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  • 一度のキスで…
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    雑誌社に勤めるスージーは上流階級のパーティでスクープを狙っていた。そのためには警備担当のエキスパート、ルーカス・ソームズの気をそらさなくてはいけない。でもどうやって? 恐る恐るルーカスに歩み寄り、濃いブルーの瞳に見返されたとき、すべての思考は吹き飛んだ。気がつくと爪先立ちになり、相手の唇に唇を強く重ねていたのだ。だが至福の時はあっけなく終わった。体が乱暴に押しのけられ、怒りと嫌悪に満ちた表情でルーカスが言った。「記事に負けず劣らず、やり口も汚いんだな」■ハーレクイン・ロマンスのベテラン作家ペニー・ジョーダンの新作です。運命の男性に嫌われたスージーは、意外なかたちで彼に再会します。

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  • 刻まれた記憶
    4.0
    今日ダイアナは、学生時代からの親友レスリーを墓地に葬り、永遠の別れを告げた。悲しみのあふれる部屋に帰りたくなくて、タクシーを呼び止め、ホテルにやってきた。部屋に入って睡眠薬をのむとすぐに待ち望んだ眠りが訪れたが、気づくと、見知らぬセクシーな男性に見つめられていた。 見知らぬ人でもいい――情熱に身をまかせれば、自分が生きている実感を味わえるだろう。親友の死がつらすぎて、ダイアナは信じられない行動をとっていた。やがて、奔放な一夜で予期せぬ命を授かったことに気づいたダイアナは、仕事を辞め、イギリス西部の小さな町でひっそりと暮らし始めた。だが、そこへあのときの男性が訪ねてきて……。■ハーレクイン・ロマンスの大御所作家、ペニー・ジョーダンが描く人気のシークレットベビーものをお楽しみください。作家得意の波瀾に満ちたダイナミックな展開に、思わず引きこまれます!

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  • 伯爵夫人の条件〈華麗なる日々 Ⅱ〉
    完結
    5.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ジュリアは親友の夫にしつこく言い寄られて困っていた。手ひどく振ってやりたいのだが、それでは親友のルーシーを傷つけることになってしまう。今日もパーティーのときに部屋に誘われ、困っていた。そんな時、突然ふたりの間に割って入ってきたのは、ジュリアと犬猿の仲のサイラス。伯爵家の御曹子で、美術財団の会長だ。彼は彼女も気があるのだろうと軽蔑をあらわにしてくる。怒って否定する彼女に彼が提案してきたのは――「僕の恋人を演じて追い払えばいい」
  • 心まで奪われて〈華麗なる日々 I〉
    完結
    2.0
    親友3人でセレブのパーティー企画会社を立ちあげたカーリーは、毎日忙しく働いている。ある日、大会社サルヴァトーレ・グループから専属契約を提案され、CEOであるリカルドが視察したいという。彼はナポリのスラム街から億万長者にのしあがった若き企業家で、すべての女性を魅了する男性的オーラのもち主だ。カーリーは彼の自家用機に乗り、ふたりきりの視察旅行に行くことに。金目当ての貪欲な女性だと思われ、ベッドへの誘惑を企まれていることも知らずに…。
  • 恋の代役
    -
    姪が年上の男性にもてあそばれていると姉から聞かされ、チェルシーは姪を救うため、ある計画を思いつく。世慣れた妖婦を装って相手の男──実業家スレードを誘惑し、姪との仲を引き裂こうというのだ。果たしてチェルシーの演技は功を奏し、いい雰囲気になった直後、彼女はスレードの欲望の手をかわしてその場から姿を消した。後日、思いもよらない場所で二人は再会する。しかもスレードはチェルシーを悪女と思い込み、“あのときの借りは返してもらう”とばかりに彼女に迫り……。

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  • 愛を捨てた罪
    完結
    5.0
    メガンはとてもはじけた19歳。恋人のアレッサンドロの誕生日をお祝いしようとして大失敗。そして、彼は愛より仕事を選んで遠くロンドンヘ行ってしまった…。こんなに深く愛しているのに、いとも簡単に捨てられてしまった。――そして7年後。メガンは小学校の教師となっていた。ある日、とある教え子の若い母親がメガンを訪ねてきた。そして少し遅れてその母親の婚約者が現れた。彼の顔を見て驚いた。彼は、あのアレッサンドロだったのだ!!
  • 愛を知らないプリンス
    完結
    3.0
    ルイザが働くシドニーの農場に突然マリッツ国の皇太子ラウルがヘリで現れ、驚くべきことを伝える。アーディッサ公国の大公が亡くなり、後継者は孫娘にあたる彼女しかいなくなったというのだ。今すぐ帰国して王女の務めを果たせと命令されるが、駆け落ちした両親を見捨てた国になんて戻りたくない。拒否する彼女を脅し、農場一帯を買い取った彼によってルイザはつれ去られてしまう。しかも彼は「王位継承のため、我が花嫁として君を迎えに来たんだ」と言い…!?
  • 恋は炎のように
    -
    母親を亡くして以来、エマはいつも妹の尻ぬぐいをしてきた。だが、今度ばかりはエマにも手に負えない厄介事が舞いこんだ。敏腕実業家として知られるドレイクの車を、妹が壊したのだ。代償として、エマは彼の雑誌に出るよう求められ愕然とする。その男性誌は彼が最近傘下におさめた出版社のもので、女性のヌード写真も扱うほど扇情的なものだ。モデルでもない私があんな雑誌に出なければならないなんて。断れば妹を相手に訴訟を起こすと脅され、エマは力なくつぶやいた――承諾するしかありません、と。
  • 古城の伯爵 / 海賊のキス
    完結
    -
    「僕たちのことは純粋に肉体的なものだ」スコットランドの城で出逢った伯爵と激しい恋に落ちたジェニファー。急速に近づきあったふたりは熱く愛を交わす。しかし、結ばれたあとの伯爵の冷たい言葉が彼女を深く傷つけた。(「古城の伯爵」) ルシンダは過去の苦い思い出を忘れ去り、分別のある女性として家庭教師を務めている。ある夜、庭で彼女が目撃した信じられないもの――それは彼女を捨てて海賊になった元婚約者ダニエル・ド・ランシーの姿だった!(「海賊のキス」)
  • ミラノの恋愛ゲーム〈モレッティ一族の呪いII〉
    完結
    3.0
    兄弟3人で名門の自動車会社を営んでいるアントニオ・モレッティは、悩んでいた。あるF1ドライバーの名を冠した新車を発表しようとしたが、その名の権利をもつヴァレリオ家がストップをかけたのだ。実はこの両家にはいろいろと因縁があった。そして名称使用権の交渉にやって来たのが、ヴァレリオ社CEOの娘ナタリーだった。アントニオは彼女の美貌と冷たい態度に興味をもつ。もし交渉に応じないときは、彼に残された手段は誘惑のみ。この恋愛ゲームの行方は!?
