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次に深手を負ったら、致死量か?終わりの来ない、恋がしたい。ちょっとズレてる真面目な上司×ヨロめきやすい傷心の寂しがりBL。相思相愛と信じて疑わなかった彼氏に突然フラれ、ショックで無気力ぎみな加納。ひとりで生きるのは無理。でも、つかの間の恋をするなんて、もっと怖い。なのに駅で助けてくれた高校生にはときめくし、職場の店長にもグラついてきてしまう始末…。ただ好きな人と、ずっと一緒にいたい。それだけのことが、どうしてこんなにも難しいのだろう?行き先の知れぬ列車と心に揺られながら、「生きる」と「恋する」をさまよう各駅停車のトリップ・ラブ。
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主人公のモノローグと塞いだ表情、あやふやになりがちな言動などが、人間の弱さや脆さを痛烈に描き出している。それが柔らかくじわじわと胸に染み入って来る。
不思議な穏やかさと熱を持った作品だと感じた。
読み始めは1年前の失恋にいつまでもウダウダとと思いましたが、違うこれはその事だけではない彼が繊細だから。しかもガラス級の。加納さんが愛おしく思えてきます。絵はまるでクロッキーみたいで軽妙、線に迷いがない感じ。おおそこに着地したか。素晴らしいストーリーテラー。お店の名前もジョヴァンニで洒落てる。
本当に素敵なストーリーです。何回も読み返したくなります。ほぼ毎日、寝る前に読んでホッとしています。ただただ2人がいつまでも一緒に生きて行くんだと思うだけで、胸がギュッとなります。とても、おすすめの一冊です。
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