【感想・ネタバレ】人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 2 ~麗しのパラディン編~のレビュー

あらすじ

歴戦の冒険者パーティーから追放され、人間不信に陥った軽戦士ニックは、偶然にも似た境遇を持つ元貴族令嬢、破門神官、女竜戦士と出会う。他に生き延びる術もないため、ニックたちは再起をかけて冒険者パーティー【サバイバーズ】を結成した。
互いへの理解を深めながら徐々に成長していき、彼らは思いがけない冒険の末、信頼で結ばれた者のみが扱える聖剣を手に入れ、全滅の危機すらも切り抜けて見せたのだった!
また新たな冒険に繰り出す日々のなか、ニックは自身が落ちぶれてしまった原因でもあるクロディーヌと再会し、彼女が属する【鉄虎隊】との決闘騒ぎに巻き込まれる。
裏社会で暗躍する彼らに、果たして【サバイバーズ】は対抗できるのか。
「そろそろかかってこいって言ってんだよ。少しくらい格好付けてみせろ」
人間不信の冒険者たちが絆で紡ぐ、敗者復活の冒険譚、第二幕!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

さんすうベアナックルは中々にヘンテコなネーミングだったが、誕生経緯を見ると理屈は分からんでも無い。現実でもチェスボクシングとかあるし。
何より勝ち方が好きだ。念話で不正しても勝てる、って言う前提がある上でそれがバレるリスクをしっかり考え自力と搦手で勝利を手にするという勝ち方は実に鮮やかだ。
普通に念話で勝つ様な作品が増えてるから余計そう思う。
加えて念話を使っているのが相手だった、と言う点も含めて【サバイバーズ】と【鉄虎隊】はいくつも共通点のある対比関係にあった。念話にリスクを感じ温存した【サバイバーズ】と念話の存在を知り油断が生まれた【鉄虎隊】。ニックが話していた通りサバイバーズのifでもあったと考えると感じ入るものがある。
あと合体はいつの時代もロマンだよな。

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2023年01月15日

ネタバレ 購入済み

前巻にて仲間となったキズナを加えたサバイバーズの初陣、ニックの因縁の人との再会からの決闘騒動、新しいユニオン、サバイバーズとして少しずつ成長していく様が丁寧に描かれている。加えて、因縁側の人物、主人公側の周りの人物にも物語があり、話の深みが増しているように感じる。

人によって評価が変わるかもしれないが、私はこの作品に出会えて良かった。

#アツい #ハッピー #ダーク

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2023年04月12日

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