nekokantiさんのレビュー一覧

面白かったけど…

ヒーローとヒロインはとても好感が持てました。どちらも自分の気持ちをちゃんと相手に伝えるので余計なジレジレやすれ違いがなく、安心して読めますね。ただ、終盤のドッキリ大作戦のネタばらしにはガッカリしました。愛する妻を奪われそうになって泣く夫を見て爆笑する国王が最低です。なんでそこで笑えるの!?と嫌悪感さえ抱くほど…。ドッキリそのものは必要なことだったとわかりますが、爆笑はないでしょう。作品全体はとても良かったしイラストも美しくて満足できたけど、このネタばらしのシーンのみで一気に評価がガタ落ちとなりました。残念です。

途中で飽きちゃった

試し読みと扉イラストに惹かれて購入。ワクワクしながら読み始めたけど途中で「なんか違うぞ」と感じてしまい…。八尋さんは思ってたほど懐広くもないし楓はいつまでもウジウジしてるしで途中で飽きてしまいました。
そもそも八尋さんが結婚相手に求める条件の筆頭に挙げてる「容姿端麗」って…。こんなこと言う男はいくらイケメンでもお断りです。あと、楓がお祖父様と会ったあと、八尋さんに別れ話をする流れ。楓が一方的に誤解した感じになってて、八尋さんに謝罪してますけど、アレはそういう解釈しても仕方ないって私は思いました。なのに楓が謝って八尋さんが許す、という流れに納得いきませんでした。一応最後まで読んだけど再読はないと...続きを読む思います。

とてもとても良かった

登場人物それぞれの背景がしっかりしているし、気持ちが通じ合うまでの葛藤も丁寧に描かれています。ラブラブになるまでが長くて焦れったいけれど、そこがまた良かったと思います。恋人になり、婚約者になってからのアレコレや後日談的なものもきっちりたっぷりあって大満足です。一番好きなのは、フランが、サモンの父親と義母にワインぶっかけて啖呵切るシーン。スカッとしました笑

残念でした

ストーリーが軽すぎてつまらなかったです。ライバル令嬢とかキューラを虐げる悪役とかはいないんですね。ただただイケメンが美少女にセクハラしてるだけのお話かな。

面白かった

昔、TVドラマの冒頭シーンだけ見たことがあり、ずーーっと気になっていた小説です。今回やっと読みました。面白かったです。最初はショッキングな描写に少し驚きましたが、事件が繰り返されるうちに慣れていき(笑)、どんどん物語に入り込んでいきました。ただ、最後が「え～ここで終わっちゃうの？？」という終わり方で多少物足りなかったので☆一つマイナスで…。

とても良かった

優しい極道ものが好きです。敵には容赦なく身内には甘々という…。まさに好みど真ん中のヒーローでした。脇役の人たちまで丁寧に描かれているのも良かったです。ねちこい濡れ場も良いですねぇ笑。最後ちょっと駆け足で終わった感じが残念でした。もう少し余韻とか後日談とかが欲しかったです。

全然イケてない…

自分の思い通りに物事を強引に進めていくヒーロー。口では「申し訳ない」とか言ってますけどだいぶ傲慢ですよね？イケメンだからって許されると思うなよ、と思ってしまいました。そして、古い価値観を一方的に押し付けて人の話を聞かない母親にもイライラ。さらに、そんな人たちに振り回され、なんだかんだいって流されやすいヒロイン。ていうか、結局イケメン好きなだけじゃん。意地悪な肉食系先輩ナースたちと一緒じゃん(笑)。私なら３回目のプロポーズされたときに思い切りお断りしてやりますね。

う～ん…

設定としては好みなんですけど。世間知らずで甘ったれの大学生が、反社会的なオトナの影響を受けながら成長していく物語。ただ、残念ながら描写がイマイチでした。登場人物の気持ちとかがサラッと淡々と描かれているので感情移入しづらかったです。あと料理の蘊蓄多過ぎ。それが売りだとは思いますが、途中からサラサラ読み飛ばしてしまいました。

良い～

序章でそれぞれの背景や気持ちがとても丁寧に描かれていて良かったです。物語にスーっと入っていけました。初めての作者さんでしたが文章がとても上手いですね。「みんな幸せになって～」と応援しながら読みました。いやぁ面白かった！ありがとうございます。

優しさが足りない

このお巡りさん、仕事はデキルけど魅力的ではない。ただただ意地悪く追い詰めてるようにしか感じませんでした。過去の取り調べの失敗(？)を悔いている場面もありましたがイマイチ説得力にかけるんですよねぇ…

あっさり

大した事件も盛り上がりもドキドキもなく、あっさり終わってしまった。魔導師様がそれほど頑張るまでもなく女官さんは落とされちゃうし。サイテーな家族達との決着も雑でした。試し読み部分がちょっと面白かったので期待しましたが、残念です。

じわじわ来ます

初めは、サクサク読める軽いタイプの小説かと少しがっかりしましたが、いやいやそんなことはありませんでした。軽めの文章なのに切なさと焦燥感がちょいちょい顔を出してきます。シリアスな場面が押し付けがましくないのも良い。読了後に軽く放心状態になってしまいました。