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-蛸足のごとく、戦線を広げていった武田信玄。たとえ侵攻戦が失敗しようとも、何度でもアタックし続けるのが信玄の流儀である。そして最後にはその領土を拡大することに成功する。「甲駿同盟」を破棄し展開した南進政策の結果やいかに!?
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-たとえ相手が強大であろうとも、手当たり次第に周辺国への侵攻を繰り返す武田信玄。信濃、西上野侵攻戦、どの戦いをとってみても一進一退である。しかし、確実に領土を拡大した信玄は、遂にその矛先を西へと向けた。家康を撃破した先に何があるのか?
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-「軍下手」の石田三成が、強者である徳川家康に挑んだ、関ヶ原の合戦は、本当に無謀な戦いだったのだろうか。調略・計略に長けた三成のもとに、なぜ8万を超える軍勢が集まったのか。関ヶ原までの経緯と合戦模様、そして三成の悲劇を丹念に描きだす。
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-生きるか死ぬか! 自らの決断が、自身ばかりか、一族・家来の生死を決めるという時代のなかで、究極の選択を迫られつづけた戦国武将たちは、いかにしてその迷いを断ち切り、意を決したのだろうか? 歴史を動かした男たちの生死の場面・ドラマを事例としてあげ、その成功と失敗に、現代の企業リーダーが学ぶべき法則を見出す。[構成]は(1)すべてはトップで決まる…部下がよろこぶトップダウンとは…(2)いまこそ人事に集中せよ…部下の長所を見出した抜擢人事…(3)情報の選択を誤るな…リーダー・信長が下したもう一つの決断…(4)覚悟を決めろ…「厳島の戦い」にみるリーダーとしての毛利元就…(5)危機を好機に変える力…既成概念にとらわれなかったリーダーたち…(6)撤退を怖れるな…撤退で成功したリーダー・失敗したリーダー…(7)継承してこそ価値がある…後継者対策が抜群だった徳川家康…以上7つの側面から、厳しい時代を生き抜くリーダーに求められる生き様を探る。
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-「天下は実力のある者がまわりもち」。秀吉亡き後、次に天下を統べるのは、徳川家康だと踏んだ伊達政宗。大人しく家康を支える政宗だが、己の野望を実現するために準備を進める……。時代は、政宗を必要とするのか。政宗の野望と無念をつぶさに見る。
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-砂金と馬の一大産出地、奥羽。中央から離れたこの地では、古くからその広大な土地を巡って争いが続いてきた。大崎氏の支配から、伊達氏の時代へ。そして遂に秀吉がその手を伸ばす。この地で一体だれが勝ち残るのか。語られることの少ない東北・風雲戦国史。
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-大久保長安。家康より全国の金銀山の統括を任されていた男は、幕府内に一大勢力を築いた。しかしその富と権力は、長安の死の直後に、疑獄事件を呼び込んだ。そして事件の裏に政府転覆が噂されるが、その先にはまだ見ぬ真相が待っていた。一族粛清の真相とは。
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-関白として天下統一の触手を、東北まで延ばしてきた豊臣秀吉。伊達政宗は、奥州探題として秀吉の論理を突っぱねた。その後も巧みに秀吉の攻勢をかわし続ける。時に、押し。時に、引く。しなやかな竹のように「天下人」秀吉と互角に渡り合った独眼竜のプライド。
