【感想・ネタバレ】人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 1 ~最強パーティー結成編~のレビュー

あらすじ

その日、歴戦の冒険者パーティーに所属していたニックは、父のように慕っていたリーダーから追放を言い渡された。だらしない仲間たちのため、金勘定や知識面などで彼らを支えていたにもかかわらず、横領の濡れ衣を着せられて。
恋人にもフラれ、すっかり落ちぶれてしまったニックだったが、偶然にも酒場で相席になった元貴族令嬢、破門神官、女竜戦士と意気投合する。
三人もまた誰かに裏切られて、人を信じられなくなった冒険者たちだったのだ!
誰も信じられない者同士だからこそ、共にやっていけると考えたニックたちは、生き残っていくために冒険者パーティーを結成する。
「それじゃあ、オレたちはこれから【サバイバーズ】ってことでどうだ?」
人間不信の冒険者たちが、最強のパーティーとして歩む冒険譚、ここに開幕!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

冒頭一行で「ああいつもの追放系か」と思ったがちょっと毛色が違う。
この巻で元のパーティが没落するわけでもざまあするわけでもなく、実はパーティ最強の存在だったわけでもない。
それぞれが人間不信に陥る経緯を描写した上で彼らがパーティを組むまでが序盤に描かれる。
吟遊詩人狂、ギャンブル狂、色街通い、美食家。それぞれが放蕩癖をもった完璧とは言えないキャラクターたちが読み終える頃には愛おしくなっていることだろう。

1
2023年01月08日

ALO

ネタバレ 購入済み

キャラクター成長もの

パーティーを理不尽な理由で追放された主人公が、ひどい裏切りを受けた3人(のちに1人追加)と組んで、失ったものを取り戻し、自分たちの未熟さと対峙して成長していく物語。異世界を舞台にしたジュブナイル小説といった感じです。

なろう版に比べて登場人物の心理描写がかなり盛られています。また、中盤以降は展開やキャラクターの役柄などがかなり違っています。

6巻全部読んだ感想としては、
・ゼムの描写がかなり大盛りに
・ラストバトル前、ニックとカランは受動的に、ゼムとティアーナは能動的に過去と対峙。特にゼムの経緯が気になる人は読んでほしい。
・後半はSF風味ファンタジー
・序盤から伏線はあるものの、5〜6巻は世界観設定説明多め

戦闘描写に関しては、序盤は変身合体風味でラストは佐々木淳子の「那由他」(…をキャラクターが否定する選択)
ラストバトルが設定説明気味でしたが、キャラクターの成長物語として面白かったです。

#アツい #切ない #エモい

0
2025年02月21日

Posted by ブクログ

アニメ化作品なので読んでみた。
楽しく読めたので続きも読んでみよう。

ニックの事情については親代わりなパーティーメンバーに理由がありそうな気がするなぁ。

1
2023年02月14日

ネタバレ 購入済み

様々な理由で人間不信になった4人が出てくるが、いずれもどこか現実にありそうで自分も他人事のように思えない。偶然出会ったというのを差し引いてもそこからなんとか前に進もうとする姿勢に自分も努力しようという気持ちが芽生えた。絆の迷宮までの3つの迷宮で少しずつ4人が冒険者として、サバイバーズとして、成長していく話のつくりが丁寧に感じた。

人によって評価は変わるかもしれないが、私はこの作品に出会えて良かった。

#アツい #ハッピー #ダーク

0
2023年04月12日

購入済み

最初の1/3が真面目に重たい話(長すぎ)
残りも大したことない

1
2020年11月26日

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