  • さよならの演技
    完結
    4.3
    1年前、クレアはボスのジェイクと契約結婚をした。彼は有能な個人秘書を求めていただけだが、ふたりはうまくいっていた。そんなある日、ジェイクと貴族の令嬢とのロマンスがスクープされる。別れを覚悟したクレアだが、彼はなぜかこの関係を終わらせる気配がない。私は都合のいい妻で、令嬢は愛人ということかしら。そんなの耐えられないわ! だって私は彼を心から愛してしまったのだから! これ以上、完璧な夫婦を演じるなんて無理よ。それならいっそ私から…。
  • 架空の楽園
    3.5
    シエナは父親と故郷の村に暮らしていたが、父が亡くなると、ロンドンに出て、兄の友人であるジリアンのもとでフリーの派遣秘書として働き始めた。ある日、オフィスを訪ねてきた男性をひと目見て、シエナは周囲のものがすっと遠のくほど魅せられた。気がつくと、その男性とジリアンがじっとこちらを見ている。「シエナ、ミスター・ステファニデスは秘書がおいり用なのよ……」即座に、シエナは彼のもとで働くことに決まった。彼が綿密な復讐計画を抱いて自分に接近してきたとは思いもよらず、シエナは期待に大きく胸をふくらませた。■傲慢なギリシア人大富豪と秘書の愛憎を描いた名作を、たくさんの熱いリクエストにお応えして再版いたします。
  • 風に吹かれる砂のように
    完結
    4.0
    遠いアラブの国で金融サービスの職についたサディー。だが、雇い主に取引き相手をいかがわしくもてなすよう命じられ、それを断ると突然解雇されてしまう。帰国の旅費もなくさまよっていた彼女を助けたのは、雇い主の家で1度すれ違っただけの男性――ドゥラックス。仕事があると言われ、専用機で強引に連れていかれたところはアラビアン・ナイトのような宮殿…なんと彼は、隣国のシークだった! 夢見心地のサディーだったが、彼は密かに卑劣な計画を立てていて…?
  • 思い出の罠【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】天涯孤独の孤児フェイスは夏の間だけ、老富豪フィリップに預けられた。そこで彼女は御曹子ナッシュと出会い、初めての恋に落ちる。しかし、一時の幸せを残酷な運命が襲う。彼女がいた施設の不良が屋敷に盗みに入り、フィリップが心臓発作で命を落としたのだ。止めようとしたフェイスが首謀者にされ、手錠をはめられてしまう。ナッシュにも信じてもらえず、彼女はすべてを失った。10年後、建築士となり、思い出の屋敷の改築仕事をまかされたフェイスは彼と再会し…!?
  • 情熱を知った午後〈レオパルディ家の掟 Ⅰ〉
    完結
    3.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】亡き姉の息子ジョシュをひとり育てるジュリー。ある雨の日、仕事に疲れきって家路を急ぐ彼女の前に長身でエキゾチックな顔立ちの男性が現れた。「僕はロッコ・オパルディ。その赤ん坊のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親の身内なのだ。そして彼は母国シチリアでDNA鑑定をしたいと申し出る。愛する甥を奪われるかと恐れつつも、ジュリーは魅力的逆らいがたい雰囲気の彼とシチリア行きを決意し…。
  • シークの略奪愛
    完結
    5.0
    アラブの海で古代の沈没船を調査していたベルは、何者かによって身代金目的に誘拐され、小さな無人島に幽閉された!嵐の夜、間一髪のところをたくましい男性に助けられるが、クアルーム国の君主だという彼、ラフィークによって、今度は宮殿に閉じ込められてしまう。しかも、「1週間以内に自分と結婚するように」というのだ!いったいどういうこと?若き王ラフィークには、実はベルをひきとめなければならないある事情があったのだが…?
  • 美しき侵入者【あとがき付き】
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】「子供たちを守るために。やるしかないんだわ」その熱心さで若くして学校長に抜擢されたジョディ。彼女は覚悟を決め高級ホテルの一室に消えた。実は生徒たちの親の大半が勤める工場が買収され、閉鎖の危機に追い込まれていたのだ。買収先の社長は気鋭の実業家として有名なレオ・ジェファーソン。生き馬の目を抜く経済界で辣腕を振るう彼に、この窮状を訴えるには直接交渉するしかないとアドバイスされ、社長が宿泊するホテルの部屋に忍び込むことになったのだが…!?
  • 情熱は罪
    3.0
    カリブを襲った嵐の夜、ライザは義理の兄ロークと結ばれた。ともにクルージングに出た船上で、激情に駆られてのことだった。だが、直前にマストから落ちて脳震盪を起こしていたロークは、断片的な記憶喪失に陥り、翌朝にはそのことを忘れてしまう。義妹への潜在的な罪の意識か、以来、彼はライザに冷たくなった。一夜の思い出に胸を焦がしても、報われることはないんだわ……。ライザはあまりの苦痛に耐えかねて、書き置きも残さず家を出た。あれから5年。過去を忘れ、ロンドンで自活するライザの前に、突然ロークが現れた――昔と変わらぬ非情さを漂わせて。
  • 愛しあえない二人〈モレッティ一族の呪い I〉
    完結
    2.0
    F1レーサーの花形ドライバー、マルコ・モレッティの勝利を祝う華やかなパーティーで、ひときわ目立つ美女がいた。彼女の名はヴァージニア。彼女は悲壮な決意でこの場に現れたのだ。それはヴァージニアの祖母がモレッティ一族にかけたある呪いを解くためだった。だが、そのためには、彼女がモレッティの誰かと愛のない結婚をして、子供を産む必要があった。そんなことはまるで知らないマルコは、ひと目で彼女に恋心を抱いてしまった。彼女の計画は着々と進行するが!?
  • 愛される価値
    4.0
    幼い頃に母を亡くし、里親のもとを転々としてきたシェリーは、24歳のある日、思いがけぬ事実を知ることとなった。遠い昔に死んだと聞かされていた父親が、実は最近まで生きていて、ずっとシェリーを捜していたという。シェリーはいてもたってもいられなくなり、亡き父が暮らしていた異国ポルトガルへ向かった。到着した荘厳な館で彼女を迎えたのは、義兄のジェーム伯爵。伯爵はシェリーを見ると、冷酷な笑みを浮かべて言い放った――遺産目当てで現れた人間を歓迎する気はない、と。
  • 銀色の夜に抱かれて【あとがき付き】〈レオパルディ家の掟 Ⅲ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アニーの前に突然現れたファルコン・レオパルディ。彼の目的はすぐに直感して分かった。アニーは彼の血縁のアントニオにレイプされていた。そして、望まない妊娠だったとはいえ、生まれてきた息子のオリヴァーを彼女は愛して育てていた。その息子を、このファルコンはひき取りに来たに違いない。だが、彼はアニー親子をレオパルディ家のあるシチリアに連れて行きたいと申し出てきたのだ。アニーの心の奥で叫んでいた!「そんな誘いにのってはダメ!!」と。
  • 豪雨のあとの奇跡
    完結
    4.3
    マギーは気鋭の女性実業家。そのファッションやライフスタイルは女性たちの憧れの的だ。そんな彼女は今、絶体絶命の危機に陥っていた。愛する祖母のために訪れた田舎町で、豪雨に襲われ車が立ち往生してしまったのだ。だが偶然通りかかったセクシーな男性に間一髪で救出される。ほっとしたのもつかの間、彼は無謀なマギーを非難し、洪水で地域が孤立したので自分の家に連れていくと宣言。まさか、こんな野蛮な男性とふたりきりで閉じこめられてしまったなんて――!?
