社会学 - 毎日新聞出版作品一覧

  • 有機EL・半導体バブル
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    今秋発売予定のアイフォーン高級機種に有機ELが採用されるのを機に、世界中で有機EL関連投資が加速している。 本書は週刊エコノミスト2017年6月13日号で掲載された特集「有機EL・半導体バブル」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・スマホ画面の主役が交代 投資ブームに火がついた ・一から分かる有機EL基礎知識 ・有機ELなぜ増える?《1》電機メーカーでテレビ参入相次ぐ ・有機ELなぜ増える?《2》サムスンもアップルも中国勢もVR普及で商機拡大か ・有機ELなぜ増える?《3》形状の自由度が車載で強み 自動運転で広がる使途 ・【注目企業インタビュー】出口敏久(住友化学副社長)「タッチセンサーに新たな商機」 ・日の丸「JDI」 周回遅れで開発加速へ ・バブルの宴 メモリーバブルは続き大型M&Aも相次ぐ ・メモリー価格は高止まり ウエハーも価格引き上げ ・画像作成も電源もアップルが独自開発を加速 ・ルネサス「身の丈」のAIチップ開発中 ・40銘柄 有機EL装置・素材は液晶需要の恩恵も 【執筆者】 種市 房子、服部 毅、佐野 正弘、貝瀬 斉、津村 明宏、津田 建二、松丸 修 【インタビュー】 出口 敏久
  • お金が増えるフィンテック
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    金融とIT(情報技術)を融合させたフィンテックは、身近なところでお金を生み出し、金融の仕組みを進化させ始めた。 本書は週刊エコノミスト2017年6月6日号で掲載された特集「お金が増えるフィンテック」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに 第一部 ・おつりを投資に回す 意識せずに資産を増やす ・フィンテックで戦う企業50社+主な提携企業 ・銀行融資はもう古い ビッグデータとAIで素早く融資 ・アマゾン融資を活用 出店者の取引情報で迅速 ・スウェーデン 「現金お断り」の時代 銀行窓口もキャッシュレス ・英国 「ペイエム」 スマホと電話番号でカンタン送金 ・中国 広がるシェアリング モバイル決済が新産業を生む ・インド キャッシュレス先進国に 高額紙幣廃止でスマホ決済倍増 ・ブロックチェーン ダイヤ流通を健全化、送金で銀行中抜き ・【インタビュー】沖田貴史(SBIリップルアジア社長) ・決済が進化する レジはもういらない 支払いを意識せずに買い物する ・米国最新事情 ロボアドバイザー、音声認証……AIで飛躍するフィンテック ・メガバンクのフィンテック活用 第二部 ・インシュアテックで保険革命 契約者の健康増進を図る“脱保険”商品に注力 ・営業が変わる AIアドバイザーで成約率アップ 第三部 ・仮想通貨と国家 中央銀行もデジタルへ 揺らぐ通貨独占権 ・権力不要の通貨でドル基軸は終わる ・【インタビュー】岩下直行(京都大学公共政策大学院教授・元日銀フィンテックセンター長) ・日本の技術を採用 カンボジア中銀が新決済インフラ開発へ ・【インタビュー】岡田隆(ソラミツ共同最高経営責任者) ・仮想通貨の幻想 ビットコイン七つの誤解 【執筆者】 大堀 達也、松本 惇、東海林 正賢、佐藤 吉宗、中島 真志、矢作 大祐、佐藤 隆広、両角 真樹、小林 啓倫、松原 義明、山口 泰裕、志波 和幸、田代 秀敏 【インタビュー】 沖田 貴史、岩下 直行、岡田 隆
  • 増える現金 減る現金
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    「現金」に異変が起きている。スウェーデンなどキャッシュレス化が進み現金が社会から消えつつある国がある一方で、日本は現金が増え続けている。 本書は週刊エコノミスト2017年5月30日号で掲載された特集 「増える現金 減る現金」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・現金流通高対GDP比19% 突出する日本の現金依存度 ・日本 タンス預金残高43兆円 高齢単身女性の不安を反映か ・スウェーデン 民間銀行主導でキャッシュレス化 現金流通量はGDP比1% ・【インタビュー】ケネス・ロゴフ(米ハーバード大学経済学部教授)「日本は1万円札を廃止すべき」 【執筆者】 熊野 英生、白井 さゆり 【インタビュー】 ケネス・ロゴフ
  • 日銀が国債を売る日
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    金融緩和の出口を封印してきた日銀。時間がたつほど狭まる隘路を抜けるには。 本書は週刊エコノミスト2017年5月16日号で掲載された特集「日銀が国債を売る日」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・緩和の出口阻む国債暴落、物価高騰 ・日銀だけの問題か 財政赤字と銀行リスクに対処を ・ヘリマネも対応策 売りオペ可能な仕組みが必要 ・国債の市中消化 「売りオペ」成功させた高橋是清 【執筆者】 黒崎 亜弓、福田 慎一、岩村 充、佐藤 政則
  • アップル株と世界経済
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    新型アイフォーンの発表を控え、アップル株が急騰している。世界経済はスマホの登場で大きく変わり、シェアリング・エコノミー台頭などによる「ポスト資本主義社会」の予兆との声もある。アップル株はどんな未来を予言しているのか。 本書は週刊エコノミスト2017年5月16日号で掲載された特集「アップル株と世界経済」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・時価総額は80兆円 アイフォーンが経済を変えた ・バフェット氏が投資 「IT株嫌い」を翻した ひ孫への調査と経営への信頼 ・成長神話は続くのか 先駆者でなくても強いアップル/【インタビュー】松井博(元アップルシニアマネジャー)「今のアップルは『後追い側』だ」 ・これが新型アイフォーンだ! 5.8インチの有機EL採用 ・アップル経済圏 アジア経済に不可欠な存在に ・アップル株の基礎知識 利益率28%はトヨタより上 米ディズニー買収のうわさも ・米国株の買い方入門 あなたも今日から株主/【インタビュー】松本大(マネックス証券会長)「今こそ米国株への投資を」 ・注目の「アップル銘柄」20選 アイフォーン8登場で変化も ・アップルだけじゃない! 成長期待の米国IT銘柄25選 ・アップルの3大ライバル 「プラットフォーム」通じ巨大な顧客 ・シェアリング・エコノミー エアビー、ウーバーの時価総額 既存大手企業を上回る 【執筆者】 稲留 正英、河井 貴之、尾藤 峰男、松村 太郎、桂 竜輔、岩崎 日出俊、宮本 裕之、篠原 光子、村山 誠、エコノミスト編集部 【インタビュー】 松井博、松本大
  • 基本書を読む 宗教、神話、資本論
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    宗教、神話、資本論。混迷の時代を照らす光は、基本書にある。 本書は週刊エコノミスト2017年5月2日・9日合併号で掲載された特集「基本書を読む」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・「知」の核としての古典 独善や付和雷同を一掃 ・【ゾロアスター教】一神教と善悪二元論の源流 救世主思想にも大きな影響 ・【旧約聖書】西アジアから西欧に通じる思想の底流 ・【道教】現世利益の中国人に浸透 ・【コーラン】断片的な神の命令の羅列 厳しい戒律と融通無碍な内容 ・【日本書紀】「鹿鳴館政策」が生んだ国書 ・【ギリシャ神話】イリアス 欧州文明の暁光誇る最古典 ・【資本論】資本主義の終焉を予測 【執筆者】 本村 凌二、青木 健、長谷川 修一、加藤 徹、飯塚 正人、出口 治明、藤村 シシン、的場 昭弘、エコノミスト編集部
  • ビジネスマンのための資本主義入門
