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  • エーゲ海の暴君に捧ぐ愛【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    父を亡くしたタバサは継母に遺産を奪われ、屋敷からも追い出されたため住み込みのホテルの客室係として生計を立てていた。ある日、客室担当としてお世話している老婦人からホテル主催の高額な仮面舞踏会のチケットを贈られる。本当なら社交デビューをしていたタバサ。戸惑いながらもきらびやかな世界への憧れを捨てきれず、思いきって素性を隠したまま参加すると…経営者のヤニスと出会い、一夜をともに過ごしてしまう。この舞踏会の目的は花嫁探しだと知らぬまま…!

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  • イタリア富豪と薄幸の妻【分冊】 1巻
    無料あり
    1.0
    親友の赤ん坊を引き取ったベス。ひとりで育てる決心をするが、無給休暇を取らざるをえなくなり、家計は逼迫していった。そこへ思いがけず上流階級の仮面舞踏会の仕事が舞いこんでくる。だがそれは赤ん坊の伯父にあたる実業家アレッシオが仕組んだ罠だった。「僕が養子として引き取り、妻になる女性と育てるつもりだ。その女性は君だ」今まで審査されていたというの? でも、断ったら親権は奪われる。守るためには傲慢で威圧的な名門一族の花嫁になるしかない――。

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  • 十日かぎりの初恋【分冊】 1巻
    無料あり
    3.0
    妹の結婚式のためにシチリアを訪れたオーラは、参列者の姿を見て凍りついた。トニオ――。3年前、オーラは旅先で彼と出会って恋に落ち、純潔を捧げた。だがトニオには婚約者がいたのだ。彼の素性もしらず、ただ恋をしていたオーラ。私は億万長者に弄ばれただけにすぎなかった…。そして新しい命が宿っているとも知らずに泣く泣く身を引いたのだ。突然の再会に動揺するオーラにトニオは冷たく告げる。その子のことで話があると。まさか私の息子を奪おうというの!?

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  • 十八歳の白き結婚【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    突然の事故で亡くなった夫ピエタの葬儀に参列していたナターシャは、参列者のなかに形成外科医マッテオの姿を見つけ激しく動揺した。無理もなかった。7年前、彼女がピエタのプロポーズを受けるその直前まで、ふたりは恋人同士だったのだから。葬儀の夜、怒りに満ちたマッテオの来訪を許したナターシャは、抑えがたい衝動にのみ込まれ、気づけば彼に身を捧げていた。その後、妊娠の兆候が現れ彼女は心を決めた。すべてを彼に打ち明けよう、隠してきた結婚の秘密を…。

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  • 花嫁を買ったイタリア富豪【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    カリブ海の島で慈善事業団の一員として働くエヴァは、たった二度しか会ったことのない大富豪ダニエレから求婚され、驚愕した。「先祖代々の土地を相続するため、妻が必要なんだ。交換条件として毎年300万ドルの寄付をしよう」愛のない結婚だなんてばかげているわ。だが被災地の悲惨な現状に日々心を痛めているエヴァは悩んだ末、この申し出を受けることに決めた。一緒に暮らしはじめ、エヴァは思いがけない真実に気づいて動揺する。私、彼を愛してしまっている……。

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  • 個人秘書の花嫁契約【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    キャリーはかつて妹をひどい目にあわせたギリシア人富豪アンドレアスに復讐しようと、個人秘書として潜入した。ところがアンドレアスはキャリーの正体を見抜き潜入の目的を探ろうと、ぶどうの皮をむかせたり裸を見せつけたりと、挑発するようにきわどい命令ばかりする。我慢の限界からキャリーが反発すると、この潜入は違法だとして訴訟を起こす覚悟があるという彼は、一方で思いがけない解決策を提案してきた。6か月間、妻になれば穏便に済ませてやるというのだ!

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  • 仕組まれた愛の日々【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    秘書のアンナは、ある朝目覚めると社長ステファノの妻になっていた。なんと彼女は、ふいの事故で1年ぶんの記憶を失ってしまっていた。私から結婚を迫ったですって!? 稀代のプレイボーイをあんなに拒んでいた私がなぜ…。動揺する妻とは違い、夫はこの状況を密かに笑った。これは僕の逆鱗に触れた君に報復する、いいチャンスだ。君が要求したものをやるつもりは断じてない…。ステファノの欺瞞は夫婦の日々を刻々と蝕み、やがて隠れていた悲痛な事実が明るみに出る!!

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  • 聖夜に芽ばえた宝物【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    クリスマスの朝、カタリナ王女は愕然とした。大富豪ナサニエルの子を、まさか妊娠してしまうなんて…。王家に尽くすために存在し、大公の父や兄からも虐げられてきた彼女は、自分の夢も感情も失っていた。そんなとき、魅惑的なナサニエルとダンスをし、彼から特別な女性として扱われる優しい誘惑に、一夜かぎりと心に決め、純潔を捧げたのだった――妊娠に激怒したカタリナの父兄は、王家の体面を守るために、ふたりに期限つきの契約結婚を強引にさせるのだが…!?

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  • 無垢なカナリアと王子【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    アゴン王国の王子タロスが音楽祭で演奏をするバイオリニストを捜しているらしい。私には関係ないわ。バイオリン奏者アマリーはひとり練習に打ちこんでいたが、突然現れた男性に目を奪われた。神話から出てきたような誇り高い姿に強い黒い瞳をたたえた彼は、音楽祭でアマリーに演奏してほしいと告げてきた。まさか彼がアゴン王国の王子様? 断ればアマリーの楽団の拠点である劇場を取り壊すと言ってきて…なんて横暴なの!? 演奏したくても今の私にはできないのに。

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  • アドニスの冷たい抱擁〈大富豪の結婚の条件Ⅱ〉【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    アレッサンドラは欧州一ハンサムな大富豪クリスチャン・マルコスにある事実を告げようとしていた。賑わうパーティーのなかでも彼の姿はすぐに見つけられる。少女の頃から密かにギリシア神話の美少年アドニスの名で呼び、崇拝してきたのだから。その彼と私は一夜をともにした。長年の夢がかなったあとで残ったのは大きな試練。今まで誰のことも本気で愛したことがない彼に妊娠したと告白しなければいけない…。高嶺の花に愛された罪か。やがて彼女は追い詰められていく!

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  • ギリシア富豪の純愛〈四富豪の華麗なる醜聞IV〉【分冊】 1巻
    無料あり
    1.0
    私たちがまだ夫婦ですって!? 富裕層相手の結婚相談所を営むエリザベスは、ギリシア富豪サンダーに衝撃の事実をつきつけられた。旅先で出会った彼と情熱のまま愛しあい結婚し、数日で捨てられてから10年…必死に人生を立て直してきたのに。悪名高いプレイボーイのサンダーとのスキャンダルともなれば顧客の信頼を失ってしまう。離婚を求めるエリザベスに、サンダーは緊急に妻を必要としていると告げるとパパラッチにふたりの写真をわざと撮らせ、協力を迫ってきて!?

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  • シンデレラ失格【分冊】 1巻
    無料あり
    3.0
    ヨーロッパの小国アゴンの王宮博物館の学芸員エイミーは、皇太子ヘリオスと惹かれあい、秘密の関係を持つようになった。しかし、いずれ国王になる彼は王族から后を迎えねばならず、ふたりの関係は初めから彼の結婚が決まるまでと限定されていた。そんなとき、ヘリオスの后選びのための舞踏会の開催が決まった。思いがけない胸の痛みに、彼への愛を再認識したエイミーは、みずから身を引く決心をするが、ヘリオスは無情にも愛人を続けるよう迫り…!?

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  • カリアキスの秘密の跡継ぎ【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    国王の伝記制作のため、地中海の島国アゴン王国を訪れたジョーは出迎えに現れた王子様を見て驚愕した。テオ! 5年前、身も心も捧げた運命の恋人。しかし、リゾート島を出ていった彼から連絡はなかった。その彼が、まさかテセウス殿下だったなんて。彼は偽名をつかい、短いアバンチュールを楽しんだに過ぎなかったのだ。ジョーにとっては最愛の息子を身ごもり、人生を変えた夜だったけれど。そして今夜、彼は王家のため舞踏会で未来のお妃探しをすると聞き――。