  • 疑われた献身〈ロシアからこの愛を Ⅱ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ローラは、ロシア人と砂漠の民の血をひく実業家ワシーリー・デミドフの個人秘書に応募した。友人の兄である彼にローラは10年前から憧れていて、隠し撮りした写真を今も大切に持つほど。しかし、面接をする彼はなぜかローラに異様な敵意を燃やし、悪意に満ちた質問を投げかけてくる。憤然として帰ろうとしたものの彼には中国語が堪能な秘書が必要な切迫した事情があるらしく、意外にも採用される。翌日、ローラは彼とふたりきりでモンテネグロ出張へと旅立つことに!?
  • 狙われた無垢〈ロシアからこの愛を I〉
    完結
    4.0
    由緒正しきロシアの名家で育てられた19歳のアレーナは、高級ホテルのロビーで出会ったキリルにひと目で恋に落ちた。悪魔のように整った容姿に彼女の知らない世界の危険な香りをまとう、若くして成り上がったスラム街出身の億万長者。そんな彼から甘い誘惑の言葉を囁かれ、恭しく手の甲に口づけられ、アレーナはいとも容易く身も心もキリルに捧げてしまったのだ。幸せの頂点にいた彼女は気づかなかった。このめくるめく快楽こそが、彼の復讐の手段だっただなんて!
  • 愛されない愛人
    完結
    3.6
    オーストラリア有数の実業家ウェイクフィールドの卑劣な企みにより、マリナの弟が一族の会社を騙し取られた。頼みの両親はすでに他界し、過去の事故で体にハンディをもつマリナだが、無謀にも敵のパーティーに単独乗り込む。案の定追い返されそうになったところ、ひとりの資産家に助けられた。美貌の男の名はローナン。愛人を演じれば、会社奪還に協力するというではないか。ローナンの燃える瞳が、一瞬でマリナの心を熱く支配した。この取引きは危険すぎる…。
  • 思いがけない婚約
    4.0
    八年前、キャリーはサンタンデール公国の君主リュクに恋をし、一夜をともにしたものの、翌日にはつらい別れを経験した。彼の名づけ親である伯爵夫人に、仲を引き裂かれたのだ。経済ジャーナリストとして成功した今も、心の傷は消えていない。ところが、伯爵夫人の孫でリュクのお妃候補だったマリアが、キャリーの弟と電撃結婚をすることになり、その報告のために城を訪れなくてはならなくなった。つらい気持ちでリュクと再会し、事の次第を伝えるが、大公殿下の答えにキャリーは言葉を失った。「マリアがぼくと結婚しないなら、きみに結婚してもらおう」
  • シチリアの苦い果実
    完結
    4.0
    大富豪の令嬢として育ったホープは、とてもひっ込み思案だった。もちろん恋人なんて夢のまた夢だったが、憧れている男性はいた。それが大実業家にして美しき独身者として有名なルチアーノだった。そして、祖父が毎年大晦日に開くパーティーにはルチアーノも招かれていた。そしてニューイヤーを祝うキスで彼が選んだのは、なんとホープだった。とまどうホープだったが、その裏には祖父とルチアーノとの裏取引きがあった。だがホープは、そんな事は何も知らない!!
  • 美しき人質【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】誰か夢だと言って――明け方、目覚めたシャーロットの隣で、ボスのジョーダンが裸で眠っていた! 彼と働き始めて1年。いくらハンサムでも、プレイボーイの彼の手管にだけはひっかかるまいと誓っていのに! 混乱したままひとり部屋を飛び出し、早朝のオフィスで仕事をしていると、ジョーダンがゆうゆうと出社してきた。動揺を悟られまいと平静を装うシャーロットに、彼は「君に渡すものがあったんだ」と切り出した。彼の手にあるのは…まさか…私のブラジャー!?
  • 灼熱のアルハンブラ
    完結
    3.8
    フェリシティは公爵家の一族だった父に認知されずにいたが、最後に家を遺したという遺言状に従いスペインへやって来た。混雑する空港で彼女を出迎えたのは公爵家を継いだビダル・イ・サルバドーレス。――冷たい視線。7年前のあの事件から、まだ私をふしだらな女だと誤解したままなのね…。かつて彼に恋心を寄せるが砕け散った今、気まずい空気が流れる。だが突然彼に唇を奪われてしまい、不覚にもときめいてしまった。するとビダルは目に嫌悪の色を浮かべ――…!!
  • 夜ごとの夢をシークと【あとがき付き】
    完結
    3.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】砂漠の国タラカールへやって来た教師のキャシー。しかし、悪漢に誘拐され、踊り子として何者かへの貢ぎ物にされてしまう。逃げ出そうとナイフで襲いかかるが、逆に力強い腕で組み伏せられる。さし出された相手はシーク・アミール――正真正銘の王だったのだ! 事情を知った彼は逃がしてくれると言うが、身を守るため、しばらく彼の寵姫のふりをすることに。幾夜もふたりきりで過ごすうち、キャシーは高潔な彼に惹かれていく。美しい婚約者がいると知りながら…!
  • いつかレディに
    完結
    4.0
    「今さら私が女らしく変わるなんて、無理よ!」自動車整備の仕事をするルシアナは、幼い頃に母を亡くし、兄たちに囲まれ男の子のように育てられた。22歳になった今でも女らしさの欠片もなく、自分の魅力のなさに落ちこむ毎日…。そんなルシアナを見かねた兄夫婦は、幼なじみのジェイクに、妹を女らしくするレッスンをして欲しいと頼む。だがルシアナは素直になれず反発してしまう。それがジェイクの心に火をつけた。「僕は知っている。君の女らしい部分を――」。
  • 翼を持った恋人【あとがき付き】〈レオパルディ家の掟 Ⅱ〉
    完結
    3.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】レオノーラはとんでもない事を実行していた。彼女の夢は国際線旅客機のパイロットになる事だったが、何度応募しても落とされてしまう。女だから受からないと確信した彼女は、現役パイロットの弟になりすまして、航空会社の経営者・アレッサンドロの専用機を操縦して、自分の技量をアピールする奇策を行う。幸いフライトは順調だったが、この事を知ったアレッサンドロは激怒して、身代わりとなった弟を解雇するという。彼女の謝罪に対して、彼の言葉は非情だった!!
  • 愛を捨てた理由【あとがき付き】
    完結
    4.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】新社長の姿を見てケイトは我が目を疑った。5年前、他に女性ができたと告げて彼女のもとを去った元夫のショーンだったのだ。今でも心は血を流しているのに、彼の下で働くことなんてできないわ! ケイトはその日のうちに退職届を出して帰宅したが、彼はなぜか家にまで押しかけてくる。「これを忘れたというのか?」抱きよせられると肌は熱く燃え、一瞬のうちに彼の手の感触になじむ。彼を求めて走る震えを抑えられず、喜びのうめき声はもっと先を渇望してしまい…!?
