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第六天魔王 信長
誰もが知る戦国武将・織田信長だが、その生涯のすべてがわかっているというわけではない。歴史の陰に隠れ、謎に包まれた部分も少なからずある。もちろん事績のかなりの部分は明らかになっているが、それは政策や合戦などに関するもので、「人間信長」についてはまだ知られざる面があるのである。ところが、純然たる歴史学はいろいろな史料を集め、見えない部分に対して仮説を提起することはできるが、断言することはできない。本書はそこに風穴をあけようとした。歴史家の考えがおよばない想像力が、これまで謎とされてきた信長の人生に新たな光をあて明らかにしようとしているわけで、ここに本書の魅力があるといってよい。そしてもうひとつ。著者は経済人としての自らの考えを盛りこんでおり、これも歴史家の描く信長像とはちがう信長像を浮き彫りにする一員となっている。これもたいへん魅力的なのではないか。序文・小和田哲男(静岡大学名誉教授) -
介護の落とし穴 権力の暴走
日々行き場のないストレスを抱えながらも、難病を抱える妻を10年にもわたり献身的に介護し続けた夫に与えられた称号は「虐待者」であった――理不尽な介護トラブルに巻き込まれ、愛する妻と1年半もの間引き裂かれた夫が、目を覆いたくなるような真実を赤裸々に綴った渾身の一冊。高齢化も手伝い「介護」という単語がより身近になった今日の日本において、決して他人事ではない、介護生活の裏に潜む“行政のワナ”がいま暴かれる。 -
ROSE ホーザ ブラジルからのおくりもの 日本でがんと闘ったバルの記録
「狭いけど、家に来たら?」ブラジルからやってきた娘・バルとの物語はこの一言からはじまった。1987年6月9日、わずかな私物をもって日本にやってきたバル。上司が行う公私混同に耐え切れず会社を飛び出し、助けをもとめた女性(著者)の家に引っ越すことに。共に暮らすために2人が最初に行った手続きは養子縁組。1990年4月25日、国籍の異なる母娘が誕生した。バルは「お母さん、ママエ」と慕い、近所でも有名な「親思い」の娘に。二人で楽しく過ごす日々が永遠に続くと思われた矢先、がんがバルの身体を蝕んでいった……。国籍を超えた母娘の深い愛情とバルの壮絶な闘病生活を母が綴った。「みんなに愛された娘・バルの生きた証はここにある」 -
病の中で
医師歴7年目の竹田は、越川という終末期を迎えた患者を担当することになる。越川は医師歴50年の大先輩だ。自分の運命を悟っている越川に対して、竹田はどう接すればいいか悩んでいた。ある日、越川は、竹田に今までの医者人生を話し始める。(「越川先生」)企画統括部長の斎木は出世争いの最中、大腸がんを宣告される。治療を続けながら会社に復帰することができたが、社内でのがん患者への風当たりは厳しかった。(「再出発」)老人はがんを患った。衰弱してきても、頑固さは変わらない。妻に先立たれ、息子とも断絶している。しかし、誠実な新米医師との交流で、頑固な老人は次第に心を開いていく。(「老人と新米医師」)日々「生きている」ことを意識するのは難しい。病という孤独を通して、「生」の尊さをかみしめる10編の物語。 -
島影を求めて
“海の彼方に何があるのか―”。限りない好奇心を携えて、米ソ冷戦下の東西を股にかけた一人の商社マンであった著者は、後年水から企業を立ち上げ、経営者として奮闘する。本書は海を愛した男の人生、そして仲間と過ごした日々を克明に綴った“航海録”。「本書は、未知なるものへの限りない興味を持ち、海を愛し友を愛しまた、仕事では米ソ冷戦時代に東西を股をかけて幾つものプロジェクトを展開して、今は陸に上がった老船長、私の稀有な回顧録である。本書をシーガルの仲間、仕事の先輩・後輩、そして気骨のある若者たちに捧ぐ」(「序章」より)。本書のおもな内容:序章/第一部 セールスエンジニアの世界へ/第二部 冷戦時代の対ソ貿易/第三部 海へのロマン/第四部 シーガル紀行/第五部 商社マンから企業家へ/終章 -
星 健孝の地域文化論
世の中の論調は、“少子高齢化”、“社会保障負担に財政がどこまで耐えられるか”、“グローバル化にとり残された日本”など、グルーミーな話題一色である。その解決手段の一つとして日本政府が提示したのが“一億総活躍社会”なのだ。筆者は今後の日本を展望するに、健全な増税がなされ、お年寄りも元気で長生きできる仕組みを作ることが必要であり、子ども及び若者たちも安心して教育を受けることができる、給付制度のようなものを充実させなければならないと考える。今日の地域開発の問題点とは何なのか、グローバル化が進む現代で、どのようにして新たな地域像を開拓してかなければならないのか。本書は、政府系金融機関である日本開発銀行(現在は日本政策投資銀行と改称)に37年間奉職した筆者が、理論体系と幾多のケーススタディから学んだ知識と経験を元に、今後の日本について、世界の例を交えながら解説。独自の“地域文化論”で新たな地域像を描く。 -
職場で楽しく 幸せに働くための 45の思考
働くって何だろう?働きやすい職場とは?仕事を円滑に進めるための人間関係の構築方法とは?上司、同僚、部下とうまくいかない・・・働く人なら誰でも一度は悩むことではないでしょうか?本書はこのようなことに悩む心をスッと軽くしてくれる、即実践できる考え方の変換テクニックを教えてくれます。テクニックといっても、難しいことはありません。人の話を「聞く」のではなく「聴く」こと、感謝の気持ちを持つ大切さ、失敗してもいい、こんな当たり前だけど、日々の忙しさに流されつい忘れてしまうことを改めて気づかせてくれます。本書を読んだ後、あなたはきっと仕事が楽しくなるはずです! -
王子は白馬に乗ってない!
