張されている丙類の存在にも配慮し、乙類の後半に*印をつけて配置しました。当編集部内では、特に単体の部でははっきり乙類との書風の相違が感じられる、との意見もありますが、いかがでしょうか。読者の皆様のご判断を仰ぎ、ご感想をお待ちする次第です。
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-悪魔の侵攻により滅びゆく人類の未来を変えるため、過去へと旅立った聖治と香織は、最強を創造するための儀式「セブンスソード」に参加する。 最後のひとりになるまで闘うことを宿命づけられた七人の参加者と、強力な異能を持つ七本の剣「スパーダ」。 聖治はスパーダ最強の男、魔堂魔来名の振るう刃により命を落とすのだが、目を覚ましたその場所は儀式が始まる前日で……。 異能と剣、現代と未来が交差するバトルノベル!
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-世帯分離による社会保障費削減を日本で最初に提唱したアイデアマンが、自由気ままに生きる猫の気持で、所得税を限りなくゼロに近づける秘策を授けます。2016年(平成28年)の確定申告に対応した最新改訂版。
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-30歳、ごく平凡なサラリーマン・山田太郎。 仕事と休日のゲーム・ネット漬けの日々を繰り返すだけの毎日。 そんな彼がある日、突然の事故で命を落とし、異世界へと転生してしまう。 次こそは人生を生き抜こうと、チート能力や特別なスキルは一切なし、"モブキャラ"として目立たず幸せに過ごすはずだった。 ——俺の望みは、とにかく平穏無事に穏やかに一生を終えることである。 …はずが、幼馴染ポジションにはなぜか“勇者”が登場。しかも彼、無自覚でヒロインフラグを乱立!? “絶対にヒロインになりたくない”元サラリーマン美少女 VS 世界の中心でフラグを乱舞する勇者。 避けて通れぬ恋愛ゲーム(?)が、今ここに開幕!
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-異世界へ勇者として召喚された、主人公の善七。 圧倒的な強さを手にした彼は異世界で大事なものを失ってしまった……そう、倫理観。 そんな善七に業を煮やした女神は現実世界へと送り返してしまう。 さらに「一日七善さもなくば死」という規律を課するのだった。 人助けって一体何? 悩む善七が足を踏み入れたのは、人助けをするお助け部。 クセ者揃いの学校で善七を待ち受けていたものとは? 異世界帰りの元勇者が挑む、予測不能な善行サバイバル!
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-突如現れ、政府に宣戦布告した怪人集団「ダークスフィア」! その脅威に対抗し、政府が起ち上げた対ダークスフィア組織、それが市民の希望【勇者戦隊ヴレイファイブ】だ! そして、失恋に絶望していた耕太の心を救ってくれたのも、心優しい最強戦士、ヴレイピンクことこよみだった。ふたりは秘密を共有し、同棲生活を送ることになるが、怪人達の襲撃で、憩いの時間ばかりを邪魔されてしまい……。
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4.3邪悪な死霊術士(ネクロマンサー)と忌み嫌われたフランケル。彼は決して悪党ではなく、アンデッド収集が好きなだけのモテないコミュ障ぼっちだったのだが、英雄カインと聖女フローラによって討伐されてしまった。そんな彼が放った最後の秘術で転生した先は、なんとカインとフローラの娘・ユリィシア! たぐいまれなる癒しのスキルと可憐な容姿。まさに聖女という状況ではあるが、中身は「アンデッド大好き!」のまま。周囲の期待を無視して、コレクション復活へと進むユリィシアの目指した能力は……。
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4.5インベントは【器】のルーンを持って生まれたことで、便利な「収納空間」の能力を身につけている。 しかし、同じ能力で運び屋を営む父の後は継がず、危険な森林警備隊への入隊を願っていた。 それは、毎晩夢に見る世界「理想郷」に憧れていたから…。その世界では屈強な戦士達がアイテムを駆使して、見たこともない巨獣を次々に狩っていた。 「どうしても、そんな狩人になりたくて!」 誰もが戦闘向きではないと判断したインベントによる、未知の「収納空間」活用法を駆使した、奇想天外なモンスター狩りが始まることに!
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-「いまさらわたしたち、 離れたりなんかできないよ 」 突然、すべての言葉がわからなくなってしまった少女、汐梨。最初は困惑するも、空気を読んでやり過ごす日々をおくっていた。 ある日、汐梨は楽しみにしていたイベントに参加できなくなり、言葉がわからないフラストレーションに直面し、孤独へと追い詰められてしまう。 そんな中、汐梨の耳に突如言葉が舞い込んでくる。言葉の発生源は、隠し教室の冷凍庫に身を隠していた 謎の美少女、梗佳だった。 そして、お互いがお互いの足りないものを埋めるように、ふたりだけの世界がつくられていく。秘密を抱える梗佳と言葉すべてがわからない汐梨……ふたりの運命は?
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4.5【ではさらばじゃ勇者レイドよ!】 神のひと言で異世界へと追放され、地球へとたどり着いたレイド。 魔王を軽々と三度討伐した彼は、あまりに強すぎたのだ。 現代日本を満喫しつつ、怪異に悩む少女を光魔法で救ったことで、 インチキ霊能者「礼土」として、再出発することになった。 もちろん霊能力などないが、スライムレベルの悪霊にも必殺魔法を 叩き込むことで即解決! しかし、予想外の能力を持つ怪異もいるらしく…。
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4.5ごく普通の男子学生だった「あまね」に突然訪れた不運。事故からの異世界転生はいいとして、生まれ変わった姿はなんとサキュバスだった。 姿こそ美少女だけど、戦闘力はほぼゼロ。いろいろと【未経験】なあまねには、殺伐とした異世界での夢魔生活は荷が重い。そんなあまねを救ってくれた勇者クリスの「お陰」で魔力補給できたあまねは、現世と異世界を行き来する転移魔法を身につける。 クリスはどうも訳ありのようで、勇者でありながら追われる身でもあるらしい。 そんなクリスと現世で一緒に暮らしはじめたあまねは、お互いの目標に向かって「異世界配信」を始めることに!
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-いまだ中二病を拗らせる高校三年生・真一は、転校生の乙姫と一緒に、彼女が望む想い出を集めることになった。海が黒く変色し、不思議な存在が闊歩する……。世界が少しずつ歪んでいく中でも、人々はそれに気付かず、穏やかに暮らしている。ここは日本列島の最西端・辰ヶ海島。世界に残された最後の楽園。ヒーローになりたくて、それを諦めた少年。出会いを重ねて、いつか天へと昇る人魚姫。空想力学は、想い出の科学。乙姫の願いと共に世界の形を戻す唯一の力。少女は願う。本当のヒーローになってくれることを。『だから、ね。私と…青春っぽいこと、しようぜぇー!』
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-魔界に名だたる最強種族。オーガ族の英雄の息子は、オタク気質なゴーレムマスターだった——。父オーガの作った借金を返済するため、人間界へと旅立つことになった坊ちゃん。幼なじみメイドのリーデルが一緒なのは心強いが、唯一の返済手段は、慣れないダンジョン経営だ。迷宮が育てば魔力が集まり、それが返済へと繋がっていく。しかし、最強種であるのに気弱で、人間族とは戦いたくない。ひきこもりな経営方針を貫き、せめて特技のゴーレムを活用しようと思うと、ついつい趣味にも走ってしまう。面倒見の良いリーデルに助けられながら、ゴーレムをいじって楽しむ日々だが……。
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5.0千早大学の学園祭、通称『千大祭』を間近に控え、活気づく学内。そんななか、落語研究会の面々は、部室を失ったり、解散の危機に瀕したりとトラブルの連続!! 亮介……八方亭美人は、部員たちと苦難に立ち向かいつつ、自身にも深刻な悩みを抱えていて……!? ――運命が変わる…そんな噺がここにある。 電子書籍版限定のオマケSS付き!