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  • 公爵の花嫁
    -
    シドニーで働くマリはヨーロッパのヘレニア王国に来ていた。ヘレニア王国の末裔であることが判明したいとこが、壮麗な宮殿で結婚式を挙げたのだ。ところが、披露宴でマリは某国の俗悪な皇太子に言い寄られる。窮地に陥った彼女はライサンダーという男に助けられるが……。
  • 純潔を捧げる日まで
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    濡れてぱっくり口を開けた秘所が、 彼の眼前にさらされて…。 悪魔アクラムのしもべモリガンは、少女の時から長い年月、人間たちの魂を奪ってきた――主の若さと美貌を保つために。 従順なしもべがひそかに主に欲望を抱き、どれほどはしたない妄想をしているか、彼は知らない。 ああ……アクラムがほしい―― たくましく硬くたかぶった男のしるしが背後からヒップに押しつけられ、食いこんでくる。 敏感になったつぼみを容赦なくいじくり回す、力強い手。 思わずあえぎ声をもらすやいなや、太い指が脚の間にすべりこんできた。 下の唇を左右に分けて、蜜がしたたらんばかりの秘所をいやらしく広げてくる。 だめ、それだけじゃまだ足りないわ。もっと、もっとほしい! 望みどおり四つん這いにされると、ついにその秘所が主の眼前にあらわになる。 ヒップをぐいと掴まれた次の瞬間、狂ったように腰を振り立てる主の硬くそそり立つコックに何度も深々と刺し貫かれ……。
  • 放蕩侯爵に調教されて
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    「清純ぶるな。 あいつのモノを突っこんでほしそうな顔をして」 卑猥な言葉は屈辱的なのに…。 ここはいったいどこ? ヘレンは眠気で朦朧とする頭を起こし、まばたきした。揺れるろうそくの光―― 見慣れない部屋だ。身を起こそうとして、愕然とした。縄で腕を縛られている! 「ようやく目が覚めたね」部屋の隅から聞こえてきた低い声の主は……新郎のピアースだ。 ヘレンは父を恨めしく思った――悪名高き放蕩侯爵に娘を嫁がせた父を。 固く立ち上がった乳首をピアースの指がかすめ、ヘレンはあえいだ。「ほら、体はこんなにも正直だ」 レースのナイトガウンの胸元からは乳房があらわになっているし、その下のサテン地も薄く、秘所の茂みまでが透けて見えている。 そのとき、食事の盆を抱え使用人が現れた。ああ、使用人の目に裸同然の新妻の姿をさらすなんて……。 花婿は、ズボンの前のふくらみを大きくした使用人を下がらせてから言った。 「清純ぶるな。その脚を開いて濡れたところにあいつのモノを突っこんでほしそうな顔をしただろう?」 卑猥な言葉に屈辱を覚えながらも、恥ずかしいことにヘレンはその部分が潤ってくるのを感じて……。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『無垢な幼妻は絶倫侯爵に調教される』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • ようこそ、快感スタジオへ
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    彼は指を濡らすと、秘所の奥へと這わせていく。 「絶対にイクな」 見合いがいやで家を飛び出したマヤは、ヨガの看板を見つけ、気を落ち着けようと中へ入った。 人けのないスタジオにいたのは、見事な肉体のインストラクター、ヴィクラム。ここでは必要最小限のものしか身につけない決まりだと言い、ブリーフ一枚の自分の姿を指し示した。 Tシャツとショートパンツを脱いで、彼と体をからませ合うと考えただけで興奮に胸が高鳴る。でも……。 「抵抗しているね、マヤ。なぜだい?」 わたしの体内の血は熱くざわめき、乳首が痛いほど固く立ち上がった。ヴィクラムがわたしの背後に回る。 彼は長い指でわたしの太腿を開き、両膝をわたしのヒップに押し当て背中の下に体を入れてきた。 次の瞬間、固くたかぶった彼の欲望のしるしが背骨に当たるのを感じた。 わたしはあえぎ声をもらして全身を震わせ、彼の唇を求めて向き直ろうとした。 「だめだ」手首をつかむ彼の両手が腕を這い上がり、汗に濡れた乳房を強く握りしめる。「残りの衣類も全部脱ぐんだ」
  • ワイルドなお仕置き
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    「いい子だ――パンティを脱いで、ぼくに渡して」 誰かが入ってきたら、どうするの…? 高校の同窓会で、わたしは離婚した夫ジェームズと3年ぶりに再会した。 わたしたちはカレッジを卒業後すぐ結婚したが、 仕事が多忙だった彼は“今夜は疲れているから”と言っては、セックスを避けていたものだ。 でも、離婚後ビジネスで成功したという今の彼に、以前の面影はまるでない。 日に焼けた逞しい体を見ていると、下半身がうずうずしてたまらない。 誘われるまま互いをむさぼり始めると……ベッドでの彼は180度変わっていた。 これが本当に、あのジェームズなの? ――いつも青白い顔で仕事に疲弊していた彼は今や、 元妻をいたぶり奉仕させることに歓びをみいだす、暴君と化していたのだ!
  • 365日間の妄想愛
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    彼のネクタイで両手を縛り、目隠しをして命じる。 「その舌で、私が達するまで奉仕しなさい」 1年前、研修先で知り合った内気なグラハムと最終日に笑顔で別れて以来、ジュリアは倒錯的な夢想に悩まされ続けている。 “わたしの部屋に来ない?”と、彼を誘いたくてたまらなかったのに、勇気が出なかった。 返事がイエスだったら、彼を部屋に入れネクタイで両手を縛るか目隠しするかして、わたしが達するまで舌で奉仕しなさいと命じただろうか。 暴れ馬に乗るように彼に跨がって、わたしの名前を彼が叫ぶまで腰を振っていただろうか。 様々な妄想が頭を駆けめぐったあと、最後に行きつくのは決まって同じ―― 目の前にひざまずき、彼女の望みのままの行為をするグラハムの姿……。 やがて、運命の再会の日は突然訪れた。出張で彼の住む街で足止めを食らったジュリアは、彼に電話をかけてみたのだ。 案内されたレストランで、ディナーの間中、夢中でエロティックな妄想に耽っていた彼女は気づきもしなかった―― 目の前の従順そうな彼もまた、この1年、自分へのとてつもなく淫らな妄想を膨らませ続けていたとは。
  • チェンジ
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    だめ、友達カップルの前でこんなこと…。 その夜、互いのパートナーを“取り替えっこ”して――!? 私の恋人はライアン。男っぽくてワイルドなタイプで、 女友達のケイの恋人はショーン。いかにも科学者っぽい、線の細さがセクシーなタイプ。 あるとき4人でキャンプに行き、私たちは同じテントに寝ていた。 耳のすぐ横で聞こえるショーンの寝息に、私はどうしようもなく感じていた。 ライアンが反対側から手を伸ばしてきて、疼きの源を探り始める。 「や、やめてよ……」囁き声で抵抗するのに、彼はますます大胆になって、 ふとんの下で私の脚を割り、硬いモノを突き入れてきた。 2人ともわかっている――ショーンもケイも目を覚ましていることを。 私をイカせながら、ライアンはショーンに見せつけているのだ。 ほら、おまえも彼女とやりたくないか、と。 そしてケイにも。おれなら、きみをこんなふうにイカせてやるよ……と。 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『野獣とイケメンに愛される夜~秘蜜の交換~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 夜のパフューム
    -
    「もうぐっしょり濡れてる」 「指と舌でイカせてほしいのか」 二人は私の好みを知り尽くしてる。 今宵、メレディスはホルターネックのドレスに身を包み、 ルームメイトのジョシュとウィルを両脇に伴って、 大富豪ロバート・クリーヴドンの屋敷で催されるパーティに赴いた。 ロバートは、メレディスと同伴の男たちを思惑ありげに見やりながら、 「屋敷のなかを好きに見てまわるといい。特に主寝室は見ものだよ」と言った。 主寝室のドアを閉めると、メレディスは海に面したガラス窓に手をつき、息をのんだ。 ジョシュが後ろから彼女の胸を包み込むと、首筋に唇を這わせる。 ウィルは前方に屈み、スカートの中から秘所を探る。「もう、こんなに……」 そのとき後ろでドアが開く音がして、ロバートが入ってきた。 グラスを片手に、ゆったりとした動作で壁際の椅子に腰かけると、彼は 「続けてくれ」と言った。ズボンの前を開き、長く突き出たものを解放しながら。
  • 先生の寝室
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    「爆発しそうでぎりぎりなんだ。 パンティを脱がせてもいいだろう?」 10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。 ミスター・ローレンス――高校3年のときの、数学の先生。 当時から、授業中に目が合うたび、ほかの誰とも感じられない何かを感じていた。 先生との間にはきっと何かがある、きっと先生も同じ気持ちでいるはず、と思っていた。 高潔な先生は何もしなかったけれど、私は違う。いつも思い描いていた。 先生が私にキスするところ。先生が私の胸を揉みしだき、いやらしいことを呟く。 もうたまらないというように乱暴に脚を開いて、私の中に入ってくるところ……。 10年経っても色褪せないこの想いを、まさか先生も抱いてくれていたなんて。 当時の教え子に囲まれていた先生は、私を見つけるなり「失礼」と輪を抜けだし、 まっすぐこちらへ歩いてきた。その数十秒後。私たちは廊下の角を曲がるなり、 激しく腰をぶつけ合いながら舌を絡め合っていた――。ひとりの男と女として。
  • 体育倉庫の思い出
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    「大きい…ああ、すごく大きいわ」 ずっと夢見ていた――彼のモノに貫かれる瞬間を。 10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。 同窓会は、高校のホールで開かれた。 私はいつ“彼”が現れるかとそわそわしながら、入り口のほうばかり見ている。 ドリュー・ハートリー。学校一のハンサムで、バスケのスター選手だった。 当時、彼とひょんなことから体育倉庫でふたりきりになったとき、 私たちは舌を絡め合ってキスをして、彼は私の下着に手を入れた。 もうすごく濡れてて、彼がオシリの穴を触ってくるだけでイキそうだったのに、 突然入ってきたスティーヴに邪魔さえされなければ、きっと最後までいっていたのに……。 10年も経って、いまだ引きずっているなんてバカげてると思うかもしれないけれど、 まさかその夜、同じ体育倉庫で、同じシチュエーションになるなんて。 しかも今度はあのとき邪魔をしたスティーヴも、ドリューと一緒に私を愛撫して……。
  • 深紅のドレスと真珠のプレイ
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    「何も穿いていないのか?」 「ええ、ストッキングと香水をひと振り。それだけ」 恋人の手ひどい裏切りに遭って以来、アナリースはもう誰ともつき合わなかった。 男たちには求められるままその美しい肢体を与え、アナリース自身も、 貢がれる快感を貪ってきた。“尻軽女”でいるほうが、ラクだし楽しい。 ところが、出会って3カ月になるゲイブとは、あまりうまくいかなかった。 誰といても何をしていても、ゲイブに会いたくてたまらないのだ。 こんなふうになるのは自分らしくないのに、彼のことを考えて切なくなる。 今も、募る想いを抑えきれず、わざわざこのレストランまで来てしまった。 商談中のゲイブから見える席で脚を開き、これみよがしにウエイターと触れ合う。 ゲイブは嫉妬に燃えるまなざしを隠しもしない。アナリースはどうしようもなく濡れた。 このあと彼がバスルームまで追ってきて、激しくファックされることを思うと……。
  • 受話器からの絶頂命令
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    「ぼくが贈った、あのパンティをはいているんだろう?」 卑猥な電話の声の主に 命じられるまま要求に応えてしまうのは、なぜ? 「ぼくが贈った、あのパンティを履いているんだろう?」 すっかり耳になじんだ声が、低くかすれた響きでささやいてくる。 わたしの体は即座に反応し、脚の間がじゅっと疼く。 こんな電話がかかってくるようになってまだ一週間にもならないけれど、 わたしは彼の言うがまま指先を踊らせ、彼の命令に服従するがまま、 激しくイッてしまうようになっていた。本当はこんな電話、すぐに切りたいのに。 「パンティに縫いつけられているビーズをプッシーにこすりつけろ」 彼の要求は徐々にエスカレートしていく。そしてわたしの興奮も。 スカートをまくりあげ、あられもない姿で激しいオーガズムに達したとき、 突然ドアが開き、入ってきたのは――! *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『甘美な絶頂命令』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 野獣とイケメンに愛される夜~秘蜜の交換~
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    私の恋人はライアン。男っぽくてワイルドなタイプで、 女友達のケイの恋人はショーン。いかにも科学者っぽい、線の細さがセクシーなタイプ。 あるとき4人でキャンプに行き、私たちは同じテントに寝ていた。 耳のすぐ横で聞こえるショーンの寝息に、私はどうしようもなく感じていた。 ライアンが反対側から手を伸ばしてきて、疼きの源を探り始める。 「や、やめてよ……」囁き声で抵抗するのに、彼はますます大胆になって、 ふとんの下で私の脚を割り、硬いモノを突き入れてきた。 2人ともわかっている――ショーンもケイも目を覚ましていることを。 私をイカせながら、ライアンはショーンに見せつけているのだ。 ほら、おまえも彼女とやりたくないか、と。 そしてケイにも。おれなら、きみをこんなふうにイカせてやるよ……と。
  • 無垢な幼妻は絶倫侯爵に調教される
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    ここはいったいどこ? ヘレンは眠気で朦朧とする頭を起こし、まばたきした。揺れるろうそくの光―― 見慣れない部屋だ。身を起こそうとして、愕然とした。縄で腕を縛られている! 「ようやく目が覚めたね」部屋の隅から聞こえてきた低い声の主は……新郎のピアースだ。 ヘレンは父を恨めしく思った――悪名高き放蕩侯爵に娘を嫁がせた父を。 固く立ち上がった乳首をピアースの指がかすめ、ヘレンはあえいだ。「ほら、体はこんなにも正直だ」 レースのナイトガウンの胸元からは乳房があらわになっているし、その下のサテン地も薄く、秘所の茂みまでが透けて見えている。 そのとき、食事の盆を抱え使用人が現れた。ああ、使用人の目に裸同然の新妻の姿をさらすなんて……。 花婿は、ズボンの前のふくらみを大きくした使用人を下がらせてから言った。 「清純ぶるな。その脚を開いて濡れたところにあいつのモノを突っこんでほしそうな顔をしただろう?」 卑猥な言葉に屈辱を覚えながらも、恥ずかしいことにヘレンはその部分が潤ってくるのを感じて……。
  • 生真面目な先生の野獣な本性
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    10年目の同窓会に、会いたい人はただひとり――。 ミスター・ローレンス――高校3年のときの、数学の先生。 当時から、授業中に目が合うたび、ほかの誰とも感じられない何かを感じていた。 先生との間にはきっと何かがある、きっと先生も同じ気持ちでいるはず、と思っていた。 高潔な先生は何もしなかったけれど、私は違う。いつも思い描いていた。 先生が私にキスするところ。先生が私の胸を揉みしだき、いやらしいことを呟く。 もうたまらないというように乱暴に脚を開いて、私の中に入ってくるところ……。 10年経っても色褪せないこの想いを、まさか先生も抱いてくれていたなんて。 当時の教え子に囲まれていた先生は、私を見つけるなり「失礼」と輪を抜けだし、 まっすぐこちらへ歩いてきた。その数十秒後。私たちは廊下の角を曲がるなり、 激しく腰をぶつけ合いながら舌を絡め合っていた――。ひとりの男と女として。
  • 甘美な絶頂命令
    -
    「ぼくが贈った、あのパンティを履いているんだろう?」 すっかり耳になじんだ声が、低くかすれた響きでささやいてくる。 わたしの体は即座に反応し、脚の間がじゅっと疼く。 こんな電話がかかってくるようになってまだ一週間にもならないけれど、 わたしは彼の言うがまま指先を踊らせ、彼の命令に服従するがまま、 激しくイッてしまうようになっていた。本当はこんな電話、すぐに切りたいのに。 「パンティに縫いつけられているビーズをプッシーにこすりつけろ」 彼の要求は徐々にエスカレートしていく。そしてわたしの興奮も。 スカートをまくりあげ、あられもない姿で激しいオーガズムに達したとき、 突然ドアが開き、入ってきたのは――!
  • 花嫁の姉
    3.5
    妹の盛大な結婚式に出ることになり、ケイティは複雑な心境だった。1年前、妹はケイティがつき合っていた恋人を奪い取ったのだ。すると、母が気をきかせて当座の恋人役を演じる男性を用意してくれた。だが、それは以前、最悪の出会い方をしたジャクソンで……。
  • 危険な薔薇
    4.0
    故郷を離れシカゴで孤独に暮らすクリスティのもとに、ある日差出人不明の薔薇の花束とメッセージが届いた。ストーカーの影におびえていた彼女は警察に通報するが、駆けつけた刑事の姿を見て思わず目を疑った。かつて彼女が初めて恋し破れた相手スコットが、すっかり大人の男性となってそこに立っていたのだ。