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3.0天下人を苦しめ、サムライの誇りとともに潔く散った男・真田幸村。 これを読めば話題のNHK大河ドラマ『真田丸』がよくわかる。 本書では、第1章で真田家のルーツや、大坂の陣に至るまでの歴史の概略を追い、第2章で真田家の家族や血縁関係、幸村の知られざる人柄に迫ります。第3章では幸村とかかわりの深い大名や武将などの人物、また「真田十勇士」について解説。第4章では幸村が活躍した戦いを中心に、真田軍団や戦法について取り上げています。第5章では幸村ゆかりの城や屋敷などを紹介。 小説などで脚色された活躍ではなく、等身大の人間としての幸村や、大坂の陣などの最新の研究成果も盛り込まれています。 幸村をゼロから知りたい、もっと知りたい人のための入門書です。
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-誰もが知る日本の歴史人物の足跡を、地図とともに読む。 いつ、どこで、何を成し遂げたのか。そこに至るまでにどんな道筋やドラマがあったのか。 地図とともにたどることで、お馴染みの歴史人たちの輪郭がより鮮明に、より臨場感を持って浮き上がる。 本書に登場する人物…聖徳太子、源義経、武田信玄、上杉謙信、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗、忠臣蔵、伊能忠敬、新選組、西郷隆盛、坂本龍馬、渋沢栄一、津田梅子 大河ドラマ監修などでお馴染みの小和田哲男はじめ、各人物研究のエキスパートが執筆。
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-着々と四国平定を進める長宗我部元親のもとに、本能寺の変の急報がもたらされた。力をつける豊臣秀吉を横目に見ながら、悲願の四国統一を成し遂げた元親だったが、それもわずか六か月の命運でしかなかった……。長宗我部元親、激動の半生にせまる。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東京には実は多くの城跡があります。有名なところでは江戸城や八王子城がありますが、その他にもこんなところに! とか、ここも?など驚くようなところが実は城跡で、今もその面影を残すところも多いのです。本書では近郊地域を含めその中から120か所をオールカラーで紹介。それぞれの城跡の歴史や城のつくりを専門家によって懇切丁寧に説明しています。アクセスを始めとした各種データも掲載した、東京の知らざれる歴史に触れる知識欲をそそるガイド書です。
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-小牧・長久手の戦いとは、秀吉と家康、二人の国家ビジョンのぶつかり合いだった。信長の後継者として「天下布武」を突き進む秀吉は、徳川・北条・伊達三国同盟の前に敗北する。秀吉の方向転換、そして同盟側の綻び。家康は退きつつも、ある決意をついに固めた!
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-三河の一向一揆を平定した徳川家康は、織田信長と同盟を結んだ。姉川の戦いで浅井・朝倉軍を破って勢いにのる家康だが、三方々原の戦いで大敗北をきっする。さらに本能寺の変で事態は悪化。三河平定・姉川合戦・小牧・長久手、家康天下統一前夜の戦いをおう。
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-今川義元の保護国的な扱いであった松平領。松平家の「どん底」に生まれた竹千代は、織田家にその身を売られた。腕白小僧だった竹千代は徐々に頭角を現し始め、ついに運命の桶狭間をむかえる。江戸入城までの徳川家康の生涯を、大ボリュームで総ざらい。
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-征夷大将軍を任命するのは天皇であった。鎌倉幕府創業の歴史書『吾妻鏡』を愛読した徳川家康は、源頼朝にあこがれ将軍職を熱望した。そして将軍の地位を得るために、また政権安定のために、『吾妻鏡』を利用した。朝廷をまるめ込むための、家康のあの手この手。
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-征夷大将軍の地位を秀忠に譲り、江戸城から駿府城へと移った徳川家康。ここに家康・秀忠の二頭政治が成立した。しかしそれは対等な関係だったのだろうか?江戸を陰で操る駿府政権のブレーンたちを詳細に分析し、家康の駿府大御所時代の真意にせまる。