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4.0四年付き合っていた彼から突然別れを告げられた明石琴音。 「仕事馬鹿なマグロ女」という衝撃的な捨て台詞を浴びせられ、バーでやけ酒を呷っていた。 酔い潰れた琴音が目を覚ますと、なんと取引先のイケメン医師・九乃重律にベッドの上で抱かれていて!? マグロの呪いを解くための、淫らで素敵な恋の治療が始まる――!
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5.0マルグリットは国と国民を幸せにするという神託のもと産まれてきた王女である。神の寵愛によって眠り続けることとなってしまったが、18年が経ったある日に目を覚ます。そこでマルグリットは自分が目覚めるために力を尽くしてくれた、聖騎士のヨナスと出会う。彼女は、ヨナスと自分が神託の都合上、形だけとはいえ、『夫婦』であることを知った。神聖力の分け与えるための優しい触れ合い、共に過ごす時間を重ねて、二人は互いにどんどんと惹かれていく。だが、国王を始めとする周りの者はヨナスのことがこころよく思っていないようだった。ヨナスはマルグリットから距離を置こうとするが、マルグリットの体に異変が起きて――!? マルグリットのまっすぐな思いと、ヨナスの秘めた熱情が少しずつ重なっていく――。※こちらは1~4巻の合本版です。重複購入にご注意ください。
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-システム開発企業の経理課に務める能上桜來と、社長である右京鷹矢の関係にはある秘密があった。それは、能上一門の現組頭の愛娘が桜來であり、鷹矢が彼女のお世話係であること――。桜來が幼い頃、鷹矢は組頭の父親に拾われ能上家にやってきた。それ以降、能上家への高い忠誠心と恩義で彼は桜來の身の回りの世話をするようになる。赤の他人同士でありながら、桜來は鷹矢のことを兄のように思い慕っていたはずなのだが――!? いつからか、二人きりの夜になると彼から愛撫を与えられる淫らな蜜事が始まった。今夜も桜來の素直な身体は彼を確かに信頼し、その熱い指先を受け入れる――。 「イイ声、聴かせてくださいね」 そんなある日、父の用意した桜來のお見合い話が今回に限ってなぜか上手くいきそうで……!? 桜來は自身が鷹矢離れが出来ていないことを自覚し、彼のためにも離れなければと思うのだが――?【※こちらは1~2巻の合本版です。重複購入にご注意ください。】
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3.0「そんないやらしい格好で俺に抱かれることを想像したのか」 昔から想いを寄せていた彰史とお見合いで再会した美紅は、プロポーズを機にあっという間に結婚し、夫婦生活は順風満帆。だけどその反面、彼との甘く優しい夜を過ごす中で、もっと刺激を欲している自分自身に気づいてしまい……。勇気を出した美紅のとある行動をきっかけに彰史の熱情が激しく揺さぶられ、夫婦の夜は激しさを増して―!?
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4.4営業部の春瀬未希と尾崎仁は、成績トップを争う同期のライバル。今月の勝者となった春瀬は、負けたペナルティとして彼にマッサージを命じるが、売り言葉に買い言葉で『春瀬が感じたら尾崎の勝ち』というとんでもない勝負を受けることになってしまい……!? 「こんなに濡らして覚悟はできてるんだろうな…?」。負けず嫌いライバル同期の恋愛攻防戦が今始まる! ●収録内容● 【電子書籍コミック「好きって言うまでイかせてやらない」1~6話までを元に再編集し、原作者による書き下ろしSSを収録しています】
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5.0西尾彩芽は『西尾製薬株式会社』の社長令嬢。 高校生の時に『獅子谷グループ』の御曹司である獅子谷勇心の婚約者となった。 薬学部に行きたいと望む彩芽を一人の人間として尊重してくれる勇心に彼女は恋心を募らせていくのだが……。 薬剤師国家試験の合格と薬学部卒業を期に、彩芽は勇心に婚約解消を申し出ることに。 勇心には、本当に好きな女性がいると知ってしまったからだ。 最後に抱いてほしいと彩芽が勇心にわがままを告げると……。 「そうだ、俺の形も感覚も忘れないで。頼むからしっかり覚えていてほしい」 彼の淫靡な愛撫で全身を激しく貫かれてしまうーー……。 ーーしかし二年後、ドラッグストアで働く彩芽の前に勇心が突然現れて!?
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-ある日、小国エミリアの第二王女カタリーナに隣国の王太子からの縁談が舞い込んでくる。 カタリーナに敵意のある異母姉を除き、周りがお祝いムードの中、カタリーナだけはその縁談に気乗りできずにいた。 十年前、彼女が異母姉に暴力を振るわれそうになったところを助けてくれた男性にカタリーナはずっと恋をしているからだ。 彼女が気分転換に散歩をしていたところ、突如、暗がりから無数の手が伸びてきてどこかへ引きずり込まれてしまう……!? 見知らぬ土地に放り出されたカタリーナが悪魔に襲われそうになった瞬間、とある男性が彼女を助けるのだがーー。 シメオンと名乗った彼は、なんとカタリーナの初恋相手であり、しかも魔王様だった!? 魔界に連れ込まれたらしいカタリーナは、いつまた命を狙われるかわからないと説得され魔界の城で暮らすことに。 「何も心配するな。好きな女を傷つけるような真似はしない」 さらには、十年ぶりに再会した魔王様からとろとろに甘い溺愛を与えられてーー!?
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5.0大手家具メーカーの社長令嬢でありながら、中堅家電メーカーの受付係を務めている黒田華乃子。 二年前、副社長となる雪嗣と政略結婚をしたものの、彼には他に好きな人がいることを知っていた……。 ある日、彼女は先輩宅で開かれた女子会に参加し、人生で初めて朝帰りをしてしまう! 自分には無関心なはずの夫・雪嗣は、華乃子の朝帰りに何やら勘違いをしているようでーー? 「君の夫は俺だ。この身体に触れる権利を持つのも、俺だけのはず」 普段の穏やかな様子とは違う雪嗣に押し倒され、身体中を調べられてしまい……!? 想い人でもある雪嗣との触れ合いが嬉しく、困惑しつつも彼の極上愛撫を受け入れる華乃子。 その後、無事に誤解が解けた二人だったが、なぜか雪嗣の距離がいつもより近くなっていてーー!?
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5.0澤総合病院院長の一人娘である美久璃は、望まないお見合いを強いられていた。 お見合い前夜、ナンパされたところを密かに想いを寄せいていた心臓外科医・椎堂裕典に助けられた美久璃。 美久璃は、これが最後のチャンスだと想いを告げ、一夜限りの淫らな夜を過ごしてしまったのだがーー? しかし翌日、お見合い相手として現れたのは裕典その人で!? 「これから夫婦になるんだ。あの夜みたいに後ろめたくなることもなく、気が済むまで愛してやる」 思いもよらぬ展開だったものの、裕典と夫婦となった美久璃は幸せいっぱいの新婚生活を送ることに。 だが、裕典の態度から美久璃は彼にとって「お飾りの妻」でしかないと感じていて……?
