検索結果
-
-エロイーズは、ナイトクラブで熱い視線を送ってくる男性と目が合った。マーカス…! 19歳の夏、ギリシャの島で出会いひと目で恋に落ちた人。初めてのデートの後、彼が迷惑していたと母に聞かされ、初恋は終わったと思っていたけれど…彼は5年前と変わらない魅力的な微笑みでダンスに誘ってくれた。私は嫌われていたわけではなかったの? 夢見心地で彼とのダンスを楽しむエロイーズ。マーカスの胸に、彼女への復讐の炎が燃え上がっているとも知らずに…。
-
-名うての買収王が最後に欲したのは、気高き氷の令嬢だった…!! 父親のオフィスを訪ねたサリーは偶然居合わせたザック・デルッカを紹介される。悪魔の美貌と冷血な手腕で知られるイタリアの若き買収王――父の目前で注がれるあからさまな誘惑の視線に耐えかね、その場から逃げ出してしまったサリーだが、後日強引に誘い出された彼とのディナーで更なる衝撃の事実を知らされることに…。脅迫されたサリーの父親は、なんと娘をザックに売ってしまったというのだ!!
-
-両家の過去を君が償うなんて涙ぐましい話じゃないか。だが僕が同情するなんて、愚かな期待はしないほうがいい――亡き兄の会社を立て直すため<ツァネッリ商業銀行>頭取ロレンツォを訪ねたルーシー。だが過去の忌わしい出来事から彼女の兄を恨むロレンツォは聞く耳をもたず、切羽詰まったルーシーはついなんでもやると言ってしまった。彼がその言葉を聞き逃すはずもない。強引な口づけのあとに待っていたのは、従業員の生活を盾にとられた甘美な復讐の愛人契約だった!
-
-休暇中のサラがクルージングを楽しんでいると、もっとも会いたくない男性と再会してしまった! 神のように美しい実業家、そして短期間とはいえサラの夫だったグイードだ。10年前、幼いばかりの結婚生活は夫の親族のいやがらせでつらい破局を迎えたのだが、再会した彼はサラに愛人関係を要求してきた! 身勝手な提案だが、負債を抱える友人夫婦の後ろ盾を得るために、サラは彼に身をゆだねることを決意する。あくまでも“恋に慣れた大人の女性”を演じながら…。
-
-彼女が純潔を捧げた相手は、悪魔のように残酷だった――名門フェアファクス家の令嬢エミリーは、一家主催のチャリティー仮装パーティーで黒衣の天使に扮した魅力的な男性に出会う。彼の名はアントン・ディアズ。国際的な企業買収で巨万の富を得た天才実業家だった。彼の巧みなリードに抗えず、夢見心地のまま恋に落ちるエミリー。性急なプロポーズとロマンチックな初夜…幸せの絶頂の彼女を地獄に突き落としたのは、翌日彼から告げられた結婚の本当の目的だった――。
-
-ベスはやむなく出席したパーティーで、イタリアの大実業家、デックスに見初められる。10年で巨大なビジネス帝国を築いた、絶世の美男子…そんなにすごい人がなぜ私に? 疑問に思いながらも、ストレートな告白や、独占欲むき出しの情熱キスなど、男らしいデックスの愛に惹かれていくベス。濃密な1週間を経て、デックスからプロポーズされたベスは喜んで受ける。その陰で不敵な笑みのデックス。獲物を捕えたかのような彼のまなざしには、危険な真相が秘められていた。
-
-ケリーは友人のジュディにナニーとして雇われイタリアの別荘を訪れていた。ひとりで留守番をしていたある日、不審な男性に気づく。泥棒と思い問いただすと、ジュディの夫の友人でジャンニと名乗った。ジャンニはとてもセクシーで、いつしかケリーは彼に夢中になり、一夜をともにする。しかし数日後、その正体を知って驚いた。彼は“結婚したい男性ナンバー・ワン”と言われる伯爵だと言うのだ! 私はイタリア貴族にもてあそばれた…。ケリーは怒りに身を震わせた。
-
-親友のためにゆすり屋の家に侵入したパリサ。そこでゆすりの張本人ルクに見つかってしまった!問題の写真を返してもらうには彼の婚約者としてイタリアへ行くことが条件!?「なんで私が!?」「誰でもいいというわけじゃない 僕達はこれから愛し合わなければいけないんだから」――ルクが悪人だとわかっているのになんで私・・・ドキドキが止まらないのよ!!
-
-ヘレンは親友デリアが未婚のまま産んだ子供ニコラスの面倒をみていた。ところが、定期的に入るはずのデリアからの連絡がとぎれ、ヘレンは不吉な予感を覚えた。そこへデリアの兄レオンが突然訪れる。妹の訃報を告げるためだった。動揺するヘレンに、レオンは子供の幸せを最優先するべきと、ヘレンに便宜上の結婚を申し出る。確かにニコラスのことを考えればそれが最良の選択と、ヘレンは同意した。のちにどれほど後悔することになるかなど思いもよらずに。
-
-シャーロットの父親は生前画家として活躍していた。その遺作展で、父の最後の作品である裸婦画を購入したのは、イタリアの実業家ジェイクだった。褐色の肌、端正な顔立ち、たくましい肉体…信じられないほど魅力的な彼に、シャーロットはたちまち恋に落ちた。だがジェイクには別の狙いがあった。――じつは裸婦画のモデルはジェイクの義妹で、シャーロットの父のあとを追って自殺をしていたのだ。残酷な復讐を胸に秘め、ジェイクはシャーロットをデートに誘った…!?
-
1.0男らしくてセクシーで、おまけに世界的な実業家。そんなパーフェクトな恋人ラウルと暮らすペニーは、今の二人の関係に不安を感じていた。 ・・・13歳も年下の小娘に過ぎない私は彼にとって一時的な遊び相手でしかないの? ラウルの対等なパートナーになりたいペニーは意を決し、自分から彼にプロポーズする! けれど、その真意を誤解したラウルはペニーの告白を拒絶する。衝動的に家を飛び出したペニーだが、彼女の中には新しい生命が芽生えていて・・・!?
-
3.0無垢な令嬢ペニーは、結婚の約束をとりかわしたイタリアの実業家ソロに愛人がいることを知り、彼の目的が屋敷と貴族の称号だけだと気がづく。婚約破棄をして4年、モデルとして活躍する彼女は、愛する屋敷を亡父がソロに売却していたことを知る。屋敷と交換に彼が出した条件とは―!?熱い鼓動と吐息に幻惑される恋!
-
-世間知らずらずの学生だったアンバーは、ギリシアの大企業社長ルーカスと互いにひと目惚れし、つき合うことに。 彼の好みに合わせ、洗練された大人の女を演じてきたが、ある日彼から「他の女性と結婚する」と、一方的に別れを告げられてしまう。「君は妻に相応しくない。罪深いほどセクシーで・・・君は愛人向きなんだ!」
-
1.01年前ジェマは、ゆきずりの男性と一夜をともにした。だが、彼女はそのことが片時も頭から離れない。彼女は亡くなった夫をまだ愛しており、結婚指輪をいまだにはずせないのに…。そんな時、彼女の父の横領が発覚した。だが父を援助するという男性が現れた。その男性こそ1年前の忘れようとして忘れられない男性だった。彼の名はルーク。動揺するジェマに、彼は思いもかけない提案をしてきた。それは彼女が彼と結婚すれば、すべての負担を彼が負うと言うのだが…!!
-
-両親を亡くし伯父に引きとられたゾーイにとって、伯父のもとで働く13歳年上の敏腕弁護士ジャスティンは憧れの人。18歳の誕生日パーティーの日、恋人同伴で現れた彼を見て失恋を味わったはずなのに、2年経った今も彼の姿に胸はときめいてしまう。ところがバレンタインの日、ジャスティンが突然プロポーズしてきた。諦めていた恋の成就に喜んだゾーイは彼と結婚するが、なぜか夫婦の寝室は別にされ…さらに、伯父が彼にゾーイとの結婚を頼みこんだという噂話を聞いて!?
