女性向けライトノベル作品一覧
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-先祖が淫魔に呪いをかけられたため、発情する体質で生まれたリルフは、その体のせいで引きこもりの生活を送っていた。 ある日、珍しく外出したタイミングで発情してしまい、やむを得ず誰もいない図書館で自分の体を慰めていた。 しかし、その様子を領主であり、有名な魔法使いでもあるユースティに目撃されてしまった。 事情を説明すると、リルフの体に興味を持ったユースティが呪いを解くために協力してくれることに。 時間、場所を問わず発情するため、ユースティの屋敷で暮らすことになったリルフだが、一緒に暮らす理由をごまかすために、そのままユースティと結婚することになった。 呪いを解くため仕方なく領主の妻になったリルフは、その日から発情するたび彼に体を預けることになり……。 作者より ふわっとした思い付きで書き始めたお話でしたが、気付いたらこのような形になりました。 呪いのせいで自分の気持ちに素直になれないリルフと、肝心な言葉がいつも足らないイケメンだけどちょっと変な領主ユースティ。 二人の関係がどう動いていくのかを見てもらえたら幸いです。 『万年発情期娘、変人領主の嫁になります(1)』には「一 出逢い」~「六 中庭」までを収録
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-ローゼン侯爵家の令嬢アデリナは、国の英雄ヴァルター・フォン・ヴランゲル侯爵のもとへ嫁いだ。 ヴァルターは、国王がもっとも信頼する忠臣であり、五年にわたる隣国との戦争で数々の功績を残し、自国に勝利をもたらした氷の将と呼ばれる軍人だ。 戦場から戻ったヴァルターは既に27歳となっており、花嫁探しの夜会が開かれたのだ。 もちろんアデリナも参加するが、弾まないヴァルターとの会話に、早々に花嫁狙いの令嬢たちの争いから離脱したはずだった、のだが――。 「……なぜ、私をお選びになられたのでしょう」 「あなたが一番静かだったからだ」 なぜかヴァルターに選ばれたアデリナ。 この結婚は前途多難かもと思いながらも、いよいよ初夜を迎えたのに、ヴァルターは一向に寝室へ現れる気配がない。 馬鹿にされたと腹を立てたアデリナは、何が何でも初夜に抱いてもらおうと夫のもとへと突撃した。 アデリナは妻の寝室にやってこない理由を問い詰めると――。 「私は、女性を抱いたことがない」 女性を知らないというヴァルターは、処女のアデリナに閨のやり方を教えてくれと頼み……!? 未知の世界に足を踏み入れた旦那様は、これでもかと妻を溺愛する。 作者より 政略結婚から始まった二人がおたがいに努力して歩み寄り、仲睦まじい夫婦となっていく様子を楽しんでいただけると幸いです! 『まずは抱いてください~女を知らない国の英雄は政略結婚の妻を溺愛する~(1)』には「まずは抱いてください」~「情けないことはわかっている」(前半)までを収録
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-四年前、騎士だった父が亡くなりニナの家庭は困窮した。 しかし、第三騎士団長に就任したばかりのフレデリックに助けられ、平民ながらも第三騎士団の専属事務官として働くことになった。 ニナは恩人であるフレデリックのために真面目に一生懸命働いていたのだったが、ある朝、国内屈指の剣士であるフレデリックの悲鳴が響いた。 ニナは団長室に慌てて様子を見に行ったが、フレデリックに怪我はない。 しかし、どこからか謎の音が響き渡る――。 『ぱおーん』 その音、いや、鳴き声だけが聞こえはじめるや、今まで優しかったフレデリックが突然よそよそしくなり、ニナを避け始めたのだ。 悩んでいたある日、知らされたその音の正体は、フレデリックの股間だった。 彼の股間は呪いを受けて「象さん」に変わってしまっていた!? そしてその象さんは『特定の相手に劣情を抱いたとき』にだけ鳴くそうで――。 ニナを目の前にしてけたたましく鳴く象さん…… フレデリックの呪いを解けるのはニナしかいない……! 鈍いヒロインと鈍いヒーローが繰り広げるじれじれラブコメディ! 作者より 2023年にムーンライトノベルズ様に投稿した本作を、電子書籍として配信していただけることになりました。 書籍化するのが夢だったので、とても嬉しいです。 改稿してありますので、WEB版より読みやすくなっていると思います。 書き下ろしエピソードも追加しました。 象さんで笑っていただけたら幸いです。 『騎士団長の象さん事情(1)』には「ゾウサンガイル?」~「二人でお出かけ」までを収録
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-伯爵令嬢のミレーヌは、実は国王と第二王妃との間に生まれた王女だった。 しかし、派閥争いにミレーヌを巻き込みたくないと考えた国王は、幼いミレーヌを伯爵家へ養子に出した。 養父母から愛されながら伯爵令嬢として幸せに暮らしていたが、養母が亡くなって数年後、ミレーヌが14歳の時に後妻としてきた継母は、ミレーヌの姿を見た途端に心底嫌そうな顔をした。 愛されようと努力したが、継母の態度は、良くなるどころか悪くなる一方で、ついに「その顔を見るのは耐えられない」と言われ、ミレーヌは16歳のときに遠く離れた領地の屋敷に追いやられた。 ある日、本家で開かれた舞踏会の帰り道、突然目の前に美しい青年が倒れ込んできた。 怪我をしているようで気を失っており、そのまま放置するわけにもいかず、ミレーヌは彼を領地の屋敷へ連れ帰った。 青年は目を覚ましたが、どうやら記憶がないらしく、アルと呼ばれていた記憶だけがぼんやりあるという。 アルは記憶が戻るまで執事補佐兼護衛騎士としてミレーヌの側にいることになったのだが、彼は次第にミレーヌへの思いを募らせ溺愛するようになる。 そんなある時、隣国から第二王子アルフォンスの側近だという男が現れた。 記憶のないアルは実は隣国の王子で、なんと命を狙われているという……!? 作者より 厳しい境遇の中でもひたむきに前向きに生きるヒロインと女性が苦手な記憶を無くしたヒーローが出会い、事件に巻き込まれながらも愛を育んでいくお話です。 二人を取り囲む男性陣の強い絆にもぜひ注目していただき、様々な愛の形を楽しんでもらえたらと思います。 こちらでは本編内で記憶が戻る前の二人の距離が縮まっていく詳しいエピソードと結婚後の番外編が追加されています。 『道端で拾った美青年はどうやら高貴なお方らしい(1)』には「第一章 道端で美青年を拾う 一 出会いは突然に」~「第二章 戻る記憶と初めての恋心 四 進展」までを収録
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-龍彩国の後宮に入ってまだ一週間の新人妃である楊才人こと楊宇春には他の妃達とは違い、出世欲も無ければ皇帝(天子様)からの寵愛にも興味がなかった。 そんな中、宇春は後宮の妃達の中ではナンバーワンの影響力を持つ趙貴妃と琵琶の練習をしていた所皇帝・浩然の目に留まりいきなり夜伽役に命じられる。 趙貴妃に夜伽における掟や流れを教えられた宇春はいざ、浩然の待つ閨へと向かう。そんな浩然は初めてである宇春に対して熱く容赦なく快楽を与え……?
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-人気ボーカルユニット【LOVEリー】の二番手ボーカルにユナは、センターを飾れないのをずっと悩んでいた。 そんなある日、突然トップボーカルのニノと体が入れ替わっていた。 ユナになったニノは唐突に「引退します!」と発表し、行方をくらましてしまい、引退撤回と自分の元の体を返してほしいユナは、ニノの体のまま追いかけることになってしまった。 芸能界にとことん疎い堅物サラリーマンの拓海に助けてもらいながら、ひたすらニノを探しはじめるが。 入れ替わりからはじまる、恋とサクセスストーリー。
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-伯爵令嬢のクラリスには、生まれた時から決められた婚約者がいた。 眉目秀麗、文武両道で完璧なエリートである、アンリ・サン=トゥール侯爵令息だ。 幼いころから彼を慕い、心から愛しているクラリスだったが、生まれつき魔力が少ない彼女は周りからの心ない言葉にさらされ続けるうちに、容姿も魔法の才も平凡以下な自分では、優秀なアンリに相応しくないのではと思い始める。 だが、彼との婚約はお互いの祖父が交わした魔法誓約書によって定められたもので、簡単には破棄できなかった。 ある時、彼を自由にする(婚約破棄してあげる)最後のチャンスと、自分で作った魔法薬を飲むのだが……。 「私を騙して婚約破棄なんていけないことをしたら、そのあとどうなるか考えなかったの?」 クラリスの計画はあっという間にアンリに見抜かれ、彼の屋敷に連れ帰られてベッドでのお仕置きが始まってしまって――。 ささいなかけ違いから、大切な想いがすれ違ってしまうクラリスとアンリ。 そんな二人が寄り添い、幸せになるまでの物語。 作者より とにかく幸せな「恋物語」を書きたくて紡いだお話です。 不器用で一途な二人の甘い恋を一緒に見守っていただけたら嬉しいです。 皆さまにも幸せのおすそ分け、届きますように……。 『婚約破棄を目指したら、メガネを外した堅物エリート婚約者様にお仕置きされてしまいました。(1)』には「一 魔法誓約の婚約者」~「二 お仕置き」(前半)までを収録
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-現代のブラック企業で働いていた麻衣は、ある日、過労で急死してしまう。 死の間際に聞こえてきた謎の声に「自由になりたい」と願ったおかげか、麻衣は異世界で不思議な色合いの美しい鳥に生まれ変わった。 そこで自由を謳歌しているときに、森でとても美しい男性と出会った。 会うたびに美味しいエサをくれる彼と仲良くなるが、その彼の後継者争いに巻き込まれ、再度命を落としてしまう。 美しい鳥から、再び生まれ変わった麻衣は、鳥のときと同じ不思議な色合いの瞳を持つ子爵令嬢のアリアナとして生まれ変わった。 今度こそはとアリアナとして全力で生きていくことを決意するが、行儀見習い兼婚約者探しに向かった王城で、鳥の時に出会った彼、ルドルフと再会した。 アリアナの瞳の色に気づいたルドルフは、アリアナに強い運命を感じ、まだ後継者争い真っ最中であるにもかかわらず、アリアナに執着するようになり――。 時空と死を乗り越えた二人の異世界転生ラブストーリー。 作者より つらい思いをしながらも、互いにとっての宝物を見つけた二人が紡ぐラブストーリーです。 数年前に書いた作品がこうして日の目をみることになりうれしく思います。 ルドルフの執着と、アリアナの心の成長を楽しんでもらいたいです。 『社畜アラサー女子は、転生先で執着系王子に愛される(1)』には「1 さようなら、湯元麻衣さん」~「4 一寸先は、死?」までを収録
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-「あんたは『灰かぶりと王子様』っていうゲームの当て馬ちゃんなのよ!」 公爵令嬢のアリスベルは、婚約者である第一王子のレオンと男爵令嬢のコゼットが、自分が大事にしていた庭で仲睦まじくしているのを見かけた。 「幼い頃からレオンのためだけに生きてきたのに、どうしてこんなことに――」と、強く恨んでいた時、アリスベルの脳内に野太い男性の声が響いた。 男の声なのに女性のような口調の不思議な声の主は『乙女ゲームのプレイヤー』で、シンジュクで働いている『シゲミ・マリアンヌ』だと言ってくる。 さらに、マリアンヌはこの先のことを知っており、アリスベルは自分がプレイしたゲームの悪役キャラで、当て馬なのだと話し始めた。 そして、真面目で面白みのないアリスベルを、レオンはずっと疎ましく思ってるのだと伝えてきたのだ……。 ショックを受けるアリスベルは思わず泣き出してしまう。 「馬鹿ねぇ、アリスちゃん。男なんてねぇ、星の数ほどいるのよ。当て馬のままで終わっていいわけ?」 アリスベルから話を聞いたマリアンヌは彼女の人柄に好感を持ち、境遇に同情し協力してくれることに。 アリスベルは、当て馬のまま人生を終えたくないと、王太子妃の立場に執着することをやめて自由に生きようと決意する。 レオンとの関係は悪化する一方だが、そんな時マリアンヌ最推しの男性キャラがアリスベルの前に現れ……!? 脳内に住みついた守護天使マリアンヌと共に、新たな学園生活を始めた当て馬令嬢の物語! ※コミックス制作中!コミックス版もお楽しみに♪ 作者より 乙女ゲームの当て馬令嬢アリスベル・レミニスが、脳内で騒ぐマリアンヌ(オネエ)ちゃんと苦難を乗り越えながら、新しい恋をみつけて幸せになる話です。 虐待に近い王妃教育をうけて自分を失っていたアリスベルが、マリアンヌに励まされながら新しい恋や学園生活に徐々に前向きになっていく姿を応援していただけたらと思います。 『夜の街のオネエ様に憑依されている私は、乙女ゲームの当て馬ちゃんと呼ばれています(1)』には「序章 当て馬令嬢アリスベル・レミニス、脳内オネエにすみつかれる」~「幸と不幸は紙一重 ルーファス・サイアーズはイケメン執事」(前半)までを収録
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-小学校事務員をしている大野 実迦(おおのみか)は、半年前に彼氏と別れて以来出逢いに恵まれない24歳の眼鏡女子。 甘いもの大好きな実迦は、毎週水曜日に勤務先近くのスーパー『アルン』に来る移動販売のクレープ屋へ通い始めたのをきっかけに『クレープショップ青空』のオーナー・一羽ヶ瀬 彰久(いちばかせ あきひさ)に恋をしてしまい――。クレープみたいに甘い恋は実現するのでしょうか?
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2.7「クロは一番上の引き出しだからね」 大学生の黒川澄は、中学時代からずっと片思いをしている進藤一騎に何度も告白しようとするが、それを察した進藤にいつも逃げられてしまう。 告白からはいつも逃げるくせに普段はやたら澄にかまう進藤は、中学時代に澄にこう言った――。 「好きな友達は一番上の引き出し、普通は二番目と三番目。 あ、言っとくけど、クロは一番上の引き出しだからね」 つまり、進藤にとって澄は「恋愛対象ではないお気に入りの女友達」なのだ。 進藤の引き出しの一番上という特等席にいても、澄はずっと進藤を諦めきれずにいた。 せっかく離れようと思って受験した大学にも追いかけてきた新藤。 そのくせ告白しようとすれば逃げ続ける進藤に、我慢ならなくなった澄はとうとう進藤に告白した。 澄がぶち切れるまでの数年間と、ぶち切れてから数カ月の話。 引き出しの一番上から溢れてしまった澄への、進藤の執着が始まる――!? 『引き出しの一番上の彼女(1)』には「プロローグ」~「黒川澄 メイド服は」までを収録
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-公爵令嬢で王太子の婚約者であるルナビア・ルクレシアは、ある日前世の記憶がよみがえり、自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに気がついた。 もはや婚約破棄は避けられないと諦め、せっせと追放先となる修道院の環境改善などに取り組みながら、いよいよ断罪の日を迎えた。 予定通り婚約破棄され、王太子にあらぬ罪を着せられているところに口を挟んできたのは、兄の親友で幼馴染のウィリアム。 庇ってくれるのかと思いきや、ウィリアムの口から出たのは……。 「ルナビア・ルクレシア公爵令嬢は『救国の転生者』だ」 この国では、過去王族に婚約破棄された令嬢の全員が国の発展に大きく貢献し『救国の転生者』と崇められる存在になった歴史があった。 王太子から解放されて喜んでいたルナビアだが、ただの幼馴染であるウィリアムはなぜか大喜びで突然押せ押せ甘々になって――!? 周囲の過剰な期待や歴史上の転生者たちの偉業に振り回されながらも、ルナビアはなんとか穏やかに暮らそうと奮闘する。 ※電子限定書き下ろしエピソードあり 作者より ちまたでこんなに婚約破棄された悪役令嬢が活躍しているのですから、転生した国によってはそういう人物こそ重宝されたとしてもおかしくないのではと思い、私が読みたい世界観を描いてみました。 この作品を書籍化することができたのは、ルナビアたちの世界を一緒に楽しんでくださった皆さまのおかげです。 電子限定書下しもございますので、さらに広がったこの世界を、どうぞ一緒に楽しんでいただければ幸いです。 作者紹介:ひとが婚約破棄されて大変なときに、ここがチャンスとばかりに喜んで押してくるような、そういうずるさとカッコ悪さのあるヒーローが好きです(大声) 『悪役令嬢に期待しないで!~幼馴染の溺愛についていけません~(1)』には「第一章 一.お約束通り婚約破棄されました」~「第二章 一.学園に登校すると」(前半)までを収録
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-西にある小国の領主の娘であるエレノアは、北の軍事大国の軍人ライアンに見初められ結婚をし、驚くほどに仲良く過ごしていた。 いいことではあるのだが、エレノアは毎晩のように抱かれ気絶するように眠る性活に少し疲れていた。 たまには一人寝がしたくて「しつこい人は嫌いです」と拒否してしまった翌日、戦争が勃発してしまう。 そのまま戦地に赴いたライアンは1年以上帰ってくることがなかった。 手紙を送っても返事は来ず、二人はすれ違ってしまう……!? 相思相愛の新婚カップルは果たして初めてのすれ違いを解決できるのかーー。 作者より 相思相愛だけどこじれて、でもたっぷり愛し合う過程を意識しました。楽しんでいただけると幸いです。 『軍人夫と夫婦喧嘩をしましたが、犬も食わぬといいますので(1)』には「前編 一、西の小国の領主の娘」~「前編 五、結婚式と新婚初夜」(前半)までを収録
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-高校卒業と同時に無理やり結婚させられそうになった地元を逃げ出し、苦労しながらも一人、ほんのりブラックな会社に勤めて生きてきた笑佳(エミカ)。 仕事に行くのが嫌だと思う日々の中で、玄関を開けると謎の森に繋がることが数回あった。 気のせいだと思っていたが、ある日森に繋がった扉の中から手が伸びてきて何者かに引きずり込まれてしまう。 引きずり込んだ相手は、稀代の魔法使いクロー。 異世界から戻ることができないと知ったエミカは放心したままクローの世話になり、そのまま魔法使いの弟子となった。 不器用な優しさをみせるクローにどんどんに惹かれていくエミカ。 そんなとき、出かけた彼が音信不通になってしまう……。 作者より 読んでくださってありがとうございます。 もしも気に入っていただけたら、とても嬉しいです。 『魔法使いの弟子から嫁にジョブチェンジ(1)』には「第1部 魔法使いの弟子 魔法使いの弟子1」~「第1部 魔法使いの弟子 魔法使いの弟子5」までを収録
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-深く考えもせず浮気をした夫。許してやり直す道を模索する妻。 それなのに……。 夫を大切にしてきた私。夫に好かれたかった私。夫が大好きだった私。 私はそのどの自分とも決別するのだ。 そしてあなたとも……Time to say goodbye.