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    日本を含む世界の先進国が、低インフレや格差の拡大、低成長など、根本的な問題に苦しんでいる。資本主義は限界か、失敗か、代替はあるのか。古くて新しいこの疑問の答えを探った。 本書は週刊エコノミスト2017年5月2日・9日合併号で掲載された特集「ビジネスマンのための資本主義入門」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・今、問い直す資本主義 経済学と哲学で説く新境地 特別対談 萱野稔人×吉川洋 ・語り継がれるドイツ小説 ベルが問うた「お金と幸福」の不都合 ・格差縮小の処方箋 「グローバル税」が再分配を促す ・【インタビュー】アンヘル・グリア(OECD事務総長) ・【インタビュー】竹田青嗣(哲学者) 「金融のゼロサムゲーム化が危機を生む」 ・お金と幸福の幻想 「利他性ある共同体」の構築必要 ・宇沢弘文と「資本主義の幻想」 よみがえる社会的共通資本 ・地球が何個も必要な資本主義 経済と自然の調和が持続社会を生む ・庶民の実践 ミニマリズムで脱・資本主義 ・AIがもたらす大失業時代 ベーシックインカム導入で理想郷に ・資本主義は国債が命 日本亡国の媚薬「シムズ理論」 【執筆者】 木本 伸、諸富 徹、大垣 昌夫、関 良基、鷲田 豊明、橋本 努、井上 智洋、米倉 茂、エコノミスト編集部 【インタビュー】 アンヘル・グリア、竹田 青嗣 【対談】 萱野 稔人、吉川 洋
  • 空爆・テロ・欧州
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    米中朝編と欧州編に分け、テロや紛争が日本に与える影響やEUの行方、英国フランスドイツの排外主義まで徹底解説する。 本書は週刊エコノミスト2017年4月25日号で掲載された特集「空爆 テロ 欧州」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・米国vs北朝鮮でリスクオフの円安到来/米国の北朝鮮の核開発封じ/米中首脳会談 「100日計画」阻む多くの壁/「ミュンヘン会談」の轍を踏まなかったトランプ ・仏大統領選で始まる政治の季節 市場かく乱する「ルペンリスク」/英国EU離脱 出だしから紛糾 「時間切れ」に現実味/インタビュー 小野塚知二(東京大学経済学研究科教授) 内政の行き詰まりを「外敵」に転嫁する危険 ・インタビュー 浜矩子(同志社大大学院教授) EUの行くべき道は? 統合にこだわらず新たな結束の形を ・インタビュー 水野和夫(法政大学教授) 海の国・英国無き後のEUはドイツ覇権の“中世フランク王国” ・英国EU離脱 過熱する金融機関誘致合戦 パリ「100年に一度のチャンス」/製薬 規制当局がなくなる英国 「新薬販売できない」事態も ・英国 チャーチルが目指した「欧州合衆国」 EU離脱選んだ英国の悲しい末路 ・インタビュー 寺島実郎(日本総合研究所会長) EU離脱させたシルバー民主主義 ・今は難民をせき止めるトルコ EUとの関係悪化で役割放棄も ・フランス 極右の資金源となった欧州議会 各国の「懐疑派」躍進の舞台に ・ドイツ 隠された排外主義なのか? ルター派教会に逃げ込む人々 ・ユーロ相場 ルペンリスク回避がメインシナリオ 「まさか」ならドル、円に対してユーロ安 ・金融政策 インタビュー 白井さゆり(慶応義塾大学総合政策学部教授) 秋に資産買い入れ縮小宣言か ・今さら聞けないEUの基礎知識 【執筆者】 ポール・ゴールドスタイン、安井 明彦、福富 満久、種市 房子、花谷 美枝、吉田 健一郎、細谷 雄一、坂口 裕彦、深井 智朗、山口 曜一郎、田中 理 【インタビュー】 小野塚 知二、浜 矩子、水野 和夫、寺島 実郎、白井 さゆり
  • 原発漂流
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    福島原発事故から丸6年――。いまだ解決のめどが立たず、漂流する原発の危機を検証する。 本書は週刊エコノミスト2017年4月25日号で掲載された特集「原発漂流」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・6年たっても何も変わらず 原発は今も「そこにある危機」 ・インタビュー 泉田裕彦・前新潟県知事 「避難バス1万台も地元に丸投げ」 原子力防災、今も続く国の無為無策 ・Q&A 福島廃炉、本当は50兆~70兆円かかる ・東芝の米原発事業「失敗」は必然 「インフラ輸出」の課題浮き彫り 【執筆者】 橘川 武郎、鈴木 達治郎、宗 敦司
  • 人手不足ですが何か?
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    人口の減少が避けられない中、人手不足を避けることはできないのか。 本書は週刊エコノミスト2017年4月18日特大号で掲載された特集「人手不足ですが何か?」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・バブル期並みの水準 自動化と職場改善で解消 ・「いいモノを安く」の限界 崩壊した薄利多売モデル ・逆転の発想! シングルマザー採用にメリット 埋もれた優秀な人材を確保 ・ヤマト運賃値上げへ 過当競争で運転手不足は解消せず ・Q&Aで解説! 人手不足をもたらす労働市場の真実 ・何人、生める? 「子宝率」でわかる働きやすさ ・スウェーデン労働市場 解雇されても失業せず 転職支援組織がバックアップ ・人手不足に効果的 在宅勤務の「5大課題」 解決法はこれだ! 【執筆者】 松本 惇、山田 久、渥美 由喜、刈屋 大輔、河野 龍太郎、加藤 あずさ、佐藤 吉宗、田澤 由利
  • すごい新素材
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    日本企業が強みを持つ新素材に焦点をあて、市場の可能性を探る。 本書は週刊エコノミスト2017年4月18日特大号で掲載された特集「すごい新素材」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・セルロースナノファイバー 紙おむつ、化粧品から自動車まで 1兆円市場にらみ量産化へ/インタビュー 小関良樹(王子ホールディングス取締役) ・SiC繊維 航空機エンジンに採用 耐熱性に優れ、軽くて強い ・CFRP 航空機から大衆車の車体へ 日本勢は買収、新製品で本腰 ・カーボンナノチューブ 中国メーカーが急成長 単層、多層で異なる市場 ・これが関連34銘柄 繊維系新素材で広がる市場 加速する用途開拓 【執筆者】 吉田 智、永島 学、荒木 宏香、清水 孝太郎、和島 英樹 【インタビュー】 小関 良樹
  • 笑う北朝鮮
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    崩壊しそうでしない北朝鮮の政治・経済体制の強さを探る。 本書は週刊エコノミスト2017年4月11日号で掲載された特集「笑う北朝鮮」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・崩壊論のウソ 憲法を超える「首領唯一体制」 国民相互監視の“王朝” ・経済 市場公認で計画経済やりくり ・中国が石炭禁輸 鉄鉱石に「抜け穴」 ・制裁 国連加盟国5割従わず ・核・ミサイル開発 対米抑止力の確保まで継続 ・韓国次期大統領 新政権は融和路線確実 【執筆者】 李 相哲、李 燦雨、堀田 幸裕、宮本 悟、武貞 秀士、平岩 俊司
  • 固定資産税の大問題
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    固定資産税がヘンだ。売れない土地に課税される不思議。複雑すぎるゆえに納税者が誤りに気づけない。誤りに気づいたとして、行政に指摘するのも骨が折れる――。税制の根幹が大きく揺らいでいる。 本書は週刊エコノミスト2017年4月11日号で掲載された特集「固定資産税の大問題」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・売れない土地にも固定資産税 誤りの指摘にも負担大きく/インタビュー 小松幸夫(早稲田大学教授)時代に合わない家屋評価 細かすぎるがゆえの弊害 ・固定資産税見直しテクニック 課税明細書や評価をチェック 行政と「友好的」に交渉しよう ・基礎から分かる! 固定資産税のキーワード ・土地評価を見直し! 私道の評価誤りに要注意 条件が不利な土地は評価減 ・複雑すぎる土地課税 地租を引き継いだ固定資産税 課税標準、調整措置の修正重ね ・難解すぎる家屋評価 「再建築価格」資料の見方 屋根や基礎など細かく評点 ・「タワマン節税」封じ 固定資産税で対処の“不可解” 評価額の計算で混乱の恐れも ・どうする空き家 所有権を放棄できない悲劇 マイナスの固定資産税検討を 【執筆者】 桐山 友一、神野 吉弘、古郡 寛、堀川 裕巳、大柿 晏己、遠藤 純一、米山 秀隆 【インタビュー】 小松幸夫
  • 地銀絶滅?!