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3.0流行り病で母を亡くし、借金まみれの父に裏切られたアティーナ・ペダーセン男爵家令嬢。 借金取りが彼女を攫い、ついに闇オークションにかけられてしまうーー! そんな彼女を競り落としたのは、「氷の公爵」ことマーカス・レイナード・ウェスカー公爵だった。 マーカスの庇護のもと、新しい生活をスタートさせたアティーナは、甲斐甲斐しく世話を焼く彼に次第に心を開き始める……。 「アティーナ。きみは生きている。今から、きみを私のものにする――」 激しく淫靡に体を重ねたその日から、公爵はアティーナに対してさらに甘く過保護になっていきーー? そんな日々を重ね、いつしかマーカスへの気持ちを募らせるようになっていったアティーナだったが……。
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-経営コンサルティング会社で働く仕事好きなバリキャリOL・上原奈緒。 彼女には、折坂風雅というどこか馬の合わないクールな後輩がいるのだが……? あるプロジェクトで、顧客先の旅館へと出張していた奈緒と風雅。 その夜、彼女は泊まっている部屋に穴が空いているのを見つけてしまい……。 覗いてみると奈緒の名前を呟きながら自らを慰めている風雅がいてーー!? 「っ、はぁっ、はぁっ……上原さんっ……」 淫らなその姿に奈緒の身体も熱く滾っていくーー。 再び出張に来た二人だったが、奈緒は先日見た光景に抗えず、またもや風雅の部屋を覗いてしまうのだが……。 今度は自分が覗いていることが風雅にバレた!? そして、奈緒は風雅に対してとある大胆な提案を持ちかけることに……!!
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-アーディンガルト王国の聖女であるミラは、ある日、目を覚ますと見知らぬ屋敷に閉じ込められていた。 部屋から出ようとする彼女の前に現れたのは、ミラの幼馴染であり王国の第一王子・シリウスでーー? 神殿には既に新しい聖女候補がおり、追放されるところを連れてきたと言うシリウス。 ミラもまた、自身の聖女の力が弱まってきていることを自覚していた……。 それでも、聖女の力を使い切るまで使命を全うしたいと申し出たミラだったが!? 「純潔を奪ってしまえば、完全に聖女の力を失う。そうすれば諦めもつくだろう?」 ただならぬ独占欲を秘めたシリウスの激情に彼女の身体は蕩けさせられてしまう……!! 魔力を失ってもなおミラは聖女の力を取り戻す方法を探し、脱出を試みるのだがーー!?
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-入社して三年目になる春先。母が亡くなり、天涯孤独となった桜ヶ峰兎羽。 喪に服して少しした頃、母が多額の借金をしていたことが発覚し、借金取りから高額な金額を請求されてしまう!? 困っていたところを助けてくれたのは、がっちり鍛えた体躯の持ち主・龍宮寺辰牙だった。 彼はなんと龍宮寺組の若頭であり、しかも兎羽が組長の孫娘だと言ってきてーー!? 強引な辰牙に連れられて、兎羽は彼の家に行くことになるのだが……。 「俺と結婚してくれないか?」 借金取り相手に堂々としている姿を気に入ったという辰牙から突然のプロポーズが待っていた!? しかも、結婚すれば借金を立て替えてくれると言われ、借金のカタに契約結婚することになった兎羽だったが……?
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-【コミカライズ発売記念!書き下ろし番外編SS&コミカライズ1話試し読みが同梱された特別版になって再登場!】 飲料メーカーの企画営業部で働く乃々花は、大きな自身の胸に幼い頃からコンプレックスを抱いていた。 少し強面な後輩社員の大獅が上司たちのセクハラ発言から乃々花をかばってくれたことをきっかけに、紳士で誠実な彼への想いが募る日々――。 ある日の仕事帰り、突然の大雨に襲われた乃々花と大獅はずぶ濡れになった服を乾かすため、ホテルへと向かうことになった。 二人っきりの空間でも心を砕いてくれる大獅に、想いが溢れた乃々花はありったけの勇気を振り絞って彼に迫る。 「そんなにエロいキスしたってことは……覚悟はできてるんですよね?」 極上な愛撫で激しく抱かれた夜はワンナイトだけのはずだったのに、なぜか大獅から情熱的なアプローチがはじまってしまい……!? 大獅とのデートを重ねるうちに、本当の自分を大切にしてくれる彼の深い愛情に乃々花は身も心も絆されて――。 「※コミック版第1話及び書き下ろしSSを同梱した特別版となります。小説本編の内容は既刊と同一となりますのでご注意ください。」
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4.0貴族間における妬みや嫌がらせの呪いを依頼される魔女として生計を立てているカーシャ・トウラ。 ある夜、彼女は脇道で暴行を受けている男性を見つけ、助けたのだが……。 思っていた以上に怪我をしていた彼を自宅へと連れ帰り、治療を試みることに。 目が覚めた彼は自身を「トリート」と名乗るも、カーシャの名前を聞くと、なぜか怒ったように出ていこうとしてしまう。 それでも、深い傷を負っていたトリートはしぶしぶカーシャの世話になる。 怪我が治るまでの間、一緒の時間を過ごすうちに二人の間にある誤解がとけていく……。 あるとき、トリートの身体に「色欲の呪い」がかけられていることに気づいたカーシャ。 トリートの命が危ないと、二人は口づけを交わすが――? 「俺から逃げるな」 トリートのとめどない愛撫にトロトロに蕩けさせられてしまったカーシャは……!?
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4.5有名玩具メーカーを辞めたあやめの再就職先は、玩具は玩具でも、アダルトグッズのメーカーだった! 勘違いから面接を受けてしまったが、『ワクワク感を届けたい』という自分のモットーと、社長である御子柴の熱意に後押しされ未知の世界に足を踏み入れることを決意。しかし、先輩のアドバイスによって商品の使用感レポートを御子柴に提出することになってしまい!? 羞恥心から早くも躓いてしまったあやめに、御子柴が手を差し伸べてくれた。「教えてあげますから、レポートに素直に書いてくださいね。いいですか?」。その日からあやめの中で御子柴という存在が大きくなっていく。一方、御子柴の右腕であやめを親身に気遣ってくれる上司の泉との距離も近づいていた。そんな中、次のレポート商品として渡されたのは……コンドーム――!?
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-潰れかけの割烹店「はんなり」の二代目女将・椛は、かわいい双子を保護したことをきっかけに、双子の父親・周から資金援助を提案される。 しかし、資金援助には条件があり、それは周と結婚し双子の母親になることで――!? 偶然出会った周は椛も名を知っていた有名巨大ホールディングスの社長で、母親のいない双子の世話をできる人間を探しているらしい。 育ての母・花との思い出がつまった「はんなり」を救うために条件を呑んだ椛は、いきなり双子の母に、そして周の妻になったのだが……? 「きみは俺のものだ。これからは好きに……愛させてもらう」 双子を通して徐々に本当の家族のようになっていく四人。いつしか周と椛も自然と惹かれあっていくが――……。
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-大手化粧品メーカー営業部長で仕事一筋な月島千沙都は、友人の結婚式に参加していた。新郎側の友人としてそこにいたのは取引先の社長・久我葉真で――? プライベートな姿を見た千沙都はいつもより彼のことが気になってしまう。だが、過去の経験から恋愛に苦手意識がある千沙都は久我への思いに二の足を踏んでいた。久我から二次会で声をかけられ、乾杯に応じる千沙都。香り立つ色気と男らしさ、見透かすような瞳に彼女の心は乱されていく――。二次会がビンゴゲームで盛り上がる中、久我は千沙都にある提案をもちかけてきた……!? 宣言通り久我がホテルの宿泊券を当てたため、彼と朝まで過ごすことに。バーで久我との会話を楽しむ千沙都だったが、隠し続けていた彼への興味が加速していく。そうして差し出された彼の手を取り、高層階にある客室へと向かった……。 「月島さん、今夜は俺に流されてみて」 惹かれていた久我からのキスに応えてしまった千沙都は――!?