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-ローレンシア王国第八王女のフィリアーナは、生まれた時から精霊に愛されていた。 精霊に愛されるがゆえに、感情が高ぶると周囲を凍らせ雪を降らせてしまうので、ローレンシア王国では不吉な姫として家族や使用人から虐げられ、城内に隠されるようにして過ごしていた。 そんな折、長きに渡り続いた隣国ルビアンツ王国との戦争を終結するための和平の象徴として、フィリアーナがルビアンツ王国の王族へ嫁ぐことになった。ほぼ厄介払いのようなものだったが、フィリアーナはルビアンツ王国でなら幸せになれるかもしれないと淡い希望を持って自国を後にした。 しかし、フィリアーナの結婚相手になる予定だった第二王子にはすでに恋人がおり、フィリアーナと結婚はできないと宣言したのだ。 だが、ルビアンツ王国としても和平のためフィリアーナを送り返すことはできず、唯一未婚の王族である現国王の弟ジェラートとの婚姻を提案してきた。 このまま祖国へ帰れば今まで以上にひどい仕打ちが待っている。そう考えたフィリアーナは、この国で野獣公爵と忌避されているジェラートとの婚姻を受け入れる。一方、ジェラートも最初は渋るものフィリアーナの懇願に負け、妻に迎えることを承諾したのであった。 妻として愛されることを諦めていたフィリアーナだが、ジェラートの屋敷で待っていたのはつらく悲しい日々ではなく、温かく幸せな毎日と彼からの溺愛で……。 これは精霊に愛されながらも不遇な境遇を持つ王女と、戦争を勝利に導きながらも周囲に野獣と呼ばれる公爵の幸せな結婚の物語。 『逆プロポーズした野獣公爵に溺愛されました【分冊版】1』には『野獣公爵と人質姫』~『妻からの手紙あるいは報告書』までを収録
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-親友に婚約者を奪われ、領地で静かに暮らしていた伯爵令嬢のシャーロット。 ある日国王に呼び出され、第三王子の教育係になって欲しいと頼まれる。 ーー第三王子って、筋トレにしか興味のないあのバカ王子ですよね!? 第三王子のアレックスは、勉学に興味を示さず筋トレばかりしているどうしようもない王子だった。 第一王子と第二王子を不幸にも亡くしていた王家は、そんなアレックスを王太子として育てる必要があった。 しかしアレックスは女嫌いで、そこで社交界でもやぼったいと評判のシャーロットを選んだのだった。 まさかの面倒事を頼まれ混乱したシャーロットだが、高額の報酬につられてうっかり教育係を引き受けてしまう。 なぜならシャーロットには、田舎で小さな畑を耕しながら読書三昧の日々を送るという夢があったのだ。 引き受けたものの、アレックスはまったく学ぶ気がなく、シャーロットを無視して筋トレばかり! なんとか勉強させようと毎日アレックスの元に通い口喧嘩を続けていたが、ある時シャーロットの存在を面白く思わない侯爵令嬢が現れる。 嫌がらせを受けながらも、シャーロットが自分に勉強させるため毎日城に通っていることに気づいたアレックスは……!? 作者より テンション高めの楽しいお話になるように作ったので、笑って読んでいただけると幸いです。 『この度、筋肉バカ王子の教育係に任命されました(1)』には「プロローグ」~「この度、筋肉バカ王子の教育係に任命されました 12」までを収録
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-悪役令嬢セシリアに転生し、断罪の瞬間に目覚めた田上レイ。 セシリアとなったレイは、帝都の聖道院にて反省の祈りを捧げるべく、軟禁状態のお飾り聖女となっていた。 しかし、前世ではブラック企業で過労死したレイにとって、三食昼寝付きの祈りの日々は天国のよう。 悪役令嬢になったことなど気にせず、毎日を幸せいっぱいに過ごしていたある日、聖道院に騎士団から淫魔グランチェを捕獲したとの知らせが入る。 グランチェは「千年に一人の美男子」と称されるファロティエのカイルを誘拐し、廃虚の塔に幽閉したままだという。 みなが出払っており、聖道院に残っている聖女はセシリア(レイ)一人。 嫌々ながらもカイルを迎えに行くことに。 塔内で眠っているカイルがあまりに美しくて、その顔をつい見つめていたら、目覚めたカイルと目が合ってしまう。 その瞬間、カイルにかけられた淫魔の呪いが発動してしまい……!? 「聖女様、申し訳ありません。貴女を……抱かせて下さい!」 レイの虜となったカイルは、レイを見るたび欲情を抑えられない。 レイを求めるカイルの気持ちは、淫魔の呪いのせいなのか、それとも……? 作者より 盲目的に愛してくれる、一途な年下初恋男子の魅力を詰め込みました。 「ファロティエ」として一躍有名になり、外を出歩けば女性たちが群がるほどの、アイドル的存在となったカイル。 元々性欲もあまりなかったピュアな彼が、淫魔の呪いにより主人公・レイに欲情し迫る数々のシーンは、本作の見どころです。 カイルによる年下攻め要素はもちろんのこと、レイがカイルを攻めてしまうドキドキのシーンも……。 そんなレイとカイルの恋愛模様、そして聖女として迷い子(悩みを抱えた人々)の懺悔を聞くレイが、彼らの力になるべく懸命に頑張る過程、その葛藤にもこだわりました。 ぜひお楽しみください! 『抱かせて下さい聖女様!~年下美男子と性愛の呪い~(1)』には「貴女を、抱かせてください!」~「聖女のお勤め」(前半)までを収録
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-「そこまで言うのなら、貴女がわたくしの代わりになればいいじゃない……!」 仕事にもダメ夫との結婚生活にも疲れ切ったアラサーの人妻、藍音(あいね)は、トラックに轢かれて事故死し、現世と黄泉の国の狭間にいた。 そこで出会ったのは、なんと生前どハマりしていたネット小説のキャラクター、アイネ・レブロンだった!? アイネは、冷徹侯爵と呼ばれ、愛人のいる夫に冷遇されて引きこもってしまったモブキャラだった。 そして、どうやら毒を盛られて惨めな死を迎えてしまったそうで……。 同じ名前のアイネに親近感を持っていた藍音は、話を聞いて彼女を慰めようとするが口論になり、怒ったアイネに川に突き落されてしまう。 藍音が目を覚ますと、なんと小説の世界のアイネに転生していた――!? アイネの記憶を受け継ぎ、第二の人生を歩むことになった藍音は、アイネになったからには彼女の人生を笑い飛ばせるようなものに変えてあげたいと考える。 そのためにも、愛人を囲うような最低な夫とは離縁してやる!と決意を固め、冷徹侯爵と呼ばれる夫のライオットに離縁を迫ったが、真面目にとりあってもらえない。 どうやら、まずは女主人としての仕事をせず引きこもっていたアイネ自身の評価を変えなければいけないようだ。 突然人が変わったように意見し、前向きに働きだしたアイネ(藍音)に、ライオットは徐々に彼女を意識するようになり――。 作者より 恋を取るか、友情を取るか。 難しいテーマですが、楽しんで読んでもらえたら嬉しいです。 二人のヒロインの行く末を見守っていただけたら幸いです。 『引きこもり夫人に転生したので、冷徹侯爵と離縁します(1)』には「【序章】宣戦布告をさせていただきますわ」~「第一章 円満に離縁の準備を致しましょう」(前半)までを収録
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-災害で財政難に陥った領地と実家のため、三年任期の王太子の側妃に立候補した伯爵令嬢シエラ。 初顔合わせのときにかっこいいと思ったシエラだが、どうやらシエラはアザールの好みではなかったらしく、同時に側妃に即位した子爵令嬢のミランダばかり見て、質問をしていた。 でも平気、だって私の目標は任期後までに素敵な旦那様を見つけ下賜してもらうことだから! 任期の間に子供が出来なかった場合、側妃は臣下に下賜されることになっているのでシエラに興味がないほうがありがたかったのだ。 それなのに、迎えた初夜、アザールはシエラの巨乳を見てなぜか鼻血で大量出血してしまい、最後までできなかった。 そう、アザールは胸フェチだったのだ! 翌日は貧血で倒れ執務もままならなかったらしい。 アザールから腹上死も厭わないほどの寵愛を受けたとされたシエラは一夜にして王太子を誑かす傾国の寵姫に祭り上げられてしまった。 シエラの計画ははたしてうまくいくのだろうか――!? 作者より 異世界の恋愛をコミカルな部分とシリアスな部分を織り交ぜて書いてみたかったです。 少しでも楽しんで読んでいただけると嬉しいです。 『王太子にけしからんオッパイと言われて寵愛されています(1)』には「プロローグ」~「一 側妃として」までを収録
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3.0幼い頃に決まった政略的な婚約者だが、侯爵令嬢アリアは王太子リュミルのことが大好きだった。 仲の良かった二人だが、成長するにつれてリュミルはアリアから距離を置くようになり、顔を会わせれば喧嘩ばかり。 リュミルに嫌われているのだと落ちこみながらも思いを募らせていく。 そんなある日、リュミルがとある子爵令嬢と口づけを交わそうとする現場を偶然目撃してしまった。 アリアは憤慨し、とうとう婚約解消を告げるのだが、リュミルは「絶対に婚約解消はしない」と言い張る。 口論を続ける二人の姿に埒が明かないと思い至った、アリアの執事で魔法使いのアルジャンは、二人を魔法の鎖で繋いでしまう。 その鎖は物理的に外すことも壊すこともできないが、1カ月たってもアリアの気持ちが変わらなければ婚約解消を許可すると国王に言われた二人。 鎖に繋がれたままのアリアとリュミルは1カ月の間、寝食を含めたすべての行動を共にすることに……。 リュミルへの怒りでいっぱいのアリアだが、それでも傍にいるだけで好きな気持ちが溢れて止まらない。 他に好きな女性がいるくせに、婚約破棄を認めない頑固なリュミルの本当の気持ちとは……。 作者より あれこれ思い悩んで自己完結してしまうヒロインと、鈍感で少々無神経なヒーロー。 意地っ張りな二人が拗らせて、すれ違って、じれじれ揉めている物語です。 お楽しみいただければ幸いです。 『鎖に繋がれたまま、婚約解消を目指します(1)』には「序章」~「第二章 鎖に繋がれたまま、揉めています」(前半)までを収録
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-伯爵令嬢リゼットは、幼いころから従兄の侯爵令息であるフィリップに片想いをしていた。 だから、フィリップの婚約者となることをひっそりと夢見ていた。 デビュタントのエスコートもしてもらい、ますます想いを募らせるリゼット。 しかし、フィリップは第二王女と婚約がほぼ内定していることを聞き、自分の想いが叶わない夢であることを知る。 そしてデビューシーズンも終わるころ、リゼットは政略結婚をすることが決まり、長年の想いに終止符を打った。 失恋の痛みを引きずったまま顔を合わせた縁談相手は、静かな佇まいが印象的な若き辺境伯、アルバート・ノイマン。 互いの領地に利のある契約として、政略で結ばれた婚約。 穏やかで、けれどどこか寂しげな婚約者と、リゼットは少しずつ向き合いお互いを知るうちに、それぞれの心には新しい想いが芽生えて……。 大人しいけれど前向きな令嬢と臆病で誠実な辺境伯の、優しい恋のお話。 作者より 報われない恋心を向けている相手の幸せを笑顔で祝福するような人たちが幸せになるお話を読みたくて、作り上げた物語です。 ゆっくりと穏やかに距離を縮めていく二人を、どうか見守ってください! 『失恋したので政略結婚します~星降る夜のラストダンス~(1)』には「Step1「幸せを祈ってる」」~「Step3「ラストダンスは、踊ってもらえた?」」までを収録
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-「怜くん、ゲイだよねッ!?」 大石梓は、兄の翔と高校の同級生である南条怜が代表を務めるデザイン事務所で働く24歳。 梓の兄と怜は高校の頃から付き合っており、怜も梓を妹のように溺愛し、梓も美しく優しい怜を慕っていた。 実は、その怜は大企業である南条グループの御曹司であったが、カミングアウトして後継者から離脱し事務所を切り盛りしていた。 そんな二人から超絶に溺愛されている梓の悩みは、翔と怜が過保護すぎて、梓に近づく男を片っ端から切り捨ててしまうことだった。 おかげさまで梓は24歳になっても恋愛経験ゼロのまま。 とことん梓の恋を邪魔してくる兄たちにしびれをきらした梓は、ある日、兄と大喧嘩して飛び出してしまう。 訪れた写真展でカメラマンの城田と出会った梓は連絡先を交換する。 優しい城田とのやり取りに浮足立つ梓だが、二人で飲み行った帰りに繫華街で偶然怜と遭遇して……!? 焦った梓は城田を置き去りに逃げ出すが、あっという間に怜に捕まってしまう。 すると、なぜか路地裏でいきなり壁ドンをお見舞いされ、その美しい顔が色香を放ちながら迫ってきた--!? 「無防備な顔で男に笑い掛けるって、何かの冗談?」 兄の恋人で、ゲイであるはずの怜が梓に向けているのは、間違いなく嫉妬の怒りで――!? (……目の前にいる人は、一体だれ?) 「アズちゃんがどんなに泣こうが暴れようが、僕は君を抱くよ? なかったことに出来ない様に……ね」 梓はそのまま怜のマンションに連れていかれ、予想もしない展開に状況を受け止めきれない梓と、どんどん激しくなる怜の執着。 作者より 好きなシチュエーションを詰め込みまくったお気に入りの話になりました。 読んで頂ける皆さんに楽しんで貰えたら嬉しいです。 『うん、ちょっと落ちつこっか?~訳アリ副社長に捕まって溺愛執着されてます~(1)』には「プロローグ」~「梓、出会いを拾う」(前半)までを収録
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-元孤児で公爵令嬢のセシリアは、辛い試練の末、百年に一度誕生する【金色の聖女】の力を得た。しかし大神殿の高官たちの秘術によって【白銀の聖女】である妹シャルネと力入れ替えられてしまった。それまでセシリアは妹や侍女たちに虐げられ、それでも愛されることに執着していたが、妹に力を奪われたことですべてに失望し自ら命を絶つのだった。 一方、幼い頃に孤児としてセシリアと共に過ごし、彼女に命を救われたレヴィンは紆余曲折を経て魔道具を扱う商家の当主になっていた。商人と公爵令嬢として再会した二人だったが、セシリアが受けるひどい仕打ちを知ったレヴィンが何度説得をしても、セシリアは家族の愛を妄信し、レヴィンからの救いの手を振り払う始末。レヴィンは魔道具商人として手に入れた知識を活かし悪魔召喚を成功させ、もし彼女が自ら命を絶つような事態になった場合、彼女を虐げた者たちに復讐しようと悪魔メフィストと契約を結ぶのだった。 そしてその時はやってきた。 ――貴方の力を奪い、死に追いやったあの愚かな偽の金色の聖女シャルネに制裁を。生きている事を後悔するほどの絶望と苦しみを―― 『どうだい?愛する人の身体を乗っ取って敵はとれそうかい?我が契約者レヴィン・ウォーカー』 悪魔メフィストは妖艶に微笑んだ。 これは悪魔に魂を売ったレヴィンが、愛した人――公爵令嬢セシリアとなって彼女を虐げていた者全てに容赦なく復讐を敢行していく物語。 書下しでは、セシリア、メフィスト、ディートヘルト達のその後を描いた特別編を追加。 『貴方に復讐(愛)を捧げましょう【分冊版】1』には『プロローグ』~『二章 欺きと策謀と』(前半)を収録
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5.0男爵令嬢のアリスは8歳になったある日、前世を思い出した。 前世では悪役令嬢転生モノが大好きだったアリスは、これは自分が悪役令嬢に転生した流れだとワクワクしながら鏡を覗くが、そこに映る自分は柔らかいピンクの髪にぱっちりとした瞳をもつ、どうみても愛らしいヒロインの顔立ちをしている。 キラキラしたものが大嫌いなアリスは、自分のヒロイン全開の容姿に絶望しながらも、前世の記憶を手掛かりにこの世界が前世で読んでいた悪役令嬢転生モノの小説で、自分が“『ざまぁ』されるヒロイン”に憑依したことを理解する。 このままでは数年後には、悪役令嬢を陥れたとして断罪されてしまう! 王子にも興味ないし原作には関わらないと決めた矢先、アリスは幼馴染であるが、原作ではセリフもなく詳しい描写が無かった脇役キャラであるセロと出会う。 全身真っ黒な服に身を包み、真っ白を通り越した青白い肌、長い前髪で常に無表情かつ濃い隈が残る死んだ魚のような目を隠しているという、アリスの好みドストライクな姿をしていた。 典型的な陰キャの彼に恋したアリスは、セロと迎えるハッピーエンドのために奔走し、立派なヤンデレに育ったセロとジメジメしたヤンデレライフを謳歌するのだった。 作者より 無口なヤンデレくんを書きたくてできたお話です。 ゴシック系闇落ちカップルなアリスとセロをよろしくお願いいたします。 『悪役令嬢モノのざまぁヒロインに憑依した私のヤンデレくんは今日も麗しい(1)』には「プロローグ テンプレ展開は恐ろしい」~「第五章 すれ違いは焦れったい」までを収録
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1.0侯爵令嬢のアリアは、自分の実妹と婚約者(公爵令息)がベッドで浮気をしている現場に遭遇してしまう。 生々しく絡み合っていた様子を見られたのに、婚約者は悪びれるどころか、アリアを「顔と胸だけが取り柄のマグロ女」だと罵った。 悔しくて思わず部屋を飛び出し泣きながら歩いていると、婚約者の弟のカイエンと会った。 普段から慕ってくれていていつでも優しくしてれるカイエンに慰められ、つい「マグロ女と言われたが、触られても痛いだけだった」と泣いていた理由をカイエンに打ち明けてしまう……。 「僕がっ、アリア嬢が、ま、……マグロなんかじゃないって証明してみせるから!」 幼い頃から将来の弟として仲良くしてきたカイエンにまさかの提案をされ戸惑う。 しかし、クズな婚約者への腹立ちや、もしかしたら私の身体がおかしいのではという不安と少しの好奇心からアリアは承諾してしまう。 いつもは俯きがちでおどおどしているカイエンの、甘いテクニックにすっかり蕩けてしまうアリア。 彼は兄とは違い、閨教育の授業を真面目に受け、先生からみっちり仕込まれていたそうで……。 婚約破棄する前に婚約者のプライドをへし折りたいアリアは、男を屈服させる方法を実践で教わることにしたが、カイエンの反応する様子に興奮してしまい……!? 作者より しつこいくらいの前戯が好き!男性がとことん攻められてるものが書きたい!という衝動を詰め込んだ作品です。 『公爵家の落ちこぼれ次男は死ぬほどセックスが上手い(1)』には「第一章 閨教育の賜物」~「第二章 初めての授業」(前半)までを収録
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-『悪役令嬢アンジェリカ』──推しだった『侯爵令息ギデオン』の義理の姉に転生するなんて、なんの冗談!? 前世で嵌まった乙女ゲームの世界でギデオン(推し)を撫でまわしたいけれど、アンジェリカは義弟である彼を虐める立場。でもやっぱりギデオンには幸せなエンドを迎えてほしい。そうだ、悪役令嬢をやり切って彼が傷つきすぎない程度に意地悪しよう! ゲームヒロインとギデオンの恋のフラグを折らない程度に。……そうして頑張ってきたのに、彼の様子がなんだかおかしい!? 「離れる気でいるんですか。僕から」──ハピエン目指して虐めてきたはずなのに、最推しギデオンが豹変!? 束縛執愛をあらわに迫ってきて……!?
