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次に深手を負ったら、致死量か?終わりの来ない、恋がしたい。ちょっとズレてる真面目な上司×ヨロめきやすい傷心の寂しがりBL。相思相愛と信じて疑わなかった彼氏に突然フラれ、ショックで無気力ぎみな加納。ひとりで生きるのは無理。でも、つかの間の恋をするなんて、もっと怖い。なのに駅で助けてくれた高校生にはときめくし、職場の店長にもグラついてきてしまう始末…。ただ好きな人と、ずっと一緒にいたい。それだけのことが、どうしてこんなにも難しいのだろう?行き先の知れぬ列車と心に揺られながら、「生きる」と「恋する」をさまよう各駅停車のトリップ・ラブ。
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その風のような恋
情熱的で運命的な恋を待っている、といいつつ、まあ普通に幸せになれたらなぁ…と思いながら生きる人は少なくないのでは。
主人公もきっとそう。
取り留めもない日々。朝起きて、仕事に向かい、帰宅してご飯を食べて眠る。休日は家でごろごろ。そんな変わらない毎日。
そよ風みたいに、優しい恋が訪れ
引きずる痛みは経験したから
主人公のモノローグと塞いだ表情、あやふやになりがちな言動などが、人間の弱さや脆さを痛烈に描き出している。それが柔らかくじわじわと胸に染み入って来る。
不思議な穏やかさと熱を持った作品だと感じた。
良かった
ある日出会った少年存在が、主人公の揺れる心が底なし沼へ落ちないよう導くようで良かった。 新しい恋はやっぱり揺れる心の所為で勝手に悪い結末想像したり・・
表題の通りファンタジックな読後感でした。
ストーリー脇のコマがノートのイタズラ書きみたいに小さいくせにやたらイロイロ伝わってくるものがあってちょっと
大失恋して恋人に言われたことを思い出す鬱蒼とした毎日。店長にときめきもするけどなかなか一方が出ず。そこで出会った高校生。ときめいてしまう自分に凹んでるし。ゲイとしての生きにくさとかほんと考えさせられる。最後は穏やかな気持ちにさせられた作品でした。
今頃ですが出合わせて頂きました
読み始めは1年前の失恋にいつまでもウダウダとと思いましたが、違うこれはその事だけではない彼が繊細だから。しかもガラス級の。加納さんが愛おしく思えてきます。絵はまるでクロッキーみたいで軽妙、線に迷いがない感じ。おおそこに着地したか。素晴らしいストーリーテラー。お店の名前もジョヴァンニで洒落てる。
作家買いです。
初めてこの作家さんの作品を読んだのは、もう10年以上前ですが、
絵柄も雰囲気も、変わらず…何とも言えない空気感があると思います。
好みが分かれるかも知れませんが、私は好きです。
凄く変わった設定や人物が出てくるわけじゃないんですが、
ありそうな出来事を、素敵に汲み上げて描いているような…
言葉づか
大好きな一冊です。
本当に素敵なストーリーです。何回も読み返したくなります。ほぼ毎日、寝る前に読んでホッとしています。ただただ2人がいつまでも一緒に生きて行くんだと思うだけで、胸がギュッとなります。とても、おすすめの一冊です。
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