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-父親が経営している会社に就職し企画部の部長を任されている友加里は、激務で最近寝不足気味。 そんなある夜、年上部下の刻哉から不眠症改善の手助けを申し出られ、受けてみることに。 しかし、連れて行かれたのはラブホテルで――!? 生粋の箱入り娘である友加里は、ベッドに押し倒されてようやく刻哉の意図に気づいたものの、何故か抵抗する気持ちになれなくて……。 「純粋なまま、ここまで来たのなら……俺しか、穢したくはない」 次の日、昨日のことは忘れようとすればするほど意識してしまっている友加里は、ついに刻哉への気持ちも自覚してしまう。 しかし、友加里には刻哉だけは恋愛対象として見るわけにはいかない事情があって……!?
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-これまで王太子妃になるのみに努力してきた侯爵令嬢セリア・ハーベルト。 大舞踏会の最中、突然、王太子より王太子妃候補から除外すると宣言されてしまう!? 「悪女」と非難された彼女を助けたのは、王弟殿下でありレザーローグ公爵家当主のアスターであった。 彼は「王家の落ちこぼれ」であり放蕩公爵と噂されている人物なのだが……? その後、後ろ盾がいなくなったセリアは貴族子息に襲われかけるものの、再び彼女を助けてくれたのもまたアスターでーー。 「私に、悪いことを教えていただきたいのです」 王太子妃候補から外されたことで、自身に何もないことに気づいたセリアはアスターに一つの提案を持ちかけるーー!?
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4.0マーランド元侯爵家の長女・メリッサは、2年前に国王暗殺計画の首謀者として捕らえられてしまった父の冤罪を晴らすため、現在、王宮に使用人として潜入していた。 夜な夜な図書館で調査をしていたある日、ついに王宮の人間に見つかってしまう――!? しかも声をかけてきたのは、父が捕まったことにより婚約を解消した王太子のルシアンで……? 逃げようとしたメリッサを優しく抱きしめ、ここにいる理由を尋ねるルシアンだったが、彼女は彼を巻き込みたくないあまり口を閉ざしてしまう。 その様子を見たルシアンが、メリッサに“罰”を与えると言い出した――!! 「ああ、そうだ。君はここを撫でられるのが好きだったな」 ルシアンから与えられる淫らで甘い“罰”にメリッサの身体は反応して――!?
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3.5魔王討伐にあたり、聖剣に選ばれた勇者は王太子オリヴェルであった。 聖女として王国一の力を持つ公爵令嬢・リリベルもまた、魔王討伐の一員に選ばれることに。 こうして勇者一行は、無事に魔王討伐を果たしたのだが、魔王がオリヴェルに最後に仕掛けた攻撃はまさかの呪いで――? しかも、それは「三日のあいだに一回は性交しないと死ぬ」という淫行の呪いだった!? オリヴェルにかけられた呪いの存在を知った国王はリリベルとの結婚を命じた。 呪いのせいで結婚なんてしたくない、とリリベルは必死に祈るものの呪いの力は強くついに結婚式を迎えてしまう――。 式の間、体調の悪そうなオリヴェルが心配なリリベルだったが、キスをすると呪いの効果が少し薄まるようで……? 「やはり耳は弱いのだな……可愛い」 初夜は容赦ないほど淫らに、しかも呪いとは関係なくオリヴェルは絶倫でもあった――!?
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3.0名門魔術学院に通う男爵令嬢シャーリー・バーンフィールドは、妹の影に徹した毎日を過ごしている。 父の愛情はなぜか再婚相手の血の繋がらない妹にばかり向けられているのだが、そんなシャーリーが唯一自由になれる場所が「大図書館」であった。 シャーリーは偶然、「館長」と名乗る人物に趣味の論文を見せてしまったことをきっかけに、二年間、文通を通じて魔術の知識を磨いていた。 そうして時が過ぎ、シャーリーは妹と共に無事に卒業を迎えることになったのだが……。 卒業式のあと、シャーリーに声をかけてきたのは魔術研究の大家であるグレニスタ公爵家の当主ルークで――!? コワモテの彼は妹ではなく、シャーリーに婚姻の話を持ってきたばかりか、なんと彼の正体は「館長」だった!! 「イきそうか? なら――こうして繋がったまま果ててくれ、っ……」 思いも寄らない告白を受け、甘く激しく抱かれる初めての夜を過ごしたシャーリーだったが……?
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4.0由緒正しい三条家の一人娘・古都美は、ついに父のお眼鏡にかなった男性とお見合いをすることになった。 相手の男性は、月城ホールディングスの専務取締役・月城穂鷹。 彼は古都美に「月城の子供をできるだけ早く産んでほしい」という驚くべき条件を出してきて――!? しかし、三条家の娘としていつかこの時がくると覚悟していた古都美は、それを受け入れ、2人は晴れて結婚することになった。 盛大な結婚式を終えて、ついに初夜がやってくるのだが――。 「悪いな。怖くても逃がしてやれない」 初めてのことに震える彼女を丁寧に抱いてくれたものの、冷静さを見せる穂鷹の様子に、心の壁を感じてしまった古都美。 粛々と始まった夫婦生活だったのだが、古都美は穂鷹のある行動にだんだん疑問を抱くようになる。 それは子作りの条件を出した穂鷹が、なぜか初夜以降一度も古都美の中に出していないことで――?
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-斎賀琉夏はスーパーイケメンなドSナルシスト男・鷹藤晃司限定のマゾヒスト(不肖)! 高校生の頃、琉夏の家庭教師として現れた晃司に一目惚れして以来、彼に見合う女になるために必死に努力し続けて数年。 ――そして、ついに彼の秘書というポジションまでたどり着くことができた。 晃司の右腕として、たまに妄想を膨らませながらも真面目に仕事をしていたある日、ついに晃司から「ご褒美」を与えてやる、と言われて――!? 「ようやくお前を抱けるんだ。分かったら、さっさと可愛い声で啼け」 ついぞ結ばれたドS社長と(不肖)ドM秘書。 しかし琉夏にはある不安があった……それは彼との関係がはっきりしないことだ。 ドSでプライドの高い彼が「恋人になってくれ」など言ってくれるタイプではないと頭では理解している琉夏なのだが――……?
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2.0国でたった一人の聖女・エレンデュラ。 ある日、国王以外に使うと汚れ失われるとされている聖女の力を、彼女は森で死にかけていた兵士を助けるために使ってしまった。 それを知った王はエレンデュラに処刑を言い渡し、まさに処刑が執行されそうになったその瞬間……割って入ってきたのはあの時助けた兵士で!? しかも、その兵士――リンハルトと名乗った彼は、国の騎士団の中でも最も強い黒龍騎士団の団長だった! 彼の妻となったことで処刑を免れたエレンデュラは、リンハルトは自分を助けるために妻にしただけだと思っていたのだが……。 「助けてもらったからだけでこんなことを言っているのではない。私はあの時、山中で目を覚まして――あなたに一目ぼれしてしまった。天国で天使に出会ったと思ったほどだ。あなたに恋してしまったのだ」 そうしてエレンデュラの人生は『ただの人間』として再び始まった。 だが、聖女として外の世界を知らずに生きてきた彼女は、キスも知らない無垢すぎる女性で――……!!