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-公爵令嬢のコーデリアは、自国の第一王子ジェイクと結婚し王太子妃となった。 形だけの初夜を済ませ、愛情など微塵もない結婚生活がはじまった。 ジェイクとの接し方が分からず夫婦仲は冷えきっていたが、よき王太子妃であろうと国民の前では必死に仲睦まじい夫婦を演じていた。 嫌いなわけではないのに、うまくかみ合わないジェイクとの関係。 幸せそうな周りの夫婦を見るたびに、羨ましさが募っていくコーデリアだが、ある日、多忙な生活がたたり体調を崩し倒れてしまう。 目を覚ますと、自分に興味などないと思っていた夫ジェイクが手を握っていたのだった。 ようやく心を寄り添わせた二人は、お互いに恋心を募らせ、不器用ながら徐々に本当の夫婦になってゆく。 仲も深まり無事妊娠したコーデリア。 妊娠を知った友好国の第一王子がやって来て、病弱で死期が目前の彼の妻のために生まれてくる子どもを譲ってほしいと頼まれて――!? 当然そんな頼みは聞けないと激怒するジェイクだが、そのやり取りを知ったコーデリアは……? 不器用な王太子夫婦が織り成す、結婚から始まる切ない純愛ストーリー。 本作は『薄幸の乙女は孤独な侯爵と禁秘の契りを結ぶ』の世界の王太子夫婦のお話です。 『空虚な結婚~王太子夫婦は不器用に愛し合う~(1)』には「序章」~「第一章 空虚な結婚 すれ違う心」までを収録
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1.0公爵令嬢のアンナはデビュタントを2年後に控えた16歳。 ある日父から、王命だということで、10歳以上年上の王国史上最強の騎士団長と名高いヴィン・ハウンドとの婚約が決まったと告げられた。 初めての顔合わせに現れたヴィンは、身体も大きく、人を殺せそうなほど鋭い眼差しでじっとアンナを睨んできたのだ。 大人でも泣いてしまいそうなほどの恐ろしい表情のヴィンを見て、アンナは怖がるどころかなぜか胸をときめかせてしまう。 月に何度かの逢瀬を重ね、二人は順調に愛を育んでいく。 実は幼い頃にアンナと縁があったヴィンは、強面であるが非常にこじらせてしまっている人物だった。 アンナのことをひたすら溺愛し甘やかしてくるヴィンだが、アンナはこの婚約に思うところがあった……。 作者より 私が初めて書いた作品が電子書籍として、このたび発売されることになり、このコメントを記入している今でも信じられない気持ちでいっぱいです。 番外編も盛りだくさんのアンナちゃんとヴィン様の物語を楽しんでいただけたら嬉しいです! 『堅物絶倫騎士団長は婚約者を溺愛する(1)』には「プロローグ」~「騎士団長という男 一」までを収録
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-公爵令嬢アデリナ・フリーデルは、幼い頃にお茶会で出会った公爵家の嫡男ルドガー・ブライトナーに一目惚れし、父に泣きついて強引にルドガーと婚約した。 だが、卑怯な手を使ったことで婚約者になっても彼に冷たくあしらわれ、全く相手にされることはなかった。 それでもアデリナは諦めず、王立魔法学園に入学してからも、毎日のように彼につきまとい挨拶を続けていた。 しかし彼の隣には、常に男爵令嬢エリーゼ・クラッセンの姿があった。 愛らしいエリーゼに対するルドガーの態度は、アデリナに対するものとは全く違うもので、二人は恋人同士という噂まで出始める。 エリーゼに対し自分には決して見せない表情を向けるルドガーに、ついに身を引くことを決意する。 しかし、婚約解消を申し入れた途端、ルドガーの態度が豹変しはじめた! 彼の態度に戸惑うアデリナ、この婚約は一体どうなるのーー!? 『婚約者につきまとうのを止めたら逆に迫られ襲われました(1)』には「第一章 愛されていない婚約者」(前半)までを収録
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-「これは白い結婚になるからな。お前を抱くことはない」 「はあ? 私のことは絶対絶対絶対に抱いてもらいますから」 裕福な商家の娘であるローラは、恋人に浮気され、政略結婚した。 その夫となった伯爵家の若き当主オーウェンには他に愛する女性がいると、初夜にそう告げられた。 そもそも、傾きかけた貧乏伯爵家のために金を出し、望まない結婚まで受け入れたというのに、この男は何を言っているのだろう? もらいっぱなしなんて許さない! 「あなたが愛人を囲うというのなら、私は子供が欲しいわ。これでギブアンドテイクよ! 政略結婚の夫婦には我慢が必要なの、さあ営むわよ!」 初夜早々に落とされた爆弾発言に腹が立ったローラは、無理やりオーウェンを押し倒して――!? 子供が欲しいと言うローラの想いが通じたのか、それともローラとの行為がよっぽど気持ちよかったのか、意外にもオーウェンとの身体の関係は毎夜続いた。 どうでもいいと思っていた愛人の存在が徐々に気になりはじめたローラは……。 身体から始まったこの結婚、愛のない結婚なんて上手くいくはずがない!? 作者より こちらの作品をご覧になっていただきありがとうございます。 mokumokuと申します。 私は普通ならば当て馬や、モブであろう男性キャラが大好きなんです。 本来なら光が当たらず消えていくであろう彼らを私はこよなく愛しており、おまけに童貞早漏が大の好物なんですよ… 私の作品には正統派なイケメンやかっこいい男性は登場しませんし、登場してもヒーローにはなりません。 しかしどこか可愛らしく憎めない彼らと主人公の包み込むような優しさを感じていただいて少しでも読者様の心を打てたなら私は小説を書いていてよかったなあ…と心の底からそう思うのでございます。 『私たちの結婚には愛がないですよね?(1)』には「愛がないです 一」~「愛がないです 四」(前半)までを収録
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-「君だけを愛している。私と結婚してください」 「あの、誰かとお間違えでは? 私はあなたを存じあげません」 黒色の短髪に服をキッチリ着こなしている硬派そうな男性はゆっくりと跪いて、今まさに学園の卒業式を終えたばかりである伯爵令嬢リディアに大きな薔薇の花束を差し出した。 しかし、リディアは突然の求婚に驚きを隠せない。 ――だって、知らない人だ。 彼はリディアの返答に青ざめて、持っていた花束を地面に落とし、泣きそうな顔をしながら必死にリディアに訴えかけてきた。 彼の名前はイザーク・アンジェル。 リディアとは在学中に恋人関係にあったと言う。 その名前を聞いた途端に、胸がざわついた。 なぜならその名は、リディアが思い出したくない名前だったからだ。 イザークは公爵家の次男で、2年前に卒業した先輩である。 その時のイザークはご自慢の金髪を腰まで長く伸ばし、服装も派手でチャラチャラした細身の軟派な男で、何かにつけては地味で真面目なリディアにちょっかいをかけてきた『意地悪な先輩』だったのだ。 しかし目の前にいる彼は、何から何までリディアが記憶していたイザークとは違う。 それに彼が本当にイザークだとしても、恋人同士になった記憶などリディアにはない。 そのことをイザーク告げると、彼は血相を変えてリディアを心配し、記憶喪失に違いないと医者へ連れて行こうとする始末だ。 彼が嘘をついているようには見えず、自身の記憶を疑い出すリディアだったが、やはりそんな記憶は絶対にない。 忘れているのはリディアなのか? それともイザークが嘘をついてリディアを騙そうとしているのか? その真実は、彼女達が離れて過ごしていた2年間の中に――。 作者より 真面目で地味なヒロインが、自分の殻を徐々に破って成長していく話です。 昔虐められていた大嫌いなイザークに急に溺愛されて、戸惑い反発するリディアを楽しんでいただければ嬉しいです。 『あんなに愛し合っていたのを忘れたのか?と言われたけれど、あなたと付き合った記憶はありません(1)』には「一章 一 波乱の卒業式」~「一章 三 初恋」(前半)までを収録
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-伯爵令嬢のアレットは父親と継母と義姉から使用人のように扱われていた。唯一の味方だと思っていた幼馴染で片想いの相手でもあるポールは義姉と婚約してしまった。 アレットは深く傷つきながらも二人の婚約パーティに出席するのだが、そのパーティでは義姉がばらまいた嘘の噂を信じた令嬢たちがアレットを遠巻きで見ながら悪口を言っていた。追い打ちをかけるように義姉がまだお祝いの言葉をもらっていないと嘘を言えば、令嬢たちは義姉の味方をしてアレットを責めてくる。何を言っても誰にも信じてもらえないというストレスの極限に達してしまったアレットは、その日以来、声を出せなくなってしまったのだった。 そんなアレットのもとに、騎士団長を引退するシルヴァン・バダンテールと結婚せよという王命が届く。 シルヴァンは公爵家の当主であるが、年齢はアレットとは親子ほど離れた50歳。噂に聞くシルヴァンは年老いてもなお見る者の目を奪うほどの美貌を持つが、気難しく、これまでずっと独身を貫いてきた偏屈者だという。 しかし実際に会ったシルヴァンは、寡黙ながらも心優しい紳士だった。 「これまでよく頑張った。ここでは存分に甘えて生きなさい」 結婚式を挙げた日の夜、シルヴァンはアレットに温かな言葉をかけてくれた。その彼もまた心に深い傷を負っていることを知ったアレットは、彼を幸せにしようと誓う。 お互いを労わり合うアレットとシルヴァンの間には愛情が芽生え始めたものの、互いに相手の想いには気づいていないようで――。 これは、王命による結婚から始まるイケオジと虐げられ令嬢の両片思いの恋物語。 『心に傷を負ったイケオジ公爵は声を失った幸薄令嬢だけに甘い【分冊版】1』には『第一章 声を失った伯爵令嬢』~『第二章 公爵閣下との結婚』までを収録
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-一級鑑定士という資格を持つ、優秀な女性事務官のムスカリは王国騎士団本部の『物品管理課』の受付係として騎士たちをサポートしている。 ある時、騎士団員であり親友の美女マロニエが、ムスカリの意中の男性と二人でいるところを見てしまう。 美しい金髪のダイナマイトボディの美女マロニエと、男性を取り合って勝てるはずがない。 なにより、応援してくれていたはずの大親友に裏切られたことが失恋よりもショックのムスカリ。 その怒りを本人に伝えるが、マロニエはムスカリをその男から引き離そうと必死になり、話はどんどんおかしな方向に……。 「私はムスカリさえいればいいの」 そうマロニエに言われて動揺し、その場を逃げ出したムスカリだが、誰かにつけられていることに気付く。 ダッシュで帰るが家の前で見覚えのない長身でたくましい体躯の金髪の騎士から声をかけられた。 会ったことがないはずの目の前の美形の騎士が「ムスカリ」と名を呼びながら詰め寄ってくるので恐怖し、人を呼ぼうとしたとき――。 「ムスカリ、俺はマロニエだ!」 話によると、かつて皇太子の護衛時に魔術をかけられ、女の姿になってしまったらしい……!? ムスカリ×マロニエの二人の話のほか、個性豊かな物品管理課受付係の女性たちが、クセの強い絶倫執着系男子に溺愛される!? 全4カップルの異世界オフィスラブ! 作者より 私はこの作品シリーズを別名【異世界オフィスラブ】と呼んでいます。 騎士団本部を舞台に繰り広げられる軽快でちょっぴり切ないロマンス。 それぞれ癖のあるヒーローたちに翻弄され、どっぷり重ーく愛されるヒロインたちを、労っていただけると幸いです。 『マロニエの秘密 物品管理課受付係の恋人たちは絶倫執着系(1)』には「秘密のマロニエ様 親友の裏切り」~「哀しき女騎士~マロニエside~ 形勢逆転」までを収録
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-「姫! ずっとあなたを探しておりました」 丸山花音は、文具メーカーの支社に努める入社二年目の23歳。 趣味は走ること。 出勤途中、とんでもないイケメンを見かけた花音。 すると、その男は急に目の前に跪き花音を「姫」と呼び、花音の手の甲に口付けた!? 初めて会うはずのイケメンは、あきらかに花音との再会を喜んでおり、言葉遣いも言動もなにもかもがまるでファンタジーのキャラクターのよう。 混乱する花音が知り合いかと尋ねると――。 「お忘れですか? あなたの騎士です」 (よし、逃げよう!) 思わず会社に逃げ込んだ花音だが、あのやばいイケメンは視察にきたというグループ本社の御曹司・四葉春人だった。 偉い人で抵抗できるわけでもなく、何やらわからないうちに食事に連れ出されたので事情を聞けば、花音は前世では病弱な姫であり、春人は姫の護衛騎士だったという。 姫と騎士は想い合っていたが、騎士が戦に出ている間に姫は病気で亡くなってしまったのだそうだ。 春人は花音を「姫」と信じて疑わず、渋々デートに付き合ううちに徐々に春人に惹かれていく花音だが、春人が好きなのはあくまで花音でなく「姫」であって……。 複雑な感情に、恋愛初心者の花音は頭を悩ませる。 時を超えたラブストーリーの行方は……!? 作者より 大好きな騎士と姫のお話で、現代からの異世界転生ではなく現代に転生したらどうなるかを書いてみました。 前世に振り回されつつも乗り越える二人をぜひ応援してあげてください。 『その求婚間違いです!~御曹司が姫と呼んで跪いてくるんですが!?~(1)』には「一章 突然、跪くイケメン」~「二章 プロポーズ」(前半)までを収録
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-メリューナは、とても美しい容姿をもつサキュバスだ。 ただし、いつもとてつもないドジを踏んでしまうので誘惑に成功したことは一度もない。 メリューナはサキュバスとして極めて劣等生なのだ。 ある夜、メリューナは王宮に忍び込み、王太子を狙って夜這いをかける。 うまく部屋へ潜り込むことに成功しベッドへ歩み寄ると、そこには黒髪の凛々しい男性が寝ていた。 さっそく夜這いを始めようとするが、またしてもドジを踏んで男性を起こしてしまう。 なんと彼は王太子ではなく、騎士団長のグライフだった。正直に事情を説明すると、彼は精気を与えてくれるという。 喜んで精気をもらったメリューナだったが、なぜか魔力が消えて魔界へ帰れなくなってしまう。 劣等生のサキュバスは王宮グライフ付きのメイドとして働きながら、魔界に戻れる日を待つことになる……。 作者より この度はお手に取っていただき、ありがとうございます。 劣等生サキュバスと、ちょっと皮肉屋な騎士団長の、ときにラブコメ、ときに胸キュンな恋をお楽しみいただければ幸いです。 『劣等生でも立派なサキュバスになれますか!?~騎士団長の誘惑指導~(1)』には「美しきサキュバスと王宮の夜」~「メイドの初仕事」までを収録
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-流行り病で一家全滅し、唯一生き残ったエヴリーヌは神殿で下働きをしていた。 そんな中、神殿に寄付をしている侯爵のランベールが彼女を引き取りたいと申し出てきた。 てっきり貴族邸でメイドだと思っていたエヴリーヌだったが、ランベールが申し出たのは、彼女を妻にしたいという申し手だったのだ。 お飾りの妻だったら他にもいい人がいるのでは? 白い結婚を続け、ランベールに愛でられながらも途方に暮れるエヴリーヌ。 だんだんそれだけで満足できなくなった自分は欲張りですか?