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4.0天下分け目の関ヶ原の戦いに遅れ、二代将軍に就任した直後も政治の実権を握れなかった秀忠。偉大な父・家康と子・家光との狭間でとかく存在感が薄いといわれてきた秀忠は本当に「凡庸な将軍」だったのだろうか?当時まだ健在だった畿内の豊臣方大名を押さえ、江戸支配を確固たるものにしたい家康と秀忠の二元政治。三代将軍家光への円滑な政権交代を視野に入れた有力大名や一門・譜代大名への容赦のない改易と取りつぶし。本書では、幕藩体制260年の礎を築いた秀忠のこのような施策を、丹念な史料検証を通して究明し、律儀で実直なだけではない「二代目」秀忠の実像を描き出す。目次より、秀忠の誕生と二人の兄 江戸城をまかされる 関ヶ原の戦い 家康の将軍任官と秀忠の立場 駿府大御所政権と江戸政権 家康の死と秀忠独自の施策 大御所秀忠と家光。創業者・家康を引き継ぎ、「葵の御紋」を守り抜いた男の真価を再評価する一冊である。
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3.0千人斬りなどの悪行、叔父・秀吉への謀反の企て……果たしてこれらは真実なのか?秀次の切腹以後、秀吉を正当化する史料だけが残った。だがそれらを厳正に検証すれば、城下繁栄や学問・芸術振興における秀次の功績が認められ、思慮・分別と文化的素養を備えた人物像が浮かび上がる。そして関白の地位に就くも、突然でっちあげられた謀反事件。それは豊臣政権の主導権争いの結末だった。幼少より人質となりながらも、秀吉の後継者として期待に応えた秀次。しかし、秀吉にとって邪魔な存在となるや汚名とともに処罰された。その実像は暴君というよりむしろ秀吉の政略に翻弄された犠牲者ではないだろうか。本書は、秀次の養子時代、武将としての活躍、城主としての功績、後継者としての立場、文化人・芸術家としての事績など、様々な角度からその人間性を考察し、謀反事件の真相に迫る。秀吉の引き立て役として歴史上否定され続けた「殺生関白」の復権に挑む一冊。
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-豊臣政権時代に、石田三成がはじめた施策が、その後江戸幕府の基礎を作った!?行政のエキスパート達のなかで秀吉が最も期待した人材、石田三成。太閤検地・兵站・占領政策・都市再開発にみる、三成の隠れた才能と、その施策が時代に与えたインパクトとは。
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-豊臣秀吉に隙などない。負けなし外交。兵を動かせば戦国一の素早さ。守れば最新テクノロジーを駆使した築城術に、たらし込み。そして後ろに控えるビッグマネー。もはや全国統一を果たすのは、秀吉以外にありえなかったのである。圧巻の秀吉の力をまじかに見る。
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-毛利元就は、次男元春を吉川家へ、三男隆景を小早川家へ送り込み、中国地方の支配を確固たるものとしていた。吉川と小早川、「毛利両川」と呼ばれる揺るぎなき結束であったこの組織を、豊臣秀吉は巧みに絡めとっていく。“人たらし”秀吉の本領発揮。
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-恋愛結婚だったかもしれない秀吉とおねだが、遂に二人には子どもができなかった。浅井三姉妹の長女、茶々。二女のお初に三女のお江。そして十六人ともいわれる側室たち。秀吉が進めた婚姻政策は、いかなる狙いで行われたのか。秀吉をとりまく女性たちにせまる。
