検索結果

  • シルヴィの休日
    3.0
    シルヴィの姉は夫と息子を残してギリシアの家を飛び出し、いまロンドンで、夢だった女優業にのめり込んでいる。その勝手な振るまいにシルヴィは不快感を隠せずにいたが、ある日突然、姉にどうしてもと頼まれ、休暇を使って甥の面倒を見に行くことになった。だがアテネの空港で待ち受けていたのは、義兄の兄アンドレアス。姉が来ていないと知ると、アンドレアスはシルヴィを痛烈に責め、彼女はそこで初めて、義兄が重い病に伏していると聞かされる。半ば強引に屋敷へ連れていかれたシルヴィは、アンドレアスの敵意を一身に受けるはめになり……。
  • 青ざめた蘭
    2.5
    私は彼の元秘書兼愛人。もう二度と会うまいと思っていたのに。 ジェイソンに協力してもらうしかない。ローラは心を決めた。大事な妹が、妊娠したのに恋人に捨てられ、自殺しようとしたのだ。それだけでもショックだというのに、姿を消したその恋人が、よりによってジェイソンの義理の弟だったなんて。ジェイソン──3年前、彼はローラの最愛の人であり上司だった。だが、彼はローラを手酷く裏切った。本命の恋人がほかにいたのだ。ローラの胸に苦い痛みがよみがえった。彼の前から立ち去るとき、もう二度と会うまいと思っていた。私がふたたび目の前に現れたら、ジェイソンはどうするだろう?彼の暮らす街へと向かうローラの心は千々に乱れていた。■アン・メイザーの1985年刊行未邦訳旧作をお贈りします。ドロドロとした愛憎のはてにローラが見いだすのは……? 当時はその激しさゆえに邦訳を見送られた衝撃作をご堪能ください。
  • 鷹の館の領主
    -
    モルガナはロサンゼルスで父に会うため、ブラジルを飛び立った。だが間もなく機体は旋回し、アンデスの山中へと向かい始める。搭乗機がハイジャックされてしまったのだ。やがて飛行機は山あいの小さな高原に着陸し、なぜかモルガナだけが先に降ろされ、谷間の館へ連れていかれた。そして館の広間に通された彼女を迎えたのは―ルイス!モルガナは呆然とした。まさか彼が首謀者だったなんて。リオの大使館のパーティで、彼と初めて会った夜の記憶が甦る。ダンスフロアでつかの間、官能的に舞った、甘く切ないあの夜…。物思いに沈む彼女の耳に、驚くべきルイスの告白が届けられた。
  • ローレンの赤ちゃん
    -
    ケリーンの18歳になる妹が亡くなった──生まれたばかりの我が子の父親の名を言い残して。富も名声も手に入れた著名人、トリスタン・ロスが父親だなんて!つい最近まで、妹はトリスタンの秘書として働いていた。妹の訃報を知っているはずなのに、連絡ひとつよこさない男。ケリーンの胸に怒りがふつふつと沸きあがった。矢も楯もたまらず、ケリーンはトリスタンの邸宅を訪ねるが、驚いたことに、彼は即座に子どもの父親ではないと断言したうえで、聞くに堪えない妹への侮辱の言葉を並べたてた。ケリーンは衝撃に打ちのめされた。いったい何が真実なの?