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-「私を振ったこと、いつか絶対に後悔すると思います……っ」 和田絵瑠が学生時代に告白し玉砕した初恋相手は、江崎製菓の御曹司、江崎琉人。いつも冷静で完璧な彼は当然のことながら、絵瑠を振ったことを後悔するはずもない。と思っていたのに、八年後、しがないOLをしていた絵瑠の前に江崎製菓の副社長となった彼が現れた。 「俺は何度もあの日のことを後悔した」 そんな言葉と共に恋人になってほしいと言ってくる琉人に一度は断るが、本気であることを見極めてほしいと、お試しで恋人になることを提案し、絵瑠はそれを受け入れた。 そして絵瑠は知ることとなる。 普段はクールで口数の少ない琉人は、二人きりでデートした時だけは、赤く頬を染めて上目遣いに絵瑠をねだる、見境なしの情欲魔になると……。 (これ、お試しの恋人なんじゃないの!?本番、普通にしちゃってますけど!) 「こんな情欲魔、最後まで相手にできる?」 変貌した琉人の溺愛に絵瑠は翻弄されていく──! 『初恋の御曹司からの恋情は欲しいまま―二人きりになると、彼は豹変する―【分冊版】1』には『プロローグ 最後まで相手にできる?』~『第二章 江崎琉人は豹変する』(前半)までを収録
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-公爵令嬢マーリアは国王ヨアヒムの婚約者として、王妃になる予定だった。 しかし隣国との同盟のためにその国の姫を迎え入れることになり、マーリアと国王の婚約は解消された。 だが、今まで争ってきた隣国の姫を王妃とすることに国内から反対の声が上がり、国内貴族との結びつきを強めるため、マーリアは元婚約者(国王)の弟であるレオンハルトと結婚するよう命じられる。 幼い頃、魔獣に襲われたマーリアをレオンハルトが助けてくれた時から何かと無鉄砲なレオンハルトに世話を焼いており、まるで姉弟のような関係を築いていたため、レオンハルトと一緒になることに戸惑うが、二人の距離は徐々に近づいていった。 そんなある日、人を襲う魔獣について調べるため視察に訪れた泉で、聖獣と呼ばれる獣に出会う。 狼によく似た白く美しい獣は、レオンハルトこそが王にふさわしい存在だと言って力を与えようとするーー。 作者より ヒロイン、ヒーロー、どちらも自分の置かれた立場をよく理解し、自分の気持ちは後回しにする性格です。 特にヒーローはその傾向が強く、ヒロインをやきもきさせます。 そんな彼がヒロインの婚約者となりどう変わっていくか…お楽しみいただければ幸いです。 『王弟殿下の婚約者になりました~獅子と狼に挟まれて大変です~(1)』には「プロローグ」~「第二章 第二王子の婚約者」までを収録
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-王都の下町で、小さいながらも人気があるマフィン屋を営んでいるウーシアは怒り狂っていた。 彼女の夫は幼い頃から一緒に育った相手で今はしがない冒険者をしているが稼ぎは少なく、ほとんどウーシアが養っている状態だった。 それなのにある日、久しぶりに夫が帰ってきたと思ったら、女を連れてきたのだ。 どうやら冒険稼業中に浮気した相手らしく、しかも夫の子供を妊娠しているという。 話を聞き、その子に責任を持てと離婚を切り出したウーシアだが、なぜか夫は離婚をしたくないと言い出す始末。 夫と相手の女を家から追い出し、荷物を放り投げ、すぐさま弁護士を立てたがなかなか応じてくれない。 将来的への不安もあるため、副業として自宅の庭に立つ離れを賃貸として貸し出すことにした。 そこで知り合いから入居希望者として、騎士のルーカスを紹介される。 若くて容姿もよく、将来有望の実力を兼ね備えているその騎士を断ろうとしたが、彼には二歳になる娘・アンナがおり、どうやら一人で娘を育てていて大変らしい。 なにやら訳アリで苦労しているというルーカスとアンナに、ウーシアは離れを貸すことを決めた。 そして生来の面倒見の良さからと何かと世話を焼いてしまい、アンナにとても懐かれてしまい……。 作者より 夫の裏切りに遭いながらも強く逞しくマフィン屋を営み生きているヒロイン。 彼女が周りの温かい人たちに見守られ、そして新たな出会いをし、幸せになる物語です。 『夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く(1)』には「プロローグ 夫に裏切られた妻は今日も美味しいマフィンを焼く」~「第八話 決別の言葉」までを収録
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-セックスをするのは、嫌いじゃない。 きっと、本当は好き。 ただ、空しくなるのが、嫌いなんだ。 ****** 好きな人としていたはずなのに、どうして私は空しくなるんだろう。 好きな人といるはずなのに、どうして私は行動に理由付けをしてしまうんだろう。 好きな人と付き合っているはずなのに、どうして私は自分を好きじゃなくなるんだろう。 ──だからきっと、私は既婚者なのかも、年齢もしらないあの人が好きになった。 ただあの目で見つめられて、あの指で触れられて、肌を重ねたかった。 そして、実際に見つめられて、触れられて、肌を重ねた。 でも、……後悔なんてしてない。
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-バーンスタイン公爵家の一人娘であるイリスは、十歳のある朝、気付いたことにショックを受けていた。 「真面目だけが取り得なアラサー女子が悪役令嬢イリス・バーンスタインに転生するなんて……」 どうやら乙女ゲームの世界に転生してしまったようだ。 しかも序盤までしかプレイできなかった乙女ゲームに。 しかもイリスとして生きてきた記憶がない。 侍女に話を聞こうとするも、これまでの侍女に対する扱いがあまりにも酷かったようでみんな怯えてしまっている。 そんな状態なのに、半年後には二つ年上である王太子アルフレッドとのお見合いが控えているという。 イリスの父であるバーンスタイン公爵は、娘の記憶喪失は伏せたまま参加させる意向で、完全に逃げ場がなくなってしまった。 不安でいっぱいになりながらもお見合いに挑むイリスだったが、紳士的に迎えてくれたアルフレッドのおかげで気持ちが楽に。 そして、自身の緊張が解けていくにつれてアルフレッドの体調が優れないことを察するのであった。 イリスは前世の記憶からいろいろとアドバイスをすると、それを実践したアルフレッドの体調はみるみる回復した。 アルフレッドは調査をしていたため、イリスが評判通りの性格だということを知っていたが、どうも様子が違うイリスに興味を持つーー。 悪役令嬢としてのバッドエンドを回避しつつ、アルフレッドとの婚約も回避して平穏な生活を送りたかったのだが、原作通りアルフレッドの婚約者になってしまうイリス。 監禁、追跡魔法も合法的に鮮やかに行ってしまうヤンデレ王太子から、真面目な悪役令嬢は逃げられない!? 作者より ヤンデレ好きの私が、自分好みのヤンデレを思いのままに書いた作品です。 ヤンデレ好きな方もそうでない方も、少しでもヤンデレの魅力を感じていただけましたら大変嬉しく思います。 『真面目な悪役令嬢はヤンデレから逃げられない(1)』には「第一章 転生」~「第五章 婚約と初めてのお友達」(前半)までを収録
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-「お前は誰だ?」 目が覚めた旦那様のフレデリックが訝しげな目をしながらミラルーナを頭のてっぺんからつま先まで眺め回すように見ていた。 とある事情で出会った公爵令息フレデリックから、出会ったその場で求婚された。 なんだかんだと言いくるめられフレデリックの押しの強さに負けて結婚したミラルーナだが、結婚してからもフレデリックにひたすら毎日甘く愛される新婚生活を送っていたはずだったーー。 貧乏な男爵家の令嬢ミラルーナは、世間に必死に隠してきたが「魅了」の魔力を持っていた。 ある日、それを知った公爵令嬢のリンゼイに、魔法のことも黙っているし借金も返してあげる代わりに婚約者を魅了して婚約破棄させるよう手助けしてほしいと依頼される。 しぶしぶ了承し、リンゼイとともにいざターゲットの公爵令息フレデリックと会うやいなやいきなり彼に求婚された。 魔法のせいだと思っているミラルーナだが、そうではないらしい……。 流されるまま、溺愛される結婚生活を過ごしていたはずだったが、ある日フレデリックが魔物の討伐で重傷を負い意識不明になってしまう。 目が覚めて安心したのもつかの間、フレデリックはなぜかミラルーナのことだけわからない。 そう、記憶喪失になっていた……。 作者より この作品は、私が初めて書いた長編のTL作品です。 最初は勢いで結婚することになった二人が色々な困難に直面し、絆を深めながら本当の夫婦になっていく……というお話を書きたいと思いました。 不慣れな部分も多いですが、楽しく読んでいただけると嬉しいです。 『熱烈求婚してきた旦那様は私のことだけお忘れのようです(1)』には「プロローグ」~「三章」(前半)までを収録
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-「大丈夫、僕は死なないよ」 35歳の主婦・華乃(かの)は青春のひとときを思い出していた。幼い頃から病弱で、17歳からは祖父の家で療養生活を送るようになった華乃。そこで出会った儚げな青年・陽一(よういち)に華乃は惹かれていった。恋を自覚した途端、陽一を意識しすぎてろくに口もきけなくなる華乃であったがある日急に二人の距離は縮まってゆき……!?
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-十八歳になり独り立ちしたばかりの新人魔女であるティナ。 彼女の目の前には、ぐったりとして荒い息を吐いている聖騎士アルベルトがいた。 アルベルトの赤らんだ頬には隠し切れない情欲が滲んでいるというのに、まるで親の仇を見るような鋭い瞳でティナのことを睨みつけている。 まさに今、魔女の手によって望まぬ『欲の発散』をされようとしているのだから無理はないのだろう。 「くそ、っやめろ……この魔女が……」 「はいはい、おっしゃるとおり魔女ですよ。とりあえず一旦出しちゃいましょ」 そもそも魔女と聖騎士はお互いに相容れぬ存在なのだが、この状況に陥ったのにはある事情があった。 ティナが住む国の王女が、隣国の王子に媚薬を盛ろうと画策したことが全ての発端なのだ。 良識のあるティナは媚薬の調合依頼を断ったのだが、王子の行く末が心配になって夜会に忍び込んだ。 しかし、聖騎士であるアルベルトは魔女の気配を察知し、不法侵入者であるティナのことを捕えようと動いた。 事情を話しても信じてもらえなかったティナだが、王子に危機が迫っていることだけは伝えることができ、アルベルトは怪しい動きをしていた侍女を見つけ、見事にその危機を救ったのだが……。 その結果、媚薬はアルベルトにぶっかけられてしまったのだ。 事情聴取のため客間に連れて行かれたティアだったのだが、自身の身の潔白を証明するためにアルベルトの『欲の発散』を手伝うことを提案する。 聖騎士は強い魔力を持っているから、魔女であるティナにもメリットがあるとのこと。 そうしてティナはアルベルトの性欲を発散させるのだが、いつの間にか立場が逆転して……? 成り行きで聖騎士に手を出してしまった魔女は、本来魔女が知る事のないとされる愛を知ることになる――。 作者より 身体の関係から始まったふたりが少しずつ互いに惹かれていく、そんな話が書きたくて完成させたお話です。 身分も立場も価値観も違うティナとアルベルトの心境が、お互いのことを知っていくことによって少しずつ変化していくさまを楽しんでいただければ幸いです。 『成り行きで聖騎士に手を出した魔女が愛を知るまで(1)』には「そもそものきっかけ」~「ドルートでの生活と二度目の行為」までを収録
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-子爵令嬢アビゲイルは、なぜかドM男性に好かれる体質を持っていた。 十七歳になり、いくつかの縁談を持ちかけられたアビゲイルはある男性とお見合いをしたのだが、彼はアビゲイルの塩対応に興奮し、痙攣しながらズボンの前を濡らしたのだ。 その光景を目の当たりにしてドン引きしてしまったアビゲイルであったが、それからというものどこから噂が広がったのか下僕希望の男性が近寄ってくるようになってしまった。 そんな生活が続いたせいですっかり変態に慣れ始めていたアビゲイルだったが、あと三カ月で成人となる十八歳の誕生日を迎える。 婚約者探しも佳境になり大規模な夜会に参加したのだが、化粧室に向かう途中に弾力と固さを感じるモノを踏んだ。 恐る恐る足を退けると、悶絶し床に転がっているのは、国中の誰もが知っている人物の第二騎士団副団長のウィリアムだった。 彼は二年前に国を揺るがせるクーデターをおさめた英雄であり、ブルックス公爵家の次期公爵だ。 アビゲイルはすぐに謝罪をしたのだが、当のウィリアムは踏まれたことに興奮し、顔を赤く上気させている。 まさか国の英雄がドMだとは夢にも思わなかったアビゲイルは、逃げるように夜会から去ろうとしたのだが、ウィリアムはそんな彼女を逃がさなかった。 そうして公爵家に迎えられることになったアビゲイルだったが、持ち前のポテンシャルの高さで妻としての責務を果たしていく。 その中には当然閨事も含まれるのだが、この二人の閨は一般的なものとは一味違って……? ドMに好かれるS令嬢と、ドMだけど時にSな一面を見せる冷酷無慈悲な副騎士団長のせめぎ合いな夜が始まる――!? 作者より 貴族令嬢としては背も体格も才能も、すべてが規格外なアビゲイル。高位貴族として生まれながら、騎士の道を選び、冷酷無慈悲と恐れられるウィリアム。 彼女を見守る優しい家族の深い愛情や、踏まれたい彼のちょっと拗らせた愛情表現、時にすれ違っても、母より贈られた「人として愛し、愛されることを考えなさい」という言葉を胸に、まっすぐにぶつかっていくふたりのエピソードを、笑って読んでいただけると嬉しいです。 『冷徹無慈悲な副騎士団長は最愛の妻に罵られ踏まれたい(1)』には「第一章 マッチョな騎士様を躾けます!? 1 年始めの夜会 二月一日」~「幕間 二月某日 紛糾する議会」(前半)までを収録
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-四大貴族カノンティール家のエーフィリナは、眉目秀麗で学業優秀の完璧なお嬢様。 常に大貴族としての仮面を張りつけているエーフィリナは、何事にも無関心な人間だった。 しかし、そんな彼女にも幼い頃から一つだけ強く興味を持っていることがある。 それは、男性の上に“またがりたい”という少し変わった性への興味だった。 ある日友人に誘われ怪しげなクラブへ行くことに。 いやらしい衣装に着替え、仮面をつけて拘束された男の中からお気に入りを選ぶ……。 初めての経験と異様な雰囲気に戸惑うエーフィリナだったが、好奇心には勝てず初めて男性の上にまたがってしまい、どんどんいやらしい気持ちに――。 そんな秘密の出来事の直後のこと。 エーフィリナは王命により政略結婚を通告され、同じく四大貴族であるオーランド家当主のレイドローグに嫁ぐことになる。 貴族令嬢として淡々と受け入れたが、顔合わせ早々にレイドローグから「子作りがしたい」と求められてしまう。 覚悟を決めていたエーフィリナはそれを了承するが、レイドローグに一つだけ条件を出した。 「主導権は私です」 エーフィリナが主導権を握るはずが、巧みに篭絡してくるレイドローグに翻弄されっぱなし……!? 作者より 攻めたいのに攻めきれないヒロインと、そんなヒロインを溺愛するヒーローの攻防戦です。 トラブルを乗り越えて、次第に表情豊かに大胆になっていく二人をぜひお楽しみください! 『お嬢様はまたがりたい(1)』には「一章 お嬢様は、イケナイことをする」を収録
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-「やっと見つけた……! 迎えに来たよ!僕のフィアンセ」 陽菜がマッチングアプリでイケメン男性と会っている最中、突然そんな言葉とともにイケメンが現れた。彼はルイと名乗り、美しいブロンドの髪にブルーの瞳、すらりとした長身で日本語がペラペラだけれど明らかに日本人ではない陽菜の好みど真ん中のイケメンだった。 強引に手を引かれるがままついていき、ひょんなことから両親と住む陽菜の自宅に招くことになったが、両親はルイのことをなぜか知っていて、結婚の承諾をされてしまった。 初対面の人といきなり結婚なんてできるわけがない!でもこんなイケメンを逃したら次いつ会えるのか……。そう思った陽菜はひとまず一緒に暮らしてみることに。 そこから始まった、甘々な同棲生活。 ルイの想いがだだ漏れの至れり尽くせりの生活で、さらには胃袋もつかまれてしまった陽菜。 そして――、まさか職場も一緒!? 国際結婚&職場恋愛――イケメン王子様パイロットと恋愛運がないキャビンアテンダントの恋のお話。 『世界で有名なパイロットに見つかった結果、ひとすじの恋から極上の結婚がもたらされました。【分冊版】1』には冒頭~『第二章 極上の愛を捧げます』(前半)までを収録
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-しがない中流貴族の令嬢シェイラ・クラークは、人目を惹く容姿でありながら社交界で遠巻きにされていた。 その原因は二つ。『ゴーストが視える体質』と幼馴染の婚約者から『婚約破棄』されたこと。 父親同士の約束で幼い頃から婚約していたシェイラだったが、婚約者が名家のご令嬢に一目ぼれされたことをきっかけに、婚約破棄された。 とはいえ兄弟以上の感情を抱いていなかったシェイラは特に落ち込むことはなかったが、妹を慰めるために兄が王立劇場で話題の舞台に観劇に連れていってくれた。 その観劇の最中に、客席の上に「怪人」が現れ、舞台に照明が落下する事故が起こった。 翌日、突然クラーク家を訪ねてきたのは、華やかな容姿に似つかわしくない気配をまとっている「魅惑の鬼隊長」と呼ばれているラウルだった。 用件は捜査協力依頼だった。 そうして捜査に協力することになったシェイラだが、『鬼隊長』と恐れられるラウルが、ゴーストが苦手だということを知ってしまい……? ゴースト騒動をきっかけに急接近するツンデレ霊感令嬢とエリート軍人の、ラブコメ×オカルトミステリ! 作者より ヒーローはだんだん可愛くなり、ヒロインはどんどんカッコよくなるラブコメです! 完璧(かと思いきや?)なイケメンヒーローとツンデレなヒロインのじれじれラブストーリーと、ゴースト騒動を解決するために走り回る二人の活躍をぜひご覧ください。 『魅惑の鬼隊長は、ゴーストがお嫌い。(1)』には「プロローグ」~「鬼神隊の鬼隊長」(前半)までを収録