オトナ女子には、幸せへの選択肢が多すぎる。高校時代の男を忘れられない真奈美は、彼氏がいなかった期間が全くないほど男に好かれるタイプだが、理想が高く結婚に踏み切れない。「一人が一番気が合う」と言う紗英は、結婚をコスパで考えるタイプで、親が持ってくる縁談の話にも消極的。付き合って3年の彼氏がいる由佳は、最近は会ってももらえず、ついに浮気相手と一緒にいるところを目撃してしまう…20代後半の3人の女たちに降りかかる、恋愛に関する数々の試練。これを乗り越えるために女たちが行くのがミツコママの店。幸せになるための葛藤や悩みをミツコママの鋭いアドバイスが解決してくれる。「王子は白馬には乗ってない」「男ってのは、できることなら毎日違う女がいい」「幸せになりたければ、4番目の男を捕まえろ」…他、ミツコママの愛と毒が詰まった至極のアドバイス達が女たちの心にグサリと突き刺さる。オトナ女子必見の恋愛小説。 -
Stay My Gold~永遠の輝き~
美しくしなやかな肉体に、ふたつの秘密を抱える希望(のぞみ)。「彼女」が抱える秘密――それは神秘と孤独に満ちた秘密だった。さらに美しく成長していく自身の肉体に、希望は違和感を持つようになる。母から自身に宿るその秘密を聞き、打ちのめされていたが、とある「少年」流風との出逢いが希望の人生を大きく変える。流風の持つ人懐こく明るい雰囲気に、希望の心には変化が訪れる。流風の存在が心の拠り所となり、孤独から次第に成長していく希望。しかし流風にも悲しい過去があり、心に闇を抱えていた。同じ秘密を持つ2人は、心を通わせていく。そして、いつしか互いに惹かれあうようになるが――純粋な愛にきっと涙する。本格的青春ラブストーリー。 -
人生90年時代のライフプラン ま、いいかでいきいき人生
「終活」という言葉を頻繁に耳にする昨今。老後の不安は誰にもつきまとうものです。でも発想を変えれば、工夫次第でリタイア後もやりたいことが出来る時代ということ。適切なライフプランを立てることで、老後が一気に楽しみになります。本書では、老後のために最低限考えておかなければならないお金の話や、長く健康でいるための秘訣など、セカンドライフを楽しむために必要な知識を紹介。「おもしろい講師」として全国各地の公演に引っ張りだこのライフプランナー・山神克允氏が、今の時代に合った生きがいのあるライフプランの立て方を解説します。「人生の終え方」からではなく、やりたいことから考えるまったく新しいセカンドライフプランの指南書です。 -
ザビエルの置き土産 お菓子 ごちそう ありがとう
運動、ジャンケン、弁当……実は日本語じゃなかったの?地球の裏側で今も公用語として使われているポルトガル語。遠い地域の言葉と思いきや、実は多くの単語が日本語として生活の中に潜んでいるのです―――。長年ポルトガル語に触れ独自で研究を続けた著者が、日本語とポルトガル語の意外な共通点を大公開。言葉の面白さを実感できる珠玉の語学エッセイ。 -
今すぐ治す下肢静脈瘤 最先端レーザーによる日帰り治療
足がだるい、むくむ、痛む、よくつる、これらは下肢静脈瘤の症状を示唆するものです。この下肢静脈瘤は、立ち仕事やデスクワークで座りっぱなしの方、妊娠・出産を経験している方、運動をほとんどしない方や、家族に「下肢静脈瘤」の人がいた方などに多く発症する疾患です。血管には、酸素や栄養を運ぶ動脈と、体内の老廃物や二酸化炭素を心臓に戻す静脈があります。足の静脈では血液を下から上へ重力に逆らって送るために、歩いたり、足の運動をすることでその筋肉が血液を押し上げ、血液の逆流を防ぐ弁がありますが、この弁が壊れると血液は逆流し血液がたまってしまいます。そのため、足の血管が表面に浮き出て、足の血管がボコボコになったり、網の目状などの症状が表れます。これが下肢静脈瘤です。現在、下肢静脈瘤の主な疾患では、日帰りで、保険適用がある最新レーザー治療により、足が美しくよみがえります。 -
社会を変える防犯カメラ
日本の犯罪件数はこの15年で「戦後最多」から「戦後最少」へと急激に改善した(2002年⇒2016年)。その要因に挙げられるのが防犯カメラの急増だ。「犯罪は人目の届かぬところで行われる、ならばテクノロジーで死角をなくし世の中の犯罪をゼロにし社会に貢献する!」と心に誓った著者が、防犯カメラに対する人々の意識を「見張られている」から「見守られている」に変えた奮闘記。 -
老後破産を防ぐ「都心・中古ワンルームマンション経営」
先行き不透明な社会保障制度に対する不安から、巷では資産形成の方法として金融商品への投資が過熱しています。中でも「不動産投資」は初心者でも堅実に行えるとして人気です。本書は「サラリーマンが」「老後の生活を守るための」方法として、ワンルームマンション経営の優位性とその具体的なノウハウをしらしめる書籍です。これからの社会がどう推移していくのか?いったい老後にいくらあれば不安なく過ごせるのか?そもそも、なぜ普通のサラリーマンが「老後破産」に陥ってしまうのか?サラリーマン必見。今すぐ、無理なく、一生続けられる資産形成の指南本。 -
はじめてのコンテンツマーケティング
ビジネスにはファンを獲得することが成功の法則であるといわれます。本書は手間とお金をほとんどかけずにファンを掴むその手法を大公開。ITのスペシャリストがあますところなく教える「コンテンツマーケティング」の真髄とは?その始め方と続け方を徹底解説! -
サッカーファミリーへの中間報告 サッカー歴ゼロ専務理事の独白
突然のJFA専務理事、就任。JFAのガバナンスとコンプライアンスをまかされると、定款・規程がガタガタだと気づいた。守るべきルールの不整合をただすべく、原因を究明し再発を防止するため2014年に行なわれたJFAリフォームへさかのぼる。公益財団法人日本サッカー協会が永続組織となるために、必要な改善とは。サッカーを愛する人々へおくる、サッカー歴ゼロ専務理事、決意の独白。 -
2017年ペナントレースを味わい尽くす スーパープレイヤーの条件
筒香嘉智、山田哲人らスーパーバッターの技術はどうなっているのか?岩瀬仁紀、前田健太らスーパーピッチャーは、今までのピッチャーと何が違う?長年プロ野球の「データ」に着目してきた著者が、2016年までの試合を元に一流選手たちの技術を分析。バッティング、ピッチングのメカニズムから、彼らの秘密をひも解きます。「ピッチャー編」「バッター編」さらには二刀流「大谷翔平編」の3編に渡って解説しており、野球ファンでも意外と知らない最先端の情報が満載!全く新しいプロ野球解説本です。 -