-
-アビーは大富豪ニックと愛しあい、結婚したが、幸せは長く続かなかった。冷たいベッド、女優とのゴシップ、秘書との親密な関係。それでも彼を愛していた。そんな中、アビーは妊娠に喜び彼に告げるも、思いがけず突き放されてしまう。「興味もない」と。その後、一方的に離婚され、子供は認知すらされなかった。涙に暮れたあの時から4年。ニックは再び現れ、復縁を迫ってきた。いったいどういうつもり? 抵抗したいのに、彼の瞳にまた囚われてしまいそうで…。
-
1.0花形ファッションモデルのリーナ・ローレンスの最後の仕事、それはチャリティオークションで彼女とのデートを落札した男性と、ディナーをともにすること。これが終われば、明日からは本名のケイティ・メルデントンに戻り、念願の陶磁器デザイナーとして再出発することができるんだわ。しかしデートの相手を見て、彼女は息をのんだ。そこには4年前、彼女を裏切り深く傷つけた元恋人ジェイクがいたのだ。なぜあなたが、大金を使ってまで私との時間を手に入れたの…。
-
-22歳のレベッカは優秀な成績で大学を卒業したばかりだった。そんな彼女が出会ったのは、美しい容姿に金褐色の瞳…年上の人類学者ベネディクトだ。周囲は彼を難しい男だと警告するが、レベッカは“傷ついても後悔はしない”と想いを貫く。そんな彼女に応えベネディクトも紳士にエスコートし、ふたりは順調に交際を進めた。しかし「君はまだ、無垢な少女のふりをするのか?」彼のこの言葉が嫉妬ではなく、ある“目的”があることに、幼い彼女は気づきもしなかった――。
-
-セリーナは祖父の葬儀で、元夫リオンと再会した。彼とは6年前に結婚し、すぐに破局を迎えた。セリーナが浮気をしたと彼が誤解したのだ。けれどある事情でお金が必要になったセリーナは、やむを得ず資産家のリオンにすがった。すると彼は、2週間自分のクルーザーでともに過ごすなら願いを聞き入れてもいいと言う。目的は明白だ。いまだに私を軽蔑しているくせに、体だけを求めるのね? けれど他に選択肢を持たないセリーナは、彼の要求を受け入れるしかなかった!!
-
-無慈悲に私を裁いたダンテ――彼と再会するなんて! 友人に頼まれ、パーティーで恋人のふりをすることになったベス。そこで出会ったのは、今も悪夢に出てくる弁護士ダンテ。19歳のとき、無実の彼女を刑務所に送った悪魔だ。名前も過去も捨て、ようやく新しい人生を手に入れたのに。憎々しい敵のはずなのに、男らしい魅力を増した彼は悠然とした誘惑でベスの鼓動を速める。私をおぼえていないの? ダンテは公衆の面前でベスの唇を濃厚に奪い、激しく求めてきて…!?
-
-マリーは祖父がつれて来た客を見て息をのんだ。レイナー…7年間、決して忘れることのできなかった人。彼とは16歳のときに出会い、バージンを捧げた。だが、彼のふとしたひとことで言い合いになって警官が呼ばれ、そのままひき裂かれてしまった。その後、マリーは祖父にひき取られ、フランスに移り住んでいた。久々の再会だったが、彼は彼女に気づいていないようだ。彼を見てマリーはかつての思いにとらわれていた…この再会が仕組まれた偶然とは夢にも思わずに。
-
-資産家女性の専属セラピストとしてエーゲ海クルージングに同行するサフラン。青い海と空に囲まれ楽しんでいた矢先、雇い主の息子でギリシア人実業家のアレックスが現れた。彼はふたりを無理やり自分のクルーザーに乗り換えさせると、サフランを母の資産目当ての詐欺師だと決めつけ、警告と称して唇を奪ってきた。なんて横暴なの!? でもこの瞳、どこかで…? 胸騒ぎを覚えたまま彼の魅力に翻弄されるサフラン。情熱の炎を瞳にゆらめかせる危険な男との旅が始まる――。
-
-母を亡くし傷心するリサに、不仲な義兄がなぜか有名な実業家のアレックスを紹介してくれた。それは雷に打たれたような衝撃の出会いで、一瞬で恋に落ちたリサは彼との結婚を決めた。夢のような新婚生活はリサの身も心も満たしてくれたが、それも長くは続かなかった。リサは亡き母からひき継いだ会社を彼が潰そうとする企てを偶然、聞いてしまったのだ。やさしい言葉に騙されて、その裏にある罠にまったく気づかず、愛に溺れてしまうなんて――。
-
-“情事に相応しい女性”――それが私の第一印象――夏季休暇で友人の家に身を寄せる寄宿学生のウィロー。読書漬けで華やかな世界に縁のない彼女にとって、友人の豪華な邸宅で開かれるパーティーは初めての経験だった。勧められるまま過激なドレスを身につけたものの、内気なウィローはキッチンに隠れうたた寝を始めてしまう。まさかここにギリシア人実業家テオ・カドロスが現れるなど夢にも思わず、そして彼が欲望に濡れた目で彼女を見るのにも気づかないまま……。
-
-ソフィが働くホテルのオーナーで、“世界一魅力的な男”として社交界やゴシップ誌をにぎわせているマックス・クインターノ。彼からディナーに誘われたソフィはドレスを買い与えられ、夢のような時間を過ごす。運命の恋と信じて純潔を捧げた翌日、ソフィは彼と義姉の残酷な計画を立ち聞いてしまう。ふたりは不実な恋仲にあって、偽装結婚にソフィを利用しようとしていたのだ! 別れを告げて4年後、父がマックスに借金し、その代償にソフィを求めていると聞き…!?
-
-もう2度と、きみをベッドから逃がすような過ちは犯さない――幼い頃から兄代わりに慕ってきたギリシアの大富豪レオン・グレゴリス。18の誕生日に彼と婚約後、まもなくレオンの浮気が発覚し別れを選んだビーだったが、それから3年、亡き父の会社を相続し共同経営者となった彼と、ついに再会を果たす日がやって来た。過去の屈辱を思い出し身を固くするビー。その様子を見た彼は余裕の笑みを浮かべ、挨拶代わりと言わんばかりに衆人環視のなか強引に唇を奪ってきた!
-
-常夏の島で休暇を楽しんでいたライザは、目の前に現れた人物に凍りついた。ニック・メネンデス! 大物実業家である彼のことは、母親同士が親友のため幼い頃から知っている。そして初恋の人。けれどライザが16歳のとき、思わぬ誤解をうけニックにふしだらな女と罵られたのだ。そうして初恋は無残に砕け散り、以来ずっと彼を避けてきた。その彼がなぜここに? ライザは偶然の再会に戸惑うが、同時に恋の炎が燃えるのを感じた。この再会は彼が仕組んだことだとも知らず…。
-
-追い立てられるように車を飛ばした私は事故に遭い、半年間の記憶を失ってしまった。目覚めた私の前に現れたのは、夫を名乗る素敵な男性。そして驚くべきことに私のお腹のなかには彼の赤ちゃんが! 半年前まで恋人すらいなかった私がいつ結婚をしたの!? 何ひとつ思い出せない私に、彼は日々熱い愛をささやき、やさしく接してくれる。だけど夢でみる彼の顔はとても冷たく、涙があふれて止まらない…。あの夢は何? 私はこのまま幸せに暮らしていていいの!?