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  • 涙は愛の言葉
    -
    突然の事故で親友を失ったネイトは、親友の妹ジョーダンと親しく過ごすようになる。だが、ジョーダンへの思いが日ごとにつのり、彼女の子供たちに懐かれれば懐かれるほど、ネイトの心の内には言いしれぬ罪悪感が膨らんでいった。
  • 脇役はおしまい
    -
    レベッカはウエディングプランナー。仕事は一流と評判だが、そんな彼女でも、わがままな花嫁メラニーの依頼には困憊させられどおしだ。そんななか、新郎の介添人を紹介され、彼女はさらなる混乱に陥った。それは、元恋人ライアンだった!
  • 別れの日まで
    -
    一九四九年、五月。一人の若者がウィンターズ家を訪れた。彼の名はジャック・マーフィ。戦死した兄の戦友だという彼をひと目見て、クレア・ウィンターズは恋に落ちた。だが、二人の間にはどうしても超えられない壁が立ちはだかって……。
  • スペイン富豪の華麗な策略
    完結
    3.7
    ルイス…なぜあなたがここに!? カリブ海でヨットツアーに参加したクロエは、待ち受けていた男性に驚愕した。幼なじみで億万長者の彼はクロエの兄をだまし破産寸前まで追いつめた。兄の復讐を手助けしたクロエは、ほとぼりが冷めるまで身を隠すつもりだったのだ。まさか、このツアーもあなたの罠なの!? ルイスはクロエを所有する島へとつれ去り、結婚を強要してきた。昔のルイスは憧れの人だった。しかし、今や彼は恋心を利用する非情な悪魔でしかなかった――。
  • プロヴァンス富豪の脅迫
    完結
    3.8
    バレリーナのフレイアは、億万長者との契約結婚に身を投じようとしていた。母の治療費のためなら愛がない結婚だって…。ところがパーティーの最中、フレイアは密かに想いを寄せていたフランスの大富豪バンジャマンにつれ去られる。彼はだまし取られた金を取り返すためフレイアを人質にするというが…彼女を愛していない婚約者が金を払わないとわかると、バンジャマンは婚約者と同じ条件の契約結婚をフレイヤに申し出た。そんな…私はあなたにまでお金で買われるの?
  • エーゲ海の暴君に捧ぐ愛
    完結
    -
    父を亡くしたタバサは継母に遺産を奪われ、屋敷からも追い出されたため住み込みのホテルの客室係として生計を立てていた。ある日、客室担当としてお世話している老婦人からホテル主催の高額な仮面舞踏会のチケットを贈られる。本当なら社交デビューをしていたタバサ。戸惑いながらもきらびやかな世界への憧れを捨てきれず、思いきって素性を隠したまま参加すると…経営者のヤニスと出会い、一夜をともに過ごしてしまう。この舞踏会の目的は花嫁探しだと知らぬまま…!
  • 十日かぎりの初恋
    完結
    -
    妹の結婚式のためにシチリアを訪れたオーラは、参列者の姿を見て凍りついた。トニオ――。3年前、オーラは旅先で彼と出会って恋に落ち、純潔を捧げた。だがトニオには婚約者がいたのだ。彼の素性もしらず、ただ恋をしていたオーラ。私は億万長者に弄ばれただけにすぎなかった…。そして新しい命が宿っているとも知らずに泣く泣く身を引いたのだ。突然の再会に動揺するオーラにトニオは冷たく告げる。その子のことで話があると。まさか私の息子を奪おうというの!?
  • イタリア富豪と薄幸の妻
    完結
    -
    親友の赤ん坊を引き取ったベス。ひとりで育てる決心をするが、無給休暇を取らざるをえなくなり、家計は逼迫していった。そこへ思いがけず上流階級の仮面舞踏会の仕事が舞いこんでくる。だがそれは赤ん坊の伯父にあたる実業家アレッシオが仕組んだ罠だった。「僕が養子として引き取り、妻になる女性と育てるつもりだ。その女性は君だ」今まで審査されていたというの? でも、断ったら親権は奪われる。守るためには傲慢で威圧的な名門一族の花嫁になるしかない――。
  • 美しき同居人
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    ■すぐ近くにいるかもしれない運命の相手。あなたはその人に気づけますか?■マギーはサロンの一室から出てきたニックを見て、言葉を失った。髭を剃り、髪をカットした彼は、抗いがたいほど魅力的だ。「君の言いなりになって変身したんだ。満足かい?」マギーは黙ってうなずきながら、心がざわめくのを感じていた。私ったら、どうしてあんな提案をしてしまったのかしら?ニックは、マギーの家の部屋を借りることになった新しい下宿人。といっても祖母が勝手に契約しただけで、最初は断るつもりでいた。ところが自力で始めた結婚相談所の開業が間近に迫っていたせいでつい彼を宣伝用の男性会員に仕立てようなどと思いついてしまった。そして紹介する女性とのデートを条件に部屋を貸すことにしたのだ。ニックを見ただけで熱くなるのに、同じ家でどうやって眠るつもり?しかも私は彼に運命の相手を紹介しなくてはいけないのよ。この日から二人の危うい関係が始まった。
  • 華やかな牢獄
    -
    ■この豪奢な屋敷の中には、愛と裏切りと陰謀が渦巻いている。■リチャードの目は、陰気な病室の中にいる女性に釘付けだった。女性は痩せ細り、かつては美しく輝いていた目にも生気がない。〝そのうえ、彼女は僕が誰だかもわからないんだ〟リチャードは、自分の妻を薬漬けにして、記憶を奪った病院に、怒りを抑えきれなかった。自分を見捨てて家を出た妻、レクシーに対しても。七カ月前、レクシーは事故で瀕死の状態にあったリチャードに、離婚と多額の財産分与を要求して姿を消した。少なくとも、彼の母はそう言っていた。だが、今、レクシーは記憶を失って怪しげな病院に閉じ込められている。いったい、七カ月の間に何があったんだ?そして、妻の裏切りに対する僕の怒りはどこに向ければいいんだ?
  • 十八歳の白き結婚
    完結
    5.0
    突然の事故で亡くなった夫ピエタの葬儀に参列していたナターシャは、参列者のなかに形成外科医マッテオの姿を見つけ激しく動揺した。無理もなかった。7年前、彼女がピエタのプロポーズを受けるその直前まで、ふたりは恋人同士だったのだから。葬儀の夜、怒りに満ちたマッテオの来訪を許したナターシャは、抑えがたい衝動にのみ込まれ、気づけば彼に身を捧げていた。その後、妊娠の兆候が現れ彼女は心を決めた。すべてを彼に打ち明けよう、隠してきた結婚の秘密を…。
  • 花嫁を買ったイタリア富豪
    完結
    5.0
    カリブ海の島で慈善事業団の一員として働くエヴァは、たった二度しか会ったことのない大富豪ダニエレから求婚され、驚愕した。「先祖代々の土地を相続するため、妻が必要なんだ。交換条件として毎年300万ドルの寄付をしよう」愛のない結婚だなんてばかげているわ。だが被災地の悲惨な現状に日々心を痛めているエヴァは悩んだ末、この申し出を受けることに決めた。一緒に暮らしはじめ、エヴァは思いがけない真実に気づいて動揺する。私、彼を愛してしまっている……。
  • 個人秘書の花嫁契約
    完結
    -
    キャリーはかつて妹をひどい目にあわせたギリシア人富豪アンドレアスに復讐しようと、個人秘書として潜入した。ところがアンドレアスはキャリーの正体を見抜き潜入の目的を探ろうと、ぶどうの皮をむかせたり裸を見せつけたりと、挑発するようにきわどい命令ばかりする。我慢の限界からキャリーが反発すると、この潜入は違法だとして訴訟を起こす覚悟があるという彼は、一方で思いがけない解決策を提案してきた。6か月間、妻になれば穏便に済ませてやるというのだ!
  • アドニスの冷たい抱擁〈大富豪の結婚の条件II〉(カラー版)
    完結
    -
    アレッサンドラは欧州一ハンサムな大富豪クリスチャン・マルコスにある事実を告げようとしていた。賑わうパーティーのなかでも彼の姿はすぐに見つけられる。少女の頃から密かにギリシア神話の美少年アドニスの名で呼び、崇拝してきたのだから。その彼と私は一夜をともにした。長年の夢がかなったあとで残ったのは大きな試練。今まで誰のことも本気で愛したことがない彼に妊娠したと告白しなければいけない…。高嶺の花に愛された罪か。やがて彼女は追い詰められていく!※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
  • 仕組まれた愛の日々
    完結
    4.0
    秘書のアンナは、ある朝目覚めると社長ステファノの妻になっていた。なんと彼女は、ふいの事故で1年ぶんの記憶を失ってしまっていた。私から結婚を迫ったですって!? 稀代のプレイボーイをあんなに拒んでいた私がなぜ…。動揺する妻とは違い、夫はこの状況を密かに笑った。これは僕の逆鱗に触れた君に報復する、いいチャンスだ。君が要求したものをやるつもりは断じてない…。ステファノの欺瞞は夫婦の日々を刻々と蝕み、やがて隠れていた悲痛な事実が明るみに出る!!
  • ギリシア富豪の純愛〈四富豪の華麗なる醜聞 IV〉
    完結
    -
    私たちがまだ夫婦ですって!? 富裕層相手の結婚相談所を営むエリザベスは、ギリシア富豪サンダーに衝撃の事実をつきつけられた。旅先で出会った彼と情熱のまま愛しあい結婚し、数日で捨てられてから10年…必死に人生を立て直してきたのに。悪名高いプレイボーイのサンダーとのスキャンダルともなれば顧客の信頼を失ってしまう。離婚を求めるエリザベスに、サンダーは緊急に妻を必要としていると告げるとパパラッチにふたりの写真をわざと撮らせ、協力を迫ってきて!?
  • 聖夜に芽ばえた宝物
    完結
    4.0
    クリスマスの朝、カタリナ王女は愕然とした。大富豪ナサニエルの子を、まさか妊娠してしまうなんて…。王家に尽くすために存在し、大公の父や兄からも虐げられてきた彼女は、自分の夢も感情も失っていた。そんなとき、魅惑的なナサニエルとダンスをし、彼から特別な女性として扱われる優しい誘惑に、一夜かぎりと心に決め、純潔を捧げたのだった――妊娠に激怒したカタリナの父兄は、王家の体面を守るために、ふたりに期限つきの契約結婚を強引にさせるのだが…!?
  • シンデレラ失格
    完結
    3.0
    ヨーロッパの小国アゴンの王宮博物館の学芸員エイミーは、皇太子ヘリオスと惹かれあい、秘密の関係を持つようになった。しかし、いずれ国王になる彼は王族から后を迎えねばならず、ふたりの関係は初めから彼の結婚が決まるまでと限定されていた。そんなとき、ヘリオスの后選びのための舞踏会の開催が決まった。思いがけない胸の痛みに、彼への愛を再認識したエイミーは、みずから身を引く決心をするが、ヘリオスは無情にも愛人を続けるよう迫り…!?
  • カリアキスの秘密の跡継ぎ
    完結
    -
    国王の伝記制作のため、地中海の島国アゴン王国を訪れたジョーは出迎えに現れた王子様を見て驚愕した。テオ! 5年前、身も心も捧げた運命の恋人。しかし、リゾート島を出ていった彼から連絡はなかった。その彼が、まさかテセウス殿下だったなんて。彼は偽名をつかい、短いアバンチュールを楽しんだに過ぎなかったのだ。ジョーにとっては最愛の息子を身ごもり、人生を変えた夜だったけれど。そして今夜、彼は王家のため舞踏会で未来のお妃探しをすると聞き――。
  • 無垢なカナリアと王子
    完結
    4.0
    アゴン王国の王子タロスが音楽祭で演奏をするバイオリニストを捜しているらしい。私には関係ないわ。バイオリン奏者アマリーはひとり練習に打ちこんでいたが、突然現れた男性に目を奪われた。神話から出てきたような誇り高い姿に強い黒い瞳をたたえた彼は、音楽祭でアマリーに演奏してほしいと告げてきた。まさか彼がアゴン王国の王子様? 断ればアマリーの楽団の拠点である劇場を取り壊すと言ってきて…なんて横暴なの!? 演奏したくても今の私にはできないのに。
  • 心の鍵は誰のもの?【ハーレクイン文庫版】
    -
    父の急死で、身寄りのなくなった19歳のニコラは、憧れの弁護士ブレットと結婚した。しかし、新婚生活は惨めなものだった。父の親友で、ニコラの後見人でもあるブレットにとって、この結婚はニコラが男友達に襲われかけた事件がきっかけで生じた、便宜的なものにすぎず、ニコラを子供扱いして、指一本触れようとしないのだ。だから、2年たってもニコラは純潔のまま――しかも彼は、別れた美しい妻にいまも想いを寄せていた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • シチリアでもう一度
    -
    空港で、ローレルは癒えない心の傷を抱えたまま立ち尽くした。滑走路に乗りつけた車から降りてくる、長身の男性に目をこらす。クリスチアーノ。見るだけで胸が締めつけられる夫の姿がある。子どもを流産したとき、夫は連絡さえくれなかった。大会社を背負っているとはいえ、初めての子どもだったのに――冷たいクリスチアーノに耐えきれず、ローレルは家を出たのだ。いま、2年の別居の末に、離婚をするため戻ってきたローレルを、彼は何事もなかったかのように見つめ、掠れた声で囁いた。「今晩は君のホテルに泊まる」
  • アドニスの冷たい抱擁〈大富豪の結婚の条件 II〉
    完結
    3.8
    アレッサンドラは欧州一ハンサムな大富豪クリスチャン・マルコスにある事実を告げようとしていた。賑わうパーティーのなかでも彼の姿はすぐに見つけられる。少女の頃から密かにギリシア神話の美少年アドニスの名で呼び、崇拝してきたのだから。その彼と私は一夜をともにした。長年の夢がかなったあとで残ったのは大きな試練。今まで誰のことも本気で愛したことがない彼に妊娠したと告白しなければいけない…。高嶺の花に愛された罪か。やがて彼女は追い詰められていく!
  • 情熱の掟
    -
    麻薬密輸組織の全貌を暴くため、FBI捜査官のダナは、容疑者の一人マーカスのボディガードになりすまし、覆面捜査をするよう命じられた。だがマーカスの魅力的な瞳を見たとたん、任務をやり通せるのか不安を覚えた。こんな美しい女性が僕のボディガードだと?無実の罪を着せられるという苦境にありつつも、マーカスは内心にやりとせずにはいられなかった。二十四時間警護してくれるなら、楽しい時間が過ごせるだろう。
  • 子爵のトラブル カラメールの恋人たち I
    3.0
    メリサンド城でキュレーターを務めるキルステンは、いきなり上司として目の前に現れた彼の姿に唖然とした。アラゴン子爵ロウ・セヴラン。6年前、キルステンの家族を不幸に陥れ、そのうえ助けを求める彼女たちをあっさり見捨てた男だ。以来、ロウにだけはかかわるまいと生きてきたのに。それに今のキルステンは秘密を抱えている。ロウが知ったら、再び私の幸せを壊そうとするに違いない。そう警戒し、距離を置こうとするキルステンだが、ロウの強引な誘惑にあらがいきれずにキスをしてしまい……。■カラメール公国を舞台に繰り広げられる王族たちの恋を描いた、人気シリーズ第3弾『カラメールの恋人たち』1作目をお送りします。メリサンド城の伝説をめぐって紡がれる、3つの珠玉のラブストーリー。今回はアラゴン子爵ロウが主人公です。

