ライトノベル - 集英社コバルト文庫作品一覧

  • 龍は飢える
    3.3
    マクシミリアンの婚礼も終わり、表向き平穏を取り戻した白龍市(バイロンし)。だが、飛(フェイ)の心の中には言い知れぬ嵐が吹き荒れていた。また、マクシミリアンの強引な政策に花路(ホワルー)からも不満の声があがっていた。そんな折、大酒庁(ターチュウテイン)から白龍に『青龍(チンロン)』の後見を頼みたいという書状が届く。他市の意向をはかるため、マクシミリアンはクレイ・ハーパーを伴って朱龍(チューロン)へ赴くが…。待望の四龍島(スーロンとう)シリーズ第二部始動!
  • 龍を春天に放つ
    3.0
    春の盛り。マクシミリアンを主(あるじ)に戴いたばかりの白龍市(バイロンし)。火つけや盗難騒ぎでごたつく中、本土の領主・伍家(ウーけ)の使者が『白龍』就任の祝いに街を訪れることになった。折しも、本土の染付(そめつけ)ばかりをねらった壷盗人を探していた飛(フェイ)は、盗人と伍家の使者の間に関わりがあるらしいと知って…。マクシミリアンとクレイ・ハーパーの本土時代の友情を描いた短編も同時収録! 四龍島(スーロンとう)シリーズ初の番外編。
  • 龍は群青を呑む
    3.6
    マクシミリアンの最後の一手は、青龍(チンロン)の姉・雪蘭(シュエラン)を娶(めと)り、すべての諍(いさか)いを水に流すというものだった。突然つきつけられたあっけない結末に、飛(フェイ)は納得がいかない。最愛の姉の婚姻を前に、青龍は最後の抵抗を試みる。それを阻止するために再び奔走しながら、飛は次第に、マクシミリアンの思惑どおりに動くことに対する憤りを感じはじめる…。四龍島(スーロンとう)シリーズ第11弾、いよいよ青龍篇解決へ!
  • 龍は嵐に遊ぶ
    3.4
    母かもしれない玲泉(リンチュアン)が目の前で海に呑まれていくのを、どうすることもできなかった…。青龍(チンロン)の襲撃はくいとめたものの、飛(フェイ)の中で何かが崩れかけていた。『青龍』は高楼街(カオロウチエ)をつかって陸路から再び白龍(バイロン)を狙うが、それに反発した高楼街の頭(トウ)・酔熊(ツォイション)は、青龍屋敷を見限る決定を下す。大詰めを前に飛の脳裏に浮かぶ敵の姿は、『青龍』ではなく冷たい銀灰の瞳だった…。激動の四龍島(スーロンとう)シリーズ第10弾!
  • 龍は波濤を呼ぶ
    3.6
    ついに『青龍(チンロン)』がその牙を剥いた。白龍(バイロン)を欺き、樹林房(シュリンファン)主人の命を狙ってまでひそかに木材を集めてきたのは、白龍を攻撃する船団を作るためだったのだ。だが、敵がどこに船を隠しているのかわからず、飛(フェイ)はあせりを覚える。一方で、街を騒がせ続けた祥船(シャンチョアン)の跡取り千雲(チェンユン)が、青龍と内通していた証拠の書状を残して突然失踪する。いよいよ対決の時が迫っていた…。四龍島(スーロンとう)シリーズ第9弾!
  • 龍は戯れる
    3.6
    マクシミリアンを追って青龍(チンロン)屋敷までやってきた飛(フェイ)。酔熊(ツォイション)という男の助けを借りて首尾よく屋敷に潜り込むが、『青龍』の不穏な噂に警戒感を覚えていた。屋敷に単身のりこんだマクシミリアンは、『青龍』麗杏(リーシン)に、表向き客人としてもてなしを受ける。宴会でまたも酔ったふりをしたマクシミリアンは、一同が油断した隙に麗杏の偏愛する姉の雪蘭(シュエラン)を誘拐するが…!? 緊迫の四龍島(スーロンとう)シリーズ第8弾!
  • 龍は酔い痴れる
    3.4
    青龍(チンロン)・酒坊街(しゅぼうがい)から送られてきた酒甕(さけがめ)の中にしびれ薬が混入されていた。梅雪楼(メイシュエロウ)主人が被害に遭い、飛(フェイ)は犯人の意図を探るため、孫(スン)を青龍へ向かわせた。その矢先、祥船(シャンチョアン)屋敷に出入りするマクシミリアンを目撃する。不信感を覚える飛だったが、マクシミリアンが祥船の手配で青龍へ向かったのを知り、自らも青龍行きの船にとび乗った! いよいよ「青龍篇」クライマックス! 四龍島(スーロンとう)シリーズ7作目。
  • 龍は縛める
    3.6
    朱龍市(チューロンし)は、女性領主を戴き、女性が商いを取り仕切る“女の街”である。一計を案じて単身朱龍入りした飛(フェイ)は、到着早々、悪質木材商の材財房(ツァイツァイファン)にかどわかされる。屋敷には少年・桃(タオ)と樹林房(シュリンファン)の身内の女性、玲泉(リンチュアン)が捕らえられていた。二人を逃がすために立ち回っていた飛を危ういところで救ったのは、白龍市(バイロンし)にいるはずのマクシミリアンだった…。ますます目が離せない、四龍島(スーロンとう)シリーズ第6弾!
  • 龍は炎帝を追う
    3.3
    宿敵・青龍の意を受け、白龍市を内側から食いつぶそうとする大船主・祥船。彼らに対抗するために、なんとか樹林房との取引を復活させたい飛は、マクシミリアンに再三朱龍市行きを迫っていた。折しも、李の弟分である燕が、祥船といさかいを起こして狙われている。一向に動きを見せないマクシミリアンに業を煮やした飛は、事件に乗じてある計略を巡らせるが…。四龍島シリーズ第5弾登場!
  • 龍は雲にひそむ
    3.3
    『大龍』の死後、白龍市では大船主・祥船が木材の取引を独占していた。彼らの勢力拡大を阻止するため、マクシミリアンはかつて親交があった朱龍市の材木商・樹林房を訪ねることにする。しかし、ちょうどそのころ白龍市内で幽鬼騒動がもちあがった。またも背後に『青龍』がいると見た飛たちは、騒動の黒幕を探しはじめるが、次第に意外な真相が明らかになり……。四龍島シリーズ第4弾!
  • 龍は誘う
    3.5
    大船主・祥船は、青龍に与しマクシミリアンに敵対する勢力である。祥船の館で、大龍に隠し子がいると聞いたマクシミリアンは、罠を承知で西湖に出向く。一方西湖には、身重の春華が静養に訪れていた。春華は、親しくなった絲恋の頼みで、マクシミリアンを彼女に引き合わせる。だが、絲恋は、「仇」と叫んで突如マクシミリアンに切りかかっていった! 人気絶頂の四龍島シリーズ第3弾。
  • 龍は花を喰らう
    3.5
    マクシミリアンの統率のもと、平和を取り戻した白龍市だが、老蕭時代の腐敗はいまだ根を張っていた。かつての知り合いの不審な死を目撃した飛は、それが極めて毒性の強い麻薬「夜花丹」の中毒死であることをつきとめる。はびこる夜花丹の被害が、青龍市の陰謀によるものと確信したマクシミリアンは、飛と共に青龍市に乗り込むが……。待望の四龍島シリーズ第2弾、ついに登場!
  • 龍は微睡む
    3.8
    四龍島(スーロンとう)は、その名のとおりに『青龍(チンロン)』『白龍(バイロン)』『朱龍(チューロン)』『黒龍(ヘイロン)』と呼ばれる四人の主が統治する島。白龍市の後継者・マクシミリアンは、妾腹の生まれゆえに『半龍(ハンロン)』と呼ばれ、侮られていた。しかし、歓楽街『花路(ホワルー)』の頭・飛(フェイ)は、彼の瞳に常人とは違うものを感じる。二人が出会うとき、運命は鮮やかに輝きはじめる。疾風怒涛のカンフーアクション!
  • コバルト文庫 電子オリジナル作品 無料試し読み集 2018
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    -
    この電子書籍は、2018年に配信された、コバルト文庫の電子オリジナル作品・全13作品の無料試し読み小冊子です。全作品、試し読みをたっぷり増量して収録。お気に入りの作品を見つけよう!【試し読み収録作品】「紅き断章 すべて華の如し(後宮シリーズ短編集)」(はるおかりの)/「王立探偵シオンの過ち2」(我鳥彩子)/「聖霊狩り 妖魅の書」(瀬川貴次)/「薔薇の純情2 赤き疵痕は偽りの花嫁」(響野夏菜)/「その後のひきこもりたち アレサンドリ神国の人々は今日も自由にあがいています(ひきこもりシリーズ短編集) 」(秋杜フユ)/「ひみつの小説家と葡萄酒の貴公子」(仲村つばき)/「錬金術師はガラスの靴で踊る~ヴェルサイユ宮殿とサンドリヨンの謎~」(一原みう)/「ちょー東ゥ京 ~カンラン先生とクジ君~」(野梨原花南)/「月下薔薇夜話 ~君の血に酔う春の宵~」(真堂 樹)/「玉響 ――妖し姫恋奇譚――」(藍川竜樹)/「王立探偵シオンの過ち3 罪よりも黒く、蜜よりも甘く」(我鳥彩子)/「ちょー東ゥ京 2 ~カンラン先生とクジ君のちょっとした喧嘩~」(野梨原花南)/「白き断章 すべて雪の如し(後宮シリーズ短編集 二)」(はるおかりの)