-
-伯爵家のカントリーハウスに招かれた、令嬢のトゥルーディ。この国でもっとも人気のある独身男性、バスティアン・ウィルソンも滞在中と知り、彼女の心は弾んだ。そんな彼からいきなり途方もない賭けの話を持ちかけられ、トゥルーディの頬は真っ赤になった。
-
-妖しく光るアメジストは、色欲の呪いをかけた。 「もっと深く、もっと早く。お願い、もっと、もっと!」 1811年のハイチ。とある海賊船の船長が、色欲の強すぎる愛人に手を焼いていた。 その女は船長1人ではとても足りず、 隙あらば手下の海賊たちを連れ込んで、おさまることを知らない欲望を慰めさせているのだ。 あるとき船長は業を煮やし、愛人をまじない師のもとへ連れていった。 不思議な魔術を使う老女は紫色に輝く大粒のアメジストに呪いをかけ、船長に渡した。 「このアメジストを握らせれば、女はあんたへの欲望を抑えられなくなる。 だが石から手を離せば、尼さんのように貞淑な女に逆戻り、というわけさ」 このまじないは恐ろしいほどの効き目を見せ、船長は己の欲望のままに愛人を操った――。 時は現代。ブランディはスキューバダイビングのツアーでキューバ沖を訪れていた。 今日は、ハイチの海賊船が沈んでいるという噂のエリアに潜る予定だった。 ペアを組むライアンと共に出発したブランディは、海底に紫色に光る石を見つけた。 船に戻り、例の石をライアンに見せようと手のひらにのせて差し出したとき、 ブランディの身体を、暴力的なまでに甘く激しい戦慄が駆け抜けた。 「ライアン――わたし、ああ……あなたとしたくてたまらない!」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
-
-22歳のレベッカは優秀な成績で大学を卒業したばかりだった。そんな彼女が出会ったのは、美しい容姿に金褐色の瞳…年上の人類学者ベネディクトだ。周囲は彼を難しい男だと警告するが、レベッカは“傷ついても後悔はしない”と想いを貫く。そんな彼女に応えベネディクトも紳士にエスコートし、ふたりは順調に交際を進めた。しかし「君はまだ、無垢な少女のふりをするのか?」彼のこの言葉が嫉妬ではなく、ある“目的”があることに、幼い彼女は気づきもしなかった――。
-
-母を亡くし傷心するリサに、不仲な義兄がなぜか有名な実業家のアレックスを紹介してくれた。それは雷に打たれたような衝撃の出会いで、一瞬で恋に落ちたリサは彼との結婚を決めた。夢のような新婚生活はリサの身も心も満たしてくれたが、それも長くは続かなかった。リサは亡き母からひき継いだ会社を彼が潰そうとする企てを偶然、聞いてしまったのだ。やさしい言葉に騙されて、その裏にある罠にまったく気づかず、愛に溺れてしまうなんて――。
-
-父が亡くなり、借金と落ちぶれた家名を背負わされたヘレンは、友人の家で子守りとは名ばかりの下働きをしていた。その家族に付き添ってカリブ海を訪れたとき、彼女は空港で困っていたところを見知らぬ男性に救われる。礼を言って立ち去りかけて凍りついた。幼いころにヘレンを捨て、家を出た母が彼に駆けよってきたのだ。この若くすてきな男性が、まさか……母の愛人なの?嫌悪をおぼえて逃げようとする地味な身なりのヘレンに、皮肉にも彼は興味をあらわにして……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
1.0私の赤ちゃん……。レクシーは嗚咽をこらえて涙をぬぐった。二十歳の彼女はハンサムでやさしいジェイクと結婚し、子供を授かり、昨日まで幸せいっぱいだった。ところが流産をしてしまい、その悲しみが癒えないうちに、夫が愛人と離婚の相談をしているのを聞いてしまう。打ちのめされて家を飛び出してから5年……。ようやく立ち直りかけた彼女の前に、ジェイクが現れる。記憶以上に魅力的な彼は、不敵な笑みを浮かべて告げた。「僕の妻を取り戻しに来た」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0サフランはさる富豪女性の専属ビューティ・セラピストとして、エーゲ海クルーズのツアー旅行に随行することになった。青い海と空に囲まれ、開放的な気分を楽しんでいたある日、雇い主の息子でギリシア人実業家のアレックスが港に現れた。突然母親が姿を消したので、居所を突き止めて追ってきたらしい。彼はあろうことかサフランを誘拐犯扱いして侮辱したうえ、無理やり自分のクルーザーに乗り換えさせた――こうして、激しい怒りと熱い欲望を瞳にたぎらせる男との、決して逃げだせない牢獄のような旅が始まった。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-シドニーで開かれた会議に出席していたカーリは、五年前に離婚した元夫のゼイヴィアに偶然再会した。今後は会うこともないだろうと、誘われるまま彼の部屋を訪れるが、ついベッドをともにしてしまう。数カ月後、カーリは彼の子を身ごもっていることに気づく。
-
-イタリア上流社会に迷い込んだ灰かぶり。貴族の夫と私では、つり合わない……。 ケリーはイタリア貴族ジャンニに見初められ、21歳で伯爵夫人となったが、上流社会に馴染めなかった。夫は、夜ごとベッドで情熱的に愛してくれても、義母たちの陰湿ないじめの訴えを聞き入れてはくれない。それは子どもが生まれてからも変わらなかったばかりか、ケリーは夫が未亡人の義姉と抱き合う姿を見てしまう。打ちのめされ、彼女は赤ん坊を連れて伯爵家を去った。3年後、彼女と幼い娘の前にジャンニが現れ、ケリーは悟る。なんてこと。あんな無慈悲な夫を、私はまだ愛している――。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-青い果実は、美しき悪魔の誘惑に抗えず…。 イタリアの悪魔との偶然の再会に、ベスは血の気が引いた。この無慈悲な弁護士ダンテのせいで無実の罪を着せられて、まだ10代だったベスは、奈落の底へと突き落とされたのだ。冷たいほどに端整な、その憎い美貌を再び見ることになるとは。だが、彼女を忘れているらしいダンテに情熱的に迫られて、しだいに拒みきれなくなり、ついにベスは一夜を共にしてしまう。忌まわしい、あの過去の呪縛から逃れたいと願っていたのに――しかも2週間を過ぎて、突然ダンテが現れ、詰め寄ってきたのだ。「答えてくれ、妊娠したのか、していないのか」 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-息子さえいれば、幸せだったはずなのに。 熱い視線を感じて目をやり、ウィローは釘づけになった。彼女の運命を狂わせたギリシア人富豪、テオ。女性なら誰もが夢中になるような男性に情熱的に求められては、未経験の娘などひとたまりもなかった。まだ18歳だったのだ。だが純潔を捧げたすぐあと、テオに婚約者がいると知らされ、屈辱に震えながら、逃げるように彼のもとを去った――今、テオは目をきらめかせ、自信に満ちた足取りで近づいてくる。あの日に授かった、子どもの存在だけは知られたくない。彼女は内心の動揺を気取られないよう、視線を引きはがした。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.5エロイーズは、ナイトクラブで熱い視線を送ってくる男性と目が合った。マーカス…! 19歳の夏、ギリシャの島で出会いひと目で恋に落ちた人。初めてのデートの後、彼が迷惑していたと母に聞かされ、初恋は終わったと思っていたけれど…彼は5年前と変わらない魅力的な微笑みでダンスに誘ってくれた。私は嫌われていたわけではなかったの? 夢見心地で彼とのダンスを楽しむエロイーズ。マーカスの胸に、彼女への復讐の炎が燃え上がっているとも知らずに…。
-
3.0ミス・茶ねずみ――フィリーの憧れのボス、ダミアーノは、不格好な彼女をそう呼び、哀れむような目を向けるだけだった。だが、そんな彼女に、夢のような出来事が訪れた。会社主催の仮面舞踏会でクレオパトラに扮すると、あろうことか、ダミアーノが近づいてきたのだ。彼は絶世の美女を崇めるように見つめ、フィリーをパーティ会場の奥の部屋へと誘った。どうしよう。仮面をはずしたらわたしだとわかってしまう。フィリーは仮面をつけて正体を隠したまま、彼が約束する楽園へと飛び立った。
-
4.0■ギリシアの名門の男たちの、なんと残酷なことか。彼らに翻弄されて、エマは……。■レオン・キリアキスの婚約を知ったとき、エマの世界は音をたてて崩れた。わたしへの愛を誓い、愛を交わしているあいだにも、レオンは別の女性との結婚準備を進めていた。傷心のエマを支えてくれたのは、レオンの弟タキだった。一族の経営する銀行で役職についていたタキにプロポーズされ、エマは彼の妻となるが、幸せは訪れなかった。夫は強盗に襲われて命を落とし、その直後、銀行の不正が発覚。名ばかりの財務部長だったエマは、わけがわからないまま逮捕されてしまう。無罪を主張する彼女に、耳を傾ける人はいない。もちろん、レオンも。それどころか彼は、エマに向かって、とどめの一撃ともいうべき通告を口にした。
-
-■これからどうすればいいのだろう。私に残された手段はこれだけだ。■シエナは人生で最悪の年を過ごしていた。アロマテラピストとして働いていた美容院がつぶれてしまい、愛していた男性には裏切られた。そして、母親は多発性硬化症という病気に苦しんでいる。そのうえ、住んでいるフラットまで立ち退くように言われていた。でも、すべてを解決する方法がないわけではなかった。亡き父親の遺した、莫大な遺産を相続すればいい。ただ、それには一つ条件がついていた。彼女が結婚していなくてはいけないのだ。シエナは知り合ったばかりのキアに、夫になってくれるよう頼んだ。彼の会社を救うための資金援助を報酬にして。キアは承知したが、意外なことを言い出した。
-
-ビーは21歳の誕生日を笑顔で迎えた。大学を卒業し、明日からは亡き父が遺した会社で働く。「やあ、フィービ」パーティの会場でその名前を呼ばれ、ビーは全身が凍りついた。彼女をそう呼ぶのは世界中でただひとり――レオンだけだ。ビーは17歳のとき、レオンと婚約した。父の共同経営者の息子で14歳年上の彼にビーは夢中になったが、女性の影がちらつく彼を信じられず、婚約を解消したのだ。「魅力的な女性になったね」あろうことか唐突にキスをされ、ビーは思わず応えていた――二度と傷つけられたくないのに。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!セリーナは祖父の葬儀で、元夫リオンと再会した。彼とは6年前に結婚し、すぐに破局を迎えた。セリーナが浮気をしたと彼が誤解したのだ。けれどある事情でお金が必要になったセリーナは、やむを得ず資産家のリオンにすがった。すると彼は、2週間自分のクルーザーでともに過ごすなら願いを聞き入れてもいいと言う。目的は明白だ。いまだに私を軽蔑しているくせに、体だけを求めるのね? けれど他に選択肢を持たないセリーナは、彼の要求を受け入れるしかなかった!!
