司馬遼太郎作品一覧

  • 歴史の夜咄(よばなし)
    3.0
    深い学識で古代から江戸時代までを語りあう。 国民的作家である司馬遼太郎と、地方史・部落史・女性史など新しい視点から数々の研究を発表してきた歴史学者の林屋辰三郎というふたりの碩学による対談集。高松塚古墳で高句麗の影響を論じ、大化の改新に隋・唐帝国成立の影響を探る……。平易な語り口で、古代から江戸時代までを縦横無尽に論じています。歴史を読む楽しさを感じながら、日本について考える上での、さまざまな示唆を与えてくれる贅沢な1冊です。
  • 対談 中国を考える
    3.5
    古来、日本と中国は密接な関係を保ってきた。だが現実には、中国人は日本にとって極めて判りにくい民族なのではないか。ぶつからないためには理解すること、理解するためには知ること――両国の歴史に造詣の深い司馬遼太郎と陳舜臣という二人の大家が、この隣人をどのように捉えるべきか、長い歴史を踏まえて深く思索する中国論・日本論。
  • 手掘り日本史
    3.8
    日本人の底の底には無思想という思想、簡単に言ってしまうと美意識があるのではないかと思う――日本人が初めて持った歴史観、庶民の風土、「手ざわり」感覚で受け止める伝統的美人、義経という人気者、幕末三百藩の自然人格。歴史小説に新しい地平を開いた国民的作家が、、自らの発想の原点を解き明かす。評論家、江藤文夫による司馬への聞き書きに、さらに司馬自身が手を加えて完成した、対談ともインタビューともエッセイともひと味違う、不思議な読み応えの一冊。司馬文学を読み解くための良質なサブテキストともなっている。
  • 歴史と視点―私の雑記帖―
    3.9
    歴史小説に新しい時代を画した司馬遼太郎の発想の源泉は何か? 帝国陸軍が史上初の惨敗を喫したノモンハンの戦いを、太平洋戦争を戦車隊員として戦った自身の体験と重ね合わせながらふりかえり、敗戦に至る壮大な愚行に対する一つの視点を呈示するなど、時代の諸相を映し出す歴史の搏動をとらえつつ、積年のテーマ“権力とは”、“日本人とは”に迫る独自な発想と自在な思索の軌跡。
  • 果心居士の幻術
    3.7
    超人的な力の持主であるがゆえに、戦国時代の武将たちの運命を左右しながらも、やがては恐れられ殺されていった忍者たちの不可思議な生き様を描いた「果心居士の幻術」「飛び加藤」。そのほか、日本建国の神話に題材を取った「八咫烏」から、幕末・新選組の裏面史を扱った「壬生狂言の夜」まで、歴史の中に埋もれた興味深い人物・事件の数々を掘りおこした作品集。
  • この国のかたち(一)
    3.9
    日本は世界の他の国々とくらべて特殊な国であるとはおもわないが、多少、言葉を多くして説明の要る国だとおもっている――長年の間、日本の歴史からテーマを掘り起こし、香り高く稔り豊かな作品群を書き続けてきた著者が、この国の成り立ちについて研ぎ澄まされた知性と深く緻密な考察をもとに、明快な論理で解きあかす白眉の日本人論。
  • ロシアについて 北方の原形
    3.8
    「ともかくも、日本とこの隣国は、交渉がはじまってわずか二百年ばかりのあいだに、作用と反作用がかさなりあい、累積しすぎた。国家にも心理学が適用できるとすれば(げんにできるが)、このふたつの国の関係ほど心理学的なものはない。つまりは、堅牢な理性とおだやかな国家儀礼・慣習だけでたがいをみることができる(たとえば、デンマークとスウェーデンの関係のようになる)には、よほどの歳月が必要かと思われる。」(あとがきより) おもに日露関係史の中から鮮やかなロシア像を抽出し、将来への道を模索した、読売文学賞随筆・紀行受賞の示唆に富む好著。
  • 殉死
    3.8
    乃木希典――第三軍司令官、陸軍大将として日露戦争の勝利に貢献。戦後は伯爵となり、学習院院長、軍事参議官、宮内省御用掛などを歴任し、英雄として称えられた。そんな彼が明治帝の崩御に殉じて、妻とともに自らの命を断ったのはなぜなのか? “軍神”と呼ばれた男の内面に迫り、人間像を浮き彫りにした問題作。
  • 木曜島の夜会
    3.8
    オーストラリアとニューギニアの間にあるトレス諸島。その中のひとつ、木曜島では、明治時代から太平洋戦争前まで、海底にいる白蝶貝を採るために日本人ダイヴァーが活躍していた。サメの恐怖、潜水病との戦いに耐えつつ、異国の海に潜り続けた男たちの哀歓と軌跡から日本人を描き出した表題作他、吉田松陰と奇縁を持ちながらついに立身出世を果たしえなかった富永有隣を描いた「有隣は悪形にて」など歴史短篇三篇を収録。
