あらすじ
勇次郎と対面し、仕切り直しを選択した蹴速。徳川がそんな蹴速の相手に選んだのは、武神・愚地独歩だった!! 古代相撲「蹴速流」と近いとされる空手を相手に、真正面からぶつかり合うッッ!! 巻末には猪狩完至のその後を描いた、特別読み切りも収録。
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空手VS古代相撲
蹴速VS独歩、予想外のスピード決着に。前の巻から蹴速さん小物感あったけど、まさかこうなるとは!
でも話の盛り上げ方は流石に上手いし、一気に読ませる。
15巻にはアントニオ猪木追悼企画で、猪狩の活躍する読み切り付き。
内容的には明るいオチのものです。
Posted by ブクログ
蹴速のいう仕切り直しとは、というのが目下のところの「バキ道」で気になっている部分。リマッチありき、というのは14巻でも書いたけどアライJr.でやってますので、今度はどういう解釈になるのだろうか。
ふと思ったのは、当麻蹴速というのは、個人一人のことを指すのではなくて、延々と綿々と続いてきた流派のようなものを言うのではないか、と。今まで敗北なし、というのは長い年月の中で、リマッチを繰り返してきたが故の敗北なしなのではないか、ということです。こういってはなんですが、とにかく勝つまでリセマラリセマラ。
今戦っている当麻蹴速で勝てればよし。彼で勝てなければ、次の当麻蹴速が登場するという形か。野見宿禰が強さの純度を求めたゆえに、初代から二代目までの感覚が1000年以上かかってしまいましたが、当麻蹴速は、純度よりも彼らの中での普遍的な強さを求めたのではないだろうか、という妄想で予想。
UR1枚よりも100枚のSSRというところです。なので、当代の蹴速は一人でなくて、多くいるのではないだろうか。唯一無二を追求し研ぎ澄ますのでなく、唯一無二の大量生産を目指したというところか。粗製濫造にならない拡大再生産。
海王の二の舞にならないといいのだけど。
「幕を引くのはあんたじゃねえ」というのは、あの蹴速個人の言葉ではなくて、蹴速流全体としての言葉だったり、してね。
特別寄稿の追悼アントニオ猪木。
柔和な終わり方をした馬場とは違って、死んでもなお暴れまくる猪木。常に、自分たちに見たことないものを見せ続けてきた猪木の生き様なのでしょう。
何をするかわからない、観客も運営も自分さえも予定調和になってしまうことを拒否してきた猪木、という思想が垣間見える寄稿でした。
馬場には、お疲れ様でした。
猪木には、まだまだやれんだろ。
なのかなぁ。元気があればなんでもできる!だものなぁ。
猪木でなく猪狩。馬場ではなくて斗羽だけど、それは便宜上ということで、同一視してもいいのではないかな、バキ世界では。
Posted by ブクログ
板垣恵介『バキ道 15』秋田書店。
相撲編と言う割りには、古代相撲も現代相撲も弱過ぎて面白くない。ストーリーも遅々として進まず、引っ張りに引っ張って、突然の打ち切りとなるのでは。
範馬勇次郎の前から逃亡しておきながら、仕切り直しと嘘吹く古代相撲『蹴速流』の当麻蹴速。強いぞ、強いぞと散々煽っておきながら、愚地独歩に一撃必殺であっさり粉砕される情けなさ。
巻末に特別読み切りの猪狩完至のその後も収録。
本体価格510円
★★★
なんなんこれ?
蹴速編、何だったんですかね?
ポッと出て来て、サッと負けて退場(正式には次巻で退場)。
宿禰の扱いが悪くなって来たところで、蹴速出して見せ場もなく退場は意味が分からない。何がしたかったの?
相撲編は迷走が止まらないね。
星は猪木追悼漫画の分てことで。