-
-ジョージーは、不本意なかたちでチャールズに純潔を奪われた。しかもそれを、彼の異母弟で裕福な銀行家コナンに知られてしまった。コナンは「責任を取って彼女と結婚しろ」とチャールズに迫ったが、あろうことか、チャールズはその後事故で急死する。いったいこれからどうなるのだろう。おなかの子は……?そう、彼女はあの一度きりで妊娠してしまっていたのだ。災難は続き、今度はジョージーが事故を起こして記憶を失う。病院に駆けつけたコナンが言った。「妻も子も無事でよかった……」私に、こんなにもハンサムで優しい夫がいたなんて。退院を迎えた夜、ジョージーは夫の熱い抱擁に迷わず身を任せた。 ■記憶喪失はハーレクイン・ロマンスでもずっと人気のテーマ。ジャクリーン・バードが贈る今作は、次々起こる驚きの展開にページを繰る手が止まらなくなること請け合いです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-ヴィクトリアの結婚は、誰の目にも理想的な結婚に見えた。夫のザックはどんな女性をも虜にする容姿端麗な会社社長で、二人は愛し合って結ばれたと、ヴィクトリアは信じていた――この結婚の裏に彼女の父とザックの会社の提携があり、さらに初夜の翌朝、夫が愛人のもとに駆けつけたと知るまでは。残酷な裏切りにヴィクトリアは深く傷つき、彼のもとを去った。お腹に赤ちゃんがいるとわかったのは、それからまもなくのことだった。やむなく妊娠をザックに告げると、なんと彼は自分の子と信じなかった!独りで育てようと心に決めるヴィクトリアだったが、この期に及んで、心の片隅でザックとの愛の夢を捨てきれずにいる自分が哀しかった……。 ■両親の愛を知らずに育った私のように惨めな子にはしたくない。たとえ独りでも、わが子を大切に、立派に育てようと決意し、小さな生花店で働き始めたヴィクトリア。それを知ったザックから小切手が送られてきても突き返しますが、彼はたびたび目の前に現れ……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0もう2度と、きみをベッドから逃がすような過ちは犯さない――幼い頃から兄代わりに慕ってきたギリシアの大富豪レオン・グレゴリス。18の誕生日に彼と婚約後、まもなくレオンの浮気が発覚し別れを選んだビーだったが、それから3年、亡き父の会社を相続し共同経営者となった彼と、ついに再会を果たす日がやって来た。過去の屈辱を思い出し身を固くするビー。その様子を見た彼は余裕の笑みを浮かべ、挨拶代わりと言わんばかりに衆人環視のなか強引に唇を奪ってきた!※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
-
-ホテルの受付アルバイトをするフィービーとギリシアの大富豪ジェドは互いに夢中だった。彼に抱かれ、愛されて幸福感に包まれていたフィービーは、ある日妊娠を知り、喜び勇んで彼に打ち明ける。だが、思いもかけないジェドの言葉に打ちのめされた。「愛人の妊娠を望む男など、この世にいない」ショックのあまり彼女は流産し、失意のうちにジェドの前から姿を消す。だが5年後、突然彼は現れた。フィービーはジェドと2度と会いたくない理由があり、その場を逃げ去るが…。※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
-
3.01年前ジェマは、ゆきずりの男性と一夜をともにした。だが、彼女はそのことが片時も頭から離れない。彼女は亡くなった夫をまだ愛しており、結婚指輪をいまだにはずせないのに…。そんな時、彼女の父の横領が発覚した。だが父を援助するという男性が現れた。その男性こそ1年前の忘れようとして忘れられない男性だった。彼の名はルーク。動揺するジェマに、彼は思いもかけない提案をしてきた。それは彼女が彼と結婚すれば、すべての負担を彼が負うと言うのだが…!!
-
-大学生のソフィはシチリアで12歳年上の大富豪マックスに恋をした。世の女性が放っておかない彼のような魅力的な男性に求愛され、ソフィは天にも昇る思いで純潔を捧げた。しかし、二人のあいだで結婚の約束まで交わしたというのに、ほどなく彼と長年噂のある女性との親密な会話を立ち聞いてしまう。ショックを受けたソフィは、即座に別れを告げたのだった。7年後、とあるパーティで二人は再会を果たす。ソフィの父親の会社が窮地にあると知ったマックスは、負債を引き受ける代わりに、君を愛人として囲うと言い放った――かつて一方的に離れていった彼女を、飽きるまで楽しむつもりで。 ■ソフィは幼い義弟を路頭に迷わせないために、マックスとの屈辱的な取り引きに応じざるをえませんでした。けれど、いざヴェネチアの屋敷での同棲生活が始まると、ソフィの中にあった情熱の残り火が今にも再燃しようとして……。狂おしいほどにもつれる愛の物語。
-
3.0就任式で新オーナーを見てキャシーは気を失いそうになった。6年前、キャシーと情熱的な一夜をともにして結婚も誓ったのに、そのまま姿を消し、ひどい仕打ちをしたサンドロではないかと。その後、キャシーは妊娠に気づいて愕然としたが、誰にも頼ることなく、一人で双子を産んで育ててきた。妊娠がわかったときに一度だけ電話をし、すげなくされた、あのときの絶望感は、いま思いだしても鋭く胸を刺す。呆然とする彼女の前で、サンドロは残酷すぎる言葉を口にした。「僕たちは以前、どこかで会ったことがあるのだろうか」 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
5.0大富豪リーアムの身勝手な再会のキスを受けた瞬間、忘れえぬ情熱の疼きが、リーガンの体を突き抜けた。7年前、勤務先の重役だった彼に初めての恋をした。だが片想いが実り、愛を交わしたわずか数週間後、ぼろ布のように捨てられた。野心家で非情な彼は、リーガンとの関係を楽しむだけ楽しんだあと、資産家の令嬢と結婚してしまったのだ。以来、秘密を隠し続けてきた。私には4歳になる娘が――彼の娘がいることを。まさかそれをリーアムに知られてしまったの? ■ドラマチックなストーリーで読者を魅了するベテラン人気作家、ケイ・ソープが、クラシカルな薫り漂うシークレットベビー・ロマンスを描きました。独り身に戻っていた愛しいかつての恋人との再会に揺れるヒロインは、子供のために名目だけの花嫁となって……。
-
-アンバーは女学生のように野暮ったい自分が大嫌いだった。ある日、友人スピロのパーティで、怜悧な美貌の彼のおじ、ギリシア人富豪のルーカスと出逢い、生まれて初めて恋に落ちる。彼の目を引くために洗練された女性を装い、愛人関係を結ぶが、やがて美しすぎるという理由でアンバーは捨てられるのだった。アンバーにとって、彼は唯一無二の男性だったのに――数年後、アンバーのもとに再びルーカスが現れる。驚いたことに、死んだスピロが彼女に遺産を譲ったというのだ。富を分散させないための結婚を強要されて、アンバーは絶望する。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!無慈悲に私を裁いたダンテ――彼と再会するなんて! 友人に頼まれ、パーティーで恋人のふりをすることになったベス。そこで出会ったのは、今も悪夢に出てくる弁護士ダンテ。19歳のとき、無実の彼女を刑務所に送った悪魔だ。名前も過去も捨て、ようやく新しい人生を手に入れたのに。憎々しい敵のはずなのに、男らしい魅力を増した彼は悠然とした誘惑でベスの鼓動を速める。私をおぼえていないの? ダンテは公衆の面前でベスの唇を濃厚に奪い、激しく求めてきて…!?
