【感想・ネタバレ】おまけのこ(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

一人が寂しくて泣きますか? あの人に、あなたの素顔を見せられますか? 心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「しゃばけ」シリーズ第4弾は、ますます味わい深く登場です。鼻つまみ者の哀しみが胸に迫る「こわい」、滑稽なまでの厚化粧をやめられない微妙な娘心を描く「畳紙」、鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。じっくりしみじみ、お楽しみ下さい!(解説・谷原章介)

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ネタバレ

【しゃばけシリーズ04】
短編集5話。狐者異の話はちょっとせつないし、若だんなの栄吉との思い出話は、甘酸っぱい青春のようなお話。大好きな鳴家が活躍する話もある。
でもその中で私が大ファンになっているお雛と屏風のぞきのやりとりのお話「畳紙」が本当にいい。
お雛の悩む心は同感できるし、屏風のぞきの優しさに心うたれる。

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2025年04月11日

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ネタバレ

読み終わってから表紙見ると、この話のイラストかとほのぼのする。
どれも良かったですが、「畳紙」「おまけのこ」が特に好きでした。「動く影」は江戸時代ジュブナイルみたいな。子供時代の冒険話で児童書みたいでした。
「おまけのこ」は家鳴りがめちゃめちゃかわいい…。迷子になった猫のような。飼い主は自分ちの子は見分けられますからね。お菓子沢山食べてね。

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2025年06月23日

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ネタバレ

おまけのこ

日本ファンタジーノベル大賞を受賞した「しゃばけ」に続いて「ぬしさまへ」、「ねこのばば」、そして「おまけのこ」と四作目となった、病弱な若旦那と物の怪達の人情・推理・時代小説です。
今回も、病弱で寝付いてばかりだがすこぶる聡明な若旦那の推理が冴えます。このシリーズで最も好きな点は、人生の負の部分をほどよい加減でしみじみと物語る所でしょうか。
妖怪からも疎まれる妖怪こわいの話。どうしても人前に化粧なしでは出られないお雛さんの話。吉原の禿を足抜けさせる話。
でも、不思議なのは畠中さん(竹蔵とほとんど同じ年なので)の本で好きなのはこのシリーズだけで、現代ものや時代物でも「ゆめつげ」なんかは下手な作家だなーなんて思ってしまいます。
きっと、このシリーズは若旦那や犬神の佐助、白沢の仁吉、屏風のぞきや家鳴りなどのキャラクターがもう勝手に動き出して、物語を自然と作り上げてしまうのかも。なんせみんな物の怪ですから。

竹蔵

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2024年05月20日

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ネタバレ

今回も楽しました(笑)『こわい』『ありんすこく』は少し変わった感じがしたかな。良かったのは『畳紙』『おまけのこ』(笑)こういったシリーズ物の短編集はわき役たちの物語ができるのがいいですね(笑)屏風のぞきや家鳴達の活躍(?)がいいですね(笑)『動く影』のような昔の話もいい(笑)ここに登場した子供たちが大きくなって登場してくるとまた面白そうですね~(笑)

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み心地がよかった。
「畳紙」と「動く影」が好き。

解説で谷原章介がしゃばけシリーズの話について、「まるで神様が今まで気になっていたこの場所にズームインしてみよう」と言っていたのがその通りだなあと思った。
著者はしゃばけの世界を俯瞰して丁寧にみていて、「次はここのお話しを書いてみよう」という印象を受ける。
漫画作品だと、主人公以外にフォーカスする話を読んだことがあるけど、小説では初めてかもしれない。
今でこそ長く続くシリーズとわかっているけど、読者を急かさない話しの進み方から、著者がこのシリーズに丁寧に向き合っていることが伝わってくる。
だからこその長く続くシリーズなのだなあと感じさせる短編集だった。

今までシリーズを読んできて、著者は相当鳴家をかわいく書いているなあ…と感じていたけど、自分はいまいちそのかわいさがわからなかった。
だけど今回の「おまけのこ」で、「はいかわいい!降参!」となってしまった。

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2024年12月25日

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ネタバレ

他の本に浮気していたので、読むのが遅くなってしまいましたが、最後の表題作は鳴家が活躍(?)しておもしろかった。
かわいいなぁ。
うちにも現れないかな。

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2023年08月30日

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