  • いいがかり
    3.5
    インディアは昔からの夢だったデザイナーの職につき、経営している店も順調で、充実した日々を送っていた。ある日、得意客に連れ立ってサイモンという実業家が、はじめて彼女の店を訪れた。なぜ彼は私をじろじろ見るの?困惑するインディアに、サイモンは侮蔑の言葉を投げつけた。「妻子あるパトロンとの情事っていうのは、たいへんだろうね」インディアは憤然とした。私は誰にも頼ったりしていない。ましてや、父親の浮気が原因で男性不信になったというのに。だが、サイモンのひどい言いがかりはとどまるところを知らず……。
  • 冷たい貴公子
    完結
    -
    身勝手な弟に泣きつかれ、通販カタログの撮影をひき受けたリリィ。すると撮影中、ひとりの男性がやって来た。背の高い黒髪の彼は、全身からいらだちと傲慢さをにじませ言い放った。「君が僕の甥をモデルに雇った責任者か?無知な若者を甘い言葉で誘い、やがて悪徳と堕落の世界へひきずりこむ。君のような人間には吐き気を催す」誰だか知らないけど、恐ろしい誤解だわ!あまりのショックにリリィがめまいを起こすと、彼は腕のなかに彼女を抱きとめて…。
  • 甘い闇の記憶
    2.3
    カレッジは唯一の肉親である祖母の手術費を捻出するため、職を求めて、大富豪ギデオンの屋敷を訪れた。面接の際、彼の男性的魅力に圧倒されたカレッジは、一方で奇妙な既視感にとらわれ、かすかな不安を覚えた。幸い職を得て順調にスタートしたかに見えた彼女の新生活は、ある出来事を境に激変する。カレッジは突然思い出したのだ──雇い主が“初恋の人”だということを。たぶん、ギデオンは私のことなんて忘れているわよね?
  • ラヴェンダーの密約
    -
    結婚適齢期をとうに過ぎて23歳になったラヴェンダーは、いつか幸せな結婚をすることを夢見ていた。理想の夫に思い描くのは、バーナバス・ハモンド。優美な顔立ちに気品あふれる物腰の彼はあまりにすてきで、ラヴェンダーはときおり挨拶をするものの、親しくなれずにいる。そんなある日、森を歩いていた彼女は聞き慣れない音を耳にした。息をひそめて近づくと、バーナバスが友人と剣の試合をしている。表情は真剣そのもので、体はしなやかでたくましい。その姿に見とれ、ラヴェンダーが誤って音をたてたとき、バーナバスにのぞき見していたところを見とがめられ……。■ドラマティックで華麗な物語で人気のニコラ・コーニックの作品をお届けします。ヒロインは『運命の遺言状』でヒーローをつとめたルイス・ブラバントの妹、ラヴェンダーです。
  • 彗星の輝く砂漠で 〈シークの憂いIV〉
    完結
    3.0
    兄の戴冠式に出席するためクセイ王国に向かう途中、タヒールは墜落事故に遭った。怪我を負った彼を救ったのは、砂漠に住む美しいアナリーサ。タヒールは記憶を失っていたが、アナリーサの看護で体は回復していった。孤絶した砂漠で過ごすうち、お互いに惹かれあい、タヒールとアナリーサは体を重ねる。その翌朝、突然タヒールが侮蔑に満ちた言葉を投げつけ、冷酷に彼女を突き放したのだ。あんなにやさしかった彼が、いったいなぜ!?私の体だけが目当てだったの!?
  • 砂漠にひそむ罠
    完結
    3.7
    派遣社員のモーガン・フィールディンは、ジャマルバード国の母太后の話し相手を務めていた。そのモーガンを熱い視線で見ている男性がいることを、彼女はまったく気づいていなかった。ある日、モーガンは王のシーク・タージク母と一緒にジャマルバード国へ来ないかと誘いを受ける。好奇心からモーガンはその話を受け、ジャマルバード国に向かった。豪華な宮殿に着いたとたん、タージクは信じがたい宣言をする。「ミス・モーガンは私と結婚して、わが国の王妃となる!!」
  • 愛と掟のはざまで【あとがき付き】
    完結
    4.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】エーゲ海に浮かぶ島国フォーテネグロ。アイオナンスの姉は皇太子マックスと結婚したが放蕩生活を送った挙句、愛人と事故死した。王国の掟によると、その罪をつぐなうため妹である自分が殿下と結婚しなくてはならないという。王家の跡継ぎを産むための生け贄になるなんて、この21世紀の世の中に…!? しかし、結婚パレードで圧倒的な男性的魅力をもつ彼に、とろけるような熱いキスをされ頭のなかが真っ白になってしまう。彼にとってもこの結婚は義務なのに…。
  • 悩める男爵夫人 1巻
    完結
    4.0
    伯爵令嬢スザンナは、女性の権利拡張運動にかかわるなどして、父親であるイーストンビー伯爵をてこずらせていた。ある日、伯爵の元にスコットランド人の男爵ジェイムズ・ガロウが現れ、伯爵の暗殺計画が進められていると忠告する。質素な身なりだが正義感あふれるジェイムズの人柄にほれ込んだ伯爵は、初対面にもかかわらず、自分の娘と結婚してほしいと申し出る。スザンナは激怒するが、一方で男爵のすがすがしい態度と凛々しい容姿にすっかり惹かれてしまい…。
  • 再会は復讐のはじまり【あとがき付き】
    完結
    3.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】たった1度のキスがあんなことになるなんて! カリーは17歳のとき、婚約者がいるとも知らずに憧れていたアレクサンドロスにキスしてしまう。結果、婚約は破談になり、彼の運命を変えてしまった。7年後、カリーは冷淡な“世界の海運王”に変貌したアレクサンドロスと再会する。ずっと忘れられなかった彼を前に、彼女の胸は張り裂けそうだった。一方、彼の心には美しく成長したカリーへのある欲望がもたげていた。――思いきり楽しんでやる。復讐と彼女のすべてを。
  • 王位を捨てた恋人
    -
    学芸員タムシンは驚くべき記録を発見し、大公アラリック殿下に面会を求めた。「殿下は大公というだけでなく、王位を継ぐ正統な後継者です」アラリックは驚き、国の混乱をたくらむ政敵の差し金ではないかと彼女を疑う。タムシンから目を離すわけにはいかない!監視するため、彼女に接近するアラリックだが、そんな思惑などつゆ知らぬタムシンはみめ麗しき彼に惹かれていき――仕事に没頭してばかりの地味なわたし。人の愛情をかきたてる人間ではないのよ。
  • レディ・エレノア
    3.7
    祖父の死によって広大な領地を相続した、レディ・エレノアことネルは頭を抱えていた。屋敷にかかる膨大な維持費も相続税も払える見込みはない。おまけに、遺産の恩恵にあずかれなかった義妹は恨み、屋敷を売って、その利益を二等分しようともくろんでいた。領地だけは絶対に守ると、死の床にある祖父と約束したのに。そんな窮地を知り、遺言執行人ジョスが驚くべき提案をしてきた。なんの前置きもなく、いきなりネルにプロポーズしたのだ。彼は何を企んでいるの? 私の想いをわかろうともしないで……。
  • プリンセスの誓い〈続・世紀のウエディングIII〉
    完結
    4.0
    監禁されているヴィクトリアの前に黒ずくめの男性ランスが現れた。彼は意識朦朧とする彼女を、たくましい腕に抱き救出を果たす。彼の職業は王族のボディーガード。彼女は状況をまったく理解できていなかったが、紳士的な看病を続けてくれる彼に次第に心惹かれてゆく。が、突然「君はこの国のプリンセスだ」と告げられ!?