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    地方銀行は、新たな顧客となる中小零細企業の休廃業・解散、倒産が年間3万5000社前後で推移する高止まりの状態にあるなど、取り巻く環境は厳しさを増している。「地方」にこだわると、絶滅の危機だ。 本書は週刊エコノミスト2017年4月4日特大号で掲載された特集「地銀絶滅?!」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・全国で急速に進む地銀再編 2020年に総資産20兆の20行に ・本業が赤字 現在の金融環境に適応しない地銀 進化しなければ絶滅の危機も ・地銀は民間企業か 上場企業のあり方無視する金融庁 本音はアベノミクスの資金供給源 ・ふくおかFG+十八銀統合の行方 再編に立ちはだかる独禁法の壁 異例の調査で協力する公取委 【執筆者】 高橋克英、吉澤亮二、山本大輔、花田真理、エコノミスト編集部
  • ハウジングプア
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    急増する空き家、介護難民、住宅ローン返済に苦しむ40~50代、一生借家住まいの若年層、増加が懸念されるホームレス……脇目も振らず「持ち家取得」にまい進してきた日本社会は、「ハウジング プア」とも言うべき新たな問題に直面している。 本書は週刊エコノミスト2017年4月4日特大号で掲載された特集「ハウジングプア」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・失われる「居住の安全安心」 住宅確保に困窮する若年層 ・インタビュー 佐藤英道・衆議院議員、公明党国土交通部会長 ・大量相続時代 戸建て空き家予備軍720万戸 「住宅過剰社会」からの転換を ・首都圏版 横浜市や千葉市の郊外で大きな絶対数 都心部は大量の中古住宅放出の懸念 ・賃貸マンション 家は「都心の賃貸」が一番 相続で分譲物件が転用 ・中古住宅のブランド化 大手住宅メーカー連合が進める中古戸建て住宅市場の整備 ・マンション価値は上がる 築41年でも時価は新築時の6割増し… ・50代、住宅ローンはどうする? 退職金での返済はNG 借り換え&繰り上げで身軽に ・地価は下落 「持ち家」から解放された社会に 今後10~15年で貸家との比率逆転 ・田中角栄が変えた日本人の住宅 「居住福祉」政策への転換を ・消費者金融で返済も 危うい低所得者層住宅ローン ・高齢者住宅 大量介護難民発生の2025年問題 不足する量の確保と質の改善が急務 【執筆者】 平山洋介、野澤千絵、牧野知弘、伊能肇、荻原博子、深野康彦、井上明義、早川和男、大槻奈那、田村明孝、エコノミスト編集部
  • 為替2017
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    米連邦公開市場委員会(FOMC)の3月15日利上げ観測が高まったにもかかわらず、市場はドル高・円安へと進みかねている。2017年の為替相場はかく乱要因が多い。 本書は週刊エコノミスト2017年3月21日特大号で掲載された特集「為替2017」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・ドル高と円高の狭間で揺れる市場 トランプリスクが為替相場かく乱 ・年内ドル・円相場はこうなる! 1ドル=99~105円 米保護主義台頭でドル安へ ・年内ドル・円相場はこうなる! 1ドル=105~120円 ドル高期待剥げ落ち円高進む ・年内ドル・円相場はこうなる! 1ドル=120~125円 米利上げ期待がドル高誘発 ・年内ドル・円相場はこうなる! 1ドル=120~130円 トランプ・ラリーの再来も ・米税制 25%ドル高はらむ国境税 トランプと共和党の危険な綱引き ・米景気後退 後ずれ中の景気後退 トランポノミクスに潜むリスク ・欧州政治リスクを読む【悲観】ルペン勝利なら1ドル=90円台 ユーロ暴落の可能性も/【楽観】 リスク打ち消し緩やかに円安へ 予想覆しても混乱は一時的 ・人民元 元安が招く国内外のリスク 中国当局の難局は続く ・ドル高バブル崩壊局面でも日銀の円高対処余地小さく ・為替感応別40銘柄 自動車・金融が高相関 【執筆者】 種市 房子、荒木 宏香、佐々木 融、宇野 大介、池田 雄之輔、酒井 聡彦、窪谷 浩、城田 修司、土田 陽介、市川 雅浩、梶谷 懐、小川 佳紀、白川 浩道
  • 再生医療 臨床ラッシュ
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    他人由来のiPS細胞を使った難病治療の研究で、ヒトを対象にした臨床試験が相次いで始まる。他人由来の細胞を使う再生医療は、コストを大幅に下げることが期待される。市場化を見据えて民間企業の参入も加速しそうだ。 本書は週刊エコノミスト2017年3月21日特大号で掲載された特集「再生医療 臨床ラッシュ」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・臨床ラッシュ 他人由来の細胞で治験へ 難病治療に広がる可能性/インタビュー 岡野栄之(慶応義塾大学医学部長)/ロボットで脊髄損傷を治療 脳と神経のループを再構築 ・パーキンソン病 インタビュー 高橋淳 京都大学iPS細胞研究所教授(神経再生学) ・3大疾病 がん 再生医療の「オプジーボ」? 免疫細胞を増強する新治療 ・3大疾病 脳卒中 細胞が「薬」になって脳を刺激 慢性期脳梗塞の新治療法 ・3大疾病 心筋梗塞 ヒトの「心筋」シート化 2018年度に治験開始へ ・毛髪再生 再生医療でフサフサ? 資生堂、京セラが参入 ・カナダ・トロントリポート 官民の資金で成長後押し ・関連銘柄24 再生医療で広がる市場 迫る医療の「産業革命」 【執筆者】 花谷美枝、横山渉、村上和巳、宮城康史、渡辺勉、繁村京一郎
  • 良い貿易 悪い貿易
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    自由貿易の中で成長を求めてきた世界経済が、曲がり角を迎えている。 本書は週刊エコノミスト2017年3月28日号で掲載された特集「良い貿易 悪い貿易」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・自由貿易にウンザリ 沈みゆく中間層 ・わがまま大国 米国の本質は保護主義 ・「自由貿易で成長」のウソ 戦後日本は“保護貿易”で発展した ・Q&Aで学ぶ 今さら聞けない貿易と国際分業の基本と理論 ・揺らぐ比較優位説 現実離れした自由貿易モデル 「新古典派」の過度な数学信仰 ・自由貿易が格差を生む 100年前にもあった大転換 製造業没落で中間層の受難 ・米中激突なら米企業大打撃 米国車は中国製部品に依存/高関税で損するのは米国 ・保護貿易の背景 世界貿易の4割は新興国 中国台頭で多極化した世界経済 ・大英帝国が始めた自由貿易 特権階級の蓄財に利用 食糧難で平等と正義を成しえず 【執筆者】 大堀 達也、谷口 健、米倉 茂、中野 剛志、白波瀬 康雄、関 良基、柴山 桂太、羽生田 慶介、真家 陽一、郭 四志、川北 稔
  • 資源総予測2017
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    原油の強調減産の実施や化石燃料を重視するトランプ政権の誕生で追い風が吹いている資源相場だが、市場環境が複雑になり、先行きの不透明感も増している。2017年の資源相場を占う。 本書は週刊エコノミスト2017年3月14日号で掲載された特集「資源総予測 2017」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・米中のオールドエコノミー回帰 インフレ懸念でマネーは資源に/インタビュー 寺島実郎・日本総合研究所会長 ・インタビュー 高井裕之 住友商事グローバルリサーチ社長 ・相場大予想 原油(1) 横ばい 米露サウジが緩やかに連帯 減産は継続し50ドル台維持へ ・相場大予想 原油(2) 上昇 シェールは生産抑制 年末には70~75ドルも ・相場大予想 原油(3) 下落 主要産油国は減産延長せず 米中需要減、利上げで20ドル台も ・相場大予想 金 欧州リスクやインド需要増で6月にかけて金価格上昇へ ・相場大予想 銅 チリ銅鉱山でストライキ 供給不足で価格押し上げ ・相場大予想 鉄鉱石、原料炭 粗鋼生産量拡大で需要増 中国やインドがけん引 ・まだ買いの資源銘柄25 中小型の割安株が狙い目 中国の市況回復が好影響 ・米パイプライン 輸送コストは鉄道の3分の1 米国からの原油輸出に拍車 ・米・強硬策の真意 中東危機あおるトランプ政権 油価上昇でシェール企業支援 ・鉱物資源 トランプ政権の1兆ドル投資が牽引 18年に鉱物資源は上昇する ・原油先物の読み方 史上最高の投機筋の買い越し 買い余力とインフレ対策 【執筆者】 松本惇、藤沢壮、畑中美樹、江守哲、藤和彦、亀井幸一郎、芥田知至、柴田明夫、平川昇二、佐藤誠、岩間剛一、新村直弘、本間隆行 【インタビュー】 寺島実郎、高井裕之
