デブラ・リー・ブラウンの作品一覧

「デブラ・リー・ブラウン」の「金鉱の花嫁」「湖上の女神」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ハイランダーと清らな娘
    -
    1巻605円 (税込)
    記憶がなくても、この胸の痛みは初めてだとわかるの 13世紀初頭のスコットランド。氏族長のギルは、森で倒れている少女を助け領地につれ帰った。記憶を失い、レイチェルという名前しかわからない。そんな彼女をよそ者と罵る人間もいる中、気丈に振る舞うレイチェルに次第に心惹かれてゆくギル。一方、レイチェルはギルが過去の火事で右半身に火傷を負い、剣を持つのもままならないことを知る。自身が治療師だったことを思い出しはじめた彼女はギルの腕と心の傷を癒やしたいと願うが、一族の中では思わぬ悪意が渦巻き…。
  • 処女の泉
    3.5
    ■伝説の泉に身を横たえし乙女。果たして貴婦人か、娼婦か?■ギルクライストが“処女の泉”のほとりで助けた女は、彼に新たなわざわいの種をもたらした。下着姿で倒れていた彼女は記憶を失い、名前もレイチェルとしかわからない。ギルクライストはデヴィッドソン一族の長として一刻も早く花嫁を迎える必要あった。それなのに、素性も知れぬ彼女のことがどうしても忘れられなくなったのだ。漆黒の髪、透き通るような肌、薔薇色の頬――貴婦人のようだが、娼婦かもしれない女。レイチェルをわがものにすることは、確実に彼の地位を脅かす。しかも、右半身にひどい火傷を負った彼は、いまや剣を持つのもままならない。だが、何をするにしても遅すぎる。ギルクライストはまちがいなく恋に落ちていたのだから。■デブラ・リー・ブラウンが、風光明媚な中世スコットランドを舞台に描く美しくもせつない恋! 精神、肉体ともに傷ついた騎士と癒しの力を持つ治療師の物語です。
  • ハイランダーと清らな娘
    5.0
    領主の花嫁にふさわしからぬ、出自の知れない記憶喪失の娘。 さる一族の領主ギルクライストは、どしゃ降りのなか、ハイランドの泉で倒れていたはかなげな乙女を助けた。名や出自を尋ねても、彼女は思い出すのはおろか口もきけなかった。“処女の泉”と呼ばれるこの地には癒やしの力があるとされ、手負いの者や、純潔を取り戻したい訳ありの女が訪れると言われている。この天使を絵に描いたような娘が、まさか清純ではないと……?彼女の指輪から名はレイチェルとわかったものの、それ以外は不詳で、ギルクライストはとんだ厄介を背負い込んだものだと自戒した。一族の長として一刻も早く花嫁を迎えなくてはならない身で、どこの馬の骨とも知れぬ娘の純真無垢な姿から目が離せなくなるとは。■風光明媚なスコットランドを舞台に、せつなくて、もどかしい恋が描かれるハイランダー・ロマンスをお届けします。嵐のなか出会った美しき手負いの領主と記憶喪失の娘は心を通わせるようになりますが、やがて記憶が戻ったとき、ふたたび嵐のような壮絶な展開に!
  • 悲運の花嫁
    -
    目覚めたとき、ジョージ・グラントは見知らぬ土地にいた。スコットランド沖を航行していた船が難破し波間に放り出されたが、奇跡的に岸に打ちあげられたらしい。だが、ここは北方の孤島。本土に戻るには船が必要だ。途方に暮れる彼に取り引きを持ちかけたのは、島の娘リカだった。金髪で青い瞳の彼女は、バイキングらしく戦いの装束に身を包み、女だてらに剣を携えていた。リカは、自分と結婚すれば本土まで船で送ると言う。なにやらきな臭いけれど、ジョージは拒むことができなかった。氷のような彼女の魅力にとらわれ始めていたのだ。■ゴールデン・ハート賞に輝くデブラ・リー・ブラウンの作品をお届けします。本作の舞台は中世のスコットランドですが、それもそのはず彼女の夫はタフなスコットランド人なのです。ダイナミックな情景描写と冒険小説ばりのストーリー展開をお楽しみください。
  • 悲運の花嫁【あとがき付き】
    完結
    4.5
    全1巻550円 (税込)
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】13世紀ヨーロッパ北方の孤島。バイキング族長の娘ウルリカは弟を誘拐され途方に暮れていた。しかし、島に漂着したスコットランド貴族グラントを拾い、名案を思いつく。彼と偽装結婚すれば父から莫大な持参金を受け取り、身代金を払える! 島の男たちとは違い、優雅な彼と婚姻の宴を挙げ、柄にもなく胸が高鳴る。男まさりな自分が女として見られるはずないのに…。その時はまだ気がついていなかった。グラントとの出逢いが自分を愛と戦いの運命にほうりこむことを――。
  • 金鉱の花嫁
    4.0
    1849年、ひと財産築く夢を抱きアメリカ西部へ渡った父を追い、ケイトはアイルランドからはるばるこの金鉱の町へやってきた。ところがいざ着いてみると、当の父はすでに世を去っていた。おまけに、独身の移民女性の商いを禁じる法律を利用して、父の商売敵が、彼女に遺された店を奪おうとしている。借金までして、やっとのことでたどり着いたというのに……。そこへ、ケイトに耳打ちする者があった――結婚すればいい、と。とんでもないと思う理性に反し、彼女は胸を高鳴らせ歩き出した。商売敵とやり合ったとき加勢してくれた、あの人に求婚するため。
  • 湖上の女神
    3.0
    「わたしはひとりでやっていける。誰の助けも必要ないわ」そう言った瞬間、マイリの脳裏に水に濡れた筋骨逞しいコナルの姿がよみがえった。いいえ、だめ。男なんてみんなろくでなし。母を見殺しにした父が、そのいい証拠よ。たしかにマッキントッシュ氏族のコナルの力を借り、湖上貿易を成功させれば、わたしたちダンバー氏族は冬を越せる。でも隣人、サイモン氏族のジェフリーも協力を申し出てくれた。ただし、わたしと結婚するという条件で。男らしいけれど粗野なコナル。洗練されているジェフリー。わたしはどちらの力を借りたらいいのかしら?★窮地にある魅惑の女族長を救うべく現れた二人の男たち。彼らは味方なのか、本当は敵なのか?美しい大自然の中で紡がれる愛と戦いの物語を、どうぞご堪能ください。★
  • ハイランダーと清らな娘