新築アパート経営こそ副業の中の本業 成功の秘訣55
本書は、アパート経営で、「毎月安定した収入を得ながら資産形成ができる」というノウハウが満載。なぜ、そんなことが可能なのか?入居率99%のアパート経営を提案し続けて10年の実績を持つ著者が、入居者が入り続けるエリアを厳選し、入居者目線の高品質物件を提供してきたことにある。物件には、アパートの常識をくつがえす「防音・遮音性能」をはじめ、スカイバルコニー、ビルトインキッチン、LEDライトの使用、ぺアガラス、浴室乾燥機と物干しなど独自の標準設備を備え、耐震の配慮もなされている。快適性を実現したアパートを提供する著者が、アパート経営による資産づくりを指南する書。一読をお薦めしたい。 -
IoT社会で役に立つ3つの流儀 知的創造でこれからの社会を生き抜く
今や日本の産業社会は中国や韓国から追いかけられるばかりか、むしろスマートフォンなど分野によっては大きく抜かれてしまった。こうした類のニュースがこれでもかと日々飛び込んで来る今日、我が国の経済のみならず、国際競争の中で生き残っていくために、ビジネスパーソン始め国民みんなが、生産性を上げ、より知的創造的に仕事をこなすことが求められる。そこで筆者が本書で提唱するのが、誰でもが持っていて誰でもが出来る知的創造方法である。誰でも持っている能力とは、(1)意味付与能力、(2)美的直感、(3)時間軸の3つの能力ことである。 -
予測感性マーケティング
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、25年間マーケティングの仕事に携わってきた著者が、野球映画「マネー・ボール」からヒントを得、「予測感性」というサイエンスマーケティングを独自に創出。日本野球界を通じて見える新たな価値観を、「リビジョンマーケティング」で捉えたものである。同時に、顧客動向を捉える「NISHIDA'S EYE」と、事業チャンスを捕捉する「NEXT BUSINESS FOCUS」により、ネクスト・ソサエティを導き出すマーケティング手法が豊富に盛り込まれている。「経営とはマーケティングそのもの」という視点から、企業の特性を生かし、躍動感ある働きを導きだすためのマーケティング、「予測感性」。経営者、CMO、事業家にはぜひ読んで欲しい珠玉の一冊。 -
あなたの老後 7300日をどう生きますか
超高齢化社会を目前に控えた日本人にとって、「老後の生き方」は年齢を問わず大きな課題となっている。認知症による様々な問題や老老介護の悲劇、家庭や施設での虐待など、高齢者が巻き込まれる事故・事件が世間に広まるたびに、「老い」に対する不安も高まっていく。しかし、歳をとることは、本当に悲しいことだけなのか。高齢者になるということは、人生を懸命に生きてきた証なのだと、自身も介護の経験を持つ著者は綴る。私たちは、65歳以上の「高齢者」とみなされる約20年=7300日をどう生きるべきか。自分らしい「充実した老後」を求めるすべての人に送る、介護・福祉のプロによる魂からの提言書。 -
一冊でまるわかり暗号通貨2016~2017
電気代を暗号通貨で支払えるようになる――こんなニュースが伝えられるなど、「暗号通過経済」の到来が間近になっている。本書は「ビットコイン」をはじめとする暗号通貨やそれを支えるブロックチェーンについて、興味を持っている人向けの入門書だ。 初心者向けに、各暗号通貨についての解説を図とともに掲載している。まず直感的に暗号通貨ごとの特徴を捉えて概要を丁寧に説明し、具体的な解説に入っていく。巻末には用語集も付属する。 本書を通じて、さまざまな暗号通貨やブロックチェーンの概要、そして新たに登場したトークンの利用例を知ることで、近い未来に現実になるかもしれない「暗号通貨経済」に備えて今、自分たちが何をできるか、考える契機となるだろう。 -
美容冒険倶楽部
美容冒険家ブルースは、「若さ」と「美しさ」を永遠に保ちたいという人の顔望に応えるため、日々その素材を求めて世界を駆け巡っている。それが美容冒険家ブルースの仕事である。ある時は、東南アジアのタイの密林地帯にハーブの原料を求め、次にはアメリカのアナハイムで開催されているコスメ展示会でサプリ原料の売込みをする。しかし、世界を駆け巡るために使う交通手段は、車、船、飛行機だが、日本の整備された交通機関とは異なり、さまざまなトラブルに遭遇する。それは苦闘の連続である。それでも、美容と健康、医療に役立つ原料を手に入れるために産地に飛ぶ。ところが、クライアントのある企業の社長から、放蕩息子の教育を頼まれてしまう。その息子を立ち直させるため、アイドル療法やインドの伝統医療アュルビーダなどを体験させて一人前へと導いていく。そんな折、その息子が自家にある秘伝のレシピを売りたいとブルースに持ち込んできた。ブルースは、息子とともに持ち前の得意とするプロモーションを駆使し、大成功を収める。このことをきっかけに、その息子や仲間を集めて、人の永遠の「若さ」と「美しさ」を保つための体験や実践ができることを目的とする「美容冒険倶楽部」を立ち上げることにした。 -
月光
警備会社に勤める主人公・日高猛は国立科学研究所での夜勤中、天女のような男性に遭遇する。彼の名前は天音美月。研究員の一人だ。月の光を浴びながら、天に向かって両手を広げている美月を見て猛は感情に突き動かされるままに、思わず背後から抱き寄せてしまう。最初は驚いた美月だが、純粋でまっすぐな猛と接しているうちに徐々に心を開いていく。猛もまた、儚げな見た目とは裏腹に男勝りな性格の美月に惹かれていった。いつしか二人は、互いを名前で呼び合うほどの親密な関係となる。ある日、猛はひょんなことから美月に想いを寄せる男・田嶋の存在を知る。田嶋は美月に振られた逆恨みから、美月へのストーカー行為を続けているそうだ。そんな矢先に、猛は田嶋が美月の手を引き暗闇に消えていくところを目撃してしまい― -
海外投資家がこぞって実践!太陽光発電で年利8%を実現する究極の投資術