  • 恋するキャロライン
    4.0
    秘書養成学校を出たキャロラインは、ロンドンの中心部にある会社で働き始めたばかり。ある日、彼女は目覚まし時計が鳴らなかったせいで遅刻し、会社に到着するや扉の閉まりかけたエレベーターに駆けこんだ。中にいたのは、ダークスーツを身にまとった黒髪の大柄な男性。初対面なのに気さくな態度の彼に、キャロラインは心を奪われた。それから1週間後、キャロラインは例の男性と再び出会い、とんでもない迷惑をかけてしまったあとで彼が誰かに気づいた。この人は社長のミスター・アダム・スタインベックだわ!キャロラインは赤面して謝罪したが、さらに醜態を演じてしまう。■アン・メイザーが1965年に発表し、輝かしい作家への第一歩を踏み出したデビュー作を初邦訳でお届けいたします。年月が経っても色あせることのないみずみずしいロマンスをご堪能ください。
  • 愛、ふたたび
    4.0
    パーティで思いがけない人物を見かけ、アビーはひどく狼狽した。中東の国の王子ラシードが、いったいなぜここにいるのだろう。3年前、彼と運命的な出会いを果たし、アビーはすぐに結婚した。しかし幸せは束の間だった。周囲から彼に愛人がいると聞かされ、アビーは深く傷ついて宮殿を去ったのだった。二度と会いたくない。彼女はこっそりパーティを抜け出した。ところが外へ出たとたん、暗がりで行く手をさえぎった者がいる。アビーを射すくめる鋭い瞳。獲物を狙う砂漠の鷹のような……。ラシード。私を裏切っておいて、今更なんの用があるというの?
  • 愛の谷の花嫁
    -
    ひどい、あんまりだわ。キャロリンは非難を浴びせてくる男をにらんだ。サラクスの領主で、ハンサムなうえに傲慢なカルロス・ダルヴァレス。ここでは彼の言葉は法も同然だと聞いている。当地で仕事を続ける父を思って我慢を重ねてきたけれど、もう限界。同じ年頃で気の合う彼の弟と、湖で一緒に泳いでいただけなのに、わたしのほうから誘惑を仕掛けたと言うのだから。母国イギリスでは考えられない、あまりにも理不尽な言葉の数々だった。「弟は、君のような“違う種類”の人間とはつき合わないんだ」身分を見下されたうえ、ふしだらな女とまでほのめかされ、気づけばキャロリンは、カルロスの頬をひっぱたいていた!■“作家が憧れる作家”アン・メイザーの1970年の旧作を初邦訳でお届けします。誇り高きラテン系ヒーローが15歳も年下のヒロインの行状に目を光らせるのは、一族と領地の秩序を守るためか、それとも……? 古き良きHQロマンスの醍醐味を味わえる一作。
  • メディチ家の薔薇は白く
    3.5
    壮麗な館に住むイタリア貴族の末裔たち。 その愛の嵐に巻き込まれ……! ヴェネチアの北にある小さな村、カステルファルコーネ。村の中心に立つ壮大な館に滞在するスザンヌは、激しく後悔していた。知り合って間もない友人の誘いを軽く受け入れたばかりに、高貴な家系の陰で渦巻く複雑な愛憎関係に巻き込まれてしまった。一族の皆が何かしらの事情を抱えているようだ。特に友人の従兄マッツァーロに紹介されたときの驚きといったら!マッツァーロは館の当主でもあり、伯爵の称号を持つ。事故がもとで体と顔に傷を負い、杖にすがって歩く身だった。暗く陰る彼の瞳に、スザンヌは一瞬で心を奪われた。自身を絶望の淵に突き落とす恋の前ぶれだとは、予想だにしなかった。■イタリア人伯爵への叶わぬ恋をテーマにした伝説的作家アン・メイザーの佳作です。由緒ある館を舞台に繰り広げられる複雑な人間ドラマ、さらにお互いを狂おしく求めながらも一線を越えられない大人の切ないラブストーリーをお楽しみください!