  • ガス自由化
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    2017年4月から都市ガスの小売事業が自由化される。エネルギー業界は弱肉強食の時代に突入する。 本書は週刊エコノミスト2017年3月7日号で掲載された特集「ガス自由化」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・ガス自由化 電力が仕掛ける戦国時代 東電はニチガスを先兵に 関西は既に値下げ合戦/インタビュー 広瀬道明・東京ガス社長 「電力とガスの区別なくなる総力戦」/和田真治・日本瓦斯社長 「東電と一緒に100万件獲得目指す」 ・Q&A ガス自由化の基礎知識 ・電力会社の戦略 主戦場はむしろ大口顧客 潜在需要を掘り起こす ・ドイツに学ぶ 都市部は大手の消耗戦 地域密着型が強み発揮 ・不十分な競争 強制放出や一括契約 迫られる「電力並み」改革 ・LPガス業界にも影響 高く不透明な料金体系 消費者も厳しい視線 【執筆者】 池田正史、南野彰、武田吾郎、瀧口信一郎、橘川武郎、葉山秋夫、エコノミスト編集部 【インタビュー】 広瀬道明 和田真治
  • 弁護士VS会計士 司法書士
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    弁護士、公認会計士、司法書士は、難関国家資格の「士業」の代表格だ。司法制度改革後に右肩上がりで増えた結果、同じ資格同士だけでなく、隣接士業の仕事を食い合う仁義なき戦いを繰り広げる。 本書は週刊エコノミスト2017年2月28日特大号で掲載された特集「弁護士VS会計士 司法書士」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・聖域失い敵陣で戦うサムライ業 ・チェンバース&パートナーズランキング 弁護士&法律事務所/スター弁護士の仕事術 ・成長著しい企業法務が花形 海外進出巡りわかれる戦略 ・8大法律事務所トップに聞く 業界の展望 次の一手 ・安定だけではない企業内弁護士 外部起用の門戸とパイ広げる ・企業弁護士の本質 ・契約 転ばぬ先の弁護士活用 ・定着した第三者委員会 「不良委員会」根絶が課題 ・刑事弁護 ネットで簡単アクセス ・【インタビュー】周防正行監督 取り調べ可視化「密室の映像は証拠にならない」 ・TVドラマの法律監修 弁護士を魅力ある職業に ・引く手あまたの公認会計士 社外役員や社員としてニーズ ・社会福祉・医療法人へ進出 公金の使い道チェック強化へ ・会計監査の「チャイナリスク」 子会社資料に国家機密の壁 ・「制御不能」の現地監査法人 ・増える司法書士の成年後見人 弁護士の先をゆく不正防止策 ・「過払いバブル」の余波 ・法律相談への回答でアピール 弁護士ドットコムの次の手/この弁護士、大丈夫? 懲戒処分歴をチェック ・金融商品の「売り方」問う訴訟の力 幻の“ポスト過払いバブル” 【執筆者】 酒井 雅浩、稲留 正英、黒崎 亜弓、国広 正、磯山 友幸、伊藤 歩、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 岩倉 正和、大野 聖二、保坂 雅樹、伊藤 哲哉、三村 藤明、杉本 文秀、棚橋 元、田中 克郎、栗林 康幸、国谷 史朗、武藤 佳昭、久保利 英明、ケン・シーゲル、周防 正行、石丸 幸人、酒井 将
  • 電池バブルがキター!
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    自動車メーカーの電動化を追い風に、電池メーカー・部材メーカーが世界中で設備投資を加速させている。今年は電池が景気をけん引する。 本書は週刊エコノミスト2017年2月14日号で掲載された特集「電池バブルがキター!」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・リチウム電池が急拡大 ・電池需要なぜ増える?1 ・電池需要なぜ増える?2 ・電池需要なぜ増える?3 ・部材メーカー担当役員インタビュー ・Q&A リチウムイオン電池を基礎から学ぶ ・これが電池銘柄だ! ・2次電池関連40銘柄 ・台頭する中国部材メーカー 日本は海外の戦略転換が急務 ・パナソニック・テスラ連合 ・ソニーは撤退、日産は売却へ 日の丸メーカーが招いた落日 ・航続距離の競争 電池を使うノウハウが鍵 ・リチウムの次は何か 材料研究では日本がリード ・リチウムイオン電池生みの親 吉野彰氏 【執筆者】 種市 房子、貝瀬 斉、黒政 典善、鷹羽 毅、和島 英樹、稲垣 佐知也、土屋 渓、佐藤 登、川端 由美、木通 秀樹、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 高山 茂樹、荒木 良剛、吉野 彰
  • 2017中国ショック
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    今年の中国経済にとって、米国のトランプ政権は大きな波乱要因だ。米中が衝突すれば、世界経済にショックを与えかねない。 本書は週刊エコノミスト2017年2月21日号で掲載された特集「2017 中国ショック」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに 激烈!米中チキンレース 報復合戦の泥沼化リスク 激突!米中リスクを読む 米中貿易戦争 進む米中経済の相互依存 供給網の寸断なら世界が大混乱 貿易不振 輸出入金額は世界一なのに産業構造はまだ開発途上国型 深刻な過剰設備 鉄鋼の非稼働率は3割 過剰解消のハードルは高い 人民元ショック再来か 元安は1ドル=7元超え寸前 外貨準備3兆ドル割れの袋小路 悪化する財政 地方政府の“隠れ債務”が増加中 払拭できない中国発の金融危機 新賃金リスク とまりはじめた賃金の上昇 賃下げ反対ストライキに備えよ Q&Aでイチから理解する 共産党大会六つの注目点 習近平主席の人事/求心力 巨大化するIT産業 情報産業は100兆円市場へ ネット企業の基盤整備も加速 谷口健/大堀達也/津上俊哉/宮本雄二/斎藤尚登/真家陽一/大橋英夫/梅原直樹/吉川健治/前川晃廣/稲垣清/金堅敏/津上俊哉/宮本雄二
  • このテーマが来る!?2017 12技術103銘柄
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    トランプ相場を引き継ぐ2017年の株式市場。技術に裏打ちされ、「トランプ・リスク」に左右されにくい有望銘柄を探った。 本書は週刊エコノミスト2017年1月17日号で掲載された特集「このテーマが来る!?2017 12技術103銘柄」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・2017年はこのテーマが来る!? ・AI・IoT AI管理のIoT工場が実用化 ・AI インタビュー 岡田陽介 ABEJA社長 「全産業が使える仕組みを作る」 ・フィンテック 「チャットボット」で購買が激変する ・自動運転 新型GPSで高精度3Dマップ 「レベル3」対応技術が実用化 ・超小型EV インタビュー 鶴巻日出夫 FOMM社長 環境保護と低価格両立するクルマ ・ロボット 人と協働する「コボット」が活躍 ・バイオ薬 日米政府指定の新薬開発が進展 ・2017 ゲノム編集 「クリスパー」の特許争奪戦 ・半導体 IoTで省エネ半導体に需要 ・量子テレポーテーション インタビュー 古沢明 東京大学教授 ・AR・VR 産業向けARの実用化が加速 ・新素材 「着るセンサー」の事業化進む ・宇宙 民生技術で月と火星を再探査 ・2017 「EMドライブ」は宇宙船のエンジンになるか? ・農業 「アグテック」で高度化が加速 ・建設・インフラ 高速道路の大規模更新に商機 【執筆者】 谷口 健、大堀 達也、飯田 裕康、遠藤 功治、西川 裕康、和島 英樹、小林 雅一、石野 雅彦、西田 貴夫、杉山 勝彦、松浦 晋也、小林 大純、溝口 陽子、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 岡田 陽介、鶴巻 日出夫、古沢 明
  • 徴税強化2017