-
4.0【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!ソフィが働くホテルのオーナーで、“世界一魅力的な男”として社交界やゴシップ誌をにぎわせているマックス・クインターノ。彼からディナーに誘われたソフィはドレスを買い与えられ、夢のような時間を過ごす。運命の恋と信じて純潔を捧げた翌日、ソフィは彼と義姉の残酷な計画を立ち聞いてしまう。ふたりは不実な恋仲にあって、偽装結婚にソフィを利用しようとしていたのだ! 別れを告げて4年後、父がマックスに借金し、その代償にソフィを求めていると聞き…!?
-
5.0マリーは祖父がつれて来た客を見て息をのんだ。レイナー…7年間、決して忘れることのできなかった人。彼とは16歳のときに出会い、バージンを捧げた。だが、彼のふとしたひとことで言い合いになって警官が呼ばれ、そのままひき裂かれてしまった。その後、マリーは祖父にひき取られ、フランスに移り住んでいた。久々の再会だったが、彼は彼女に気づいていないようだ。彼を見てマリーはかつての思いにとらわれていた…この再会が仕組まれた偶然とは夢にも思わずに。
-
5.0両親を亡くし伯父に引きとられたゾーイにとって、伯父のもとで働く13歳年上の敏腕弁護士ジャスティンは憧れの人。18歳の誕生日パーティーの日、恋人同伴で現れた彼を見て失恋を味わったはずなのに、2年経った今も彼の姿に胸はときめいてしまう。ところがバレンタインの日、ジャスティンが突然プロポーズしてきた。諦めていた恋の成就に喜んだゾーイは彼と結婚するが、なぜか夫婦の寝室は別にされ…さらに、伯父が彼にゾーイとの結婚を頼みこんだという噂話を聞いて!?
-
-資産家女性の専属セラピストとしてエーゲ海クルージングに同行するサフラン。青い海と空に囲まれ楽しんでいた矢先、雇い主の息子でギリシア人実業家のアレックスが現れた。彼はふたりを無理やり自分のクルーザーに乗り換えさせると、サフランを母の資産目当ての詐欺師だと決めつけ、警告と称して唇を奪ってきた。なんて横暴なの!? でもこの瞳、どこかで…? 胸騒ぎを覚えたまま彼の魅力に翻弄されるサフラン。情熱の炎を瞳にゆらめかせる危険な男との旅が始まる――。
-
-29歳にもなって、男を知らないなんてどうかしてる――10年も一途に慕った上司にそう侮辱され、セイラは会社を辞めた。傷心のまま故郷へ戻ったセイラだったが、やがて知り合った隣人、屈強なスチュアートとの時間に癒やされるようになる。だが、自分に劣等感を抱いているセイラは、素直になれず、彼の逞しさに惹かれる気持ちを抑え込んでしまう。未経験だと知られて、また軽蔑され、嫌われるのが怖いのだ。それなのに、心の迷いを打ち明けられないまま、思わず危うい情動に身をまかせそうになって……。
-
-2年前の出逢いで、ヘレンは大富豪カルロの虜になった。魅力があるぶん、何かがあるだろうとはわかっていたが、惹かれる心をとめられなかった。彼の素性を知るまでは。カルロはかつて、婚約者をヘレンの父親に奪われていたのだ。自分が仇の娘だと知っては、この恋を諦めるしかなかった。その父と継母も今は亡く、そんなときにヘレンの前に現れる――暗く熱を孕む目をしたカルロが。そして吐き捨てるように言った。「君の父親に奪われたものを、君から僕は奪う」カルロの復讐――それは結婚し、ヘレンを妊娠させること……。
-
-ヘレンはこの3年半、親友デリアが密かに産んだ赤ん坊の面倒を見ている。親友からの連絡が途絶えて1カ月、不安が頭をもたげ始めたとき、デリアの大富豪の兄――巨万の富を誇るギリシア人銀行家、レオン・アリスティデスが現れた。妹の訃報と遺言をたずさえて。そして、妹の遺児を二人で育てるためヘレンに結婚をもちかけてきた。ヘレンは事故で両親を失い、後遺症のせいで妊娠は望めない。レオンとの結婚に同意しなければ、たった一人の家族とも呼べる赤ん坊のニコラスを取り上げられてしまうのだ。やむなく承諾したヘレンはしかし、レオンの魅力に抗えず純潔を捧げたあと、彼の冷たい企みを知って……。 ■尊大で情熱的なギリシア人ヒーローの魅力が炸裂! ピュアなヒロインを振り回す、彼の非情な企みはやがて……。男女の愛憎物語を描かせたら右に出る者なし、ジャクリーン・バードの名作です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-サラは、親友夫婦の船舶旅行に同行していた。ある島に寄港した一行の船の隣に、豪華なクルーザーが停泊する。クルーザーの所有者は、ナポリ名門一族の完璧な貴公子らしい。興奮ぎみな親友の言葉を、サラは聞くともなく聞いていたが、夜のパーティに現れた男性を見て、言葉を失うしかなかった。グイード・バルベリ――二度と会いたくなかった、かつての夫。身ごもっていた子を流産すると、彼の父から手切れ金を渡され、ぼろ屑同然に追い払われたのだから。泥棒猫とまで蔑まれて。身動きできないサラに、彼の怜悧な美貌が平然と微笑んでいた。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.5アビーは大富豪ニックと愛しあい、結婚したが、幸せは長く続かなかった。冷たいベッド、女優とのゴシップ、秘書との親密な関係。それでも彼を愛していた。そんな中、アビーは妊娠に喜び彼に告げるも、思いがけず突き放されてしまう。「興味もない」と。その後、一方的に離婚され、子供は認知すらされなかった。涙に暮れたあの時から4年。ニックは再び現れ、復縁を迫ってきた。いったいどういうつもり? 抵抗したいのに、彼の瞳にまた囚われてしまいそうで…。
-
4.0イタリアの悪魔との偶然の再会に、ベスは血の気が引いた。この無慈悲な弁護士ダンテのせいで無実の罪を着せられて、まだ10代だったベスは、奈落の底へと突き落とされたのだ。冷たいほどに端整な、その憎い美貌を再び見ることになるとは。だが、彼女を忘れているらしいダンテに情熱的に迫られて、しだいに拒みきれなくなり、ついにベスは一夜を明かしてしまう。忌まわしい、あの過去の呪縛から逃れたいと願っていたのに――しかも2週間を過ぎて、突然ダンテが現れ、詰め寄ってきたのだ。「答えてくれ、妊娠したのか、していないのか」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-内気なケイトは、旅先のミラノで出会った男性、ジャンルカ・デ・ロッシと激しく惹かれ合い、一夜をともにした。だがいたたまれなくなり、翌朝何も言わずに逃げ出してしまう。どんな代償を支払うことになるのか、知りもせずに――それは、予期せぬ妊娠と、ジャンルカとの思いがけない再会だった。数カ月後、悪阻に苦しみながら新しい派遣先に向かったケイトは、ジャンルカが世界的に有名な実業家だったことを知る。「なぜ黙って僕のベッドから出ていった?」彼は激怒している。彼のもとで働くなんて……ケイトは何も言えず、ただ震えていた。いまも消えない彼への想いと、込み上げる吐き気と闘いながら。 ■初めて愛した男性に「ただの情事だ」と言われるのが怖くて、逃げ出してしまったヒロイン。けれど実はヒーローも、彼女に去られたことに傷ついていて――。マギー・コックスが贈る大人のロマンスは、予期せぬ妊娠をきっかけにした、癒やしの物語です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-仮装パーティで、赤い悪魔の扮装をさせられたエミリーは、黒衣の天使に扮した実業家、アントン・ディアズに紹介される。「僕はきみが欲しい」と囁かれ、初対面での誘いに驚きながらも、セクシーな彼にあらがえず、エミリーはたちまち恋に落ちた。性急なプロポーズののち、純白の花嫁衣裳で式を挙げ、ハネムーンを過ごすために、ふたりは一路南フランスへ。ところが、甘すぎる愛の交歓をした翌朝のことだった。アントンは黒い瞳に悪魔のような光を宿し、彼女に告げたのだ。エミリーと結婚した真の理由を、残酷な本当の彼の姿を。