  • 慕ってはいけない公爵
    -
    父にむりやり結婚相手を決められそうになったジュリエットは、容姿の似た親友になりすまし、ひそかに遠く海外へ家出した。そこで、車椅子に乗った少女の話し相手の職を得る。いざ仕事先を訪れると、なんとそこはポルトガル貴族の邸宅で、彼女を迎えた美しいグレーの瞳の男性にひと目で惹きつけられた。その男性こそ、フェリペ・デ・カストロ公爵、少女の伯父だという。だが彼は憤怒の色を浮かべ、誰かが勝手に求人を出したと息巻いた。ジュリエットは傲慢な公爵に魅力を感じている自分が恐ろしかったが、少女の放った忠告がさらなる追い打ちをかけた。「前任者が首になったのは、ばかみたいに伯父に熱をあげたからよ」■名作家アン・メイザーの1970年の旧作を初邦訳でお贈りします。はるかに年が離れていても圧倒的な魅力を放つ公爵。彼への恋心を、ジュリエットはその小さな胸に閉じこめておけるのでしょうか?
  • 楽園の秘め事
    3.0
    ある日突然レイチェルは、父親からカリブ海の島へ行くように頼まれた。家を飛び出した母親を捜してほしいというのだ。やむなく仕事の休暇を取って常夏の島を訪れたレイチェルは、宿泊先のホテルで危険な魅力を漂わせた男性マットに出会った。純真無垢なレイチェルは彼に抗いようもなく惹かれてしまう。彼は島の大地主にしてホテルのオーナーでもあるブロディ家の長男で、母が会いに来たはずの相手だ。いったいこの男性は母とどういう関係なのだろうか?レイチェルの疑念は深まるばかりで……。■行方不明の母親を捜してカリブ海の美しい島を訪れたヒロインを待ち受けていた衝撃の事実とは?
  • カリブの海に抱かれて
    3.0
    私と両親に血のつながりがないですって? そんなばかな……。クレオはあまりのショックで言葉を失った。セリーナと名乗る見知らぬ女性からいきなり声をかけられ、“私はあなたの叔母よ”と言われたところで信じられるはずもない。翌日、今度はエキゾティックな顔立ちの男性ドミニクが、クレオを訪ねてきた。「僕と一緒にサン・クレメンテ島へ来てくれないか?」危篤状態のクレオの祖父に、ひと目でも会ってほしいというのだ。さらにドミニクが語りだしたクレオの出生の秘密は、彼女の想像をはるかに超えた驚くべきものだった。■多くのファンを持つ人気作家、アン・メイザーの新作をお届けします! ある日突然、自分の出生の秘密を知らされたクレオは、謎の男性ドミニクに誘われるまま、カリブの島へ旅立つのですが……。
  • 過去はささやく
    -
    イヴが祖母とともにひっそりと暮らす館に、奔放な生活を送る母キャシーが男性を伴ってやってきた。母は三十代と年齢を偽り、彼には娘の存在を秘密にしているらしい。男性の名はジェイク・ロメーロ。自ら所有するカリブ海の島に住む、世界的な実業家だ。ジェイクは、若さに似合わず地味なイヴに関心を抱いたようで、館に滞在中、何かと彼女にかまってくる。キャシーという恋人がいるのに、いったい何を考えているの?イヴはジェイクに対してそっけない態度をとりつづけた。そうしなければ、初めて感じる胸のときめきに屈してしまいそうだった。
  • 秘められた絆
    -
    外務省勤めの夫が南米で悲劇的な死を遂げ、サラは四歳の息子ベンとともにイギリスに戻ってきた。やむなく亡き夫の実家に滞在することにしたものの、長くとどまる気はなかった。できるだけ早く仕事を見つけ、ベンと二人で生きていこう。亡き夫の弟アレックスがいる屋敷で暮らすことなどできない。ここは、五年前、あの過ちが起きてしまった場所……。断固として屋敷から出ていくと言い張るサラに、アレックスは無表情な顔で告げた。「この四年間、ベンはきみと暮らした。今度は父親と暮らす番だ」サラはぽかんと口を開けた。アレックスが秘密を知っていたとは!ここで彼と暮らすなんて、あまりにも危険すぎる。
  • 嵐の夜のプロポーズ
    -
    浮気を繰り返した夫と離婚してからすでに九年、レイチェルはロマンス作家として順調な道を歩き始めている。娘と二人の暮らしも、まずまず平穏だ。そこへ、再婚してアメリカに渡った元夫が、夏休みに娘をフロリダに招待したいと言ってきた。上司ジョー・メンデスが同行してくれるのだという。父親に会わせるのはよいが、見知らぬ男性に娘を委ねるのは不安だ。ふいに訪ねてきたジョーを見て、彼女はさらに当惑した。若く魅力的なジョーに心を奪われてしまったのだ!年下の男性への、苦しい恋の始まりだった。