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3.0speechを「演説」と訳したのは福沢だった。 そして福沢自身、抜きん出た名演説家だった。 日本の近代化・文明化のためには、独立した個人が自らの思想を大いに論じ合わなければならない。 明治という時代が大きく動き出す中で、日本のよりよき未来を、熱く巧みな弁論で語り尽くした、その記録。 著作で見せるのとはひと味違う、福沢のライブ感溢れる言葉が、時代を超えて日本人の心を撃つ! 今日における福沢の思想史的再検討をリードする編者が、残されている速記録や原稿から「名演説」を厳選し、わかりやすい解説を付して編集した、画期的演説集。 【本書より】 日本世界をもっとわいわいとアジテーションをさせて、そうして進歩するように致したいと思う。それが私の道楽、死ぬまでの道楽。何卒皆さんも御同意下さるように。 【主な内容】 第一章 「演説」と「交際」の創始 演説はなぜ必要か/政府の専制から人民の政府 など 第二章 実業界へ出でよ 智識交換・世務諮詢に不景気なし/道徳は説くのではなく示せ など 第三章 立憲国家の国民へ向けて 経済学芸への注意を怠るな/学問に凝る勿れ など 第四章 個人の独立、国家の独立 銭は「人生独立の母」なり/政論の下戸となるな/学者は飼い殺せ など 第五章 次世代へのメッセージ 老却せる老生からの勧告/排外主義と自尊自大の戒め など 編者解説
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3.5那覇で発見された「山下洞人」の化石人骨は、何と3万2000年前のものだと推定される。爾来沖縄の人々は、彩り豊かな歴史を紡いできた。地方の権力者が各々グスク(城)を築いたグスク時代ののち、三山時代を経て、尚氏による統一王朝が誕生。王の即位式で、神女(ノロ)を利用した策謀がなされたこともあった。中国との進貢貿易、東南アジアと日本を行き来する中継貿易で王国は繁栄するが、17世紀島津氏の侵攻を受け、中国と鹿児島藩との二重支配体制に。やがて日本に組みこまれ、悲劇の沖縄戦、本土復帰を経て現代へ……。琉球・沖縄の通史を、第一人者が丁寧に解説する。 ●三山時代の前に、統一王朝が存在した可能性 ●「唐一倍」の利益があった中国貿易 ●鹿児島藩の琉球支配の必要条件は木材と鉄 ●「琉球交易港図屏風」で描かれたにぎわい ●極秘に進められた仏軍艦購入契約 ●日本史上最大の地上戦 ●沖縄復帰後の「大作戦」
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古代から幕末まで、日本全国の200城を写真で楽しむガイドブック登場! 日本の名城を網羅したポケット百科が登場! 戦国史研究の第一人者・小和田哲男静岡大学名誉教授、監修! 姫路城や松本城のような立派な天守だけが「城」ではありません。日本には古代から幕末まで約5万ともいわれる城が築かれました。そんな多種多彩な城の楽しみ方を、旅行会社が主催する「城めぐりツアー」で監修やガイドを務める藪内成基氏が、わかりやすく解説。城の発祥とされる吉野ヶ里をはじめ、猫城主が待つ備中松山城、古代水洗式トイレを備えた秋田城、ワッフル型の堀に囲まれた山中城、ペリー来航を機に築かれた品川台場まで、全国200城の見どころを紹介します。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「織田信長の桶狭間の戦いの勝利は、奇襲ではなく、徹底した情報収集と天の恵みのおかげだった」「徳川家康は自らの意思で正室と嫡男を殺した」「毛利元就の遺訓、三本の矢は後世の創作」「明智光秀の坂本城天主は安土城天守より早かった」 従来の通説をくつがえす戦国史の新説をたっぷり検証! 日本史の驚くべき史実とともに、人気戦国武将の意外な素顔と実力がわかる! 戦乱の世を苛烈に生き抜いた、個性的で魅力あふれる戦国武将たち。信長、秀吉、家康の三英傑をはじめ、北条早雲、今川義元、武田信玄、上杉謙信、明智光秀、竹中半兵衛、黒田如水……。日本史に名を刻んだ名武将たちの戦いぶりと真実の姿を、近年研究されてきた新説でたっぷりと検証する。三英傑から最強武将として人気の立花宗茂まで、戦国武将52人の魅力が存分にわかる、歴史エンターテインメント図解本。戦国史研究の第一人者、小和田哲男が、先見性、企画力、統率力、実行力、教養、5つのポイントから真の実力を判定する。 小和田哲男/監修 1944年生まれ。静岡大学名誉教授。日本中世史。日本の戦国史研究の第一人。NHK大河ドラマをはじめ、数多くの時代考証や歴史番組での解説を担当。史実に照らし合わせ、わかりやすい言葉で解説している。
