ALOさんのレビュー一覧

私には合いませんでした

かわいらしい女の子とかわいらしいペット(AI)が残酷な環境に放り込まれる展開。
ジャンルはSFの体裁を取っていますが、「地球が存在していません！」「は？」の会話から始まり、公転軌道から位置も動きも大きく外れて水星の公転軌道と太陽の間を自転せずに進む地球の黄昏地帯に宇宙服無しで着陸でき、重力も大気も気にせず普通に歩ける世界観です。
(ただし、女の子が人間であるとは明記されていないので、それらを気にせず存在できる生命体の可能性はあります)
今の時点で「ある計画から26年ぶりに地球へと帰還」ぐらいしか背景説明が無く、乗ってきた船の燃料が無いので降りる決断をするものの、調査も準備もろくにしないまま着陸...続きを読むする登場人物が行き当たりばったりに感じられてしまい付いていけませんでした。
死んでも「そりゃそうなるよね」としか。
女の子の年齢は不明ですが、見た目が10代後半で、中身の年齢一桁に思えます。かわいい生き物ですね。
後半で女の子とペットがもう1組増えます。その女の子の趣味はペットを使った脳内自慰です。
世界観も含めて、この設定と絵が好きな方なら買って損は無いと思います。私は無理でした。

キャラクター成長もの

パーティーを理不尽な理由で追放された主人公が、ひどい裏切りを受けた3人(のちに1人追加)と組んで、失ったものを取り戻し、自分たちの未熟さと対峙して成長していく物語。異世界を舞台にしたジュブナイル小説といった感じです。

なろう版に比べて登場人物の心理描写がかなり盛られています。また、中盤以降は展開やキャラクターの役柄などがかなり違っています。

6巻全部読んだ感想としては、
・ゼムの描写がかなり大盛りに
・ラストバトル前、ニックとカランは受動的に、ゼムとティアーナは能動的に過去と対峙。特にゼムの経緯が気になる人は読んでほしい。
・後半はSF風味ファンタジー
・序盤から伏線はあるものの、5〜6巻...続きを読むは世界観設定説明多め

戦闘描写に関しては、序盤は変身合体風味でラストは佐々木淳子の「那由他」(…をキャラクターが否定する選択)
ラストバトルが設定説明気味でしたが、キャラクターの成長物語として面白かったです。

グルメ旅というより歴史旅行記

最終巻。その土地の風俗と、様々な人との出会いと別れが描かれます。ラストが若干唐突感があるものの、内容は面白いのでオススメです。

タイトルから想像できない内容

主人公たちが法制度が整っていない世界でノミ屋をやる話です。
ノミ屋です。

ギャンブル場経営の話がメインなので、魔法がある異世界の話ではありますがそれらの要素は薄いです。
ストーリーにキャラクターが動かされている感が若干あり。
なお、男女バディものではありますが恋愛要素はゼロです。

絵が美麗で丁寧

内容は原作に忠実です。絵が非常に美麗で丁寧。主人公のバーティアが可愛らしく描かれています。
この絵柄でボケる主人公と突っ込む王子がなかなかにシュールです。

登場人物のネーミングが
・バルド・ノーキンス→脳筋
・チャールズ・ラオネル→チャラ男
・ヒローニア・インデロン→ヒロイン
など覚えやすく、かつコミカルな内容にも合っていると思います。

単行本ならではのサービスが充実

ストーリーについては、まだ謎の部分が多い導入部。
ゼロサムオンラインで公開されていた分のほか、おまけの漫画2ページと郵便屋ラルカさん、マシェルの子竜全員の今の術資質表などが見られます。

素晴らしいコミカライズ

原作に忠実なコミカライズ。非常に丁寧です。
原作だと割とあっさりめに感じるシーンが漫画では驚くほど印象深い演出になっていたりと、原作に対するリスペクトが高すぎて驚かされます。
原作本編は「なろう」で終了しており、最後まで素晴らしい内容でした。
ミステリー好きな方にオススメです。