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  • 失意のドクター
    -
    愛する人のためについた嘘が、深い憎しみとなって返ってきた。■かつて“美人三姉妹のひとり”と謳われたエミリーは、体型も崩れ、最近では服装にも頓着しなくなっていた。そんな彼女の前に、高校時代の元恋人のマークが現れる。わけあって、もう愛していないと嘘をつき、彼女のほうから一方的に別れたのだ。だが、その後の十四年の月日はマークにだけ微笑んだ。ひょろりと痩せていた少年は、荒削りな魅力の男性へと変貌を遂げ、彼はいまや医学研究の実力者と言われるほどに成功していた。不器量な私など、近づいてはならない存在なのだ。あの嘘の理由を隠し通すためにも……。
  • 癒されぬ傷
    3.0
    お堅い牧師の娘が恋をし、捨てられた。その身に残ったのは心の傷だけではなかった。■ひと夏を親密に過ごした相手に裏切られたレイチェルは、看護婦として働く傍ら、そのとき宿した子を一人で育てていた。あるとき、職場の病院にたたずむ背の高い男性に目を奪われた。それは、あの夏の日、“ぼくの人生にきみは必要ない”という言葉を残して町を去っていった、マックだった。彼に傷つけられ、やるせない思いに苦しんできたのに、いざ再びそのハンサムな顔を目の前にすると、レイチェルの胸は痛みと同時に高鳴りを覚えた。そんな心の動揺を見透かすかのように、マックが甘く優しい言葉を投げかけ、彼女の心をさらに掻き乱した。どうせ体が目当てに決まっているわ。これ以上近づかないで!二度と傷つきたくない彼女の心が、警鐘を鳴らした。だがその音は、彼の耳には届かない……。
  • 心の鍵は誰のもの?
    -
    子守と安全のための結婚なんて、楽しいわけがないでしょう?■ニコラは二年前、ブレット・ハーコートと結婚した。でもそれは、身寄りのなくなったニコラを守るためのものだった。ブレットは別れた妻をまだ愛しているからだ。彼はとても優しく、大切にしてくれる。はためには何不自由ない暮らしだが、ニコラには牢獄だった。なぜなら彼女はブレットを愛しているのに、彼はニコラを子供扱いするだけで、指一本触れようとしないからだ。思いあまったニコラは、結婚カウンセラーに相談に行った。「あなたが誰か、ほかの男性に関心があるように思わせなさい」カウンセラーの意外なアドバイスに驚くニコラだが、今の状態を続けていくのももう限界だ。おまけに、ブレットを誘惑しようとする女性までが登場する。動揺し腹を立てるニコラの前にも、すてきな男性が現れた。ニコラには、助言を実行する絶好のチャンスだった。
  • シークの孤独 アラビアン・プリンス I
    -
    魔法と魅惑とロマンスの王国、エル・ザフィール。アメリカ人のペニーは意欲と能力を見込まれ、王女の秘書としてこの国にやってきた。しかし宮殿で実際にボスとして現れたのは、世界中の女性の憧れ、ラフィーク・ハッサン王子だった。ペニーは予想外の展開に戸惑いつつも、漆黒の瞳を持つ魅力的な王子にしだいに心奪われていく。傷ついた過去から二度と恋をしないと決めていた彼女は、王子への思いを抑え込もうとするが、ラフィーク王子は突然キスをしてきて……。