  • 街道をゆく 1
    4.0
    旅はここからはじまった! 湖西のみち、大和・竹内街道、甲州街道、葛城みち、そして長州路……司馬史観が自在に展開するシリーズ第1弾。
  • 草原の記
    4.1
    史上空前の大帝国をつくりだしたモンゴル人は、いまも高燥な大草原に変わらぬ営みを続けている。少年の日、蒙古への不思議な情熱にとらわれた著者が、遥かな星霜を経て出会った一人のモンゴル女性。激動の20世紀の火焔を浴び、ロシア・満洲・中国と国籍を変えることを余儀なくされ、いま凜々しくモンゴルの草原に立つその女性をとおし、遊牧の民の歴史を語り尽くす、感動の叙事詩。
  • 週刊文春 2026年1月15日号
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    ■■■「高市総裁が天の願い」統一教会(秘)報告書 3200ページ全文入手!■■■ 「TM特別報告」と題された極秘文書が、再び自民党を揺るがしている。安倍晋三元首相、萩生田光一幹事長代行、そして高市早苗首相の名前も。全3200ページにも及ぶ文書からは、教団と自民党の蜜月が改めて浮き彫りに――。 ■■■米倉涼子(50) 麻薬疑惑で逮捕状が請求されていた!■■■ マトリのガサ入れを小誌が報じてから約2カ月。昨年末、米倉が沈黙を破り、捜査が「一区切りついた」とする声明を発表した。だが、米倉がひた隠す「不都合な事実」が――。 【紅白スクープ合戦】 若手からベテランまでスターが顔を揃えた紅白歌合戦。視聴率はV字回復で35%を上回った。伝説のアイドルが歌い、元カレが華麗にターン。ロック歌手やラッパーが吠える、その裏には……億千万の紅白スクープ発見! ●けん玉有吉、熱愛綾瀬、ダンス今田「強張った司会トリオ」 ●松田聖子が“芸名”商標登録を巡って闘争中 ●郷ひろみ“卒業宣言”を芸能界のドンが慰留していた ●矢沢永吉 米国で不動産12億円爆買いが止まらないHa~Ha ●“育ての親”が告白「ちゃんみなは宇崎竜童に似ている」 ■■■ミセス大森元貴 不登校少年が皇帝になるまで 紅白大トリ&レコ大3連覇■■■ 仲間との出会いと別れ、あの人気ラブソング誕生に年下女性アイドルの影、炎上MVを招いた背景、ドキュメンタリー映画の舞台裏。数々のヒット曲を生み出す大森元貴の、これまで明かされなかった(秘)スクープを一挙解禁! ■■■孤独死した準主犯「両親と義兄の告白」 女子高生コンクリ殺人37年後の真実 山崎裕侍■■■ 史上最悪の少年犯罪と呼ばれる綾瀬コンクリ殺人。被害者の女子高校生が亡くなったのは、37年前の1月4日だった。果たして加害少年たちはその後、どんな人生を歩んできたのか。執念の取材で明らかになったのは――。 ■■■“ゆる繋がり”が定年後を変える! 50代から始める終活(後編)■■■ 定年延長や再雇用でリタイア年齢が引き上げられた今こそ、現役時代から「第三の居場所」を模索することが重要だ。50代から始める終活後編のテーマは“ゆる繋がり”。晩年を支える関係性を構築する秘訣と事例をご紹介。 ■■■骨粗しょう症を防ぐ新習慣 文春女性外来(2) 宮尾益理子■■■ 女性の、女性による、女性のための医療連載。第2弾は、50歳以上の女性の4人に1人が患う骨粗しょう症。身近な疾患にも関わらず、自分の骨の健康状態を知る人は少ない。原因は? 対策は? 強い骨で新年の第一歩を! ■■西東京4人母子心中 茶髪妻(36)がのめり込んだ9歳下情夫 男の体には“解体”を試みたような無数の傷跡が……■■ ■■「森友事件」財務省が“嘘”を流し始めた 相澤冬樹■■ ●長澤まさみ電撃婚で囁かれるSHOGUNのお供 ●SnowManリーダー岩本照が挑む忍者ドラマ ●フジ名物プロデューサーがパワハラで「鬼レンチャン」から降板! ●球界No.1イケメン投手がプロポーズしたお相手 ●箱根“シン・山の神”黒田朝日は韋駄天一家 父の盟友徳本一善が「父親はもっと天才だった」 ●豪華ミステリー競作「5分の迷宮」『ぜったいやってはいけないこと』白井智之 ●新・家の履歴書 宮川一朗太(俳優) ●阿川佐和子のこの人に会いたい 田内学(金融教育家) グラビア ●原色美女図鑑 出口夏希 撮影・武井宏員 ●ロシア人写真家を魅了した 能登の女神 好評連載 林真理子/池上彰/杉本昌隆/中丸雄一/三宅香帆/土屋賢二/宮藤官九郎/みうらじゅん/柳家喬太郎/能町みね子/町山智浩/平松洋子/藤田晋/宇垣美里/津田健次郎/萩本欽一/本郷和人/鈴ノ木ユウ/村山由佳/綿矢りさ/鷲田康/益田ミリ/桜玉吉ほか ※「週刊文春」電子版は、紙版とは一部内容が異なります。掲載されていない記事、ページがあります。ご応募できないプレゼントや懸賞があります。 ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。 また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1959年創刊。多くの人気連載、名物グラビア企画に加えて、政治、経済、スポーツ、芸能とあらゆる分野のスクープ記事が満載。発行部数No.1の総合週刊誌です。