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-大手レコード会社に勤めるOL・雨宮陽子は、突然の母の再婚により二人の義弟ができた。 さらに母親と義父となる再婚相手が海外赴任することになり、陽子は義弟たちの面倒を見るために、義弟である瞬と涼の二人と共に暮らすことになってしまった。 義弟となった二人の、兄の瞬くんは口は悪いがモテメンな陽キャで、その二つ年下の涼くんは頭も良くて甘え上手な可愛らしい子。 二人とも生意気ながらも素直な良い子で、紆余曲折ありつつもなんやかんやと三人仲良く過ごしていた。 ところがある時から、瞬が陽子に対して迫ってくるように。 モテ男の瞬くん、なにやら義姉に対して何か思うところがあるようで、ある日キスされた――。 義姉に対する執着を日に日に増幅させる瞬くんと、義弟の激重な思いをオトナ的にあしらおうと頑張る陽子さん、優しく見守る涼くんのお話。 作者より 年上ヒロインのこじらせた思いと年下ヒーローのガツガツした愛情によってじれじれするお話が大好きです。 当初は口の悪いヒーローを書きたかったのに、気が付けば登場人物みんな口が悪くなってしまいました。 喋り出すと止まらないヒロインですが、愛し愛されることでどんどん可愛くなっていきます。 書き下ろし番外編もありますので、お楽しみいただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。 『瞬くんはお義姉さんを溺愛したい(1)』には「一 陽子さんは翼がほしい」~「六 瞬くんは喧嘩をする」までを収録
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-『人気絶頂の女優、人気ファンタジー小説の実写映画の撮影中に事故で亡くなる』 孤児として聖堂の掃除をしていたシスター見習いのシャルナは、突如として自分が別の世界で”女優”として過ごしていた記憶があふれ出してきた。 そして、この世界が主演として撮影していた映画の原作小説の世界と瓜二つであることや、原作の聖女より自分のほうが力があることに気がついた。 しかし、原作にはシャルナというキャラはいなかったはずで……つまり自分は”モブキャラ”である。 「これで、これで自由に恋愛ができるわ!」 幼い頃から芸能人として生きてきた優香は、この世界では絶対にステキな彼氏をGETして憧れていたあれやこれをしたい。 そう思っているからこそ、禁欲なシスターや聖女になんてなりたくないっ! 原作では断罪されてしまう悪役令嬢クリスチーネを演じていたシャルナは、彼女を他人には思えない。 クリスチーネの運命を救うことも目標の一つとすることを決意したのだった。 そうして前世で女優だった経験を活かし、クリスチーネや彼女の兄であるアルフレッドを助け、奮闘する。 演技力があるシャルナだが、恋愛初心者。 いつのまにやらアルフレッドからのアプローチにドキドキし、原作とは物語が大きく変わっていく……。 作者より 聖力があっても聖女になりたくないシャルナが、クリスチーネが悪役になるのを阻止して、願望達成にまい進します。 クリスチーネもシャルナを大事にして、お互いを思いやりながら、好きな人に巡り合い、幸せを見つけます。 『悪役令嬢が配役ミスの聖女になりました(1)』には「シャルナは自由恋愛がしたい」~「王立学院の初日」までを収録
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-伯爵令嬢であるリーゼロッテは両親が作った借財が原因で、あと一年で卒業というタイミングで留学先から呼び戻されることに。 そうして実家に帰ると、たった今婚約先が決まったと母から伝えられるリーゼロッテだったが、その婚約者というのが幼馴染であり、最も苦手としていた公爵家の嫡男フロストであった。 フロストは月白色の麗しい髪に恐ろしいほどに整った顔をしていて、一見温厚そうに見えるが昔からリーゼロッテに会うたびに意地悪をするのである。 婚約を条件に実家の借財を肩代わりしてくれる政略結婚でもあり、五年振りに再会し婚約者となったフロストに歩み寄ろうとするリーゼロッテだったが、昔よりエスカレートしている彼からの淫らな悪戯に傷つくことに……。 両親に相談をするも、非難の声を浴びせられたリーゼロッテは悲しさのあまり屋敷を飛び出してしまうのだった。 一人で生きていくために働き口を探していたリーゼロッテは、偶然求人を見かけた魔道具店の採用テストを受けることに。 使い手の少ない光属性の魔法が使えるリーゼロッテは無事に合格し、住み込みで働かせてもらえることになった。 そうして日々の仕事をこなしていく中で、しがない魔術師の青年スノウに出会う。 不器用ながらも心優しい彼にリーゼロッテは心惹かれていき、やがて二人は愛し合うようになるのだが、スノウはよく知っている意地悪な幼馴染みにどこか似ていて……。 実は、スノウの正体は魔道具で姿を変えたフロストだったのだ。 愛情表現の仕方が分からない不器用なフロストは、幼馴染への贖罪の念から正体を隠してリーゼロッテに接触していたのだが、その真実を知らないリーゼロッテは罪悪感を覚えながら秘匿の恋に苛まれていく――。 作者より この度はこちらの作品に興味を持っていただき、ありがとうございます。 不器用で捻くれたヒーローと逃避癖のあるヒロインが、奇妙な三角関係(実際には三角関係ではない)に悩みお互いに心を開いていくお話になっています。ぜひお気に召していただければ幸いでございます。 『不遇な令嬢はエリート魔術師の重すぎる愛に気がつかない(1)』には「この世で一番、嫌いな幼馴染み」~「伯爵令嬢家出する」までを収録
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-「首を刎ねよ」 公爵令嬢レティシアの婚約者――リュシアン王太子は彼女が冤罪と知りつつ冷たい声で死の宣告を下した。 愛する人の手によって刑が執行され18歳で生を終えたレティシアだったが、気が付いたらなぜか6歳まで時を遡っていた。 信じられない気持ちでいたが、現実が記憶の通りに動き始め、レティシアは今度こそ家族と生きていきたいと強く願った。 しかし、かつての婚約者であるリュシアン王太子が現れ、殺された時の生々しい記憶が蘇る。 彼から向けられる言葉は記憶の中のものと同じで、過去と同じ結果にならないように必死であがくレティシア。カオス神からの加護で過去に戻ったことに気が付き、お礼を言うためにカオスの主神殿へお祈りに向かった。しかしまだ婚約関係でないリュシアン王太子がそこにも現れ、レティシアは恐怖に震え、取り乱してしまう。そんなレティシアを優しく包んでくれたのは全知全能の神カオスだった。 「今夜会いに行くから待っていて」 その言葉通りレティシアのもとへやってきたカオスが告げた内容は驚くべきもので――。 過去の恐怖と戦いながら優しくあろうとする巻き戻り令嬢レティシアと、全能であるが故の苦悩を抱えたカオス神による、神話のような純愛物語。 書き下ろしは、特別編としてレティとカオスの子ニュクスの小さな冒険、神獣ティアとラファエルの後日談を収録。 好奇心旺盛なニュクスは、神々の騒動に首を突っ込んでしまう。母レティに叱られる前に騒動を収められるのか? 『今度こそ幸せを掴みます!~冤罪で殺された私は神様の深い愛に溺れる~【分冊版】1』には『プロローグ』~『第一章 また私を殺しにきたの?』までを収録
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-ある日、好きだったラノベの登場人物に転生してしまったことに気付く小鳥遊二菜。 ラノベのヒロインであり天才的な魔法の使い手である姉と比較され続け、不運体質の二菜は姉絡みの事故や事件に巻き込まれる日々を送っていた。これ以上の危険を回避するという目的と「推しの顔を見たい!」という私欲で、ラノベ本編と違うルート――男主人公のライバルが通う学校への進学を決める。 ようやく姉から離れて普通の学園生活が送れるはずだったが、ある日推しである生徒会副会長の八神終夜に声を掛けられ、生徒会長と共に二菜を半ば強引に生徒会に勧誘してきたのだ。どうやら二菜が中学の時に作成した魔道具に関する研究資料を見た上での勧誘らしい。入学したばかりだからと一度は断ったものの、生徒会メンバーを集めているという生徒会長に「逃がすつもりはない」と言われ、終夜からは美しい顔を近づけられ……。 「協力……してくれるよね?」 「喜んで!!」 二菜は反射的に返事をしてしまったのである。 推しを遠くから見れるだけでラッキーと思っていた二菜だが、終夜との接点が多くなったことで二人は強い絆を結んでいくことになる。 これは、命に関わるほど不運な少女と人間味の薄いヤンデレ気味な美貌の青年が織りなす、一途だけど恋と呼ぶには重いお話。 書き下ろしでは、二菜と終夜、勇樹と一花の「その後」を描いた特別編を追加。やっと訪れた平穏を享受する二菜、そして今までの対価を払う一花。二人はこの先をどう受け入れ、歩むのか……? 『転生したらラノベヒロインの妹だったので推しの顔を見にライバル校へ行きます。【分冊版】1』には『第一章』~『第一章』(前半)までを収録
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-「その顔、かわいいと思うぜ、オレは」 (……今、オレ、完全に無意識だった! 無意識で、かわいいとか口に出してた!) アーヴィ族であるリトゥスは、亡くなった兄の代わりに幼いころから男の格好をして生きてきた。 正義感が高く、品行方正で剣術も強かったリトゥスは、里長の嫡男であり幼馴染のラルゴにひそかに恋をしていたが、ラルゴはリトゥスを男だと思って妬んでいた。 ある日、卑劣な事件が起き、里に入れなくなったリトゥスは旅に出た。 自分の今後を知ろうと、行商人に聞いたイケメンで女ったらしだけど凄腕だと有名な占い師ヴァルエルスを訪ねた。 確かにイケメンで、だけど常に借金取りに追われている彼の用心棒として住み込みで働くことになり、二人の距離は近づいていくが、ヴァルエルスはリトゥスが女の子だと気づかない。 経験豊富でいつも美女と戯れているヴァルエルスにとって、自身の心を掻き乱している相手が”男”であると悩みだす……。 一つ屋根の下で共に暮らすことになった二人、長年兄の影を追って生きてきて自身の性別を正直に打ち明けられないリトゥスと、そんな彼女に心を掻き乱される遊び人のヴァルエルスの生活が始まる!? 作者より 恋に破れた自分に自信のない女の子と、恋をしたことがない自分に自信があり過ぎる青年の、じれじれラブストーリーです。 イケイケなくせに意外にピュアなヴァルさんと、天然たらしなリトゥスの物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。 『経験豊富な占い師♂は実は不器用で照れ屋でした(1)』には「プロローグ」~「二章 占い師の用心棒」(前半)までを収録
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5.0やりがいのない仕事に四年付き合った恋人の浮気。悪い出来事が重なり落ち込んでいたシロは、酔っぱらった夜に突然異世界へ転移する。 行き倒れていたシロを拾ったのは、王都一と言われるテーラーを営む服飾師のダリウス・ファブレ。 行くところのないシロはダリウスの店に居候させてもらうことになる。生活能力もコミュニケーション力も破綻した仕事人間のダリウスに戸惑いながらも、徐々に新しい世界に慣れていく。 気づけばダリウスを意識してしまっていて……⁉ 新しい恋は怖いはずなのに、それでも惹かれてしまう。 一方のダリウスは、うっかりシロを拾ってしまったことを初めは後悔するが。しかし、人嫌いだったはずの自分がいつの間にかシロとの生活に居心地のよさを感じるようになる。それは次第に強い独占欲へと変わっていき――。 恋愛に仕事、身ひとつで来たこの異世界で、今度こそ幸せになれるよう、やり直しの人生を! 『天才服飾師の過度な執着は全身にまとわりつく!(1)』には第1章~第8章までを収録
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-由緒ある伯爵家だが、お金がまったくない貧乏貴族令嬢のアンネリカ。 富と名声はあるが、新興貴族の男爵家三男にすぎない騎士団長のルイス。 二人はお互いの家柄とお金を目当てに結婚した。 お金さえあれば問題はない。と、アンネリカは相手の見た目も中身もなにひとつ知らぬまま結婚を決めたが、結婚式当日、初めて会った夫は予想外に絶世の美男子だった。 これほどの美貌ならば相手など選び放題だっただろうに、それほど家柄が欲しかったのだろうかと思ったアンネリカだが、迎えた初夜で自分が望まれた本当の理由を知る。 ルイスは外見と功績に反して、女性の胸ひとつ揉めないヘタレの童貞だったのだ。 妻にすべて任せてやり過ごそうとしていたらしいが、アンネリカも男女の経験などあるわけがない。 当然ながら二人の初夜は散々なものとなり失敗した。 この日から童貞と処女による、初夜達成を目指す前途多難な夫婦生活が始まるのだった。 ひたすら突き進む鋼のメンタル妻と、プライドだけは山のように高い夫のドタバタ性活! 作者より 容姿端麗・文武両道の男性でも初めては緊張するし失敗だってするのでは?と思い書き始めた作品です。 大失敗するルイスと、へこたれないアンネリカ夫妻を楽しんでいただけたら嬉しいです。 『お金目当ての令嬢が結婚した美貌の騎士が実は童貞ヘタレでした(1)』には「プロローグ」~「第二夜」(前半)までを収録
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-なんの変哲もない女子高生だった鈴宮涼夏は、学校の帰り道に、突如アスファルトに空いた黒い穴に吸いこまれた。 突然のことに何もわからないまま、穴から出た先で、狂ったように笑う男に首を切られてしまう。 それでも不思議なことに涼夏は生きていた。 意識を失い道端に打ち捨てられていたところを、氷魔法を扱う騎士・エヴラールに保護される。 目覚めた涼夏は襲われた恐怖と、首がない感覚にパニックになるが、なぜかエヴラールの声だけは聞こえて、なだめられる。 エヴラール曰く、どうやら涼夏は異世界に召喚されたらしい。 この世界に召喚されたものは、他社から魔力を供給される必要があり、魔力過剰症に悩むエヴラールが涼夏と契約を結んだために、お互いの心の声が聞こえるようになったという。 さらに涼夏の首には魔術がかかっていて、それが離れた頭とつながっているおかげで死ななかったようだ。 この世界では最近、目と髪の色が同じ『同色持ち』と呼ばれる女性が殺され、頭を持ち去られる事件が続いており、エヴラールはその調査をしていた。 黒髪黒目の涼夏も今回の事件の被害者で、唯一の生き証人として犯人を捜すことにしたが――。 異世界から召喚された首なし少女と、壮絶な美貌をもちながら膨大すぎる魔力に悩まされる氷の騎士。 顔が見えなくても甘々いちゃいちゃな二人が、すれ違いながらも恋をするお話。 作者より 首がなくてもいちゃいちゃできる! WEB掲載ストーリーに加え、書き下ろし番外編を書かせていただきました。 笑って、泣いて、前を向いて。誰よりも心を通わせられる主人公とヒーローの物語を、楽しんでいただけたら嬉しいです。 『首なし少女は氷の騎士と手をつなぐ(1)』には「首なし少女編 召喚された、契約した」~「首なし少女編 街へきた、魔術を使った」までを収録
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-人形のように美しく、どこかおっとりとして見える伯爵令嬢ラルカ・ラプルペは、行儀見習いも兼ねて王女エルミラの侍女をしていたが、きっちりと堅実に仕事をこなしている彼女の能力と本人からの強い希望により、侍女からエルミラ付きの文官へと変わった。 ある日、領地に住んでいた姉メイシュが王都にやってきて文官になったことがばれてしまった。 幼い頃より姉の命令は絶対という環境で育ってきたラルカ。 姉に侍女に戻ること、なるべく早くに結婚をすること、寮を出て王都のタウンハウスで暮らすことを約束させられた。 エルミラの協力の元、侍女のふりをして仕事を進めていた中、エルミラのお遣いに行った先で、侯爵令息であり王太子の近衛騎士を務めるブラント・ソルディレンと出会った。 ひょんなことから自分の悩みを打ち明けたところ、ブラントから結婚を急かされて困っているということで『僕と婚約しよう』と提案される。 互いの利害は完全に一致し、二人はいずれ解消するという約束で、仮初の婚約を結ぶことに。 姉の言いつけどおりにしたというのに、姉メイシュの束縛は解けない。 そんなラルカに、ブラントが優しく手を差し伸べて、メイシュからラルカを守るように立ち回ってくれる。 そうして、二人の甘い偽装婚約生活が始まったのだが――。 作者より 異世界恋愛物語は幸せな結婚をすることに主眼を置かれておりますが、この作品は現代の女性のように『仕事がしたい』『結婚をしたくない』『自由に生きたい』といった価値観を持ったヒロインが、自分らしく生きていくため(モラハラからの開放、男女共同参画)に奮闘する姿を描いております。 また、恋愛に興味のなかったヒロインが、ブラントの優しさや温かさに触れ、恋に落ちていく様、己の価値観が変わっていく様子も見どころだと感じております。 さらに、ラルカを苦しめていた『オシャレをするという行為』が他の人の救いとなりうること(トラウマからの開放)についても触れておりますので、奥行きのある物語に仕上がっていると思います。 『毒姉回避のために偽装婚約を結んだ人形令嬢はエリート騎士に溺愛される(1)』には「【1章】人形令嬢、偽装婚約を結ぶ 僕なんて如何でしょう?」~「【1章】人形令嬢、偽装婚約を結ぶ 呪縛からの解放」(前半)までを収録
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-かつて愛した男性に窃盗の罪を着せられ処刑された、魔女の娘と呼ばれている男爵令嬢がいた。 その女性は処刑の際、愛した男性にもう一度会いたいと願い、母から伝えられていた秘術を使った――。 騎士のレイノルドは、行方不明となった代々男爵家に伝わるネックレスを探しに隣国から来た男爵令嬢のラファ―リアと出会った。 彼女に出会い、その美しい緋色の瞳にくぎづけになったレイノルドだが、ラファ―リアの口から思わず漏れた言葉に耳を疑う。 「……アレク、シオ?」 それは、侯爵であるレイノルドの父の名前だった。 父のアレクシオは母との結婚後も、緋色の瞳をもつかつて愛した恋人を探し続けていることを知っていたが、まさか……。 レイノルドは父アレクシオと彼女の関係が気になりつつも、一緒にネックレスの行方を追うために毎日一緒に過ごすうちに自然と惹かれていった。 二人の距離は縮まってゆく一方で、男爵令嬢のラファ―リアには、『魔女』と呼ばれた女の記憶があったことをレイノルドには秘密にしていた。 ラファ―リアが愛する男は、レイノルドなのか、父アレクシオなのか……。 秘術が巻き起こした、世代を超えた愛の結末は――!? 作者より 愚かな父と、生真面目な騎士。 親子でありながら一人の女性を巡り、想いが錯綜する。 予想のつかない展開でありながら、登場人物のハッピーエンドを目指して書きました。 『魔女の記憶に翻弄される令嬢は、一途な騎士の愛に堕ちる(1)』には「プロローグ」~「第一章 ファーティス」(前半)までを収録
