ブックライブの書店員おすすめレビュー

BLのおすすめレビュー

  • 社会に出てみたら、うまくいかないことが続いていやになっちゃうこともありますよね…。
    教師の雨谷(あまがい)涼太は生徒にも受けが悪く、同僚とも馬が合わない。
    つまらない日常にも、ダメな自分にも嫌気がさして、なんとなく帰りたくない気分。
    そんな夜に初めて訪れたバー。そこで出会ったのがヒロトでした。...続きを読む

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  • とにかく可愛い受けが刺さるみなさんに読んでいただきたい作品です…。

    これまでの人生、基本的には他人に好かれるタイプだった大学生の古川。
    そんな彼が唯一うまくいかないのがバイト先の店長、北山。
    店長が自分にだけ不愛想な理由がわからずもやもやした日々を送る古川はある日、ひょんなことから彼がゲイ...続きを読む

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  • 「おれ恥ずかしがるスイ先輩ツボみたいです」
    粋(スイ)は、同級生にゲイばれしてから、あえていじられ役に徹してきた高校2年生。そんなスイと寮の同室になったのは、バスケ部1年生の黒部春虎くんだった。部活に一生懸命取り組む春虎くんを純粋に応援したいと思うスイだったが、彼のまっすぐすぎる性格と物言いにタジ...続きを読む

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  • 「好きだな」―告白と同時に恋心を自覚した―
    陽キャのクラスメイト・高良への気持ちは、天城が自覚したと同時に口からこぼれ出した。
    それに対する高良の答えは淡白で、「いいけど。付き合ってみるか。」それだけだった。
    日常生活の中でひっそりと始まった「お付き合い」だったが、自分だけが恋を実感する苦しさ...続きを読む

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  • 公園で倒れている十嘉(トウカ)を助ける五十鈴(イスズ)。
    十嘉は異質の才能を持つバイオリニスト。五十鈴は重度の難聴を患っており、ほとんど耳は聞こえていません。
    ひょんな事から出会った正反対なふたりが、お互いを知って徐々に心を通わせてゆく物語。

    光と影の演出がとても印象的な本作、作者の麻生先...続きを読む

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  • 10年前に戻れたら何をしようかな~なんて妄想は皆さんもよくすると思うのですが、代わりに10年前の自分がこっちにきてしまっていたら、どうします…??

    圭太と桔平は付き合って10年目のカップル。
    もちろん仲はいいのですが、付き合いが長いだけにややマンネリも感じていて…。
    これと言って不満もない...続きを読む

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  • 中学校を卒業したその日に一家離散、散々な経緯で当たり屋をしていた青依(あおい)。
    その日は通りかかった高級車をターゲットにしたが、車に乗っていた印南(いなみ)に飛び出しがわざとであることを見抜かれてしまう!
    仲間に見捨てられその場に残された青依。そんな彼に印南は「警察に突き出されたくなければ俺の...続きを読む

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  • 飼っていたインコが死んでしまい、ショックで泣いていた大進。そんな彼を慰めてくれたのは観光に来ていた大学生の宝でした。
    大進は、宝のことが忘れられず福岡から上京!
    無事に大学で宝と再会を果たすが―――。

    大進、なんという行動力でしょう。彼の行動力がこの素晴らしいBLを生んだのだと思うと感謝で...続きを読む

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  • 地元の海洋学校への転入が決まり、故郷の島へと帰ることになった鳴海(なるみ)は、船の上で同じ海洋高校の1年・神崎碧(あおい)と出会った。神崎のことが気になって仕方ない鳴海は、彼を見かける度に声をかけるが、どうやら彼には鳴海と距離をとりたい理由があるようで…。もっと近づきたい、近づいてほしくない、正反対...続きを読む

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  • 「BLはファンタジー」という言葉を耳にすることがありますが、この作品はまさにそういったジャンルのBLでした。

    言い争いの絶えないケンカップルをくっつけるために、あなたならどんなストーリーを考えますか。
    答えは簡単!彼らに手と手がくっついてはなれなく魔法をかければいいんです。
    タロ名先生、B...続きを読む

