哲学・宗教・心理 - 第三文明社の検索結果
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マルクスの人間観
「フロムの狙いは、ソ連型マルクス主義からマルクスの思想を解放し、ヒューマニズム(人間主義)としてマルクス主義を再解釈することだ」(作家・佐藤優「推薦の辞」より)。 人間主義的精神分析家として知られるエーリッヒ・フロムがマルクスについて論じ、樺俊雄氏が訳した名著。待望の復刊にあたり、新たに佐藤優氏の「推薦の辞」を収録した。 マルクスの『経済学・哲学草稿』をベースに、『資本論』『ドイツ・イデオロギー』なども読み解きながら、マルクス思想の人間主義的側面について浮かび上がらせる。世間で広く誤解されているマルクス思想の本質に迫る一書。 「マルクスの人間観を内容とする本書がマルクスを理解するのに役立ちつづけ、そして『反マルクス主義者』やみずからマルクス主義者を名のる多数の人によって彼の思想が曲解され改悪されるのに対する矯正手段として役立つであろうことを、私は希望するものである。それと同時に、本書が今日起こりつつあるヒューマニズムの再生運動に役立つことを、私は希望するものである」――本書「日本語版へのまえがき」より。 -
『ギーター』書簡
古代インドの大叙事詩『マハーバーラタ』に説かれる神の歌「バガヴァッド・ギーター」。獄中のマハートマ・ガンディーは、この聖典の精髄を人びとにわかりやすく示すため、18通の手紙を書き送った。ガンディーは本書の冒頭に述べる。「『マハーバーラタ』も『ラーマーヤナ』もともに歴史物語ではなく、宗教書である。また、わたしたちがそれらを歴史書と呼ぶとすれば、それは人間の魂(こころ)の物語を記したものだからである。すなわちそれらは、何千年も昔に起こった出来事を伝えるものではなく、今日もすべての人間の心に生起することを述べている。両書ともに、神と人間のうちなる悪魔の永遠の戦いを物語っている。『ギーター』はこれを、アルジュナとクリシュナの対話の形式で伝えている」と。 -
読書と思索
ギリシャ哲学研究の第一人者・田中美知太郎(京都大学名誉教授)が遺した、読書と思索にまつわる数々のエッセイがいま蘇る。没後40年を迎え、新装版として復刊。 自己論・読書論・教養論の三部からなる本書は、戦前から戦後にかけて著者が己の人生と知の軌跡を語った、稀有な告白の書である。論考の行間には、時代と真摯に向き合いながら思索を深めた一人の哲学者の人間像が浮かび上がる。重厚な学問の背後に息づく「思索する魂」に触れることのできる一冊。 「一時的の涙や笑いを、書物から受動的に受け取ろうとするのではなくて、自分の全心を能動的にはたらかせて、一見冷やかに、親しみ難く思われるような言葉の奥に、人間のあたたかくて、親切な心を探り出すというのも、また大切な読書のよろこびであることを知ってもらいたいように思う。」――本文より。 -
「価値創造」の道
中国でなぜ、「池田思想」の研究が進んでいるのか――。長年、中国と日本の学術交流に尽力してきた著者が、その真実の一端をつづる。著者は中国の名門・復旦大学の学生時代、創価大学創立者の池田大作創価学会会長(当時)と出会いを結ぶ。その後、復旦大学のほか、東京大学、横浜市立大学、北海道大学、日本大学、大東文化大学、文教大学、目白大学、慶応義塾大学などでの研究・教育活動を経て、20年以上にわたり創価大学教員を務め、中国の各学術機関との“懸け橋"として活躍してきた。「いま、中国人民が希求してやまないのは、『価値創造』の人生といえよう」(「はじめに」より)と著者は述べる。激動の中国の歴史の中で著者が歩んだ半生に触れつつ、池田思想研究の進展ぶりを伝える一書である。 -
池田思想研究の新しき潮流
1976年5月16日の開学式から、2016年に創価大学通信教育部が40周年を迎えたことを記念して、創立者・池田大作SGI会長の思想と哲学に関する、さまざまな専門分野からの研究成果を収録した論文集。池田SGI会長の思想・哲学の研究は、アメリカ、中国、ヨーロッパ諸国などに広がりを見せ、とりわけ中国では北京大学、复旦大学をはじめとする多くの大学に「池田大作思想研究センター」などの研究機関が設立され、その成果が数多く発表されている。こうした世界的な広がりの中で、この論文集では「教育思想の革新」と「人間学の探究」の2つのテーマに焦点を当てて刊行した。 -
牧師が語る仏法の師
米国バプテスト教会の牧師が語る宗教間対話の旅路。ガンジー、マーチン・ルーサー・キング、池田大作を師とした非暴力運動の展開を、著者自身の数々のエピソードを交えて綴る。原著(A Baptist Preacher's Buddhist Teacher)は、世界各国の独立系出版社から発刊された優秀書籍を顕彰する、第23回「インディペンデント・パブリッシャー・ブック・アワード」の「宗教(東洋・西洋)」部門で「金賞」を受賞、過去2年間に全米で発刊されたキリスト教関連の優れた書籍に贈られる「2019イルミネーション・ブック・アワード」の伝記・回顧録部門でも「金賞」を受賞。大学の神学部の授業などでも活用されるなど、高い評価を受けている。 -
知っておきたいメンタルヘルスの話
『大白蓮華』好評誌上座談会の書籍化、第2弾。 現代社会が抱えるメンタルヘルス(こころの健康)という重要テーマを、医学と仏法の両面から丁寧に解説。 睡眠障害、不安障害、うつ病、摂食障害、強迫性障害などの病をはじめ、愛着、依存症、自己肯定感、マタニティーブルー・産後うつといったテーマも含めて、早期発見から治療、家族のサポートまで、メンタルヘルスをめぐる諸問題を包括的に扱う。専門的な医学知識と温かい人間的視点が融合した内容で、当事者やその家族、支援者にとって心の支えとなる実用書になっている。 【連載に寄せられた声:「はじめに」から】 「読み終わった後、希望にあふれ、元気が湧き、心から安心できました」 「『冬は必ず春となる』――同じ悩みを抱える人に少しでも寄り添える自分になります」