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-「戦わずして勝つ」を信条に、秀吉が好んで使った籠絡戦。その裏では、名軍師竹中半兵衛と黒田官兵衛が動いていた。また、秀吉は信長から受け継いだ茶の湯を、巧みに政治に取り入れる。「政治家」豊臣秀吉の強さの秘密を知るための2篇を収録。
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3.0定年退職後の長きにわたる「第二の人生」をどう充実させるか。その答えは、意外にも戦国武将にあった。激動の乱世を生きた戦国武将たちは、隠居の時期を自ら判断し、それぞれの第二の人生を過ごした。歴史学者・小和田哲男が有名無名の武将を取り上げながら、彼らの生き方や死生観、美意識を通して、老後を生き抜く方法を伝える一冊。
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-朝鮮への侵攻が決定したとき、豊臣大名たちの胸にはさまざまな思惑が渦巻いた。「好戦派と厭戦派」「渡海組と残留組」「武功派と吏僚派」の3グループに分けることで見えてきた、豪壮秀吉軍団に入った深い亀裂と、次なる戦の予兆とは。
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-北条早雲は伊勢の素浪人ではなかった!?謎に包まれた早雲の出自を解き明かす。小田原評定衆はどんな機関?マイナスイメージを払拭。91の支城!?他に類をみない築城・地勢学。真説北条氏、バラエティ豊かに3編を収録。
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-父である氏綱から、遺言状という形で「帝王学」を学んだ、北条氏康。父の死を乗り越え、敵対勢力であった、扇谷上杉朝定を撃退する。用兵の優秀性、民政手腕。『小田原衆所領役帳』や『北条氏綱公御書置』などの資料を読みとき、隠れた人気者にせまる。
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-戦国時代まで、日本史の中心は京都であった。しかし応仁の乱によって政治の中心は地方へと散っていく。中でも注目される関東。三方面軍構想と「北条一族王国」、いまだ僻地であった江戸城を手にした徳川家康。戦国世、関東という地はどう扱われたのか。2編収録。
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-相模の名族、三浦氏。北条早雲はその最後の戦いにおいて、三浦義同・義意父子を新井城に追いつめた。当初は力攻めで押し切るはずだった早雲も、要害堅固な新井城を前に、作戦を変更せざるをえなかった。記録と記憶に残る、北条早雲最後の戦い。
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-北条早雲、永正16年(1519)88歳で没する。足利義視の近士として仕えていた早雲は、戦国時代の幕開けと同時に、歴史の表舞台へと躍り出た。伊豆への侵入、小田原城攻略、相模平定。暴れに暴れたその人生。風雲児と呼ばれる男の全記録。
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-織田信長は、広大な領地支配を「方面軍」という形で諸部将に分担させている。北陸方面軍司令官、柴田勝家。中国方面軍司令官、羽柴秀吉。近畿方面軍司令官、明智光秀。それぞれの合戦を詳細に分析しながら、信長が最も評価した人物を推理する。
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-本能寺の変は、有力大名たちを動揺させた。徳川家康、毛利輝元、上杉景勝、北条氏直、長宗我部元親。本能寺の変、そして翌年の賤ヶ岳の戦い。それぞれの思惑が錯綜する。笑う者あれば、泣く者あり。本能寺の変の余波に揺れる、5大名、5編を収録。
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-下剋上とは一体何か。家臣が主を倒し、その実権を奪うという行為は、なにも戦国時代に限ったことではない。なぜ下剋上は「悪」なのか?いつ成り上がることが「悪」となったのか?また戦国最後の下剋上、本能寺の変を再考する。めったに見れない「下剋上の歴史」。