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3.0『紅バラのアイシャ』と呼ばれるアイシャ・ルーベンス。 彼女はランウッド皇国屈指の権力と財力を持つルーベンス公爵家のひとり娘で、華やかな容姿、高貴なオーラ、そして皇太子の婚約者という、まさに貴族女性達の憧れの的だ。 そんなアイシャだったが、皇太子に池に落とされ命の危機にさらされたことをきっかけに、婚約破棄を決意! 彼女を守り助けてくれるのはいつだって幼馴染の護衛騎士であるセオドリックだった。 何度催促しても婚約が破棄されないことにモヤモヤしていたある日、参加したパーティで皇太子に媚薬を盛られ襲われてしまったアイシャ。 絶体絶命の瞬間、再びセオドリックが駆けつけてくれたのだが、媚薬に侵されたアイシャは思わず彼に助けを求めてしまい……? 「俺の大事なお嬢様……アイシャの望むままに」 自分を助けるために抱いているに過ぎないはずなのに、セオドリックがアイシャ見つめる眼差しは、あまりにも情熱的で――……。
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-井澤未理は、ある日突然、義理の両親から許嫁の存在を知らされ、名家である後藤家の嗣章と対面する。 後藤グループの傘下企業で役員を務めるほどに優秀な嗣章の無愛想な姿に怯える未理。 彼女は周囲の意向に逆らえず結婚することになるが……。 これまで特殊な環境で生きてきた未理は嗣章との交流の中で自身が無知であることを恥じるように。 それでも、健気に家庭教師の助けを得ながら勉強に励み、嗣章とも少しずつ距離を縮めていく。 そんな平穏な生活が三年ほど過ぎた頃、嗣章が後藤の本家から子どもを求められていることを知った未理は――!? 「ちゃんと感じている声が聴きたい。未理が感じてるかを知りたいんだ」 彼の力になりたい一心で「子作り」を望んだ未理を嗣章は受け入れるのだが……!!
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-フリーのグラフィックデザイナー星宮奏は《未来的アート展》で最優秀賞を受賞し、華々しい活躍を見せていた。 そんな彼女のもとに一通の脅迫メールが届く……。 帰宅中、不審な男に尾行された彼女を助けに現れたのは奏の父親に雇われた特別警護官(SP)の黒木隼人だった。 最初は警護を拒んでいた奏だったが、隼人の冷静な対応に少しずつ心を開いていき……。 次第に脅迫がエスカレートし、不審な男の動きも怪しくなる中、奏を一途に守り続ける隼人。 隼人と奏は互いに心動かされ、惹かれ合っていくのだが――? 「おまえはどこにふれられるのが好きなんだ?」 二人の想いは深まり、ついには一線を越えてしまって……!?
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-両親の死後、多額の借金が発覚し、幼い妹を助けるため身売りすることになったオルメス伯爵家の長女ミュリア。 闇オークションでミュリアを落札したのは『実験狂いの変態公爵』として有名なドルミニク公爵家当主フィラメルだった――!? 「君は今から、私の実験用ペットです」 そう言って悪魔のように笑った彼はミュリアに強引に口づけてきて……!! 媚薬スライムや魔導石などの道具を使って毎晩フィラメルに濃厚な快感を与えられるミュリア。 夜の時間以外は怖いこともなく、穏やかな日々を過ごしていた。 一方のフィラメルも、実験体としてではなく、ミュリア本人に対して興味を持ち始めて――?
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-マッチングアプリで出会った真田夫妻の陽菜子と拓海。 誠実で優しくて料理上手でおまけに顔がどストライクな拓海に、陽菜子はぞっこんである。 だが、陽菜子と出会う前の恋愛の影響で、拓海は男性機能障害を患っていて――? それでも、夜もできるだけ応えてくれる夫だったが……ある日、拓海が電話で「別れると思う」と話しているのを聞いてしまい……!? 思えば拓海に尽くしてもらってばかりだったと反省した陽菜子は、改めて夫婦の仲を深めるため早速行動にでるのだった――!! 「……ここ最近、陽菜子さんに触れられていなかったので、実は、とても寂しかったんです」 マッサージを勉強したり一緒にお風呂に入ったり、前向きにコミュニケーションを図ってきた陽菜子。 そのかいあって夫婦仲はますます深まることになり、拓海の体にも奇跡が起きる――……!?
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-料理下手な不器用彼女・ココちゃんと、料理上手な溺愛彼氏・ヒサくんがイチャイチャしながら料理を作る人気配信番組『ココが作ってみた!』はクッキングパークの大人気企画。 ココちゃんを演じている企画部の仲嶺香子は、ヒサくんを演じている同僚の榊尚司に密かに恋心を抱いている。 ある日、香子のことをやっかんでいた後輩社員から、今までのお詫びと称してボディークリームをプレゼントされたのだが――? その日から尚司に触れられると『強制絶頂』してしまうという体になってしまって!? この状況を悟られないよう、尚司を避けるようになった香子だったが、尚司は香子を追いかけてきて……。 「離したくない。お前が好きだ……香子が、好きなんだ。どうして俺を避ける? 俺、お前になにか嫌われるようなことをしたか?」 香子の異変をきっかけに、2人は両想いだということが判明! ――しかし、尚司に触れられると絶頂してしまうという状態は治らなくて……。
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-パクレット家の伯爵令嬢デイジーには天使のような幼馴染アシュヴィンがいる。 辺境伯令息である彼と姉弟のように仲良く過ごしていくうちにデイジーはアシュヴィンへの好意を募らせていた。 そんなある日、二人の婚約が発表され、デイジーは想いを告げるもアシュヴィンの態度が冷たくて――? 以来、不仲になってしまったアシュヴィンとデイジー。 さらにアシュヴィンはデイジーの前にほとんど姿を現さなくなってしまい……。 それから十年、結婚が近くなったデイジーは彼の本音を探るべく変装して舞踏会に潜入することを決意! 舞踏会で再会したアシュヴィンと偽名を名乗っているデイジーは一夜を共にすることになって――!? 「こんな時でも強がって、可愛いな」 彼と結ばれた翌朝、なぜかアシュヴィンがデイジーに会いにきた……!?
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4.7
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5.0生家が没落し、今ではエアルドレッド伯爵邸のメイドとして働いているディアナは悩んでいた。 「本当につれないな。こんなに俺が愛してるって伝えているのに」 それは騎士団長でありディアナの主人であるエドガーに熱烈に求められていること! 人買いに売られたところを助けられて以降、エドガーのおおらかで気さくな人柄に触れ、ディアナもまた彼に想いを寄せていた。 それでも、今の自分とでは身分が釣り合わないと、ディアナは本心を押し殺して断り続けているのだが……。 そんなある時、国王からエドガーと子供を作れというとんでもない命を受けてしまって――……!?
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4.3長い黒髪を一つにくくり、厚い黒縁眼鏡をかけたTHE・真面目女子の高萩詩歌は、過去のトラウマから、26歳になった今も眼鏡が手放せないどころか、恋愛のひとつもできずにいる。 そんな詩歌は、人生最大のピンチに陥っていた……彼女の働く病院の医局長である澄白眞秀に見られたのだ――目薬と間違えて、コンドームを買っているところを! 誤解を解くためとはいえ、わざわざ掘り返すべきか考えあぐねていたある日、職場の飲み会に参加した詩歌は、男性医師に絡まれていたところを眞秀に助けられる。 眞秀は酔った詩歌を介抱するためホテルに運び、親身に話を聞いてくれて――? 彼の誠実な優しさに思わず涙を流してしまった詩歌はパニックになり、とりあえずバッグの中から手に当った箱を差し出したのだが……。 「これを、私に使え、と?」 詩歌が手に持っていたのは、例のコンドームで――!?
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-ファンタジー系ティーンズラブ漫画『発情の楔』の世界に転生し、ライア王国の国王付き侍女となったエリナにとって、「仕事人間・鉄壁処女・バリキャリ」という通り名は前世の話! ……だったはずが、いつの間にか今世でも仕事一筋の生活を送っている。 エリナにだけ甘えるような仕草を見せるルベルト陛下に、恋愛経験値の乏しいエリナはついドキドキしつつも、平和な日々が続いていた。 ある時、漫画の先の展開――式典でルベルト陛下が「発情の呪い」を受けることを思い出したエリナは、阻止しようと動くのだが……。 「エリナ。呪いを鎮めるのを……手伝ってくれるか」 頑張りも虚しく呪いを受けてしまったルベルト陛下。 苦しむ彼に呪いの鎮静の手伝いを求められてしまったエリナは――……!