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.5熱い視線を感じて目をやり、ウィローは釘づけになった。そこには、彼女の運命を狂わせたギリシア人富豪テオがいた。女性なら誰もが夢中になるような男性に、情熱的に求められては、未経験の娘などひとたまりもなかった。まだ18歳だったのだ。だが、純潔を捧げたすぐあとに、テオに婚約者がいると知らされ、屈辱に震えながら、逃げるように彼のもとを去った――今、テオは目をきらめかせ、自信に満ちた足取りで近づいてくる。あの日にできた、子どもの存在だけは知られたくない。ウィローは内心の動揺を気取られないよう、視線を引きはがした。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-シャーロットは、画家だった父の遺作展覧会で、若きイタリア人実業家のジェイク・ダマートと出会った。遺作となった裸婦画のモデルは、父の若い愛人で、ジェイクの妹だったのだが、シャーロットが知るはずもない。自分がジェイクにとって、憎き男の娘であることなど露知らず、シャーロットはその謎めいた魅力に強く惹かれていった。誘われるままバカンスに同行し、ジェイクに身も心も捧げたが、休暇が終わると、彼からの連絡はぱたりと途絶えた。わたしは弄ばれたんだわ――シャーロットは打ちのめされた。体の中に息吹いたばかりの小さな命が、愛の証ではなかったことに。 ■HQロマンスで不動の人気を誇るJ・バードが描く、手練れのラテンヒーローと無垢なヒロインのロマンスです。非情なヒーローはヒロインを翻弄しますが、同時に彼女のピュアな愛に心溶かされていくのです。愛憎の螺旋の終着地を見届けてください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-17歳のときに両親を亡くしてから7年間、セアラは自分を犠牲にして妹の幸せのためだけに生きてきた。だが、最愛の妹は、ギリシア人の愛人に捨てられたあげく、19歳になったばかりで赤ん坊を遺してこの世を去ってしまった。それはすべて愛人の兄アレックス・ターザキス――気が遠くなるほどの富豪で権力を一手に握っている男が、ふたりの結婚を頑として許さなかったせいだった。しかも、アレックスは妹の葬儀の日に現れたばかりか、端整な顔に冷酷さを滲ませて、セアラに赤ん坊を渡すよう告げた。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.7花形ファッションモデルのリーナ・ローレンスの最後の仕事、それはチャリティオークションで彼女とのデートを落札した男性と、ディナーをともにすること。これが終われば、明日からは本名のケイティ・メルデントンに戻り、念願の陶磁器デザイナーとして再出発することができるんだわ。しかしデートの相手を見て、彼女は息をのんだ。そこには4年前、彼女を裏切り深く傷つけた元恋人ジェイクがいたのだ。なぜあなたが、大金を使ってまで私との時間を手に入れたの…。
-
-パーティに姿を現した男性を見て、ジェイシーの鼓動は速まった。10年前に別れた、傲慢でハンサムなレオがそこにいた。目を閉じると、封印していた悦びや胸の痛みが甦ってくる。まばゆい太陽のもと、彼の魅力に抗えなかった日々が。レオとは結婚まで考えたが、彼はギリシアの大物実業家で、しかも思わぬ誤解から娼婦と侮蔑され、手酷く捨てられたのだ。それなのにいま、レオは臆面もなく彼女を誘惑してきた。微笑の裏に嘲りを潜ませて。「いつもこうしてじらすのか? じらされるのは好きじゃない」
-
-訪れたバルセロナで、19歳のローズは若き銀行家ハビエルと出会い、結ばれた。だが、ふたりの恋が砕け散るのに時間はいらなかった。10年後――従妹の婚約パーティで、はからずもハビエルと再会した彼女は、激しく動揺する。あのあと、ローズはせめて妊娠したことだけでも告げようとし、彼が他の女性との結婚を控えていると聞かされて、流産したのだ。ハビエルはローズの顔も覚えていないのか、社交的な仮面をつけ、「お会いできて光栄だ、ロザリン・メイ」と笑顔で挨拶した。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-ロンドンの大学へ進学が決まっている18歳のペニー。けっして裕福ではない家計の事情もあり、彼女の父は広大な敷地の一部をイタリア人実業家ソロに売却することを決めた。ソロをひと目見た瞬間、ペニーは初めての恋に落ち、彼からプロポーズを受けたときは心から喜んだが、結局、ソロの隠された一面を見てしまい、涙を隠して立ち去った。4年後、事故で父を亡くしたペニーは驚くべき事実を知る。相続するはずの家と土地の半分をすでにソロが手に入れていたのだ。別人のように冷酷になった彼は、ペニーに結婚を迫ると、強引に海辺の隠れ家へ連れ去った。これはハネムーンだと告げて。■ジャクリーン・バードが描くヒーロー像は、なんといっても傲慢、冷酷、非情。それにもかかわらず、なぜこうも魅力的なのか……?その秘密が、この作品の中に隠されています。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-ゲイブは神妙な面持ちでこう切りだした。「家賃は、ただでいい。僕の“婚約者”として、祖母と一緒にクリスマスを過ごしてくれないか」大富豪の彼は、カサンドラのアパートメントのオーナーでもある。常日頃からその派手な生活や、ついてまわる女性たちを見て、カサンドラは彼に対して反感をおぼえずにはいられなかった。なぜ私なの? ほかにいくらでも適任の女性がいるでしょうに。だが、カサンドラはゲイブの祖母が余命僅かだと聞かされると、断ることはできなかった──秘密を明かせぬまま。カサンドラには密かに育てている赤ちゃんがいるのだ!■ハーレクイン・イマージュの人気作家スーザン・メイアーが描く、クリスマスにぴったりの心温まるロマンスをお楽しみください。
-
-レオニーは、鏡に映った自分の花嫁姿を見つめながら、瞳を不安に揺らしていた。マルコムとの結婚式が近づいている。大富豪で家柄のいい彼の一族とうまくやっていけるか、いまひとつ自信が持てないのだ。ノックの音に扉を開くと、ガイルが立っていた。なぜかマルコムとの仲を裂こうと、いつもレオニーに辛くあたる、苦手な彼の兄だ。いぶかる彼女に、ガイルのうつろな声が響いた。「マルコムは死んだよ」驚きと悲しみに取り乱すレオニーに、ガイルから、さらなる意外な申し出をされて……。
-
-義理の兄の頼みで、ベスはあるパーティに赴くことになった。そのなかにきわめて魅力的だが、踊る彼女を苦々しげに見下す男がいた。だが次の瞬間、表情を一変させ、彼はにこやかにベスに近づいてきた。男は10年で巨大ビジネス帝国を築いた実業家として名を馳せるデクスター・ジョルダンニ――イタリア人大富豪だった。ベスは翌日の食事に誘われ、1週間後には婚約指輪を渡された。あまりに速い展開に驚きながらもベスは舞いあがり、デクスターが近づいた真意など疑いもしなかった。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0常夏の島で休暇を楽しんでいたライザは、目の前に現れた人物に凍りついた。ニック・メネンデス! 大物実業家である彼のことは、母親同士が親友のため幼い頃から知っている。そして初恋の人。けれどライザが16歳のとき、思わぬ誤解をうけニックにふしだらな女と罵られたのだ。そうして初恋は無残に砕け散り、以来ずっと彼を避けてきた。その彼がなぜここに? ライザは偶然の再会に戸惑うが、同時に恋の炎が燃えるのを感じた。この再会は彼が仕組んだことだとも知らず…。
-