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  • ボスにご用心
    -
    三カ月前、やむをえない事情でニコラスの秘書になってから、プルーデンスはずっと彼にいらいらさせられていた。傲慢で威圧的でありながらも、たまらなく魅力的なニコラスは、かつてプルーデンスの最愛の恋人だった――ささいな喧嘩が原因で彼が町を出ていってしまうまでは。あれから七年がすぎ、再び町に戻ってきたニコラスは、過去のいさかいなどなかったかのようにプルーデンスを誘惑する。私をおいて出ていったくせに、勝手にもほどがあるわ!プルーデンスは頑なにニコラスを拒絶するが、予想外のトラブルが起きて婚約者同士を演じることになり……。

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  • 息づく素肌
    -
    たった一夜のSEXで妊娠。相手はよりによってリッチな遊び人の外科医。気の合う同僚だったベンが、あの夜は見たこともないほど絶望していて、カーチャはついほだされたのだった。だけど彼は私の事を好きなわけじゃないし、ましてや子どもなんて望むはずがない。女だから、妊娠したからといって、愛されたり完璧な母親になれるとは限らないのだ。カーチャは独り哀しい決断をするが……。男女の心の襞を優しく細やかに辿る感動作。●本書は、2009年8月に小社より刊行された『アマルフィの庭』を改題・再編集したものです。
  • 再会のモンテカルロ
    -
    ★わたしを豪華なヨットに閉じ込めて、いったい何をするつもりなの?★事故で片目の視力を失ったせいで、ミアはインテリアデザナーになる夢を絶たれてしまった。今モンテカルロのヘアサロンで受付係として働いている彼女は、ある日、新聞でラム・ヴァリンダに関する記事を目にした。彼はミアの兄の全寮制学校時代からの親友で、王族――マハラジャの後継者にして世界的なカーレーサーだ。ラムはミアが10代のころの淡い恋の相手でもあったが、身分の違いもあり、その恋が実ることはなかったのだった。再びラムに会って自分の望みを伝えたい気持ちを抑えきれず、ミアは思いきってラムに連絡を取るが……。
  • 修道院育ちの無垢な花嫁
    完結
    5.0
    過保護な父のもとで育てられたクラウディアは21歳になり、やっとひとり暮らしを許可された。父が用意した家で楽しく過ごしていたある日、チーロ・トラパニと名乗るハンサムで富豪な男性が訪ねてくる。この家はかつて彼の実家だったらしく、もう一度見たいと言うのだ。にこやかでやさしいチーロと話が弾み、デートに誘われる。クラウディアは強烈な運命を感じ2か月後に結婚するが…初夜のあと彼が「こんな偽りの結婚!」と電話しているのを聞いてしまい――!?
  • 光の乙女と闇の大富豪
    -
    冷酷な大富豪に愛されたいと願いつづける花嫁は―― 妊娠を告げるためソフィーはスペイン富豪ハビエルのもとを訪れた。2か月前、求められるまま彼にバージンを捧げた。親友の元婚約者とわかっていても、ずっと憧れていた人だったから。後悔はしていない…子供はひとりでも育ててみせる。ところがハビエルは跡継ぎを得るため結婚を申し込んできた。愛されていないとわかっていながら求婚を受け入れるソフィー。今すぐには無理でも、いつか愛に満ちた関係になれれば。けれどそれはつらい毎日の始まりでしかなくて…。
  • 愛するがゆえの罰【ハーレクイン文庫版】
    -
    わたしは怒れる大富豪の玩具……。恋人でも、婚約者でも、妻でもない。 亡き姉夫婦が遺した幼い娘を引き取るため、エラは姪の後見人アリスタンドロスに会うことにした。ギリシアの海運富豪である彼とエラは、じつは7年前、熱い恋におちて結婚の約束までしていた。けれども、エラは彼女をかごの鳥にしたい彼に反発して、土壇場で婚約を解消したのだった。再会したアリスタンドロスは、以前と変わらぬ美貌に凄みのある冷たい瞳で、エラの申し出に条件をつけた!「君がここに住み、いつでも要求に応える愛人になるなら」と。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 王子と土曜日だけの日陰妻
    -
    私はあなたが軽蔑している一族の娘。でも、私にも心があることを忘れないで。 父に強いられ、顔しか知らない王子に嫁いだエルスベス。新婚初夜、ハンサムで男らしい夫アマディオに純潔を捧げ、密かに胸を躍らせていたエルスベスは、彼の言葉に凍りついた。「君とベッドを共にするのは週に1度。世継ぎができるまでだ」公務以外で会えるのは土曜日だけ? それで夫婦と呼べるの?エルスベスは知らなかった。彼が彼女の一族を心底蔑んでいると。やがて週末だけの蜜月を待ちわびるようになり、夫への想いを募らせるエルスベスは、待望の世継ぎを身ごもった。ところがその日から、アマディオは姿を見せなくなって……。 ■ハーレクイン・ロマンスの伝統を守りながらも、現代的なエッセンスを加えて軽妙なロマンスに仕立てるミシェル・スマート。今作でもその手腕が冴えわたります! 王子の子を妊娠し、あらためて、彼を愛していることに気づいたヒロインは……?
  • ベールの奥の一夜の証
    -
    愛のない結婚に愛を求める。愚かでも、そうせずにはいられない。 私は愛された花嫁じゃない。こんなにみじめな結婚式がある?結婚行進曲はなし、写真撮影もなし、ドレスも理想とはほど遠い。切なさと悲しみの中、アレッシアはベールの奥から花婿を見つめた。すべては月の美しい夜、私が謎めいた億万長者ガブリエルを白馬の王子と信じ、純潔を捧げたことから始まった。冷たい目すら魅力的な彼が“花嫁”を欲しいのは間違いない。でも、決して相手が“私”だから欲しいわけじゃない。ガブリエルが手に入れたいのは私のおなかに宿った赤ちゃんだ。こんなに胸が苦しい理由ならわかっている。私が夫となる男性に愛されたいと願っているせい……。 ■ひと目で恋いこがれたヒーローの子を身ごもり、彼と結婚することになったヒロイン。けれど、妊娠がわかるまで“一夜の相手としての価値しかない”とヒーローに思われていたせいで心に深い傷を負い、新婚初夜にベッドをともにすることがどうしてもできず……。
  • 忘れ形見と愛の奇跡
    -
    ギリシア富豪の忘れ形見を育てること。 それが私の生きがいだったのに……。 富豪ニコスは敵を欺くべく自らの死を装って1年半を過ごした後、スペインにやってきた。そこで待ち受けていた驚愕の事実は、かつて交際していた女性マリサが彼の息子を産んでいたこと。 僕の跡継ぎとなるあの子は絶対誰にも渡すものか! 純潔と情熱を捧げた男性ニコスが突然目の前に現れ、マリサは激しい衝撃を受けた。彼が生きていたなんて! 安堵と歓喜もつかの間、マリサはニコスの言動から思い知る。 彼が必要としているのは私ではなく、私の産んだ子供……。 ■人気沸騰中の作家M・スマートが息もつかせぬテンポで描くシークレットベビーの物語をお贈りします。新たな生活を始めようとするヒロインの人生に再登場したプレイボーイのギリシア富豪ヒーロー。失われた愛のゆくえは? 『スペイン富豪と傷心の乙女』関連作。
  • 拒めない情熱
    -
    愛なき情熱と知ったあとに、小さな命を身ごもった……。 二十歳のタリーはパーティで出会った美しきギリシア人男性に惹かれた。 海運王を父に持つ将来有望な投資家のプレイボーイ、サンダー。 タリーはといえば、古風な乳母に育てられ、恋愛経験は皆無だった。 このパーティには妹のつき添いとしてやってきたけれど、妹に使用人扱いされているような私を、サンダーはどう思うかしら? 彼の目はしかし、タリーを明らかに女性として賞賛しているようだ。 本当の相手が見つかるまでは独りでいいと考えていたけれど、胸が痛いほどのこの情熱を、今こそ解き放ってもいいのでは? タリーは誘惑されるまま、サンダーに純潔を捧げた――まさにその瞬間、彼がはたと気づき、吐き捨てた。「初めてなのか? 何を企んでいる!」
  • スペイン富豪と傷心の乙女
    -
    15歳の夏、私は年上の彼に恋をし、18歳の夏、私の告白は彼に拒絶された。 18歳のエルサはある夜、幼い頃から兄のように慕ってきた、サンティの家のベッドに潜り込んで彼を待った。黒い瞳のハンサムな彼への恋心を抑えきれずに。だが冷たく拒絶され、傷心を抱えて進学先のウィーンへ。5年後、ウィーンで働き始めた彼女の前にサンティが現れる。190センチ近い長身。エルサの腿ほどもある二の腕。今や巨万の富をもつ富豪となった彼は、ある犯罪集団から彼女を守りに来たという。よりによって、なぜサンティが?「僕についてこい。二人になるまで質問はなしだ」 ■かつて愛を残酷な言葉で退けた、初恋の人との再会。男らしさに磨きをかけた彼を見て、ヒロインは懐かしさが込み上げると同時に、胸の高鳴りが止まりません。彼と二人きりで時間を過ごすうち、大人の女として見てほしいと願わずにはいられなくなって……。
  • 富豪は天使しか望まない
    -
    彼にとって私は大勢いる恋人の一人。ただ、赤ちゃんを宿した事実を除けば。 ドッグシッターのベッキーは、仕事を辞める決心をした。理由は雇ってくれたエミリアーノへかなわぬ恋をしていたからだ。誰もが憧れるプレイボーイの彼は、誰とも真剣にはつき合わない。しかしある夜、真っ青な顔で現れたエミリアーノを慰めるうち、ベッキーは彼に求められるまま一夜をともにしてしまう。彼女は空でも飛べる気分だったが、エミリアーノは違った。バージンだったことを責められ、幸せな瞬間はだいなしになった。その後妊娠したベッキーは、エミリアーノからプロポーズされた。ただし、彼が口にするのは「義務」や「責任」ばかりで……。 ■R-3671『シンデレラを買った富豪』に登場したセクシーなラテン富豪プレイボーイが、ヒーローとして帰ってきました! 妊娠したヒロインは徹底的に甘やかされますが、ヒーローにとって大切なのはおなかの子だけで、彼女ではないと思い知る事件が起こるのです。
  • 億万長者とかりそめの秘書
    -
