【感想・ネタバレ】MAO 15のレビュー

高橋留美子

非業の死を遂げた、あの男が甦る――！？

化け猫騒動を聞きつけ、
とある村へ向かった摩緒。
そこには猫鬼と、
五色堂の男の姿も…
時同じく、白眉と幽羅子も
動き出し――

因縁の者達が、
ついに邂逅を果たす――！？

[dlin · ★★★★★]

また一つ明らかに

紗那と大五、紗那と幽羅子の過去の関係が一つ明らかに。でもまだまだ明かされていないことがたくさん。明かされること一つ一つがとても重いので次巻も覚悟して手にしなければ。命を人の手で操ることの業の深さを華紋さまの話からも改めて感じる。

＃切ない ＃ドキドキハラハラ ＃ダーク

[ブクログ · ★★★★★]

もともとこの話は、「うる星やつら」や「境界のRINNE」「らんま1/2」のようなコメディの要素は少ない作品でしたが、今回の巻はほぼまったく笑いの要素なしでした。
15巻まで進んで、今さら言う話ではないですが、そういう話を求めている人はたぶんこの作品は受け付けないだろうなぁ。
むしろ、「人魚の森」や「笑う標的」のような作品が好きな人にはハマるでしょう。

今回の巻は、大五らしき人物がやっと登場しました。
次の巻からさらに話は動きそう。

[ブクログ · ★★★★☆]

表紙がもうネタバレな気がするが（以前から予想はついていたものの）
驚かされたのは、紗那と幽羅子の関係性。
どうして幽羅子が紗那の姿をしていたのか。
御降家の闇と謎はまだまだ深そうだ。

過去の件が明らかになる一方で菜花の存在感が薄かったけれども、前述の件と久々に華紋＋紅子さんの出番があってテンション上がった15巻。
いや本当に人が丸くなった華紋さん。
そしておいしいところで次巻に続く。
夏野さんの謎とセットで本当に気になる土の術者たちである。