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-子爵令嬢であるエステル・セルウェイは、12歳のときに婚約者が決まった。 お相手は、銀髪にエステルと同じ深い緑の瞳を覗かせた見目麗しい貴公子のような20歳のクレイン・ウィルクス次期公爵だ。 婚約した一か月後に、クレインは留学兼仕事のため隣国へ行ってしまったのだが、その間も手紙のやり取りや、一時的な帰国のたびにエステルにプレゼントを渡すなど、縁は切れることなく順調に続いていた。そんな中、エステルの父親が事故で急逝し、以降、エステルはクレインが不在のままウィルクス公爵家の別邸に住み始めたのだが、父のように慕っていたクレインの父も病で帰らぬ人となってしまった。 そこから別邸内でエステルへの嫌がらせが始まった。 ダンスの講師として雇われただけのはずのブレンダは我が物顔で居座り、ウィルクス公爵家の後継者クレインの婚約者であるエステルをこの邸の主として認めない執事や使用人と共に運営費を好き勝手に使うなど勝手気ままであった。 邸で嫌がらせをされているエステルだが、邸を守るため彼女は奮闘していた。 ある日、やっと帰国したクレインだが、以前とまったく違う雰囲気にエステルは驚いた。 絵に描いたような貴公子だったはずなのに……一体何を身につけて帰って来たのですか――!? 電子書籍特別書き下ろしには、結婚式の準備を進めているクレインとエステルの穏やかな日常に、隣国の王女が押しかけてきたドタバタストーリー。 エステルを溺愛したいクレインと夫婦となった後日談や邸の完成が近づく中での二人のデートを書いた番外編も追加。 『年上婚約者の溺愛に困惑してます!【分冊版】1』には『第一章 年上婚約者は貴公子でした』~『第三章 一体、何を身につけて!?』(前半)までを収録
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-幼馴染でもある侯爵家の嫡男ハワードの婚約者は、ミュリエルの実姉であった。 ある日突然姉とハワードは破談となり、姉は急遽第二王子に嫁ぐことになったという。 さらに、王子に婚約者を奪われたという侯爵家への醜聞を避けるため、父は姉の代わりにミュリエルに嫁ぐよう告げたのだった――。 しかし、ミュリエルは幼い頃から兄のように慕い、姉を愛していたハワードとの結婚なんて絶対に嫌だと逃げ出そうとしたが、タイミングよくハワードと会ってしまう。 どうやら彼は、無理矢理自分と結婚させられるミュリエルを心配して来てくれたようだ。 彼の優しさに、ミュリエルは結局ハワードとの結婚を受け入れたのだった。 「俺はもう、きみの兄ではない。夫だ」 結婚したとたんそう告げてきたハワードに夜毎情熱的に愛されるミュリエルは、止まらない快感に戸惑いつつも徐々に彼に惹かれていく。 しかし、彼を好きになるにつれてまだ姉を忘れられないのではという不安が高まり、彼の気持ちを知るのが怖くなってしまう。 そんな時に出席した夜会で、第二王子と結婚した姉が気に入らない令嬢たちから、驚愕の事実を知らされた――!? 不幸な出来事から夫婦になった二人の、不器用で真っ直ぐなラブストーリー。 作者より 姉の婚約者であった男性と結婚する、というなんとも気まずく、この結婚上手くいくのか? と思われる始まりですが、ヒロインもヒーローも強くて優しいので、シリアスどろどろストーリー! ……にはならず、無事にハッピーエンドを迎えます。 安心してお読みください。 『お姉様の婚約者と結婚することになりました(1)』には「第一章 姉の婚約者」~「第三章 縮まる距離」(前半)までを収録
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4.0没落寸前の男爵令嬢・アリーシャは、父親に命じられて結婚相手を探しにデビュタント以外で初めての夜会へ参加した。 その美貌から男性たちに囲まれるアリーシャだが、そのせいで他のご令嬢から絡まれてしまい、ひどく汚れたドレスのまま逃げこんだ中庭で侯爵家のエヴァルドに助けられる。 ドレスが汚れていたままでも縁談を取り付けるために残ろうとするアリーシャに、エヴァルドは溜め息を吐きながらも、上着を貸して家まで送り届けてくれた。 その翌日、たくさん申し込みがあった中、なぜかエヴァルドからも破格の条件で結婚の申し込みが来ていた。 父が飛びつくのも必然。 あれよというまに結婚し、夫となったエヴァルドだが、なぜか対応が冷たく、いつも突き放すようなことばかりを言ってくる。 そんな結婚生活に限界を感じたアリーシャは、ある日書庫にあった本から『相手の気持ちがわかるおまじない』を試してみることに。 するとエヴァルドの背後に、アリーシャを溺愛する文字が見えるようになった。 ええっ!? エヴァルドってただの口下手で照れ屋なだけだったの? その日から生活は逆転し――。 作者より 電子書籍化にあたり、大幅加筆+番外編を書かせていただきました。 気持ちが通じ合うまでの二人の新婚生活はどんなものだったのか、はたしてエヴァルドはあの時どう思っていたのかなど、web版には描かれていないエピソードが満載です! また番外編では、初夜を迎えたその後の二人を書いています。 寡黙で口下手な旦那様の、超・絶・絶倫セックスを楽しんでいただけたら嬉しいです。 『口下手旦那様から「妻が可愛すぎる」という文字が見えるようになりました(1)』には「プロローグ 『心』が見えるようになりまして」~「第三章 実は溺愛されておりまして」までを収録
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-賀茂神社に奉仕する斎院と左大臣家の貴公子との禁断の恋。退下した前斎院は、思い人である貴公子の元に降嫁することとなった。その恋が実ろうとする時、前斎院が何者かの手引きにより行方知れずとなってしまう。前斎院にずっとお仕えしている古参の女房、少納言の君より貴公子宛に手紙が届く……。
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-最近、貴族たちの間で『聖夜の雫』と呼ばれる怪しい薬が広まっているという。 そんな中、女騎士エルシーは同期入団の騎士ジェラルドと貴族夫婦を装い、社交界で潜入捜査するよう命じられた。 目的は二ヶ月後に行われる薬物蔓延の首謀者の夜会に招かれること。そこで首謀者たちを現行犯で捕まえるのだ。 しかしエルシーはどうにも気が進まない。というのもジェラルドという男は、顔は良いが性格が悪いのだ。いつも余計なひとことがあり、言動が気に食わない。エルシーとは相性が悪く、一緒に組むと大体もめていた。 「相手役を変えて欲しかったら早めに言った方がいいわよ」 「いや、お前でいい」 「お前で、ね!」 しかし偽装夫婦を装って捜査しているうちに、ジェラルドの意外な一面も見えてきて、あいかわらず喧嘩をしつつもエルシーはジェラルドのことが気になるようになっていた。 捜査の目論見通り、二人は社交界で顔が知られていく中、薬物の首謀者とも近付いていき――。 素直になれない騎士バディのケンカップルラブ! 『偽装夫婦は素直になれない【分冊版】1』には『1.プロローグ』~『3.夜会』(前半)までを収録
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-幼くして娼婦の母を亡くしたマーリャ。 娼館を追い出され森の中を彷徨い、ドゥラーク伯爵家の荘園にたどり着いた。 あまりの空腹に果物を盗んで捕まってしまうが、マーリャの前に現れた、まるで天使のような美しい少年エルヴァン・ドゥラークは、マーリャに果物を与え孤児院へ行かせてくれたのだった。 時がたち、ほんの少し瘴気をはらえる程度の力を持ったマーリャは、薬師として診療所で働いていた。 ある日、マーリャの元に貴族の使いがやってきた。 どうやら瘴気を浄化する力を持つペリシエン家の令嬢(聖女)の代わりにとある領地に代わりに行けということだった。 嘘がばれないためにと持たされた指輪は、自分の許容量をはるかに超えて瘴気を浄化できる不思議な力をもっていた。 身代わりに戸惑うマーリャだったが、聖女を望んでいるのがドゥラーク伯爵家だと知ると、かつての恩人であるエルヴァンを思い、聖女の身代わりになることを決めたマーリャ。 「あの日の恩を返したい」 マーリャはエルヴァンの力になれるかもしれないと思いながら領地に向かったが、再会したエルヴァンは、氷のように冷たい人間に変わり果てていた――。 「帰りなさい。どこの馬の骨とも分からぬ女を迎え入れるつもりはない」 最初はマーリャを拒絶する伯爵だったが、身を削りながらも領地を救おうと奮闘する彼女に徐々に惹かれていく。 しかし、瘴気を取り込みすぎたマーリャは倒れてしまい、エルヴァンは治療だと言ってマーリャの身体に触れ始める……。 <作者より> ファンタジー世界で、ヒロインとヒーローが、互いの存在によって救われる話が書きたくて書きました。 少しでも楽しんでいただければ嬉しく思います。 『偽聖女は初恋の伯爵様に抱かれる(1)』には「始まりの約束」~「押しかけ偽聖女は望まれない 」(前半)までを収録
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-「俺に、任せてみない?」 世が世ならお姫様だけれど今は貧乏OLの神菜(かんな)。そんな神菜は歯並びがコンプレックスで男性と向き合うことなく気がつけば三十路手前になっていた。ある日仕事でミスをした神菜は上司から歯並びについて罵倒され深く傷つく。そんな時に高校の同級生だった健(たける)と再会。矯正歯科医をやっている彼に愛を告げられた神菜は彼の治療を受けることになり!?
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-『わたくしが立派な「悪役令嬢」に育てて差し上げますわっ! 貴女はどんな破滅の道を辿るのかしら!』 ロザリナ・ハッシュベルト侯爵令嬢は幼い頃から守護霊が視え、会話もできた。 ロザリナの守護霊はベルローズという『自称悪役令嬢』。 ベルローズの話によれば、彼女が守護した宿主は百発百中で『悪役令嬢』として破滅の道を辿るらしい。 その破滅の未来を回避するために必死に努力したが、冤罪を被せられたロザリナは婚約者であるヴィセンド第二王子に婚約破棄され、義妹に婚約者の座を奪われてしまう。 処刑や島流しはされなかったものの、元婚約者から代わりに言い渡されたことは『怪物と恐れられる辺境伯──ガイザード・ザグリオンの許へ嫁ぐこと』であった。 辺境伯邸へ移動中も守護霊のベルローズから悪役令嬢の顛末を散々聞かされていたロザリナは、不安な気持ちがいっぱいの状態で辺境伯邸へと到着する。 嫁入りしたロザリナを出迎えてくれたのは、前髪で隠されて顔が見えない、屈強な体つきの怪物辺境伯、ガイザード。 恐る恐る、婚約者となった怪物辺境伯に挨拶をしたロザリナが視たものは、ガイザードの周囲を駆け回る可愛らしい犬。 えっ!? 辺境伯の守護霊って、まさかのポメラニアン? 守護霊が視える悪役令嬢×怪物辺境伯(守護霊はポメラニアン)のラブコメディ。 <作者より> はじめまして。ひとまるです。 本作はもふもふなポメラニアンを書きたくてできあがった物語です。 ポメラニアン(守護霊)と無口で不器用な辺境伯様の沼にはまっていく主人公を楽しんでいただければ幸いです。 どうそ宜しくお願いいたします。 『怪物と恐れられる辺境伯様の守護霊はポメラニアン(1)』には「序章 プロローグ」~「第二章 六.この気持ちはもう誤魔化せない」までを収録
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-相性最悪のはずの二人に、波乱と共に甘い恋の予感が訪れる! ロゼッタ女王国の第二王女のティアは、突然、政略結婚で隣にあるノースランド王国の王妃となった。 実は夫である国王クライブとは幼なじみなのだが、成長してからの交流はほとんどなかった。 それでも仲睦まじくあろうと思っていたのに、初夜に「抱く気が起きない」と言われ、ティアは一気にクライブを嫌いになってしまう。 口を開けばいつも喧嘩腰になってしまうのに、なぜかクライブは毎朝ティアの部屋を訪ねてくる。 クライブが何を考えているのかは謎だが、王妃としての役割はきっちり果たそうと頑張るティア。 ある日クライブを失脚させるたくらみを耳にしたティアは、彼にそれを伝えるのだが……。 いつもの喧嘩とは違い、何か嫌な予感がする。 クライブのことが心配でもあり、気になってしまうティアは、どうして自分がこんな気持ちになるのかがわからない。 そんな時、ティアの元へ幼いころ仲が良かった別の幼なじみが現れ、本当は自分たちが婚約するはずだったのにクライブが邪魔をした、という話を聞かされ――!? <作者より> 甘いけれど爽やかで、ハラハラ感も楽しめるようなラブストーリーをお届けしたいと思い執筆した『第二王女も楽じゃない!』が電子書籍になります! 素直になれない王妃と王がともに事件を乗り越え、愛を育んでいく純愛物語です。 書き下ろしのお話もありますので、お楽しみいただければ幸いです。『鈍感な王妃と不器用な国王(1)』には「第一章 恋を知らぬ王妃 愛のない結婚」~「第二章 反逆の気配 進まない政策」(前半)までを収録
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-女好きの父のせいで大迷惑をかけられた上、魔法学校で王都男子の不貞まで知らしめられたエリシュカは、故郷に戻っても男嫌いなまま女領主として生活し、持ち込まれる婚約の話を蹴り続けている。 視察の際、盗賊をした青年を気まぐれで拾い、彼を自分付きの執事として教育を施すことになった。 男嫌いが過ぎるエリシュカも、自分の執事のマレクにだけは甘くなる。 愛を否定する女領主と、愛を知らない青年の恋と赦しの物語。
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-「初めに言っておきます。私はあなたを愛せないです」 政略結婚で公爵家に嫁いできた伯爵令嬢のレイラは、結婚初夜に夫となったチェスター公爵からそう告げられた。しかも、余命が一年と宣告されている車いすに乗っている相手に……。 この話を受けた時から愛されることを諦めていたレイラは、その言葉をあっさりと受け入れたのだった。 レイラは母が亡くなった八歳から孤児として一人で生活していた。ある日、叔父と名乗る伯爵が彼女を迎えに来て養子となった。 養父である叔父は、余命一年と噂されているチェスターに嫁がせ、財産を掠め取るどころか、公爵家を乗っ取るつもりらしい――。 生きるために養父の命令に従うレイラ。しかし、彼女の書斎に忍び込んできた義理の息子となったナイジェルと出会い、レイラは彼を養父の魔の手から守りたいと思うようになる。 ナイジェルも公爵家も守るためレイラは悩んだ末に、チェスターに離婚を提案するが、なぜかすべて断られてしまう。戸惑いながらも公爵家での生活を続けるレイラだったが――。 これは、生きるために悪女になろうとしていた公爵夫人のレイラが、夫と義理の息子のために奔走していたら、いつの間にか夫に愛されるようになったすれ違い溺愛ストーリー。 『愛せないと言ったくせに、余命一年の夫から愛の猛攻を受けています【分冊版】1』には『第一章 家門を乗っ取りに来た花嫁』~『第二章 心を通わせて』(前半)までを収録
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5.0「炎帝ジゼルハイドの花嫁になって欲しい」 婚約者もなく結婚の予定もない公爵令嬢アンネリアは、国王陛下の頼みで隣国の皇帝に嫁ぐことになった。 隣国は竜人たちの暮らす国。 竜人は人よりもずっと強い存在なのだと言われており、その中でも炎帝と呼ばれている皇帝ジゼルハイドは炎を纏った恐ろしく強い竜で、人々から恐れられている。 ……でも、アンネリアの理想の男性は、体格の良くて逞しくて強い人なのだ! 炎帝ジゼルハイドはまさにアンネリアの理想通りの逞しい美丈夫だった。しかも噂とは違いアンネリアを溺愛してくる。……それはもう必要以上に優しく、慎重に。 (もしかして、私はジゼルハイド様に小動物だと思われているのではないかしら……!) 小動物として扱われていることに気づいたアンネリアと、アンネリアのことが可愛くて仕方ない竜人の皇帝の、異種族勘違いすれ違いラブコメディ。 書下ろしでは、ジゼルハイドのアンネリアに対する思いを垣間見ることができます。 『炎帝に嫁ぎましたが、どうやら小動物だと思われているようです(1)【分冊版】1』には「序章」~「はじめての乾杯」までを収録
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-アンナ・ウェスタン伯爵令嬢は悪女になるために、日々努力をしている。 それは、自分と婚約をしたことでケビンの夢を奪ってしまったと思い、ケビンに幸せなってもらうため、悪女で我儘な令嬢になって、アンナの有責で婚約者のケビンと婚約破棄するという目的のため! そのために、アンナは親友のジャネットの助言をもとに、日々、悪女になるために努力を続けるのだが……。 (おかしいわ?こんなことをしていて、本当に悪女になれるのかしら?) ジャネットの兄で学院一のエリートのジェイダンも迷走するアンナを見て、「僕のかわいいペット」と言いだした。 「わたしはペットではありません!」と言いつつも、ジェイダンがいつも優しく「僕のハムちゃん」と呼んでくれる笑顔が、眩し過ぎて目と心臓に悪いと、アンナもドキドキしてしまう。 果たしてアンナは立派な悪女になって、ケビンと婚約を破棄することはできるのか? 作者より 婚約者の夢と恋を叶えるために、自分の有責で婚約を破棄しようと奮闘する女の子のお話です。 素直で天然のアンナが、傷つきながらも婚約破棄に向けて頑張っていく姿や、アンナを一途に想い続けている愛が重めのジェイダンとの恋の行方を楽しんでいただけたらと思います。 『悪女になるのが目標でしたが、どうやら方向性を間違えていたようです(1)』には「わたしとケビン様」~「嫌味くらい言わせてくれ」までを収録
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-憧れの騎士団長を追いかけて、騎士団メイドになったフェリ。 魔法の全属性を使える能力を持つが、上手く使いこなせていない落ちこぼれのフェリは、幼い頃にそんな自分を認めてくれた団長を崇拝していた。 しかし、推しである団長の追っかけをしたいのに、気付けばいつも副団長のアークにおっぱいを揉まれてばかり! ただのメイドにやたら構ってくるアークのせいで、『副団長のお気に入りの娘』というポジションになってしまった。 推し以外に構われてもいい迷惑だと思いつつ『危険・粗暴・過酷』と言われるハードな騎士団メイドの仕事も、セクハラしつつもフェリを気にかけてくれるアークのおかげで楽しくこなせていた。 フェリの憧れは団長のはずなのに、気づけばアーク副団長のことばかり考えてしまっていた……。 そんなある時、襲われそうになったフェリが心で助けを求めていたのは、団長ではなくアークで――!? 「俺が消毒してやる」 素直になれないセクハラ副団長と、開き直りが得意な騎士団メイド。 すれ違うケンカップルの騒がしくもエッチなラブコメディ! <作者より> 元気でまっすぐ、怒ったり笑ったりと素直な主人公と、初恋を拗らせて幼稚な方法でコミュニケーションをとる年上なのにどこか子供のようなヒーローのラブコメです。 主人公のフェリと一緒に、たまに呆れつつヒーローのアークに恋してもらえたら嬉しいです。 そして最後は、どうか二人が二人らしく選んだ結末を見届けてやってください。 『副団長!おっぱい揉まないでください!(1)』には「プロローグ 憧れを追いかけて」~「目覚めて最初に見る色は」までを収録