    ネタバレ 購入済み

    記憶喪失の女性はお姫様

    行き倒れになっていた記憶喪失のヒロインを助けたヒーローは彼女に惹かれていきますが、領主としての立場から身元不明の女性とは結婚ができません。
    城の中での陰謀や裏切り。ハラハラドキドキの展開の中で二人は徐々に近づいていきます。

    ヒロインも他の話によく出てくるような、定番の勝ち気なじゃじゃ馬ではなく、芯の強い勇気を持ってはいますが優しい女性らしさのあるキャラクターで、とても好感が持てました。
    適度な頑固さもありますが素直にヒーローへの愛も打ち明け、彼の過去のトラウマや悲しみが癒せるよう大きく見守ります。

    個人的にはヒーローのキャラクターが領主としては思慮にかけてるのではと思った部分が

    #ドキドキハラハラ #胸キュン

    0
    2021年08月21日
  • 金鉱の花嫁

    ネタバレ 購入済み

    本当は強く惹かれあっているのに、いつも遠慮しながら契約結婚の条件を守ろうとする律儀で生真面目な二人。いいところでいつも二人はすれ違い、告白できないまま最後の最後まで、じっれったい。でも背景が西部開拓の危険と隣り合わせなのでハラハラが最後まで続き一気に読めました。

    0
    2022年09月17日
  • 悲運の花嫁【あとがき付き】

    購入済み

    男勝りのお姫様

    作家買い(さちみりほ先生)です。やはりヒロイン、ヒーローの描写がとても綺麗です。
    男のように戦わなくてはいけない、重荷を背負った実はとても美しいお姫様。はたして恋など生まれるのでしょうか。。。

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    2021年04月05日
  • 悲運の花嫁【あとがき付き】

    購入済み

    さちみりほ先生にハズレなし。さちみ先生のデフォルメキャラが、コマの端っこでわいわいしているのが大好きなのですが、この作品に笑いはほぼありません(笑)。名のあるキャラの人死にもあるし、勇敢で優しい芯のあるヒロインと、実は外見に反して男らしいヒーローが、少しずつ心を寄せていくさまを楽しみつつ、ヒロイン父(不器用な男ですな〜)など親世代の内面と過去がもっと知りたかったり。恋愛より物語重視ですが...ヒーローの「奥さん」の台詞にはトキメキましたよ、うふふ。まったく手を抜かない素晴らしい作画の美しさを目一杯楽しみました。

    0
    2018年09月23日
  • 処女の泉

    Posted by ブクログ

    大火傷を負い利き手で剣を握ることができなくなった一族の長・ヒーローと、処女の泉と呼ばれる場所で怪我をし倒れていたヒロイン。
    ヒロインは記憶喪失で自分がなんとなく治療師だったことしか思い出せない。
    その割に殴り合いの喧嘩をしたりと元気がいいヒロイン(笑)
    ヒーローは火傷を負ってから領主の仕事も他の人に任せたりとやる気がない。
    ヒロインに惹かれるも気持ちを認めるのが怖くて寸止めになって拒絶したり、暴言を吐いたり、どう見ても怪しい奴に騙されたりとダメダメヒーロー。それでも憎めないのはストーリー自体が面白かったからかな?
    ヒーローに振り回されるヒロインが気の毒だった。それでも土壇場で逃げずにヒーローに

    0
    2017年08月17日

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