  • 愛に惑うシーク
    完結
    4.0
    クアルーム国の海辺で、ロザリーは絵を描こうとして苦しんでいた。大好きだった絵が描けなくなったのには、理由がある。けれど、絵が描けないのは単に才能がないからだ。そのとき突然、白馬に乗ったすばらしく魅力的な男性が現れた。その姿に目を奪われ、ロザリーは夢中でスケッチを始めた。やがて彼は岸に戻ってきて、ロザリーのすぐ近くで馬を止めた。「絵を完成させたいなら、ぼくの朝をきみにあげよう」驚くロザリーに彼は続ける。「きみの午後をぼくにくれるなら」
  • 奇跡の賛美歌
    完結
    -
    メグは装飾品メーカーで働く有能な秘書。ある朝、彼女は女性社員の憧れの的である社長ネイサンに呼び出された。恋人役として彼の実家に来て欲しいと言うのだ!お互い会社とは違う新たな一面を知り、徐々に魅かれあうようになる二人。しかしメグには、会社ではひた隠しにしている秘密があって…!?
  • スキャンダラスな相続人
    完結
    -
    ウエイトレスをしているミッキーのもとに、ある日、クレイトンと名乗る知的で美しい青年が訪れる。彼は20年前に誘拐されたある大富豪の娘を捜しており、なんとそれがミッキーだというのだ!にわかには信じがたい話だったが、クレイトンの誠実なまなざしに説き伏せられ、ミッキーは実の父親に会いに行く決心をして…!?
  • ハートのミステリー
    完結
    -
    ニッキーとキャルの出会いは友人の結婚式。車がぶつかった事の口論で、二人のハートに火がついた。彼をもっと知りたい。でもだめ。弁護士の彼と関わって秘密がばれたら、彼は逮捕されるかも…。義父の多額の医療費を稼ぐ為、ニッキーには誰にも言えない秘密があった。しかしキャルは猛烈にアタックしてきて…!?
  • 初恋が実るとき
    完結
    -
    キャットは幼い頃から義兄ルークに恋い焦がれ、今も思いはつのる一方だった。けれどルークは子供扱いするばかりで、一向に女性として認めてくれない。それでも身を捧げる相手は彼しかいない--思いつめたキャットは体当たりでルークに迫った。ところがルークは彼女の想いをかわすばかり。血のつながりがないとは言え、彼女はあくまで“妹”。たとえどんなに魅力的でも、守らなければならない一線がある。それに何より、彼にはキャットに対してある負い目があった…。
  • 取り引きされた愛
    完結
    4.0
    児童作家のジョージナは婚約者とともにディナーに招かれていた。その席で彼女はもっとも会いたくない人物と遭遇してしまう!彼の名はジェッド…ジョージナが18歳で結婚し、半年前に別れたばかりの元夫だ。パニックに陥った彼女は早々に会場から立ち去るが、ジェッドは自宅まで追いかけてき……!?
  • ブラックメイル
    完結
    -
    イギリスの高級スーパーマーケットに就職したリーは上司と一緒にフランスへワインの買い付けに出張した。しかし、交渉相手は、6年前リーが恋して誤解されたまま振られた男だった…。彼、ジルはその晩の夕食の席で、リーをフィアンセとして紹介した。リーには、ドリューというフィアンセがいるにもかかわらずに…。
  • 愛の審判
    完結
    -
    著名な弁護士である父と、その愛人だった母。複雑な出生から世間の好奇にさらされて育ったセリーナは、美しい容姿とは対照的な冷たさで男性を遠ざけてきた。自分を捨てた父の秘書として、素性を隠し働き始めたセリーナだが、父の甥ピアズはそんな彼女を不審に思う。彼を前にいつもの冷静さを保てないセリーナは!?
  • 光と闇のプリンス〈失われた王冠〉 1巻
    完結
    -
    ボートレース中、不審な事故により視力を失ったナボタビア国のダミアン王子。サラはその障害克服のためのセラピストとして、王子の滞在するビバリーヒルズの屋敷へ招かれた。美しく誇り高い王子は最初、自分の障害と向きあおうとしなかったが、やがて献身的なサラに打ち解けて、彼女に甘いキスを与えるようになった。いけないことと知りながらも、サラは急速にダミアン王子に心奪われていくが、王子にはすでに婚約者がいると聞かされて…!?
  • 若すぎた一夜
    完結
    -
    令嬢シルビーは過去に犯した過ちを忘れようと、ニューヨークで仕事に打ち込んできた。だが今度の仕事先は故郷イギリス。そこで待っていた男ランこそ、シルビーの「過ち」だった。親族の爵位を継ぎ、年月を経て一層魅力を増したラン。彼女を打ちのめした「あの夜の出来事」を忘れて、一緒に仕事などできるのだろうか?
  • 忘れない夏
    完結
    -
    親友スージーがジェンナのフラットを訪れた。兄サイモンを欺いて恋人と旅行に行くため、嘘をついて欲しいと頼みに来たのだ。9年前サイモンに子ども扱いされたジェンナは彼に仕返しするチャンスと思い、口裏を合わせることにする。その晩、早速サイモンから電話がかかる。ジェンナは彼をだまそうとするが…。
  • 御曹子の秘密
    完結
    -
    両親のつくった古き良き遊園地が、大企業に買収され、なくなってしまう--。アンバーは、父の夢である遊園地をどうしても守りたかったが、経営難に打つ手はないかに思われた。ところが、交渉にやって来たゴージャスな雰囲気の男性は、傲慢な態度でアンバーに申し出た。「これは取引きだ。きみがぼくと結婚するのなら、遊園地を救う資金を提供しよう」と。わからないわ…この結婚で、いったい彼にどんなメリットがあるというの!?
  • 二十九枚の銀貨
    完結
    -
    銀行の跡取りの重圧に耐え、働いてきたジェシカ。彼女は強盗に拉致された事件を契機に、一人田舎に移り住んだ。ある日彼女は郵便局で再び強盗に遭い、一人の男性に助けられる。彼の名はダニエル。彼は怪我を負った彼女を、かいがいしく世話してくれた。次第に二人は魅かれあう。が、彼の目的は別にあって…!
  • 一度のキスで…
    完結
    -
    雑誌の新人レポーター・スージーはパーティに潜入し、スクープを狙っていた。そのためには要人警護のエキスパートであるルークの気をそらさなくてはいけない。だが、瞳と瞳をかわしたその瞬間、スージーは彼に心を奪われ、思わず二人はキスをかわす--が次の瞬間、乱暴に押しのけ、ルークは言った。「最低タブロイド誌のレポーターは手口も俗悪だな」。
  • プレイボーイの復讐
    完結
    3.6
    カリーは、おじのために19歳で初老の男性と政略結婚させられ、夫婦生活もない数年を耐えたのち、夫の死により自由の身になった。ギリシアに戻ったある日、彼女は麝香の匂いのする見知らぬ男性と、生まれて初めて激しい官能の世界を体験した。一時の気の迷いだわ。カリーは心の防壁を立て直そうとした。一方、おじは今度は自分の娘を政略結婚させようとしていた。紹介された相手の男性ダモンを見て、カリーは言葉を失った。彼こそがカリーの官能の相手だったのだ!
