かむお。さんのレビュー一覧
レビュアー
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ネタバレ 無料版購入済み
成長過程のガールミーツボーイ
無料で読めるところまで。
物語りは自己肯定感の低い椿ちゃんと、真面目イケメン学校の有名人の五十嵐くんが
新しい学年で隣の席になるところから。
少女漫画の王道パターンですが、まぁコレあまずっぱい。学校行事やら委員会やら部活やら、
季節と時間と並走しながら、やがてふたりはお互いの存在を掛け替えのないものに
していくのだろうな・・・という予感。とゆーか、最新刊では無事にくっ付いてる?
気になるのはふたりを取り巻くクラスメイト達。
大人しい椿を"地味"と下に見る子や、五十嵐くん達を"別世界の人"と理解を拒む子。
一癖ある彼らがどんな感じでふたりを受け入れたのか -
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ネタバレ 購入済み
スピンオフ。単独で読めます。
エドとレイの本編より彼らの卒業後、別の主人公を立てたスピンオフ。
貴族・ストーク家の双子の兄・スタンと、爵位持ちヴァンフィール家の養子・桂人。
2人の共通点は親から「虐待」を受けていた(もしくは現在進行形)こと。性的暴力アリです。地雷の方は要注意。
物語は童話「幸福な王子」をベースに愛情に飢えた2人の出会いといく末(2人がくっつくまで)を描いていきます。
スタンは計算的あばずれを装った、才能豊かなドヘタレくん。
ケイトは小鳥ちゃんな外見からはかけ離れた、芯の強いサバイバル上等の男前。
意外だったのはケイト。守られるだけのかわいこちゃんじゃない。
底辺と辛酸味わいつくし -
ネタバレ 購入済み
人生という名の電車。
あ〜お試しで読んだら気になって、やっぱり購入しちゃった(笑)。
誰かに優しくされるとそのひとに好感を持つ。
それがちょっと好みのひとだったら...淡い恋心に発展して、勝手に期待したり幸せな妄想をしてみたり。
大好きで信じていたひとに否定されれば、自分の存在価値を見失うし、死にたい気持ちにだってなる。
「優しさに弱い」主人公の生き難さの逡巡が、読者の心にじんわりと響く。
ノンケの店長がいつ主人公に堕ちたのか...「一緒に食べるご飯が美味い」これかな。
「優しさがうすっぺらい(笑)」店長とのお付き合い、これからも人生の電車を乗り降りしながら
ふたりで最終駅までゆくのでしょう。 -
購入済み
笑いあり涙あり人生讃歌。
しんどい。この状況は、しのぶもマコも二人を見守る周囲の人々もみんなしんどい...。
コミックス表紙じゃ完全に背中合わせになっちゃってるし!
ウイットに富む会話もギャグシーンもてんこ盛りなのに、主人公達に常に寄り添う不穏な雰囲気。
10年の人生の実績?の差が二人の気持ちをすれ違わせて...。
マコが誰か(東條)に抱かれていた事実を確信するしのぶ。
オネェのしのぶが攻めに転じると男言葉でマコを攻め立て...何これめちゃ燃えるわ...。
そういえばコミックス1巻で、荒れて殴りかかるマコの拳を片手で受けてましたね。
努力家で英語もペラペラ、しのぶはオネェだけど男らしく懐深く、
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ネタバレ 購入済み
ふたりの人生はつづく。
「愛と混乱のレストラン」シリーズの最終章。晴れて恋人となった「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」の支配人/理人とシェフ/久我のその後。
理人にべた惚れの久我は相変わらずですが、刮目すべきは理人の人間らしい成長。
ちゃんとお腹がすいて、久我のいないひとりの食事を「美味しくない」と思える理人...
人間は七年で細胞が入れ替わるという...「あんたの身体を全部、俺が作ってやるよ」と同居をせまる久我がいい。
オーナーから「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」の売買を持ちかけられた二人の出した結論は...
かつてのオーナーのように、パーティの開かれる「ル・ジャルダン・デ・レーヴ」の美しい薔薇の庭に、
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購入済み
「成長」と「進化」。
美しき清居をとことん信仰(?)する平良ですが、実は超努力型の清居と、気持ち悪いが天才肌の平良。この二人の対比が面白い。「家電のスタンス」を語る平良への清居の突っ込みと、(言われた通りに)清居の気持ちを推し量ったのに、ビミョウに外す平良への清居の突っ込み。特に秀逸なのは「スターゲイザー」の章。この章だけ何度も読み返して、いつも同じ所で吹き出してしまいます(笑)。今回は自分とは正反対の役柄をたゆまぬ努力で乗り越える清居のお話。次は平良の個展のお話でしょうか。個人的に気になるのは平良の師匠・野口。平良の才能を目の当たりにして無言で出て行く姿......辛い...。作者の凪良先生いわく息の長いシリーズ
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ウルルン「ルター」滞在記!!
恋人同士になったカルタカとリョウイチロー。今度は二人でカルタカの故郷「ルター」の村へ。まぁ外国人だし男の「嫁」ですからね、素直に受け入れられる...わけもなく問題は山盛りです(笑)。村の子供達から女性達、カルタカの家族とラスボスはカルタカを長にしたい長老達。いくつもの困難を乗り越えて幸せに集結するのがBLですから、そんな点ではとっても安心、とっても幸せな読後感。リョウイチローの前でだけ甘えモードになるカルタカに萌えました...。もちろん肌色シーンもエロいしアツいです。最後、作者エンゾウさんの作画についてのボヤキが...(笑)。ほんとトーン地獄。そんな苦労を乗り越えて感動をありがとうございます。
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購入済み
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