いま太陽光発電投資は日本だけでなく海外の投資家からも注目を集めている。理由は簡単で「20年間、日本国が買取保証してくれるから」。本書は日本で投資をしたいという外国人にもわかるよう、投資の初歩からはじめて投資の種類やメリット、デメリットをわかりやすく解説。さらには再生可能エネルギーの固定価格買取制度や太陽光発電投資のノウハウまで、日本の投資制度にまつわる知識やノウハウを浅く広く取り上げた。投資未経験者にも日本の投資制度のイロハがわかる1冊だ。さらに著書が勧める太陽光発電投資の適地である沖縄の魅力も盛り込み、巻末にはNEDO日射量データベースの分かりやすい利用法も掲載。 -
人を幸せに導く究極の道
94歳の著者が、80歳の時に「人間が幸せになるためには、どうしても戦争をなくさなければならない」ことを解決するために発見した自然界の秩序を、世界平和に向けて明らかにする。道徳と正義が一体になった道義を機軸に据え、思いやりや無償の愛といった人間の資質を日本から発信していく、新たな方法を提言する。戦争に対する世界の問題意識の低さを嘆き、道義を守ることによって全世界の子々孫々にまで戦争の惨禍は何の益もない行為であると伝わることを期待している。人間のエゴがもたらしている問題と、道義がもたらす平和への具体例も記載。正しい希望と文化の創造に貢献して、生き甲斐のある人生を送る人は、いつまでも若い。このような人々が後期高齢化社会の日本を活性化し、進化させると考えている。この考え方を掲げ、2016年伊勢志摩サミットへの問題提起の一石を投じる書である。 -
世界の危機を救う世界連邦 沖縄から平和を考える
太平洋戦争末期に甚大な被害を被った沖縄。戦後70年経ても、いまなお本当の平和は訪れていないといっていいでしょう。さらにウクライナや中東を初めとして、世界の至る所には紛争が絶えません。しかも、人類は科学を発達させる一方で、地球環境を破壊しているのです。このまま進むと、人類は滅亡の一途をたどるしかありません。国と国の対立が解消できないなら、そして、技術を濫用しないためには、世界をひとつの統一国家にするしかないのではないでしょうか。沖縄生まれの科学者である著者が、戦後の激動の経験を踏まえ、恒久平和のために人類がいますぐやらなければならないことを、理想主義的にまたグローバリズムの観点から提言します。 -
ユーレイズミーアップ 「患者さんありがとう。そして、ごめんね」 文庫改訂版
医大の大きな闇に抗い続けた男の偉大な戦いの物語 教育と医療に真摯に向き合い、努力と貢献をしてきた梅澤に突き出された捜査令状。青天の霹靂ともいうべきこの状況を仕組んだのは、他ならぬ自身が所属している大学の理事長だった――。 -
クルマの運転新常識 ブレーキとアクセルの踏み間違いはなぜ起こるのか
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 誰もが安全安心に運転できる世の中に タクシードライバーの著者が、教習所では教えてくれない安全運転のコツを伝授。 現代のクルマの構造を踏まえた交通事故防止のアイデアも語る、読み応え抜群の一冊。 「今のクルマは、アクセルを少しさわっただけで簡単に発進しますが、この便利さが、交通事故を引き起こしているのではないでしょうか。自動車メーカーは、足に力を入れないとアクセルが作動しないように改良するべきです。不便さの便利。この意識こそが、今のクルマづくりに必要なのです」 -
漫画 渦巻いて 三河牧野一族の波瀾<古白編>
時を越え、英魂を繋げ! 戦国時代から江戸時代にかけてその威を振るった武家、三河牧野氏。 一族の繁栄、そして正義のために命を懸けた戦をめぐる 壮大なる百年の軌跡をコミック化。 -
法と糸と私
創建から800年余りを数える仙台市の古刹、曹洞宗・大満寺の若き住職が贈る法話集。 歴史ある曹洞宗の寺、大満寺の住職が行った法話の中から、10編を集めたもの。 寺の子として生まれながら、将来に悩み、アルバイトや音楽活動など様々な経験を重ねた後に、 仏の道へと進むことを決意した著者が、悩み多き現代に贈る仏の教えとは。 分かりやすく、親しみやすい言葉が心にしみる一冊。 私たちが幸せに生きていけるように 私たちの心に美しい花が咲くように 慈しみの心を真ん中において 苦しんでいる人を放っておけないそんな寛容な心で これからの皆様の人生を歩んでまいりましょう(本文より) -
イエスの実像 彼が歩んだ十字架への道
十字架への道は、イエス最後の切り札だった 二千年の時空を越えて、イエスの青春、弟子・ユダ、ヨハネとの関係、最後の晩餐の真相に迫る 「本書は人間イエスの行動をユダヤ史の中に投影し、何故イエスが、十字架への道を歩まなければならなかったのかを問うたものである。その際私が拘り続けたのは、神としてのイエスではなく、人間イエスとしての視点だった。この視点なくして本書は成立しなかったと思う。私がこの視点に立ったとき、イエスは様々なことを私に語りかけてきた。ヨハネのこと、ユダのこと、弟子たちのこと、マグダラのマリアのこと。更には福音書における様々な矛盾について語ってくれた。その有様は本書の一ページ一ページにイエスの肉声として響き渡り、刻印されていると思う。願わくば、そうしたイエスと私の思いが、いつの日か日本のみならず、広く世界の人々に愛され、新たなイエスの実像として21世紀の時空間のなかに広がっていくことを期待したい。」(「文庫化に寄せて」より) -
ブラジバン 工学博士が読み解く足もとの構造
「地盤」と聞いて、多くの人は何を思い浮かべるでしょうか。地層や地質、地震のときの土地の揺れやすさ。あるいは政治の世界で耳にする「地盤・看板・鞄」や、「地盤を固める」というビジネス上の言い回しを連想するかもしれません。この言葉には、どんな使われ方にも、足もとがしっかりしていれば安心して立つことができ、ぐらつけば不安になるという意味が含まれています。とはいえ、私たちは日々地盤の上で暮らしているにもかかわらず、あまりに当たり前であるがゆえに、その存在が意識されることはほとんどありません。 地盤解析を専門とする工学博士である著者は、20歳のときに阪神・淡路大震災を経験したことから、家屋や人の命を守る地盤へと関心を向けました。南カリフォルニア大学での研究活動を経て実務経験を積み、現在は地盤解析を専門とする会社を経営しています。国や自治体のガイドライン対応から地下利用、防災まで、あらゆるインフラの地盤リスク評価に携わり、大学の研究者や研究機関との共同研究も続けています。 本書は、工学博士である著者が5つの土地を実際に歩いた記録です。神戸と淡路島では、被災した高架橋や地表に現れた断層がなぜそのまま遺されたのか。福島・小峰城の石垣は、なぜ「頑丈」と考えられていた区間ほど大きく崩れたのか。羽田空港の滑走路の下では、深夜のわずか数時間に何が行われているのか。歩きながら生まれる素朴な問いを手がかりに、地層の読み方、耐震の考え方、盛土に潜む「みずみち」、そしてボーリング調査とN値、液状化まで、地盤工学の考え方が、机上の理論としてではなく、現場の風景とともに語られていきます。 専門的な知識は必要ありません。地盤という視点を一つ持つだけで、いつもの通勤路や旅先の風景は少しだけ違って見えてくるはずです。足もとから世界をとらえ直す、小さな旅の一冊です。 -
