あらすじ
日本大相撲協会VS地下闘技場戦士、大将戦!! 近代相撲の最高傑作・横綱 零鵬vs角力の始祖・二代目 野見宿禰が異なる流儀をぶつけ合う!! 最終戦、開幕ッッ!!
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Posted by ブクログ
大将対決は呆気ない結末でした。宿禰は、バキみたいに空気読んだり、手加減したりできないからつまらない。いよいよオーガが本格参戦してきました。やっぱこうこなくては、…。
大相撲編決着!
ついにラストマッチ、宿禰VS横綱戦が始まります。決着は圧倒的な腕力で・・・
そして後半からはいきなりオーガ登場の流れに。同時にオーガの内面考察もなされます。
次巻はいきなり宿禰VS勇次郎の決闘となるのか?
Posted by ブクログ
板垣恵介『バキ道 11』秋田書店。
刃牙シリーズも連載30周年。ゴルゴ13年同様に歳を取らない主人公と登場人物。漫画ならではのあるある。
仮想空間での格闘技最強戦士は30年もの時間を経てもなかなか決まらぬようだ。
日本大相撲協会と地下闘技場戦士の6対6マッチ。範馬刃牙が小結・炎を破り、横綱・零鵬と二代目・野見宿禰の大将戦に突入。近代相撲と古代相撲の戦いの決着は……
横綱に諸差しを許す野見宿禰だったが、それを物ともせず……
盛り上がりに欠けたまま物語は新たな局面に。
本体価格454円
★★★★
Posted by ブクログ
力士vs地下闘技場もついに最終決戦。横綱の登場。その前に、横綱・零鵬がいかにすごいかという逸話を紹介。鞍馬彦一と同様のエピソードでした。このエピソードは、とんでもないことなのだけど、その後の活躍で霞んでしまうんだよなぁ。
零鵬の相手が二代目・野見宿禰なので、勝負ありといったところでしょう。
決戦後の二代目・宿禰から飛び出したのは「オーガ」という言葉。
次なる相手は、オーガか。確かに「野見宿禰」よりも、「オーガ」の方が伝説として流布している存在ではある。「オーガ」と「野見宿禰」のぶつかり合い。さあ、どうなる?武蔵とオーガの立ち合いが、本部の乱入でノーコンテストになってしまったので、ここは決着を見たいところです。
その前に「オーガ」の異常性を示す逸話の紹介。
男性ホルモンが異常に強い、らしいですよ勇次郎。お医者さん曰く「我以外 皆異性也」。これまでに格闘と性は共通している、という説を散りばめてきた刃牙シリーズ。夢枕獏と板垣恵介の作品に見られる説でもあります。
そのシンプルなところに行き着いてしまったかな、という感想。それ、言い出しちゃうかぁ、というね。ヒナリーに突きつけた言葉以上に雄弁な屹立は、勇次郎が勇次郎であること、オーガであることの証明だったのか。
そのオーガに二代目・宿禰は、どう写っているのか。オーガの獣欲の基準は、強さだと思っているので、その点では申し分ないとは思うのだけど。女性という以前に朱沢江珠もジェーンも、強さを持っていたことが選ばれた理由だと思います。
しかし、紅葉がオーガの強さの伝道師みたいになってきたな。医者という観点から語ることができるから便利使いなんだろうな。
なんだかな
ネタバレ。
大相撲を持ち上げるだけ持ち上げて、結局刃牙たちの圧勝。
何のためにやったのか。
何がしたかったのか。
最終的には相撲を冒涜しただけだった。
単純な格闘シーンの画力はすごいと思うが、ストーリー展開がつまらなくなってきていると感じる。