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  • 花妖譚
    3.5
    清の八十翁・松齢の庭に突如咲いた一茎の黒い花。不吉の前兆を断たんとしたその時に現われたのは(黒色の牡丹)。人間稼業から脱し、仙人として生きる修行を続ける小角がついに到達した夢幻の世界とは(睡蓮)。作家「司馬遼太郎」となる前の新聞記者時代に書かれた、妖しくて物悲しい、花にまつわる十篇の幻想小説。
  • 【分冊版】竜馬がゆく(1)
    無料あり
    4.0
    12歳、「坂本の寝小便ったれ」とからかわれ泣かされる。字を満足に覚えられず寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬だが母の死を受け入れることをきっかけに強い男へと変わっていく。 17歳、強くなった竜馬と武市半平太、岡田以蔵との出会い――そして江戸へ。 司馬遼太郎の傑作歴史小説を初の漫画化。坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック! ※この電子書籍は『竜馬がゆく 1』の分冊版です
  • 竜馬がゆく 1 無料試し読み版
    無料あり
    3.5
    12歳、「坂本の寝小便ったれ」とからかわれ泣かされる。字を満足に覚えられず寺子屋の師匠に見捨てられる。そんな竜馬だが母の死を受け入れることをきっかけに強い男へと変わっていく。 17歳、強くなった竜馬と武市半平太、岡田以蔵との出会い――そして江戸へ。 司馬遼太郎の傑作歴史小説を初の漫画化。坂本竜馬の奇跡の生涯を『コウノドリ』の作者・鈴ノ木ユウが描く、幕末大河コミック第1巻! ※こちらは「無料試し読み版」となります。続きは製品版をご購入のうえ、お楽しみください。

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  • ペルシャの幻術師 1 無料試し読み版
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    4.0
    司馬遼太郎の幻のデビュー作は女性が主人公だった! 海音寺潮五郎が「幻覚の美しさに惚れこんだ」と絶賛した名作に、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選出の漫画家・蔵西が挑む。 ◆ストーリー 十三世紀、世界を席巻したモンゴル軍の猛攻は、ペルシャにまで至った。 モンゴル軍団を率いる大鷹汗(シンホルハガン)ボルトルは、ペルシャ高原の町メナムに攻めいる。ボルトルはメナムで美姫・ナンを見初め、自らへの愛を求める。 そこに、ボルトルの命を狙う幻術師・アッサムが現れ、ナンを幻惑する――。 西紀一二五三年の夏、ペルシャ高原のひがし、プシュト山脈をのぞむ高原の町メナムは、ここ二カ月、一滴の雨にもめぐまれなかった。―― 新月のまだ懸らぬ六月二十八日の夜、いまから一月前のことである。アラ山脈を越えて突風のようにやってきた蒙古兵が、メナムの町を一夜のうちに鮮血の霧で包んだ。町の土侯とその兵は戦わずして遁げ、市民は、血に飢えた東方の蛮族の手で思うさま殺戮された。シナ北西部はおろか、遠く東ヨーロッパまで征服した成吉思汗(ジンギスカン)四世蒙哥(マング)が、その弟旭烈兀(フラーグ)に二十万の兵を授けて、史上有名なペルシャ攻略の緒にようやくつきはじめたのである。そうした殺伐な背景のなかに、この数日来、メナムの町は奇妙な賑いをみせていた。  沙漠をゆく隊商(キャラバン)が、水を買いにきて市を立てる。―― 司馬遼太郎「ペルシャの幻術師」より ※こちらは「無料試し読み版」です。続きは製品版をご購入の上、お楽しみください。

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