ビジネス教養としてのWeb3.0
ブロックチェーン、暗号資産、NFT、DAO……。メディアで何度も目にするこれらの言葉は、いずれもWeb3.0と呼ばれる考え方から生まれてきたものです。しかし、上司や取引先に「Web3.0って結局何なの」と聞かれて、自分の言葉で答えられる自信はあるでしょうか。Web3.0とは、企業にデータを預けるのではなく、自分のデータを自分で持ったまま、さまざまなサービスとつながるインターネット社会を目指す概念です。自治体の事業や金融分野へその技術が応用されるなど、着実に広がり続けています。また、昨今はそこへ生成AIの技術が加わり、自分のデータがどこへ送られ、誰に管理されているのかという問いは、これまで以上に重みを増してきました。AI時代を生きるビジネスパーソンにとって、Web3.0はもはや「なんか聞いたことある」では済まされないビジネス教養だといえます。 本書の著者である山本真大氏と稲毛 浩氏は、香川県を拠点に、AIおよびWeb3.0技術を活用したサービスを開発・提供するITベンチャーの経営者と技術者です。データを個人の端末で守る情報通信技術「@POP」を共同開発し、日本を飛び出しアジア圏を中心に各国政府や民間企業とIT・セキュリティ事業を展開しています。本書ではこの領域の最前線に立つ二人が、AI時代に知っておきたいWeb3.0のすべてを解説しています。 特筆すべきは、Web3.0を時代の流れで明確に位置付けている点です。Web1.0は「読む」、Web2.0は「書く」、そしてWeb3.0は、この「読む・書く」に「所有する」が加わったものだとしています。そのうえで、思想・技術・仕組みという三つの側面に分け、ブロックチェーンやNFT、DAOなどのキーワードを順にひもといていきます。多くの人が難しいと感じがちなWeb3.0の概念を、知見のない人でも理解できるようにかみ砕いて説明しているため入門に適した一冊といえます。例えば交通系ICカードは、チャージした残高がカードそのものに記録されているため、遠くのサーバーに問い合わせなくても改札を通れます。価値を自分の手元に持つというWeb3.0の発想は、こうした身近な仕組みのなかにすでに存在しているのです。何気なく過ごしている日々の延長線にある考え方であることが分かると、難しいと思っていたWeb3.0への印象がガラッと変わります。 Web3.0の思想や技術を知ることで、日々ニュースになるような相次ぐ情報漏洩やアカウント凍結がなぜ起きるのか、AIが私たちのデータをどう扱っているのかも見えてきます。これまで断片的だったWeb関連のニュースも一つの大きな流れとしてつながってくるはずです。そして何よりも、自分のデータを誰に預け、どこまでを自分で管理するのか。その判断を人任せにしないことが、これからのビジネスパーソンには求められます。今の時代を正しく理解し、次の時代を読み解くための第一歩となる一冊です。 -
収入になる! 地域貢献になる! 周りの人のためになる! 終活スペシャリストになろう[改訂版]
相続や遺言、お墓や葬儀の希望、医療・介護の意思表示、住まいや持ち物の整理……ひと口に「終活」といっても、その中身は驚くほど多岐にわたります。単身世帯が増え、家族任せにできなくなったいま、元気なうちに本人が向き合っておくべきテーマになりました。 ところが、いざ始めようとすると多くの人が立ち止まってしまいます。相続は税理士や司法書士、葬儀は葬儀社、介護はケアマネジャーと分野ごとに専門家が分かれ、「何から手をつければいいのか、そもそも誰に聞けばいいのか」が分からないからです。 必要なのは、終活の全体像を見渡して、その人が次にやるべきことを示し、適切な専門家へつないでくれる存在です。長年、高齢者やその家族の相談を受けてきた著者は、この身近な案内役の不在こそ最大の壁だと考え、「終活ガイド」という資格の普及と人材育成に取り組んできました。 知識を体系的に学べば、まずは自分や家族の備えに役立ちます。さらに進めば、周囲の人から相談を受ける「終活スペシャリスト」として活動する道も拓けます。 本書では、具体的な活動内容から資格の取得方法、実際に活動する人たちの体験談までを丁寧にまとめています。身近な人の終活を考え始めた方や、これからの自分の人生と向き合いたい方に、幅広く読んでいただきたい一冊です。 -
カビハウス 住宅の省エネ化と異常酷暑が招く“黒い壁”の真実
新築なのに、家じゅうカビだらけ―― 高性能住宅で広がる深刻なカビ被害 なぜ新しい家で、カビが広がるのか。 住宅検査の専門家が、その原因と防ぎ方を解説! 住宅のカビと聞くと、浴室の黒カビや古い建物のカビ臭さを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし今、問題となっているのは、そうした日常的なカビとは異なる、住宅の設計や施工の状態が関わって生じる深刻なカビ被害です。しかも、こうした被害は古い家ではなく、高い居住性能をうたう新築間もない住宅で増えています。 背景にあるのが、住宅の高気密・高断熱化と近年の異常な暑さです。高性能住宅は、本来、快適で省エネ性の高い暮らしを実現するためのものです。一方で、その性能を十分に発揮するには、設計や施工にも高い精度が求められます。わずかな隙間や施工上の不具合があると、湿った外気が壁の内部や天井裏、床下に入り込み、冷房で冷やされた建材に触れて結露します。こうして生じる「夏型結露」が、見えない場所でカビを広げているのです。 本書の著者は、25年以上にわたり住宅検査と住まいの問題解決に取り組み、これまでに6300棟を超える検査を行ってきました。本書では、実際の調査や裁判事例をもとに、カビ被害が起こる仕組みや、高性能住宅で注意したい設計・施工上のポイント、住まいの異変に気づいた際の対応方法を解説します。 これから家を建てる人、購入する人はもちろん、すでに異臭や結露、カビに悩んでいる人にとっても、住まいを守るために知っておきたい一冊です。 -
