あらすじ
桑乃木のことを古臭いとこきおろした周だったが、いち日の料理を食べてその美味しさに感動する。そして、いち日がここで料理をしてくれるなら「ぼくがこの店を立て直す」と言い出す。しかしいち日は周のことがまだ信用できないでいた。そんな二人が初夜を迎えることに――。
...続きを読む感情タグBEST3
いち日作のパンドミ美味しそう
19歳だけど周さんは経営立て直せそうな雰囲気はある!けど、いち日は任せるまでにはまだ信頼できないよなぁ。
胃袋をつかまれた
周さんだけでなく、読者の胃袋も掴まれた感じです。こんな朝食、素敵すぎる。お昼のお弁当も美味しそう。この本が刊行された時、関東に住む私はまだこのたまごサンドを知らなかったかも。
どんどん興味深く面白くなってきました。これはこの先がとても気になる!
時代背景や京都と大阪に話の展開と、まるで朝ドラを見ている気分。寧ろ朝ドラとして見てみたい作品です。
周くんの気持ちがどこに向いてるのか気になります!!好きな人がいるっていうのも嘘をついてる気もするし、先の気になる作品です!
絵はあまり好みではありませんが(面長に見えてしまって…)、2人が徐々に心を通わせていく距離感や、料理に対して真摯な描写が親近感を持てます。
ながたんと青と-いちかの料理帖
昔の家同士の結婚はこんなにあっさりしたものなか。好きな人がいても家のために結婚するし、仕事も決めるし、愛人とか当たり前だったのかなとそれは助かりますってめっちゃ傷つきます。
匿名
3
京都の東山にある料亭の長子であるものの京都のホテルの厨房係として働いている桑乃木いち日は昔結婚していたものの夫が戦死したことでここ数年はずっと一人で生きていくと決意をして生きてきた。
しかし料亭で働いていた妹のふた葉が大阪のホテル経営者の三男とのお見合いを嫌がり駆け落ちしたことでいち日にその結婚が回ってきてしまう。
しかも相手は19歳で34歳のいち日とは年が離れすぎているにも関わらず結婚を嫌がることもないお相手の周はどうやら他に好きな人がいるもののかなわないということらしくこの結婚をするつもりでいた。
結婚式を挙げた二人だが基本的に淡々としているうえに青さ満載の周は周りを敵に回しかねないようなことを平気で口にすることもある。
そんな周に手料理を作ったいち日はあなたがこの料亭で料理をするならここの経営を立て直すといわれたが…。
時代なんだろうなとは思うけれども、しがらみが多いいのって息がつまってすごくいやな気分です。それにしても、いち日さんのお母さん、何かんがえているんだろう?
いち日の夫の周さん。19歳で大学生でかなり生意気。でもいち日さんの料理は大好きみたいで食べてる姿がかわいらしい。店も建て直そうとしてるみたいで、案外好い人かも。