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  • 凪は大学に入学したての新入生。
    夕はそんな凪の先輩であり、アパートの隣人でもあります。
    この作品では彼らの流れるような関係構築に驚かされました。
    いくつも奇跡が重なるのですが、それでいて自然なところが最高です。

    まず初手相合傘。おそらく急に降ったであろう雨に濡れる凪に差し出される傘。
    ...続きを読む

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  • 夏が始まると「夏が始まったな~!」と思うし、ちょっと涼しくなってくると「夏、終わったなぁ」と思うんですよねぇ。
    なんとなく、夏だけは始まりと終わりをちゃんと意識しちゃうというか…。
    この作品は、そんな夏のなかの出来事を切り取ったお話です。

    イケメンの佐伯とその同級生の渉。
    ふたりは映画好...続きを読む

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  • すさんだ気持ちになると「かわいくて優しい物語が読みてぇ…」という気分になるときがあります。
    そんなときのストックとして、『海辺のエトランゼ』は最高の作品です。

    沖縄の離島を舞台に、小説家の卵でゲイの駿と両親を亡くした高校生の実央が出会い、
    ふたりの恋が実るまでのお話。

    どうやら駿は訳...続きを読む

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  • 大学で人気者のセンパイから、自分だけに向けられるいい顔面。
    これは独り占めしたくなっちゃうでしょう!

    『俺のセンパイが心臓に悪い』は、その名のとおりドキドキと心臓に悪い作品です。
    BLは少し心臓に悪いくらいが栄養になりますね(??)。

    コミュ症でコワモテの猪原は空気を読むことが苦手。...続きを読む

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  • 『ライオン如きの国から』はケニアからやってきたルカと彼を受け入れるホストファミリーのマコトのお話。

    まず、ルカがいいですね!
    でかくて、明るくて、褐色で、筋肉質な身体つき。萌え要素がつまっています…。
    挨拶の直後にペットのウサギをみて「太ってておいしそう」なんてジョーク(??)をかますなど...続きを読む

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  • 世間知らずで、顔が良くて、歌声がきれいで、はだし。
    天使様が地上に現れたとしたら、こんな感じなのでしょう。

    『はだしの天使』は掟を破り天使でいられなくなったベンジャミンと靴職人の青年ターナーの物語。
    息が白くなるような冷えた冬の日、天界を追放されはだしのまま公園のベンチに座る彼を保護したタ...続きを読む

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  • 片思いしていた相方に振られた芸人の成瀬(ナル)。
    ゴシップによってゲイだということまでバレてしまい、仕事も干され気味…。
    気晴らしに訪れたゲイバーで美青年のヒカルに出会い、
    そのままお持ち帰りされ、一夜を共に…。
    しかし、翌日衝撃の事実が発覚。ヒカルは再会したナルを脅し、さらに関係を迫る…!...続きを読む

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  • 高校入試の当日、人ごみの中から顔がはちゃめちゃに好みの皇城(すめらぎ)(受け)を発見した泰誠(攻め)。
    「自分の理想が服着て歩いてるみたいだった」と一瞬で夢中になり、なんとその場で告白してしまいます!
    皇城の顔しか見ていなかった泰誠。
    告白した相手が男であることにすらそのあとで気付きます。
    ...続きを読む

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  • バディもの、いいですよね。ふたりがそれぞれ違うふたりであるほどに際立つ魅力。
    『マイディア・エージェント』には良質なバディから摂取できる栄養がこれでもかと詰まっています。

    青柳理一(受)は一見クールビューティながら、実は恋愛経験皆無でウブ。
    距離近めでグイグイくる橘真利生(攻)にタジタジ。...続きを読む

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  • 「湊さん、俺性欲あります。俺と友達になってください。」
    祖父から小さなコインランドリーを継いだアラサーの湊晃(みなとあきら)が出会ったのは、顔がどタイプのイケメン高校生シンだった。シンは夏休みの間毎日コインランドリーにやってきて、どうしてか湊に直球で愛を伝えてくる。高校生に手は出せないと断る湊だっ...続きを読む

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