部下に好かれる上司が必ずやっていること
部下に頭を悩ませている上司必読! 明日から苦手な部下に話しかけたくなる 管理職層のためのマネジメント実践書 「何度言っても伝わらない」「指示したはずなのに、全然違うことをやっている」「育てようとしているのに、どうにも響かない」――。部下とのかみ合わなさに頭を悩ませる管理職は少なくありません。指示どおりに動かない部下を前にすると、つい「能力が足りないのか」「やる気がないのか」と部下の側を疑いたくなります。しかし、その原因の多くは部下にあるのではなく、上司と部下の間に生じるコミュニケーションの「ズレ」にあるのです。 本書の著者は、金融機関での資産運用業務を経て経営コンサルタントに転じ、事業再生や事業承継の現場で後継者・次世代リーダーの育成に長年携わってきた人物です。企業研修やヒューマンアセスメントの現場も含め、延べ1万人以上のリーダー層と向き合い、「目の前の一人をどう見立て、どう育てるか」を一貫して追求してきました。 なぜ同じ言葉が、ある部下には響き、別の部下にはまるで届かないのか。本書は、その「ズレ」が部下ごとに異なる三つの理由から生まれると説いています。すなわち、そのタスクへの準備度(タスク成熟度)、仕事で何を最も大切にしているか(価値観)、情報をどう受け取り処理するか(認識スタイル)の三つです。この三つを軸に目の前の一人を見立てれば、すれ違いの正体が見えてきます。あとは、相手の「岸」へ橋を架けるように、指示も、褒め方も、叱り方も、相手に届く言葉へと翻訳していくだけです。 本書はその道筋について、例えば同じ指示を四人の部下に伝え分ける場面などの具体的な事例を交えて紹介しています。ただし、どんなに言葉を選んでも、部下が安心して話せない環境では届きません。本書は、すべての土台となる組織内の「心理的安全性」にも踏み込みます。自分と部下との違いを「障害物」ではなく「持ち味」として活かせるようになる一冊です。 -
NEC「ミスターバイオ」の挑戦─AI創薬で「死の谷」を越えた20年の軌跡
「失敗プロジェクト」のレッテルを貼られた男が、NECに創薬の歴史を刻んだ。 1997年、まだ黎明期にあったAIとバイオを同時に託された研究者がいた。 組織解体、60億円の損失、志半ばで逝った同志……それでも彼はがんワクチンという夢を手放さなかった。成功と挫折が交錯する20年の軌跡。 「次代の主流は現在の傍流から生まれる」――そう鼓舞した上司は、夢の実現を見届けることなく逝った。組織は解体され、60億円もの開発資金は泡と消えた。それでも著者は、引き出しの奥に眠らせたAI創薬の資料を抱えたまま、再起の機会を待った。やがて自らベンチャーを立ち上げ、がんワクチンの臨床開発という荒海に漕ぎ出す。IT企業が生命科学の「死の谷」に挑んだ、日本初の記録がここにある。 -
スマホ依存から子どもを救う 児童精神科医による予防と治療の処方箋
スマホの過剰な使用が、 子どもの脳や心身を傷つける――。 ネットゲーム、SNS、AI…… 子どものスマホ依存の背景を探り、 これからの家庭や社会のあり方を考える一冊 昭和から平成、令和へと時代が移るなかで、家族の形や人とのつながりは変化し、今や子どもの日常にスマートフォンが深く入り込むようになりました。とりわけ2000年代以降、ネットゲームやSNSに強くとらわれる子どもは増加の一途をたどっています。2011年の東日本大震災を経てLINEが急速に普及しましたが、情報・遊び・人間関係のすべてが一台の端末に集約されるなか、「命綱」とまで語る子どもも現れました。また、子どもがネットゲームやSNS依存症になると、苦しむのは本人のみならず、家族全体が精神的に追い込まれる状況も生まれています。 本書の著者は、児童精神科医として50年以上にわたり、30万人を超える子どもの診療にあたってきました。診療の現場では、わが子とは思えない言動や生活の乱れに戸惑い、次第に疲れ果てていく家族の姿を数多く見てきたといいます。そうした経験から、子どものスマホ依存を個人の問題としてではなく、時代や社会の構造のなかで生まれた現象としてとらえ、適切に症状と向き合っていくことが大切だと主張しています。 また、子どもが生きていくために必要な力の多くは、人と直接関わり、時間と手間をかけるなかで育まれます。デジタル技術の恩恵を否定するのではなく、便利さに生活のすべてを委ねないこと。読書や対面でのコミュニケーションを取り戻し、親子で現実の時間を共有すること。その積み重ねが、子どもを依存から守り、回復へと導いていきます。 本書は、著者が実際に診療した5組の親子の症例をもとに、依存が深まる過程から診断、治療、回復までを具体的に紹介します。子どもにどう声をかけるべきか。家庭で何を見直す必要があるのか。どの段階で医療機関を頼るべきか。臨床現場で積み重ねた知見から、親や教師、医療関係者に必要な対応を示します。 スマホ依存に苦しむ親子はもちろん、異変に気づきながら対応に迷う教師や支援者にも、回復への道筋を示す一冊です。 -
リベラリズムがファシズムを生む ─ドラッカーとフクヤマに学ぶファシズムの発生メカニズム─
その「自由」が、独裁を招く。 トランプ政権の登場、世界的な社会の分断、民主主義の後退―― いま世界で起きている異変は1930年代のヨーロッパの危機を想起させる。 ドラッカーとフクヤマの思想を縦横に駆使し、行き過ぎたリベラリズムがなぜ民主主義を壊すのか、その構造を解き明かす。 なぜ人は、自由を手放してまで独裁者に身を委ねるのか。 ドラッカーは1930年代、ファシズムの原因を「大衆の絶望」に見た。 孤立、不安、社会の分断はいかにして全体主義を呼び込むのか。 ファシズムの正体を問い直し、その発生条件を見極め、民主主義再生の道を探る本格論考。 -
監査法人の原点 [三訂版]
