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ヴィルシア帝国の皇女リディアーヌは、母カリーナとともに、属国ゼーリンゲン王国の立太子の式典に参加していた。
カリーナはゼーリンゲンの元侯爵令嬢で、当時の王太子と婚約していたが、リディアーヌの父である皇帝リオネルに略奪された過去を持つ。リオネルが亡くなったことで、今回の里帰りが可能となったのだ。
母と元婚約者である王アルベルトの関係を見守っていたリディアーヌだったが、その側で王太子フェリクスがものすごい目で睨んでくる……!その視線を宣戦布告ととらえ闘志を燃え上がらせるリディアーヌに、フェリクスは突然甘い言葉を囁いてきて――。
「私は貴女の恋の奴隷です。私の胸の高鳴りが、貴女にも聞こえますでしょうか……」
「まあ、お上手ですこと(いきなりなんだこいつ)」
果ては、リディアーヌと想いあっていると勘違いしたフェリクスにプロポーズされてしまう。リディアーヌは、ヴィルシア帝国皇帝である兄の思惑を察したことで断れず、失意のなかで求婚を受けたのだった。
さらに婚約者となったフェリクスから、リディアーヌは円滑な初夜を迎えるために「閨の練習」を提案されて……?
ツンデレ皇女とワンコ系王太子が、心も身体も繋がっていく、えちえち多めのラブコメディです。
作者より
初対面の王太子がすごい目で見てくるんですけど、というネタを思いついたところから始まったこの作品。妄想は広がり、親世代のエロドロ三角関係にまで暴走するという始末。作者である私も思わぬ展開に、いろいろな意味でドキドキしっぱなしでした……。ヒロインだというのに、なかなかデレないリディアーヌですが、そこはフェリクスが頑張ってくれましたよ! そんな二人のラブコメをぜひぜひお楽しみください。
『ツンデレ皇女は属国のワンコ系王太子の溺愛を疑っている(1)』には「本編 母は父に略奪されたみたいです」~「本編 ステキな白馬と出会いました」までを収録
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