山口透析鉄さんのレビュー一覧
レビュアー
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かなり本格的な宇宙少女もの
出てくる女の子4人の姓、実在する宇宙飛行士のものでしたね。
秋山豊寛、アラン・シェパード、スベトラーナ・サヴィツカヤ、カルパナ・チャウラ(但しコロンビア号で事故死)で。
非常にリアルなタッチでISに着くまでが描かれていて、言うことなかったです。JAXAもだいぶ大きくなっている作品世界なのでしょうが、火星友人探査は現実には非常にハードルが高いです。
巻末の参考文献に「宇宙からの帰還」が入っていたのも、個人的にはかなりポイントが高かったですね。 -
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ほっこりする猫まんが
ペットショップで売れ残り、大人になってしまった猫を買うところから話が始まり、内容はいわゆる猫あるあるなんですが、絵柄や作風がとても良いですね。
作者も猫が大好きなのがよく分かる良作でした。
飼い主となる紳士もひとり暮らしですから、ちょうど良かったんでしょうね。
店員さんの視点のエピソード等も非常に良かったです。
人気作、でしょうね。 -
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ホラーの連作ですね
この巻のみ、BookLive期間限定版で読みました。
実は元ネタ、未読で、当時は日本にいなかったのです。名前だけ知っている作品ってありますね。
原作者亡き後に、かなり雰囲気も寄せているようで、良い感じでした。因果応報的な結末が多いんですが、やはりしょうもない人間はそれ相応の結末を迎えますね。 -
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良い雰囲気です
昔ながらの喫茶店の雰囲気が良かったですね。2代目マスター・しづかさん、和装がお似合いで、泣きぼくろも良いです。
雰囲気を楽しむ作品ですね。これも続き、読みたくなりました。 -
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非常に良質な医療もの
主人公は義母の介護で色々思うところもあり、義母が死んでから奮起して看護師学校に通い、訪問看護師になり……とはいってもやはり働き出すと色々、当然のようにありますね。
考え方の違いで衝突したり、厄介な患者の対応に四苦八苦したり。
私も入院の経験は何度もあるんで、極力、良い患者たろうとは努力し、自分で調べられることは調べてきましたが、そういうことが出来ない患者等、幾らでもいますからね。
終末期医療の患者に寄り添うのは簡単ではないでしょうね。
作者ご本人も訪問看護師をされているようなので、やはり説得力が高いです。
かなり良質な作品ですね。 -
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謎のヒロインの秘密…
主人公が車ではねてしまった美女、幸い怪我等はなかったものの、見事な健忘症、いわゆる記憶喪失状態で、だんだんかなり訳ありと判明してきますね。
仮につけたマリアという名前に対し、彼女を追う893は彼女を詩織と呼んでいて。
おそらく彼女が持っている鍵、にしまってある何かがキーなのでしょうね。
これは続き、読んでも良さそうな作品ですね。 -
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TV局ものは初めてでした
既に人気作を描いてきている作者さんなので、安心して読みました。
実は彼女の作品、きちんと読んだのも初です。
別に食わず嫌いをしていた訳でもないんですが。
北海道の放送局に入社した新人社員さん達の話で、報道部門の方々がこの巻では活躍していましたね。
腕の立つカメラマン等もいて、主人公はちょっとおバカ娘っぽいんですが、行動力等、あるし、運も持ち合わせていてスクープを取るし、組織にはこういう人材、いた方が良いに決まっているんですが、分からない管理職、幾らでもいますからね。
優秀な報道部の記者やアナウンサー等と共に、活躍してくれそうです。 -
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良質なミステリーの雰囲気で
主人公の白原菫係長、腕っぷしが凄く、犯人確保のために部下の貴重なカメラをエモノとして投げたりで、破天荒ですね。その彼女が出先のショッピングモールで事件に遭遇し、普段はマジシャンとして活躍している四椿ルイ君の特殊能力(題名の由来)で現場の殺傷事件を解説し……反発しあいながらも徐々にともに捜査にあたるようになりましたね。
私はこれ、かなり良いと感じましたが、すでに全3巻で終わっていますので、残念ながら余り人気もなく、本、売れなかったのでしょうね。
続き、マガポケでポイントを消費して読めそうな分量です。 -
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なり済ませるのかどうか
双子とはいえ、性格も人格も別ですので、果たしてそんなに上手くいくのかどうか。
陽さんはソフトボール部のエースだったようですし、テーブルに突っ伏していた実母、あの感じだと、あるいは……陽さん、月さんとは違って努力家でもあったのでしょうしね。
他の人間(月さんが密かに好いている青年だけは別)に触れられると妙な発作で幻覚が見えるのは収まっていないので、この辺も鍵になりそうです。 -
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これは比較する方も大概ですね
ただ、主人公の対人恐怖症的な症状って心因性のものなのでしょうか。
医師のセリフがちょっと不適切だったような気もしますが(いわゆる植物状態と脳死は違いますから)、導入部としては悪くはなかったです。
これ、母親だけの問題でもなさそうですが。(親でも一卵性双生児、見間違えるんでしょうかね?) -
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王道展開
この作品は別途、単行本は揃えています。マガジンポケットの連載開始初期から気に入り、ずっと追いかけていて、単行本も予約して発売日に入手してきています。
隣り合っていても仲の悪い2校に通う若いお2人が知り合い、やがて……というのはロミオ&ジュリエット方式の古典的な舞台装置ですが、そこを踏まえつつ、何か見事な人間讃歌になっているような作品で、名作として残りそうな予感がしています。
1巻の時点ではまだメインのお2人が中心ですが、再読すると、後に色々と出てくる友人周りは概ねこの巻で出てきていましたね。
ケーキを一杯食べる薫子さんがとても可愛らしいです。 -
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かなり良質なコメディでした
幽霊、いわゆる背後霊っぽいんですが、憑かれているゆいなさん(金髪黒ギャル)はノリも良いんで、概ね楽しそうです。
彼女の友人、ひかりさんにはその背後霊、見えちゃっていて、ただ、背後霊・レイコさん、感情も豊かで喜怒哀楽もあり、飲食もできるという、妙な幽霊なんですよね。
レイコさん、見える人とそうでない人がいて、女の人は見えるケースが多いような。
寄ったお店の店員さん、見えていたようですが、ゆいなさんの家族ではお父様だけ見えないんで……こんな調子で、かなりドタバタして可笑しく、とても気に入りました。
1巻、割り引いていましたので、別途、他の電子版で購入しました。 -
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良質なファンタジーというか
ある種の寓話、でしょうね。
飛び降り自殺?の巻き添えを喰らったような大学生がその相手と共に冥界に行きかけるところで猶予を貰うんですが、1週間後にはどちらかが死ぬ、というもので……一定の距離より近くないといけないし、お互いの感情もかなり共有してしまうため、勝手な行動は取れない中、何とか話し合おう、となる作品です。
以前はマガジンポケットで通読しただけですが、今回は単行本で読んでいますので、最初の投稿作と今回の連載版の違いも比較されていて、作画等は良くなっていても、根っこのテーマとかは一緒のままと分かりますね。
投稿佳作入選作をリライトし、さらに連載で、先を考えながら描かれたようですし、それだけの
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