AI時代にこそ問われる、 監査法人の「本質」と「原点」とは AIと国際基準の波が、監査業界を根底から変えようとしている。 大きな変化のなかで、公認会計士は何を守り、何を変えるべきか。 上場企業数が高水準を維持するなか、会計士の人手不足と業務量の増大により、中堅・中小監査法人では合併や再編の動きが強まっています。サステナビリティ情報の開示と保証制度の導入、IFRSへの対応、AIの台頭など、監査を取り巻く環境は急速に変化しており、業界全体が構造的な転換点を迎えています。 本書は、そうした時代の変化を正面から受け止め、監査法人のあるべき姿を問い直す一冊です。 著者は監査法人の代表として、5年ごとに改訂を重ねてきました。三訂版となる本書では、「超監査」という概念を新たに提唱しています。決算書の適否をチェックするだけにとどまらず、AIを活用しながら企業の未来を見据え、その価値向上に寄与する――そうした次世代の監査のあり方を、豊富な実務経験と鋭い業界分析をもとに描き出します。 激動の時代を生きるすべての公認会計士に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。 -
経営者の死角 見えていないものにこそ経営の真理がある
社員たちを信じ、 すべてを任せる覚悟はあるか? 利益と売上で縛るのをやめ、 一人ひとりの社員と真摯に向き合い、 地道な改善で会社を立て直した経営者の独白 「経営者の成績表は損益計算書である」。本書の著者は、長らくそう信じて疑いませんでした。利益さえ出ていれば、自分のやり方は正しい。社員が辞めても、辞めるほうが悪い――と。 著者は静岡県静岡市にある創業40年を超える不動産会社の二代目社長です。2010年、リーマン・ショックの余波が続くなか父の後を継ぎ、営業活動を徹底的に数値で管理する手法で業績を急回復させました。銀行からの評価は跳ね上がり、「スーパー経営者」と呼ばれた時期もあったといいます。しかしその裏で、170人ほどいた社員は50人ほどに減っていました。 そんな著者を変えたのは、なんの期待もしていなかった高卒の社員たちでした。空回りに見えていた彼女たちが、実は数字に表れない場所で確かな価値を生んでいた。その事実に気づいたとき、数字で社員を縛るやり方をきっぱりと手放し、結果を出す個人に頼る経営から、社員一人ひとりを信じて任せる経営へと舵を切ります。本書には、面接で人を見抜くということ、失敗を教材としてともに学ぶということ、社員に決断を委ねるということ――その一つひとつに、いかに経営者の覚悟が試されるのかが、自身の失敗や後悔とともに率直に綴られています。 社員を信じ、任せきること。それは口で言うほどたやすくはありません。「経営者よ、ちゃんと傷つけ」「どんな局面でも笑え」――人を雇い、人と働き、人に悩むすべての経営者・管理職に向けた熱いエールが込められた一冊です。 -
プレイングマネジャーの流儀 語り合いでつくる最高の介護事業
制度でもマニュアルでもない 利用者・スタッフ・医療従事者との対話でつくる理想のケア 制度の枠組みと、目の前の利用者に寄り添いたいという思い。 その間で葛藤する介護現場から、 “その人らしい暮らし”を支える支援のあり方を考える。 「それは介護保険の規定外ですから」――。 介護の現場では、利用者の願いに応えたいと思いながらも、「制度上できません」と伝えざるを得ない場面が少なくありません。 掃除のついでに窓を拭いてほしい。 昔から通っていた店へ行きたい。 病院の付き添いをお願いしたい。 本人にとっては切実な願いであっても、介護保険制度の枠組みの中では対応が難しいケースがあります。 しかし著者は、「制度を守ること」と「目の前の人に寄り添うこと」は、本来対立するものではないと語ります。 大切なのは、「なぜその人がそう望んだのか」を考え続けること。 言葉の奥にある思いや、その人が歩んできた人生に目を向けることで、制度の範囲内でもできる支援や、新たな関わり方が見えてくるのです。 著者は、在宅介護・訪問介護の現場を長年経験し、現在は定期巡回・随時対応型訪問介護看護を運営する会社の代表を務めています。経営者となった今も現場に立ち続け、利用者、家族、スタッフ、医療従事者と向き合いながら、「理想の介護とは何か」を問い続けてきました。 利用者の言葉にならない思いをどう酌み取るのか。 家族の不安や希望と、本人の意思をどうすり合わせるのか。 介護職、看護師、医師など多職種とどのように連携するのか。 そして、スタッフ一人ひとりが安心して働き続けられる職場をどうつくるのか。 本書では、介護現場で起きている制度と現実のギャップ、利用者の思いに寄り添うための工夫、離職や人材不足に悩む介護業界の構造的課題まで、著者自身の経験をもとに具体的に描いていきます。 理念を掲げるだけでは、組織は変わりません。 マニュアルを整えるだけでは、人は育ちません。 大切なのは、現場に入り、問題を共有し、共に悩み、語り合いながら、より良い支援をつくっていくことです。 本書は、介護を単なる制度運用としてではなく、「その人らしい暮らし」を支える営みとして捉え直す一冊です。 制度と現場の間で悩みながらも、「より良い介護とは何か」を考え続ける介護従事者、組織づくりに向き合う介護事業者、そして利用者一人ひとりに誠実に向き合いたいすべての人に読んでほしい介護事業論です。 -
医科歯科連携入門
医科と歯科が歩み寄れば、患者の未来は変わる 30年にわたり医科歯科連携に取り組んできた著者が示す、医科歯科連携のあるべき形とは 「人生100年時代」と言われる現代において、健康寿命を延ばす鍵として注目されているのが「口腔の健康」です。歯周病が糖尿病や心疾患、認知症などの全身疾患と密接に関わることが明らかになり、2024年度の診療報酬改定での在宅歯科医療連携加算の新設、2026年度改定での「歯科医療機関連携強化加算」の新設など、医科歯科連携の重要性が制度面でも正式に評価されるようになりました。 しかし医療現場では、ビスホスホネート関連顎骨壊死や安易な休薬依頼が招いた心筋梗塞、必要のない抜歯など、医師と歯科医師の相互理解の不足から、患者が不利益を被るケースが後を絶ちません。 こうした課題に対し著者は、医療法人の理事長として約30年にわたり医科歯科連携を意識した地域医療を実践してきた経験から、医科と歯科が互いに歩み寄り、相互に情報を提供したうえで協働することが重要だと言います。 本書では、医科と歯科の連携不足が生んだ際の臨床事例を紹介しながら、医科と歯科がどう協働すべきかを具体的に提示します。次の世代に「当たり前の医療」としての医科歯科連携を託すため、医師・歯科医師をはじめとするすべての医療従事者にとって、これからの医療のあり方を考える指針となる一冊です。 -