  • 悪魔がひそむ城
    -
    ローザは、ホラー作家ライアム・ジェイムスンに会うために、スコットランド沖に浮かぶ島に向かっていた。ライアムと行動をともにしているらしい妹からの連絡がとだえ、心配する母に請われて、はるばるロンドンから捜しに来たのだ。島に降り立って、心もとない思いにとらわれているとき、フェリーの中で知り合った美貌の男性が声をかけてきた。「ぼくが、ライアムの住むキルフォイル城まで連れていこう」名前も知らない男性についていく?ローザが躊躇すると、彼はルーサー・キリアンと名乗った。その名がライアムの小説の主人公であることにローザは気づかなかった。
  • 今夜だけあなたと
    3.0
    レイチェルとジャックの夫婦仲は、二年も前から冷えきっていた。もう夫と再び愛しあう日はこないのだろうか。そんなふうに思っていたある日、ひとりの女性が家を訪ねてきた。ジャックの会社に勤めるというその女性社員は、胸元を強調したセクシーな姿で、得意げに言い放った。「私、ジャックの子を身ごもったの。早く彼を自由にしてあげて」女性を決然と追い返したものの、レイチェルは激しく動揺した。彼女の話は本当なの?確かにここ最近のジャックの様子は変だ。だとしたら私はどうしたらいいのだろう……愛する夫を失わないために。レイチェルは悩んだ末、ある計画を胸にひとり寝室へ向かった。
  • 想いをルビーに寄せて
    3.0
    別れた夫に父の遺産を奪われ、ジュリエットは窮地に立たされていた。思うように仕事も見つからず、電気代を払うのさえ苦しい状況だ。そんな折、幼なじみのケアリーと再会したジュリエットは、報酬と引き換えに、祖母を訪問する際に婚約者を演じてほしいと頼まれ、当面の生活費を稼ぐためにと承諾する。屋敷に着いた二人を出迎えたのは、ケアリーの従兄レイフ・マルケーゼ。どうやらケアリーとは犬猿の仲らしく、ジュリエットに向ける目も、氷のように冷たい。それでもジュリエットは、あまりに魅力的なレイフを前に、不安になるほどの胸の高鳴りを抑えられずにいた。
  • 再会にご用心
    3.0
    五年前に別居して以来初めて、夫のデメトリが訪ねてきた。ゆえあって再婚するので、正式に離婚したいという。夫の浮気を許せずに家を出たジェーンだが、まだ彼を愛している。彼女はパニックに陥り、慰めようとした夫と愛を交わしてしまう。衝撃の再会から数週間後、妊娠が判明した。だが、再婚を考えている彼に言えるはずもない。悲嘆にくれているとき、デメトリから電話があった。「死に瀕した父が君に会いたがっている。ギリシアへ来てくれ」迷い抜いたすえにジェーンは承諾し、旅立った。いとしいデメトリと、彼の再婚相手が待つ島へ。
  • 残酷な初恋
    -
    二度目の結婚にも失敗し、失意のうちに帰国したオリビアは、空港の到着ロビーで立ちすくんだ。最初の夫、ジョエルが出迎えていたのだ。なぜ彼がここに?恐れていた再会に混乱しつつも、オリビアは十数年ぶりに見る彼から目を離せなかった。大人の魅力にあふれ、少年時代の面影はすっかり消えている。幼いがゆえに、貧しいがゆえに、傷ついた二人。今ならわかり合えるかもしれない。だが、二人の間には互いに決して許せない過去が横たわっていた。★若さゆえの誤解で別れを余儀なくされた二人の愛をベテラン作家アン・メイザーが激しく切なく描き上げます。★
  • 拒絶された億万長者
    3.0
    ライターのイザベルは、作家アニータの取材のためブラジルを訪れた。アニータの自宅に滞在することになり、到着早々ディナーに向かうが、義理の息子だという男性を紹介されて全身が凍りついた。アレジャンドロ。三年前ロンドンで出会ったけれど、夜をともにしたあと、彼は急用だと言ってブラジルに帰国した――必ず戻ってくるという言葉だけを残して。連絡を待ち続けていたのに、故国でほかの女性と結婚していたなんて!声を失う彼女に近づいてきたアレジャンドロと握手をかわし、その顔を見上げたイザベルは再び全身が硬直した。このうえなくハンサムな顔に、ふためと見られない傷跡があったのだ。■ベテラン作家アン・メイザーが描く、情熱的なブラジル人ヒーローとのラブストーリーです。さまざまなトラブルを経て再会した二人。この恋ははたして?