マンガとして面白いです

マンガの内容は面白いのですが、タイトルで失敗している感が否めません。
グルメ要素は非常に薄いです。

しかし、軽いコメディ風味で14世紀イスラム世界の重さや人間の闇の部分をちらっと垣間見せる物語は面白いです。
作者の画力を気にしないで読める人にはオススメできます。

一見テンプレ

トラック転生・女神官・猫耳少女と異世界テンプレ世界が調理法でここまで面白くなるのかと見せてくれる良作。
常識外れの主人公に振り回されながら、周囲の人物が自分の在り方について葛藤し成長していく物語なので、根幹の部分でカタルシスを感じさせつつ笑うところで笑えるシュールギャグとして楽しめます。
ストーリーやキャラクターがしっかりしているため元ネタの文豪を知らなくても読めるので、そういう意味でもおすすめです。

爆笑しました

展開はシリアスなはずなのに、ギャグへの持って行き方がズルい。笑うしかない。

酷い文体。読みづらい

なろう系より酷い文体。内容も今更感。これを読むのでしたら、漫画ですが｢じるじる旅行記 インド編｣の方がオススメです。

全部入っています！

最初は電子書籍版が無かったファンブックですが、とうとう電子化されました。
カバー裏や折り返し(本来はカバーと繋がった絵)など全て入っており、雉林プロフィールの誤字は修正されています。
内容は、元｢爪｣メンバーのフルネームや犬川の好きな食べ物が宇宙人が嫌いな食べ物だったりなど、ここでしか見られない情報満載です。
また、最後の作者インタビューを読むと、最終章はあらかじめほぼ決まっていたことがわかります。

紙の本を買った方がいいです

漫画は間違いなく名作中の名作。買って間違いありません。ただし、電子版にはカバー外した中の絵や、カバー折り返し作者コメントがありません。全部見たいファンなら紙の本を買うことをおすすめします。漫画の内容は間違いなく☆5です。

シリーズオールスター

作品自体は面白いのですが、3部作の2冊目が電子化されていないので、電子版しか読んでいない方は登場人物が理解できないと思います。
booklive!にリクエストは出したのですが、梨のつぶて。

画像が粗いです。

ストーリーは素晴らしいのですが、画像が粗いので、序盤から文字に振ったルビが潰れて読めません。SFに慣れている人ならほとんど推察できるレベルではありますが、ストレス無く読みたかったです。紙の本を買えばよかった…

｢ルックバック｣の後読んで

４つの短編と作者の解説、そしてあとがき。
｢ルックバック｣と｢17-21｣を読むに、この作者は日常が異常に突然壊されるシチュエーションを多く描くと思いました。
最初の短編が早速頭おかしいので驚きましたが、あとがきがあまりにもまともなので、さらに驚きました。

絵も内容もひどい

無料でダウンロードして読みましたが、途中で読むのをやめて削除しました。無料でも要らない、メモリの無駄遣い。絵もストーリーも雑で投げやり。精一杯やって下手なら仕方ないと思えるが、この漫画の内容だと、｢シュート！｣もゴン中山も読者も、何もかも馬鹿にしているとしか思えない。舐めている。
こんな内容のものをよく出版できたと思います。

内容は最高、画像は最低

他の方もおっしゃっていますが、画像が酷いです。高圧縮JPEG特有のモアレが、特に文字周辺に浮き出ています。5巻分すべてを一度にダウンロードすることを考えて、データ量を少なくするための処置であろうと思われます。
合本特典は、①カラーイラストギャラリー(各巻表紙絵文字無しver.含む14枚) ②15話&48話ネームのみですので、興味が無い方はバラで購入した方がいいと思います。
ちなみに特典にもモアレあります。カラー絵のモアレはよく見ないとわからないレベルではありますが…。
内容は☆5、画像は☆1で。

連載前の読み切り目当てで購入。

おおまかなキャラクターなどは、だいたい本編と似ていますが、細胞としての基本設定が大きく違っており、それが物語の結末に反映されています。