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-「私は恋愛結婚がしたかった」 婚約を結んだ当日、婚約者となった公爵家嫡男のレイモンドに唐突にそう言われた伯爵令嬢のオリヴィアはどう返答をするのが正解なのか頭を抱えてしまった。 比較的結婚前も後も、愛人を持つものが多いこの国で、両家の親同士が決めた政略的な縁。 当事者の意思がまったくと言っていいほど介入していないこの婚約に、オリヴィア自身も思うところがなかったと言えば嘘になる。 しかし、自分だけでも夫となる人には誠実でいようと考えていたオリヴィアはまさに出鼻をくじかれることに。 不安な気持ちを最大限に押し殺したオリヴィアは、他所で子を作るのだけは勘弁してほしいとレイモンドに伝えるのだが、どうやらレイモンドの真意はオリヴィアに伝わり切っていなかった様子……。 「妻となる女性を好きになれればそれはもう恋愛結婚なのではないかと。できればオリヴィア嬢にも私のことを男として好きになってもらいたいと、そう思っているんだ」。 どうやらレイモンドはオリヴィアとの恋愛結婚を望んでいるらしい――!? 誠実な二人が紡ぐ、真っ直ぐで甘々な溺愛ストーリー。 作者より とにかく甘々な話が書きたい! そんな思いで書きました。 言葉で伝えることの大切さ、愛されることで得る自信と成長。 読み終えたあとに少しでも幸せな気分になっていただければ嬉しいです。 『恋愛結婚いたしましょう(1)』には「1 恋愛結婚いたしましょう」~「2 知らされる真実とそれぞれの愛」(前半)までを収録
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-名家の令嬢リルヴェラ・ハイワードは、その美貌から社交界の花形だった。しかし、唯一の身内である伯父が亡くなり、遺産を相続するための条件として「ミィッド・バートビル卿に処女を捧げること」を余儀なくされてしまう。 悪名高いバートビル卿に凌辱され、はじめこそ屈辱を感じていたリルヴェラだったが、激しく体を求められるうちに彼に惹かれていく。 しかし、そんなバートビル卿の出生に秘密があることを知ったリルヴェラは、思いもよらぬ苦難に見舞われることに――
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-魔石管理局サンペイル警備隊の事務員として働くエリーゼは、いつも地味な恰好と黒縁メガネで眉間にシワを寄せていたため、陰で「堅物メガネ」と呼ばれていた……。 そんなエリーゼは、警備隊員のアルフレッドの字の汚さにいつも手を焼いている。ふわふわの赤毛に、鍛えられたたくましい体、そして甘い見た目に似合わずお調子者のアルフレッドは、女性たちに人気のエリート隊員だった。 ある時、アルフレッドとぶつかってメガネを落としてしまったエリーゼ。 様子のおかしいエリーゼを心配したアルフレッドが彼女の顔を覗くと、エリーゼは顔を真っ赤にして涙を流していた。 実は、元々泣き虫ですぐに顔が赤くなるエリーゼは、泣かないためにメガネをかけることで人との間に壁を作っていたのだった……。 事情を知ったアルフレッドは、エリーゼがメガネがなくても泣かないようにするための練習に付き合うかわりに、綺麗な字の書き方を教えてほしいと言う。 その夜から二人の練習と称した時間が始まり、徐々に距離が縮まっていく。 この時間を終わらせたくない……。 アルフレッドへの淡い想いが、エリーゼに芽生え始めていた。 そんな時、アルフレッドの同期の男性と笑顔で話すエリーゼを見たアルフレッドが、突然真剣な表情になり口づけてきて――? <作者より> 初めて少し長い話に挑戦した思い入れのあるお話です。 がんばるヒロインとそれを応援するヒーローが好きです。 二人の出会いがお互いを成長させていく物語を書いていきたいです。 『クマ系男子は堅物メガネを甘やかしたい(1)』には「一章 メガネの理由 一.エリーゼとアルフレッド」~「一章 メガネの理由 六.魔石盗掘団」までを収録
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-様々な種族が住む魔界の中でも、兎族は最弱の種族であった。そんな兎族のロップは魔界で一番強い魔王が住む魔王城でお掃除メイドとして働いていた。 まじめでお人良しのロップは、ひょんなことからドラゴン族のファーヴニルの仕事を手伝いながら、5年の任期が過ぎるのを待っていた。 ある日、ファーヴニル達の仕事の打ち上げに誘われついお酒を飲んでしまったら……魔王を倒してしまい、魔王(仮)になってしまった! 事故です!そんなつもりはありません!記憶もありませんっ! 本人が認めなくても、魔王(仮)は魔王(仮)。このままでは他の魔族に命を狙われ続けてしまうという。 ロップは生き残るために、まずは四天王に認められ、正式な魔王になることを決意する。 「今日から貴方が私の魔王です」 真っ先に忠誠を誓ったのはなんとファーヴニル!実は四天王の一人だったという。 ファーヴニルに溺愛され、他の魔族からも忠誠を誓われながら、四天王の課題に挑む兎族とドラゴン族のラブファンタジー。 『最弱兎はうっかり愛され魔王になりました【分冊版】1』には【序章】~【二章:フェンリルの課題】(前半)までを収録
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-夫に先立たれ、生まれたばかりの子を抱えて困り果てた月子。そこで舞い込んできたのは、陰陽師の弓削家の乳母の仕事だった。 そこに入って子と一緒に仕事に励んでいるところで、妻に先立たれたばかりの当主、義行に惹かれていく。 しかし乳母が当主に惹かれるのは前代未聞と、気持ちに蓋するつもりだった月子だが。 子が結ぶ不思議な縁の物語。
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-13歳で両親を亡くし、親戚の公爵家に引き取られたリーリエは、王太子の婚約者であった。 しかし、精霊の加護も得られず常に落ちこぼれだと蔑まれてきたリーリエ。 ある日、王太子がリーリエとの婚約は災難だと陰で話しているのを聞いてしまい、さらに王妃からも茶会の際に王太子に別の令嬢をエスコートさせると言われてしまう。 いつか認めてもらえると思い頑張ってきたリーリエだが、その期待は失望に変わってしまっていた。 そんな時、近衛騎士として王弟に仕える義兄のヘリオットと久しぶりに王城でばったり出くわしたリーリエ。 幼い頃は仲が良かったはずなのに、ヘリオットは蔑まれるリーリエを助けるでもなく、なぜか冷たい態度ばかりになっていったのだった。 嫌われていると分かってはいたが、無理ならほかに頼むからと言いながらも茶会のエスコートをヘリオットに頼むと、なぜか承諾してくれた……。 いろいろなことが積み重なり心の晴れないリーリエは、ふと死んだ母の魔法書を手に取り、そこに記された『惚れ薬』の作り方に強く興味を惹かれ、それを作ってしまった。 誰かに使いたかったわけではなかったのに、その惚れ薬を飲んだのは――!? ただ穏やかに暮らしたかったのに「惚れ薬」が予期せず変化をもたらした……! <作者より> 加護なし、魔力微弱、人生諦めモードだった自己評価が低めの女の子が愛されて自信を取り戻すお話。 『惚れ薬を作ったら、冷たかったお義兄様に溺愛されました(1)』には「望まれない婚約者」~「ヴェールをかぶって」までを収録
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1.0侯爵令嬢のユリアは白魔術師を目指しているが、一人娘であるがゆえに結婚話が進んでしまう。 しかしその婚約者は、小太りでデリカシーのない最低男だった! どうにかこの結婚を破談にするため、ユリアは学生時代に学園で魔術を教わった、平民だが高位黒魔術師のルイとの偽装結婚を思いつく。 見た目が良いにもかかわらず、女性関係の噂が一つもなかったルイには、女性には不能……つまり『ゲイ』であるという噂があった。 人嫌いで女性嫌い、さらにゲイであるルイが自分に手を出す気などないと信じ、あえて「自分を好きにしていい」と条件も出したのである。 無事に条件を受け入れてくれたルイとの結婚が決まり、さらにはルイの推薦で白魔術の仕事にも就けてユリアは舞い上がっていた。 しかし婚約式の夜……ルイが当然のようにユリアに覆いかぶさってきて――!? 「好きにしていいのだろう?」 まさかの展開にパニックになりつつも、レイの甘く激しい愛撫にされるがままのユリア。 ゲイじゃないどころか、夜が激しすぎて心も身体ももうとろとろ……!? <作者より> 明るく元気な主人公が自らの意思で人生を変えていくのが描きたくて書いた作品です。 少し抜けている真面目で優しい主人公がヒーローに丸め込まれていく可愛らしい様子や執着が強く重い愛なのに徐々に惹かれていく、また互いに補い合いながら成長していく過程を楽しんでいただければと思います。 『不能と噂の魔術師の夜が激しすぎて持ちません(1)』には「一、偽りの始まり」~「三、溺愛と戸惑い」までを収録
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1.0「ベッドに横になってください。儀式を始めます」 アデラは「愛の神」に仕える敬虔なシスター見習いだ。 五年前、司祭のルシアンに拾われ教会に身を寄せたアデラは、「十六歳の誕生日を迎える夜に正式なシスターになれる」ことを信じ、純潔を守り、日々慎ましやかに暮らしていた。 ついにその夜を迎え、アデラは司祭と共に聖堂へ向かったが、そこには聖堂には似つかわしくないベッドがあった。 おかしいとは思いながらも、ルシアンが言うのなら間違いないのだろうと、言われるがままのアデラ。 しかし、ルシアンの手が触れるたび、何かが体を侵食するように体が熱くなる。 感情が昂るままに、もっともっと、とルシアンからの愛撫を求めてしまう。 そして、司祭服を着ていたルシアンは、アデラの目の前で神々しく美しい神に姿を変えたのだ――。 目覚めたアデラは、いつも通り自分のベッドの中にいた。 あれはきっと、夢だったのだと思いたかったが、妙に生々しく、体も火照っていた。 シスターアデラはそれから毎夜のように淫らな夢を見るようになる……。 <作者より> 溺愛ド執着の愛の重たい男キャラが好きなのは自覚していましたが、「やだやだ」って言いながらヒーローのこと大好きなヒロインのことも好きなのかもしれないと最近思い始めました。 今回は終始「だめだめ」言いながらえっちしてるシスターの話です。 お付き合い頂ければ幸いです。『その修道女は淫らな神嫁になるのを望まない(1)』には「惑わしの淫夢 聖堂に響く音」~「惑わしの淫夢 溢れる情動」までを収録
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-主人公の木下心夏は、結婚前提で付き合っていた彼氏に振られ傷心していた。 だが心夏を心配した友人・桃代の紹介で高校の先輩で和菓子屋の御曹司・天野碧斗と再会して……。
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-「ぶにゃぁぁぁ」 何とも情けないが幸せそうな声を漏らすのは、一匹の不細工な猫。そんなブサ猫を優しく洗っているのは舞踏会では根暗騎士と揶揄されているイシスだ。 ……実はこの幸せそうなブサ猫の正体は、呪われて姿を変えられてしまった聖女ティアナなのだ! 根暗だと噂されていたイシスが超絶イケメンであり、ペットに話しかけて溺愛してくるギャップになんか求めていたものとは違うと思いつつも、ブサ猫ライフ最高!とティアナは思いがけずブサ猫生活を満喫していた。 ある日、イシスに女性の陰を感じたティアナは自分の中の気持ちの変化に気づく……!? イシスからの寵愛をうけてブサ猫生活を満喫する中で、神殿を陥れようとする魔術師達の陰謀に巻き込まれたりと大忙し! 異世界恋愛小説異色の、ブサ猫溺愛ライフ開幕! 『根暗騎士による溺愛満喫中のブサ猫、実は聖女です!【分冊版】1』には「第一章」~「第二章」(前半)までを収録
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-「今日はもう帰ろう。明日またプロポーズするよ」 「は?」 キアラは耳を疑った。なにせ彼女は今、プロポーズを断ったのだから。 キアラは侯爵令嬢であったが、子どもの頃から弓が好きだった。幼いころからの婚約者の手前、家で隠れながら弓の腕を磨いていたが、その婚約者から婚約破棄を申し出られた。 ここぞとばかりに「ならば私は隣国エルドラド王国へ行って、弓士として身を立てますね!」と、飛び出してしまう。 隣国で出会った狩猟ギルドマスターであるイケメンのレオナルドに一目惚れし、毎日、レオナルドに「カッコイイ」「愛している」と伝える。 元婚約者殿のせいで結婚や恋愛に懐疑的なキアラは、素直な気持ちを伝えはするものの「付き合いたい」などその先の関係はまったく望んではいない。 そんなキアラなので、絆されたレオナルドから求婚をされてもあっさりと断ってしまう。 次第にレオナルドの方がキアラにのめり込んでいき――。 これは、二人のおかしな追いかけっこの話。 電子版書き下ろしでは、一年後の二人の会話を追加。珍しくしおらしいレオナルドとふっきれたキアラの会話とは――? 『大好きですが恋愛はしたくありませんっ!~侯爵令嬢、弓士になります!~【分冊版】1』には「序章」~「6 冒険者ギルドと合同クエスト」(前半)までを収録
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-「経験がないのが問題だったら、俺が相手するぞ?」 前世で大好きだった乙女ゲームの世界に転生したことに気づいた、ドレスのデザイナーを目指すシェリー。 どこかに推しがいるはずと探し回るが、なんとまだ推しはこの世に産まれていなかった! 推しの誕生を心待ちにしながらも、シェリーはこの世界の下着が着心地も良くない上、デザイン性もないことに気づく。 このままでは推しの両親がエッチの時に盛り上がらなくて、生まれてこないかもしれない! そう危機感を覚えたシェリーは興奮できる下着を作り始めると、試作品を送ったとある娼館から依頼が舞い込んだ。 たくましく、片目を覆う眼帯が似合うオーナーのクリードと出会い、どんどん下着づくりに専念していったとある日、 王族から閨のための下着を作ってほしいと依頼を受けた。 しかし前世も今世も処女のシェリーは、機能的でよりセクシーなデザインをこれ以上絞り出すことができなかったのだ。 「誰でもいいから捨てようかな」とつぶやいた言葉を聞いたクリードに「お前を俺の女だと思って抱く」と、その役を買われてしまった!! 下着のデザインを相談しただけのはずが、どうしてこんなことに――!? 独占欲強めで絶倫な上にテクニックもすごいワイルド系ヒーローに外堀を埋められちゃう、仕事に一生懸命なヒロインのお話。 ※本作品は『王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした』に登場するデザイナー、シェリーが主人公のお話です。 <作者より> 同じ世界観で全く違う系統の話を書いてみたかったので、今回は異世界転生ヒロインが主人公です。 Web版は短編でしたので、二人の恋愛の過程と短編のその後について加筆させていただきました。 はたしてシェリーは推しに会うことが出来るのか。少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。 『エッチな下着のデザインを相談したら絶倫男に種付けされました(1)』には「第一話 推しが登場するゲームの世界に転生したのに、推しは産まれていなかった」~「第二話 下着のデザインを相談したら、種付けされた」(前半)までを収録
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-代々聖女を輩出している家系で生まれたアレットは、この国では忌み嫌われている銀髪を持ち、亡霊を大量に引き寄せ続け、亡霊聖女の悪名で知られている。 おまけに正真正銘聖女な平民の少女と婚約者が仲良くなってしまい、立つ瀬がなくなってしまっている。 そんな彼女が出会ったのは、「死霊騎士」の名で畏怖の対象となっているエルネスト。 ふたりでこっそりと死霊を引き寄せる力のコントロールの練習をはじめるが。 忌み嫌われてしまった令嬢が幸せになるまでの物語。
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1.0隣国との戦争に医療班として参加していた医療魔術師リーズは、味方を庇って毒矢を受け、死の淵にいる騎士セルヴァンの治療を任される。 もう無理かもしれないと周囲にも諦められていたが、ひとつだけ彼を治療できる方法があった。 それはリーズの持つ特殊スキル『性行為による治癒完治魔術』。 その名の通り、性行為によって怪我や病気、毒に至るまで、すべてを治すことができる万能でありながらとても破廉恥な術だった。 生涯使わないと決めていた術だったが、恩人であり片思いの相手のセルヴァンを救うため、リーズは治療を行うことを決意する。 意識のないセルヴァンに跨り、内心で想い人との行為を嬉しく思いながらも必死に治療を行うリーズ。 そうして無事に治療が完了して安堵していたとき、セルヴィンが目をさました。 勝手に行為をしたことがバレたら嫌われてしまう!と顔を見られないように慌ててその場を離れたリーズだが、なんと彼のもとに下着を置いてきてしまって……!? 内気な治癒魔術師と明るい騎士の、両片想いのお話。 <作者より> 短編で書いた作品ですが、皆様のご愛顧によりまさかの電子書籍化となりました。 WEB連載の時には省略したあれやこれやを書き起こしてボリュームも倍近い文字数になっております。楽しんでいただければ幸いです。 『責任、とって?(1)』には「〈1〉」~「〈4〉」(前半)までを収録