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-三杉恵那はマッチングアプリで清森一真という運命の人の人に出会ってしまった。 とにかく容姿がドタイプ! から始まった恋だったが、多忙の合間を縫って応えてくれる誠実な姿にどんどん惹かれていく恵那。 ある日のデートの帰り。楽しい時間をまだ終わらせたくなかった恵那は、ついつい酔ったふりをして彼の家までついていってしまい――? 狸寝入りはバレバレで、家に帰るように言う一真だったが、それでもまだ帰りたくないと恵那が伝えると……。 「――それなら一度試してみる? 俺のセックス」 最後までしなかったものの、その日からぐっと距離が近づいた恵那と一真。 しかし、最後までしなかったことで、一真との関係はなんと言って良いのかと悩むようになった恵那。一方一真も、恵那との年齢差のことで悩んでいるようで……。
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4.4戦で大きな戦果を挙げた騎士に与えられる称号――英雄騎士。そんな誉れ高い英雄騎士となったセオドアが活躍の褒美に望んだのは、第三王女であるメルローズだった。 当のメルローズは、自身がなぜ英雄に望まれたのか不思議に思っていたのだが、「『女神から天の歌声を与えられた姫君』を望んでしまった」というセオドアの告白を聞いて察したのだった……彼はメルローズと姉のマリアローズの名前を間違えたのだと――! いくら英雄騎士とはいえ、王女の名前を間違えて望んだとあれば不敬罪に問われるかもしれない。だからこの話は自分が拒否したことにして白紙にしようと提案したメルローズに、彼女にこそ英雄の望みを蹴ったというレッテルがついてしまうことを気にしたセオドアは、このまま結婚することを提案してきて!? 「私は、貴方の価値を落としたくはありません」 そんな真摯な態度に心惹かれ、彼の手を取ることを決意したメルローズだったが、二人はすぐにお互いがかけがえのない存在へとなっていく。 しかし、ひょんなことから姉のマリアローズにこの結婚の秘密を知られてしまって――……!?
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3.6頭脳明晰で眉目秀麗、そして誰にでも分け隔てなく親切な、若き公爵エリオット。 そんな彼が、姿を見ただけで美しい顔を歪めるほど苦手な人物――それが彼の婚約者であり、本日妻となったアメリアである。 幼い頃は仲睦まじく過ごしてきた2人だったが、両親が亡くなり、養父に監禁されるという困難を乗り越えたアメリアがエリオットと再会する頃には、彼は彼女に冷たい瞳を向けるようになっていた。 親が決めた婚約だからと契約を破棄することなく今日を迎えてしまったエリオットを解放するため、アメリアは彼に離縁を申し出るも、エリオットはアメリアに無理やりキスをし身体を暴こうとしてきて!? 必死に抵抗するアメリア。しかし、次に口を開いたエリオットは、まるでかつての、アメリアを慈しむ優しいエリオットそのもので……? 「アメリア、ごめん。こんなに君に嫌われているのに。俺は今、ようやく君に触れられたことを喜んでいる」 呆然とするアメリアに、態度が急変した彼が語った出来事は、アメリアをさらに困惑させるものだった――。
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3.0カテレイネ王国では、王族の子が誕生すると魔女から祝福を受けるという慣わしがある。 末姫・ユーフェミアが産まれたその日も、五人の魔女が集められた。 「美しさの祝福」「豊かさの祝福」「やさしさの祝福」「ひたむきさの祝福」……しかし、五人目の魔女が祝福を掛けるより前に、突如乱入した魔女によりユーフェミアは呪いを掛けられてしまった! あれから一七年。誰もが見惚れる可憐な女性に育ったユーフェミアだったが、身体が弱いからと未だにデビュタントどころか離塔から外出することも許されずにいた。 退屈な毎日を過ごしていた彼女は、ある日、国王である父から結婚相手として騎士のフェリクスを紹介され……!? 混乱しながらも慌ただしく迎えた初夜。子作りをするのかと訪ねたユーフェミアに、フェリクスはとある事情を告白するのだった……。 「勃起しないのです。勃起不全とでもいえばいいでしょうか」 全ては身体の弱いユーフェミアを心配した王による策略だったのだが、二人は共に過ごすうちに惹かれ合い、いつしか子を望むようになっていき……――。
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1.0没落寸前のフリューゲル子爵家の末娘・グレイスは、姉たちと比べ平凡というだけで、家族から使用人以下の存在として扱われている。 ある日、女性関係の噂が絶えないリーゼンバーグ公爵が縁談相手を探しているという話を仕入れてきた父は、グレイスに「身体を使ってでもリーゼンバーグ公爵との縁談を掴んでこい」と命令する。 父には逆らえないグレイスは、命令通りリーゼンバーグ公爵家を訪れたのだが、お金目的だと早速見抜かれてしまい……!? 「俺に抱かれればいい。一晩につき金貨一枚。……やり方次第では色をつけてやる」 婚約者ではなく愛人兼使用人としてリーゼンバーグ公爵の元に残る事になったグレイス。 家族のためにと割り切った行為のはずが、グレイスに触れる公爵の手は優しく、次第にグレイスは惹かれていって――?
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-「愛しています、エステル。だからもう諦めて」 かつて、ダリエ家は悪魔に憑かれていた。 先祖が悪魔と契約した代償で、ダリエ家に生まれた女子は悪魔の生贄にされる――そう伝えられてきたが、ダリエ家の直系の娘・エステルにとってそれは遠い昔の話で、お伽話のようなものだった。 そんなエステルは、大好きな婚約者・イヴォンとの結婚を控え、まさに幸せの絶頂にいた。 唯一の不安は、大伯母に結婚を反対されていることだ。悪魔の生贄として捧げられかけた大伯母いわく、イヴォンの顔は、ダリエ家に巣食っていた悪魔そのものだという……。 半信半疑のエステルだったが、大伯母から授かった鍵に導かれた先で、本当に悪魔を見つけてしまった。 大伯母の言う通り、悪魔の顔は、最愛のイヴォンにそっくりで――……。
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4.0大手ビールメーカーで働く瑞原咲良の悩みは、周囲から「いい女」だと勘違いされているせいで、よく恋愛相談をされること。 そんな彼女が気になっている相手は、仕事にストイックすぎるせいで、影で「スーパードS」と呼ばれている小田切係長。 ある日、小田切と2人きりで飲みに行くことになった咲良は、話の流れで彼から経験がない――童貞だと告白され……。 驚く咲良だったが、小田切から経験豊富な咲良に手解きをしてくれないかとお願いされてしまい!? 「……不甲斐ない上司で悪いけど、女性のこと……いろいろ、教えてほしい」 本当は自分も経験なんてほとんどない咲良だが、好きな人からの切実なお願いを断れるはずもなくて……――。 さらには童貞なはずの小田切はとんでもない絶倫だった――!?