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-2014年大河ドラマの主人公 黒田官兵衛に代表される、 名軍師たちの実像に迫る! 戦国時代を動かしていたのは、織田信長、武田信玄といった武将だけではない。兵法の知識を生かして彼らを補佐し、心理面でのバックアップも行った軍師・参謀的な存在を忘れてはならない。本書では、名軍師たちの活躍や信念に光を当て、現代の組織運営やリーダーシップにつながるエッセンスを取り出す。 第1章 黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた男 第2章 太原雪斎―今川義元を「海道一の弓取」に育てた名僧 第3章 山本勘助―“義”を貫いた策士 第4章 立花道雪―手輿に乗った猛将 第5章 竹中半兵衛―“情”あつき知将 第6章 山中鹿介―尼子氏再興にかけた一生 第7章 片倉小十郎―政宗の右眼として生きた名参謀 第8章 直江兼続―“愛”を掲げた忠臣
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-NHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証を担当者した歴史研究家が、これまで日が当たらなかった、薩摩藩を復興させた家老たちを再検証。薩摩藩がなぜ幕末に力をもてたかを検証する。 ■どうやって歳入の40倍以上の借金を解消させたのか!? 薩摩藩と聞くと、大きな藩で経済的に余裕があったのではないかと思う人も多いかもしれません。 しかし、それは正しくありません。薩摩藩もかつては破産寸前だったのです。 「島津の退き口」とも呼ばれた壮絶な退却劇を演じ、徳川家康にも一目置かせた島津家の薩摩藩ですが、江戸時代中期には、薩摩藩も他の多くの藩同様に経済的には困窮してしまっていたのです。 そもそも薩摩藩の石高は数字上72万石ですが、痩せた国土のため、実質的には32万石程度に過ぎず、借金は歳入の40倍以上に膨れ上がっていました。 もはや金を貸してくれる商人はおらず、家臣たちへの給料は1年以上も滞り、薩摩屋敷は雑草が生え放題だったのです。 幕府からつぎつぎと命じられる無理難題、多額の借金。 これらの問題に、自らの命と名誉を投げ打って立ち向かった3人の家老たちに焦点を当てます。 西郷隆盛や島津斉彬らが世に出る下地をつくった「名も無き家老たちのプロジェクトX」があったのです。 ■目次 第1章 藩の命運は「家老」にあり 第2章 体を張って組織に尽くす―「宝暦治水」の指揮官・平田靭負 第3章 私情を捨て、憎まれ役に徹す―倒産した財政の大改革・調所広郷 第4章 組織を動かし時代を動かす―薩長同盟・大政奉還を主導・小松帯刀 ■著者略歴 原口泉(はらぐち・いずみ) 東京大学文学部国史学科、同大大学院修士課程修了(文学修士)。同博士課程二年を終えて(単位取得)、1979年鹿児島大学法文学部に赴任。1998年より教授。琉球大学非常勤講師、放送大学客員教授を歴任。2005年、鹿児島大学生涯学習教育教育センター・センター長に就任。 専門は日本近世・近代史。特に、沖縄・北海道・韓国・中国等、東アジア諸地域とのつながりの中で、薩摩藩の歴史研究に取り組む、日本各地から東南アジア、欧米で講演。NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」(1990年)「琉球の風」(1993年)、「篤姫」(2008年)の時代考証を担当。