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  • 【無料小冊子】炎の蜃気楼 完全読本
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    5.0
    【無料小冊子】この小冊子は、2015年秋で25周年を迎えるロングヒット作品、コバルト文庫「炎の蜃気楼」シリーズを紹介するガイドブックです。前半は、雑誌cobalt2014年1月号ふろく「炎の蜃気楼 完全読本」より、「人物紹介」「ダイジェスト」「昭和編トピックス」を抜粋し、収録しています。用語解説や名場面の紹介もあります。後半は、2015年10月現在電子配信されているシリーズ全69冊のカタログとなっています。巻末には全69冊のカバー画像を紹介するギャラリーも収録しました。既にシリーズをご愛読いただいている方はシリーズを振り返るアイテム&電子版のカタログとして、これからシリーズを楽しまれる方は入門編として、ぜひお役立てください!

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  • 集英社電子書籍ガイド2014-2015 コバルト文庫編
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    【無料ガイドブック】この電子書籍は、2015年3月末日現在配信されているコバルト文庫の電子書籍版「eコバルト文庫」全点のカタログです。著者50音順にプロフィールと配信タイトルを記載し、おすすめタイトルの内容を紹介しています。また、配信中のシリーズ作品のうち、人気の10シリーズをカバー画像とともに紹介しています。本カタログをダウンロードしていただき、興味を持たれたタイトルはぜひ電子書店にてお求めください。

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