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3.0生まれたときから王太子ギャレットの婚約者である伯爵令嬢ポーリーン・シャンブレー。 彼女は他の令嬢とギャレットが恋仲である旨を突きつけられ、また王妃の助言もあり婚約を白紙とした。 他国にいる叔父のもとで彼女は男と偽り図書館司書見習いとして働くことに。 ギャレットのことを忘れて新しい人生を歩めるかもしれない――。 そんな彼女のもとに、なぜかギャレットが現れて――!? 話がしたいと言われたポーリーンはその場から逃げ出してしまう……! そうして五日ほど過ぎた頃、同僚と会話していた彼女はギャレットに捕まえられる。 ギャレットから他令嬢との噂はでたらめだと告げられたポーリーン。 そのまま彼の唇が甘く重なった……。 「君が誰を好きだってかまわない。君は生まれたときから、この先もずっと私のものだ」 彼の淫らな執着愛に絡め取られたポーリーンは――!?
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-実の母を亡くしたセレストア伯爵家令嬢・リズティーナには居場所がなかった。 社交デビューもさせてもらえず、義母にはメイドとして扱われる日々。 そんなある日、王太子の王宮に入り閨の相手をするよう父から命令されて――? 不安な中、王宮入りの日がやってきて、リズティーナは初めて王太子・クリストファーを見た。 見た目だけでなく、纏う雰囲気の凛とした気高さに息を呑むリズティーナ。 二週間が過ぎ、リズティーナは彼の閨の相手を務めるが、愛など感じられないまま夜は過ぎていった……。 ある夜、なぜかその日はクリストファーがリズティーナと一緒に眠ると言い出して――? リズティーナは朝になっても自身がクリストファー抱きしめられていることに気づく。 温かく優しいものが与えられたと知った彼女はクリストファーの愛をもっと欲してしまうが……!?
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4.0
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-峰岸あずさは大手食品メーカー『シブサワ堂』で副社長付きの第二秘書として働いていた。 元々の引っ込み思案な性格と元カレの浮気が原因で少し恋愛に苦手意識を持ってしまっているあずさ。 だが、そんな彼女は副社長・渋澤武尊のことを尊敬しており、また淡い憧れの気持ちも抱いていた……。 ある夜、バーで友人と別れ、一人物思いに耽っていた彼女に見知らぬ男性が馴れ馴れしく話しかけてきた。 戸惑い、身構えるあずさのもとに武尊が助けに来てくれて――? その後、一緒に飲むことになった二人。 どこまでも優しく誠実で紳士な武尊との会話にあずさが自身の悩みを打ち明けると……。 武尊は穏やかな声色であずさの味方をしてくれ、しかもそれだけでなく――!? 「俺と恋愛の練習をしてみない?」 恋愛に前向きになったあずさに武尊が練習をしてくれることになったのだが……?
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3.0ラウレンテ公爵の一人娘であるアリーチェ・ディ・ラウレンテは、王宮の舞踏会に参加していた。 彼女の手を取っているのは、アリーチェの婚約者である王太子ジルベルト・ロッティ・アンジェリス。 そのとき、大広間の中央扉が勢いよく開き、若い娘が会場内に飛び込んできた――。 どうしてか、アリーチェは彼女の名前を知っており、酷い頭痛に襲われながら転生前の記憶を取り戻していく。 ここは十八禁乙女ゲームの世界で、しかもアリーチェはヒロインとジルベルトの恋を邪魔する悪役令嬢なのだった!? 次に目が覚めたとき、ジルベルトがベッドの横にある椅子に腰掛けていたのだが――? 彼の頭上には親密度を示す数字が現れており、しかもそれがマイナス3000を示していた――!? アリーチェはジルベルトの未来を思い、自ら婚約破棄を申し出ることに。 その後、家を出て、一人で生きていこうと情報収集に奔走するアリーチェ。 隣国からの留学生の手を借り、隣国まで逃げようとしたのだが、約束の場所にはなぜかジルベルトがいて……? 「君は他の誰にも渡さない」 しかも、いつの間にか親密度が999になっていたジルベルトから熱いキスを落とされてしまい……!?
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-定食屋でアルバイトをしている河原美琴は、なぜか株式会社テラーズ代表取締役社長・小野寺泰晴とお見合いをしていた――。 きっかけは、ある日、定食屋の前で具合が悪そうにしていた小柄な老婦人を助けたこと。 美琴が助けた人こそ泰晴の祖母であり、そのことを知った祖父が孫とのお見合い話を持ちかけてきたのだ。 とある事情を抱えた美琴は、最初からお見合い話を断るつもりでやって来ていたのだが――? 紳士で誠実な泰晴との時間は心地よく、また離れがたいもので……。 一晩だけと求め、抱かれた夜はどこか切なくも溺れるほどに甘いものだった――……。 「声、聴きたい」 翌朝、バイト先の店長から理不尽な理由でクビを言い渡されてしまった美琴。 そんな彼女に泰晴が持ちかけてきたのは、時給三千円の偽妻としての仕事だった――!?
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-大手システム開発会社に勤務する加原明日菜。 彼女は、「鬼上司」と呼ばれている営業部長・黒岩史也にひそかに片思いをしていた――。 だが、仕事上ではただの上司と部下。迷惑をかけないよう自分の気持ちを隠していたのだが……? ある夜、仕事終わりに史也からバーに誘われてしまう明日菜。 バーでは普段決して見られない史也の笑顔にどきどきと心臓が高鳴っていく。 史也から仕事での頑張りを褒められたり、楽しく夢見心地な時間についついお酒が進んでしまい――。 翌朝、目が覚めて最初に視界に飛び込んできたのは、見知らぬ天井だった――!? 「……君が良ければだが、僕と恋人として交際してくれないか?」 史也とワンナイトしてしまった、と焦る明日菜に彼は責任を取ると言ってきて……?
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-アルヴァーテインの王女、オリヴィア・アルヴァーテイン。 オリヴィアは傷ついた兵士のためにも自国の医術師たちに新しい医術を学ぶよう強く要請していた。 だが、それが横暴な命令だと認識されており、類まれない美貌の持ち主でもあることからも『何も知らないわがまま姫』と呼ばれていた。 そんな彼女のもとに、長い間敵対関係にあった隣国ラーヴァーグルトの第二王子、ルートヴィクとの結婚の話が舞い込んでくる。 夜な夜な残虐行為を楽しんでいると噂される『極悪非道の冷血王子』との政略結婚だったのだが――。 オリヴィアが自身の王女たる責務を果たすため受け入れると、婚姻の前に初夜教育が行われることになり――? 教育係としてやってきたルークと名乗るその人こそ、実はルートヴィク本人だった……!? 当然オリヴィアは気づかないまま、二人の熱く蕩ける初夜教育が始まる――。
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4.0フェリテン公爵の一人娘・レイナは、父の命令で十年以上想いを寄せていた男性・イデオンと結婚することになった。 しかし仕事人間のイデオンは、全く家に帰らず職場に缶詰状態、それどころか初夜ですら別々の部屋で寝る始末で……。 なんとかコミュニケーションをとろうと、健気に職場へ着替えや軽食を届けに行くレイナだが、イデオンの態度はそっけない。 落ち込むレイナは友人のサリーから「王都の東に広がる森の薬屋に住む魔女に相談すると良い」という怪しいアドバイスを受け、魔女にもすがる思いで訪ねてみることに。 そこで本当に魔女に出会ったレイナは、『愛する人の心の声が聞けるイヤーカフ』を授けられる。 半信半疑のまま帰ったその日の夜、珍しく帰宅したイデオンを迎えたレイナの耳に聞こえてきたのは――!? 『ああっ、今日のレイナも世界で一番美しく可愛く天使のごとき清らかさだ……!』 無口無表情なイデオンの心の声は、とんでもなくレイナにメロメロなのであった……!!!!
