あらすじ
他人に合わせすぎて、自分を見失っていた大島凪。すべてを捨ててはじめた新生活は人間関係も心地よく…。でも、新たな恋の予感に胸がざわついて?【※この商品は「凪のお暇」2巻を1話ごとに分冊したものです。購入の際はご注意ください。】
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テレビで好きになった
テレビで見ていて面白かったので見てみました!絵が少し昔っぽいかなと思っていたけど、読むうちにどんどん引き込まれる本です!
泣ける
子供ながらに友達と合わせるために好きでもないものを好きなふりをし、住んでいる家さえ偽って、そんな風に卑下した自分を優しく受け入れてくれる凪との出会いが彼女にとって救いになるのならこれ以上のことはない…
じんせいいろいろ
子供だっていろいろあるし、敏感だし気を回しているんだということを思い出させてくれる話。
人の親に読んでもらいたいなとおもいました。
8
そして隣の美少女もまたこちら側の子だった、と。
ちょっと出来過ぎな感じだけど凪に心の友ができて良かったしうららちゃん良い子だし。
そしてゴンさんのタラシっぷりw
「今、目の前にあるものの中で工夫して楽しんじゃう」って良いセリフだなぁ。白菜のグラタンのレシピがすごく参考になります。美味しそうで今すぐ作りたくなってしまいました。
子供の我慢
過呼吸で都心の会社をやめ郊外のアパートに引っ越したアラサー女性の人生の立て直しのお話の第8話。
お隣さんのゴンさんの部屋とは反対側の隣に住んでいる小5のうららちゃんは歳のわりに大人びた女の子だ。
凪の髪をフワフワの大型犬に見立ててなでたりしているけどシングルマザーのお母さんが仕事で忙しいなか家事をよくやるのを見て凪は自分の子供の頃とは大違いだと感心する。
朝学校の友達を見ると彼女たちと話が合わないからと一緒にいる凪に隠れてしまう。
でもいることがバレると普通に友達と話を合わせる器用さも持ち合わせている。
そんなうららちゃんの好きな遊びはあやとりと、同世代の女の子と違って渋い。
それを凪と一緒に遊んだあと彼女が差し出したのは、凪が子供の頃母親が仕事の時に一人で食べていた安いビスケットだった。
それに子供時代のいやな思い出を思い出してしまいブルーになっている凪に対しそのやりとりを聞いていたゴンさんは彼女は達観していると評した。
しかしその後町を歩いているとうららちゃんが友達と魔法少女の話題で盛り上がっているのを目撃。
ほんとはそれが好きだけど、他の子と違っておもちゃやゲームを気軽に買ってもらえないから興味のないフリをしていただけだった。
お菓子もボソボソのビスケットじゃなくてみんなみたいにいろんなお菓子が食べたいけどお母さんのために我慢している彼女を見て凪はお金がかからなくても今あるもので工夫してみるのはどうかと自分の経験を踏まえて提案した。
その後凪が教えたあやとり用の毛糸で作ったボンボンが彼女の鍵についているのを見た凪は嬉しさで膝が震えたのだった。
みんなが手に入れられるものが金銭的に苦しくて手にできないから興味のないふりをする。
それはとても悲しいけど子供じゃどうしようもできないだけに苦しい。
凪がその経験からどうすればいいか知っているからこそうららちゃんの心に響いたんだなぁと感動した。
「うちはうち、よそはよそ」、本当に伝家の宝刀で、使ってしまいますが、使いすぎはよくないなって、本筋とは関係ないことを考えてしまいました・。
うららちゃん
隣人の人たちともうちとけてきて、みなそれぞれ理由もあるだろうけど、凪も楽しそうでよかった。ゴンさんが何気に好きなので、次回はもっとでてほしい。
貧乏くさい
小学生があそこまで達観できるわけないよねー。そっちの方が心配だわ。
しかし貧乏くさい遊び教えるなぁ。
ポンポンキレイに作ろうと思ったら結構な量の毛糸いるんだけどな。