感情タグBEST3
高校生くんが愛しくて。あの子を見てると人って悪くないなぁ〜って思えるから。温かくて優しい。主人公とは結ばれなかったキャラにこんなに思い入れを持ったのは久しぶりでした。当て馬でもモブでもない、大切な立ち位置にいる子でした。私は大好きです！！
情熱的で運命的な恋を待っている、といいつつ、まあ普通に幸せになれたらなぁ…と思いながら生きる人は少なくないのでは。
主人公もきっとそう。
取り留めもない日々。朝起きて、仕事に向かい、帰宅してご飯を食べて眠る。休日は家でごろごろ。そんな変わらない毎日。
そよ風みたいに、優しい恋が訪れ...続きを読むる。
誰かは憧れるはずの「普通」の幸せ、がここにはあるかもしれない。
あ〜お試しで読んだら気になって、やっぱり購入しちゃった(笑)。
誰かに優しくされるとそのひとに好感を持つ。
それがちょっと好みのひとだったら...淡い恋心に発展して、勝手に期待したり幸せな妄想をしてみたり。
大好きで信じていたひとに否定されれば、自分の存在価値を見失うし、死にたい気持ちにだ...続きを読むってなる。
「優しさに弱い」主人公の生き難さの逡巡が、読者の心にじんわりと響く。
ノンケの店長がいつ主人公に堕ちたのか...「一緒に食べるご飯が美味い」これかな。
「優しさがうすっぺらい(笑)」店長とのお付き合い、これからも人生の電車を乗り降りしながら
ふたりで最終駅までゆくのでしょう。
自分の何気ない行動や一言が、誰かの救いになるかもしれない、その逆もしかり。
人肌が恋しくなると同時に、誰かに優しくしたくなる幸せな読後感でした。
京山さんの優し気な絵柄、大好きだなぁ。
主人公のモノローグと塞いだ表情、あやふやになりがちな言動などが、人間の弱さや脆さを痛烈に描き出している。それが柔らかくじわじわと胸に染み入って来る。
不思議な穏やかさと熱を持った作品だと感じた。
ある日出会った少年存在が、主人公の揺れる心が底なし沼へ落ちないよう導くようで良かった。 新しい恋はやっぱり揺れる心の所為で勝手に悪い結末想像したり・・
表題の通りファンタジックな読後感でした。
ストーリー脇のコマがノートのイタズラ書きみたいに小さいくせにやたらイロイロ伝わってくるものがあってちょっと...続きを読むツボる
極彩色ではなく、鉛筆ような繊細な京山先生のタッチで描かれるハートフルストーリー。
起承転結が激しいわけでもなく、ゆったりとした雰囲気なのに読んでいくうちに不思議とお話にのめり込んでしまう独特のセリフのテンポやモノローグが持ち味。
京山先生作品の読後は春先の縁側で寝転んでいるような、ほわぁ〜と心の片隅...続きを読むが温かくなれる感じがクセになります。
京山あつき先生の作品は、台詞一つ一つがしんみり深くて好きです。急激に萌えるわけではないけれどじわじわと腹の底があたたまる言い回し、展開と気付きがありBLに止まらない世界観でこころを癒してくれます。扇情的ではないですが、数ヶ月に一度自分の人生を軌道修正するような感覚で読み返しています。
読み始めて最後どうなるのか、なかなかわからない作品でした。基本的にハッピーエンドが好きなので、主人公が幸せになってくれたらいいと願いながら読みました。最後はちょっとうるっときて、よい終わりでした。
泣いていたはずなのにふと〝目の前にDKの股間…〟って…笑笑 あるある
主人公のモヤモヤ、もだもだ、自意識過剰、生きるということ、カンパネルラ…とても共感しました。
お相手が店長！？というのが意外でした。
京山あつき先生、初読みですが、めちゃくちゃ良かった。
最初は、絵に萌えないかも〜なんて思いながら、でも個人的にたぶんすごく好きな気がするって匂いがプンプンしてて。うん、大正解でした！
もう、ストーリーやセリフ、情景、すべてが素晴らしく響く。絵柄と同様、派手さはなくて、静かに優しく染み入る感じ...続きを読む。なんていうか、好きな人にはどハマりするテイストだと思う！
店長も高校生もキャラが素晴らしく愛おしい。主人公の人となりや佇まいもたまらなく好きだなあ。魅力的な人物ばかりで、京山先生の力量に感服です。
読み始めは1年前の失恋にいつまでもウダウダとと思いましたが、違うこれはその事だけではない彼が繊細だから。しかもガラス級の。加納さんが愛おしく思えてきます。絵はまるでクロッキーみたいで軽妙、線に迷いがない感じ。おおそこに着地したか。素晴らしいストーリーテラー。お店の名前もジョヴァンニで洒落てる。