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-熊野テクノロジーの社長秘書である風原詩音は、他の社員には絶対秘密にしたい事がある。 それは、社長である初海航哉とはお隣さんで、兄妹のように育った幼馴染だということ! 変な憶測を呼びたくない詩音は職場ではそっけなく接しているのにも関わらず、妹のような彼女が心配なのか、航哉はよく話しかけてくるのだが……。 そんなある日、姉に押し付けられた雑誌をうっかりしまい忘れ、航哉に見られてしまった詩音。 その内容は『ソフトSMに初挑戦しちゃおう』という特集で……!? こういうのに興味があるのかと航哉に問われた詩音は、嘘がつけず肯定してしまい――。 「……俺と、してみる?」 思わぬきっかけで幼馴染の関係から一線を超えてしまった2人だったが、意識してしまう詩音と違い、航哉はいつもと変わらない。 モヤモヤする詩音の耳に、航哉が引っ越してしまうという話が飛び込んできて――……!
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4.0水曜日――それは芦田紗綾がエリート同僚の柏原智己と、偽りの恋人同士になる日。 この関係が始まったきっかけは、紗綾が訳あって恋人役を演じている中島と、柏原の恋人である真凜が提案したドラマのマネごとだった。 『許されているのは手をつなぐことまでで、午前零時に恋人になり、翌日の零時になった瞬間他人に戻る』 最初は提案を拒否しようとした紗綾だったが、なぜか柏原が乗ったことで、毎週水曜日は彼とデートすることになってしまい――? しぶしぶ始まった恋人交換だが、柏原とのデートを重ねていく内に、どんどん彼に惹かれていく紗綾。 しかしある日、中島から柏原の弱みになるような写真を撮ることをお願いされてしまう。 とある事情により中島の頼みを断れない紗綾は……。 そんな中迎えた水曜日、柏原とのデートではなく中島から押し付けられた接待飲みに参加した紗綾の前に柏原が現れて……!? 「そんなに中島さんが好き?」 いつもと違う雰囲気の柏原に手を引かれて連れて行かれたのは彼の住むマンションで――……。
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-桐尾琴穂が生まれ育ったのは、とある地方の田舎町。 この地域では衣食住から仕事先、何から何まで地主である羽木籐家に頼り生活している住民ばかりという、独特の風習がいくつも残る閉鎖的な環境だった。 そんな、地元で絶対的な力を持つ羽木籐家の御曹司――聖惟の婚約者だった琴穂は、ある時この土地での生活が歪であることに気づいてしまう。 そして七年前、『二十五歳の誕生日にはかならず仕事を辞めること』という約束を聖惟と交わし、琴穂は外の世界を学ぶため地元を離れることに。 とうとう迎えた二十五歳の誕生日。 七年ぶりに再会した聖惟は淡々としていて、相変わらず琴穂には興味がないように見えたのだが……!? 「今日、僕がなにもしないと思った?」 ついに始まってしまった羽木籐家の嫁としての生活。 都会に出た琴穂は変わり者だと冷たい目を向けられ、実の母でさえ琴穂の味方をしてくれない。 七年もの自由をくれた聖惟のためにも、琴穂は羽木籐家の嫁としてふさわしくなろうと奮闘するが――……。
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4.5大学を卒業し、就職活動中の里穂は、高校の同窓会で幼馴染で初恋相手の修哉と再会する。 そこで彼の働く会社に誘われるが、なんと彼は家庭教師のマッチングサイトを運営する会社の社長に就任していて……!? それどころか、里穂のことを修哉の専属秘書として雇いたいと言い出して……。 彼のお願いもあり、その誘いを受けることにした里穂。 修哉の会社で働き始めた彼女は、彼の身の回りのお世話をするため、修哉の住むマンションで住み込みで働くことになり……!? そんな生活を始めて三年が経ったある日、会食から帰ってきた彼を介抱する里穂に対し、距離を詰めてくる修哉。 「俺たち、いつまで幼馴染やる?」 そう言われて修哉に抱きしめられると、彼を好きだった頃の気持ちが溢れ出し、二人は一線を越えてしまい――!? その日から彼は里穂に対し甘やかに接してくるが、里穂は自らの気持ちを抑え込み……。
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3.0五年間、異母姉の身代わりに残虐王の後宮へ送られ、官女の一人として下働きを続けていたレイラ。 そんなある日、反乱が起き、後宮に武装した兵士たちが乗り込んできて――? 恐怖に駆られたレイラは逃げ出すのだが、首謀者である麗しい青年・セリムに見つかってしまい……!? 新たなスルタンとなったセリムに、レイラは娶られることに……。 寝室に連れられたレイラだったが、セリムは彼女が偽物の寵姫であることをなぜか知っていて――? 「これから、お前は俺のものになるのだ」 セリムの甘く執拗な愛撫にレイラの身体は蕩けさせられていく――。 自身を庇護してくれるセリムに、彼女は次第に深い安らぎを感じてしまい……?
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3.8若くして聖女の務めを終えたヘイディアは、新しい門出の日に六歳年上の幼馴染み・フレデリクと再会する。 彼には婚約者がいるが女たらしという噂があり、幼い頃と変わってしまったフレデリク対して、ヘイディアは冷たくあしらってしまう。 するとフレデリクは、ヘイディアを彼の住むヴァルカ辺境伯家へと強引に連れ帰って……!? 彼の激しい求愛に困惑するヘイディア。なかなか自分の手に落ちない彼女を前に、なんとフレデリクは突然隠し持っていた毒の小瓶を呷り――!? 「――あぁ、駄目だ。ヘイディ、したい」 なんと彼が飲んだのは、毒ではなく媚薬……!? ヘイディアが欲しいと懇願するフレデリクの様子を、彼女は放っておくことができず……。 何度も何度も絶頂に押し上げられ、ヘイディアはついに彼の手中に落ちて快楽にすがってしまう。 フレデリクの婚約者の存在が頭にちらつくも、四六時中蕩けるほどに甘すぎる愛を注がれ、ヘイディアはだんだんと彼に絆されていき……。
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4.2ティエラはフェザーズ男爵のひとり娘で伯爵家の子息アズールの婚約者であった。 結婚式を挙げる直前、父が商船と共に海に沈んだことでフェザーズ男爵家は没落し、ティエラは天涯孤独となった。 そんな折、アズールから連絡があり再会するも、そこにはなぜかロゼッタ子爵令嬢もいて――? 伯爵家の侍女になれと言われ、困惑しているティエラの前に乱入してきたのは一人の騎士だった!? 彼はおもむろにティエラの身体を担ぎ上げ連れ去ってしまう――! 邸宅に連れてこられたティエラは彼がヘヴリー伯爵家のイーアスで、『メイローズの若き英雄』と呼ばれるほど有名な人だと知る。 どうやらイーアスはアズールに恨みがあるらしく――? アズールから受けた仕打ちを思い出し泣いているティエラをイーアスが抱き寄せる。 熱い口づけを与えられたティエラは、その激情に流されてしまいたいと思い身を任せるのだが……。 「あの野郎から、あんたを奪ってやると決めていた――心ごと」 そう言った彼の手つきは、まるで愛しいものに触れるみたいで――!?
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5.0会社からリストラされた仲谷葉月は、ある日二つ年下の幼馴染・朝生匠真と再会した。近況を聞くと、彼はなんと自身で会社を立ち上げており、葉月の状況を知った匠真から秘書として働かないかと誘われてしまい――!? さらに匠真が匿名の嫌がらせを受けたり、付きまといに悩んでいると聞き、葉月は彼を守らなければという使命感に駆られる。匠真の会社で働くことに承諾したが、なぜか彼と一緒に住むことになって――!? 引越し後、一緒に寝たいと可愛らしく頼み込まれ断ることができない葉月。だが、匠真の甘えるようなじゃれ合いは次第に淫らになっていき……。 「ね……教えて? 気持ちいい?」 年下幼なじみからの執愛からは逃げられない――!?
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