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    富裕層の資産・所得を丸裸に――。税務当局が、課税のための情報収集の充実や体制強化を急いでいる。国内ではマイナンバーの活用や新たな調書の導入、海外ではタックスヘイブン(租税回避地)を含めた各国税務当局との連携を蜜にする。微税強化の勢いは止まらない。 本書は週刊エコノミスト2017年1月31日号で掲載された特集「徴税強化2017」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・国税「国際戦略プラン」の本気 海外資産、富裕層がターゲット/元・国税調査官が明かす 海外取引に存在した「限界」 個人でも税の知識不可欠 ・逃げる富裕層 香港、シンガポールへ続々 増税で止まらない資産逃避 ・CRSの脅威! 国際的な口座情報の交換開始 脱税・租税回避防止の切り札 ・保険金への課税 生命保険、損害保険で新調書 解約返戻金の課税漏れを捕捉 ・タワーマンション節税 高層階ほど増税へ見直し 相続前後の売買には要注意 ・非上場株式 相続税の評価額アップも 利益圧縮の対策は効果薄に/地主も負担増? 「広大地」の評価も見直し 相続時精算課税の活用有効 ・給与所得控除 高所得者は上限引き下げ 配偶者控除も受けられず ・相続後すぐに引き出せない?! 預貯金は遺産分割の対象に 最高裁判決がもたらす波紋 ・サブリースで過熱する賃貸住宅市場 家賃減額や契約解除でトラブル急増 ・もう逃れられない! マイナンバーで資産捕捉 預貯金口座、海外財産も 【執筆者】 桐山 友一、根本 和彦、奥村 眞吾、田邊 政行、高鳥 拓也、遠藤 純一、村岡 清樹、村田 顕吉朗、高山 弥生、大神 深雪、稲留 正英、板村 和俊
  • 電気代は税金となった
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    福島第1原発事故処理にまたも失敗した国は、3度目の新しい政策をまとめた。だが、電気料金名目で国民に負担を押しつけるばかりで、経済合理性を欠く愚策に過ぎない。電気料金は新たな税金と化す。 本書は週刊エコノミスト2017年2月7日特大号で掲載された特集「電気代は税金となった」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに 《第1部 ずさんな原発処理》 ・政府が繰り返す責任逃れ 際限なく増える国民負担/裏面にしか記載されない託送料 ・原子力事業再編というババ抜き ・特殊な原発会計■原則に反する託送料上乗せ ・【インタビュー】河野太郎(前消費者担当相)「福島事故処理に託送料充てる愚」 ・託送料の海外比較■ドイツに次いで高い日本 ・欧州の送配電事業■インセンティブ規制で効率化 ・「原発安い」は幻想■甘い見積もりの経産省試算 ・電力業界再編のジレンマ■シナリオ描く経産省と東電 ・【インタビュー】泉田裕彦(前新潟県知事)「国民負担の説明は不十分」 ・東芝経営危機の真相■疑われるWECの管理能力/期待外れのモジュール工法 ・再生可能エネルギー■低コスト化と普及拡大の好循環 《第2部 原発政策の虚像》 ・除染に国費投入■曖昧なままの国の責任 ・電力債■社債市場保護には格下げ必要 ・不透明な廃炉費用■8兆円に根拠なし ・原発保険■原発に経済合理性なし ・核燃料サイクル破綻■もんじゅ廃炉と実用化計画の矛盾 【執筆者】 松本 惇、藤沢 壮、丸山 仁見、後藤 逸郎、金森 絵里、安田 陽、大島 堅一、武田 純次、宗 敦司、佐藤 暁、高橋 洋、除本 理史、三浦 后美、野村 宗訓、本間 照光、鈴木 達治郎 【インタビュー】 河野太郎、泉田裕彦
  • もう買えない!国債
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    低金利時代となり、運用難にあえぐメガバンクや生命保険会社の「日本国債離れ」が顕著になっている。異次元緩和政策から3年余り。日銀の独壇場と化していた国債市場にそれに代わる投資家の姿が見えない。 本書は週刊エコノミスト2016年11月22日号で掲載された特集「もう買えない!国債」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・政府の「財布」になった日銀 ・国債は民間債務の「身代わり地蔵」 ・国債暴落のメカニズム ・国債格下げリスク ・インタビュー キム・エン・タン ・インタビュー 幸田真音 ・国債の市場参加者 ・担当者に聞いた! 大手生保3社の国債運用戦略 ・マイナス金利の虚構 ・インタビュー 米澤潤一 ・インタビュー 黒木亮 【執筆者】 松本 惇、藤沢 壮、高田 創、松沢 中、廉 了、徳島 勝幸、宮崎 義弘、渡辺 康幸、北村 乾一郎、富田 俊基、米澤 潤一、黒崎亜弓、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 キム・エン・タン、幸田 真音、黒木 亮
  • おカネと健康 都道府県ランキング
    -
    ないようでありそうな県民性。おカネと健康で都道府県ランキングづけをしてみたところ……。  本書は週刊エコノミスト2016年11月29日特大号で掲載された特集「おカネと健康 都道府県ランキング」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: ・はじめに ・全国総合1位は福井県 おカネと健康いいとこ取り ・投資上手 京都 戦乱の世で培った積極性 上昇志向強い都市圏も高く ・貯蓄好き 和歌山 地元経済基盤乏しく 将来不安がお金をためる ・金融リテラシー 「お金の県民性」浮き彫り ・長寿 長野 男女ともトップ獲得 食事改善・運動啓発が効果 ・健康寿命 山梨 老後の「元気」の尺度で注目 ・乳がん死亡率 香川 喫煙率低く、出生率高い 危険因子少ない環境 ・のんき度 沖縄 細かいことは気にしない生き方 ・自殺率 大阪 市町村での対策強化で初の1位 【執筆者】 種市房子/花谷美枝/荒木宏香/宮本勝浩/村上和巳/週刊エコノミスト編集部
  • 粉飾 ダマし方見抜き方
    3.0
    なくならない企業の粉飾決済。投資家の自己防衛力向上と企業風土の刷新が必要だ。  本書は週刊エコノミスト2016年12月20日号で掲載された特集「粉飾 ダマし方見抜き方」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・進む「日本企業の劣化」 経営者の悪意排除を ・インタビュー マイケル・ウッドフォード 元オリンパス社長 ・会計士が明かす手口 常道は売掛金、在庫の水増し 「のれん」の“隠れみの”に注意 ・危ない財務を見抜く ROEはROAの2倍以下! 営業キャッシュフローはプラス ・Q&Aで解説! 企業会計を知るキーワード5 ・AIで粉飾を発見・防止 ・グラフで見つける! 粉飾を見抜くエクセル活用法 散布図と回帰線で異常を把握 ・「上場ゴール」を防げ! 上場直後の大幅下方修正は直前の会計処理に“抜け穴” ・「のれん」のリスク アーム買収でソフトバンク急増 減損リスクが財務、業績に重し ・逆風の監査法人 人気職業から転落した会計士 不正会計の撲滅に不安残す ・企業風土 しがらみ断つトップ選出へ 「経営幹部の内部統制」必要 ・監査役の「覚醒」 増えるモノ言う監査役 粉飾防止の「番人」たれ ・内部通報者保護 公益通報者保護法の充実 試される財界の「本気度」 【執筆者】 稲留正英/桐山友一/金井暁子/前川修満/村井直志/村井直志/金井暁子/井端和男/磯山友幸/浜田康/山口利昭/光前幸一/エコノミスト編集部 【インタビュー】 マイケル・ウッドフォード/君和田和子/佐々木清隆/関根愛子/佐藤隆文
  • 息子、娘を守れ! ブラック企業
    -
    残業や休日出勤は当たり前という時代ではなくなった。企業は真の「働き方改革」を迫られている。  本書は週刊エコノミスト2016年12月13日特大号で掲載された特集「息子、娘を守れ!ブラック企業」の記事を電子書籍にしたものです。 目次: ・はじめに ・命より大切な仕事はない 長時間労働が企業を潰す ・インタビュー 川人博・弁護士  「過労自殺者を出した電通は、改革なければ存続危機」 ・データで見る働き方最前線 データ提供・帝国データバンク ・投資家目線で問う 働き方改革 注目15社の本気度 ・インタビュー 冨山和彦・経営共創基盤最高経営責任者  「ブラック企業を退出させる改革を」 ・やっぱり仕事が大切な男の人生 組織依存でなく、働く意義を見いだせ ・本質見誤ればもっと働く社会が来る  改革頓挫なら人材の“定額使い放題”に ・限界に達した日本の職能制度  ブラック是正へ職務給との折衷も ・ハラスメントは不正のサイン モラルダウンという共通点 ・ヤフーの働き方改革  「週休3日の狙いは、労働生産性アップ」 ・解雇規制 非正社員を減らす鍵は解雇ルールの透明化 【執筆者】 酒井 雅浩/大堀 達也/後藤 逸郎/窪田 真之/奥田 祥子/常見 陽平/永井 隆/金子 雅臣/本間 浩輔/川口 大司/週刊エコノミスト編集部