    あまりにも長すぎた、会えない時間。幼すぎた初恋が今、よみがえる……。 ゲイレンが帰ってきた。19年ぶりに。ルーラの勤め先のリゾートホテルで行われる、親友の結婚式に出席予定だ。彼は今や大企業の経営者。親の言いなりに結婚した私には、幸せなど無縁だった――5年前、暴力的な夫を亡くして以来、ひっそりと生きてきた。ゲイレンに再び会ってしまった今、ルーラの胸には昔の彼との幸福な日々が次々よみがえってくる。折しもゲイレンは産休中の秘書の代理を探しており、なんとルーラは彼の臨時秘書となることになって――?! ■愛される歓びを知ることもなく、辛い結婚生活に耐えてきたヒロインと初恋の男性との再会物語。はたして恋のゆくえは……? HQロマンスとイマージュ双方で大活躍する人気作家キャロル・マリネッリ。王道人気テーマ“ボス&秘書”をお楽しみください。
  • 富豪と灰かぶりの契約旅行
    -
    もう恋人のふりはできない。愚かにも彼を愛してしまったから。 住み込みで美容室の下働きをしている施設育ちのメアリーは、誕生日の夜、店長に命じられ顧客とのディナーに送りだされた。そこは商談の席で、彼女はまるでデート嬢のように扱われ、ショックを受けるが、その様子を商談相手のギリシア富豪、コスタは見逃さなかった。彼女をバーへ誘い、身の上話を聞き、誕生日を祝ってくれたのだ。メアリーは涙を浮かべて感激した。こんな素敵な男性が、私の恋人だったら……。数日後、彼から多額の報酬とともに、週末の3日間だけ恋人として同行してほしいと頼まれ、メアリーは仰天する。 ■養護施設で育ち、これまで誰からも誕生日を祝ってもらったことがないヒロイン。ヒーローと一緒に迎えた21歳の誕生日は、何にも代えがたい特別な思い出となりました。週末の恋人契約を通して、彼への想いが愛なのだと初めて気づくヒロインですが……。
  • シンデレラを買った富豪
    5.0
    偽りの恋人に心まで捧げるなんて。わたしを利用する、と言った男性に。 ミアは仕事の依頼があると言われて、指示された店へ行った。現れたのは見たこともないほど魅力的な億万長者ダミアンだった。彼は安っぽいバッグを抱えたミアを座らせ、いきなり切り出した。「ぼくの恋人として、家族の家へいっしょに行ってほしい」報酬はわたしの年収の10倍? 本気なのかしら?けれど同じ部屋に泊まり、同じベッドを使うと聞くと、男性経験のないミアにはとてもできるとは思えなかった。どうしてダミアンは初対面のわたしに恋人のふりをさせたがるの?「ほかの誰かじゃない、きみがほしい」と情熱的な目で。 ■ヒロインに“恋人”という仕事を依頼するヒーロー。人目に触れるようにおしゃれしてデートしたり、彼の家に泊まったりするうち、ヒロインは偽りの恋に夢中になってしまいます。週末が終われば、魔法が解けたシンデレラみたいに貧しい自分に戻ると知りつつも。
  • 修道院育ちの無垢な花嫁
    -
    私は愛されていない。辛い事実を知ったとき、彼女の内には小さな命が宿っていた。 クラウディアは3歳で母を亡くし、16歳まで修道院で育った。21歳で過保護な父から逃れ、一人暮らしを始めた矢先、チーロ・トラパニと名乗る長身のセクシーな富豪が訪ねてきた。以前この家に住んでいたというチーロとはなぜか話がはずんだ。クラウディアは彼の虜になり、2カ月後、二人は結婚した。だが幸せな日々はあっけなく消え去る。彼がプロポーズしたのは私を愛しているからではなかった……。クラウディアは孤独と絶望のなか、家を出た。妊娠に気づいたのはその直後で――。 ■人気急上昇中! アメリカ本社発、ダイバーシティ――多様性――を打ち出した設定の秀作をお贈りします。読み書きができない障がいをもつヒロインにはなんと一度聴いたことを一語一句記憶できる特殊能力がありました。優れた特性を生かしてヒーローを翻弄するヒロインにご注目ください。
  • 富豪一族の秘密の子
    -
    あなたと娘と過ごしたい。せめて最後のクリスマスだけは。 彼の名前も、教えられた電話番号も、すべて偽りだった……。1年前、ハンサムで魅力的なノーラン・フォルテと恋に落ち、夢のように楽しいクリスマスを過ごした大学生のリジー。仕事で一時的に滞在していただけの彼が去った数週間後、予期せぬ妊娠がわかり、リジーは慌てて彼に連絡を取ろうと試みた。しかし電話はつながらず、絶望に打ちひしがれながらも、出産を決意した彼女は苦労の末に大学を卒業し、娘を産んだのだった。季節はめぐり、再びクリスマスシーズンが訪れたある日、リジーの家にいきなりノーランが現れ、彼女に詰め寄った。「僕が君の人生を狂わせたと聞いたが、どういうことだ?」 ■大御所タラ・T・クインが、若き苦労人のリジーを主人公に描く、切ないシークレットベビー物語です。実は富豪一族フォーチュン家出身のノーランは、銀行の取締役を務める億万長者。人生を謳歌すべく余暇は偽名を使い、一人の女性には縛られないつもりが……。
  • 三人のキューピッド
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    子供たちはこの手で守ってみせる。 もう誰にも頼らない。そう誓ったのに……。4年前、ミッシーは夫に捨てられ、幼い三つ子を抱えて途方にくれた。 母はすでに亡く、酔いどれの父に頼ることもできないなか、 ほそぼそとウエディングケーキ作りの仕事をして暮らす毎日だ。 そんなある日、隣家にたくましくセクシーな男性がやってきた。 ハイスクール時代、親切に勉強を教えてくれたワイアット。 魅力的な大富豪となった彼の変貌ぶりに、ミッシーは密かに息をのんだ。 と同時に、ワイアットから卒業式後のデートに誘われていたのに、 父にドレスを汚されて行けなかった哀しい思い出もよみがえる。 今や男性不信になってしまったミッシーは恋など求めていなかったが、 子供たちに優しく接するワイアットを前に、胸がときめいて……。
  • 忘られぬ神殿の乙女
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    愛した人の企みは、再び愛させ、そして捨てること。 ヘレナが生まれて初めて恋に落ちた相手は、テオだった。誰よりもハンサムで、快活で、大胆不敵なギリシアの大富豪。彼は結婚するまでヘレナの純潔を守ることを堅く誓い、二人はともにその夜を待ち焦がれた――。だが挙式前日、ヘレナは婚約指輪を外し、テオに永遠の別れを告げた。テオが実は、彼女を虐げた父親と同類の男だと知ったからだ。3年後、常に華やかな女性とゴシップ欄を賑わせているテオが、なんと仕事のクライアントとして、再びヘレナの前に現れる。呆然とするヘレナに彼が囁く。君は僕に初夜の借りがある、と。 ■セクシーなロマンスを描いて人気急上昇中のミシェル・スマートによる、ギリシア富豪との再会ものです。一瞬たりとも忘れたことのない男性の突然の登場に動揺するヒロインと、それを楽しむかのようなヒーロー。ヒートアップする愛の攻防をお楽しみください。
  • 愛人契約の最後の一夜
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    2週間の愛人契約。無垢な乙女は、触れなば落ちん果実となった。 モデルという仕事は華やかでも、ジェマイマは内気な娘だった。そんな彼女が、若きイタリア人富豪専属の愛人になるとは――。だがチェザーレ・デュランテと初めて会食の席で出会った瞬間、彼女はその強烈な魅力の虜になり、誘われるまま夜を共にした。会食はジェマイマの従兄弟の事業へ投資を求めるためだったが、チェザーレはそれを巧みに利用し、愛人契約を迫ったのだった。「一夜では足りない。2週間、僕の愛人になれば投資をしよう」濃密な夜を重ねるうち、ジェマイマの心にある想いが芽生える。2週間では足りない。彼と、永遠にこうしていられたら……。 ■美しく細やかに男女の心の機微を描くクレア・コネリーの愛人契約ロマンスをお贈りします。もうこのふれあいは情熱だけではないはずと願うヒロインと、それを頑なに否定するヒーロー。二人が想いをぶつけ合う感動のラストまで、一気読み必至です!
  • イタリア富豪は惜しみなく奪う
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    イタリア富豪に知られてしまった――彼の子をひそかに産み育てていることを。 ヴェネツィアでつましい暮らしを送るキアラは、イタリア富豪ヴァルの誘惑に抗えず、なすすべもなく純潔を捧げた。プレイボーイのヴァルが去っていったあと、キアラは気づく。妊娠しているなんて! いっそう生活に困るようになった彼女は、ヴァルの父親である大富豪の庇護を受け、ひそかに娘を産んだ。3年後、ヴァルの父親が闘病の末に逝去し、遺言が開示された。その席でキアラはヴァルと再び顔を合わせ、自分の血を分けた子の存在を知って激高する彼に言い渡された。「娘にはぼくの姓を名乗らせる。きみはぼくと結婚するんだ」 ■濃厚ながらも品のあるラブシーンで定評のあるダニー・コリンズ。そんな彼女がお贈りする本作は『9カ月目の再会』の関連作で、ヒロインの親友として顔を見せていたキアラが主人公をつとめます。傲慢なヒーローの強引な振る舞いに怯えるヒロインにご声援を!
  • 胸に秘めた思い
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    アニーは傷心をかかえ、故郷に戻ってきた。最近亡くなった父の遺してくれた牧場を継ぎ、この小さな町で平穏に暮らしていこうと決心したのだ。ところが町に落ち着いたとたん、隣人のトラヴィス・マッケイブがアニーにつきまとい始める。彼のことは、父が生前息子のようにかわいがっていた。だがどうやら、お目当てはアニーの牧場らしい。いいえ、だめ。父が守り抜いた牧場を、誰の手にも渡すつもりはない。たとえそれが、目を離せないくらいハンサムなトラヴィスであっても。★四カ月にわたってお届けしてきたミニシリーズ『恋が始まる町』も最終話です。今月のヒーローは、恋に臆病だったマッケイブ家の長男トラヴィス。隣人アニーとの恋の行方は?★
  • 極上イケメンの淫らな愛撫に翻弄される【合本版】