-ケリーは、ハンサムなイタリア貴族ジャンニ・マルディーニに見初められ、誰もが羨む伯爵夫人の座についた。だが、上流社会に馴染めず、同居している義母や義姉からも陰湿ないじめを受け、心は徐々に蝕まれていくのだった。夫は、毎晩、ベッドの上では情熱的に愛してくれるが、義母や義姉と上手くいかないと訴えても聞きいれてはくれない。出産後、ますます孤独感が募るケリーは、ある日、未亡人の義姉とジャンニの抱き合う姿を見てしまう。打ちのめされて、彼女は赤ん坊をつれてジャンニの元を去った。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-サリーは冷酷な資産家である父のもとから独立し、いまは博物館研究員として働いている。施設にいる病床の母を見舞いながらの生活は楽ではなかったが、無関心な父の代わりを務められるのはサリー以外にいなかった。ある日、サリーは父親のオフィスでひとりの男性と出会う。買収王と呼ばれる豪腕な実業家ザック・デルッカだった。まるで獲物を狙う猛獣のようなまなざしを向けてくる彼に、サリーは嫌悪感を覚えた。わたしをなんだと思っているの?答えは数日のうちに明白になった。サリーの最も望まないかたちで。名うての買収王が父親に要求したのは、そう、彼女の身体だったのだ。 ■近年のHQロマンスを代表する作家の一人、ジャクリーン・バード。初版当時の編集担当が絶賛する愛人契約がテーマのロマンスです。どんな困難も健気に乗り越えてきたサリーは、ザックの脅迫的な誘惑にも、せいいっぱい反発しようとしますが……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-22歳のレベッカは優秀な成績で大学を卒業したばかりだった。そんな彼女が出会ったのは、美しい容姿に金褐色の瞳…年上の人類学者ベネディクトだ。周囲は彼を難しい男だと警告するが、レベッカは“傷ついても後悔はしない”と想いを貫く。そんな彼女に応えベネディクトも紳士にエスコートし、ふたりは順調に交際を進めた。しかし「君はまだ、無垢な少女のふりをするのか?」彼のこの言葉が嫉妬ではなく、ある“目的”があることに、幼い彼女は気づきもしなかった――。
-
3.6母を亡くし傷心するリサに、不仲な義兄がなぜか有名な実業家のアレックスを紹介してくれた。それは雷に打たれたような衝撃の出会いで、一瞬で恋に落ちたリサは彼との結婚を決めた。夢のような新婚生活はリサの身も心も満たしてくれたが、それも長くは続かなかった。リサは亡き母からひき継いだ会社を彼が潰そうとする企てを偶然、聞いてしまったのだ。やさしい言葉に騙されて、その裏にある罠にまったく気づかず、愛に溺れてしまうなんて――。
-
-イタリアの貴族だった、母の愛人が遺した遺産のことで、ある日、若い女性がロッコという美男をともなって現れる。眩いばかりの美貌の男に熱いまなざしをむけられて、胸苦しくなるマーリーンだったが、心はすぐに踏みにじられた。マーリーンこそを貴族の愛人と決めつけたふたりが遺産を奪うために、彼女をロッコに誘惑させようと企んでいるのを立ち聞いてしまうのだ。金づるを探す卑しい女と彼から蔑まれ、マーリーンの唇はわなないた。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.3貧村で息子と暮らす日々に、アビーは満足していたはずだった。だが偶然村を訪れた、大富豪の元夫ニックとの再会が、彼女の運命を狂わせる――。ギリシア人の夫との結婚は最初はおとぎ話のようだったが、彼が外で遊ぶようになり、やがてベッドも冷たくなった。しかも妊娠がわかると罵倒され、追い出されたのだ……。あれから4年、いまになって現れたニックに再婚を迫られて、断れば村への融資を延期すると脅されてしまう。
-
2.3キャシーの勤める会社が、さる大富豪に買収されることになった。だが新オーナーを見たとき、彼女は危うく気を失いそうになる。サンドロ! 6年前、情熱的な一夜をともにし、結婚も誓ったのに、そのまま私の前から姿を消した人……。ひどい仕打ちを受けた彼女は、その後妊娠に気づいて愕然としたが、誰にも頼らず双子を出産し、ひとりで懸命に育ててきた。呆然とする彼女の前に立ったサンドロは、衝撃的な言葉を口にした。「僕たちは以前、どこかで会ったことがあるかな?」なんてこと。サンドロは私を冷たく捨て去っただけでなく、プロポーズしたことすら覚えていないなんて。 ■“ハーレクイン・ロマンスの看板作家”ミシェル・リードの作品をお贈りします。愛した人の記憶から消し去られ、たったひとりで双子を産み育ててきたなんて、幸せなハッピーエンドを期待せずにはいられません。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
3.5セリーナは祖父の葬儀で、元夫リオンと再会した。彼とは6年前に結婚し、すぐに破局を迎えた。セリーナが浮気をしたと彼が誤解したのだ。けれどある事情でお金が必要になったセリーナは、やむを得ず資産家のリオンにすがった。すると彼は、2週間自分のクルーザーでともに過ごすなら願いを聞き入れてもいいと言う。目的は明白だ。いまだに私を軽蔑しているくせに、体だけを求めるのね? けれど他に選択肢を持たないセリーナは、彼の要求を受け入れるしかなかった!!
-
5.0パリサは全身黒い服に身を包み、暗い部屋へ侵入した。結婚を控えた親友がたまたま撮られてしまったヌード写真。ここに住む悪党は、それをねたに親友を脅迫しているのだ。引き出しの中に目的の写真を見つけ、脱出しようと身を翻した瞬間、壁のように頑丈な体に行く手を阻まれて仰向けに組み敷かれた。見覚えのある漆黒の瞳に力強い顎。あれは10年前……まさか、ルク!あなたがゆすり屋だというの?困惑するパリサに、彼は余裕の笑みを浮かべて言った。「警察に突き出されたくなかったら、取引をしようじゃないか」 *本書は、初版ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-トレーシーは事故で記憶を失い、病院で目覚めた。夫ジュリアンが彼女をローザンヌのシャトーへ連れ帰るが、そこにはまだ生まれて間もない三つ子の赤ん坊がいた。トレーシーは衝撃のあまり、すべての記憶を取り戻す。この子たちは、近親相姦で生まれた子どもなんだわ――!最愛の夫ジュリアンの父は、トレーシーの父親でもあるのだ。義父の死の床で、彼女だけに明かされた秘密に打ちのめされ、トレーシーは何も告げぬままジュリアンのもとを去った。妊娠を知ったのはそのあと。彼女は三つ子を産み、事故に遭った。訳もわからず彼の愛を拒み続ける妻にたまりかねたジュリアンは、ついにある夜、トレーシーを力ずくで抱こうとしてしまう。 ■トレーシーにとって夫ジュリアンは初恋の男性。そんな彼と結婚し、南の島で2カ月もの甘いハネムーンを過ごし、スイスのシャトーで新婚生活を始め……そんな幸せの絶頂に告げられた恐るべき事実。大御所作家R・ウインターズの代表作と讃えられる名作です。 *本書は、初版ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-ルイザは突然オフィスに現れた男性を見て息をのんだ。ルーク・デヴァルー! 貴族出身の大富豪で、ルイザの出版社が“理想の独身男性”として報じた人物だ。彼は3カ月前、わたしを誘惑し、運命の相手と信じさせた。本当のところ、記事にされた腹いせが彼の目的だったのだ。裏切りに深く傷ついて以来、必死に忘れようとしていたのに、今さら現れるなんて、いったいなんのつもりだろう。ルークは強引にルイザをオフィスから連れ出すと、怖い顔で問いただした。「きみは妊娠しているんじゃないか?」そういえば、来るべきものが来ていない……。でも、何故あなたがそんなことを知っているの? ■ハーレクイン・ディザイアの人気作家ハイディ・ライス。生粋のロンドンっ子らしく、セクシーでテンポのよい作風が持ち味です。RITA賞受賞作家というのも本国での人気を物語っています。どうぞお楽しみください。 *本書は、初版ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.3ホテルの受付アルバイトをするフィービーとギリシアの大富豪ジェドは互いに夢中だった。彼に抱かれ、愛されて幸福感に包まれていたフィービーは、ある日妊娠を知り、喜び勇んで彼に打ち明ける。だが、思いもかけないジェドの言葉に打ちのめされた。「愛人の妊娠を望む男など、この世にいない」ショックのあまり彼女は流産し、失意のうちにジェドの前から姿を消す。だが5年後、突然彼は現れた。フィービーはジェドと2度と会いたくない理由があり、その場を逃げ去るが…。