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3.0高橋是清、新渡戸稲造、金子堅太郎、團琢磨、小村寿太郎、秋山真之――明治の「日米同盟」をつくった男たちの秘史に迫る 明治日本といえば、憲法を学んだドイツや日英同盟を結んだイギリスなど欧州に光が当たることが多い。 だが、日本の運命を決定したのは日米関係であり、その集大成が、日露戦争であったと著者は主張する。 開国直後に密航など危険を犯して渡米した第一世代。 同志社をつくった新島襄、のちに日本の財政を一手になう高橋是清、初代日銀総裁として金融機関の整備にあたった吉原重俊などをとり上げる。 学費が安いことから次々と優秀な若者が派遣された第二世代。 当時最先端だったロースクールを選んだ二人の青年。同じ下宿先からハーバード大に通った小村寿太郎と金子堅太郎は、ともにポーツマス条約締結のため活躍する。イエール大で学び、のちにアメリカで教職についた朝河貫一は、ポーツマス条約におけるロシアとの講和案作成に関与、マサチューセッツ工科大で冶金学を学んだ團琢磨は、卒業生を巻き込んだ親日世論工作を行う。 日露戦争で日本海軍を指揮した秋山真之もまた、アメリカ留学生の一人だった。 日露戦争終戦後、両国関係は悪化、留学生たちの運命も変わっていく。長命だった金子は反米主義者に、日米親善に尽力した團は血盟団によって暗殺された。日本の国際的孤立を決定づけた外相・松岡洋右(オレゴン大)、は、誰よりもアメリカを知ると豪語するが、最も大きく読み間違えた。 そして、運命の真珠湾攻撃の総指揮を執ったのは、ハーバード留学生の山本五十六であった―― 丁寧な現地取材から浮かび上がる日米関係秘史。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の時代考証担当の小和田哲男先生が監修! ★ まだまだたくさんの謎が残る城のおもしろさが楽しめる ★ 北海道から沖縄まで全国75の名城を紹介。日本史の豊かさを実感できる ★ 通説をくつがえした新しい発見や学説がわかる 解き明かされていない数々のミステリー、 築城の名手によるスゴい技術、 人々に力を与えてきたパワースポットとしての役割、 随所に見られる戦の知恵を解説。 城好き、歴史好きはもちろん必読。 歴史が苦手な人も歴史がおもしろくなる! 【小和田哲男「はじめに」より】 「石垣の城」の魅力であるが、私は大きく二つあったと考えている。一つは、石垣の積み方の多様さと、見た目のよさである。本書の中でも詳しく触れるが、積み方の基本は、自然石を積んだ野面積、石をある程度加工して積んだ打込接、石を整形して隙間なく積んだ切込接の三つで、この順で築かれた年代が推移していく。ただ、おもしろいのが、この三種の積み方を一つの城で見ることができるところもあるという点である。 魅力の二つ目は、石垣には謎が多く、謎解きの楽しさもあると言われることである。石垣を実際に見ることで、築城者の知恵と工夫の足跡を追体験できることが少なくない。同じく築城名人と言われながら、加藤清正の積んだ石垣と、藤堂高虎が積んだ石垣はちがっており、そのことを知って石垣を見ると楽しさは倍化されるのではないだろうか。 また、今日のような機械がない時代、巨石をどのように運んだのか、どのように積んだのか、実際の石垣を見ながら先人の知恵に思いを馳せるのもいい。 【主な内容】 第一章 知っておきたい石垣の基本知識 石垣の歴史/石垣の種類/石垣のつくり方/刻印石/石垣の構造/石垣の維持・修復/石垣と職人 第二章 名城の石垣 北海道・東北・北陸・関東・東海編 江戸城/金沢城/名古屋城/松前城/五稜郭/盛岡城/仙台城/会津若松城/二本松城/白河小峰城/松本城/上田城/甲府城/駿府城/弘前城/九戸城/白石城/唐沢山城/新発田城/高岡城/福井城/丸岡城/小諸城/松代城/大垣城/苗木城/岩村城/浜松城/相良城/岡崎城 第三章 名城の石垣近畿・中国・四国・九州・沖縄編 大坂城/姫路城/彦根城/丸亀城/熊本城/二条城/大和郡山城/和歌山城/備中松山城/岡山城/広島城/鳥取城/松江城/萩城/高松城/伊予松山城/宇和島城/観音寺城/福知山城/丹波亀山城/丹後田辺城/岸和田城/高取城/伊賀上野城/鳥羽城/松坂城/竹田城/石垣関連用語集/篠山城/明石城/洲本城/津山城/福山城/月山富田城/高知城/徳島城/今治城/福岡城/小倉城/佐賀城/人吉城/延岡城/飫肥城/鹿児島城/首里城/今帰仁城