  • 今年の夏突然に
    完結
    3.0
    従姉の別荘で夏を過ごすため、フランスに来たリヴィ。道中の宿に入る時、車にひかれそうになる。運転していた男性の横柄な態度に、リヴィもついけんか腰に…。その夜、宿でリヴィは暴漢に襲われた。恐怖で身体がすくむ…。すると目の前のドアが開いた。助けてもらえる!しかし出てきたのは、昼に口論した男性だった!
  • 愛のあやまち
    完結
    -
    ウィンは若い頃結婚に失敗し、息子チャーリーを引きとった。離婚して10年、再婚を考える相手も現れたところだ、なのに別れた夫ジェイムズが、この町に戻ってくるという…。もしかして息子を連れ戻すつもりかしら?不安な思いで帰宅したウィンが見たものは、居間でチャーリーとくつろぐジェイムズの姿だった!!
  • 青ざめた月
    完結
    -
    結婚目前のいとこのエマから頼まれ、パーティーで挑発的なドレスを着る事になったナターシャ。案の定、パーティーでは男性の執拗な視線に追われ、慎み深いナターシャはいたたまれない思いをする。エマの許婚の親戚・ルークにも経験豊かで遊び好きの女性と勘違いされ、月明かりの下、熱い口づけで追い詰められるが…!?
  • 恋のルール
    完結
    -
    華のあるいとこのナディアにコンプレックスをもつバネッサ。彼女の営む写真スタジオに、一人の男性が訪れる。彼はフットボールの元花形選手で、最近地元のマイナーチームのスポンサーとなったジェイ。バネッサをモデルのナディアだと誤解した彼は、「チームのPR写真のモデルに彼女を起用したい」と言い出し!?
  • 追憶は甘く切なく
    完結
    4.5
    会社を売却し、再出発をはかろうとロンドンから故郷へと帰ってきたヴェリティ。彼女の運転する車の前に少女が飛び出してきて病院へとつれて行くことに。その少女が、彼女を捨てたサイラスの娘だと知り、愕然とする。身分違いを理由に伯父にひきはなされた元恋人。永遠の愛を誓ったのに、彼女がNYへ行かされている間に、彼は他の女性と結婚して今は実業家として成功しているらしい。その彼が突然やってきて、冷たく言い放った。「僕の人生にかかわるな」。
  • 魅せられた伯爵
    完結
    3.0
    イングランドの田舎町の新聞記者になって1週間。特製チャツネの記事もいいけど、きっとスクープをつかんでみせるわ! 取材中、彼女が衝突しそうになった車から降りてきたのは驚くほどハンサムだが横柄な男性。しかも、突然熱く甘いキスをされる。彼は一帯の土地を所有する伯爵アレックス。地域のために働き、評判もいい。あの野蛮な男が!? あれは私のファーストキスだったのに--! 2度と会うまいと思っていたのに、ふたりは村を揺るがす大事件に巻き込まれ!?
  • 噂の伯爵〈ロイヤル・ウェディングI〉
    完結
    3.0
    地中海に浮かぶ美しい宝石、サン・リナルド公国。取材で訪れたライターのキャリーは絶景のテラス席で食事を楽しんでいた。ところが、ある有名人グループが強引に彼女の席を奪う。さらにその中にハンサムな男性がこちらの勘定をすませたと知りキャリーは激怒。彼がこの国の公位継承権を持つ伯爵とも知らず罵倒して…。
  • 恋の代役
    完結
    4.0
    17歳の姪が、倍も年上の男に夢中になっているという。“あの男--スレードは、姪にとっては危険すぎる”チェルシーはスレードの関心を自分に向けさせ、姪を危ない恋から救おうと決心した。パーティの夜、チェルシーは誘惑的なドレスに身を包み、スレードを挑発する。予想通り、彼は誘いに乗ってきたのだが……!!
  • 砂漠は魔法に満ちて
    完結
    2.5
    あの人が私を探しだし、会いに来てくれた!オアシスのほとりでの再会にサマンサは有頂天になった。数か月前、アラブ3国の合同地形調査に参加するため、はるばるイギリスからやって来たサマンサは、ホテルの廊下で黒髪の大柄な男性と衝突し、はずみで熱い抱擁を交わした。以来、面影が心から離れなかった彼と今、ようやく…。だが、彼は厳しい表情を見せて立ち去ってしまう。それもそのはず、彼の名はビアハム、英明の誉れ高き砂漠の国ダーラーンの国王だった…!
  • 真夏の千一夜
    完結
    5.0
    亡き父が遺した財産である、砂漠の国ズーランに建つコンドミニアム。グウィニスはそこを売り、奔放な父の若い恋人とその息子の生活を保障してあげようとズーランを訪れ、父のコンドミニアムに泊まった。その夜、侵入者が現れた!我が物顔に振る舞う男は、彼女を娼婦と勘違いしている。けれど今までこれほどセクシーで完璧な肉体をもった男は見たことがない。グウィニスは彼に逆らえずキスを受け入れてしまった!そしてふたりはさらにエスカレートして…?
  • 淑女と娼婦
    完結
    4.7
    19世紀のイギリス。教師をしているルシールのもとに、双子の姉の高級娼婦・スザンナが訪ねてきた。なんと旅行中、自分のふりをして亡き父の家で過ごせというのだ!家を相続するためだという。断りきれずお芝居を引き受けるルシールだが、彼女を娼婦だと信じきった領主・シールグレイブ伯爵に愛人になれと誘惑されて!?
  • 恋を忘れた公爵
    完結
    5.0
    クララは裕福な貴族の娘。キス1つ知らない世間知らずの箱入り娘だったが、年頃になり、財産目当ての求婚や貴族たちからの浮ついた誘惑にうんざりしていた。そこで彼女は、“ロンドンの偉大なる放蕩者“、セバスチャン・フリート公爵に、男性のあしらい方を教えてほしいと頼み込む。だがクララは考えてもみなかった。以前、世慣れた美青年のセバスチャンに熱をあげたこともあったけれど、まさかすべてを捧げてもいいと思えるほど、再び彼に惹かれてしまうとは…!
  • アラビアンナイトの誘惑
    完結
    5.0
    恋人の浮気現場に遭遇、傷つき雨のなかをさまよっていたマギーは、褐色の肌が美しい見知らぬ男性に声をかけられた。彼の差しのべる手に導かれるまま、さらわれるようにつれていかれた先は異国風の豪華な邸宅--現実離れしたできごとの連続に、マギーは熱に浮かされるように会ったばかりの彼と一夜を過ごしてしまう。それから1か月。新国王就任式のスタッフとして招かれた砂漠の王国でマギーが目にしたのは、シーク・カリード--あの夜の彼の姿だった!!