  • オプジーボに続け! すごいバイオ薬
    -
    これまで治らなかった病気が治るかもしれない。画期的なバイオ医療薬の登場によって、薬の新時代が始まった。  本書は週刊エコノミスト2016年12月6日号で掲載された特集「すごいバイオ薬」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: ・はじめに ・オプジーボに続け! 抗体医薬からペプチドへ がん治療に高まる期待 ・Q&Aで学ぶバイオ医薬品 ベンチャーが先導役18兆円市場に ・ベンチャーに集まる資金  大手製薬会社の引く手あまた 相次ぐ黒字転換、利益急伸  時価総額は長期上昇トレンドに ・最新ゲノム編集「クリスパー・キャスナイン」で劇的に進歩した遺伝子治療 ・バイオ医薬品の後続品 競争激化の「バイオシミラー」韓国先行するが日本にも光あり ・ノーベル賞で注目 オートファジー解明が開くがんやアルツハイマーの抑制 ・米国バイオ株  オバマケアで市場は拡大 トランプ改革次第で株価は上下  グーグルが新会社でゲノム 【執筆者】 谷口 健/池田 正史/岩田 俊幸/野村 広之進/山崎 清一/長野 美保/中村 弘輝/小夫 聡卓/針谷 龍彰/サスミット・デュウィべディ/二村 晶子/週刊エコノミスト編集部
  • 半導体バブルが来る!
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    半導体業界が10年に1度の活況に沸いている。受注は増え続け、株価は右肩上がり。何が起きているのか、最前線を追った。 本書は週刊エコノミスト2016年10月25日特大号で掲載された特集「半導体バブルが来る!」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・10年に1度の産業変革 ・これだけは知っておこう半導体基礎知識 ・ネット企業が相次ぎ着手 ・中国が狙う半導体国産化 ・インタビュー 成毛康雄 ・ARMってどんな会社 ・3200億円の価値 ルネサスのインターシル買収 ・なぜ負ける日本勢 ・投資先を探せ! 関連銘柄が軒並み高 ・クルマにも大量に 急拡大する車載市場 ・有機ELの普及に疑問 【執筆者】 種市房子、花谷美枝、津田建二、黒政典善、服部毅、長内厚、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 成毛康雄
  • 家は中古が一番
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    マイホームは中古が一番。マイナス金利時代の新しいセオリーで投資と生活防御を両立させる。 本書は週刊エコノミスト2016年11月8日号で掲載された特集「家は中古が一番」の記事を電子書籍にしたものです。
  • 図解でわかった東京都 カネと人脈
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    「五輪ファースト」から「都民ファースト」へ――。伏魔殿の東京都に初の女性知事が乗り込み、暗部に斬り込む。 本書は週刊エコノミスト2016年11月1日号で掲載された特集「図解でわかった東京都 カネと人脈」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・パンドラの箱を開けた 小池百合子の胆力 ・独占インタビュー 小池百合子 東京都知事 ・Q&Aで学ぶ巨大すぎる東京都 ・五輪費用底なし ・インタビュー 猪瀬直樹 元東京都知事 ・天下り ・小池都政私はこう見る 元副知事の視点 ・小池都政私はこう見る 学者の視点 ・小池都政私はこう見る 元側近の視点 ・匿名座談会 ・五輪特需で懸念される不動産バブル 【執筆者】 横山渉、小池百合子、猪瀬直樹、青山やすし、佐々木信夫、中田宏、友田信男、週刊エコノミスト編集部
  • 大学合格者高校別ランキング1 東大・京大ほか国公立前期速報号
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    この電子書籍はサンデー毎日2017年3月26日増大号で掲載された「東大・京大ほか大学合格者高校別ランキング」の記事を電子書籍としてまとめたものです。
  • 節税年金イデコ
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    公的年金が減らされ、社会保障負担だけが増す今の「現役世代」は、老後資金を自分で用意しなければならない。その強力なツールが個人型確定拠出年金(iDeCo)。普及すれば、「投資から貯蓄へ」という流れをつくる可能性がある。 「iDeCo活用術」の基本編では三つの優遇税制による節税のメリット、応用編ではiDeCoを販売する金融機関と商品の選び方を投資の達人が解説。  本書は週刊エコノミスト2017年2月21日号で掲載された特集「節税年金イデコ」の記事を電子書籍にしたものです。
  • 週刊エコノミストebooks100選
    -
    【目次】 ・賢い相続と不動産活用 ・世界史に学ぶ経済、2、3 ・宗教と経済1、2 ・税務調査がやって来る ・とことん学ぶ通貨と為替 ・あなたの土地の相続増税 ・強い大学 ・終の住みかを考える 上下 ・地図で学ぶ世界経済 ・資本主義をとことん考えよう ・水素・シェール・藻 ・とことん考える 人口減 ・ランキングで見える世界経済 ・もめない遺産分割 ・人工知能が拓く未来 ・世界低成長の「異常」 ・水素車・リニア・MRJ 水素4兆円市場の「ミライ」 ・実家の後始末 年末年始親と子で考える ・競争激烈!税理士・会計士・弁護士 ・読書会ブームが来た ・自動運転・AI・ロボット ・危ういROEブーム ・ピケティにもの申す ・宇宙・深海・地底 ・とことん分かる低金利 ・相場は歴史に学べ ・キーワードで知る経済リスク ・日本人が知らない 中東&イスラム教 ・水素と電池 世界はこれでリードだ ・土地投資の極意 ・相場を見抜く経済指標 ・農業改革の化けの皮 ・いま古本屋が熱い ・アジアインフラ争奪 ・徴税強化 ・地銀再編前夜 ・世界史を動かす 聖書と金利 ・世界を変えるiPS産業 ・商社の下克上 ・今そこにある財政危機 ・AEC 期待と不安の発足 ・日本を守る情報戦の極意 ・東芝の闇 ・軽き日本国憲法 ・戦後70年 歴史と未来 ・よみがえる絶版本 ・オワハラ時代の大学と就活 ・本当は怖い 物価大停滞 ・歴史に学ぶ 通貨と為替 ・これだ人工知能自動運転 ・大解剖 日本郵政株 ・韓国の限界 ・インドびっくり経済 ・生保の正念場 ・知って驚く コーヒー革命 ・保存版 相続増税の新常識 ・そうだったのかTPP ・銀行の破壊者フィンテック ・これじゃ食えない会計士、税理士、弁護士 ・地図でわかった原油恐慌 ・コンビニ経済圏 ・丸分かり激震中国 ・農業がヤバい ・投資が恐い人の資産防衛大綱 ・マイナス金利 ・暴れる通貨 ・ネットスーパー戦国時代 ・ここが変だよ電力自由化 ・農協猶予5年 ・商社の憂鬱 ・世界を変えるIoT ・直撃マイナス金利 ・会社で役立つ経済学 ・悩む仏教 ・世界史に学ぶ金融政策 ・どん詰まり中国 ・検証なき日銀 ・マイナス金利に勝つ資産運用 ・新聞に載らない経済&投資 ・人工知能AIの破壊と創造 ・パナマ文書ずるい税金逃れ ・経済は物理でわかる ・もう乗れるぞ自動運転・EV ・英国離脱EUの衝撃 ・ヤバイ 投信 保険 外債 ・ヘリコプターマネーの正体 ・世界の危機 ・天皇と憲法 ・韓国の騒動 ・中国ゾンビと政争 ・ぶらり日本経済 ・人口でみる世界経済 ・踊る経済統計 ・さまよう石油再編
  • ザ・議論! 「リベラルVS保守」究極対決
    4.6
    トランプ米大統領誕生で、「自主防衛」「九条改正」の議論、待ったなし! 両派の最強論客が、「天皇制」「歴史問題」「憲法九条」「日米関係」等をテーマに、日本の正義と真理を追求した白熱の9時間! 井上達夫(東京大学教授)は日本法哲学界の最高権威で、「岩波哲学・思想事典」の「自由主義」の項を執筆したリベラリズム論の第一人者。「日本的リベラル」の偽善を指弾し、公正と正義を礎とする真のリベラリズムを提唱する。 対する小林よしのりは、「東大一直線」「おぼっちゃまくん」などギャグ漫画のヒットメーカーであると同時に、明快な論理と絶妙な表現力を駆使した「ゴーマニズム宣言」で大きな影響力を誇る保守の論客。 思想と立場は違えど、民主主義の根本は「議論」だ、という点で一致する二人。胸襟を開き、日本の現下の重要問題について意見をぶつけ合った。 井上教授の「九条改正案」と改正の実践戦略、初公開!
  • スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    日本の私たちも、すでに全面監視下にある! 米国の世界同時監視システムの真実を告発して世界を震撼させたスノーデンに、日本ジャーナリストが初の長時間インタビューを敢行。スノーデンの日本での工作活動の全貌、民間企業を抱き込んで行う通信傍受の実態、世論操作と市民運動破壊の方法、日米関係の不平等、監視と戦争の危険な関係・・・現代の恐るべき支配の全てが明らかになる。
  • AI革命で日本株は復活する
    -
    1巻1,760円 (税込)
    日本株復活のカギはAI(人工知能)革命である。AI革命の主戦場は、1IoT(あらゆるモノがインターネットにつながる)、2自動走行、3ロボット、4フィンテック(ITと金融の融合)の4分野だ。これらはいずれも日本企業が先行しているか、あるいは将来リードすることが見込まれる。安倍政権も、アベノミクスの柱にAIを据えて第四次産業革命をリードすることを目指している。 AI革命で最大の市場は、「自動走行技術」になるだろう。その主戦場である自動車の技術力も規模も、日本は世界を圧倒している。トヨタ自動車の時価総額(約19兆円)は、世界2位ダイムラーの2倍以上ある。トヨタは京セラと並んでKDDIの筆頭株主であり、移動体通信システムの技術力は大変高い。そしてハイブリッドシステム、カーナビゲーションシステムなど自動車のIT化において、日本の自動車メーカーは世界を圧倒する。自動走行に不可欠なセンサー、小型モーター、電子制御用自動車部品においても、日本電産、オムロン、デンソーなど世界のトップ企業が数多い。 ロボットは、伝統的に日本が強い分野だ。ファナック、安川電機、パナソニックは、世界の工業用ロボットのトップメーカーである。そして、ソフトバンクグループ、ソニー、ホンダなどがサービス産業向けのロボット開発に注力している。その成功例がソフトバンクのペッパー君だ。またサイバーダインはロボットスーツを開発し、医療・介護の分野で新産業を創出した。 IoTでは高度なセンサーや電子部品が不可欠だが、この分野でも村田製作所、キーエンス、オムロンが世界的な競争力を持つ。さらに、コマツ、ファナック、三菱電機が機械の電子制御化において世界をリードしており、オリンパス、富士フイルムホールディングス、テルモなどが医療用機器のIoTで先行している。 フィンテックによって産業界と金融界の垣根が低くなり、その結果、産業界から金融業への進出が加速しよう。たとえば、ソニーや楽天の営業利益の半分前後はすでに金融事業から生まれている(15年度)。日本では楽天Edy(エディ)、WAON(ワオン)、nanaco(ナナコ)、Suica(スイカ)など電子マネーが普及しているため、フィンテックと親和性が高く、ビジネスチャンスが多くある。 本書は、日本株復活の最大テーマであるAI革命で浮上する日本企業に焦点をあてている。
  • 憲法の涙  リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください2
    3.9
    1巻1,485円 (税込)
    改憲派も、護憲派も、ウソばっかり! 立憲主義とは何か。民主主義とは何か。日本を代表する法哲学者が吼える。読書界震撼の「リベ・リベ」、第2弾! [目次]第1章 護憲派は何を守りたいのか第2章 改憲とフェアプレー第3章 憲法学を疑う第4章 愚行の権利・民主主義の冒険[本書の内容から]【カルト化した憲法学】学問の中立性を捨て去り、特定政治勢力の広告塔となった憲法学。著名護憲派学者たちを徹底批判! 【愚かな安倍政権】集団的自衛権行使で米国にご奉仕する見返りはあるのか? 日米安保・沖縄問題など安全保障のあるべき姿を直言する。【九条削除論再説】なぜ九条は削除すべきか。なぜ徴兵制か。著者の持論「九条削除論」への批判・疑問に応える。【これこそが民主主義】反権力の独善に酔うな。クールな知性で考えよ。参院選を前に、立憲主義と批判的民主主義の真髄を語る。[「あとがき」より]本書は、前著『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください――井上達夫の法哲学入門』(毎日新聞出版、二〇一五年六月刊行)の続編である。(中略)このたび、前著の続編を刊行することになったのは、特に反響の大きかった憲法・安全保障問題に関する私見について、誤解を解き、批判に応答することにより、その趣旨をさらに明確にして再擁護するためである。また前著で触れられなかった重要な論点について敷衍することも目的としている。前著刊行後、安保法制反対派による大規模な国会前デモなど、護憲派の巻き返しともいうべき政治状況も見られたので、この状況への応答として、私見を再擁護し敷衍する必要を感じたことも動機になっている。本書の書名「憲法の涙」は、前著と同様、インタビューアーたる編集者、志摩和生氏の提案による。第1章の題辞に掲げた次のメッセージに相応しい書名だと思う。「日本国憲法は、今、泣いています」「憲法は、なぜ泣いているのでしょうか。改憲派の九六条改変の試みや、九条解釈改憲によって、いじめられているからですか」「そうですね、それも辛いですね。でも、もっと辛いわけがあります」「それは何でしょうか」「憲法を守ると誓っているはずの護憲派によって、無残に裏切られているからです」(後略)
  • エドワード・ルトワックの戦略論
    4.0
    “汝、平和を欲するなら、戦いに備えよ” 軍事戦略論の世界的名著ついに完訳! 日本人にとって最高のバイブル ──野中郁次郎氏(『失敗の本質』共著者/富士通総研理事長) 「平和を欲すれば戦争に備えよ」という逆説に込められたメッセージほど、現在の日本で軽んじられているものはない。未来の戦争に備えるには戦略と戦争の研究が欠かせないが、戦略に普遍的に作用する「逆説的論理」を解き明かし、戦争のリアリティーに迫るこの名著は、現代の日本人にとって最高のバイブルとなろう。 戦争に関する卓越した洞察力 ──西原 正氏(平和・安全保障研究所理事長/元・防衛大学校長) 当代最高の戦略思想家ルトワック博士は、戦争に関する卓越した洞察力をもとに戦略の逆説性を説く。国連平和維持部隊は戦争を長引かせるだけだとの主張は、 常識を適用すると望まぬ結果をもたらすという逆説的分析で鋭い。著者はまた、 中国が2008年の世界金融危機を乗り切ったことで自己抑制を怠り、「G2」を目指すが、それは逆説的に幻想だと指弾する。日中対立時代の今日、日本人にとっても貴重な示唆である。 本書は、戦略研究の第一人者であるエドワード・ルトワック博士の代表的著作、 Strategy: The Logic of War and Peace (Belknap Press of Harvard University Press, First edition, 1987. Revised and enlarged edition, 2001.)の全訳である。すでに中国、韓国、フランス、ロシア、トルコ、イタリア、ドイツ、エストニアなどで翻訳され、現代の古典的名著として世界中の読者を魅了してきた本書を、遂に日本の読者にも御披露目できることは、訳者二人にとってこの上ない喜びである。(訳者あとがき)