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-天下統一を目前にした稀代の武将・織田信長をとりまく人々は、どのように暮らし、戦っていたのか――? 物語とともに戦国時代の実像を再現した新感覚の歴史新書です。 中世から近世へ、激動の時代を生きた人々の仕事・生活・しきたりを追体験(リアルシミュレーション)できます。 【監修者プロフィール】 ●作品監修 小和田哲夫(おわだ・てつお) 1944年静岡生まれ。歴史学者、文学博士。 日本中世史、特に戦国時代史を専門とする。 1972年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009年、静岡大学を定年退職。現在、静岡大学名誉教授。 公益財団法人日本城郭協会(理事長)ほか、所属学会多数。 著書に、『日本人は歴史から何を学ぶべきか』(三笠書房)などがある。 ●制作監修 辻明人(つじ・みょうじん) 1966年東京生まれ。出版社勤務。歴史雑誌の編集部に18年間在籍し、うち12年間編集長を務める。 現在は歴史コンテンツプロデューサーの業務の一環として、歴史に関わる企画協力、原稿執筆などを行う。 小学館和樂Webに歴史記事を多数寄稿。 著書に、『東京の城めぐり 首都に眠る戦国遺構』(G.B.)がある。
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-戦国時代、もっとも地味な大名といえば、山内一豊しかいないだろう。のし上がるのではなく、押し上げられる。不思議と出世街道を進んでゆく一豊は、出世の過程で、どんな家臣リクルートをおこなったのか。こんなにも語られた山内一豊を、他には知らない。
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-幕末維新を彩る主役は、龍馬、西郷、大久保、高杉たちだけではない。もう一人、この男がいなければ、薩長同盟も大政奉還も実現しなかった、といわれる人物がいた。薩摩藩家老・小松帯刀(たてわき)である。龍馬を支援する一方で、朝廷や将軍・慶喜からの信頼も厚かった名宰相。その知られざる生涯を、数々の逸話と史料で明らかにした話題作である。天保六年(一八三五)生まれの同年齢であった龍馬と帯刀は、神戸にあった勝海舟の海軍塾で初めて出会う。以後、後に海援隊となる亀山社中を作ったのも、大政奉還のために将軍・慶喜を説得したのも帯刀だったという史実は、ほとんど知られていない。しかし、坂本龍馬も、明治十六年、坂崎紫瀾が『汗血千里駒』を発表するまでは、まったく無名の人であった、と著者は言う。実は、この本の中でも小松は龍馬の知己として何度も登場するのだ。〇八年大河ドラマ「篤姫」の准主役ともなった小松帯刀の真摯な生き方を、文庫版でよみがえらせたものを電子書籍化!
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4.0時代考証とは、テレビや映画、小説などに描かれる昔の生活や政治、歴史の描写が歴史事実として正しいかどうかを、いろんな資料から、チェックする仕事。テレビの時代劇を見ていると、クレジットに必ず時代考証の表記が表れるが、時代考証とは具体的にどのような仕事なのかは視聴者にはわかりにくい。本書では、NHK大河ドラマの『秀吉』(1996年)、『功名が辻』(2006年)『天地人』(2009年)の時代考証を担当した小和田先生に、時代考証とはどのような仕事なのかを解説してもらうとともに、大河ドラマの時代考証をされた中での興味深いエピソードが満載。
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-【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 読売KODOMO新聞連載。漫画で歴史探検。 「レキタン!」は、歴史が大好きな男子小学生と、タイムマシンを持つ未来の生物がさまざまな時代に飛び、歴史上の人物たちと事件や問題を乗り越えるSFまんが。事件をかえって大ごとにしてしまったり、未来の悪者がじゃましたり、主人公たちの行く先はいつもハラハラドキドキ。スリルあふれる展開に、読者自身も歴史の中に飛び込んだように楽しく読み進められます。また、登場する歴史人物の解説ページもあり、歴史の理解をさらに深めるのに役立ちます。 第1巻は、「徳川家光と参勤交代」「聖徳太子と冠位十二階」「小野妹子と遣隋使」「伊能忠敬と測量」の4本を収録しています。 ※この作品は一部カラーが含まれます。