  • 結婚と復讐のゲーム
    完結
    -
    愛する妹を病から救うため、意に沿わぬ結婚を決意したアリッサ。亡き祖父の遺産を相続すれば手術代は手に入るが、そのためには遺言どおり結婚するのが条件なのだ。だが、やっと見つけた便宜的な結婚に応じてくれる相手は、いつまで待っても約束の登記所に現れない。妹を助ける手立てはもうなくなってしまったのだ。その時、絶望するアリッサの前に危険な魅力を放つイタリア訛りの男性が立ちふさがった。“僕を覚えているか?今日君が結婚する相手はこの僕だ。”
  • 花嫁と呼ばれる日
    完結
    2.0
    ウエイトレスのスカイは、恋人の邸宅で開かれたパーティの豪華さに圧倒された。彼は、イタリア名家の美しき御曹子ルチアーノ。身分違いの恋に周囲の視線は厳しかったけれど、彼の愛さえあれば、その試練も越えられるとスカイは信じていた。ある事件がきっかけで引き裂かれてしまった二人だが、五年後、突然現れたルチアーノにスカイの心は乱されて…!?
  • 愛は望郷のかなたに〈パーフェクト・ファミリー8〉
    完結
    -
    ハーブ療法家オナーはある日、過去を語ろうとしない謎めいた男性デイビッドに出会う。二人はいつしか惹かれあっていくが、オナーが名門クライトン家を訪ねた時、そこで彼にうり二つの男性ジョナサンを見かける。まさかデイビッドは問題を起こして長年失踪していた、悪魔のように貪欲だという一族の愛憎の元凶…!?
  • 愛は苦しみの奥に〈パーフェクト・ファミリー7〉
    完結
    -
    内気なケイティが大学生の頃から淡い想いを抱いていた男性ギャレスは、双子の姉ルイーズと結婚した。失恋の痛みに耐えるケイティは、あわや交通事故かという最悪な初対面で威圧的な男性セブ・クックと出会う。彼は「君が夢に描くようなヒーローなんていない。現実の男を受け入れるんだ」と熱いキスをしてきて…!?
  • 狂おしき復讐
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アンジーの愛する妹は、ギリシアのニコラウス・キリアクー邸のバルコニーから転落して亡くなった。その悲しい事故から半年後、アンジーの元に訪れた大富豪ニコラウスは、妹の遺品であるダイヤをキリアクー家に伝わる大切な品だから返せと冷酷に言い放った。華やかな生活を好んだ妹とは異なり、考古学ひとすじに生きる真面目なアンジーは、ニコラウスへの怒りと憎しみのあまり、彼を苦しめるためだけに大胆なダイヤの返還条件――彼女自身との結婚を提示するのだが…。
  • 美しすぎる暗殺者〈奪われた王冠V〉
    完結
    -
    海辺のレストランを経営するエリザベスには、つらい過去があった。少女の頃に両親を殺されたのだ。以来、人と距離を置いてきたエリザベスのもとに、ある時、エイダンと名乗る見知らぬ男がふらりと現れ、バーテンダーとして雇ってほしいという。彼はどこか謎めいて美しく、エリザベスは心にブレーキをかけようとしたのに彼にとめどなく惹かれてしまう。だが彼にはある秘密があった。エイダンはエリザベスに近づき、用意周到に罠を仕掛け、彼女を捕らえつつあった!
  • デザート・ローズをきみに【あとがき付き】
    完結
    -
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】リリー・フィンチはセレブに大人気のケータリングサービス〈アメージング・テイスト〉を経営する実力派シェフ。料理を手がけたあるパーティーで、リリーは彼に出逢った。その男性――オリーブ色の肌と黒髪が美しいエキゾチックなプレイボーイ・カリムはやさしく丁重に、しかしどこか尊大な振る舞いでリリーを誘惑した。仕事中にもかかわらず、その魅力に抗えなかったリリーは、バルコニーの暗がりで情熱のままにカリムと激しいキスを交わしてしまう。そのプレイボーイが、はるか遠い砂漠の国の次期国王だとは知りもせずに――。
  • 愛はかなわぬ夢に〈パーフェクト・ファミリー6〉
    完結
    -
    男性顔負けの勝気な性格と長身を持つ、キャリアウーマンのサム。ある日、同僚に「女らしくない」と揶揄された彼女は決心する。「運命の人を捜して、結婚するわ!」そんなサムの計画に批判的なのは、州知事である父の補佐・リーアム。お相手探しのためイギリスへ行こうとするサムに、なぜか情熱的なキスを仕掛けてきて!?
  • 愛は苦悩とともに〈パーフェクト・ファミリー5〉
    完結
    3.8
    弁護士のマックスは、法曹界の大物の娘という理由だけでマディを誘惑した。結婚後も不実を重ねたマックスは、女性絡みの不祥事を起こして姿を消してしまう。マディは夫の仕打ちに深く傷つきながらも、新たに仕事を始め、前に進もうとしていた。そんな矢先、まるで別人のように穏やかになったマックスがマディの前に現れ…!?
  • 愛は惑いののちに〈パーフェクト・ファミリー4〉
    完結
    -
    名門クライトン家の令嬢ルイーズは、双子の妹の言葉に耳を疑った。大学時代、指導教官だったギャレスが、ルイーズが携わっている仕事の委員長として任命されたというのだ。3年前の夏、失恋で傷ついたルイーズは、なかば捨て鉢になって、ギャレスと一夜を共にした。そして今、運命に導かれた再会に胸がざわめいて…。
  • 半年だけの結婚
    完結
    3.0
    「半年だけ君を雇う。仕事の内容は、……結婚さ。」-足の大火傷が原因ですべてを失ったため、自暴自棄のアンバーに突然の申し出!!依頼主は、偶然出会ったわけありふうの男・ジョエル。彼の強引さ…、そしてそのかわいい息子のために納得ずくで始めた半年だけの契約結婚…。愛し合う夫婦としてのニセモノのキスなのに、それは今まで感じたことのない甘さを秘めていた。けれど、極上の甘美を味わうほどに愛されない寂しさにさいなまれる…。それが彼への愛ゆえと気づくのは、時間の問題で-。形から始まった二人の結婚は、愛という真実へたどり着けるのだろうか?
  • 砂塵に舞う花嫁〈砂漠の恋人〉
    完結
    -
    砂漠の国ズーラン。自然科学の研究のため訪れたカトリーナは、野外市場で一人の男性に目を奪われた。瞳は琥珀色に輝き、砂漠に生きる者の力強さが漂っている。武装した兵士に追われていた彼はカトリーナに近づき、恋人のふりをさせて場を切り抜けようと情熱的なキスをした。偽りの行為なのに、なぜこんなに胸が熱く高鳴るの…!?
  • 無邪気なかけひき〈砂漠の恋人I〉
    完結
    4.0
    「知りもしない男性と結婚なんて!祖父の言いなりになるものですか。」縁談のため砂漠の国ズーランに呼び出されたペトラは、ある計画を思いつく。「縁談の相手シーク・ラシードから結婚を断らせるために、私の評判を落として欲しいの!」周囲でも悪評判のプレイボーイを相手に“誘惑の演技”を依頼するが…。
  • 誘惑はオアシスで〈砂漠の恋人II〉
    完結
    -
    妹から幼い姪フラーの世話を頼まれたマリエラは、砂漠の国ズーランを訪れる。ここに、妹とフラーを捨てた男がいる…。ある手がかりからその男をシーク・ザビアだと推察したマリエラは、怒りを胸に彼がいる砂漠のオアシスへ向かう。しかし、彼は彼でマリエラを『従兄弟をたぶらかした悪女』と勘違いしていて…!?