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-「オリヴェル様、婚約を破棄してくださいませ」 男爵令嬢のイェレナは我慢の限界だった。婚約者である候爵家の令息オリヴェルは、婚約してから約10年間、ずっとイェレナに対して冷たい態度をとってきたのだ。 だから彼に婚約破棄してもらおうと呼び出したのだが――そこに現れた男爵令嬢のヒルダによって、魔法で猫の姿に変えられてしまう。 誰にも気づいてもらえず彷徨って汚れてしまった猫(イェレナ)を拾ってくれたのは、なんと大嫌いなオリヴェル。 オリヴェルの屋敷に連れて行かれたイェレナは、オリヴェルの本心(いや、病んでいる本性)を知る。 「イェレナも真っ白な肌なんだ。触れたいと思って何度も手を伸ばしかけたけど、自分を抑えられなくなるのが怖くて我慢していてな」 「はやくイェレナを見つけなきゃ。見つけて閉じ込めておかないと」 ずっと冷たい態度だったオリヴェルのイェレナに対しての秘めていた執着を知り、「ええー!私って異常なほど溺愛されていたの?!」と驚愕したイェレナは、このまま猫のままでいた方がいいかもと思い始めるが……。 婚約者に愛想を尽かせた負けん気の強い令嬢と、そんな彼女を幼い頃から一途に溺愛し続けてきた、こじらせヤンデレ重症イケメンのすれ違いラブコメディ。 本編はWEB版から約2万文字加筆し、2人のドタバタな新婚旅行の様子をお届け。よりパワーアップしたオリヴェルを描きました。 また、番外編を2本収録しており、完結後のイェレナたちの日常をお楽しみいただけます。 『婚約者が猫に私の名前をつけまして【分冊版】1』には「第一章 婚約破棄してもらおうと思ったのに」~「第二章 隠し続けてきた執着」(前半)までを収録
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-「お前に妻としての役目は望んでいない」 侯爵家の双子の姉妹と皇太子ライナスは幼馴染として育ち、姉のアムリアが婚約者に選ばれた。ところが結婚式前日、双子の姉が失踪した……。 婚約が決まってから、姉が王妃教育のために王都で忙しい日々を過ごす一方で、マシェリはとある理由でずっと領地に引きこもっていた。 しかし、突然失踪した姉の身代わりとして、妹のマシェリが姉のふりをしてライナスに嫁ぐことになる。 姉がなぜ逃げたのかもわからず、礼儀も教養も足りないマシェリは途方に暮れたが、姉が残してくれた一冊のノートを発見した。 マシェリはライナスやライナスの周りのことが詳細に記されていたそのノートだけを頼りに嫁いだが、初夜をどう切り抜けるべきかと怯えていた。しかし、ライナスはその夜、冷酷に言い放った――お前に妻としての役目は望んでいない、と。 差し出されたのは、偽りの夫婦生活を送るという内容の契約書で、マシェリはさらに困惑することになる。 一緒に過ごすうちに、契約書を取り交わした愛のない結婚のはずが、ライナスの様子がおかしい――。 彼の真意が読めないマシェリ。姉が見つかるまでと自分に言い聞かせながら、懸命に偽りの妻を演じるが……? <作者より> いつ身代わりがバレてしまうのかというドキドキ感と、皇太子ライナスがツンデレからヤンデレに変貌する瞬間をお楽しみください。 『姉の代わりに嫁いだら、皇太子がヤンデレに豹変しました(1)』には「第一章 偽りの婚姻」~「第二章 四年の月日」までを収録
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-借金のカタに娼館に売られそうになっていたところを探偵のアイザックによって救われたレイチェル。 それからは彼の助手として働くことになったのだが、アイザックには探偵として『決定的に向いていない癖』が一つあった。 なんと彼は『女性を抱いている時こそが一番頭が冴えわたる』という特殊な癖の持ち主だったのだ。 助手になってからというもの、彼の探偵事務所に依頼人が訪れると「下着を取って足を開け」と命令される日々を送ることに……。 しかし、そのやり取りにもすっかり慣れてしまったレイチェルは、助手としての役割を果たそうと積極的にアイザックに体を委ねるようになる。 事件の謎と快楽の波に溺れるレイチェルをよそに、彼女を抱きながらも冷静沈着に難題を解決するアイザック。 鬼畜な雇い主に抱かれながらも彼の魅力に惹かれていくレイチェルと、謎解きにしか興味がないがレイチェルのことは密かに気に入っているアイザックのミステリーロマンス。 <作者より> この度電子書籍化することとなりました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。 一風変わった彼らの推理を楽しんでいただけたら嬉しいです。 『探偵助手は推理中に身悶える(1)』には「犯人はスチュワード」~「二人のエリザベス」(前半)までを収録
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-「何をするんですか! 私には夫がいるんですよ!」 「――それが?」 伯爵令嬢ルチル・クォーツは、魔術学校では落第間近の落ちこぼれ。なんとか卒業し、幼馴染との結婚式当日、謎の人物から禁呪具とは知らず受け取ったペンダントを身に着け、式中に大勢の前で魔力を暴走させて気を失ってしまう。 やがて甘く深い口づけの感覚で目を覚ましたルチル。ルチルに口づけていたのは、夫ではなく、この国の第二王子である聖騎士シュヴァルドだった!? ルチルは、目覚めたのが二年後であり、その間に父が亡くなっていることを知る。また、禁呪具の罪を問われていることや、シュヴァルドからのキスは呪いの解呪と、魔力と生命力の補給のためということを知り、受け入れるしかないルチル。 そんなルチルに追い打ちをかけるように、親友と夫が情事に及ぶ場面を見てしまう。 夫との離婚を決め、禁呪具を渡した男の行方を追うため、シュヴァルドと一緒に旅に出ることに。道中のただの魔力の補給のはずの口づけが、なぜかどんどん深くなるのにルチルは抗えない。 一方シュヴァルドの過去になにが……ルチルの閉ざされた記憶の中にある真実とは――!? <作者より> 幼馴染ばかり書いている作者が、ボーイミーツガールに挑んだ作品です。 かつて友情を失って心を閉ざしてしまったヒーローが、事件に巻き込んだために自身と同じ境遇に追い込んでしまったヒロインに希望を見出していく物語。壊れかけの友情と向き合い、自身の未熟さを受け入れながら、少女から大人になっていくヒロイン、過去に自身と似た境遇になった少女を通じて心を開いていくヒーローを書きたくて書いた作品でした。二人の恋の過程への応援を、どうぞよろしくお願いします。 『黄金の眠り姫は、白銀の騎士の口づけで甘く目覚める(1)』には「序章」~「第二章 幸せは一睡の内に」までを収録
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-石像から蘇ったヤンデレ騎士。呪いを完全に解くためには、愛するものの体液が必要だと、心も身体も囲われ、舐られ、これでもかと騎士に執着される溺愛ストーリー! 家族から冷遇されて育った幼い伯爵令嬢のルルティアナは花を摘んで来いと言われ、雪の中に放り出されてしまう。寒くて心細い中、ふと雪原に辿り着いた。そこに立っていたのは、かつてこの国を黒龍から救った「英雄バルト」の石像だった。 それからというもの、ルルティアナは孤独を埋めるようにバルトの石像に会いに行き、話しかけ、汚れを拭い、敬った。 やがて十九歳を迎えたルルティアナは金のために売られるように婚約が決まった。望まない結婚で全てを奪われるのなら、せめて最初のキスだけはと……そう思ったルルティアナは屋敷を抜け出し、英雄バルトの石像に口付けた――。 すると突然石像は人間になりルルティアナを抱きしめた。そう、それは黒龍による石化の呪いが解けた本物の英雄バルトだったのだ。バルトの話に混乱していると、抜け出したルルティアナを連れ戻しに家族と婚約者が来てしまう。 「連れていってください。ここにいたくない」 ルルティアナはバルトとともに逃げることにしたが、しばらくして実はバルトの石化の呪いが完全に解かれていないことを知る。 呪いを解くためには、愛するものの体液が必要って――!? <作者より> 偶然呪いを解いたことで、突然溺愛され翻弄される女の子が書きたくて考えたお話しです。バルトが活きのいいヤンデレになってくれてとても楽しかったです。 『虐げられ令嬢はいにしえの英雄に囲われる(1)』には「プロローグ」~「二章 黒龍の呪い」(前半)までを収録
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-「トマス様なんて、大っ嫌い! あんな人と婚約していたなんて、黒歴史だわ! 解消されて良かったぁっ!!」 自分の叫び声で目覚めると、わたくしはリリー・ララスではなく、アリア・フォードネスへと転生していた。あまり好きじゃなかった婚約者トマス・パテルス様から婚約破棄を突き付けられ、穏便に解消し、さぁ楽しく生きようと思った矢先、リリーの生が終わり、アリアの人生が始まっていた。 ――うっかり死んでしまったリリーの人生の分まで、今度はアリアとして楽しく長く生きていく決心をしたわたくしの2度目の人生で、気になる子息・ラトル様と仮婚約したのに、元婚約者と再会。気持ち悪さが増した元婚約者から逃げてラトル様と本婚約するまでのお話。 書き下ろしにアリアとラトルのその後や本編では語られなかった仮婚約期間中の出来事をお届け。ラトルとアリアがいつから互いの名前を呼ぶようになったのかというエピソード付き。 『転生前の婚約者がクズでした。わたくし今度は恋がしてみたいのです!【分冊版】1』には「一 婚約破棄を宣言されました」~「五 お茶会デビュー 1」までを収録
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-「俺に食われても知らねぇぞ」 「いいよ……私を食べて?」 出張先の海外で助けてくれたのは初恋の相手である晃輝だった。その後、酔った勢いで一夜を過ごしてしまった雪音。しかも、その一晩で子どもを身ごもってしまった。 晃輝に妊娠を告げず、両親にも父親が誰か告げずに出産し、シングルマザーとして子どもを育てていたが、あの一夜から二年後――晃輝が再び雪音の前に現れた。 全ては子どもの幸せのため。自分はあくまでも跡取りであるこの子の付属品なのだと自分に言い聞かせて、始めた新婚生活だった。 ……はずなのに、イクメンで優しい晃輝に嫉妬したり、優しくされてドキドキしたり……雪音の心は大忙し。 高校時代に好きだった初恋の相手と再会した雪音が、海外雑貨を扱う大手企業の御曹司である晃輝に再び恋をするお話。 番外編を書下ろしで二本収録。甘々で可愛い番外編の内容は……読んでからのお楽しみ! 『内緒で出産したら、俺様御曹司と結婚することになりました【分冊版】1』には「第一章 初めての言葉は」~「第四章 想いを伝えたら」までを収録
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-ある朝、有名な美青年であった公爵家の四男との婚約を一方的に破棄されたと父に告げられたアメリア。 そして、その日、登校した女学院の教室に神殿の最高位である教皇が訪れた。 「アメリア。そなたに死者の神、冥府の王サリューンへの嫁入りを命ずる」 それは、突如言い渡された年老いた神との結婚を指す。未来のない神殿での奉公生活に絶望したが、持ち前の明るさで受け入れた。 神域に入り神の信託を運べるのは花嫁でもあり神子となったアメリアだけ……。慣れない儀式や仕事に戸惑いつつも親切な小間使いのリオンや、優しいサリューンに助けられ日々を過ごしていく。 そんなある日、元婚約者のマティアスがアメリアに会いに来た。 その再会から穏やかだと思われた生活が一変した……。 大きな陰謀に巻き込まれる中、アメリアは次第にサリューンの秘密に近付いていく――。 これは、少しおてんばな伯爵令嬢と、一途で奥手な神様の結婚のお話。 リオンの子ども時代を回想した『シモン教皇の備忘録』、アメリアとリオンのその後を描いた『星空の舞踏会』の書き下ろし2本を収録。『冥府の王に嫁入りします!【分冊版】1』には「第一章 冥府の王との結婚」(前半)までを収録
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-「少しでも私のことを女と思うのなら、私の処女を奪ってほしい」 侯爵令嬢のヴィクトリアは、王女付きの騎士になることを夢見ているが、父から「学園の騎士クラスを首席で卒業」という条件を出されていた。 しかし、どんなに努力しても三年間ずっと二位……首席は平民出身のジークだった。そして、最終試験もジークと戦い、ヴィクトリアは負けてしまった。王女の騎士にもなれず父の選んだ男性に嫁がなければならなくなり、絶望するヴィクトリア。おそらく婚約者候補は、やたらヴィクトリアにちょっかいをかけてくる、大嫌いな第三王子。 それだけは絶対に避けたいヴィクトリアは、「王族は処女しか結婚できない」という決まりを破って結婚できなくなればいいのだ、と考える。 ヴィクトリアは、切磋琢磨した学友でありライバルのジークに断られるのを覚悟で処女を奪ってほしいと頼むが「もっと自分を大事にしろ」「見合いには必ず行くように」とジークに強く言われてしまった。 目論見がはずれて、しぶしぶ挑んだ見合い当日、そこにいたのはジーク……。ジークが侯爵令息ってどういうこと!? 首席を維持していたのはすべてヴィクトリアを手に入れるためだったことも、ジークがこんなに絶倫だったなんてことも聞いてない! 男勝りで恋愛音痴なヒロインと、甘々でどこか腹黒い絶倫ヒーローのキュートでエッチなラブロマンス! <作者より> 首席を争う男女、恋愛音痴のヒロイン、ハイスペックだけどヒロインからの好意に弱いヒーロー等好きな要素を詰め込みました。どうぞよろしくお願いします。 『王子よりマシだと婚約したら腹黒絶倫でした(1)』には「第一話 婚約 ~彼女と彼の事情~」~「第二話 卒業 ~彼女と彼の小夜事変~」までを収録
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-難病を患い、家族に看取られながら亡くなったはずの私。 死後の世界で「別の世界に生まれ直して、妹が魔王に嫁ぐのを阻止してほしい」と神様っぽいおじいちゃん2人に言われ、とある貴族の私生児グレイスとして転生した。 転生後、前世の記憶がないグレイスは、辺境の娼館で平民の母や娼館の人たちから愛されて育っていたが、母の死をきっかけに父親に引き取られ、王都の侯爵家で生活をすることになった。 侯爵家では、異母妹エリザベスが癇癪もちでわがままに過ごしていた。それは彼女が持つ強すぎる魔力のせいで周囲の者が体調を崩したりけがをしたりするので使用人も遠巻きになり、エリザベスの母も娘に冷たい対応をしていたことによる愛情不足が原因だったのだ。 転生時におじいちゃんズにお願いされたことを覚えていないグレースだったが、妹をかわいく思い、エリザベスに優しく接していた。いつしか2人は仲の良い姉妹となり、エリザベスの魔力暴走もなくなっていき、侯爵家の中は少しずつ変わっていく。 時が経ち、幼馴染で初恋相手だった辺境領主の息子ラルフォードが隣国からの留学を終え、再会し交際をするなか、高魔力の子供を攫う事件が起こり始める。 とうとうかわいい妹エリザベスにも魔の手が迫る――。 自覚も記憶もないまま、他世界の命運を握った人物に生まれ変わったグレイスの、家族と恋の話。 <作者より> 記憶もチートもなく、ただ人格だけを引き継いで転生したら? そんなことから考えついたお話です。 家族の再生物語に、恋と魔法のスパイスを加えました。しっとりほっこり、お楽しみいただけたら嬉しいです。 『悪堕ち姫のお姉さま~魔王に嫁ぐ妹を救います~(1)』には「プロローグ」~「魔術院監察官長の閑話」までを収録
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-「何もここまで徹底的にバカップルを演じなくても……」 家を継ぐため婚約破棄したい侯爵令嬢 VS 天邪鬼で意地悪な幼馴染殿下の攻防戦! 代々国王の臣下を務めてきたカストロフ侯爵家だが両親が事故死し、当主となるはずだった兄は国王陛下の婚約者候補と駆け落ちした。 そのため、侯爵令嬢のレミリアは侯爵家の当主となるつもりだったが、国王から王弟であり幼馴染のラヴィルと婚約関係にあると聞かされた。 身に覚えのない婚約話だがまったく笑えない……なぜなら、カストロフ家が先祖代々守ってきた制約の一つは、当主は王家の人間と婚姻関係を結んではならないというもの。つまり、ラヴィルと婚約破棄しなければ、レミリアがカストロフ侯爵家を継ぐことはできないのだ。 ラヴィル殿下との婚約破棄したいのであれば、遠い領地に引きこもったラヴィル本人を王都へ連れ戻せと王命を受けたレミリアだが……。 (私があの悪魔を?) 何を隠そう、レミリアはラヴィル殿下のことが大の苦手なのだ――。 しぶしぶラヴィルのもとへやってきたが、頑なに王都へ戻る気がないラヴィルと、頑として引かないレミリア。 最初こそ対立していたが、ある日、客人がやってくることになり、なぜか仲睦まじい恋人同士のふりをしろと提案される!? (――どうして、こうなったの……?) 悪魔の笑みでバカップルを求められても困ります! はやく婚約破棄してください――! <作者より> じれじれ、もだもだ。時々切ない両片思い。先祖が結んだ誓約、〈エメラルドの誓約〉により結ばれるわけにはいかない小動物令嬢と幼馴染の素直じゃない殿下のあれこれです。 ネット掲載版を大幅改稿。書き下ろしも含め、二人のその後を書いた番外編三編も収録。 『侯爵令嬢ですが、婚約破棄したいのに殿下が同意してくれません(1)』には「プロローグ」~「第三話 猟奇の城の猟奇殿下」までを収録
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-貧民街で、花売りや針仕事でなんとか生活しているクリスティーナ。 ある日、前住居者宛てに届いた1冊の本ーーその悪魔についての魔術書に書かれていた方法で興味本位に悪魔召喚を試してしまう。 「――――この小汚い小屋に私を喚び出したのはお前ですか?」 目の前には漆黒の燕尾服にマント、シルクハットを深くかぶった絶世の美男子が紅玉の瞳を煌めかせていた。 それは、欲情を司る序列十二番の地獄の偉大なる君主である悪魔シトリーだった。 クリスティーナは叶えてほしい願いがなにもないと追い返そうとしたが、悪魔の沽券にかかわるからと願い事を言うように迫られた。 考える時間をもらったクリスティーナは、翌日、夜道で狼男に襲われそうになり、咄嗟に願いを言ってしまう。 「私を永遠に護ってください!」 「了解しました。それでは契約のキスを」 願いと引き換えに身体と魂を……と、契約は交わされ、シトリーが手配した人間界の貴族・リンジー伯爵家の当主夫婦としての生活が始まる。 意地悪だけど必ず護ってくれるシトリーに心も体も甘く手懐けられ、クリスティーナは完全に悪魔の手の中――。 20世紀初頭のロンドンを舞台に巻き起こるゴシックロマンス! <作者より> 皮肉屋で意地悪な悪魔シトリーと、巻き込まれ体質のクリスティーナ。 さまざまな事件を乗り越えながら深まるふたりの関係と絆を楽しんでいただけたらうれしいです。 『地獄の君主様は偽りの令嬢を溺愛する(1)』には「一 不穏な影」~「七 血塗られた歌姫」までを収録
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