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    ~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超売れっ子絵師、蝶野飛沫氏の美麗イラストが表紙を飾る、超絶エロティック短編集! 『ご主人様は淫らに調教する~服従~』『甘美な絶頂命令』『極上イケメンの淫らな愛撫 に翻弄される』のセンセーショナルな傑作3編を収録。 ①『ご主人様は淫らに調教する~服従~』 “S”の恋人の留守中、彼の“S”の友人ダニエルに貸し出されることになったエレノア。 “M”の妻の死後、屋敷に引きこもっていると聞いて、 年老いた幽霊のような男を想像していたが、 現れたのは、目も眩むほどセクシーで精悍な男性だった!  魅惑の“S”ご主人様が与えてくれる快楽への期待に、どうしようもないほど濡れてしまう……。 ②『甘美な絶頂命令』 「ぼくが贈った、あのパンティを穿いているんだろう?」 受話器越しに聞こえる謎めいた男の声に、今夜も体は即座に反応し、脚の間がじゅっと疼く。 わたしは彼の言うがまま指先を躍らせ、彼の命令に服従するがまま、激しくイッてしまうのだ。 彼の要求は徐々にエスカレートしていく。そしてわたしの興奮も。 スカートをまくりあげ、あられもない姿で激しいオーガズムに達したとき、突然ドアが開き――!? ③『極上イケメンの淫らな愛撫に翻弄される』 親友にもらったギフトチケットで訪れた超高級マッサージパーラー〈恍惚のスパ〉。 ハンサムな男性に裸同然の恰好でうつぶせにされて、大きな手でお尻を揉みしだかれる。 そして――えっ!ちょっと待って……こんなマッサージ、違法じゃないの? 身を硬くした私におかまいなしに、彼の指が割れ目から忍び込んでくる。 始まって10分。淫らなタッチだけで、ああ、2回もイクことになるなんて……。
  • クリスマス嫌いのシチリア貴族
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    富と力を誇る貴族の館でクリスマスを過ごす。彼の子どもたちの世話係として……。 マルク・ウベルト――傲慢なシチリア貴族がなぜここに?ロンドンの百貨店で働くモネは突然職場に現れた彼を見て驚いた。モネは母とともにウベルト家の屋敷に身を寄せていたが、マルクにひどく心を傷つけられ、イギリスへと渡ったのだった。あれから8年、やっとつらい記憶も薄れかけたのに、彼の亡妻が遺した子どもたちの休暇中の世話を私に頼むなんて!マルクの身勝手な振る舞いにモネは唖然としたが、権力と金に物を言わせる彼の手で城のような館に連れてこられた。熱い想いが再び燃え上がり、報われぬ愛に身を焦がすとも知らず。 ■婚外子という出自を持つモネは8年前の出来事で、自分がマルクの属する貴族社会にはふさわしくないということを痛感しています。それでもなついてくれたマルクの子どもたち。いつしか無垢なモネは家族となることを夢見ますが、彼には美しい婚約者がいて……。
  • 十日かぎりの初恋
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    10日で終わったシチリアの恋が、彼女に授けた秘密の宝物―― 妹の結婚式のためにシチリアを訪れたオーラは、新郎の付添人にでくわした瞬間、凍りついた。やっぱり、彼だわ……息子の父親のトニオに間違いない。4年前、オーラは旅先で彼と出会って恋に落ち、純潔を捧げた。だがトニオに婚約者がいると知って、泣く泣く身を引いたのだ。その後すぐ妊娠に気づいたが、不運にも事故で怪我をし、今の今までトニオの美しい顔以外、すべての記憶を失っていた。動揺するオーラと傍らの幼子を見るや、彼の目が怒りに燃えた。「僕の子なんだな? 性悪女め、4年も僕を欺いていたとは!」 ■愛らしいヒロインと、傲慢なのに魅力的なヒーローを描いて人気のミシェル・スマート。今作では、貧しいながらも妹と肩を寄せ合い、懸命に生きてきたヒロインの儚い初恋が、予想だにしない展開をみせて……。“シークレットベビー”がテーマの感動作です!
  • 富豪一族と愛の忘れ形見
    3.0
    亡き姉の小さな忘れ形見。せめて父親の名を知りたくて……。 姉を亡くして1年余り、ナタリーは遺された甥を引き取ることにした。だが姉は未婚のまま産んだ幼子の父親が誰か明かしてくれず、ナタリーは甥にいつか教えるためにも、まず父親捜しから始める。わずかな手がかりをもとに、彼女は由緒ある公爵領を訪れた。ここの葡萄園で働く誰かが、甥の父親の可能性があるのだ。臨時の仕事に応募したナタリーは、面接官のドミニクを見て息をのんだ!深みのある黒い瞳と黒髪が、怖いほど甥に似ている。まさか……。でも、この公爵家出身の大富豪には、風貌のよく似た兄といとこがいて、姉が恋におちた男性が3人のうちの誰であってもおかしくなかった。 ドミニクでありませんように。ナタリーはいつしか、そう願っていた。 ■大スター作家R・ウインターズが、情趣豊かな南仏プロヴァンスを舞台に、胸に響くシンデレラ・ロマンスを書き上げました! 真実がわかるまで、甥の父親捜しをしに来たことをドミニクに伝えられないナタリー。秘密を抱えたままなのに、恋心は止められず……。
  • エーゲ海の暴君に捧ぐ愛
    -
    仮面舞踏会の一夜が、彼女を身重のシンデレラに変えた。 継母と義姉にいじめられ、生家を追いだされたタバサは、ウィーンの高級ホテルで住みこみの客室係として働いていた。ある日、思いがけず顧客から仮面舞踏会のチケットとドレスを贈られて、彼女の胸は躍った。今だけ夢を見てもいいでしょう?噂ではホテルのオーナー、ヤニスの花嫁候補が集まるという。会場に入ると、密かに憧れていた彼からダンスを申しこまれ、陶然となったタバサは踊り、盃を重ね、身も心も捧げてしまう。翌朝、正体を知られることを恐れた彼女はそっと姿を消した──ギリシア富豪の跡継ぎを宿しているとも気づかずに。 ■人気上昇中のミシェル・スマートが描く、極上のシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。童話『シンデレラ』そのままに、純粋なヒロインが運命に翻弄される展開に思わず引きこまれます。同作家の大ヒット作『イタリア富豪と薄幸の妻』の関連作です。
  • ガラスの靴を拾った大富豪
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    朝の光が映し出した一夜の恋人の姿。それは、私を蔑む大富豪だった……。 イゾベルがシカゴの上流社会のパーティに潜りこんだのには訳があった。レジ係の給金では2歳の息子をとても育てていけないため、富豪である亡き夫の両親に経済的援助を頼もうと思っていたのだ。ところが街が大停電に陥り、イゾベルは暗闇で一人の男性と出会う。顔の見えないなか、心と心で会話をするうち、いつしか気持ちが高まり、二人は情熱を交わす寸前でそのまま寝入ってしまった。翌朝、イゾベルは相手の正体を知って愕然とし、逃げ出した――彼が億万長者で亡き夫と兄弟同然に育った、ダリウスだったなんて……。亡き夫が自らの不品行を隠すためについた嘘を信じ、イゾベルを蔑む男だ。だが後日、ダリウスは彼女の貧しい住まいを訪ね、結婚を持ちかけた! ■ダリウスは親友の忘れ形見のために求婚し、イゾベルも名目だけの関係――つまり、ベッドは別という条件で承諾します。けれども、ダリウスの琥珀色の瞳がなぜか一瞬熱く燃えたように見えて……。USAトゥデイのベストセラー作家N・シモーン、日本初上陸!
  • とだえた皇太子の手紙
    3.0
    もう忘れたと強がってみせても、この胸にいるのは、あなただけ……。 少女の頃、ドネッタは馬術大会でさる王国の皇太子エンリコと出会った。毎年、顔を合わせるうちに親しくなり、16歳のとき初めてキスをした。エンリコが大学進学のため大会に出られなくなると、卒業したら二人で旅に出ようと約束し、文通で心を通わせ合った。ところが彼は国事に忙殺されるようになり、やがて手紙もとだえると、彼の薄情さにドネッタは人知れず懊悩したのだった。5年後、ようやく気持ちに区切りをつけたドネッタのもとに、エンリコの国で開かれる馬術大会への招待状が届く。いったいどんな顔をして会えばいいの……? ドネッタは戸惑ったが、愛しの皇太子とまた会いたくて、彼の待つ、かの国へ飛んだ―― ■ハーレクイン・イマージュ2600号を記念して、代表作家レベッカ・ウインターズの珠玉作をお贈りします! 真綿で首をしめられるような失恋の痛みに耐えてきたドネッタと、そうとは知らないエンリコの再会やいかに? 本作は『終わらない片思い』の関連作です。
  • イタリア富豪と薄幸の妻
    -
    いつかきっと夫に愛される日が来る。妻は未来を信じて純潔を捧げた。 急死した親友の赤ん坊を引き取って育てることになったベスは、無給休暇を取らざるをえなくなり、家計は火の車になっていた。そこへ、思いがけず上流階級の舞踏会を手伝う仕事が舞いこむ。だがそれは、赤ん坊の伯父にあたるイタリア富豪アレッシオが仕組んだ罠だった。ベスに近づいて誘惑し、花嫁と後継ぎを同時に手に入れようというのだ。抗い怯えるベスに彼が言った。「血縁のないきみが子供と暮らすには、僕と結婚するしかない」愛のある結婚が夢だった。でもこの子を手放したら後悔するわ。ベスは決めた──美しくも非情な悪魔の花嫁になることを。 ■いきいきとした感情豊かなヒロインを描いて人気のミシェル・スマート。今作では、親友の赤ちゃんを守るため、名門一族の御曹司と結婚することになったヒロインの切ない心のうちを丁寧に紡ぎだしています。作家の新たな魅力が堪能できる意欲作です!
  • 雪の天使をつかまえて
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    恋に落ち、愛し合い、そして別れた。十代の破れた夢が、今ふたたび……。 夫を亡くし、2歳の息子を女手一つで育てるジョージアは、クリスマスを前に車で実家に帰る途中、吹雪で立ち往生していた。渋滞を避けて入った脇道で、目の前に古い屋敷がかすんで見える。あれは、十代のころ恋人のセバスチャンとよく忍び込んだ空き家。生涯を誓い合ったのに、彼は二十歳を過ぎると人が変わったように我が事ばかりに夢中になり、彼女は寂しさから別れを告げたのだった。9年後の今、富豪となった彼は屋敷を買い取り、住み始めたと聞いている。ずっと疎遠にしていたけれど、このままでは息子が凍死してしまう!ジョージアはすがる思いで車の外に飛び出し、助けを求めた――思い出の屋敷から向けられるであろう、冷たい視線に怯えながら。 ■C・アンダーソン史上、特に出色の出来と編集者が太鼓判を押す自信作です! 長らく別々の道を歩んできた二人。二十歳のセバスチャンの身に起きた知られざる真実、そして彼が命を燃やすように立身を目指した理由とは……? 感動必至のラブストーリーをどうぞ。
  • 百万ユーロのシンデレラ