  • 嘘と秘密と一夜の奇跡【ハーレクイン・ロマンス版】
    -
    別れのための一夜に、希望の天使が舞い降りて……。 別居して1年近くたち、ジョアンナは離婚の話し合いのため、大富豪の夫マットの屋敷を訪ねた。彼への愛情はもうとっくに冷めたと思っていたが、再会するなりジョアンナはときめいて、思わず自分をたしなめた。彼の冷たい仕打ちを忘れたの?二人の話し合いはしだいに熱い感情のぶつけ合いとなり、それが燻ぶる情熱に火をつけ、一気に燃えあがった。翌朝、夫のベッドで目覚めたジョアンナは動揺して逃げだすが、数週間後、さらなる衝撃に見舞われる。ああ、なんてこと。今になって赤ちゃんを授かるなんて!時すでに遅し。マットは新天地へと旅立ち、連絡は途絶え……。 ■多くのハーレクイン作家が憧れる大御所作家、アン・メイザーが描くほろ苦い夫婦再生ロマンス! 夫婦の絆を試すかのごとく次々と襲いかかる難題。二人を取り巻く家族の秘密。そして、心を揺さぶる感動の最終章へ。ベテランの筆が冴える、情感豊かな物語です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ローレンの赤ちゃん【ハーレクイン・イマージュ版】
    -
    妹の忘れ形見を守るために、 冷たい富豪に仕えるしかなくて……。 ケリーンの18歳になる妹が亡くなった── 生まれたばかりの我が子の父親の名を言い残して。 富も名声も手に入れた著名人、トリスタン・ロスが父親だなんて! つい最近まで、妹はトリスタンの秘書として働いていた。 妹の訃報を知っているはずなのに、連絡ひとつよこさない男。 ケリーンの胸に怒りがふつふつと沸きあがった。 矢も楯もたまらず、ケリーンはトリスタンの邸宅を訪ねるが、 驚いたことに、彼は即座に子どもの父親ではないと断言したうえで、 聞くに堪えない妹への侮辱の言葉を並べたてた。 ケリーンは衝撃に打ちのめされた。いったい何が真実なの?