  • 愛は運命のままに〈パーフェクト・ファミリー3〉
    完結
    -
    亡くなった叔父の財産処分をするため、へーズルウィッチにやってきたクリシー。厄介者だった叔父のせいで、町ではクリシーを偏見の眼差しで見る者も多くいた。そんな中、骨董品店で出会った店主ガイ・クックは優しく魅力的な人で、いつしか二人は惹かれあっていく。しかし、町をゆるがす強盗団のうわさが二人を引き裂き…!?
  • 愛は迷路のなかに〈パーフェクト・ファミリー2〉
    完結
    -
    弁護士のチューラは、プレイボーイと噂のソール・クライトンを紹介され、彼の魅力を認めながらも、反感を抱いた。ところが、彼がチューラの上司になることに!しかもソールに熱をあげている一族の娘を諦めさせるために、恋人のフリをすることになってしまう。屋敷で行われる仮面舞踏会にパートナーとして参加した二人は…!?
  • 情熱の燃える島
    完結
    -
    言語療法士のソフィーのもとに見知らぬギリシア人男性が現れた。その魅力的な男性・コスタス・パラミディスは病気の娘エレニのためにソフィーの母親クリスティーナに骨髄移植を頼みにきたのだ。クリスティーナが亡くなったことを知ったコスタスは、娘のソフィーに骨髄検査を受けてほしいと頼んできた。「お金ならいくらでも出す」という傲慢な申し出に怒りを覚えつつも、ソフィーは病気で苦しむエレニのために骨髄検査を受ける決心をし、ギリシアのクレタ島へと旅立ったのだが…。
  • 誘惑のパフューム〈ニローリ・ルールズVIII〉
    完結
    3.8
    異国のシークがニローリ王国の次期国王!?しかも、一般市民の私が王妃になるですって--!?国王から皇太子の結婚相手として極秘で指名され、国のために愛のない結婚をすると決めたナタリア。ところが結婚準備で訪れたヴェネチアで、偶然出会った男性にひと目で心を奪われてしまい、しかも情熱のまま彼に身をまかせてしまった!!まさか王宮で彼に再会するとは夢にも思わずに…。正統なる王族ロマンス〈ニローリ・ルールズ〉大団円のフィナーレ!!
  • 残り香の誘惑
    完結
    -
    老舗香水メーカーの調香師サディは、有名な香水ミュールの調合法を知る唯一の女性。ある日、彼女の元に会社が合弁会社に売られるという報せが!ミュールの名声を失いたくない彼女は筆頭株主を説得するためオフィスへと向かう。が、そこにいたのは合弁会社の社長レオンだった。彼は彼女を見るなり「君のすべてがほしい」と言ってきて!?
  • 愛は復讐の果てに〈パーフェクト・ファミリー1〉
    完結
    3.3
    長身のブロンド美女ボビーは、ある復讐をとげるため、イギリスの名門クライトン一族に近づく。唯一彼女に疑いの目を向けたのは、弁護士のリューク・クライトンだった。「カリスマ性があってハンサムだけど、油断できない男だわ…。」警戒するボビーの部屋に、突然リュークが訪れた。用を問いただす前に、彼から熱いキスをされて…!?
  • 王女の運命〈ニローリ・ルールズ゙VI〉
    完結
    -
    「このセクシーで魅力的な女性が16歳の頃、僕に恋していたローザなのか!?」出迎えた空港で再会したローザ王女の変貌ぶりに、マックス王子は驚きを隠せなかった。彼はニローリ王国で発生した大問題を解決するため、ニュージーランドで働くローザに協力を求め、緊急帰国してもらったのだ。しかしローザは禁断の果実だ!!絶対に惹かれるわけにはいかない。王室では親戚同士の婚姻を固く禁じているのだから--。正統なる王族ロマンス<ニローリ・ルールズ>第6話。
  • 億万長者の駆け引き
    完結
    -
    ロンドンの画廊で働くヒービーは、憧れのボス・ニックと1夜をともにした。幸せに酔ったのもつかの間、朝になるなり彼女はニックに追いだされてしまう。「まさか君がサザンの愛人だったとは!」ショックから立ち直れないヒービーにつきつけられた1枚の絵--伝説の画家によって描かれているのは…私!?瞳を潤ませベッドでほほえむヒービーに瓜ふたつの女性を見て、苛立ちを隠そうともしないニック。金目当てのレッテルを貼られ、彼への恋心まで疑われてしまい!?
  • シェフと泥棒
    完結
    -
    世界的に有名な映画監督ダライアス・スピードの家に、住み込みのシェフとして雇われることになったキティー。けれど彼女にはある目的があった。実はダライアスは泥棒なのだ!彼は、キティーの恩人である老女カロが半生かけて書いた脚本をまんまと盗み、自分のものとして映画化しようとしていた。ただし、証拠はどこにもない。そこでキティーはカロのため、盗まれた脚本をとり戻そうとしているのだが、ダライアスの美しい瞳はとても嘘をつくようには見えなくて…。
  • 妻になる代償
    完結
    4.7
    ベビーシッターの面接のため、イタリアへきたアリス。だが、一緒にいた姪のルイーズが、停めてあったスポーツカーを無断で乗り回し、事故を起こしてしまう。車のもち主はなんと、アリスの雇い主になるはずの伯爵で…。軽蔑のまなざしで伯爵は告げた。「窃盗罪で訴えられたくなければ、黙って僕の家に来てもらおう。」
  • オリンポスの咎人IV サビン〈オリンポスの咎人IV〉 1巻
    完結
    -
    伝説の生き物ハルピュイアを宿すグウェンは、実験のため囚われていた。そんなある日、屈強な戦士サビンが現れ、グウェンを解放する。だが安堵したのもつかの間、サビンは遠い昔、神の怒りにふれて身の内に災厄を封じられた暗黒の戦士・疑念の番人だったのだ!彼はハルピュイアの高い殺傷能力を利用しようとグウェンを居城へと連れていき、「おまえは俺のものだ」と、所有の印を刻む。グウェンは不安に揺れながらも、甘い温もりを放つ彼のそばにいたいと感じて…!?
  • 微笑みの報酬
    完結
    -
    マリーはメアリー・ポピンズ顔負けの世話係(ナニー)。そんな彼女に舞い込んだ仕事は、32歳の放蕩息子・ニコスを教育し直すことだった!マリーは彼と深く関わるにつれ、彼の言動が愛を知らない少年時代に起因している事に気付く。そんな彼に愛の尊さを教えようとするマリーだが、彼があまりにもセクシーすぎて……。
  • 嘘のまま愛して
    4.0
    控えめで有能な会計士サスキア・ロジャーズは、ギリシア人の新社長アンドレアスを前にして、言葉を失った。ゆうべサスキアは、恋人の浮気を疑う親友に泣きつかれ、わざと派手な女を演じて彼を誘惑し、誠実さを試すことにした。後から、声をかけた男性が別人だったことに気づいたのだが、その相手こそ、いま目の前にいるアンドレアスだったのだ。誤解を解こうとするも彼は耳を貸さず、サスキアを蔑むばかり。そして途方に暮れるサスキアに、信じがたい脅しをかけてきた。僕の婚約者のふりをしてほしい――断るなら解雇する、と。

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