あらすじ
何者かによって
”球”がこの地上に投げ入れられた。
情報を収集するために機能し、
姿をあらゆるものに変化させられる
その球体は死さえも超越する。
ある日、少年と出会い、そして別れる。
光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……
刺激に満ちたこの世界を彷徨う
永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語。
シェルターでミズハノッカーと結着をつけ、学園で偽フシを撃退したフシと仲間達。本物のミズハも取り戻し、再び日常が訪れる。平穏な日々が戻ってきたとはいえ、まだまだ問題は終わっていない。ユーキの体に巣くうノッカーをはじめ、世界にはまだ膨大な数のノッカーがいる。ミズハ達もおのおの人生の選択を迫られていた。そして近づく、サトルが観察者でいる最後の瞬間。時代は今にも、新たな姿を迎えようとしている。そこで問われるフシの決断とは。これは人と人ならざる者が共に生きる物語。
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Posted by ブクログ
静かに日常が過ぎてる感じだけど、黒いのがいなくなり、ノッカーが世界に知れ渡りと、結構状況が変わったかも。
黒いのの目的やフシの生まれた理由がわかってスッキリした。ノッカーていつから出てきたんだろ?フシは能力獲得しなくてよかったんだろうか…フシはこの世の管理者として作られたんだろうけど、好きなようにすることを咎められてもいないんだよな。万能で、やるべきことがあっても、フシの視点って結構低いんだよな…60年どうしてたんだろ。毎日仲間の様子見ながら右往左往してたのかな…それを続けたいのかな。
あと、ミズハのフシへの恋、綺麗な形で終わって良かった…先祖代々なんか怖かったから…。スミカが嫌い…サトルを赤ちゃんみたいに扱ったり、フシを暴力で排除したり、横暴すぎる…スミカがバカだからなんだろうけど…ノノの正体がわかった時は、逆に考え込まずに済んで良かったのかな。