初めてこの作家さんの作品を読んだのは、もう10年以上前ですが、
絵柄も雰囲気も、変わらず…何とも言えない空気感があると思います。
好みが分かれるかも知れませんが、私は好きです。
凄く変わった設定や人物が出てくるわけじゃないんですが、
ありそうな出来事を、素敵に汲み上げて描いているような…
言葉づか...続きを読むいやエピソードに、心が癒される気がします。この作品は、読後
ホッと温かい気持ちになりました。
オススメかは分かりませんが、私には刺さりました。
加納さんにとって何がハピエンなのか。実際には死ぬ直前じゃないと判断出来ないかもしれない。
求めて求められて一緒に居る事が出来る奇跡のような出会いを、今、大切にするだけ。それすら踏み出す勇気が要るからＤＫとの出会いは決して無駄ではなかったと思う...続きを読む。
柔らかい作品なのに読後もぐるぐる答えを探している気分。
本当に素敵なストーリーです。何回も読み返したくなります。ほぼ毎日、寝る前に読んでホッとしています。ただただ2人がいつまでも一緒に生きて行くんだと思うだけで、胸がギュッとなります。とても、おすすめの一冊です。
感動した！
匿名 2021年11月02日
なかなか受けの経験がきついものを感じるね。
失恋の痛み、相手に言われた言葉とか･･･
日常のちょっとした出会いに助けられていく過程が良かった。私にも、こんな事が起きないかと思ったり(笑)
最後に、受けの幸せな姿が見れて良かった。
泣けた。
気がつくと泣いていました。
劇的な展開などはないけれど、1つ1つが心に染みる。
なんでしょう、この世界観。心境などの表現が別格ですね。
すごく好きです。
静かな日にゆっくりと読みたい作品です。
繊細で綺麗な絵、共感しかないモノローグ
加納くんの心の浮き沈みがとても人間らしくて、本当に生きてるみたいだった
静かな夜に、しみじみとこの世界に浸る幸せ…
銀河鉄道の夜が大好きなので、余計に沁みました
カンパネルラありがとう！
「ヘブンリーホームシック」
「スリーピングバグ」で京山先生のファンになり、ネットでも好評価だったので購入しました。
1年半前の失恋からなかなか立ち直れない加納さん。寂しさと孤独に埋もれてしまいそうになっている時に、駅の3番線ホームで爽やかな高校生君に出会います。
高校男子にときめいたり、職場のバイ...続きを読むト君にイライラしたりする加納さん。
今までとは違う人間関係に触れることで、無気力だった加納さんの意識が少しずつ外側に向くようになっていきます。
寂しさは厄介でなかなか解消されません。
恋愛感情とは限らず自分に好意を持つ人と会話をしたり食事をしたり、寄り添ったりすることで薄皮が剥がれ落ちるように忘れていきます。
寂しい大人同士が寄り添うことで恋愛に変化していくのは自然なことなのでしょうね。
ベランダでお互いの色っぽいポイントを指摘するシーンはこちらまでドキドキしてしまいました。
静かにのんびり進むだろう2人を想像しながら、これからも何回も読みたくなる作品です。
表紙も素敵です。
加納さん、カッコいい！
個人的に加納さんのビジュアル大好きです。
あと、高校生君のおかげで加納さんがダークサイドに落ちずに幸せになれました。
高校生君、グッジョブ！
あらすじ、読んでたはずなのに、何故か高校生とくっつくのかと思ってた（笑）
京山先生のご本はこちらが初めてなのですが、ゆらゆら、ぐらぐら、空気感がとても好きでした。現実世界にいるような、夢の世界にいるような。
高校生が分岐点で、それが意外でとても良かった。店長の言葉も悪気とかじゃなくて、でもグサッ...続きを読むとくる言葉、あるよね。言ってしまうこともある。
最後に幸せになれて良かったー！
初読でも充分面白かったけれど、銀河鉄道の夜をたまたま読み、久しぶりにこれを読み返したら、心に染み入りすぎて驚愕です。特にカンパネルラの立ち位置である高校生の印象が変わりました。救いを得た加納の本当の幸せを自分も一緒に探しているような感覚を持ちました。
店長とのベランダでのシーンは温かで良かった...続きを読むです。カンパネルラに例えた高校生とのあてもない電車旅の雰囲気が最高でした。2人の会話とモノローグに胸がキューっとなります。人生を電車に例えた表現もすごく良かった。洋装店名もなるほどとなります。