儲け続ける院長は知っている 自由診療クリニック〝高収益〞経営
儲かっていないクリニックほど 院長は忙しい 予約、待ち時間、会計…… 自由診療クリニックで高収益を生み出すカギは バックヤード業務の最適化 「技術も機器も一流なのに、なぜ経営が苦しいのか?」 予約は埋まっているのに利益が残らない。新規顧客は獲得できているのにリピートに繋がらない。スタッフの離職が止まらない————。自由診療クリニックを経営する中で、こうした悩みを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。その原因は、広告宣伝や最新機器といった「表側」ばかりに目を向け、日々の業務の「裏側」に潜むオペレーションの非効率と無駄を見過ごしていることにあります。 本書の著者は、医療・美容領域のDX推進における第一人者として、全国500件以上のクリニックの経営改善を支援してきました。現場の実態を見てきた経験から、「儲け続けるクリニックと儲けが出ないクリニックを分けるのは、オペレーションの質だ」と断言します。 本書が提唱する「オペレーショナル・エクセレンス」とは、予約管理・顧客情報管理・会計決済・在庫管理・スタッフ管理といったクリニック経営の「裏側」を徹底的に最適化し、日々の業務を競争優位性の源泉へと変える経営手法です。「オペレーショナル・エクセレンス」が実現すると、複雑な予約調整に追われていた受付スタッフは本来の顧客対応に集中できるようになり、一元化された顧客情報を基に一人ひとりの顧客に寄り添ったフォローが可能になります。会計や在庫管理といった見えない業務が滑らかに回り始め、データに基づいた公平な評価によってスタッフのモチベーションも高まります。そして何より、日々の雑務に忙殺されていた院長自身が現場から一歩引き、クリニックの未来を描く「真の経営者」として本来の力を発揮できるようになります。利益率と顧客満足度を同時に高めながら、院長が本当に手に入れたい時間と心の自由をもたらす道筋を、具体的かつ実践的に示した一冊です。 -
“令和版”相続財産は法人化で残しなさい
相続が、大切な資産を脅かす時代に―― 増税時代を生き抜くための新常識 「法人化」で資産を守る実践戦略 先祖代々受け継いできた土地や建物を、相続税のために手放さざるを得ない――。こうした状況はいまや不動産オーナーや資産家にとって、決して他人事ではなくなっています。 2015年の税制改正以降、相続税の基礎控除は引き下げられ、最高税率は55%に引き上げられました。さらに近年の不動産価格の上昇により、相続時の評価額は大きく膨らみ、「資産はあるのに納税資金がない」という事態が、切実な問題となっています。 本書の著者は、税理士事務所の代表として20年以上にわたり、数百件におよぶ相続・資産承継の実務に携わってきた税理士です。その豊富な経験をもとに著者が提唱するのが、資産を守るための有効な手段としての「法人化」です。所得の分散、経費計上の拡大、相続時の評価圧縮、そして資産承継の円滑化――。不動産を法人で保有することで、個人では得られない複数のメリットを同時に享受できます。税率の高低だけでなく、家族への資産の渡し方、次世代への経営参加のさせ方まで、法人という器を活用することで、長期的な視点で資産を守る戦略が立てられます。 この15年で税制は大きく変わりました。生前贈与のルール変更、各種特例の厳格化、貸付用不動産の評価見直し――。共著者である阿藤氏が2011年に刊行した書籍『相続財産は法人化で残しなさい』は多くの読者に支持されましたが、本書はそうした最新の税制変化を踏まえた実践的な戦略に加え、高所得サラリーマン・地主・高齢の資産家など、読者の属性に即した5つの事例を新たに収録した「令和版」です。 資産を守ることは、単にお金を残すことではありません。家族の暮らしを守り、次の世代へと価値を引き継ぐことでもあります。 悩んでいる時間もコストです。本書を、その一歩を踏み出すきっかけにしてください。 -
問題不動産を優良資産に変える方法
問題不動産を“負の資産”にしないために——。 相続空き家、処分や活用が難しい土地、扱いに困る建物……。 複雑な問題を抱えた不動産を整理し、優良資産へ変えていくための手法を徹底解説。 法務・税務・市場動向を踏まえた実践的な対応策を、わかりやすく紹介! 不動産市場が活況を呈する一方で、売ることも活かすこともできず、長年そのままになっている不動産は少なくありません。相続でもめて手続きが進まない家、権利関係が複雑で処分や活用が難しい土地、老朽化や制度上の制約によって扱いに困る建物――そうした「問題不動産」は、保有しているだけで税金や管理の負担を生み、資産全体の価値を損なう要因にもなります。 なかでも近年、深刻さを増しているのが「相続空き家」です。家族の思い出が詰まった家ほど判断は難しく、感情のもつれや意思決定の先送りによって、売却も活用もできないまま年月だけが過ぎてしまうケースは少なくありません。しかし、問題の所在を正しく見極め、法務・税務・市場動向などの知識を適切に組み合わせれば、不動産は再び価値ある資産として活かすことができます。 本書は、長年にわたり問題不動産の解決に携わってきた著者が、複雑な案件をどう整理し、どう出口へ導くかをわかりやすく解説する一冊です。単なる制度解説にとどまらず、問題を抱えた不動産を見直し、売却や活用への道筋を見極めながら、優良資産へ変えていくための実践的な視点を提示します。資産防衛と資産承継を見据えた選択肢も具体的に示します。 不動産価格が上昇し、取引が活発な今だからこそ、保有資産のなかに眠る課題に向き合う好機です。問題不動産を優良資産へと転換し、次世代へつないでいくためのヒントがこの一冊に詰まっています。
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