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    彼がほしいのは週末だけの婚約者。永遠に続く週末を願うのは私だけ……。 幼くして両親が離婚したアシュリンにとって家族は宝物だった。だから異父姉の息子が重病を患い、高額の治療費が必要と聞いて姉の亡父の遺産を独占した実業家ダンテの住むシチリアへ飛んだ。だがダンテは援助を拒み、逆にアシュリンに協力を求めてきた。パーティに婚約者として同行すれば100万ユーロ払おう、と。取引先の要人が同席する場で遊び人の汚名を返上したいらしい。かわいい甥を救うためなら、なんだってするわ。アシュリンは承諾し、男女の一線だけは越えないと約束する。ところが当日、宿には部屋が1つしかないと知って……。 ■婚約者のふりから始まるせつないシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。本国編集部のお墨付きの実力派作家、ミシェル・スマートも日本デビューを果たして早3年。共感を呼ぶ愛らしいヒロインを描くその手腕に、ますます磨きがかかっています。要注目!
  • ドレスを捨てた花嫁
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    恋愛運のない、捨てられた花嫁に、富豪一族の長男が手をさしのべて……? 美しい海辺の式場で、花嫁のドーンは不安を隠せずにいた。挙式の時刻はとっくに過ぎているのに、新郎が現れないのだ。代わりに現れたのは、新郎の兄で富豪一族の長男クーパー。彼は弟の手紙をドーンに渡し、結婚式の中止を冷たく宣言した。これまでの人生、5度も恋人に手ひどく裏切られてきたけれど、まさか今度は結婚式当日に捨てられるなんて――“また捨てられた、かわいそうなドーン”という周囲の囁きにいたたまれず、ドーンはその場から逃げ出した。その彼女を追いかけてきたのは、当のクーパーだった。傷心のドーンは、彼にもまた思惑があるとは気づきもせず……。 ■人生でいちばん幸せなはずの日は突然、最悪の日に。ウエディングドレスを脱ぎ捨てて、ひょんなことから新郎の兄と1週間をともに過ごすことになりますが……。人気急上昇中のソフィー・ペンブロークが贈る、キュートなシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。
  • 妃になれないシンデレラ
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    私は王家の“然るべき花嫁”じゃない。だから言えなかった――お腹の子のことを。 2年前、スニータは公国のプリンス、フレデリックと半月ほど交際し、ただ一度だけ夜をともにした結果、彼の子を身ごもった。しかし、それを誰にも知らせず、亡き母の故郷に帰ったのは、妊娠して捨てられた母と同じ道を辿るのではという恐怖にかられたから。そして生まれた子どもは、王家の者として奪われると考えたからだ。しかも彼は兄と父王を相次いで亡くし、今や公国の君主となっていた。そのフレデリックが、ある日突然、スニータの前に姿を現した。さまざまな手を尽くして彼女の居場所を突きとめたらしい。彼女が隠してきた息子も見つけ、世継ぎの母として妃になれと言う――愛は与えないが、結婚後はさらに子を望む、と彼女を翻弄しながら。 ■大ヒット作『白鳥になれない妹』と『さよならを言わせて』の関連作です。フレデリックには、愛は与えられないと言われ、彼の周囲には、前の婚約者のほうが妃にふさわしかったと陰口を叩かれ……。愛に恵まれない彼女の幸せは、いったいどこにあるのでしょうか?
  • 光の乙女と闇の大富豪
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    格下の花嫁とさげすまれても、無慈悲な夫への愛は消えず……。 ソフィーがスペイン富豪のハビエルを訪ねたのには理由があった。あの日、彼に求められるまま、私はバージンを捧げて妊娠した。赤ちゃんは私一人で育てる。ハビエルにはそう伝えよう。すると、意外にもハビエルは子供を望み、結婚を申しこんできた。でも、彼が本当に妻に望んでいたのは、私の美人の親友。どんなに恋いこがれても私は二番手――理想の相手じゃない。その事実を、ソフィーは結婚式でも手ひどく思い知らされた。ハビエルは司祭を自宅に呼び、書類を用意しただけだったのだ。両親を招き、場違いな純白のドレス姿で、彼女は打ちのめされた。 ■今作はR-3390『プロヴァンス富豪の脅迫』、R-3401『スペイン富豪の華麗な策略』の関連作にあたります。冷酷無比なヒーローに思いを寄せ、けなげに結婚を本物らしくしようとするヒロイン。けれど、いつも彼には裏切られてばかりで……。
  • スペイン富豪の華麗な策略
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    憎まれながらの求婚。幼い初恋が、こんな残酷な形で実るなんて。 ルイス! スペインにいるはずの彼が、なぜカリブ海に?休暇旅行中のクロエは目を疑い、そしておびえた。莫大な富を持つこの億万長者は、私の兄を破産寸前に追いこんだ。兄をだましたうえ、私までつかまえて、なにをする気なの?なんとルイスは、自分のプロポーズを断れないよう島を一つ買い、承諾するまでクロエをそこに閉じこめる計画を立てていた。昔のルイスはやさしくて勇敢で、私の憧れの人だったのに。今の彼は兄を苦しめ、私を利用する非情な悪魔でしかない。そんな人にバージンを捧げる? でも不実な胸は高鳴って……。 ■R-3390『プロヴァンス富豪の脅迫』に登場したスペイン富豪ルイスが、ヒーローとして帰ってきました! 有名なプレイボーイでもある初恋の男性に再会した、ヒロインのクロエ。二人きりで過ごすうち、彼の冷酷さは親から愛されなかったせいだと知り……。
  • プロヴァンス富豪の脅迫
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    愛を知らずに婚約した日、私は婚約者の仇敵に恋をした。 フレイアは極貧の中、両親に応援されてバレリーナになった。でも今、不治の難病に苦しむ母の命は風前のともしびだ。彼女がバレエ団を所有する大富豪との結婚を受け入れたのは、高額な治療費を払ってもらう条件と引き換えだった。ところが、婚約者と敵対する大富豪バンジャマンによって、フレイアはさらわれ、大金を取り返すための人質にされてしまう。案の定、フレイアを愛していない婚約者はお金を払わなかった。すると、バンジャマンは婚約者と同じ契約結婚を彼女に申し出た。また私はお金で買われるの? 初めて心を奪われた男性に? ■つねに挑戦を忘れず、意欲的に作品を発表しているミシェル・スマート。ヒロインは大富豪たちの争いに巻きこまれ、契約結婚から別の契約結婚へ追いやられるはめになります。ヒーローはヒロインを強欲な女と考えていますが、バージンと知ると態度を変えて……。
  • ボスがくれた小さな命
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    ボスからのプロポーズは、子どもに母親を与えるためだけのもの? デリアのボスは、億万長者の会社経営者イェーガー・マクニールだ。偶然出会った彼に苦境を救われ、秘書として雇用されて2年。ボスは自分には手の届かない人だとあきらめていた彼女だったが、ある日思わぬ出来事が起こり、彼の豪邸で熱く激しい夜を過ごした。数週間後、デリアは驚愕の事態に見舞われ、イェーガーに妊娠を告げる。すると、彼は“責任”という言葉を口にしてデリアの手の甲にキスし、彼女を見つめて言った。「ぼくと結婚してくれるかい?」こんな愛情の感じられないプロポーズを受け入れるなんて無理だわ!デリアは結婚をためらうが、音信不通の名門一族と会う彼に説得され、プライベートジェットでクリスマスシーズンのニューヨークを訪れ……。 ■『メールオーダー・ブライド』『この結婚は期限付き』に続いて、名門マクニール一族のいい男がヒーローを務めるロマンスをお贈りします。数々の受賞歴を誇るJ・ロックの筆才をご堪能ください。
  • 個人秘書の花嫁契約
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    完璧な花嫁を演じることも、有能な秘書の務め。 キャリーはギリシア人富豪アンドレアスの個人秘書になった。採用早々、セーシェルにある彼の別荘に同行を求められたが、そこで待っていたのは秘書とは名ばかりの仕事だった。食事から風呂の支度まで1日24時間、彼の世話を焼けという。彼女に用意された部屋はアンドレアスの寝室の続き部屋で、鍵をかけることすら許されない。キャリーは自身を戒めた。彼は私の大切な妹を破滅させた敵。惑わされてはだめよ。だがアンドレアスは彼女の“正体”を見抜いた上で冷酷に告げた。きみは6カ月間、僕の妻になればいい。それで解決だ、と。 ■人気急上昇中の作家、ミシェル・スマートが描く、スリリングなボスと秘書のロマンスをお楽しみください。あえて妹を破滅させたアンドレアスの個人秘書となったキャリーには、ある狙いがありました。ところがそれを逆手にとった彼に脅迫されてしまい……。
  • 午前零時の花嫁
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    私の不幸続きの人生に訪れた、一縷の望みだったのに……。 フィービは病を抱えた母の治療費を工面しなくてはならず、イタリア人大富豪マッテオのひどく傲慢な口調に反感を覚えつつも、彼が所有する由緒ある豪邸2軒の改装を引き受けた。場所は、ここニューヨークとローマ。航空機事故で婚約者を亡くして以来、飛行機に乗れずにいたが、マッテオの支えでどうにかローマに降り立つことができた。彼の意外な優しさに、フィービの胸にえもいわれぬ感情が芽生えた。いつかまた人を愛せる時がくるのかと思っていたけれど、これは……。だが期待もむなしく、その後、マッテオは連絡を断つのだった――飛行機に恐怖を感じる彼女を、異国に独り残したまま。 ■イマージュで大人気を博している作家スカーレット・ウィルソンが描く、切なくも美しいシンデレラストーリーです! 不幸や苦労の連続だったフィービの人生に、ある日突然現れた不機嫌な大富豪。いかにもイタリア人男性らしいマッテオの魅力をご堪能ください。

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