-
3.0彼と娘にもう一度会いたい。この思いに胸が張り裂けそう。■キャロラインはナニーとして二年間、エイムズベリー家で働いた。しかし、それももう終わり。一家が引っ越すことになったためだ。あと数週間で彼女には仕事も、住むところもなくなる。そんなとき、新しい仕事の話が舞い込んだ。ある裕福な実業家がすぐに仕事につけるナニーを探しているという。だが相手の名をきき、彼女は呆然とした――マシュー・キャラン。数年前憎しみと軽蔑に満ちあふれた顔で、別れを告げられた相手だ。そしてナニーが必要な子供は、キャロライン自身の娘に違いない。産んでから一度も、この腕に抱くことさえできなかった娘。娘の顔が見たい。キャロラインの心は揺れる。今の彼女は名前も変え、整形手術をしたため見かけは別人のようだ。きっとマシューにはわからない。キャロラインは決意した……。
-
2.7もう彼の愛を受け入れることはできない。あの忌まわしい秘密があるかぎり……。■初恋の男性との結婚、タヒチで過ごした二カ月のハネムーン、スイスのシャトーでの新婚生活――何もかも完璧なはずだった。トレーシーはジュリアンに身も心も捧げ、ジュリアンもまた長く抑えていた情熱を解き放ってトレーシーを愛した。だがシャトーに戻って四日目、死の床にあったジュリアンの父親がトレーシーに恐るべき事実を告げ、彼女を奈落の底へ突き落とした。ジュリアンを愛してる。でも一緒にはいられない。苦悩に引き裂かれたトレーシーは、黙って彼のもとを飛び出した。そして故郷のサンフランシスコで交通事故にあったのだ。五カ月の入院で外傷は奇跡的に完治、ショックによる記憶喪失も回復しつつある。ところが退院間際になってジュリアンが突然姿を現した。彼女をシャトーへ連れ戻しに……。
-
4.3本当はずっとあなただけを見てきた。今度こそ、わたしを奪って。■ビーは二十一歳の誕生日を笑顔で迎えていた。優秀な成績で大学を卒業し、明日からは、亡き父が遺してくれた会社でしかるべき地位につく。誕生日パーティは退屈だけれど、気分は上々だ。「やあ、フィービ」その名前を呼ばれ、ビーは全身が凍りついた。彼女をそう呼ぶのは世界じゅうでただ一人――レオンだけだ。ビーは十七歳のとき、レオンと婚約した。父の共同経営者の息子で十四歳年上の彼にビーは夢中になったが、ほかの女性の影がちらつく彼に不信感を覚え、婚約を解消したのだ。「実に魅力的な女性になったね」唐突にキスをされ、ビーは思わず応えていた。二度と傷つけられたくないのに。
-
3.0彼はわたしの運命の人。たとえ傷ついてもこの恋はあきらめない。■ひと目で男性に心を奪われる――そんなことが自分の身に起こるとは思ってもみなかった。オックスフォード大学を優秀な成績で卒業し、法学部助教授の研究助手を務める二十二歳のレベッカが運命の人に出会ったのは六月のある日のことだった。助教授の勧めで人類学の講演を聴きに行き、最前列に座って、講演者のベネディクト・マクスウェルと目が合ったとたん、その魅力的な声、金褐色の美しい瞳のとりこになってしまった。講演のあとのパーティーでベネディクトに紹介されたレベッカは、彼に話しかけられ、熱っぽく見つめられたうえ、明日の夜、食事をしようと誘われて夢見心地でうなずいた。初めての恋にふさわしい男ではないという助教授の警告も耳に入らないままに。
-
4.0下級貴族を父に持つペニーは、久しぶりに明るい気分でロンドンの街を歩いていた。処女作に続いて四冊の本の契約がまとまり、絵本作家としての未来に展望が開けたからだ。そうよ、いつまでも両親の死を嘆いてばかりはいられない。だが数時間後、弁護士を訪ねたときには再び目の前が暗くなった。ペニーが相続するはずだった屋敷と土地の半分が、すでに第三者の手に渡っているというのだ。「父は、誰に屋敷の権利を売ったんです?」「イタリアの実業家、ソロ・マッフェイアーノという方です」ペニーは愕然とした。そんな残酷なことってあるかしら。よりによって、昔、私を裏切った人が買い手だなんて!
-
-ファッションショーのモデルとして訪れたバルセロナで、十九歳のローズは若き銀行家ハビエルと出会い、結ばれた。だが翌朝、初めての恋は無残にうち砕かれる。傷心の彼女はイギリスに帰り、学業に戻って医師を目ざした。十年後、アフリカで医療に携わっていたローズに転機が訪れた。心身の疲れから、休養せざるをえなくなったのだ。帰国直後の週末、従妹の婚約パーティに出たローズは、従妹のフィアンセの叔父を紹介され、愕然とした。ハビエル!私を一夜かぎりで捨てたひと……。「お会いできて光栄だ、ドクター・ロザリン・メイ」笑顔で挨拶するなんて、私のことを少しも覚えていないのね。どうかこの傲慢な悪魔が記憶をよみがえらせませんように。
-
3.8夫ともっと愛し合いたい。だが夫の自制心は信じられないほど強く……。■ゾーイは二十歳のバレンタインデーの夜に、初恋の男性であるジャスティンと結ばれ、結婚した。十四歳で両親を亡くし伯父に引き取られたときから、ゾーイは伯父の法律事務所で働く彼をずっと慕ってきた。ジャスティンは彼女より十五歳年上の、野心的な弁護士。これから楽しい新婚生活が始まると思っていたのに、彼は寝室を別にし、愛し合うのも控えめで、ゾーイの心は満たされなかった。さらにジャスティンは出世のために結婚したという噂を聞き、彼との深い仲をあからさまに語る女性が現れると、ゾーイは家を飛び出してしまう。彼に愛されていないという絶望的な思いから、身ごもっていることも告げぬまま……。
-
-彼女は偽りの結婚を承諾した。たとえ苦しむはめになろうとも。■美容院を営んでいるグレースのもとに、ある日、十年ぶりに少女のころからひそかに憧れていたジョニーが現れた。青い瞳と黒髪の彼は相変わらず魅力的だ。「僕と結婚してもらいたい」開口一番、ジョニーは言った。十代のころ、あれほど夢見ていた言葉を耳にして、グレースは今にも気を失いそうになった。昔からわたしを邪魔な妹ぐらいにしか思っていなかったのに、どういうつもりだろう?だが、詳しい話を聞いてグレースは納得した。亡き妹の遺児の養育権を手に入れるためには独身ではだめだと弁護士に言われ、ジョニーは彼女に見せかけの結婚を申し込んだのだった。
-
-どうして正直に言ってくれなかったの?僕は船乗りではなく、伯爵だ、と。■ああ、人生ってすばらしい!夏の太陽に輝く湖のほとりで、ケリーはつぶやいた。秋に就職を控えた彼女は、親友ジュディの一家に誘われ、イタリアのガルダ湖畔に立つ別荘に来ていた。ある日、ケリーは別荘に侵入しようとした男を捕まえる。だが、泥棒に見えた男はジュディの夫の友人で、ジャンニと名乗った。誤解がとけると、ケリーは船乗りらしい素朴な彼に惹かれ、楽しいデートを重ねたすえに、彼に身を捧げる。数日後、ジュディとオペラを見に出かけたケリーは、“結婚したい男性ナンバー・ワン”という伯爵を紹介された。彼こそ、ケリーをバイクに乗せて走り回っていたジャンニだった。わたしはイタリアの貴族にもてあそばれた……。ケリーは怒りに身を震わせた。
-
3.5一夜の過ちの結果、彼女の人生は思わぬ方向に進みはじめた。■「そんなばかな! おなかの赤ちゃんはどうなるの!」ジョージーは婚約者チャールズの訃報を聞いて、顔面蒼白になった。軍人の彼は、ジープを運転中地雷を轢いて即死したという。婚約後、彼への愛はほんものでないと気づき、いずれ婚約を解消するつもりでいたけれど、まさかこんなことになるなんて。ジョージーはその晩、一睡もできずに朝を迎えた。次の日、チャールズの腹違いの弟コナンが、彼女に話があると言って訪ねてきた。コナンとは何回か顔を合わせているが、彼のことはほとんど何も知らない。葬儀の相談でもするのかと思っていると、コナンはとんでもないことを言い出した――子供のためにも、できるだけ早く自分と結婚するほうがいいと……。