  • 女のリアルvol.1 月経編
    -
    「セックスのコンプレックスは生きるエネルギーを奪うから、バネにはならない。基本的にはセックスでしか解消できないものです」  コンプレックスなら多かれ少なかれ誰もが持っていて、それを埋めるために努力したり、ごまかしたり、もがいたり。コンプレックスがあるから、人は努力するとも言えるのです。  でも「セックスでオーガズムを得られない」「ED(勃起不全)でセックスができない」といったコンプレックスは、「運動」や「収入」ではカバーしがたい、セックスによってしか克服するのは難しいというのです。  セックスを広義の「性」ととらえた時、何の悩みもなく生きてきた人の方が少ないのではないでしょうか。  にもかかわらず(これは男女を問わず)、性の本音を語り合える雰囲気はいまだ乏しく、結果的に大人でも基礎的な性知識に欠ける人が少なくないのが現状です。  そこで本誌や毎日新聞取材網を通じて、参加を直接お願いしたリアルな167人です。  女性の「生」と「性」に関する本音を、統計的に分析するのが「女のリアル」の狙い。普段は聞きづらい、言いにくいあんなこと、こんなこと、ぶっちゃけます。
  • 生と死の記録 続・三陸物語
    -
    1巻550円 (税込)
    愛する人の死とは?そして遺された者が生き続ける意味は何だろうか?津波に襲われた三陸の町で、死者の記憶とともに生きる人びとの1年間の物語。 2012年度日本記者クラブ賞受賞。
  • 三陸物語 被災地で生きる人びとの記録
    -
    1巻550円 (税込)
    廃墟と化した三陸海岸では、累々たる死の傍らで、復興に向けた暮らしが始まった。被災者の断ち切られた記憶を掘り起こし、震災後の生を言葉に刻む、未来に向けての記録。 津波に襲われた町で被災者一人ひとりが経験したこと。助け合って生きる絆。死のかたわらで営まれるいのちの輝きを伝える、未来のための記録。
  • 弱き者の生き方
    4.7
    おのれの悪を凝視し、絶望的体験の地底から恐るべき記憶と無類のユーモアを武器に、 日本人再生の希望を掘り起こす、迫真のライブトーク。 文学と考古学という各フィールドにおいて名声高き重鎮の二人。 しかし、彼らがこれまでの命がけで歩いてきた道のりを知れば、 人を「勝ち組」「負け組」などという言葉で片付けてしまうことが、いかに無意味なとこかがわかる。 「平和な時代に改めて戦争の話を持ち出しても野暮だと言われることを承知の上で」、 二人は重い記憶を掘り起こし、現代の私たちに問う。 年間3万人もの自殺者がいて、子殺し、親殺しが跋扈する。 戦争でもないのになぜ人の命はこんなにも軽くなってしまったのか。 人は誰もが本質的に弱い存在である。 だから自分も他人も大切にしよう、 一日一日を大事に生きようと一人一人が自覚して生きていく、 この自覚こそが「弱き者の生き方」なのだ。 弱き者の生き方【目次】 第1章 弱き者、汝の名は人間なり  人は弱し、されど強し  虎屋の羊羹、銀座のネオンで殴られる  ジェノサイド(集団殺戮)そのものの東京大空襲  生き地獄―戦友を蹴落として生き延びる  悪を抱えて生きること  語りえなかった引き揚げの真実 第2章 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや  極限状態で交錯する善と悪  二度目の撃沈と敗戦  涙の漫才修行―人生に無駄はない  日本の植民地支配の爪あと  語られない引揚者の悲劇―残留孤児と不法妊娠  右へ左へ揺さぶられ続けるのが人生 第3章 心の貧しさと、ほんとうの豊かさ  肉親の死を身近に感じる大切さ  お金という魔物  学内闘争でつるし上げられる  わが青春の登呂遺跡発掘  人は泣きながら生まれ、時に優しさに出あう  経済的貧困と貧しさとの違い  金では買えない「誇り」を抱いて 第4章 人身受け難し、いますでに受く  人生の峠道でたたずむ  人間性と謙虚さ―前田青邨先生の教え  斜陽館での一夜―師匠と弟子の『人生劇場』  赤線とドジョウすくい  想像力の欠如と「心の教育」  人間として生まれた奇跡と幸運  なぜ人を殺してはいけないのか 第5章 人間は、ひとくきの葦である  「負け組」などいない  辛いことも直視する勇気をもちたい  時には黙ってただ寄り添うことも大事  潔癖すぎる現代社会  だれにでもある不安やコンプレックス  弱き者たちへ ―人は皆、それぞれの生を生きる
  • 決定版 タレント文化人200人斬り
    -
    1巻550円 (税込)
    あの「150人斬り」から9年―。いまだからこそ見えてきた、こんな日本にしたのは「誰」なのか?閉塞した社会のありようを鋭く問うてゆく佐高流批判のエッセンス。 者は、日本人を蝕んでいるのは軽信という病いだと指摘してきたが、この本は、こうした人間たちはもっと疑うべきだというブラックリストである。橋下徹の応援に石原慎太郎が駈けつけたことに象徴されるように、これらの人間たちはほとんどつながっている。
  • 僕たちの時代
    3.3
    気鋭のジャーナリスト二人が、警察・検察の腐蝕、原発の闇、ナショナリズムの暴発、東京の闇社会、芸能界のタブーなどをめぐって徹底討論。 六本木事件、橋下徹、新宿ゴールデン街、AKB48、関東連合、死刑、原発、バブル、特捜検察…僕たちはこんな時代に生きている。
  • 小松左京の大震災 ’95―この私たちの体験を風化させないために
    3.0
    1巻880円 (税込)
    『日本沈没』の惨状が現実に。神戸を愛して止まない作家が試みた「阪神大震災の総合解析」。 かつて「日本沈没」で近畿大地震を描写した作家が、何を目にし、何を思ったか。 神戸を愛して止まない作家が情報を収集し、自らの足によって確かめ、大震災の総合解析を試みる。 未来への教訓がここにある。
  • 教えて!池上さん
    3.3
    1~2巻165~792円 (税込)
    2011年6月出版の『教えて!池上さん』の電子版。福島原発問題、ウサマ・ビンラディン殺害など、池上彰が小学生向けに書き下ろした世界一ニュースがわかる本。毎日小学生新聞連載「教えて!池上さん」の書籍化。
  • 池上彰の親子で新聞を読む!
    4.0
    1巻165円 (税込)
    2010年2月出版の『池上彰の親子で新聞を読む』の電子版。新聞を読む子どもは賢くなる! 池上彰が、小学生から新聞を読む習慣をつける方法を伝授。民主党政権誕生、小沢氏疑惑、国連気候変動枠組み条約締約国会議、JAL倒産などニュースがおもしろいようにわかる。毎日小学生新聞連載「教えて!池上さん」の書籍化。

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