ふわっとした絵のイメージ通り、ナイーブな彼が振られたことをずっと引きずっている、日々のちょっとした徒然なる思いが綴られていて、最初は捉えどころがないです。
ある日、ちょっと悲観的な気持ちになっていたら電車に飛び込むと勘違いされて助けてくれた可愛い高校生に出会う。
実際には死のうとしていた...続きを読むわけではないんだけど、この高校生君にやっぱり救われたんですね。普通銀河鉄道といえばジョバンニを引き合いに出すことが多いけど、カンパネルラだし、銀河鉄道の旅みたいなちょっとした非日常の数時間が、心の旅になっている。上司とのHも愛があってジーンときますね。
基本、がっつりエロ有りが好きなんですがコレは無いのにいい！
とてもイイ！
何がいいとははっきり言えない。
でもいい。
ぜひ読んでみてほしい。
Posted by ブクログ 2019年04月16日
今まで京山さんの漫画は面白いんだけれどしっくり来ない…だったが、今回は面白いししっくりきました。
主人公の心理描写がわかりやすかったからかな…
主人公や店長の上手く生きることができない感が愛おしい。
Posted by ブクログ 2019年03月10日
相思相愛と信じていた恋人にフラれて恋に臆病になっているが、ちょっとした事に心が動いたりときめいてしまうっていうの、すごい分かる！
素敵な出会いとトキメキは、駅で出会った高校生と、勤め先のテーラーの店長。
セリフがとてもロマンチック。心情も共感できる。銀河鉄道の夜を読むなりあらすじを調べてから読むべし
Posted by ブクログ 2024年01月06日
タイトルも物語の雰囲気もとても優しく
どこか切なくとても良かった。
何気ないちょっとしたセリフや描写が素敵だ。
普通に暮らしていく中にふと落ちる影や寂しさを抱えながら
ちょっとしたことで救われ、ときにそっと寄り添い、別れ
生きていく。
柔らかな物語だった。
延々と加納さんの心の声を追っていくストーリーですが、
常にネガティブなんですけど人間臭い加納さんが良いです。
加納さんの行きつく終着駅が楽園であることを願う。
1年以上前に出ていった恋人をまだひきずっている主人公。高校生が新しい相手かと思いきや店長登場。1話終わってまだ恋心にもなってないけれどこのゆっくり感が心地良い。主人公の人生に対する諦観に共感します^^;
おしゃれな表紙に引き付けられます。主人公のモノローグがつらつらと続いて、繊細で弱くて傷つきやすい心の内が自然と読者に伝わってきて共感してしまいます。
後からじわじわ。でも 一言ではすまない感想。ずいぶん長い話を読んだ後みたい…。訳もわからず置いていかれるって最悪。そうまでして相手の気持ちの中に残像を…未練を爪痕を残したいのはもう悪意。別れると決めた方にはあったとしても忘れられる何があるからズルい。そんな理不尽ぽいものをネガティブだけどドス暗い何か...続きを読むに替えないで絵描いてあるのが新鮮でした。天使が居たからって言うキーワードが良い
Posted by ブクログ 2019年04月20日
加納くんのセクシー、わかる！私もそう思ってた！
もう、思考がいちいち「わかる！」なんだよ。あと全身のバランスが素敵。加納くん素敵。顔は好みじゃないけど素敵。
店長はいつから加納くんのこと気になってたのかな。加納くんは「服も小物もとてもよく映える」って言われた時からかな。いやでもそのあとどっちでも煩わ...続きを読むしいってのも本音だよなぁ。もうこの洋装店勤務って設定が素晴らしいよな。
しかしカンパネルラ天使だな。カンパネルラもそっちなのかなって考える私はゲスいのかな？
とても良かった。
Posted by ブクログ 2019年04月26日
同棲していた彼にふられたゲイ受け。電車のホームで出会った高校生にときめいたり、勤め先の店長にときめいたり、前彼を引きずったり…という受けのぐるぐるした心情が繰り広げられる一人劇場。受け以外の心情を見せてくれたらもっと良かったのに…受けのどこに惹かれたのかよく分からなかった。そして高校生攻めを期待して...続きを読むいたのだが…
店長との恋話になるまでがもだもだしてて、途中で飽きそうになりました。高校生との出会いは必要だったのかもしれませんが、私的には無駄にページを稼いでしまっている印象でした。