  • 月が見ていた秘め事【電子単行本】
    5.0
    婚約してる彼がいるのに、年下の男に迫られて。どうしよう。拒む方法が見つからない!! 私が欲情するのは彼氏じゃない。8つも下の美しい男…!! 彼とつきあって5年、婚約して3年。彼との躰(からだ)の相性はいまいちでも、ここまでうまくやってきたと思う。それは私が彼とじゃなくても、官能的な気持ちになれる方法があるから。誰にも言えない、他の男に欲情する私―――。あなたと向き合って感じる奇跡。あなたにならどんなはしたない姿を見られてもいい。彼氏じゃない男に乱れる私を月だけが見ていた――…。 ※この作品は雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」に掲載、または短編よみきり配信されたものを再編集したものです。デジタル配信版の雑誌「恋愛LoveMAX」「恋愛チェリーピンク」または短編よみきり配信をお求めになった方は、コンテンツ内容が重複する場合がございますので、ご注意ください。
  • 哀愁のプロヴァンス
    -
    病弱な幼い息子ジョナサンに、医師の指示に従って転地療養させるためには多額の費用がかかる。ダイアンは、豊かな農園を経営するマノエルに援助を求めるためスペインの国境に近いフランスの町にやってきた。
  • 愛のともしび
    -
    妹サンドラと暮らす母に呼ばれ、カレンはひさしぶりに実家を訪れた。母はサンドラが妻ある男と交際していると知って、心を痛めていたのだ。相手の男は、カレンが五年間の結婚生活の末、二年前に離婚したポールの弟だ。ポールに頼んで二人を別れさせてほしいと母は言う。カレンはつらい思いを抑えてポールに連絡をとった。
  • ハーレクイン・ロマンス特選 II
    -
    『危険な再会』―若くして結婚したジェイムは夫から酷い暴力を受け、心身共にぼろぼろになっていた。そんな彼女の唯一の救いが、義弟のベンの存在だった。だが、ある夜を境にふたりは離れ、15年後──ひとつの命が再びふたりを引き合わせる。『シンデレラの恋』―借り物の高価なドレスに身を包み、別人のように変身して、あるパーティに出席した貧しい秘書のジェーン。理想の男性アダムと出会い惹かれるが、身分違いに怯むあまり、偽の連絡先だけを残して彼の前から姿を消す。
  • 愛と憎しみの旅路
    -
    ヘレンは祖母の急逝を知らされ、重い足を故郷に向けた。忌々しいレイフのせいで、唯一の家族である祖母の最期に立ち会えなかった。レイフはヘレンにとって大切な屋敷の使用人の息子で幼なじみだ。ヘレンは祖母のお気に入りの彼に反発する半面、憧れを抱いていた。だが15歳の夏の日、淡い恋心を踏みにじられ、愛は憎しみに変わった。彼とのいがみ合いもこれで終わるはず……。ところが葬儀のあと、レイフの素性が明らかになり、予想外の遺言が言い渡される。屋敷はレイフに遺され、ヘレンは彼と結婚しない限り相続できない、と。

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  • 恋の相手は…? II
    -
    ウエディングドレスはみごとに仕上がった。これを着て、フランは花嫁に――いや、リサのママになるのだ。そう、リサのために、フランはリトリックと結婚する。リサの願いどおりの、絵本そっくりのドレスで。リトリックの娘、母のいない六歳の娘リサが求めるママになり、あと半年という小さな命の最後の日々を幸せにするために。◆サラは家庭教師としてカリブ海の小さな島にやってきた。島に着いたサラを、雇い先の使用人らしき男性が出迎える。引き締まった男らしい体つきに、魅力的な顔立ち……。屋敷に着くと、サラはいきなり女主人に罵声を浴びせられた。「あなた、わたしの夫を誘惑しようというんじゃないでしょうね」わたしの夫? では、この人が雇い主のジェイソン?
  • 迷路
    -
    ニューヨーク発ロンドン行きの飛行機が離陸事故を起こし、乗客のネイサンは記憶喪失に陥った。病院から彼を引き取り、ロンドンに連れ戻った女は、妻だというケイトリンだった。何もかも身に覚えのない迷路のような生活の中、ネイサンはしだいに自分がケイトリンに憎まれていると知る。ぼくは彼女に何をしたんだ。本当にぼくがネイサン・ウルフなのか?
  • スター作家傑作選~ガラスの靴で円舞を~
    5.0
    ハーレクイン・ロマンスを黎明期から支えた偉大なレジェンド作家が描いた、豪華なシンデレラ物語を集めました! イタリア侯爵、プレイボーイ社長、美貌の億万長者――ちょっと傲慢だけれど魅力的なヒーローが、ガラスの靴をなくしたヒロインを追いかけます。 『侯爵家からの招待』 母の介護をして過労で倒れたグレースは、大学時代の友人ジュリアに誘われ、イタリアで休養することに。侯爵のマッテオと出逢い、魅了された直後、ジュリアから彼の子を身ごもっていると自慢げに打ち明けられる。数日後、マッテオはグレースに誘いをかけてきた。即座に断るグレースだったが、彼は外出先でも近づいてきて……。 『別れの薔薇でなく』 社長のラングは高慢で移り気なプレイボーイ。恋人を次々に替え、別れの印の赤い薔薇を手配するのは、秘書のニコラの役目だ。それだけでもうんざりなのに、よりによって今度は、私の妹に目をつけるなんて! 妹は夫ある身。なんとか引き離そうと奮闘するも、二人のキスを目撃してしまい、ついにニコラは退職を決意したが……。 『富豪のプロポーズ』 昼はカフェ、夜はホテルで働くケイシーが仕事を終えて帰宅すると、億万長者ザンダーが待っていた。彼は元夫の浮気相手の夫。以前にも会ったことがあるけれど、自信に満ちたハンサムな彼が私になんの用かしら? いぶかる彼女に告げられたのは、なんと便宜結婚の申し出。「結婚してほしい」と聞くや、ケイシーは気を失った―― *『侯爵家からの招待』『別れの薔薇でなく』は既に配信されている作品と同内容となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.356
    NEW
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「赤い薔薇の約束」「木蓮の咲く城で」の2話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.349
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「禁断の夢」「シンデレラの隠し愛」の2話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.342
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「シンデレラの屈辱」「永遠の一夜」の2話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.271
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「黒い瞳の公爵」「裏切られた情熱」の2話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.255
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「悪魔のキスに魅入られて」「背徳のキス」の2話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.405
    NEW
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「戸惑いの恋」「伝説の国のプリンセス」「偽りの結婚」「百万ドルの逢瀬」の4話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.333
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「傷心の花嫁」「熱い復讐」「ビンテージ・ラブ」「すべて心の決めるままに」の4話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.312
    完結
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「オフィスでキスはおあずけ」「あなたのいる場所」「冬の白いバラ」「婚約者はプリンセス」の4話をまとめて収録。
  • ハーレクイン・ロマンスセット 1
    -
    お得な価格でハーレクイン・ロマンス4作品収録『一夜の恋におびえて』-妹の結婚式で付添人を務めるゾーイ。式の最中、花婿の兄で付添人のアーロンの態度の悪さに辟易し、懲らしめようと近づくが、逆に彼の誘惑の罠にかかり……。『賭けられた花嫁』-父が賭で失った城を取り返すためアンジェリークは首長国に飛んだ。交渉相手レミーの部屋に忍びこむが、捕まって投獄されかける。すると彼からとんでもない提案が!『愛と偽りのギリシア』-ケイラはギリシアの小島でハンサムな漁師と知り合うが、彼はなぜか彼女の正体を疑っていた。それでも惹かれるケイラは、ある日、彼の驚く真実を知った。『希望と名づけた愛の証』―妊娠中のミアはおなかの子の父親の葬儀で、その兄である初恋の相手イーサンと再会した。彼はミアの不実をなじるが、この妊娠には誰にも言えない秘密があった。
  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.597
    8/28入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「秘書の報われぬ夢」「情熱を知った午後」「今夜だけあなたと」「帰ってきた初恋」の4話をまとめて収録。

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  • ハーレクインコミックス セット 2024年 vol.554
    8/7入荷
    -
    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「灰かぶりの令嬢」「星降るカンパニア」「やさしい略奪者」の3話をまとめて収録。

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